JP3194860U - 収納室用棚板 - Google Patents

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武志 鈴鹿
武志 鈴鹿
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鈴鹿特殊合板株式会社
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Abstract

【課題】ハンガー等を一時的に掛けやすい収納室用棚板を提供する。【解決手段】建造物の収納室に設置される棚板10であって、棚部20によって水平面を構成し、棚部20における前面近傍から前框部40を下方向に延びるように配置し、載置面22における前面縁22の近傍において、幅方向に延び、前面側30Aが高く且つ奥側30Bが低くなる段部30を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、マンションや戸建て住宅等における押入れやクローゼットに利用される棚板に関する。
マンションや戸建て住宅等の建造物には、押入やクローゼット等の収納室が設けられる。この収納室には、整理し易さ等の為に中棚等の棚板が取り付けられる。従来、この種の棚板は、水平面を構成する棚部と、その棚部の前面に補強の為に鉛直方向に設置される前框等から構成される。なお、板の素材としては、木製合板、その木製合板の表面に突板を張り付けた天然化粧合板、木製合板に樹脂を塗布してフィルムを張り付けた木製化粧合板、メラミン樹脂やフェノール樹脂を紙に含浸させて積層形成したプラスチック合板等が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
また近年、収容室の利用方法の多様化が進み、例えば、棚板の底面(裏面)側にパイプハンガーラックを設置することも行われている。これにより棚板の下段がハンガーラックとなるので、洋服をハンガーにかけたまま収容できる(例えば特許文献2参照)。
実用新案登録3051694号 実開平7−34747号
日常生活においては、洋服を脱いでパイプハンガーにかけるよりも、一時的に簡易な場所に掛けておきたい場合が多い。また、洋服を選ぶためにハンガーにかけたまま並べてみたい場合や、雨に濡れてしまった洋服を一時的に乾かしたい場合もある。このような時に、棚板の裏面に設置したパイプハンガーラックは利用できないという問題があった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、ハンガー等を一時的に掛ける際に好適な棚板を提供しようとするものである。
上記課題を解決する手段は、建造物の収納室に設置され、該収納室内の空間を上下に分割する棚板であって、水平面を構成する棚部と、前記棚部における前面縁から下方向に延びる前框部と、を備え、収容物が載置される載置面における前記前面縁の近傍において、幅方向に延び、前面側が高く且つ奥側が低くなる段部を有することを特徴とする収納室用棚板である。
上記収納室用棚板に関連して、前記段部は、前記載置面を基準にして下側に凹となる溝であることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記溝は、断面鋸刃形状、断面V字形状、及び断面部分円弧形状のいずれかであることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記溝は、手前側が略鉛直となる面で奥側が傾斜面となる断面鋸刃形状であることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記棚部は水平に配置される板部材であり、前記前框部は、前記棚部の手前側端面に固定されて上下方向に延び、上端面が前記載置面の一部を構成する板部材であり、前記棚部の前記手前側端面と前記前框部の境界に前記段部が形成されることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記前框部は、前記棚部の手前側端面及び手前側底面の双方に当接する断面略L字形状の部材であることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記前框部の前記板部材の上端面が、前記棚部の上面から上方に突出することで、前記棚部と前記前框部の境界に前記段部が形成されることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記前框部の下端面における奥側縁に、奥側に向かって上方に傾斜する傾斜面が形成されることを特徴とする。
上記収納室用棚板に関連して、前記載置面から前記前框部の下端面までの上下方向寸法が、5センチメートル以下であることを特徴とする。
本考案によれば、棚板の前面縁を利用して、ハンガーの先が滑り落ちる事なく、ハンガー等を簡易に引っ掛けることが可能となり、収納室における棚板の利便性を飛躍的に向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
本実施形態の収納用棚板の全体構成を示す斜視図である。 (A)及び(B)は同収納用棚板を部分的に拡大して示す断面図である。 同収納用棚板にハンガーを掛けた状態を拡大して示す断面図である。 (A)乃至(D)は同収納用棚板の応用例を部分的に拡大して示す断面図である。 (A)乃至(C)は同収納用棚板の応用例を部分的に拡大して示す断面図である。
以下、本考案の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1には、建造物の収納室1の中棚として設置される収納室用棚板(以下棚板という)10が示されている。なお、説明用の方向定義として、収納室1の取出し口2側を手前とし場合に、矢印Aで示すのが奥行き方法、矢印Wで示すのが幅方向、矢印Hで示すのが上下方向(高さ方向)とする。
棚板10は、収納室1の奥側内壁3と側面内壁4に固定される。棚板10は、水平面を構成する棚部20と、棚部20における前面近傍から下方向に延びる前框部40を備えて構成される。なお、板の素材としては、薄くカットした単板を積層したり木製チップを樹脂で固めたりした木製合板、その木製合板の表面に突板を張り付けた天然化粧合板、木製合板に樹脂を塗布等して塩ビやオレフィンフィルムを張り付けた木製化粧合板、メラミン樹脂やフェノール樹脂を紙に含浸させて積層形成したプラスチック合板等が用いられる。また棚板10の中で、棚部20と前框部40の素材を異ならせることもできる。いずれにしろ、本考案においては、棚板10の素材は特に限定されるものではない。
図2(A)に、棚板10の前面近傍を拡大して示す。棚板10は、収容物が載置される載置面22における前面縁26の近傍に段部30を有する。段部30は幅方向Wに延び、前面側30Aが高く且つ奥側30Bが低くなる。
棚板10の棚部20は、奥行き方向A及び幅方向Wに広がって水平に配置される板部材である。棚部20の板厚THは、3センチメートル以下が好ましく、1.5〜2.5センチメートルの範囲内に設定される。前框部40は、棚部20の板部材の手前側端面28及び手前側底面29に当接するように固定される断面略L字形状であって、上下方向Hに延びて手前側端面28を覆う部材となっている。なお、ここでは前框部40を断面L字形状にして、棚部20の手前側底面29を支えることで棚部20の強度を保つようにしているが、本考案はこれに限定されず、断面長方形の板部材を手前側端面28に強固に固定しても良い。
段部30は、載置面22における棚部20と前框部40の境界に形成される。この段部30は、載置面22を基準にして下側に凹となり、いわゆる溝を構成している。従って、載置面22を全体視すれば、そこには突起が無いので、収納物を滑らかに出し入れすることが可能となる。
更に本実施形態では、この段部(溝)30の形状が断面鋸刃形状となっている。段部30は、手前側が略鉛直となる鉛直面32で、奥側が傾斜面34となる鋸刃形状である。傾斜面34は、棚部20の手前側端面28の角を切り欠くようにして形成される。鉛直面32は、前框部40の側面をそのまま利用している。このように、段部30を棚部20と前框部40の境界に形成することで、製造コストを大幅に削減しつつ、利便性の高い断面形状を創出している。従って、図3に示すように、ハンガー80をこの段部30に引っ掛けると、段部30とハンガー80が奥行き方向Aに係合し、ハンガー80が棚板10から落下しない。とりわけ本実施形態では、前框部40の鉛直面32が係合するので、より一層、ハンガー80が落下しにくい構造となっている。なお、傾斜面34に沿ってハンガー80を一旦奥側にスライドさせれば、ハンガー80を段部30から簡単に開放することができる。
図2に戻って、棚板10は、前框部40の最大高さ、即ち、載置面22から前框部40の下端面42までの上下方向Hの寸法KHが、6センチメートル以下となっており、4〜6センチメートルが好ましく、具体的には4.5センチメートルにしている。このようにコンパクトにすると、図3に示すように、ハンガー80の肩部との干渉が抑制されると共に、棚板10の下側の収納空間の出し入れ口を広く確保することができる。
更に前框部40の下端面40における奥側縁には、奥側に向かって上方に傾斜する傾斜面46が形成される。図2(B)に示すように、下端面40に傾斜面46を形成すると、棚板10の下段の収容空間を利用者が覗き込んだ際に、あたかも前框部40の板厚が薄くなったような錯覚を受けるので、収容空間を広く感じさせることができる。なお、前框部40の下端面40側の奥行き方向最大寸法KA1は、4センチメートルから2センチメートルの範囲内が好ましく、ここでは3センチメートルに設定しているが、このように比較的肉厚にしても、傾斜面46の存在によって収容空間を広く感じさせている。一方、前框部40の上端面48側の奥行き方向最大寸法KA2は、0.5センチメートルから2センチメートルの範囲内が好ましく、ここでは1〜1.5センチメートルに設定される。このようにすると、段部20が比較的手前側に近くなるので、ハンガー80等が掛けやすい。更に、図3に示すようなハンガー80が揺動した際や、下段内の収容物を取り出す際においても、傾斜面46によって、干渉を低減することができる。特に本実施形態では、載置面22から前框部40の下端面42までの上下方向Hの寸法KHを5センチメートル以下としていることから、下段の収容空間をより広く活用できることになる。
なお、上記実施形態では、段部30を、手前側に鉛直面32、奥側に傾斜面34が位置する断面鋸刃形状としたが、本考案はこれに限定されない。例えば図4(A)に示すように、段部30を、奥側に鉛直面32、手前側に傾斜面34が位置する断面鋸刃形状とすることもできる。この場合は、棚部20の板部材の手前側端面28で鉛直面32を構成し、前框部40の上端面48の一部を切り欠くことで傾斜面34を構成すれば良い。このようにすると、ハンガー80等の出し入れを滑らかにできる。図3で示すようにハンガー80との係合性を優先するか、図4(A)で示すようにハンガー80の出し入れの円滑性を優先するかは、その目的に応じて適宜選択できる。なお、ここで図示するように、前框部40の下端面42には必ずしも傾斜面を形成する必要はない。
更に図4(B)に示す他の例のように、段部30を断面V字形状の溝にしてもよい。更にまた図4(C)に示すように、段部30を断面コ字形状の溝としても良い。この際、段部30の凹みを前框部30側に形成しても良く(図中の左側参照)、また棚部20側に形成手も良い(図中の右側参照)。更に図4(D)に示すように、段部30を断面部分円弧形状の溝にしてもよい。この際、段部30の凹みを前框部30側に形成しても良く(図中の左側参照)、また棚部20側に形成手も良い(図中の右側参照)。なお、段部30を形成する部位は、棚部20と前框部40の境界、前框部40の上端面48側、棚部20の上面側のいずれかを任意に選択できる。
また更に、上記実施形態では、棚板10において、段部30は載置面22から下側に凹となるように形成したが、本考案はこれに限定されない。例えば図5(A)に示すように、前框部40の板部材の上端面48が、棚部20の上面から上方に突出することで、棚部20と前框部40の境界に段部30を形成することもできる。これにより、段部30の前面側30A(前框部40の上端面48側)が高く且つ奥側30B(棚部20の上面側)が低くなる。この構造を採用すると、段部30による利便性の高い棚板10を、極めて低コストで製造することが可能となる。なお、この構造においても、前框部40の下端面40に傾斜面46を形成することが好ましいが、勿論、図5(B)に示すように、傾斜面を形成しなく点も良い。更に、図5(C)に示すように、前框部20の上端面40は、棚部20の上面と一致させておき、前框部20の上端面40に、幅方向Wに延びるゴムや樹脂等の突起部材70を固定することで、段部30を形成することもできる。
尚、本発明の棚板は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 収納室
10 棚板
20 棚部
22 載置面
28 手前側端面
30 段部
32 鉛直面
34 傾斜面
40 前框部
42 下端面
46 傾斜面

Claims (9)

  1. 建造物の収納室に設置され、該収納室内の空間を上下に分割する棚板であって、
    水平面を構成する棚部と、
    前記棚部における前面近傍から下方向に延びる前框部と、
    を備え、
    収容物が載置される載置面における前面縁の近傍において、幅方向に延び、前面側が高く且つ奥側が低くなる段部を有することを特徴とする収納室用棚板。
  2. 前記段部は、前記載置面を基準にして下側に凹となる溝であることを特徴とする、
    請求項1に記載の収納室用棚板。
  3. 前記溝は、断面鋸刃形状、断面V字形状、及び断面部分円弧形状のいずれかであることを特徴とする、
    請求項2に記載の収納室用棚板。
  4. 前記溝は、手前側が略鉛直となる面で奥側が傾斜面となる断面鋸刃形状であることを特徴とする、
    請求項3に記載の収納室用棚板。
  5. 前記棚部は水平に配置される板部材であり、
    前記前框部は、前記棚部の手前側端面に固定されて上下方向に延び、上端面が前記載置面の一部を構成する板部材であり、
    前記棚部の前記手前側端面と前記前框部の境界に前記段部が形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の収納室用棚板。
  6. 前記前框部は、前記棚部の手前側端面及び手前側底面の双方に当接する断面略L字形状の部材であることを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれかに記載の収納室用棚板。
  7. 前記前框部の前記板部材の上端面が、前記棚部の上面から上方に突出することで、前記棚部と前記前框部の境界に前記段部が形成されることを特徴とする、
    請求項4に記載の収容室用棚板。
  8. 前記前框部の下端面における奥側縁に、奥側に向かって上方に傾斜する傾斜面が形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の収納室用棚板。
  9. 前記載置面から前記前框部の下端面までの上下方向寸法が、5センチメートル以下であることを特徴とする、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の収納室用棚板。
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