JP3195577U - 鑑賞植物育成具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 室内等の狭いスペースにおいて、植物を栽培する楽しみに別の面白さを得ることができる新規な小型の鑑賞植物育成具を提供する。【解決手段】 室内に設置可能の小型の鑑賞植物育成具1であって、植物の根を収容する植物根収容部4と、蓄水部5と、植物根収容部4と蓄水部5の間に植物根収容部4に対して蓄水部5の水分を供給するために設けられた連通孔部6とを備えている。蓄水部5はメダカなどの鑑賞用の水中生物7を飼うことができる容積と形状を備えている。この構成であれば、植物鑑賞とともに、蓄水部5内の水中生物7を見ることができる癒し効果を得ることができる。【選択図】 図1

Description

本考案は、少なくとも鑑賞用の植物を育成することができる植物育成具に関する。
従来、観賞植物を生育する場合に、水を与えることを忘れて植物を枯らすという課題があった。
この課題を解決するために下記特許文献1には、高所設置の貯水器から、滴下管により、滴下させた水を低所設置の給水容器内の一定水位に維持し、その給水容器内に設けた落差発生機構により、自然的に放水させ、鉢に植えた草花に一定期間水を与えることのできる自然作動鉢植用給水具が提案されている。
実開平06−41454
しかしながら、上記従来技術では下記の課題があった。
(1)自然作動鉢植用給水具を別途、購入する必要があり、鉢植えに植物に水をやる作業に余分な出費がかかることになる。
(2)バケツ等の貯水器を用意することが必要であり、机の上などの部屋内のちょっとした空間において観賞植物を育てることには向いていない構成になっている。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は上記課題を解決できる鑑賞植物育成具を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)室内等で栽培する観賞植物の水分補給を分かりやすい形態で鑑賞者に知らせることができ、鑑賞植物を枯らすことなく、良好に栽培できる小型の鑑賞植物育成具を提供する。
(b)室内等の狭いスペースにおいて、植物を栽培する楽しみのみならず、他の楽しみや、面白さを得ることができる新規な小型の鑑賞植物育成具を提供する。
なお、上記に記載した以外の考案の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本考案は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。なお、下記各考案において、各符号は後述する実施形態との対応関係を分かりやすくするために一例として示したものであり、本考案の各構成要素は、実施形態に記載した符号に係る構成に限定されないことは言うまでもない。
本考案に係る鑑賞植物育成具は、室内に設置可能の小型の鑑賞植物育成具1であって、植物の根を収容する植物根収容部4と、蓄水部5と、前記植物根収容部4と前記蓄水部5の間に前記植物根収容部4に対して前記蓄水部5の水分を供給するために設けられた連通孔部6と、を備えたことを特徴とする。
本考案であれば、植物を楽しむ人にとって、蓄水部に水がなくなることを注意すれば、連通孔部から植物根収容部に水分が自然に供給されるので、水の供給を忘れ、植物を枯らすことを抑制することができる。
本考案において、前記連通孔部6の前記蓄水部5側の入口が前記蓄水部5の底部域に設けられていることを特徴とする。
この構成であれば、蓄水部の水が蒸発して少なくなっても安定して蓄水部の水を植物根収容部に供給することができる可能性を高めることができる。
本考案において、前記植物根収容部4の最上面4aの位置L1は前記蓄水部5の最上面5aの位置L2に対して上方位置にあるように構成され、前記蓄水部5の最底面5bの位置L3は前記植物根収容部4の最底面4bの位置L4よりも下方に位置するように構成されていることを特徴とする。
この構成であれば、水分が多くても生育できる植物のみならず、土壌中に過剰な水分があると根腐れを起こす植物でも、蓄水部から供給される水分を上記4つの位置(L1〜L4)を適宜、調整することで水分が多い場合に生育が難しい植物であっても育成しやすくなる。
本考案において、前記蓄水部5は、メダカ、グッピーなどの小魚、小型のエビ、水中昆虫などの鑑賞用の水中生物7を飼うことができる容積と形状を備えたことを特徴とする。
この構成であれば、植物根収容部で生育する植物のみならず、蓄水部内で水中生物を飼うことができ、植物を眺めることによる楽しみのみならず、水中生物を見ることができる癒し効果を得ることができる。
また、室内や机上において、植物を育成する鉢と別にメダカなどの小魚を飼う水槽を別々に設ける構成に比べて単一の部材で両方を実現できるので、省スペースであり、本考案に係る鑑賞植物育成具の面白さを向上させることができる。
本考案において、鑑賞用の水中生物7を飼うことができる少なくとも前記蓄水部5の部分を透光性のある材料で構成したことを特徴とする。
この構成であれば、上方のみならず、蓄水部内で動く水中生物を透明部材を介して、側面等の色々な方向から見ることができ、面白みを向上させることができる。
本考案において、前記植物根収容部4に育成される植物の必要水分量に対応して、供給水分量を調整する水分供給量調整部材10を前記連通孔部6に設けたことを特徴とする。
この構成であれば、水分供給量調整部材が、植物の必要水分量に対応して供給水分量を調整することができるので、本鑑賞植物育成具において育成できる植物の種類を多くすることができる。
本考案において、前記植物根収容部4は、水中生物7に対して影響が少ない土壌材料8などを用いた水耕栽培を採用したことを特徴とする。
上記水耕栽培は、別名、ハイドロカルチャーとも呼ばれ、土を使わず、発泡煉石12などの土壌材料8に、鉢底等に水を溜めて行う礫耕栽培の一種である。発泡煉石とは粘土を粒状にして約1200℃という高温で焼成発泡させたものなどで製造される。
この水耕栽培では、多孔質で水と空気をバランスよく保持し、植物の根は発泡煉石の間を伸び、この水分と空気を吸収して育つことができるものである。
この構成であれば、植物に水分を供給できる連通孔部を有する蓄水部を設けたとしても、植物根収容部に収容される土壌材料から、連通孔部を介して水中生物に対して好ましくない成分を供給してしまうことを抑制でき、水中生物の生存期間を長くすることができる。
以上説明したように、本考案であれば、室内等で栽培する観賞植物の水分補給を分かりやすい形態で鑑賞者に知らせることができ、鑑賞植物を枯らすことなく、良好に栽培できる小型の鑑賞植物育成具を提供できる。また、室内等の狭いスペースにおいて、植物を栽培する楽しみのみならず、他の楽しみや、面白さを得ることができる新規な小型の鑑賞植物育成具を提供できる。
本考案の第1実施形態に係る鑑賞植物育成具の斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る鑑賞植物育成具の斜視図である。 本考案において、第3実施形態に係る構成を説明するための図であり、植物根収容部に対する蓄水部からの水分供給を調整するための工夫を説明するための図である。 本考案の第4実施形態に係る鑑賞植物育成具の斜視図である。 本考案の第5実施形態に係る鑑賞植物育成具の斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態に係る鑑賞植物育成具1は陶器製で構成された略置物形に形成されている。
鑑賞植物育成具1は、机などに置く平面形の底面2と、上面3と、上側が広く下側が狭い略鉢形に構成された側面11とを備えている。上面3や側面11は鑑賞者が見て面白く感じる形態、例えば、装飾面を施することや、鑑賞植物育成具1全体を何かの形(例えば、動物の形)などに形成することもできる。
鑑賞植物育成具1には、上面3に臨んで、観賞植物9の根を収容する植物根収容部4と、少なくとも植物根収容部4に水を供給する蓄水部5とが、鑑賞植物育成具1に対して水平方向に並んで鑑賞植物育成具1の基体に一体的に構成されている。
また、少なくとも蓄水部5内の水分が植物根収容部4に達するように連通孔部6が蓄水部5と植物根収容部4の間を掛け渡すようにトンネルのように形成されている。
連通孔部6の設けられる上下方向の位置は、蓄水部5内の水分が蒸発などによって、少なくなった場合でも植物根収容部4に水分を供給できるように蓄水部5の底部面に臨んで設けること、又は底部域に設けることが好ましい。
なお、「底部面に臨んで設ける」構成は「底部域に設ける」構成に含まれる概念である。
本実施形態の構成では、蓄水部5は陶器製の鑑賞植物育成具1に上下方向に凹部を設けた構成であり、その蓄水部5にはメダカ、グッピーなどの小魚の鑑賞用の水中生物7を鑑賞上、十分な期間において飼うことができる容積と形状を備えたものとしてある。
「十分な期間において飼うことができる容積」とは鑑賞用の水中生物7を水中酸素濃度等の観点から生存できる大きさがあるということであり、「十分な期間において飼うことができる形状」とは魚を飼うのに細い洞穴のような魚にストレスを与える形状でなく、十分な期間、生存する可能性が高い形状に構成するこということである。
飼育される水中生物7としては、見て楽しく、酸素供給装置などが必要のないメダカ、グッピーなどの小魚や、小型のエビ、各種水中昆虫などが採用できる。
一方、植物根収容部4は鑑賞植物育成具1の上面3から上下方向に凹部を設けた構成であり、観賞植物9の根部分を収容して、採用する鑑賞植物を安定して栽培できるように植物の生育において必要な大きさ、形状に構成される。植物根収容部4には植物根の育成に適した土壌材料8が収容されるが、本鑑賞植物育成具1においては、連通孔部6によって土壌材料8と蓄水部5が連通されるので、土壌材料8の成分が蓄水部5へと拡散する場合の影響を考慮する必要がある。
この影響に関して考慮すべき点は、大別して3つある。
(1)蓄水部5において水中生物7を飼育することを全く考えない場合は、蓄水部5の水が植物根収容部4内の土壌材料8の成分によって汚染されてもなんら問題がなく、観賞植物9の鑑賞者は、植物への水分供給を忘れることがないという利点のみを享受できる。
(2)蓄水部5が水中生物7を飼育する場合は、その水中生物7が土壌材料8の成分によって不都合を受けるか否かが問題になる。飼育する水中生物7が土壌材料8の成分を全く問題にならず、生存ができるものであれば、その観賞植物9に適した土壌材料8を採用できる。
(3)蓄水部5が水中生物7を飼育する場合にその水中生物7が土壌材料8の成分によって不都合を受ける場合が明らかな場合は、水中生物7と観賞植物9を生育する土壌材料8との組み合わせを考慮する必要がある。例えば、水中生物7に最も影響を与えない土壌材料8として、前記した発泡煉石12などを利用した水耕栽培のような各種土壌含有成分の流出がない、又はほとんど無視できる程度の土壌材料8を採用することが考えられる。但し、この場合は、水耕栽培によって生育できる鑑賞植物の組み合わせを考慮することが必要になる。
一般に、鑑賞植物9は、水分の供給が多くても根腐れしない植物の種類を選択することが好ましい。そのような植物の一例としては、水だけを供給することで十分な生育を行うことができる「球根を有した植物」や水分の供給が多い条件でも良好に生育できる「パキラ」等の植物が例示できる。
また、水中生物7を飼う構成では、水中生物7が排泄する有機物を前記植物根収容部4内の土壌材料8に供給できる利点がある。
「水中生物7に起因する有機物を植物根収容部内の土壌材料8に供給できる孔」として最も簡単な構成は、単純に連通する通路(孔)を設ける構成である。蓄水部5から供給される水分には自然に水中生物7から得られる有機物が含まれているからである。
この構成であれば、水中生物7の排泄物は植物に必要なリンなどの有機物を含んでいるので、植物にとって有益な有機物を植物に供給できて植物の成長に寄与するという利点がある。
[第2実施形態]
第2実施形態は、図2に示すように、本考案の鑑賞植物育成具1において、植物根収容部4と蓄水部5の上下方向(垂直方向)位置において、水分過剰による根腐れを抑制するために植物根収容部4の位置を蓄水部5の位置よりも上方位置に設定したことを特徴とする。
本実施形態構成では、植物根収容部4の最上面4aの位置L1は、蓄水部5の最上面5aの位置L2に対して上方位置にあるように構成されている。L1とL2の距離dを、採用する植物によって適宜変えることで、その鑑賞植物の根腐れを抑制することができる。
また、蓄水部5の最底面5bの位置L3は植物根収容部4の最底面4bの位置L4よりも下方に位置するように構成されているので、それぞれの底部域を繋ぐ連通孔部6の傾きは水平線13に対して上方側に傾く角度θを為すことになる。
最も極端な構成では、植物根収容部4の最底面4bの位置であるL4の位置が、蓄水部5の最上面5aの位置L2と同じ又は高い場合は、直接的に土壌材料8に水分が供給されることはなく、蓄水部5の水分の蒸発成分が主に植物根収容部4に供給されるだけになるので、水分過剰によって根腐れを起こしやすい植物には採用を検討する価値のある構成となる。
この場合の連通孔部6の断面積は、水の蒸発量を増加させるために、植物根収容部4の最底面4bの全面積の1/5〜1/2程度に太めに設定することもできる。
上記位置L1〜L4を適宜、設定することで、鑑賞植物の根に対する供給水分量を予め制御することができる。
また、第2実施形態の別の特徴点として、鑑賞植物育成具1において、少なくとも蓄水部5がある領域の構成材料をガラス、透光性合成樹脂などの透光性のある材料で構成した点がある。透光性のある材料としては、好ましくは透明の部材が好ましい。透明の部材としては、例えば、ガラスやMS樹脂・MBS樹脂・透明ABS樹脂・SBC樹脂などの透明樹脂が例示できる。
この構成であれば、蓄水部5がある領域を動き回る水中生物7を見やすい側面等から観察することができ、観賞植物9と合わせて面白みを増すことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態は、図3に示すように、蓄水部5から植物根収容部4に供給される水分量を採用される観賞植物9の適切な水分量に調整できるように水分供給量調整部材10を連通孔部6に設けた点を特徴としている。
そのような水分供給量調整部材10としては、想定する所定期間内において、水分の浸透、拡散程度(拡散水量)を調整する浸透膜や、水分の拡散度合いが制限される機能性布材や、水形態での通過は抑制し、水蒸気のみを通過する機能性布又は繊維材や、水分浸透抑制材料が例示できる
このような水分供給量調整部材10を連通孔部6に設ける形態としては、図3に示すように、連通孔部6の内部に設ける形態と、図示はしないが、連通孔部6の入口又は出口に水分供給量調整部材10を貼付ける、塞ぐ等の手段によって構成することもできる。
また、本実施形態に示された水分供給量調整部材10と、前記第2実施形態に示された「前記L1〜L4の位置を適宜、設定することで、鑑賞植物の根に対する供給水分量を予め制御する」技術思想と組み合わせることで、植物根収容部4に対して、より最適な水分供給を行える可能性を高めることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態は、植物根収容部4と蓄水部5の配置に関する工夫を施した実施形態である。
図4に一例として示すように、一体物である鑑賞植物育成具1に形成された少なくとも一つの蓄水部5に対して、複数の植物根収容部4−1,4−2,…,4−nが水平方向に位置する形態が例示できる。この場合、一の蓄水部5に対して複数の植物根収容部4−1,4−2,…,4−nが取り囲むように配置され、それぞれの植物根収容部5は蓄水部5への連通孔部6−1,6−2,…,6−nを備えることになる。
図4では、一つの蓄水部5に対して、2個の植物根収容部4−1,4−2が蓄水部5を中心として互いが対向するように180度で位置する構成が例示してある。
また、3個の植物根収容部4−1,4−2,4−3が蓄水部5の周囲に配設された場合は、120度間隔で正三角形状に蓄水部5を取り囲む構成が採用できることが予想できる。
前記したように複数の植物根収容部4に植えられる鑑賞植物9は、鑑賞者の面白みを向上させるように、できるだけ多くの種類の植物を育成することが好ましい。
[第5実施形態]
第5実施形態は、植物根収容部4と蓄水部5の配置に関する別の工夫を施した他の実施形態である。
この実施形態では、図5に一例として示すように、大きな一つの蓄水部5に対して少なくとも一つの植物根収容部4がその蓄水部5のほぼ中央域において浮島(島形)のように配置された構成を採用することを特徴とする。
この構成において、蓄水部5内に水中生物7を飼育した場合には、島形の蓄水部5の回りを動き回ることになり、見た上での面白みを増すことができる。透明な材料を採用した場合は、その視覚的効果は高まる。
なお、図面に示す図5の構成においては、2種類の鑑賞植物9−1,9−2に対応した植物根収容部4−1,4−2を蓄水部5の中央部に設け、それぞれの鑑賞植物9−1,9−2に適した水分量を供給する連通孔部6−1,6−2を設けた構成が示されている。
この構成においても、必要に応じて、第2実施形態に示したn種類の鑑賞植物に対応した高さ位置の異なるn種類の植物根収容部4−1,4−2,…,4−nを設けることや、それぞれの鑑賞植物9−1,9−2,…,9−nに対応した連通孔部6−1,6−2,…,6−nに各植物に対応した水分供給量調整部材10−1,10−2,…,10−nを設けることも当然にできる。
また、連通孔部6の個数の設定を本考案の構成において適宜、設定することができる。
本考案は上記実施形態以外にも本考案の要旨を変更しない範囲で種々の変形を行うことが可能である。
(1)一般論で言えば、蓄水部5において、水中生物7を飼育するか否かは植物を栽培する鑑賞者の選択にゆだねることが好ましいと言える。しかし、鑑賞植物育成具1を販売する一形態として、当該蓄水部5で飼育できる水中生物7を予め例示し、又は必要に応じてそれらの水中生物7を合わせて消費者に提供することは、本考案に対する消費者の興味を高めることは容易に想像できることである。
即ち、本考案に係る各種の鑑賞植物育成具1の販売において、蓄水部5のそれぞれの構成において長期間、生存できる好ましい水中生物7を一緒に消費者に提供することは、本考案の価値を一層、高めるものである。
(2)本考案において、蓄水部5内で飼育する水中生物7の種類は特に限定しない。但し、蓄水部5を超えて室内を動き回るような水中生物7は好ましくないと考えられる。
(3)本考案において、蓄水部5内で飼育するための補助部材を鑑賞植物育成具1が有することを除外するものではない。但し、本考案は、簡単な構成で鑑賞植物の生育を楽しみ、必要に応じて水中生物7の観察を室内の小さな空間や机上などで見ることができることを面白みとしたものであるから、鑑賞植物育成具1を室内に設けられないような大型で高価な構成とすることは本考案の開発の趣旨とは外れると言える。
1…鑑賞植物育成具
2…底面
3…上面
4,4−1,4−2,…,4−n…植物根収容部
4a…植物根収容部の最上面
5,5−1,5−2,…,5−n…蓄水部
5a…蓄水部の最上面
5b…蓄水部の最底面
6,6−1,6−2,…,6−n…連通孔部
7…水中生物
8…土壌材料
9,9−1,9−2,…,9−n…鑑賞植物
10,10−1,10−2,…,10−n…水分供給調整部材
12…発泡煉石

Claims (7)

  1. 室内に設置可能の小型の鑑賞植物育成具であって、植物の根を収容する植物根収容部と、蓄水部と、前記植物根収容部と前記蓄水部の間に前記植物根収容部に対して前記蓄水部の水分を供給するために設けられた連通孔部と、を備えたことを特徴とする鑑賞植物育成具。
  2. 請求項1に記載の鑑賞植物育成具において、前記連通孔部の前記蓄水部側の入口が前記蓄水部の底部域に設けられている鑑賞植物育成具。
  3. 請求項1〜請求項2のいずれか一つに記載の鑑賞植物育成具において、前記植物根収容部の最上面の位置は前記蓄水部の最上面の位置に対して上方位置にあるように構成され、前記蓄水部の最底面の位置は前記植物根収容部の最底面の位置よりも下方に位置するように構成されている鑑賞植物育成具。
  4. 請求項2〜請求項3のいずれか一つに記載の鑑賞植物育成具において、前記蓄水部は、メダカ、グッピーなどの小魚、小型のエビ、水中昆虫などの鑑賞用の水中生物を飼うことができる容積と形状を備えた鑑賞植物育成具。
  5. 請求項4に記載の鑑賞植物育成具において、鑑賞用の水中生物を飼うことができる少なくとも前記蓄水部の部分を透光性のある材料で構成した鑑賞植物育成具。
  6. 請求項2〜請求項5のいずれか一つに記載の鑑賞植物育成具において、前記植物根収容部に育成される植物の必要水分量に対応して、供給水分量を調整する水分供給量調整部材を前記連通孔部に設けた鑑賞植物育成具。
  7. 請求項3〜請求項5のいずれか一つに記載の鑑賞植物育成具において、前記植物根収容部は、水中生物7に対して影響が少ない土壌材料を用いた水耕栽培を採用した鑑賞植物育成具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020191821A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 株式会社グリーンテック 動植物共生観賞用鉢

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