JP3194958U - 収納用ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】開かれた前面蓋体を内部に格納することができ、これによって積み重ねて使用する際に下段側で開かれた前面蓋体が上段側の前面蓋体の開閉動作に干渉するような不具合を確実に防ぐことができる収納用ケースを提供すること。【解決手段】箱形ケース2の前面開口部2bを塞ぐ前面蓋体4を備え、前面蓋体4を上下に回動することにより、箱形ケース2の前面開口部2bを開閉するようにした収納用ケース1において、前面蓋体4の側部を支持する枢支軸20を箱形ケース2の内側面に設けるとともに、該枢支軸20が差し込まれる軸差込部21を前面蓋体4の側部に縦辺の長さ方向に沿って線状に延びるように設けて、前面開口部2bを塞いだ閉鎖位置と水平状態に開いた開放位置との間で枢支軸20を支点に前面蓋体4を回動可能とするとともに、開放位置にある前面蓋体4を箱形ケース2内に押込可能とする。【選択図】図2
Description
本考案は、例えば、衣類や雑貨、小物などを収納するのに好適な収納用ケースに関し、特に、積み重ねて使用する際でも前面蓋体を開いて収納物を出し入れすることができるようにした収納用ケースに関するものである。
従来、この種の収納用ケースとして、例えば、特許文献1にて提案されているものがある。
図5に示されるように、上記特許文献1に係る収納用ケース101は、箱形ケース102の上面開口部102aを塞ぐ上面蓋体103と、箱形ケース102の前面開口部102bを塞ぐ前面蓋体104とを備えている。
上面蓋体103と前面蓋体104とは、上面蓋体103に対し前面蓋体104が起伏回動自在に枢着・連結されており、上面蓋体103に対し前面蓋体104を起こすように回動させることにより、前面開口部102bを開放することができ、前面開口部102bを通して収納物の出し入れをすることができる。
上面蓋体103と前面蓋体104とは、上面蓋体103に対し前面蓋体104が起伏回動自在に枢着・連結されており、上面蓋体103に対し前面蓋体104を起こすように回動させることにより、前面開口部102bを開放することができ、前面開口部102bを通して収納物の出し入れをすることができる。
また、収納用ケース101は、前面蓋体104の枢着側端部に一体成形された係止凸部(図示省略)と、上面蓋体103の枢着側端部に一体成形された係合凸部(図示省略)とよりなる保持手段105を備えており、上面蓋体103に対し前面蓋体104を起こすように回動して係止凸部が係合凸部を乗り越えると、係止凸部が係合凸部に係止されて、前面開口部102bを開放した状態に前面蓋体104が保持されるようになっている。
ところで、前面蓋体104は、上記の保持手段105により、水平面に対し約60°程度の角度をなして斜め上方に傾斜状態で開いた位置に保持されるようになっている。
このため、収納用ケース101を積み重ねて使用する際に、下段側で開かれた前面蓋体104が上段側の前面蓋体104の開閉動作に干渉するという問題があった。
このため、収納用ケース101を積み重ねて使用する際に、下段側で開かれた前面蓋体104が上段側の前面蓋体104の開閉動作に干渉するという問題があった。
本考案は、上記従来の収納用ケースの有する問題点に鑑み、開かれた前面蓋体を内部に格納することができ、これによって積み重ねて使用する際に下段側で開かれた前面蓋体が上段側の前面蓋体の開閉動作に干渉するような不具合を確実に防ぐことができる収納用ケースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の収納用ケースは、箱形ケースの前面開口部を塞ぐ前面蓋体を備え、前面蓋体を上下に回動することにより、箱形ケースの前面開口部を開閉するようにした収納用ケースにおいて、前面蓋体の側部を支持する枢支軸を箱形ケースの内側面に設けるとともに、該枢支軸が差し込まれる軸差込部を前面蓋体の側部に縦辺の長さ方向に沿って延びるように設けて、前面開口部を塞いだ閉鎖位置と水平状態に開いた開放位置との間で枢支軸を支点に前面蓋体を回動可能とするとともに、開放位置にある前面蓋体を箱形ケース内に押込可能としたことを特徴とする。
この場合において、枢支軸の近傍から箱形ケースの奥に向かって水平に延びるように案内レール部を箱形ケースに設けて、箱形ケース内に押し込まれる前面蓋体を該案内レール部で案内支持することができる。
本考案の収納用ケースによれば、前面蓋体の側部を支持する枢支軸が箱形ケースの内側面に設けられるとともに、該枢支軸が差し込まれる軸差込部が前面蓋体の側部に縦辺の長さ方向に沿って延びるように設けられることによって、前面開口部を塞いだ閉鎖位置と水平状態に開いた開放位置との間で枢支軸を支点に前面蓋体が回動可能とされるとともに、開放位置にある前面蓋体が箱形ケース内に押込可能とされるので、開かれた前面蓋体を収納用ケースの内部に格納することができる。
したがって、積み重ねて使用する際に下段側で開かれた前面蓋体が上段側の前面蓋体の開閉動作に干渉するような不具合を確実に防ぐことができる。
したがって、積み重ねて使用する際に下段側で開かれた前面蓋体が上段側の前面蓋体の開閉動作に干渉するような不具合を確実に防ぐことができる。
また、枢支軸の近傍から箱形ケースの奥に向かって水平に延びるように案内レール部を箱形ケースに設けて、箱形ケース内に押し込まれる前面蓋体を該案内レール部で案内支持することにより、前面蓋体の押込・引出動作をよりスムーズに行うことができる。
次に、本考案の収納用ケースの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
<収納用ケースの概略説明>
図1に示される収納用ケース1は、例えば、衣類や雑貨、小物などを収納するのに好適で、積み重ねて使用する際でも収納物を出し入れすることができるようにしたものであり、いずれも合成樹脂製の箱形ケース2、上面蓋体3及び前面蓋体4を備えている。
図1に示される収納用ケース1は、例えば、衣類や雑貨、小物などを収納するのに好適で、積み重ねて使用する際でも収納物を出し入れすることができるようにしたものであり、いずれも合成樹脂製の箱形ケース2、上面蓋体3及び前面蓋体4を備えている。
<箱形ケースの説明>
図3に示されるように、箱形ケース2は、四角形状の底板部10を備え、この底板部10に、左右の側板部11及び後面板部12がそれぞれ一体的に連設されて構成されている。
なお、底板部10における接地面側の四隅には、キャスター13が付設されており、収納用ケース1を容易に移動させることができる。
図3に示されるように、箱形ケース2は、四角形状の底板部10を備え、この底板部10に、左右の側板部11及び後面板部12がそれぞれ一体的に連設されて構成されている。
なお、底板部10における接地面側の四隅には、キャスター13が付設されており、収納用ケース1を容易に移動させることができる。
箱形ケース2は、その上部における左右の側板部11と後面板部12との間に上方に開放された上面開口部2aを有している。
また、箱形ケース2において、前部を側面視でくの字状に前方へ突出する形状に成形するとともに、この前部の中間の最も前方へ突出している突出角部より上方側の後傾斜部位を開口形状に成形して左右の側板部11の間に前方に開放された前面開口部2bを有するものとされている。
また、箱形ケース2において、前部を側面視でくの字状に前方へ突出する形状に成形するとともに、この前部の中間の最も前方へ突出している突出角部より上方側の後傾斜部位を開口形状に成形して左右の側板部11の間に前方に開放された前面開口部2bを有するものとされている。
前面開口部2bには、比較的幅が狭い内向きのフランジ14が形成されている。
フランジ14は、前面開口部2bにおける左右両側縁の内側で上下方向に延び内向きに張り出す縦フランジ部14aと、前面開口部2bにおける下側縁の内側で左右方向に延び内向きに張り出す横フランジ部14bとが一体的に連設してなるものである。
フランジ14は、前面開口部2bにおける左右両側縁の内側で上下方向に延び内向きに張り出す縦フランジ部14aと、前面開口部2bにおける下側縁の内側で左右方向に延び内向きに張り出す横フランジ部14bとが一体的に連設してなるものである。
<上面蓋体の説明>
上面蓋体3は、箱形ケース2の上面開口部2aを塞ぐものであって、全周縁部には、上方へ突出する断面コの字状のリブ縁15が一体成形されて保形強度が高められているとともに、該リブ縁15の下面側が上面開口部2aの開口縁に締め代を持って嵌合可能な凹形状に形成されることで箱形ケース2に着脱自在に装着可能とされている。
上面蓋体3におけるリブ縁15で囲まれた内側の凹部16には、別体の収納用ケース1のキャスター13を嵌めるようにして載せることができるようになっており、積み重ね使用時に下段側の収納用ケース1の上に上段側の収納用ケース1を安定的に載置することができるようにされている。
上面蓋体3は、箱形ケース2の上面開口部2aを塞ぐものであって、全周縁部には、上方へ突出する断面コの字状のリブ縁15が一体成形されて保形強度が高められているとともに、該リブ縁15の下面側が上面開口部2aの開口縁に締め代を持って嵌合可能な凹形状に形成されることで箱形ケース2に着脱自在に装着可能とされている。
上面蓋体3におけるリブ縁15で囲まれた内側の凹部16には、別体の収納用ケース1のキャスター13を嵌めるようにして載せることができるようになっており、積み重ね使用時に下段側の収納用ケース1の上に上段側の収納用ケース1を安定的に載置することができるようにされている。
<前面蓋体の説明>
前面蓋体4は、箱形ケース2の前面開口部2bを塞ぐものであって、前面開口部2bを塞いだ閉鎖位置にあるときに前面開口部2bに設けられたフランジ14に当接する形状寸法に形成されている。
前面蓋体4の全周縁部には、上面蓋体3と同様に、前方(図3においては上方)へ突出する断面コの字状のリブ縁17が一体成形されて保形強度が高められている。
前面蓋体4は、箱形ケース2の前面開口部2bを塞ぐものであって、前面開口部2bを塞いだ閉鎖位置にあるときに前面開口部2bに設けられたフランジ14に当接する形状寸法に形成されている。
前面蓋体4の全周縁部には、上面蓋体3と同様に、前方(図3においては上方)へ突出する断面コの字状のリブ縁17が一体成形されて保形強度が高められている。
次に、前面蓋体4の開閉機構及び水平スライド機構についてそれぞれ順を追って以下に説明する。
<前面蓋体の開閉機構の説明>
箱形ケース2における左右の側板部11のそれぞれの上辺部と前辺部との交わりの角部には、前面蓋体4の側部を支持する枢支軸20が箱形ケース2の内側面となる板面に突設されている。
前面蓋体4の左右両側部には、枢支軸20が差し込まれる軸差込部21が設けられている。
軸差込部21は、前面蓋体4の側部に縦辺の長さ方向に沿って一端部から他端部に亘って線状に延びるように本例では条溝を形成することで構成されるものである。
なお、軸差込部21を、条溝に代えて長孔を形成することで構成しても同様の機能を達成することができる。
箱形ケース2における左右の側板部11のそれぞれの上辺部と前辺部との交わりの角部には、前面蓋体4の側部を支持する枢支軸20が箱形ケース2の内側面となる板面に突設されている。
前面蓋体4の左右両側部には、枢支軸20が差し込まれる軸差込部21が設けられている。
軸差込部21は、前面蓋体4の側部に縦辺の長さ方向に沿って一端部から他端部に亘って線状に延びるように本例では条溝を形成することで構成されるものである。
なお、軸差込部21を、条溝に代えて長孔を形成することで構成しても同様の機能を達成することができる。
図2に示されるように、線状に延びる軸差込部21の一端部に枢支軸20が係合している状態において、前面蓋体4は、図1に示されるように、前面開口部2bに設けられたフランジ14に当接して前面開口部2bを塞いだ閉鎖位置と、図2に示されるように、水平状態に開いた開放位置との間で枢支軸20を支点に回動することができる。
なお、図2に示されるように、前面蓋体4の下側の横辺部には、係止凸部22が設けられ、この係止凸部22と係合可能な係合凹部23が前面開口部2bにおける下側縁に設けられ、前面蓋体4を、図2に示される開放位置から図1に示される閉鎖位置に向けて回動操作し、係止凸部22を係合凹部23に係合させて係止することにより、前面蓋体4が前面開口部2bを閉じた閉鎖位置に保持されるようになっている。
<前面蓋体の水平スライド機構の説明>
図4に示されるように、枢支軸20に対し前面蓋体4は、線状に延びる軸差込部21の一端部から他端部に亘って水平方向に相対移動可能とされている。
これにより、前面蓋体4は、線状に延びる軸差込部21の一端部と枢支軸20とが係合して水平状態に開かれた開放位置(図4において中段の収納用ケース1を参照)と、線状に延びる軸差込部21の他端部と枢支軸20とが係合する押込位置(図4において最下段の収納用ケース1を参照)との間で水平移動可能とされており、開放位置にある前面蓋体4を箱形ケース2内に押し込んだり、押し込まれた前面蓋体4を開放位置へと引き出したりすることができる。
図4に示されるように、枢支軸20に対し前面蓋体4は、線状に延びる軸差込部21の一端部から他端部に亘って水平方向に相対移動可能とされている。
これにより、前面蓋体4は、線状に延びる軸差込部21の一端部と枢支軸20とが係合して水平状態に開かれた開放位置(図4において中段の収納用ケース1を参照)と、線状に延びる軸差込部21の他端部と枢支軸20とが係合する押込位置(図4において最下段の収納用ケース1を参照)との間で水平移動可能とされており、開放位置にある前面蓋体4を箱形ケース2内に押し込んだり、押し込まれた前面蓋体4を開放位置へと引き出したりすることができる。
なお、前面蓋体4が開放位置から押込位置に到達するやや手前の位置(以下、「押込手前位置」と称する。)にある状態において、軸差込部21における枢支軸20に対応する部位(軸差込部21の他端部寄りの部位)に、軸差込部21から下方に開放されて枢支軸20が通過可能な切欠き部24が形成されており、この切欠き部24と枢支軸20との位置を合わせるように前面蓋体4を押込手前位置に移動させ、この押込手前位置で前面蓋体4を上方に引き上げれば(勿論このとき上面蓋体3は予め箱形ケース2から取り外されていることが前提である。)、箱形ケース2に対し前面蓋体4を容易に取り外すことができ、かかる取り外し手順の逆の手順を実施することにより、箱形ケース2に対し前面蓋体4を容易に取り付けることができる。
<案内レール部の説明>
箱形ケース2における左右の側板部11には、枢支軸20の近傍から箱形ケース2の奥に向かって水平に延びるように案内レール部25が箱形ケース2の内側面となる板面に突設されており、前面蓋体4が開放位置から押込位置へと押し込まれる際や、押込位置から開放位置へと引き出される際に、前面蓋体4を該案内レール部25で案内支持するようにされ、前面蓋体4の押込・引出動作をよりスムーズに行うことができるようにされている。
箱形ケース2における左右の側板部11には、枢支軸20の近傍から箱形ケース2の奥に向かって水平に延びるように案内レール部25が箱形ケース2の内側面となる板面に突設されており、前面蓋体4が開放位置から押込位置へと押し込まれる際や、押込位置から開放位置へと引き出される際に、前面蓋体4を該案内レール部25で案内支持するようにされ、前面蓋体4の押込・引出動作をよりスムーズに行うことができるようにされている。
案内レール部25は、箱形ケース2における前面開口部2bに設けられた縦フランジ部14aと連続するように配設されており、前面蓋体4が閉鎖位置から開放位置を経て押込位置へと押し込まれる際の縦フランジ部14aから案内レール部25への移行や、押込位置から開放位置を経て閉鎖位置へと引き出される際の案内レール部25から縦フランジ部14aへの移行をよりスムーズに行うことができるようにされている。
<前面蓋体の開動作説明>
以上に述べたような収納用ケース1において、閉鎖位置の前面蓋体4を開いてケース内に格納するまでの一連の動作について図4を用いて以下に説明する。
以上に述べたような収納用ケース1において、閉鎖位置の前面蓋体4を開いてケース内に格納するまでの一連の動作について図4を用いて以下に説明する。
まず、係合凹部23に対し係止凸部22を引き下げるようにして、両者の係合を解除し、係合凹部23から係止凸部22を係脱した後、枢支軸20を支点に前面蓋体4を上方に起こすように回動させて水平状態になるまで開き開放位置に位置させる(最上段と中段の収納用ケース1を参照)。
そして、前面蓋体4を箱形ケース2内の奥へと押し込み、押込位置へと移動させる(最下段の収納用ケース1を参照)。
こうして、開放位置にある前面蓋体4を箱形ケース2内に押し込んで収納用ケース1の内部に格納することができる。
これにより、前面開口部2bが大きく開放されるので、前面開口部2bを通して、衣類や雑貨、小物などの収納物の出し入れを容易に行うことができる。
そして、前面蓋体4を箱形ケース2内の奥へと押し込み、押込位置へと移動させる(最下段の収納用ケース1を参照)。
こうして、開放位置にある前面蓋体4を箱形ケース2内に押し込んで収納用ケース1の内部に格納することができる。
これにより、前面開口部2bが大きく開放されるので、前面開口部2bを通して、衣類や雑貨、小物などの収納物の出し入れを容易に行うことができる。
<前面蓋体の閉動作説明>
上記の前面蓋体4の開動作の手順の逆の手順を実施することにより、押込位置にある前面蓋体4を引き出して前面開口部2bを閉じその閉状態を係止凸部22と係合凹部23とによって保持することができる。
上記の前面蓋体4の開動作の手順の逆の手順を実施することにより、押込位置にある前面蓋体4を引き出して前面開口部2bを閉じその閉状態を係止凸部22と係合凹部23とによって保持することができる。
<積み重ね使用の説明>
図4に示されるように、収納用ケース1における上面蓋体3の凹部16に、別体の収納用ケース1のキャスター13を引っ掛けるようにして順次積み重ねることにより、本例では3段に積み重ねて使用することができる。
かかる使用形態において、例えば、最下段の収納用ケース1における前面蓋体4は収納用ケース1の内部に格納されているので、中段の収納用ケース1での前面蓋体4の開閉動作に干渉するようことがなく、中段の前面蓋体4の開閉動作を支障なく行うことができる。
図4に示されるように、収納用ケース1における上面蓋体3の凹部16に、別体の収納用ケース1のキャスター13を引っ掛けるようにして順次積み重ねることにより、本例では3段に積み重ねて使用することができる。
かかる使用形態において、例えば、最下段の収納用ケース1における前面蓋体4は収納用ケース1の内部に格納されているので、中段の収納用ケース1での前面蓋体4の開閉動作に干渉するようことがなく、中段の前面蓋体4の開閉動作を支障なく行うことができる。
以上、本考案の収納用ケースについて、一実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本考案の収納用ケースは、開かれた前面蓋体を内部に格納することができ、これによって積み重ねて使用する際に下段側で開かれた前面蓋体が上段側の前面蓋体の開閉動作に干渉するような不具合を確実に防ぐことができるという特性を有していることから、積み重ね使用時でも前面蓋体を開いて収納物を出し入れする収納用ケースの用途に好適に用いることができる。
1 収納用ケース
2 箱形ケース
2a 上面開口部
2b 前面開口部
3 上面蓋体
4 前面蓋体
20 枢支軸
21 軸差込部
25 案内レール部
2 箱形ケース
2a 上面開口部
2b 前面開口部
3 上面蓋体
4 前面蓋体
20 枢支軸
21 軸差込部
25 案内レール部
Claims (2)
- 箱形ケースの前面開口部を塞ぐ前面蓋体を備え、前面蓋体を上下に回動することにより、箱形ケースの前面開口部を開閉するようにした収納用ケースにおいて、前面蓋体の側部を支持する枢支軸を箱形ケースの内側面に設けるとともに、該枢支軸が差し込まれる軸差込部を前面蓋体の側部に縦辺の長さ方向に沿って延びるように設けて、前面開口部を塞いだ閉鎖位置と水平状態に開いた開放位置との間で枢支軸を支点に前面蓋体を回動可能とするとともに、開放位置にある前面蓋体を箱形ケース内に押込可能としたことを特徴とする収納用ケース。
- 枢支軸の近傍から箱形ケースの奥に向かって水平に延びるように案内レール部を箱形ケースに設けて、箱形ケース内に押し込まれる前面蓋体を該案内レール部で案内支持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の収納用ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005360U JP3194958U (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 収納用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005360U JP3194958U (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 収納用ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3194958U true JP3194958U (ja) | 2014-12-18 |
Family
ID=52145942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005360U Active JP3194958U (ja) | 2014-10-08 | 2014-10-08 | 収納用ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3194958U (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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-
2014
- 2014-10-08 JP JP2014005360U patent/JP3194958U/ja active Active
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