JP3194799U - 三重構造の布地 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1の生地と第2の生地との間に中間層生地を有する三重構造を形成することによって、布地が薄く、且つ、均一な厚さとなる三重構造の布地を提供する。【解決手段】第1の生地1と第2の生地2との間に中間層生地3を有する三重構造の布地であって、前記第1の生地1は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、前記第2の生地2は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、前記中間層生地3は、前記第1の生地1と前記第2の生地2との間で、該第1の生地1及び該第2の生地2に略直交する方向に織り込まれている、ことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、布地に関する。また、本考案は、その布地を用いた被服、鞄又はタオルに関するものであってもよい。
特許文献1では、ナイロン地からなる表生地とメリヤス地などからなる裏生地との間に、熱可塑性のポリエステルからなり、プリーツ加工によって凹凸形状に成形されたネット素材(メッシュ地)を介在し、表から押さえ縫いして所定の領域にネット素材を封じる技術を開示している。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、表から押さえ縫いして所定の領域にネット素材を封じているため、使用時に縫い目から詰め物が抜け出す場合がある。また、特許文献1には、表から押さえ縫いして所定の領域にネット素材を封じているため、布地が厚くなり、且つ、均一な厚さとならない。更に、特許文献1には、表から押さえ縫いして所定の領域にネット素材を封じているため、縫製が煩雑化する。
本考案は、第1の生地と第2の生地との間に中間層生地を有する三重構造を形成することによって、布地が薄く、且つ、均一な厚さとなる三重構造の布地を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の一つの実施形態は、第1の生地と第2の生地との間に中間層生地を有する三重構造の布地であって、前記第1の生地は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、前記第2の生地は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、前記中間層生地は、前記第1の生地と前記第2の生地との間で、該第1の生地及び該第2の生地に略直交する方向に織り込まれている、ことを特徴とする三重構造の布地を提供する。また、前記中間層生地は、繊維が所定の間隔で平行に配置され、前記第1の生地と前記第2の生地との間に空間を形成している、ことを特徴とする三重構造の布地であってもよい。また、前記第1の生地、前記第2の生地および前記中間層生地が重畳的に配置され、立体的形状を有する、ことを特徴とする三重構造の布地であってもよい。また、前記中間層生地の繊維は、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、アクリル又はその他合成繊維である、ことを特徴とする三重構造の布地であってもよい。
本考案に係る三重構造の布地によれば、第1の生地と第2の生地との間に中間層生地を有する三重構造を形成することによって、布地が薄く、且つ、均一な厚さとすることができる。
表生地(第1の生地)と裏生地(第2の生地)との間に中間層生地を有する三重構造の布地を用いて、本考案を説明する。なお、本考案は、以下に説明する三重構造の布地以外でも、表生地と裏生地とに挟まれ、且つ、表生地及び裏生地に略直交する方向に織り込まれている中間層生地を有するもの(布、生地、織物、被服、鞄、タオルなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。また、本考案は、以下に説明する三重構造の布地以外でも、表生地と裏生地とに用途が限定されることなく、リバーシブルな布地であってもよい。
図1及び図2を用いて、本考案の実施形態に係る三重構造の布地の構成を説明する。ここで、図1は、本考案に係る三重構造の布地の一例を示す概略構成図である。図2は、図1のRa領域の拡大図であり、本考案に係る三重構造の布地の一例を示す図である。なお、図1及び図2に示す三重構造の布地の構成は一例であり、本考案は図1及び図2に示す構成に限定されるものではない。
図1に示すように、本実施形態に係る三重構造の布地100は、第1の生地(以下、「表生地」という。)1と第2の生地(以下、「裏生地」という。)2との間に中間層生地3を有する三重構造の布地である。三重構造の布地100は、表生地1、裏生地2および中間層生地3が重畳的に配置され、立体的形状を有する。
以下に、各構成を具体的に説明する。
表生地1は、図2に示すように、繊維が緯糸として経糸方向(図中のx方向)に沿った所定の間隔で織り込まれている。表生地1は、本実施形態では、2種類の糸(1a及び1b)を交互に織り込まれている。なお、図2に示す表生地1は一例であり、本考案に用いることができる表生地1は図2に示すものに限定されるものではない。
裏生地2は、図2に示すように、繊維が緯糸として経糸方向(図中のx方向)に沿った所定の間隔で織り込まれている。裏生地2は、本実施形態では、2種類の糸(2a及び2b)を交互に織り込まれている。なお、図2に示す裏生地2は一例であり、本考案に用いることができる裏生地2は図2に示すものに限定されるものではない。
表生地1及び裏生地2の繊維は、布地の用途等に応じて、任意に定められる。表生地1及び裏生地2の繊維は、例えば絹、綿、麻若しくは羊毛又はその他天然繊維を用いてもよい。また、表生地1及び裏生地2は、その表面をガーゼ地で形成してもよい。この構成によれば、ガーゼの柔らかさを布地に持たせることができ、軽くて乾きやすく、使うほど
に布地が肌になじむようにできる。
に布地が肌になじむようにできる。
中間層生地3は、図2に示すように、表生地1と裏生地2との間で、表生地1及び裏生地2に略直交する方向(図中のz方向)に織り込まれている。また、中間層生地3は、繊維が所定の間隔で平行して配置され、表生地1と裏生地2との間に空間を形成している。これにより、本実施形態に係る三重構造の布地100は、形成した空間に空気及び/又は湿気が流れ、空気及び/又は湿気の循環空気層を形成することができる。また、三重構造の布地100は、空気及び/又は湿気の循環空気層を形成することができるので、爽やかで布地(肌)が呼吸している感覚を模擬することができる。
なお、中間層生地3の繊維は、比較的弾性の高い繊維を用いることができる。中間層生地3の繊維は、例えばポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、アクリル又はその他合成繊維を用いてもよい。
以上のとおり、本考案に係る三重構造の布地100によれば、表生地1及び裏生地2に略直交する方向に中間層生地3を織り込んでいるため、使用時に縫い目から詰め物が抜け出すこと防止することができる。また、本考案に係る三重構造の布地100によれば、表生地1と裏生地2との間で、表生地1及び裏生地2に略直交する方向に中間層生地3を織り込んでいるので、布地の厚さが薄くなり、且つ、均一な厚さにすることができる。更に、本考案に係る三重構造の布地100によれば、表生地1、裏生地2及び中間層生地3を同時に編み込みすることができるので、縫製を単純化することができる。
また、本考案に係る三重構造の布地100によれば、表生地1と裏生地2との間に中間層生地3を有する三重構造を形成することによって、布地が薄く、且つ、均一な厚さとなる三重構造の布地とすることができる。このため、三重構造の布地100によれば、表生地1又は裏生地2の表面の汚れが落ちやすく、容易に洗濯できる。また、三重構造の布地100によれば、表生地1と裏生地2との間に中間層生地3を有する三重構造を形成することによって水分によって収縮しないことで、サイズが縮んで小さくなる恐れが無い。更に、三重構造の布地100によれば、表生地1と裏生地2との間に中間層生地3を有する三重構造を形成することによって、表と裏の生地をきちんと支え、キックバックの強い布地にすることができ、変形しにくく、斜行しにくく、型崩れしにくい特性を有することができる。
更に、本考案に係る三重構造の布地100によれば、表生地1と裏生地2との間に中間層生地3を有する三重構造を形成することによって、空気及び/又は湿気の循環空気層を形成することができる。このため、三重構造の布地100によれば、通気性に優れ、水分の吸収や発散が早く、 吸湿性と保温性を高めることができる。また、三重構造の布地100によれば、表生地と裏生地との間に中生地を必要としないので、軽量化でき、エコロジーであるとともに、縫製が煩雑化することもない。
実施形態に係る三重構造の布地100の実施例を用いて、本考案を説明する。なお、本考案は、以後に説明する布地以外でも、表生地と裏生地とに挟まれ、且つ、表生地及び裏生地に略直交する方向に織り込まれている中間層生地を有するもの(布、生地、織物、被服、鞄、タオルなど)であれば、いずれのものにも用いることができる。
図3を用いて、本考案の実施例に係る三重構造の布地100aの構成を説明する。ここで、図3(a)は、本実施例に係る三重構造の布地100aの一例を示す概略構成図である。図3(b)は、図3(a)のR1領域の拡大図であり、本実施例に係る三重構造の布地の一例を示す図である。なお、図3に示す三重構造の布地の構成は一例であり、本考案は図3に示す構成に限定されるものではない。
図3(b)に示すように、本実施例に係る三重構造の布地100aは、表生地1と裏生地2との間に中間層生地3を有する三重構造の布地である。
三重構造の布地100aは、本実施例では、厚さ略3mmである。三重構造の布地100aの表生地1は、略0.3mmである。三重構造の布地100aの裏生地2は、略0.3mmである。三重構造の布地100aの中間層生地3は、略2.4mmである。なお、三重構造の布地の各構成の厚さは一例であり、本考案は図3に示す各構成の厚さに限定されるものではない。本考案に係る三重構造の布地は、表生地又は裏生地の厚さに対して、中間層生地の厚さは例えば略10倍であってもよい。
これにより、本実施例に係る三重構造の布地100aは、実施形態に係る三重構造の布地100と同様の効果を得ることができる。
以上のとおり、本考案に係る実施形態及び実施例について説明したが、本考案は上記の実施形態及び実施例に限定されるものではない。すなわち、本考案は、特許請求の範囲に記載の内容に基づいて、様々に変形、変更又はその他任意に改変され得る。
100,100a : 三重構造の布地
1,1a,1b : 第1の生地
2,2a,2b : 第2の生地
3 : 中間層生地
Ra,R1 : 拡大領域
1,1a,1b : 第1の生地
2,2a,2b : 第2の生地
3 : 中間層生地
Ra,R1 : 拡大領域
Claims (4)
- 第1の生地と第2の生地との間に中間層生地を有する三重構造の布地であって、
前記第1の生地は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、
前記第2の生地は、繊維が緯糸として経糸方向に沿った所定の間隔で織り込まれ、
前記中間層生地は、前記第1の生地と前記第2の生地との間で、該第1の生地及び該第2の生地に略直交する方向に織り込まれている、
ことを特徴とする三重構造の布地。 - 前記中間層生地は、繊維が所定の間隔で平行に配置され、前記第1の生地と前記第2の生地との間に空間を形成している、ことを特徴とする、請求項1に記載の三重構造の布地。
- 前記第1の生地、前記第2の生地および前記中間層生地が重畳的に配置され、立体的形状を有する、ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の三重構造の布地。
- 前記中間層生地の繊維は、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、アクリル又はその他合成繊維である、ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の三重構造の布地。
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JP2014005150U JP3194799U (ja) | 2014-09-29 | 2014-09-29 | 三重構造の布地 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105442163A (zh) * | 2015-12-25 | 2016-03-30 | 江南大学 | 具有凹凸效应的不同厚度间隔织物的编织方法 |
-
2014
- 2014-09-29 JP JP2014005150U patent/JP3194799U/ja not_active Expired - Fee Related
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