JP3194495U - ペダル取付け可能なストライダー - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のストライダーの構造を改善するのに用いられるペダル取付け可能なストライダーを提供する。【解決手段】一個車台1および複数個の車輪2が含まれるペダル取付け可能なストライダーであって、上記車台1には複数個のハブ11が設けられる。上記車輪2にはそれぞれ上記複数個のハブ11が回転自在に設けられ、その内の一個の車輪2の中心部位には一個の第一軸管21が設けられ、上記第一軸管21には二個の第一係止部L1が設けられ、上記二個の第一係止部L1は上記車台1の相対する両側に位置され、上記第一軸管21には一個内環面と一個外環面が含まれ、二個位置決め孔211はそれぞれ上記第一軸管21の内環面と外環面を貫穿して上記二個の第一係止部L1を形成するように構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ストライダーに関するもので、特に、ペダル取付け可能なストライダー(商標:キッズ用ペタルなし自転車)に係るものである。
図5は従来のストライダーの構造の説明図である。図5を参照すると、従来のストライダー8において、一個のサポートフレーム81の一端には使用者が握持するための一個のハンドル811が設けられ、サポートフレーム81のもう一端には二個の延伸部812が設けられ、一個の前輪82は一個の車軸821をもってサポートフレーム81の二個の延伸部812の間に枢接される。二個の円弧形板83はそれぞれ一端によってサポートフレーム81の一方に結合され、一個の後輪84は一個の車軸841をもって二個の円弧形板83のもう一端に枢接され、二個の円弧形板83の中段には一個のサドル85が組み立てられる。
上述した構造に基づき、幼児はサドル85の上に乗り、手でハンドル811を握持し、さらに両足によって同時または片足ずつ地面を蹴って押し進むことにより、前輪82と後輪84が回転するように連動し、ストライダー8を前へ進むことができ、歩行の練習と平衡感の訓練などの効果を達成することができる。このような従来のストライダー8に類似した構造は既に中華民国公告第M397932号(特許文献1参照)の「多機能ストライダー」において一つの実施例として開示されている。
しかしながら、このような従来のストライダー8では「ストライド(大股で歩く)」という単一の効果しか提供することができず、幼児が大きくなると(既に歩くようになった)、ペダルを踏み付けて動力が生じるとともに、前進方向を制御することができる自転車に対して興味を持つようになり、そのために親はまたお金を掛けて自転車を購入しなければならず、そしてこの従来のストライダー8は放置されたり、或いは淘汰されて棄てられたりするため、地球環境保全の意識が高まる現在では、資源浪費の行為である。
また、図6は従来の両用車の構造の説明図である。従来の両用車9には一個の第一車台91と一個の第二車台92が含まれる。第一車台91の一個の主軸管911には一個の第一結合部912が設けられる。主軸管911は一個の空心の管体からなり、一個の主軸913は主軸管911の中に穿設され、かつ主軸913の両端は主軸管911から突き出るように形成される。主軸913の一端には一個のハンドル914が結合され、主軸913のもう一端には一個の支持フレーム915が設けられる。支持フレーム915には一対の軸孔916が設けられ、一個の第一輪917の一個の軸918が枢接するのに用いられる。軸918の両端にはそれぞれ一個のペダル919が結合される。第二車台92の一端には一個の第二結合部921が設けられ、もう一端には一個の第二輪922が設けられる。第二車台92そのものには相対する一個の第二表面924が設けられ、第二車台92の第一表面923には一個のサドル925が設けられる。第二車台92は上下反対に設置することができ、かつ第二車台2の第二結合部921により第一車台1の第一結合部912と結合することができる。
これにより、使用者は使用の需要性に応じて上記の従来の両用車9の使用の態様を任意に変換することができ、例えば、従来の両用車9を自転車として使用しようとする場合、ペダル919を第一輪917の軸918まで組み立てることができ、さらに第二車台92にサドル925が設けられた第一表面923を上に向けさせる。使用者はサドル925の上に乗ることができ、そしてペダル919を踏み付けて両用車9を前進するように駆動することができる。
一方、上記の従来の両用車9をストライダーとして使用しようとする場合、ペダル919を第一輪917の軸918から取り外し、さらに第二車台92の第二表面924を上に向けさせることにより、使用者は第二表面924の上に立つことができ、そして片方の足で着地して地面を蹴ることにより、両用車9を前進させることができる。上記のような従来の両用車9に類似した構造は既に中華民国公開第201217213号(特許文献2参照)の「両用車」において一つの実施例として開示されている。
しかしながら、上記の従来の両用車9においてはペダル919を第一輪917の軸918まで嵌接した後、余分に一個の固定部材Sによってペダル919と軸918を貫穿して固定しなければならない。そのため、従来の両用車9においてはペダル919を組み立てようとする時、またはペダル919を取り外そうとする時、必ず工具(例えばねじ回し)を使用して操作しなければならず、組立てと取外しの利便性と効率が悪いだけではなく、使用者は工具を随時に携帯しなければならないため、使用者にとって不便さをもたらしてしまうという問題点があった。
この他に、従来の両用車9のペダル919を取外した後、対応する収納空間がないため、余分に二個のペダル919を収納する入れ物を用意しなければならず、使用者に不便さをもたらすだけではなく、特別に注意して二個ペダル919を無くさないように保管しなければならず、一旦無くしてしまうと、従来の両用車9は再び自転車として使用することができなくなり、「両用」としての効果がなくなってしまうという問題点があった。
中華民国公告第M397932号 中華民国公開第201217213号
上述した問題点に鑑みて、従来のストライダーでは確実に依然として改善する必要性があった。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案されたものであって、その第一の目的は、使用者の需要に応じて使用態様をストライダーまたは自転車として任意に変換することができ、かつその使用態様を変換する時、使用者は工具を使用することなく、簡単かつ迅速にペダルを取り付けたり取外したりすることができるペダル取付け可能なストライダーを提供することにある。
本考案の第二の目的は、取外したペダルを上記ストライダーに直接収納することができるペダル取付け可能なストライダーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案によるペダル取付け可能なストライダーは、一個の車台、複数個の車輪および二個のペダルが含まれる。上記車台には複数個のハブが設けられる。上記車輪はそれぞれ回転自在に上記複数個のハブに設けられ、その内の一個の車輪の中心部位に一個の第一軸管が設けられ、上記第一軸管には二個の第一係止部が設けられる。上記二個の第一係止部は上記車台の相対する両側に位置される。上記第一軸管には一個の内環面と一個の外環面が含まれる。二個の位置決め孔はそれぞれ上記第一軸管の内環面と外環面を貫穿して上記二個の第一係止部を形成する。上記二個のペダルにはそれぞれ一個の第二軸管と一個の第二係止部が含まれ、上記二個の第二軸管はそれぞれ上記第一軸管と互いに嵌接し、さらにそれぞれ上記第二係止部によって対応する第一係止部と互いに係止する。上記各ペダルの第二係止部は上記第二軸管に設けられる。上記第二係止部には一個の弾性部材と一個の位置決め部材が含まれる。上記位置決め部材は上記弾性部材によって上記第二軸管と連接する。上記第二軸管には一個の内環面と一個の外環面が含まれる。上記位置決め部材は上記第二軸桿の外環面から突き出るように形成される。上記各ペダルは上記第二軸管から上記第一軸管の中に嵌入され、さらに上記位置決め部材によって対応する位置決め孔に嵌入して係止するように形成される。上記第一軸管の外環面には二個の凹溝が設けられ、上記二個の位置決め孔はそれぞれ上記二個の凹溝と連通する。上記第二軸管には一個の開口溝が設けられ、上記開口溝は上記第二軸管の内環面と外環面を貫穿する。上記弾性部材は上記開口溝の中に設けられる。上記弾性部材は一個の弾性片からなり、上記弾性片の一端は上記第二軸管と結合し、上記位置決め部材は上記弾性片の自由端に結合される。上記第一軸管の内環面には一個の導引溝が設けられ、上記第二軸管の外環面には一個の導引部が設けられる。上記導引部は上記導引溝の中に係止されることにより、上記第二軸管は上記第一軸管に相対して回転することができないように制限し、かつ上記位置決め部材と上記導引部が上記第二軸桿の外環面における間隔は、上記位置決め孔と上記導引溝が上記第一軸管の内環面における間隔と同じである。上記第一軸管の内環面の径方向の断面は非正円の形態に形成され、上記第二軸管の外環面と上記第一軸管の内環面は互いに整合する。上記第一軸管の中に一個の補助支持部材が設けられる。上記第二軸管の内環面は上記補助支持部材に当接し、上記補助支持部材の外環面には一個の逃げ用欠け溝が設けられ、上記逃げ用欠け溝は上記第一軸管の位置決め孔に位置合わせされる。
また、本考案によるペダル取付け可能なストライダーは次のようにも構成できる。一個のペダル収納部がさらに含まれ、上記ペダル収納部には一個の結合部と二個の収容部が含まれる。上記結合部は上記車台に結合される。上記各収容部は環状で、かつ一個の内環面と一個の外環面が含まれる。上記二個の収容部はそれぞれその外環面により上記結合部と連接し、上記二個のペダルはそれぞれその第二軸管により上記二個の収容部に嵌入する。上記各収容部には一個の位置決め孔が設けられ、上記位置決め孔は上記収容部の内環面と外環面を貫穿する。上記各ペダルの位置決め部材は対応する位置決め孔に嵌入して係止するように形成される。上記各収容部の外環面には一個の欠け溝が設けられ、上記位置決め孔は上記欠け溝と連通する。上記各収容部の内環面には一個の導引レールが設けられ、上記第二軸管の外環面には一個の導引部が設けられる。上記導引部は上記導引レールの中に係止され、かつ上記位置決め部材と上記導引部が上記第二軸桿の外環面における間隔は、上記位置決め孔と上記導引レールが上記収容部の内環面における間隔と同じである。上記各第二軸桿の外環面の径方向の断面は非正円の形態に形成され、上記各収容部の内環面と上記各第二軸桿の外環面は互いに整合する。
本考案のペダル取付け可能なストライダーによれば、使用者の需要に応じて使用態様をストライダーまたは自転車として任意に変換することができ、かつその使用態様を変換する時、使用者は工具を使用することなく、簡単かつ迅速にペダルを取り付けたり取外したりすることができるという利点がある。
本考案のペダル取付け可能なストライダーによれば、取外したペダルを上記ストライダーに直接収納することができるという利点がある。
図1は、本考案の実施例の立体構造の説明図である。 図2は、本考案の実施例が自転車として局部の立体構造の説明図である。 図3は、本考案の実施例の局部の立体分解構造の説明図である。 図4は、本考案の実施例がストライダーとして局部の立体構造の説明図である。 図5は、従来のストライダーの構造の説明図である。 図6は、従来の両用車の構造の説明図である。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施例の立体構造の説明図である。図1を参照すると、本考案のペダル取付け可能なストライダーには大別して一個の車台1、複数個の車輪2および二個のペダル3が含まれる。複数個の車輪2は車台1に設けられ、二個のペダル3は着脱自在にその内の一個の車輪2に結合されることにより、本考案のペダル取付け可能なストライダーは自転車またはストライダーとして使用することができる。
ここにおいて、ペダル取付け可能なストライダーの車台1はいかなる構造形態およびサイズからなることができる。構造形態について言えば、車台1は一般に折畳むことができない車体の基台からなることができ、すなわち折畳むことができるため、収納空間を減らすことができる車体の基台からなることができる。また、車台1は一個の二輪車の基台、或いは一個の三輪車の基台、或いはその他の構造形態の車体基台からなることができる。サイズについては、車台1は一般的に大人が使用する車体の基台からなることも、或いは幼児が使用する小型車体の基台からなることもできる。
このように、本考案のストライダーに使用される車台1が使用の需要性に応じて調整することができることは、本考案の所属する技術分野で通常の知識を有するものには理解することができるため、本考案では制限を設けない。図1に示す実施例においては、車台1は選択的に幼児が使用する一個の三輪車の基台、すなわち車輪2の数は三個で、かつその内の一個は前輪2aであり、他の二個は後輪2bであり、車台1には三個のハブ11が設けられ、三個の車輪2が回転自在に連接するのに用いられる。
詳しく言えば、車台1には一個の主枠体12が含まれる。主枠体12には一個のサドル13が設けられ、使用者が乗るのに用いられる。主枠体12の前端は管状に形成され、一個の軸桿14が貫穿するのに用いられる。軸桿14の一端には一個の握持部15が結合され、使用者が握持するのに用いられる。軸桿14のもう一端には一個の支持フレーム16が設けられ、支持フレーム16には二個の同軸で相対する貫穿孔が設けられることにより、その内の一個のハブ11として形成され、前輪2aが枢接するのに用いられる。主枠体12の後端には二個のサポートフレーム17が延伸するように形成され、二個のサポートフレーム17の末端にはそれぞれ一個の貫穿孔が設けられることにより、他の二個のハブ11として形成され、二個の後輪2bが枢接するのに用いられる。
図2は本考案の実施例が自転車としての立体構造の局部の説明図で、図3は本考案の実施例の立体分解構造の局部の説明図である。図2、3を参照すると、前輪2aの中心部位には一個の第一軸管21が設けられ、第一軸管21には二個の第一係止部L1が設けられ、二個の第一係止部L1は車台1の相対する両側に位置される。二個のペダル3にはそれぞれ一個の第二軸管31と一個の第二係止部L2が含まれる。二個の第二軸管31はそれぞれ第一軸管21と互いに嵌接し、さらにそれぞれ第二係止部L2と対応する第一係止部L1によって互いに係止することにより、二個のペダル3は前輪2aの両側に安定して結合され、使用者はそれを踏み付けて前輪2aが回動するように駆動するのに用いられる。
本実施例において、第一軸管21には一個の内環面21aと一個の外環面21bが含まれる。第一軸管21には二個の位置決め孔211が設けられ、二個の位置決め孔211はそれぞれ第一軸管21の内環面21aと外環面21bを貫穿して二個の第一係止部L1を形成する。第一軸管21の外環面21bには二個の凹溝212が設けられ、二個の位置決め孔211はそれぞれ二個の凹溝212と連通する。
第一軸管21の内環面21aには一個の導引溝213が設けられ、導引溝213は第一軸管21の自由端の開口部から軸方向に沿って第一軸管21の内部に向って延伸する。また、好ましくは、第一軸管21の内環面21aの径方向の断面は非正円の形態に形成される。
第一軸管21には一個の補助支持部材214が設けられる。補助支持部材214は第一軸管21の軸心の部位に設けられ、補助支持部材214の外径はペダル3の第二軸管31の内径より少し小さいかまたは略同じである。補助支持部材214はペダル3の第二軸管31が当接するのに用いられることにより、ペダル3と第一軸管21の間の構造強度を高めるのに補助することができる。
また、補助支持部材214の外環面には一個の逃げ用欠け溝215が設けられる。逃げ用欠け溝215は位置決め孔211と位置合わせるように形成されるため、逃げ用欠け溝215から第一軸管21の内環面21aまでの間は十分な空間を有してペダル3の第二係止部L2に弾性的な変形が生じるのを提供することができる。
上述した第一軸管21と互いに嵌接する第二軸管31の外に、各ペダル3には更に一個の連接部材32と一個の足踏部33が含まれる。第二軸管31は連接部材32の一端に結合され、足踏部33は枢転自在に連接部材32のもう一端に設けられる。第二軸管31、連接部材32および足踏部33は略Z字形に形成され、使用者は足踏部33を踏み付けて軸管31が回動するように駆動するのに用いられる。
本実施例において、各ペダル3は選択的に第二軸管31から第一軸管21に嵌入する。第二軸管31には一個の内環面31aと一個の外環面31bが含まれる。第二軸桿31の外環面31bには一個の導引部311が設けられ、導引部311は第二軸桿31の自由端の開口部から軸方向に沿って連接部材32に向って延伸する。第二軸管31は第一軸管21に嵌入し、さらに導引部311によって導引溝213の中に係止されることにより、第二軸管31は第一軸管21に相対して回転することができなくなるのを制限し、かつ回転する第二軸管31によって第一軸管21が同期的に回転するように連動し、更に進んで前輪2aを回動させることができる。
好ましくは、第二軸桿31の外環面31bと第一軸管21の内環面21aは互いに整合し、さらに第二軸桿31の外環面31bの径方向の断面も対応する非正円の形態に形成されることにより、同様に第二軸管31は第一軸管21に相対して回転することができなくなるのを制限するという効果を奏する。
各ペダル3は選択的に第二係止部L2を第二軸管31に設けさせることにより、第二軸管31と第一軸管21が互いに嵌接する時、すなわち、第二係止部L2によって対応する第一係止部L1と互いに係止することができる。詳しく言えば、第二係止部L2には一個の弾性部材34と一個の位置決め部材35が含まれる。位置決め部材35は弾性部材34によって第二軸管31と連接し、位置決め部材35は第二軸桿の外環面31bから突き出るように形成される。これにより、第二軸管31が第一軸管21に嵌入する過程において、第一軸管21の内環面21aによって位置決め部材35を押圧するため、弾性部材34は弾性的に変形し、さらに位置決め部材35が対応する位置決め孔211に位置合わせされる時、弾性部材34の弾性的復元の能力により、位置決め部材35は対応する位置決め孔211の中に嵌入して係止するように形成される。
弾性部材34と位置決め部材35の構造の形態は特別に制限されていない。例を挙げて言えば、本実施例においては選択的に一個の弾性片を弾性部材34とし、位置決め部材35は一個の突出体からなることができる。第二軸管31には一個の開口溝312が設けられ、開口溝312は第二軸管31の内環面31aと外環面31bを貫穿し、弾性部材34は開口溝312の中に設けられ、さらに一端によって第二軸管31(すなわち上記開口溝312の環状周壁の部位)と結合する。
弾性部材34が第二軸管31と連接していない部位には全て弾性的な変形の能力が含まれ、位置決め部材35は好ましくは弾性部材34の弾性的変形能力が最もよい自由端に結合される。位置決め部材35の自由端は好ましくは円弧形態に形成され、さらに第二軸桿31の外環面31bから突き出るように形成される。また、製造の利便性と部材間の結合の安定性を高めるべく、位置決め部材35は一体になるように弾性部材34と連接することができ、弾性部材34も一体になるように第二軸管31と連接することができる。
また、位置決め部材35と導引部311の第二軸桿の外環面31bにおける間隔は、位置決め孔211と導引溝213が第一軸管21の内環面21aにおける間隔と略同じである。これにより、第二軸桿31が第一軸管21の中に嵌入した時、導引部311が導引溝213に位置合わせることにより、位置決め部材35が正確に位置決め孔211に位置合わせして嵌入するのを確保することができる。
再び図1、2を参照すると、好ましくは、本考案のペダル取付け可能なストライダーには更に一個のペダル収納部4が設けられ、前輪2aの第一軸管21から取外した二個のペダル3を収納するのに用いられる。本実施例において、ペダル収納部4には一個の結合部41と二個の収容部42が含まれ、結合部41は選択的に上記車台1の主枠体12の前端に結合され、結合部41によって主枠体12を固定して結合するか、或いは直接主枠体12と一体になるように互いに連接することができる。
各収容部42は環状に形成され、かつ一個の内環面42aと一個の外環面42bが含まれる。二個の収容部42はそれぞれその外環面42bによって結合部41と連接し、二個のペダル3はそれぞれの第二軸管31から二個の収容部42に嵌入することにより、使用しない二個のペダル3を暫く収納することができる。
好ましくは、各収容部42には一個の位置決め孔421が設けられる。位置決め孔421は収容部42の内環面42aと外環面42bを貫穿する。各収容部42の外環面42bには一個の欠け溝422が設けられ、位置決め孔421は欠け溝422と連通する。各収容部42の内環面42aには一個の導引レール423が設けられる。導引レール423は収容部42の軸方向に沿って延伸し、かつ軸方向で相対する両端の開口部まで延伸する。位置決め部材35と導引部311の第二軸桿31の外環面31bにおける間隔は、位置決め孔421と導引レール423が各収容部42の内環面42aにおける間隔と略同じである。
好ましくは、各収容部42の内環面42aと各第二軸桿31の外環面31bは互いに整合し、さらに収容部42の内環面42bの径方向の断面も対応する非正円の形態に形成される。
上述した構造に基づき、本考案のペダル取付け可能なストライダーを自転車として使用しようとする時、図1〜3を参照すると、使用者は二個のペダル3をそれぞれの第二軸管31から第一軸管21に嵌入させ、さらに導引部311を導引溝213に位置合わせして滑り込ませる。この過程において、第一軸管21の内環面21aは第二軸桿31の外環面31bから突き出る位置決め部材35を押圧することにより、弾性部材34は弾性的に変形するように形成される。
第二軸管31が第一軸管21に嵌入して予定の深さまで達した時、位置決め部材35は対応する位置決め孔211と互いに位置合わせすることができる。この時、第一軸管21の内環面21aは位置決め部材35を押圧しなくなり、そのために弾性部材34の弾性的復元能力により、位置決め部材35は対応する位置決め孔211の中に嵌入して係止するように形成され、かつ位置決め部材35の自由端は対応する凹溝212の中に突き出るように形成され、第二軸管31の内環面31aは第一軸管21の補助支持部材214に当接するように形成される。
これにより、使用者は車台1のサドル13の上に乗ることができ、さらに二個のペダル3の足踏部33を踏み付け、対応する連接部材32と第二軸管31を介して第一軸管21を同期して回転するように連動し、更に進んで前輪2aを回動させ、そしてペダル取付け可能なストライダーが前進するように駆動することができる。
一方、ペダル取付け可能なストライダーをストライダーとして使用しようとする時、図1、3、4を参照すると、使用者は凹溝212の中に突き出るように形成される位置決め部材35の自由端を直接押圧することにより、位置決め部材35と位置決め孔211の間の係止の関係を解除してペダル3を外へ引張ることにより、第一軸管21の内環面21aは再び位置決め部材35を押圧し、位置決め部材35が第一軸管21の内環面21aの中から抜き出すまで続ける。
また、取外したペダル3をその第二軸管31からペダル収納部4の収容部42に嵌入し、さらに導引部311を位置合わせるように収容部42の導引レール423に滑り込ませ、収容部42の内環面42aによって位置決め部材35を押圧することにより、弾性部材34は弾性的に変形するようになり、さらに位置決め部材35が収容部42の位置決め孔421に位置合わせする時、弾性部材34の弾性的な復元能力により、位置決め部材35は対応する位置決め孔421の中に嵌入して係止するように形成され、かつ位置決め部材35の自由端は対応する欠け溝422の中に突き出るように形成される。
これにより、使用者は取外したペダル3を迅速にペダル収納部4に取り付け、さらに二個のペダル3が対応する収容部42の中から脱落するのを避けることができるため、ペダル3の紛失の可能性を減らすことができる。使用者は車台1のサドル13の上に乗ることができ、そして同時に両足でまたは片足ずつで地面を蹴って推し進むことにより、ペダル取付け可能なストライダーが前進するのを駆動することができる。
総合すると、本考案のペダル取付け可能なストライダーによれば、使用者の需要に応じてストライダーまたは自転車(または三輪車)としての使用態様を任意に変換することができるため、資源の浪費を減らすという効果を達成することができる。さらに、本考案のペダル取付け可能なストライダーの使用態様を変換する時、使用者は工具を使用することなく、簡単かつ迅速にペダルを組み立てたり取外したりすることができるため、ペダルの着脱時の利便性と効率を高めることができ、加えて使用者はペダルの着脱用の工具を随時に携帯する必要性がないため、使用の利便性を高めるのに役立つことができる。
本考案のペダル取付け可能なストライダーによれば、取外したペダルを直接ストライダー内に収納することができるため、使用の利便性を高めることができる。
本考案は、その精神および必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定を意図するものではない。
1 車台
11 ハブ
12 主枠体
13 サドル
14 軸桿
15 握持部
16 支持フレーム
17 サポートフレーム
2 車輪
2a 前輪
2b 後輪
21 第一軸管
21a 内環面
21b 外環面
211 位置決め孔
212 凹溝
213 導引溝
214 補助支持部材
215 逃げ用欠け溝
3 ペダル
31 第二軸管
31a 内環面
31b 外環面
311 導引部
312 開口溝
32 連接部材
33 足踏部
34 弾性部材
35 位置決め部材
4 ペダル収納部
41 結合部
42 収容部
42a 内環面
42b 外環面
421 位置決め孔
422 欠け溝
423 導引レール
8 ストライダー
81 サポートフレーム
811 ハンドル
812 延伸部
82 前輪
821 車軸
822 ホイールリム
823 タイヤ
824 ハブ
825 支持リブ
83 円弧形板
84 後輪
841 車軸
85 サドル
9 両用車
91 第一車台
911 主軸管
912 第一結合部
913 主軸
914 ハンドル
915 支持フレーム
916 軸孔
917 第一輪
918 軸
919 ペダル
92 第二車台
921 第二結合部
922 第二輪
923 第一表面
924 第二表面
925 サドル
L1 第一係止部
L2 第二係止部
S 固定部材

Claims (2)

  1. 一個の車台(1)、複数個の車輪(2)および二個のペダル(3)が含まれるペダル取付け可能なストライダーであって、上記車台(1)には複数個のハブ(11)が設けられ、上記車輪(2)はそれぞれ回転自在に上記複数個のハブ(11)に設けられ、その内の一個の車輪(2)の中心部位に一個の第一軸管(21)が設けられ、上記第一軸管(21)には二個の第一係止部(L1)が設けられ、上記二個の第一係止部(L1)は上記車台(1)の相対する両側に位置され、上記第一軸管(21)には一個の内環面(21a)と一個の外環面(21b)が含まれ、二個の位置決め孔(211)はそれぞれ上記第一軸管(21)の内環面(21a)と外環面(21b)を貫穿して上記二個の第一係止部(L1)を形成し、上記二個のペダル(3)にはそれぞれ一個の第二軸管(31)と一個の第二係止部(L2)が含まれ、上記二個の第二軸管(31)はそれぞれ上記第一軸管(21)と互いに嵌接し、さらにそれぞれ上記第二係止部(L2)によって対応する第一係止部(L1)と互いに係止し、上記各ペダル(3)の第二係止部(L2)は上記第二軸管(31)に設けられ、上記第二係止部(L2)には一個の弾性部材(34)と一個の位置決め部材(35)が含まれ、上記位置決め部材(35)は上記弾性部材(34)によって上記第二軸管(31)と連接し、上記第二軸管(31)には一個の内環面(31a)と一個の外環面(31b)が含まれ、上記位置決め部材(35)は上記第二軸桿(31)の外環面(31b)から突き出るように形成され、上記各ペダル(3)は上記第二軸管(31)から上記第一軸管(21)の中に嵌入され、さらに上記位置決め部材(35)によって対応する位置決め孔(211)に嵌入して係止するように形成され、上記第一軸管(21)の外環面(21b)には二個の凹溝(212)が設けられ、上記二個の位置決め孔(211)はそれぞれ上記二個の凹溝(212)と連通し、上記第二軸管(31)には一個の開口溝(312)が設けられ、上記開口溝(312)は上記第二軸管(31)の内環面(31a)と外環面(31b)を貫穿し、上記弾性部材(34)は上記開口溝(312)の中に設けられ、上記弾性部材(34)は一個の弾性片からなり、上記弾性片の一端は上記第二軸管(31)と結合し、上記位置決め部材(35)は上記弾性片の自由端に結合され、上記第一軸管(21)の内環面(21a)には一個の導引溝(213)が設けられ、上記第二軸管(31)の外環面(31b)には一個の導引部(311)が設けられ、上記導引部(311)は上記導引溝(213)の中に係止されることにより、上記第二軸管(31)は上記第一軸管(21)に相対して回転することができないように制限し、かつ上記位置決め部材(35)と上記導引部(311)の上記第二軸桿の外環面(31b)における間隔は、上記位置決め孔(211)と上記導引溝(213)の上記第一軸管(21)の内環面(21a)における間隔と同じであり、上記第一軸管(21)の内環面(31a)の径方向の断面は非正円の形態に形成され、上記第二軸管(31)の外環面(31b)と上記第一軸管(21)の内環面(21a)は互いに整合し、上記第一軸管(21)の中に一個の補助支持部材(214)が設けられ、上記第二軸管(31)の内環面(31a)は上記補助支持部材(214)に当接し、上記補助支持部材(214)の外環面(31b)には一個の逃げ用欠け溝(215)が設けられ、上記逃げ用欠け溝(215)は上記第一軸管(21)の位置決め孔(211)に位置合わせされることを特徴とするペダル取付け可能なストライダー。
  2. 一個のペダル収納部(4)がさらに含まれ、上記ペダル収納部(4)には一個の結合部(41)と二個の収容部(42)が含まれ、上記結合部(41)は上記車台(1)に結合され、上記各収容部(42)は環状であり、かつ一個の内環面(42a)と一個の外環面(42b)が含まれ、上記二個の収容部(42)はそれぞれその外環面(42b)により上記結合部(41)と連接し、上記二個のペダル(3)はそれぞれその第二軸管(31)により上記二個の収容部(42)に嵌入し、上記各収容部(42)には一個の位置決め孔(421)が設けられ、上記位置決め孔(421)は上記収容部(42)の内環面(42a)と外環面(42b)を貫穿し、上記各ペダル(3)の位置決め部材(35)は対応する位置決め孔(421)に嵌入して係止するように形成され、上記各収容部(42)の外環面(42b)には一個の欠け溝(422)が設けられ、上記位置決め孔(421)は上記欠け溝(422)と連通し、上記各収容部(42)の内環面(42a)には一個の導引レール(423)が設けられ、上記第二軸管(31)の外環面(31b)には一個の導引部(311)が設けられ、上記導引部(311)は上記導引レール(423)の中に係止され、かつ上記位置決め部材(35)と上記導引部(311)の上記第二軸桿(31)の外環面(31b)における間隔は、上記位置決め孔(211)と上記導引レール(423)の上記収容部(42)の内環面(42a)における間隔と同じであり、上記各第二軸桿(31)の外環面(31a)の径方向の断面は非正円の形態に形成され、上記各収容部(42)の内環面(31a)と上記各第二軸桿(31)の外環面(31b)は互いに整合することを特徴とする請求項1に記載のペダル取付け可能なストライダー。
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