JP3195103U - 水道用メータユニット - Google Patents

水道用メータユニット Download PDF

Info

Publication number
JP3195103U
JP3195103U JP2014005512U JP2014005512U JP3195103U JP 3195103 U JP3195103 U JP 3195103U JP 2014005512 U JP2014005512 U JP 2014005512U JP 2014005512 U JP2014005512 U JP 2014005512U JP 3195103 U JP3195103 U JP 3195103U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meter
packing
holding member
check valve
secondary side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014005512U
Other languages
English (en)
Inventor
哲志 金村
哲志 金村
鳴彰 階元
鳴彰 階元
Original Assignee
株式会社光明製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社光明製作所 filed Critical 株式会社光明製作所
Priority to JP2014005512U priority Critical patent/JP3195103U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195103U publication Critical patent/JP3195103U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【課題】どこの製造メーカーの逆止弁付パッキンでも取り付けられると共に、逆止弁の交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行える水道用メータユニットを提供する。【解決手段】長尺状のベース1と、ベース1の一端部に設けた一次側メータ保持部材2と、逆止弁付パッキン3が組み込まれる二次側メータ保持部材4と、一次側メータ保持部材2に二次側メータ保持部材4側に設けた筒状のスライド部材5とを備え、スライド部材5と二次側メータ保持部材4との間に水道メータ14を挟持する水道用メータユニットにおいて、二次側メータ保持部材4は、ベース1に固定される二次側支柱部4aと、二次側支柱部4aに連設されて逆止弁付パッキン3が収容される二次側筒部4bと、二次側筒部4bの上流側端面に形成されて逆止弁付パッキン3のパッキンが嵌合される環状段部4dと、二次側筒部4bの上流側端面に連設されて水道メータ14の出口側端部を支持するメータ受け4eとを備える。【選択図】図3

Description

本考案は、例えば、マンションや集合住宅等の戸口付近に設けたパイプシャフト等の収納スペースに設置され、水道の使用量を計測するための水道メータを取り付ける水道用メータユニットの改良に係り、特に、水道メータの二次側に設置される逆止弁に主要寸法(外径寸法)が共通している逆止弁付パッキンを使用し、どこの製造メーカーの逆止弁付パッキンでも取り付けられると共に、逆止弁付パッキンの交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行え、しかも、部品点数の削減を図れるようにした水道用メータユニットに関するものである。
従来、マンションや集合住宅等の戸口付近に設けたパイプシャフト等の収納スペースには、水道の使用量を計測するための水道メータをベース、配管、継手、止水栓等の部材とユニット化した水道用メータユニットが設置されている。
水道配管の途中に設置される水道メータは、計量法で定めた所定の期間後に交換する必要があるため、ねじ固定式や圧着固定式等の固定手段によって水道用メータユニットに交換可能に取り付けられている。この水道用メータユニットには、現在では作業性に優れた圧着固定式を採用する傾向が見られる。
前記圧着固定式の水道用メータユニットは、図示していないが、例えば、収納スペースに設置された長尺状のベースと、ベースの一端部に設けられて水道メータの入口側端部を支持する一次側メータ保持部材と、一次側メータ保持部材の上流側に継手等を介して接続された止水栓と、一次側メータ保持部材に設けられて回転操作によりスライドするねじ式のスライド部材と、ベースの他端部に一次側メータ保持部材に対向する状態で設けられてカートリッジ式の逆止弁を組み込んだ二次側メータ保持部材と、二次側メータ保持部材に着脱自在に取り付けられて水道メータの出口側端部を支持する円弧状の受け部を有すると共に、逆止弁を抜け止めするキャップ部材等を備えている。
この水道用メータユニットは、水道メータの出口側端部をメータ受けで支持し、スライド部材を水道メータ側へ移動調整することにより、スライド部材とキャップ部材との間に水道メータを着脱自在に挟持することができるようになっており、止水栓の入口側には、継手等を介して一次側配管が接続されていると共に、二次側メータ保持部材の下流側には、継手等を介して二次側配管が接続されている。
また、水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材に組み込んだカートリッジ式の逆止弁により、一旦二次側配管に給水された水道水が逆流して一次側配管内の水道水を汚染するのを防止している。
ところで、従来の水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材に組み込んだ逆止弁がごみ等の詰まりやパッキンの劣化等によって構造的に使用不能になったりすることがあり、この場合には、逆止弁を交換する必要がある。
しかしながら、従来の水道用メータユニットにおいては、二次側メータ保持部材に組み込んだ逆止弁が、水道用メータニットの製造メーカー独自の寸法・形状であるので、逆止弁の交換は同じ製造メーカーでしか行えないと言う問題があった。
また、従来の水道用メータユニットにおいては、逆止弁の交換時やメンテナンス時には、二次側メータ保持部材に取り付けたキャップ材を外して逆止弁の交換やメンテナンスを行わなければならないが、キャップ部材を外したり、取り付けたりするのに手数がかかり、逆止弁の交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行えないと言う問題があった。
更に、従来の水道用メータユニットにおいては、二次側メータ保持部材からの逆止弁の脱落防止にキャップ部材を必要とし、このキャップ部材が別部品であるため、部品点数が増えてコスト面にも問題があった。
特開2006−125013号公報 特開2006−133079号公報 特開2007−297910号公報
本考案は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、逆止弁に主要寸法(外径寸法)が共通している逆止弁付パッキンを使用し、どこの製造メーカーの逆止弁付パッキンでも取り付けられると共に、逆止弁付パッキンの交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行え、しかも、部品点数の削減を図れるようにした水道用メータユニットを提供することにある。
本件考案者等は、各製造メーカーがそれぞれ製造している逆止弁付パッキンについては主要寸法が共通していることに着目し、この逆止弁付パッキンを水道用メータユニットに使用することにより、上述した従来の水道用メータユニットの各問題点を解決し得ることを着想した。
上記目的を達成するために、本考案の請求項1に係る考案は、長尺状のベースと、ベースの一端部に設けた一次側メータ保持部材と、ベースの他端部に設けられて外径寸法が共通している逆止弁付パッキンが組み込まれる二次側メータ保持部材と、一次側メータ保持部材に二次側メータ保持部材側へスライド可能に設けた筒状のスライド部材とを備え、スライド部材を移動調整してスライド部材と二次側メータ保持部材との間に水道メータを着脱自在に挟持するようにした水道用メータユニットにおいて、前記二次側メータ保持部材は、ベースに固定される二次側支柱部と、二次側支柱部に連設されて逆止弁付パッキンが収容される流路を形成する二次側筒部と、二次側筒部の上流側端面に形成されて逆止弁付パッキンのパッキンが嵌合される流路よりも大径の環状段部と、二次側筒部の上流側端面に連設されて水道メータの出口側端部を支持するメータ受けとを備えており、メータ受けで支持された水道メータの出口側端部と環状段部とで逆止弁付パッキンのパッキンを挟持する構成としたことに特徴がある。
本考案の請求項2に係る考案は、請求項1に記載の考案において、逆止弁付パッキンは、二次側筒部の環状段部に嵌合される断面形状がコ字状で且つ環状のパッキンと、パッキンの環状の溝に保持されてパッキンの外径よりも小径に形成されていると共に、二次側筒部の流路内に収容される逆止弁とから構成されていることに特徴がある。
本考案の請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2に記載の考案において、二次側メータ保持部材は、二次側筒部に形成されてプラグが着脱自在に挿着されるエアー抜き孔又は水抜き孔を備えていることに特徴がある。
本考案の請求項4に係る考案は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の考案において、二次側メータ保持部材の二次側筒部の下流側端部外周面に二次側配管が着脱自在に接続される雄ねじを形成したことに特徴がある。
本考案の請求項5に係る考案は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の考案において、二次側メータ保持部材の二次側筒部の下流側端部内周面に二次側配管が着脱自在に接続される雌ねじを形成したことに特徴がある。
本考案の水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材の二次側筒部の流路内に外径寸法が共通している逆止弁付パッキンを収容すると共に、二次側筒部の上流側端面に逆止弁付パッキンのパッキンが嵌合される流路よりも大径の環状段部を形成し、水道メータの出口側端部と環状段部とで逆止弁付パッキンのパッキンを挟持する構成としているため、外径寸法が共通しているどこの製造メーカーが製造している逆止弁付パッキンであっても、確実且つ良好に取り付けることができる。
また、本考案の水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材の二次側筒部の上流側端面に水道メータの出口側端部を支持するメータ受けを連設し、二次側筒部に形成したメータ受けで水道メータの出口側端部を支持するようにしているため、従来の水道用メータユニットのように、逆止弁の交換時やメンテナンス時に二次側メータ保持部材に取り付けたキャップ部材を外したり、取り付けたりして逆止弁の交換やメンテナンスをする必要もなく、水道メータを取り外した後、逆止弁付パッキンを二次側筒部から取り外したり、二次側筒部へ挿着したりするだけで、逆止弁付パッキンの交換やメンテナンスを行え、逆止弁付パッキンの交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行える。
更に、本考案の水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材の二次側筒部の上流側端面に水道メータの出口側端部を支持するメータ受けを連設しているため、従来の水道用メータユニットのように、受け部を有するキャップ部材を必要とすることがなく、部品点数の削減及びコスト低減を図れる。
本考案の実施形態に係る水道用メータユニットの正面図である。 水道メータを省略した水道用メータユニットの平面図である。 水道メータユニットの一部分を破断した状態の正面図である。 水道用メータユニットの要部である二次側メータ保持部材部分の拡大断面図である。 逆止弁付パッキンを示し、(A)は逆止弁付パッキンの正面図、(B)は逆止弁付パッキンの側面図、(C)は逆止弁付パッキンの縦断面図である。 二次側メータ保持部材の他の例を示す図4と同様の拡大断面図である。 二次側メータ保持部材の更に他の例を示す図4と同様の拡大断面図である。 二次側メータ保持部材の更に他の例を示す図4と同様の拡大断面図である。 本考案の他の実施形態に係る水道用メータユニットの正面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本考案の実施形態に係る水道用メータユニットを示し、当該水道用メータユニットは、例えば、マンションや集合住宅等の戸口付近に設けたパイプシャフト等の収納スペースに設置されており、長尺状のベース1と、ベース1の一端部に設けた一次側メータ保持部材2と、ベース1の他端部に設けられて主要寸法(外径寸法)が共通している逆止弁付パッキン3が組み込まれる二次側メータ保持部材4と、一次側メータ保持部材2に二次側メータ保持部材4側へスライド可能に設けた筒状のスライド部材5と、一次側メータ保持部材2に支持された一次側エルボ6と、一次側エルボ6の上流側端部に継手7を介して接続された減圧弁8と、減圧弁8の入口側に継手7及び伸縮管9を介して接続された止水栓10等を備えている。
また、水道用メータユニットの止水栓10の入口側には、継手等を介して一次側配管(図示省略)が接続されていると共に、二次側メータ保持部材4の下流側には、継手等を介して二次側配管(図示省略)が接続されている。
尚、継手7、減圧弁8、伸縮管9及び止水栓10は、従来公知のものと同様構造に構成されているため、ここではその詳細な説明を省略する。
前記ベース1は、長尺状のステンレス鋼板を折り曲げ加工することにより形成されており、長尺状の基部1aと、基部1aの両端部に連設されてベース1をボルト等により床面等に固定するための脚部1bとを備えている。
この実施形態においては、ベース1をステンレス鋼板により形成したが、他の実施形態においては、ベース1を鋳物により形成しても良い。
前記一次側メータ保持部材2は、鋳物により形成されており、ベース1の基部1aの一端部上面に複数本のボルト11により固定される横断面形状が一次側支柱部2aと、一次側支柱部2aの上端に連設されて下流側端部内周面に雌ねじ2cを形成した一次側筒部2bとを備えている。
また、一次側メータ保持部材2の一次側筒部2bには、一次側筒部1aの上流側から一次側エルボ6の下流側端部が回動自在に挿入支持されている。この一次側エルボ6は、ベース1及び一次側支柱部2aに挿通した抜け止めボルト12により、一次側筒部1aから抜け止めされていると共に、一次側筒部1aに螺挿した締め付けボルト13を締め付けることにより、所定の角度で固定できるようになっている。
前記スライド部材5は、段付きの筒状に形成されており、小径部分の外周面には、一次側筒部2bの雌ねじ2cに螺合する雄ねじ5aが形成されていると共に、大径部分の外周面には、スライド部材5を回転操作するための複数の取っ手部5bが所定角度ごとに設けられている。
また、スライド部材5の大径部分の内方には、下流側端面に水道メータ14の入口側端面に当接し得るパッキン15を設けた環状のメータ押え16がOリング17を介して嵌合されている。
そして、スライド部材5は、小径部分が一次側エルボ6の下流側端部外周面にOリング17を介して回転自在に嵌合されていると共に、小径部分に形成した雄ねじ5aが一次側筒部2bの雌ねじ2cに螺合されており、取っ手部5bを持ってスライド部材5を正逆回転操作することにより、二次側メータ保持部材4側又は一次側メータ保持部材2側へスライド移動するようになっている。
前記二次側メータ保持部材4は、鋳物により形成されており、図4に示す如く、ベース1の基部1aの他端部上面に複数本のボルト11により固定される二次側支柱部4aと、二次側支柱部4aの上端に連設されて主要寸法(外径寸法)が共通している逆止弁付メータパッキン3が収容される流路4cを形成する二次側筒部4bと、二次側筒部4bの上流側端面に形成されて逆止弁付パッキン3のパッキン3′が嵌合される流路4cよりも大径の環状段部4dと、二次側筒部4bの上流側端面に連設されて水道メータ14の出口側端部を支持する円弧状のメータ受け4eとを備えている。
また、二次側メータ保持部材4の二次側筒部4bの下流側端部外周面には、二次側配管が継手を介して着脱自在に接続される雄ねじ4fを形成されている。
更に、二次側メータ保持部材4の環状段部4dの内径は、後述する逆止弁付パッキン3のパッキン3′が嵌合される大きさに形成されていると共に、環状段部4dの深さは、パッキン3′を環状段部4dに嵌合したときにパッキン3′の上流側面が環状段部4dから突出するように設定されている。
前記逆止弁付パッキン3は、図5に示す如く、環状のパッキン3′と、パッキン3′に保持されてパッキン3′よりも小径に形成された逆止弁3″とから構成されており、製造メーカーに関係なく、その主要寸法(外径寸法)が共通している。
具体的には、パッキン3′は、合成ゴム材により断面形状がコ字状で且つ環状に形成されており、二次側筒部4bの環状段部4dに嵌合されると共に、環状の溝に逆止弁3″の一部分(フランジ部3a、3b)が保持されている。
一方、逆止弁3″は、上流側端部にフランジ部3aを有する籠状の本体3aと、本体3aの上流側端部に挿着されて上流側端部に本体3aのフランジ部3aの上流側面に当接するフランジ部3bを有する筒状押え3bと、本体3aの内周面と筒状押え3bの下流側端部との間に設けた環状の弁座パッキン3cと、本体3aに移動可能に保持されて弁座パッキン3cに当離座する弁体3dと、本体3aと弁体3dとの間に介設されて弁体3dを弁座パッキン3cから離座する方向へ付勢するコイルスプリング3eとから構成されている。
また、本体3aは、筒状押え3bの外周面に嵌合される筒部3aと、筒部3aの上流側端部に連設されて筒状押え3bのフランジ部3bに当接するフランジ部3aと、筒部3aの下流側端部に円周方向に均等に連設されて下流側に向かって延びる三本の柱部3aと、各柱部3aの下流側端部の内側に連設されたお椀形状のボス部3aと、ボス部3aの中央に上流側へ向かって形成された筒状のガイド部3aとを備えている。
更に、弁体3dは、弁座パッキン3cに当離座するお椀形状の頭部3dと、頭部3dから下流側に向かって延びて本体3aのガイド部3aにスライド可能に挿入支持される弁軸3dとを備えている。
前記逆止弁付パッキン3は、パッキン3′が二次側筒部4bの環状段部4dに嵌合されていると共に、逆止弁3″が二次側筒部4bの流路4c内に収容されており、スライド部材5を下流側へスライド操作して水道メータ14を下流側に押圧したときに、パッキン3′が水道メータ14の出口側端面と環状段部4dとで挟持され、水道メータ14と二次側筒部4bとの間を密封することになる。
この状態で止水栓10が開放されて水道水が流れると、水道水の水圧により弁体3dが下流側へ押されて弁座パッキン3cから離座し、逆止弁付パッキン3が開放されて水道水が二次側筒部4bの流路4c内へ流れることになる。
尚、前記逆止弁付パッキン3は、各製造メーカーがそれぞれ製造しているが、その主要寸法(パッキン3′の外径及び本体3aの外径)は共通している。
而して、前記水道用メータユニットに水道メータ14を装着する場合には、水道メータ14の出口側端部をメータ受け4eで支持し、スライド部材5を回転操作して水道メータ14側へ移動調整すると、スライド部材5が水道メータ14を下流側へ押圧し、スライド部材5に設けたメータ押え4eと二次側筒部4bの環状段部4dとで水道メータ14を挟持すると共に、メータ押え16に設けたパッキン15と逆止弁付パッキン3のパッキン3′とで水道メータ14の入口側端面とメータ押え16との間及び水道メータ14の出口側端面と二次側筒部4bの環状段部4dとの間をそれぞれシールし、水道用メータユニットに水道メータ14が気密状に接続されることになる。
また、水道用メータユニットの取り外す場合には、止水栓10を閉鎖してからスライド部材5を回転操作して一次側メータ保持部材2側へ移動させると、水道メータ14を挟圧保持していた力が解除され、水道メータ14を水道用メータユニットから取り外すことができる。
更に、逆止弁付パッキン3の交換作業やメンテナンス作業を行う場合には、上記の方法により水道メータ14を取り外せば、二次側メータ保持部材4に組み込まれた逆止弁付パッキン3が取り出し可能に開放され、逆止弁付パッキン3の交換やメンテナンスを行える。
上述した水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材4を製造メーカーに関係なく、主要寸法(外径寸法)が共通している逆止弁付パッキン3を組み込める構成としているため、どこの各製造メーカーが製造している逆止弁付パッキン3でも取り付けることができる。
また、水道用メータユニットは、水道メータ14を取り外せば、逆止弁付パッキン3を二次側メータ保持部材4の二次側筒部4bから取り外したり、二次側筒部4bへ挿着したりすることができるため、逆止弁付パッキン3の交換やメンテナンスを簡単且つ迅速に行える。
更に、水道用メータユニットは、二次側メータ保持部材4の二次側筒部4bの上流側端面に水道メータ14の出口側端部を支持するメータ受け16を連設しているため、従来の水道用メータユニットのように、受け部を有するキャップ部材を必要とすることがなく、部品点数の削減及びコスト低減を図れる。
図6は水道用メータユニットに用いる二次側メータ保持部材4の他の例を示し、当該二次側メータ保持部材4は、二次側筒部4bの上面部にプラグ18が着脱自在に挿着されるエアー抜き孔4g又は水抜き孔4gを形成したものであり、エアー抜き孔4g又は水抜き孔4gの内周面には、雌ねじ4hが形成され、また、プラグ18の外周面には、前記雌ねじ4hに螺合する雄ねじ18aが形成されていると共に、Oリング17が嵌合されている。
この二次側メータ保持部材4は、二次側筒部4bにエアー抜き孔4g又は水抜き孔4gを形成したこと以外は、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同様構造に構成されており、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7は水道用メータユニットに用いる二次側メータ保持部材4の更に他の例を示し、当該二次側メータ保持部材4は、二次側メータ保持部材4の二次側筒部4bの下流側端部内周面に二次側配管が着脱自在に接続されるテーパ状の雌ねじ4iを形成したものである。
この二次側メータ保持部材4は、二次側筒部4bにテーパ状の雌ねじ4iを形成したこと以外は、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同様構造に構成されており、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図8は水道用メータユニットに用いる二次側メータ保持部材4の更に他の例を示し、当該二次側メータ保持部材4は、二次側筒部4bの上面部にプラグ18が着脱自在に挿着されるエアー抜き孔4g又は水抜き孔4gを形成すると共に、二次側メータ保持部材4の二次側筒部4bの下流側端部内周面に二次側配管が着脱自在に接続されるテーパ状の雌ねじ4iを形成したものであり、エアー抜き孔4g又は水抜き孔4gの内周面には、雌ねじ4hが形成され、また、プラグ18の外周面には、前記雌ねじ4hに螺合する雄ねじ18aが形成されていると共に、Oリング17が嵌合されている。
この二次側メータ保持部材4は、二次側筒部4bにエアー抜き孔4g又は水抜き孔4gと雌ねじ4iを形成したこと以外は、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同様構造に構成されており、図1〜図4に示す二次側メータ保持部材4と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6〜図8に示す二次側メータ保持部材4を水道用メータユニットに使用した場合でも、図1〜図4に示す水道用メータユニットと同様の作用効果を奏することができる。
図9は本考案の他の実施形態に係る水道用メータユニットを示し、当該水道用メータユニットは、減圧弁8を省略し、一次側エルボ6に止水栓10を接続したものである。
尚、上記の各実施形態においては、一次側メータ保持部材2に止水栓10等を上向きに接続するようにしたが、止水栓10等の向きは上記の実施形態に限定されるものではなく、如何なる向きであっても良い。
また、本考案は、上記の実施形態に限定解釈されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1はベース、1aは基部、1bは脚部、2は一次側メータ保持部材、2aは一次側支柱部、2bは一次側筒部、2cは雌ねじ、3は逆止弁付パッキン、3′はパッキン、3″は逆止弁、3aは本体、3aはフランジ部、3aは筒部、3aは柱部、3aはボス部、3aは筒状のガイド部、3bは筒状押え、3bはフランジ部、3cは弁座パッキン、3dは弁体、3dは頭部、3dはガイド部、3eはコイルスプリング、4は二次側メータ保持部材、4aは二次側支柱部、4bは二次側筒部、4cは流路、4dは環状段部、4eはメータ受け、4fは雄ねじ、4gはエアー抜き孔又は水抜き孔、4hはエアー抜き孔又は水抜き孔の雌ねじ、4iはテーパ状の雌ねじ、5はスライド部材、5aは雄ねじ、5bは取っ手部、6は一次側エルボ、7は継手、8は減圧弁、9は伸縮管、10は止水栓、11はボルト、12は一次側エルボの抜け止めボルト、13は一次側エルボの締め付けボルト、14は水道メータ、15はメータ押えのパッキン、16はメータ押え、17はOリング、18はプラグ、18aは雄ねじ。

Claims (5)

  1. 長尺状のベース(1)と、ベース(1)の一端部に設けた一次側メータ保持部材(2)と、ベース(1)の他端部に設けられて外径寸法が共通している逆止弁付パッキン(3)が組み込まれる二次側メータ保持部材(4)と、一次側メータ保持部材(2)に二次側メータ保持部材(4)側へスライド可能に設けた筒状のスライド部材(5)とを備え、スライド部材(5)を移動調整してスライド部材(5)と二次側メータ保持部材(4)との間に水道メータ(14)を着脱自在に挟持するようにした水道用メータユニットにおいて、前記二次側メータ保持部材(4)は、ベース(1)に固定される二次側支柱部(4a)と、二次側支柱部(4a)に連設されて逆止弁付パッキン(3)が収容される流路(4c)を形成する二次側筒部(4b)と、二次側筒部(4b)の上流側端面に形成されて逆止弁付パッキン(3)のパッキン(3′)が嵌合される流路(4c)よりも大径の環状段部(4d)と、二次側筒部(4b)の上流側端面に連設されて水道メータ(14)の出口側端部を支持するメータ受け(4e)とを備えており、メータ受け(4e)で支持された水道メータ(14)の出口側端部と環状段部(4d)とで逆止弁付パッキン(3)のパッキン(3′)を挟持する構成としたことを特徴とする水道用メータユニット。
  2. 逆止弁付パッキン(3)は、二次側筒部(4b)の環状段部(4d)に嵌合される断面形状がコ字状で且つ環状のパッキン(3′)と、パッキン(3′)の環状の溝に保持されてパッキン(3′)の外径よりも小径に形成されていると共に、二次側筒部(4b)の流路(4c)内に収容される逆止弁(3″)とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の水道用メータユニット。
  3. 二次側メータ保持部材(4)は、二次側筒部(4b)に形成されてプラグ(18)が着脱自在に挿着されるエアー抜き孔(4g)又は水抜き孔(4g)を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水道用メータユニット。
  4. 二次側メータ保持部材(4)の二次側筒部(4b)の下流側端部外周面に二次側配管が着脱自在に接続される雄ねじ(4f)を形成したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の水道用メータユニット。
  5. 二次側メータ保持部材(4)の二次側筒部(4b)の下流側端部内周面に二次側配管が着脱自在に接続される雌ねじ(4i)を形成したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の水道用メータユニット。
JP2014005512U 2014-10-16 2014-10-16 水道用メータユニット Active JP3195103U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005512U JP3195103U (ja) 2014-10-16 2014-10-16 水道用メータユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014005512U JP3195103U (ja) 2014-10-16 2014-10-16 水道用メータユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3195103U true JP3195103U (ja) 2014-12-25

Family

ID=52339615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014005512U Active JP3195103U (ja) 2014-10-16 2014-10-16 水道用メータユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195103U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025543A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社タブチ 水道用継手及び水道メータユニット
JP2020035299A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社日邦バルブ 減圧弁および減圧弁ユニット
JP2020035298A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社日邦バルブ 減圧弁ユニットおよび減圧弁ユニットセット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025543A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社タブチ 水道用継手及び水道メータユニット
JP2020035299A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社日邦バルブ 減圧弁および減圧弁ユニット
JP2020035298A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社日邦バルブ 減圧弁ユニットおよび減圧弁ユニットセット
JP7105480B2 (ja) 2018-08-31 2022-07-25 株式会社日邦バルブ 減圧弁ユニット
JP7105479B2 (ja) 2018-08-31 2022-07-25 株式会社日邦バルブ 減圧弁ユニットおよび減圧弁ユニットセット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102506197B (zh) 用于管道设备的连接组件
JP3195103U (ja) 水道用メータユニット
US8997772B2 (en) Backflow prevention and method of manufacture
CN204174677U (zh) 卫生用水龙头
JP6228429B2 (ja) 逆止弁の装嵌構造とパッキン一体型逆止弁
EP3162447B1 (en) Automatic adjustable showerhead
CN103097618A (zh) 改进的水龙头安装件
US20180195625A1 (en) Ball valve device
JP2006320386A (ja) 消火栓装置
JP4676462B2 (ja) 水道用メータユニット
CN211259829U (zh) 恒温混水阀
KR100993446B1 (ko) 상수도용 역류방지장치
JP4131416B2 (ja) 量水器の接続装置
JP2005214951A (ja) 水道メータユニット
CN203571281U (zh) 一种管道接头
JP3181540U (ja) 大口径水道配管用逆止弁
CA2895114A1 (en) Line stop adapter for mechanical joint outlet
JP6021194B2 (ja) 2次側戻り水対策用逆止弁
JP2009210100A (ja) ガス栓
JP2022123360A (ja) パッキン一体型逆止弁とこれに用いるパッキン取付け部材
JP4468675B2 (ja) 水道用メータユニット
US20080178941A1 (en) System disconnector
GB2554128A (en) Pressure reducer assembly
CN213809041U (zh) 一种单向截止阀和出水阀组
KR20110088602A (ko) 수밀성과 유로 확장성이 우수한 2단형 역류방지 밸브

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3195103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250