JP3195830U - 泥除けを備える車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で簡単に装着ができると共に、泥を除ける機能と肘掛けとしての機能とを合理的に発揮できる泥除けを備える車椅子を提供する。【解決手段】肘掛け部材31を有する車椅子に設けられる泥除け20が、車椅子10の水平で前後方向に延びる肘掛け30を構成する長尺状の肘掛け部材31と、車椅子10のフレーム本体11の一部を構成して肘掛け部材31を受ける部分である肘掛け受けフレーム部12との間に挟まれて固定され、水平左右方向の外側へ張り出した張り出し部21が片持ち状態で車椅子10の主輪タイヤ15の上方を覆うように設けられている。【選択図】図1

Description

この考案は、主輪タイヤの上方を覆う泥除けを備える車椅子に関する。
車椅子の泥除けとしては、一般的には、自転車などの泥除けの形態と同様に、タイヤの形状に沿って円弧状に形成されたものを容易に想定することができる。
例えば、従来の泥除けを備える車椅子としては、前方にフットレストが突設され、後部に操舵アームを備え、側面には駆動用車輪(主輪)と補助車輪とが設けられたサイドフレムに、肘当てとガード板及び泥除けとが一体に形成されたアッパーフレームを組み付けて成る左右一対の基枠同士をX状リンクで連結し、前記駆動用車輪の上方は、泥除けによる覆われる(特許文献1参照)ものが開示されている。
また、従来の車椅子の他の泥除けとしては、ガード板は一部突出部を有する長方形状で、突出した円弧状の泥除けと、ガード板の周辺に沿った突条部を備えた形状になっていて、それらを合成樹脂により一体形成し、そしてガード板の座席面側である内側に、泥除けに沿って凹状のくぼみ部を設けて泥除け内部を空洞とし、くぼみ部の断面形状は、泥除けの断面と相似形で、先端を細部とした略三角形状に形成してあり、又、泥除けの上面は、外側先端に向けて下り傾斜をなすよう形成し、端部は滑らかな曲面で形成した(特許文献2参照)ものが開示されている。
特開平9−285500号公報(第1頁) 特開2002−85464号公報(第1頁)
泥除けを備える車椅子に関して解決しようとする問題点は、従来の車椅子の泥除けでは、形状が複雑になり易く、既存の車椅子には装着しにくいと共に、使用者を支持する肘掛けとしての機能を合理的に兼用させることができないことにある。
そこで本考案の目的は、簡易な構成で、簡単に装着ができると共に、泥を除ける機能と肘掛けとしての機能とを合理的に発揮できる泥除けを備える車椅子を提供することにある。
本考案は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本考案にかかる泥除けを備える車椅子の一形態によれば、肘掛けを有する車椅子に設けられる泥除けが、該車椅子の水平で前後方向に延びる肘掛けを構成する長尺状の肘掛け部材と、前記車椅子のフレーム本体の一部を構成して前記肘掛け部材を受ける部分である肘掛け受けフレーム部との間に挟まれて固定され、水平左右方向の外側へ張り出した張り出し部が片持ち状態で前記車椅子の主輪タイヤの上方を覆うように設けられている。
本考案にかかる泥除けを備える車椅子の一形態によれば、前記泥除けの前記張り出し部の張り出した先の先端部が下側へ傾斜した面になっていることを特徴とすることができる。
本考案にかかる泥除けを備える車椅子の一形態によれば、前記肘掛け部材の下面に固定されて下方へ延設されたボルトが、前記泥除け及び前記肘掛け受けフレーム部に設けられたボルト孔を貫通してナットによって締結されることによって、前記泥除けが固定されていることを特徴とすることができる。
本考案にかかる泥除けを備える車椅子の一形態によれば、前記泥除けが、前記車椅子の背もたれよりも後方へ延設されていることを特徴とすることができる。
本考案にかかる泥除けを備える車椅子の一形態によれば、前記泥除けが、弾性のある材料によって構成され、下方へ湾曲するように撓んだ際には前記車椅子の主輪タイヤに接触されて支持されることを特徴とすることができる。
本考案に係る泥除けを備える車椅子によれば、簡易な構成で、簡単に装着ができると共に、泥を除ける機能と肘掛けとしての機能とを合理的に発揮できるという特別有利な効果を奏する。
本考案に係る泥除けを備える車椅子の形態例を示す斜視図である。 図1の形態例の泥除けの単体を示す斜視図である。 図1の形態例の泥除けの装着固定方法を示す組立図(側面図)である。
以下、本考案に係る泥除けを備える車椅子の形態例を、添付図面(図1〜3)に基づいて詳細に説明する。
本考案に係る泥除け20を備える車椅子10では、図1に示すように、肘掛け部材31を有する車椅子10に設けられる泥除け20が、車椅子10の水平で前後方向に延びる肘掛け30を構成する長尺状の肘掛け部材31と、車椅子10のフレーム本体11の一部を構成して肘掛け部材31を受ける部分である肘掛け受けフレーム部12との間に挟まれて固定され、水平左右方向の外側へ張り出した張り出し部21が片持ち状態で車椅子10の主輪タイヤ15の上方を覆うように設けられている。なお、この泥除け20は、左右の肘掛け30の両方に設置することが原則であるが、片側だけでもよい。
これによれば、泥除け20を、車椅子本体のパイプ(フレーム本体11の肘掛け受けフレーム部12)と、肘掛け部材31との間に挟んだ状態で固定するもので、泥除けの機能が十分に得られると共に、簡易な構成で、且つ簡単に装着し易い利点がある。そして、泥を除ける機能だけでなく、肘掛けとしての機能を合理的に発揮できる。すなわち、この泥除け20によれば、肘掛け30全体が、通常の肘掛け部材31による部分に加えて、左右方向の外側に向かって好適に拡張された形態になるため、体が不自由な使用者などがもたれかかって、腕を主体とする上半身がはみ出すような状態になっても、その使用者を好適に支えることができる。また、そのように使用者がもたれかかることで、その使用者の衣服の袖などが、主軸タイヤ15に接して汚れることを、適切に防止することができる。
また、従来の泥除けは、車輪(主輪タイヤ15)に沿った湾曲した形態になっているが、本考案の泥除け20では、肘掛け部材31から全体的には水平に外側へ張り出した形態になっている。このため、本考案の泥除け20の前部は、主輪タイヤ15との間隔が前方に向かって徐々に大きくなり、使用者の衣服の袖などが、主輪タイヤ15に触れないように適切にガードできると共に、主輪タイヤ15との間に巻き込まれにくい形状になっている。また、もしも袖などが巻き込まれたとしても、外れやすい形状になっている。これによって、使用者を守ることでき、安全性を向上できる。
さらに、車椅子10の場合、走行速度が遅いため、大きく泥がはねることは考えにくく、自転車のような泥除け形状(主輪タイヤ15の形状に沿った湾曲形状)である必要はない。むしろ、本考案の泥除けのような形状(水平に平板状に張り出した形態)の方が、シンプルで、腕や身体を適切且つ合理的に支持できる。すなわち、本考案の泥除けによれば、使用者がよりかかる部位を好適に拡張でき、その使用者を安全且つ適切に支持できる。
また、本形態例の泥除け20は、図1に示すように、全体としては略平坦な平板形状に設けられているが、泥除け20の張り出し部21の張り出した先の先端部21aが下側へ傾斜した面になっている。これによれば、泥除け20の剛性を高めて強度を向上でき、他の物と接触した際に力を逃がすことができるなどの機能性を向上できると共に、デザイン性を向上できる。
また、本形態例では図3に示すように、肘掛け部材31の下面に固定されて下方へ延設されたボルト31aが、泥除け20及び肘掛け受けフレーム部12に設けられたボルト孔20a、12aを貫通してナット40によって締結されることによって、泥除け20が固定されている。これによれば、簡単な構成で、確実且つ簡単に、泥除け20を車椅子10の本体に装着できる。
また、本形態例では図1に示すように、泥除け20が、車椅子10の背もたれ13よりも後方へ延設されている。これによれば、泥除け20の効果を好適に拡大でき、使用者がよりかかることのできる部分が増大するため、使用者を好適に支持でき、安全性を向上できる。
泥除け20が、弾性のある材料によって構成され、下方へ湾曲するように撓んだ際には車椅子10の主輪タイヤ15に接触されて支持される。これによれば、使用者がよりかかった際に、その体重(荷重)を適切に受けて支持することができる。また、使用者が傾くように大きくもたれかかって車椅子ごと転倒することなどを未然に防止できるなど、安全性を向上できる。
なお、これに限らず、泥除け20を、剛性が高い形態にして、その泥除け20自体で使用者を支持するようにしてもよいのは勿論である。
以上、本考案につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本考案はこの形態例に限定されるものではなく、考案の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
10 車椅子
11 フレーム本体
12 肘掛け受けフレーム部
12a ボルト孔
13 背もたれ
15 主輪タイヤ
20 泥除け
20a ボルト孔
21 張り出し部
21a 先端部
30 肘掛け
31 肘掛け部材
31a ボルト

Claims (5)

  1. 肘掛けを有する車椅子に設けられる泥除けが、該車椅子の水平で前後方向に延びる肘掛けを構成する長尺状の肘掛け部材と、前記車椅子のフレーム本体の一部を構成して前記肘掛け部材を受ける部分である肘掛け受けフレーム部との間に挟まれて固定され、水平左右方向の外側へ張り出した張り出し部が片持ち状態で前記車椅子の主輪タイヤの上方を覆うように設けられていることを特徴とする泥除けを備える車椅子。
  2. 前記泥除けの前記張り出し部の張り出した先の先端部が下側へ傾斜した面になっていることを特徴とする請求項1記載の泥除けを備える車椅子。
  3. 前記肘掛け部材の下面に固定されて下方へ延設されたボルトが、前記泥除け及び前記肘掛け受けフレーム部に設けられたボルト孔を貫通してナットによって締結されることによって、前記泥除けが固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の泥除けを備える車椅子。
  4. 前記泥除けが、前記車椅子の背もたれよりも後方へ延設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の泥除けを備える車椅子。
  5. 前記泥除けが、弾性のある材料によって構成され、下方へ湾曲するように撓んだ際には前記車椅子の主輪タイヤに接触されて支持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の泥除けを備える車椅子。
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