JP3194666U - 草抜き具 - Google Patents

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善哲 脇坂
善哲 脇坂
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Abstract

【課題】立った姿勢で草抜き作業を行うことができ、比較的軽い力で作業を行うことができる草抜き具を実現する。【解決手段】長寸法の支持杆1の先端部に開閉自在であって固定爪2aと回動爪2bとで構成する草を掴むための爪2を配置する。支持杆1の基端部には、前記爪2の開閉動作を行う把持ハンドル3を配置する。把持ハンドル3は支持杆1に固定するハンドル本体3aと、ハンドル本体3aに軸支されて開閉動作を行う操作レバー3bとで構成し、操作レバーと回動爪を伝動杆5で連結することによって把持ハンドル3の開閉操作で爪2を開閉して草を掴み、把持ハンドルを持って掴んだ草を引き抜く。把持ハンドル3の基方延長線上には、把持ハンドルを握った手の肘と手首の間を支持する腕支持部材4を設ける。【選択図】 図1

Description

本考案は、立った姿勢で能率的に草抜き作業を行うことができる草抜き具に関する考案である。
草抜き具は、一般的にしゃがんだ姿勢で使用するものであるため、非常に疲れる欠点がある。また、草の根を完全に除去することは困難であった。草の根を掴んで除草する器具として、例えば特許文献3に開示されたものが知られている。特許文献2には、先端に掘削爪を備えた把持部を交差させ、交差部で軸支する雑草取り器の発明が開示されている。特許文献1には、取っ手棒の先端に鋏体を設け、この鋏体を取っ手棒の上部に配置したレバーによって開閉する雑草除去具の発明が開示されている。
実用新案登録第3150780号公報 実開昭55−164902号公報 特公昭47−17807号公報
特許文献3に開示された除草器具は、先の尖った挟持部をニッパーのように使用して雑草の根を掴んで引抜くもので、しゃがんだ姿勢で使用するため、作業者が疲労し易い欠点がある。特許文献2に記載された発明は、交差状の把持部を左右の手で持って操作するものであるため、両手がふさがってしまう欠点がある。特許文献1に記載された発明では、取っ手棒の基端部に設けたレバーの握り操作によって先端の鋏体で草を掴み、取っ手棒を引っ張って草を引き抜く。この場合、取っ手棒の基端を握った手が安定しないため、軽快に操作を行うことができない。特許文献1に記載された発明では、鋏体の基端部にすべり突部を設けておきテコの要領で草を引き抜くように工夫しているが、片手の動作であるため力が入りにくい欠点がある。
上記、従来技術の欠点に鑑み、本考案は立った姿勢で草抜き作業を行うことができるものであって、片手でなるべく無駄な力を入れることなく楽に作業を行うことができる草抜き具を実現することを目的とするものである。
上記目的を実現する請求項1に記載の考案は、長寸法の支持杆1の先端部に開閉自在であって草を掴む一対の爪2を配置する。支持杆1の基端部には、前記開閉自在の一対の爪2の開閉動作を行う把持ハンドル3を配置する。さらに、この把持ハンドル3の基方延長線上に把持ハンドルを握った手の肘と手首の間を支持する腕支持部材4を設けたことを特徴とする草抜き具である。
請求項2記載の考案は、草を掴む一対の爪2を、支持杆1に固定される固定爪2aと、固定爪2aに対して軸支されて開閉動作を行う回動爪2bとで構成する。また、把持ハンドル3を支持杆1に固定されるハンドル本体3aと、ハンドル本体3aに軸支されて開閉動作を行う操作レバー3bとで構成し、支持杆1の内部を貫通する伝動杆5の先端を回動爪2bのアーム2cに、伝動杆5の基端を操作レバー3bに連結し、操作レバー3bの開閉動作によって伝動杆5を移動させて回動爪2bを開閉させることである。
請求項3記載の考案は、腕支持部材4の構造について、支持杆1に固定されるハンドル本体3aの上部に一端を固定し、基方に延長される延長部材4aの他端に、腕を支持する湾曲部材4bを設けたことである。
請求項4記載の考案は、草Aを掴む一対の爪2は、先端が鋭角的に尖り土中に突き刺すことができる形状とし、一対の爪2の対向縁に相互に歯合する鋸歯状の凹凸6を形成したことである。
請求項1記載の考案によれば、長寸法の支持杆1の基端部に配置した把持ハンドル3を持って、立った姿勢のまま、支持杆1の先端部に配置した一対の爪2で草Aを掴み、把持ハンドル3を持って草を引き抜く。このとき、把持ハンドルを持った手の肘と手首の間を腕支持部材4で支持させることによって、支持部材4の当接位置を支点として、手首に梃子の原理で大きな力を作用させることができるため、より小さな力で楽に草抜きの作業を進めることができる。
請求項2記載の考案によれば、支持杆1の先端部に配置する爪2を支持杆1に固定される固定爪2aと、固定爪2aに対して軸支されて開閉動作を行う回動爪2bとで構成することによって、固定爪2aがしっかりと安定する。そのため、固定爪2aを草Aの根本に差し込んだりして、支点として安定させて使用することができる。一方、把持ハンドル3を支持杆1に固定されるハンドル本体3aと、ハンドル本体3aに軸支されて開閉動作を行う操作レバー3bとで構成することにより、しっかりと安定したハンドル本体3aを支えとして、操作レバー3bを力強く操作することができるため、草を掴む力をしっかりと回動爪2bに伝えることができる。
請求項3記載の考案によれば、腕支持部材4を支持杆1に固定されるハンドル本体3aの上部に一端を固定し、基方に延長される延長部材4aの他端に、腕を支持する湾曲部材4bを設けたことによって、腕が接する支点が支持杆1の延長線上に位置し、支持杆を介して爪2に対してなるべく大きな力を伝え、草抜き作業を効果的に行うことができる。
請求項4記載の考案によれば、爪2の先端を土中に突き刺すことによって草Aの根を引き抜くことができるとともに、一対の爪2の対向縁に相互に噛合する鋸歯状の凹凸6を形成したことによって、爪2によって草の根や茎をしっかりと掴むことができる。
図1は、一部を縦断して示す、本考案に係る草抜き具の正面図、 図2は、支持杆の先端部分の分解状態の正面図、 図3は、把持ハンドルを握った状態の正面図、 図4は、把持ハンドルを握った状態の平面図、 図5は、把持ハンドル部分を示す右側面図、 図6は、草抜きの使用状態を示す正面図である。
以下、本考案に係る草抜き具の好ましい実施形態を、添付の図面に基づいて説明する。
図1は、一部を縦断して示す本考案に係る草抜き具の正面図、図2は、支持杆の先端部分の分解状態の正面図、図5は、使用状態を示す正面図である。
本考案に係る草抜き具は、パイプ状の支持杆1と、支持杆1の先端部に配置する草を掴むための一対の爪2と、支持杆1の基端部に配置する把持ハンドル3と、把持ハンドル3の基方延長線上に配置する腕支持部材4とで構成する。
爪2は、草を掴むことができるものであれば特に限定されるものではないが、図2に示す実施形態では、爪2を固定爪2aと、回動爪2bとで構成している。固定爪2aには、支持杆1の先端部に挿入する挿入部7が一体に形成されており、支持杆1の先端部に挿入部7を挿入し、その外周にスリーブ8を装着し、スリーブ8と、支持杆1と固定爪の挿入部7をビス9、9で固定することによって、支持杆1の先端部に固定爪2aをしっかりと固定している。
固定爪2aには、回動爪2bを支持する支持孔10と、支持孔10を中心とする円弧状のガイド孔11が穿設されている。固定爪2aの全体形状は、先方に向けて尖った形状とし、回動爪2bと対向する側縁に鋸歯状の凹凸6を形成している。
固定爪2aには回動爪2bが軸支されている。すなわち、図2から理解されるように、回動爪2bには固定爪2aの支持孔10と対応する位置に軸孔12を穿設してあり、支持孔10と軸孔12に貫通させて支持軸13を貫通させて軸支するようにしている。
回動爪2bには、軸孔12から一定寸法のアーム2cを突出形成している。アーム2cの先端部分には貫通孔14が穿設してあり、この貫通孔14と軸孔12の寸法を、固定爪2aの支持孔10とガイド孔11までの寸法と一致させ、固定爪2aのガイド孔11と回動爪2bの貫通孔14にガイドピン15を貫通させている。したがって回動爪2bは、固定爪2aのガイド孔11によって案内されながら回動する。回動爪2bの全体形状は、先方に向けて尖った形状とし、固定爪2aと対向する側縁に鋸歯状の凹凸6を形成している。固定爪2aの凹凸6と回動爪2bの凹凸6は閉じたときに、噛合するようにしておくのが望ましい。
支持杆1の基端部に配置する把持ハンドル3は、支持杆1先端の爪2を開閉させることができるものであれば、その構造は特に限定されるものではない。図1に示す実施形態では、把持ハンドル3を支持杆1に固定するハンドル本体3aとハンドル本体3aに一端を軸16で軸支した操作レバー3bとで構成する。操作レバー3bは、軸16にバネ17を装着して解放方向に付勢している。すなわち、解放時には図1における二点鎖線の位置にあり、把持することによって実線位置に移動させることができるものである。
支持杆1には軸方向に伝動杆5を貫通させ、該伝動杆5の先端は、前記回動爪2bのガイドピン15に連結されているとともに、伝動杆5の基端は、操作レバー3bに連結している。この構造とすることによって把持ハンドル3の操作レバー3bと爪2の回動爪2bが連動し、操作レバー3bを握り締めていない図1の二点鎖線の状態では、回動爪2bは開いた状態にある。把持ハンドル3を握り締めて、操作レバー3bを図1の実線で示す位置に移動させると、連動杆5が引っ張られて、支持杆1先端の爪2の回動爪2bは図1に実線で示す閉じた状態となる。
すなわち、把持ハンドル3の操作レバー3bを握り締めることによって、立った状態で地上の草Aを掴むことができることになる。したがって、ハンドル操作によって、爪2で草Aを掴み引っ張ることによって草Aを引き抜くことができる。
把持ハンドル3には、腕支持部材4を固定する。腕支持部材4は把持ハンドル3基方の延長方向に突出し、把持ハンドルを握った手の肘と手首の間を支持することができるものであればよい。図示実施形態の腕支持部材4は、直線状の延長部材4aをハンドル本体3aの上部側面に、基方に向けて突出させた状態に固定し、延長部材4aの基端に腕を支持することができる湾曲部材4bを固定している。
腕支持部材4は、全体を一体に形成するものであってもよいが、図示実施形態においては、延長部材4aと湾曲部材4bをそれぞれ扁平な部材で形成し、両者をビス止めすることによって形成している。この構造では、比較的簡単にかつ安価に製造することができる。延長部材4a及び湾曲部材4bの表面は、ビニールコーティングを施すことによって、手に対する当たりを柔らかくすることができる。
腕支持部材4は、図5に示すように腕をソフトに支持することができる円弧状に湾曲させている。そして、図3、図4に示すように把持ハンドルを持った手の肘と手首の間を支持することによって、支持位置を支点として支持杆1全体を操作することができるようにしている。
本考案に係る草抜き具を使用するには、図3、図4に示すように把持ハンドル3を握って、ハンドル本体3aを支えとして操作レバー3bを引くことによって支持杆1先端の爪2で草Aを掴む。草を掴んだ状態で把持ハンドル3を基方に引っ張ると支持杆1全体を引き上げ、爪2によって掴んだ草Aを引き抜くことができる。この時、腕の力は腕支持部材4があることによって、しっかりと引き抜きの力として伝えることができる。
図示実施形態の腕支持部材4は、湾曲部が上方に向けて広がるように解放される形状としている。この形状では、作業者の腕を容易に支受することができる。しかしながら、湾曲部分の形状を例えば上方の解放部を狭めて、作業者の腕を弾性的に保持するようにすることができる。あるいは、作業者の腕を縛るようなベルトを備えるようにしてもよい。このようにすると、腕支持部材4に作業者の腕がしっかりと保持され、腕の力をより確実に支持杆1、具体的には草を掴んだ爪2に伝えることができる。
一対の爪2、すなわち固定爪2a及び回動爪2bは、先端に向けて尖った形状であって、対向側縁に相互に噛合する凹凸6、6を形成している。この形状であると、固定爪2aの先端を草Aの根本に差し込むことによって草Aの根をしっかりと掴むことができより確実に草の根を抜くことができる。爪2の先端を土中に差し込まない場合であっても、噛合する凹凸によって草Aの根本部分をしっかりと掴むことができる。
1…支持杆、 2…爪、 2a…固定爪、 2b…回動爪、 2c…アーム、 3…把持ハンドル、 3a…ハンドル本体、 3b…操作レバー、 4…腕支持部材、 4a…延長部材、 4b…湾曲部材、 5…伝動杆、 6…凹凸、 7…挿入部、 8…スリーブ、 9…ビス、 10…支持孔、 11…ガイド孔、 12…軸孔、 13…支持軸、 14…貫通孔、 15…ガイドピン、 16…軸、 17…バネ、 A…草。

Claims (4)

  1. 長寸法の支持杆の先端部に開閉自在であって草を掴む一対の爪を配置するとともに、支持杆の基端部に前記開閉自在の一対の爪の開閉動作を行う把持ハンドルを配置し、該把持ハンドルの基方延長線上に把持ハンドルを握った手の肘と手首の間を支持する腕支持部材を設けたことを特徴とする草抜き具。
  2. 草を掴む一対の爪は、支持杆に固定される固定爪と、該固定爪に対して軸支されて開閉動作を行う回動爪とで構成し、把持ハンドルは支持杆に固定されるハンドル本体と、ハンドル本体に軸支されて開閉動作を行う操作レバーとで構成し、支持杆の内部を貫通する伝動杆の先端を回動爪のアームに、伝動杆の基端を操作レバーに連結し、操作レバーの開閉動作によって伝動杆を移動させて回動爪を開閉させることを特徴とする請求項1記載の草抜き具。
  3. 腕支持部材は、支持杆に固定されるハンドル本体の上部に一端を固定し、基方に延長される延長部材の他端に、腕を支持する湾曲部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の草抜き具。
  4. 草を掴む一対の爪は、先端が鋭角的に尖り土中に突き刺すことができる形状とし、一対の爪の対向縁に相互に歯合する鋸歯状の凹凸を形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の草抜き具。
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