JP3194423B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/01—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/01—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
- G03G2215/0167—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member
- G03G2215/017—Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies single electrographic recording member single rotation of recording member to produce multicoloured copy
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Toxicology (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Color Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、フ
ァクシミリ、プリンター等の画像形成装置に関し、特に
複数本の個体記録ヘッドを用いて画像を形成する画像形
成装置に関する。
ァクシミリ、プリンター等の画像形成装置に関し、特に
複数本の個体記録ヘッドを用いて画像を形成する画像形
成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、特に
電子写真技術を用いて小型で高速な記録を可能とするた
めに、複数の感光ドラムと同数の個体記録素子（例え
ば、ＬＥＤアレー等に代表される発光素子アレー、液晶
シャッターに代表される光透過制御素子アレー、光の反
射制御が可能な素子アレー等）を用いて、或はインクジ
ェット方式に代表される直接記録方式を用いて記録部が
構成されている。
電子写真技術を用いて小型で高速な記録を可能とするた
めに、複数の感光ドラムと同数の個体記録素子（例え
ば、ＬＥＤアレー等に代表される発光素子アレー、液晶
シャッターに代表される光透過制御素子アレー、光の反
射制御が可能な素子アレー等）を用いて、或はインクジ
ェット方式に代表される直接記録方式を用いて記録部が
構成されている。
【０００３】ところで、斯かる記録部においては、１枚
のウエハーから多数個の記録素子チップを切り出し、切
り出された複数の記録素子チップを各々線状に配列して
記録ヘッドを構成するため、各記録素子チップが均一な
記録特性を有することが望まれる。
のウエハーから多数個の記録素子チップを切り出し、切
り出された複数の記録素子チップを各々線状に配列して
記録ヘッドを構成するため、各記録素子チップが均一な
記録特性を有することが望まれる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、１枚の
ウエハーの中央部と端部とでは基材自体の特性差や製造
装置による特性差が原理的に生じ、全ての記録素子チッ
プを高い性能の範囲に封じ込めることは難しく、従っ
て、正規に使用可能な記録素子チップ数が減少し、結果
として記録ヘッドが高価なものになってしまう。
ウエハーの中央部と端部とでは基材自体の特性差や製造
装置による特性差が原理的に生じ、全ての記録素子チッ
プを高い性能の範囲に封じ込めることは難しく、従っ
て、正規に使用可能な記録素子チップ数が減少し、結果
として記録ヘッドが高価なものになってしまう。
【０００５】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ウエハーの歩留りを高めるこ
とによって記録ヘッドのコストダウンを図ることができ
る画像形成装置を提供することにある。
で、その目的とする処は、ウエハーの歩留りを高めるこ
とによって記録ヘッドのコストダウンを図ることができ
る画像形成装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数の記録素子チップを搭載している記
録ヘッドを複数本有し、画像信号に応じてこれらの記録
ヘッドを駆動して記録材にカラー画像を形成する画像形
成装置において、複数の記録ヘッドのうち、イエロー画
像形成用の記録ヘッド以外の記録ヘッドには発光特性が
第１の規格内の記録素子チップが搭載されており、イエ
ロー画像形成用の記録ヘッドには第１の規格外で第１の
規格より規格を落とした第２の規格内の記録素子チップ
が搭載されていることを特徴とする。又、本発明は、複
数の記録素子チップを搭載している記録ヘッドを複数本
有し、画像信号に応じてこれらの記録ヘッドを駆動して
記録材にカラー画像を形成する画像形成装置において、
複数の記録ヘッドのうち、イエロー画像形成用の記録ヘ
ッド以外の記録ヘッドは第１の規格内の発光特性を有
し、イエロー画像形成用の記録ヘッドは第１の規格外で
第１の規格より規格を落とした第２の規格内の発光特性
を有することを特徴とする。
め、本発明は、複数の記録素子チップを搭載している記
録ヘッドを複数本有し、画像信号に応じてこれらの記録
ヘッドを駆動して記録材にカラー画像を形成する画像形
成装置において、複数の記録ヘッドのうち、イエロー画
像形成用の記録ヘッド以外の記録ヘッドには発光特性が
第１の規格内の記録素子チップが搭載されており、イエ
ロー画像形成用の記録ヘッドには第１の規格外で第１の
規格より規格を落とした第２の規格内の記録素子チップ
が搭載されていることを特徴とする。又、本発明は、複
数の記録素子チップを搭載している記録ヘッドを複数本
有し、画像信号に応じてこれらの記録ヘッドを駆動して
記録材にカラー画像を形成する画像形成装置において、
複数の記録ヘッドのうち、イエロー画像形成用の記録ヘ
ッド以外の記録ヘッドは第１の規格内の発光特性を有
し、イエロー画像形成用の記録ヘッドは第１の規格外で
第１の規格より規格を落とした第２の規格内の発光特性
を有することを特徴とする。
【０００７】従って、本発明によれば、記録特性の不均
一な記録素子チップの使用が可能となり、ウエハーの歩
留を高めて記録ヘッドのコストダウンを図ることができ
る。
一な記録素子チップの使用が可能となり、ウエハーの歩
留を高めて記録ヘッドのコストダウンを図ることができ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【０００９】図１は本発明に係る画像形成装置要部の概
略構成図であり、該画像形成装置においては４つの感光
ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋが並設されており、各感
光ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋの周囲には、ＬＥＤ記
録ヘッド２Ｃ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｋ、現像装置３Ｃ，３
Ｍ，３Ｙ，３Ｋ及びクリーナ４Ｃ，４Ｍ，４Ｙ，４Ｋが
それぞれ配置されている。又、それらの下方には転写ベ
ルト５が設けられている。
略構成図であり、該画像形成装置においては４つの感光
ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋが並設されており、各感
光ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋの周囲には、ＬＥＤ記
録ヘッド２Ｃ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｋ、現像装置３Ｃ，３
Ｍ，３Ｙ，３Ｋ及びクリーナ４Ｃ，４Ｍ，４Ｙ，４Ｋが
それぞれ配置されている。又、それらの下方には転写ベ
ルト５が設けられている。
【００１０】而して、ＬＥＤ記録ヘッド２Ｃ，２Ｍ，２
Ｙ，２Ｋからのシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロ
ー（Ｙ）及びブラック（Ｋ）の各色記録信号によって各
感光ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋ上に潜像が形成さ
れ、各潜像は各現像装置３Ｃ，３Ｍ，３Ｙ，３Ｋにおい
て現像されてそれぞれシアントナー像、マゼンタトナー
像、イエロートナー像及びブラックトナー像として顕像
化され、各色トナーは前記転写ベルト５上を搬送される
記録材Ｐの上にそれぞれ図示のＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ位置で転
写される。
Ｙ，２Ｋからのシアン（Ｃ）、マゼンタ（Ｍ）、イエロ
ー（Ｙ）及びブラック（Ｋ）の各色記録信号によって各
感光ドラム１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋ上に潜像が形成さ
れ、各潜像は各現像装置３Ｃ，３Ｍ，３Ｙ，３Ｋにおい
て現像されてそれぞれシアントナー像、マゼンタトナー
像、イエロートナー像及びブラックトナー像として顕像
化され、各色トナーは前記転写ベルト５上を搬送される
記録材Ｐの上にそれぞれ図示のＡ，Ｂ，Ｃ，Ｄ位置で転
写される。
【００１１】ところで、図示しないが、前記４本のＬＥ
Ｄ記録ヘッド２Ｃ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｋは、１２８の発光
素子を６００ＤＰＩの密度で線状に配列して成る所謂Ｌ
ＥＤチップを更に５５個線状に配列して構成されてい
る。
Ｄ記録ヘッド２Ｃ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｋは、１２８の発光
素子を６００ＤＰＩの密度で線状に配列して成る所謂Ｌ
ＥＤチップを更に５５個線状に配列して構成されてい
る。
【００１２】而して、本発明者等の研究によれば、ＬＥ
Ｄチップをその発光強度のバラツキが平均値に対して約
１０％以内に入るように作り込むことが可能であること
が確認されている。
Ｄチップをその発光強度のバラツキが平均値に対して約
１０％以内に入るように作り込むことが可能であること
が確認されている。
【００１３】一方、出力にバラツキを有する記録ヘッド
で像を再生する場合、記録画像上にムラが発生するが、
このムラはその空間周波数に応じて高周波数である程視
覚的に見え難く、最も顕著なムラとしては各素子の長さ
が約５．４ｍｍピッチのものが最も目障りとなる。
で像を再生する場合、記録画像上にムラが発生するが、
このムラはその空間周波数に応じて高周波数である程視
覚的に見え難く、最も顕著なムラとしては各素子の長さ
が約５．４ｍｍピッチのものが最も目障りとなる。
【００１４】又、同じ発光強度ムラを有する記録ヘッド
を用いた場合、イエロー色は記録材上で視覚的に見え難
いとの知見を得ている。
を用いた場合、イエロー色は記録材上で視覚的に見え難
いとの知見を得ている。
【００１５】従って、本発明の要旨は、各ＬＥＤチップ
毎の発光特性を少なくとも２種に選別し、従来、そのバ
ラツキが規格外で使用不能とされているチップをイエロ
ー色記録専用のチップとし、このチップを５５個配列し
たイエロー色用記録ヘッドと他のシアン、マゼンタ及び
ブラック色用の記録ヘッドとの少なくとも２種の記録ヘ
ッドに分類し、これらを選択的にカラー画像形成装置に
用いる点にある。
毎の発光特性を少なくとも２種に選別し、従来、そのバ
ラツキが規格外で使用不能とされているチップをイエロ
ー色記録専用のチップとし、このチップを５５個配列し
たイエロー色用記録ヘッドと他のシアン、マゼンタ及び
ブラック色用の記録ヘッドとの少なくとも２種の記録ヘ
ッドに分類し、これらを選択的にカラー画像形成装置に
用いる点にある。
【００１６】ここで、特に発光特性を示す測定値に基づ
いて全てのＬＥＤチップを１６ランクに分類する際の基
準を示す。
いて全てのＬＥＤチップを１６ランクに分類する際の基
準を示す。
【００１７】ここで、Ｐは下式によって定義される各チ
ップ毎の平均発光強度である。
ップ毎の平均発光強度である。
【００１８】
【数１】 Ｐ＝（ΣＰ（ｘ））／１２８ （ｘ＝１，２，…１２８） ここで、Ｐ（ｘ）：１２８素子のうちのｘ番目の素子の
出力値である。
出力値である。
【００１９】又、ムラを示す低周波数ムラＬ（％）と中
間周波数ムラＭ（％）はそれぞれ次式で定義される。
間周波数ムラＭ（％）はそれぞれ次式で定義される。
【００２０】
【数２】Ｌ＝１００×｛ MAX（Ｑ（ｘ））− MIN（Ｑ
（ｘ））｝／Ｐ Ｍ＝１００×｛ MAX（Ｑ（ｘ））− MIN（Ｑ（ｘ））｝
／Ｐ ここで、Ｑ（ｘ）はｘを中心とする隣接７素子の出力Ｐ
（ｘ）から得られる加重平均値である。即ち、
（ｘ））｝／Ｐ Ｍ＝１００×｛ MAX（Ｑ（ｘ））− MIN（Ｑ（ｘ））｝
／Ｐ ここで、Ｑ（ｘ）はｘを中心とする隣接７素子の出力Ｐ
（ｘ）から得られる加重平均値である。即ち、
【００２１】
【数３】 Ｑ（ｘ）＝（Σｍ（ｉ）×Ｐ（ｘ＋ｉ））／７ （ｉ＝−３，−２，…３） 又、重み係数ｍ（ｉ）は７個の係数から成り、その総和
を１とし、人の視覚特性にほぼ合わせたものとする。
尚、素子が端部に位置する場合は、最端部のそれ或は平
均値Ｐで代用する。
を１とし、人の視覚特性にほぼ合わせたものとする。
尚、素子が端部に位置する場合は、最端部のそれ或は平
均値Ｐで代用する。
【００２２】更に、ＭＡＸ（Ｑ（ｘ））、ＭＩＮ（Ｑ
（ｘ））は１２８画素全ての画素に対するＱ（ｘ）の中
の各々最大値、最小値である。
（ｘ））は１２８画素全ての画素に対するＱ（ｘ）の中
の各々最大値、最小値である。
【００２３】低周波数ムラＬ（％）は上記７画素加重平
均値Ｑ（ｘ）を用いて素子の端部１４画素と中央１４画
素の平均値から得られるＱ（ｓ），Ｑ（ｃ），Ｑ（ｅ）
から次式によって求める。
均値Ｑ（ｘ）を用いて素子の端部１４画素と中央１４画
素の平均値から得られるＱ（ｓ），Ｑ（ｃ），Ｑ（ｅ）
から次式によって求める。
【００２４】
【数４】 Ｑ（ｓ）＝（ΣＱ（ｘ））／１４ （ｘ＝１，２，…１４） Ｑ（ｃ）＝（ΣＱ（ｘ））／１４ （ｘ＝５７，５８，…７０） Ｑ（ｅ）＝（ΣＱ（ｘ））／１４ （ｘ＝１１５，１１６…１２８） Ｌ＝１００×｛ MAX（Ｑ（ｓ），Ｑ（ｃ），Ｑ（ｅ）） − MIN（Ｑ（ｓ），Ｑ（ｃ），Ｑ（ｅ））｝／Ｐ
【００２５】
【表１】 ここで、平均光量Ｐの製造過程における分布は４σ＝１
０％の正規分布であり、従って、約７５％のものが偏差
３％以内に含まれる。
０％の正規分布であり、従って、約７５％のものが偏差
３％以内に含まれる。
【００２６】又、ムラＭは８０％のチップが７％以内で
あり、ムラＬも７０％のチップが３％以内に製造され
る。
あり、ムラＬも７０％のチップが３％以内に製造され
る。
【００２７】従って、ランク１〜ランク１２までの１２
ランクチップは各々同一の記録ヘッドに５５個ずつ実装
すれば、各記録ヘッド内の５５個のＬＥＤチップ、都合
７０４０素子内では、低周波数的には３．５％以内の発
光ムラ、中間周波数的には７％以内の発光ムラとなり、
これらの記録ヘッドをイエロー以外のシアン、マゼンタ
及びブラックの３色用として使用しても視覚的には記録
ムラは見えなくなる。
ランクチップは各々同一の記録ヘッドに５５個ずつ実装
すれば、各記録ヘッド内の５５個のＬＥＤチップ、都合
７０４０素子内では、低周波数的には３．５％以内の発
光ムラ、中間周波数的には７％以内の発光ムラとなり、
これらの記録ヘッドをイエロー以外のシアン、マゼンタ
及びブラックの３色用として使用しても視覚的には記録
ムラは見えなくなる。
【００２８】一方、ランク１３〜１６は各々同一の記録
ヘッドに５５個ずつ実装すれば、各記録ヘッド内の５５
個のＬＥＤ素子、都合７０４０素子内では、低周波数的
には２０％以内の発光ムラ、中間周波数的には１２％以
内の発光ムラとなり、これらの記録ヘッドをイエロー色
用として使用すれば視覚的には記録ムラは見えない。
ヘッドに５５個ずつ実装すれば、各記録ヘッド内の５５
個のＬＥＤ素子、都合７０４０素子内では、低周波数的
には２０％以内の発光ムラ、中間周波数的には１２％以
内の発光ムラとなり、これらの記録ヘッドをイエロー色
用として使用すれば視覚的には記録ムラは見えない。
【００２９】ここで、各ＬＥＤチップのランク分け処理
を図３に示すフローチャートに従って説明する。
を図３に示すフローチャートに従って説明する。
【００３０】一般にウエハー上に数１００チップを作っ
た後、ダイシング前に所謂ＩＣプローバーカードを用い
て各チップの各発光素子のパッドに同じ駆動エネルギー
を与えてこれを発光させ、同カード内に配置させたセン
サーで各画素素子の発光強度を測定する。センサーは所
謂校正されたフォトセンサーであり、固体撮像素子を用
いれば高速な測定が行える。
た後、ダイシング前に所謂ＩＣプローバーカードを用い
て各チップの各発光素子のパッドに同じ駆動エネルギー
を与えてこれを発光させ、同カード内に配置させたセン
サーで各画素素子の発光強度を測定する。センサーは所
謂校正されたフォトセンサーであり、固体撮像素子を用
いれば高速な測定が行える。
【００３１】先ず、ウエハー上の所定位置にステージを
移動させ（ステップ１００，１０１）、そのチップの１
２８画素の全出力Ｐ（ｘ）を測定し（ステップ１０
２）、単純加算して該チップの平均出力Ｐを求める（ス
テップ１０３）。この値に基づき、重み付７画素平均値
Ｑ（ｘ）を求め（ステップ１０４）、更にその最大値Ｍ
ＡＸ（Ｑ（ｘ））と最小値ＭＩＮ（Ｑ（ｘ））及び平均
出力Ｐから中間周波数ムラＭを求め（ステップ１０
５）、同様にして低周波数ムラＬを求める（ステップ１
０６）。
移動させ（ステップ１００，１０１）、そのチップの１
２８画素の全出力Ｐ（ｘ）を測定し（ステップ１０
２）、単純加算して該チップの平均出力Ｐを求める（ス
テップ１０３）。この値に基づき、重み付７画素平均値
Ｑ（ｘ）を求め（ステップ１０４）、更にその最大値Ｍ
ＡＸ（Ｑ（ｘ））と最小値ＭＩＮ（Ｑ（ｘ））及び平均
出力Ｐから中間周波数ムラＭを求め（ステップ１０
５）、同様にして低周波数ムラＬを求める（ステップ１
０６）。
【００３２】そして、先に得られた平均出力Ｐが該製品
として許容される平均値に対して±１０％以内か否かを
判断して不良品を弁別する（ステップ１０７）。同様
に、両周波数ムラＭ，Ｌからも不良を弁別するステップ
（１０８，１１２）。尚、通常、この処理で不良と判断
されるものはウエハー上の傷、ゴミ等の欠陥に起因す
る。
として許容される平均値に対して±１０％以内か否かを
判断して不良品を弁別する（ステップ１０７）。同様
に、両周波数ムラＭ，Ｌからも不良を弁別するステップ
（１０８，１１２）。尚、通常、この処理で不良と判断
されるものはウエハー上の傷、ゴミ等の欠陥に起因す
る。
【００３３】次に、シアン、マゼンタ及びブラックの３
色に使用可能なことを両周波数ムラＭ，Ｌで判定し（ス
テップ１０９）、出力値Ｐに応じた１〜１２のランクを
決定する（ステップ１１０）。
色に使用可能なことを両周波数ムラＭ，Ｌで判定し（ス
テップ１０９）、出力値Ｐに応じた１〜１２のランクを
決定する（ステップ１１０）。
【００３４】一方、イエロー色用のチップは同様に出力
値Ｐに応じた１３〜１６のランクを決定する（ステップ
１１１）。
値Ｐに応じた１３〜１６のランクを決定する（ステップ
１１１）。
【００３５】決定されたランク値は製造装置に接続され
た光磁気ディスクＭo にそのチップのウエハー番号及び
位置情報と共に記録される（ステップ１１３）。同様に
処理を同一ウエハー内の全てのチップに対して行い、ウ
エハーに上記データを対応させ、ダイシング工程に移行
する。
た光磁気ディスクＭo にそのチップのウエハー番号及び
位置情報と共に記録される（ステップ１１３）。同様に
処理を同一ウエハー内の全てのチップに対して行い、ウ
エハーに上記データを対応させ、ダイシング工程に移行
する。
【００３６】ここで、ダイシング工程を図４に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
ーチャートに基づいて説明する。
【００３７】ダイシング工程では、先ず切断し（ステッ
プ２０１）、コレットで各チップを各々のランク別に用
意したパレット（収納皿）に収納する。
プ２０１）、コレットで各チップを各々のランク別に用
意したパレット（収納皿）に収納する。
【００３８】先ず、所定位置にステージを移動せしめ
（ステップ２０２）、その位置に存在するチップのラン
クをディスクから読み出す（ステップ２０３）。そし
て、その値に応じたパレットにピックアップし、収納す
る（ステップ２０４）。同様の操作を全チップに対して
施す。
（ステップ２０２）、その位置に存在するチップのラン
クをディスクから読み出す（ステップ２０３）。そし
て、その値に応じたパレットにピックアップし、収納す
る（ステップ２０４）。同様の操作を全チップに対して
施す。
【００３９】尚、ここでは、視覚検査等の検査工程の説
明は省略した。
明は省略した。
【００４０】ところで、記録ヘッドとして実装する際に
は、製造するヘッドの色に応じてパレットを選択し、そ
れから順次取り出し、ダイボンを行う。
は、製造するヘッドの色に応じてパレットを選択し、そ
れから順次取り出し、ダイボンを行う。
【００４１】以上によりウエハー上の特にその周辺部で
製造されるＬＥＤチップは低周波数ムラＬが大きくなる
が、全てイエロー色記録ヘッドとして選択的な使用が可
能となるため、他の３色の記録ヘッドを含めてそれらの
コストダウンを図ることができる。
製造されるＬＥＤチップは低周波数ムラＬが大きくなる
が、全てイエロー色記録ヘッドとして選択的な使用が可
能となるため、他の３色の記録ヘッドを含めてそれらの
コストダウンを図ることができる。
【００４２】次に、記録ヘッドの互換性について説明す
る。
る。
【００４３】１６ランクに弁別された記録ヘッドは各々
ヘッドの基材部にそのランクに対応するマーキングが施
される。このマーキングはイエロー色用（Ｙ用）のラン
ク１３〜１６までの４種の記録ヘッドを誤ってブラッ
ク、シアン又はマゼンタの３色用（ＫＣＭ用）として用
いて記録ムラを発生することを防ぐことを目的として行
われ、従って、この４種の記録ヘッドの基材に対しては
図２に示すように機械的に他のヘッドと異なる突起等を
用いて相互の互換性を断っても良い。
ヘッドの基材部にそのランクに対応するマーキングが施
される。このマーキングはイエロー色用（Ｙ用）のラン
ク１３〜１６までの４種の記録ヘッドを誤ってブラッ
ク、シアン又はマゼンタの３色用（ＫＣＭ用）として用
いて記録ムラを発生することを防ぐことを目的として行
われ、従って、この４種の記録ヘッドの基材に対しては
図２に示すように機械的に他のヘッドと異なる突起等を
用いて相互の互換性を断っても良い。
【００４４】ここで、機械的互換性を断つための構成例
を図２に示す。
を図２に示す。
【００４５】図２に示すように、ＫＣＭ用ヘッドの基材
６とＹ用ヘッドの基材７の各両端には本体側板８に嵌合
する位置決めピン９，１０、１１，１２がそれぞれ突設
されている。ＫＣＭ用ヘッドの基材６に突設されたピン
９，１０の直径は等しく、Ｙ用ヘッドの基材７に突設さ
れたピン１１，１２については、一方のピン１１の直径
が他方のピン１２のそれよりも大きく設定されている。
従って、Ｙ用の記録ヘッドは他色のステージにはピン１
１が太いために実装はできない。尚、感光ドラムは図２
の紙面に対して基材６，７の上下に配置される。
６とＹ用ヘッドの基材７の各両端には本体側板８に嵌合
する位置決めピン９，１０、１１，１２がそれぞれ突設
されている。ＫＣＭ用ヘッドの基材６に突設されたピン
９，１０の直径は等しく、Ｙ用ヘッドの基材７に突設さ
れたピン１１，１２については、一方のピン１１の直径
が他方のピン１２のそれよりも大きく設定されている。
従って、Ｙ用の記録ヘッドは他色のステージにはピン１
１が太いために実装はできない。尚、感光ドラムは図２
の紙面に対して基材６，７の上下に配置される。
【００４６】尚、各ランクの記録ヘッドは各々ヘッドと
して平均出力は最大２０％異なることになるため、この
ランク値に応じて各記録ヘッドの各素子を駆動する駆動
エネルギーを調整する。即ち、駆動電流値、駆動電圧
値、駆動パルス巾をランク６，７のものを中心に調整可
能である。又、このランク値は各記録ヘッドから４ビッ
トの電気信号として記録装置のＣＰＵが読むことも可能
である。
して平均出力は最大２０％異なることになるため、この
ランク値に応じて各記録ヘッドの各素子を駆動する駆動
エネルギーを調整する。即ち、駆動電流値、駆動電圧
値、駆動パルス巾をランク６，７のものを中心に調整可
能である。又、このランク値は各記録ヘッドから４ビッ
トの電気信号として記録装置のＣＰＵが読むことも可能
である。
【００４７】尚、本実施の形態では記録ヘッドとしてＬ
ＥＤ記録ヘッドを用いた場合について言及したが、本発
明はＬＣＤインクジェット記録方式等を採用する画像形
成装置に対しても同様に適用し得ることは勿論である。
ＥＤ記録ヘッドを用いた場合について言及したが、本発
明はＬＣＤインクジェット記録方式等を採用する画像形
成装置に対しても同様に適用し得ることは勿論である。
【００４８】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、第１の規格より規格を落とした第２の規格の記
録素子チップの使用が可能となるため、ウエハーの歩留
が高められて記録ヘッドのコストダウンが図られるとい
う効果が得られる。
よれば、第１の規格より規格を落とした第２の規格の記
録素子チップの使用が可能となるため、ウエハーの歩留
が高められて記録ヘッドのコストダウンが図られるとい
う効果が得られる。
【図１】本発明に係る画像形成装置要部の概略構成図で
ある。
ある。
【図２】記録ヘッドの機械的互換性を断つための構成例
を示す図である。
を示す図である。
【図３】ＬＥＤチップのランク分け処理手順を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図４】ダイシング工程を示すフローチャートである。
１Ｃ，１Ｍ，１Ｙ，１Ｋ 感光ドラム ２Ｃ，２Ｍ，２Ｙ，２Ｋ 記録ヘッド ３Ｃ，３Ｍ，３Ｙ，３Ｋ 現像装置 ４Ｃ，４Ｍ，４Ｙ，４Ｋ クリーナ ５ 転写ベルト ６，７ 記録ヘッドの基材 ９〜１２ ピン
フロントページの続き (72)発明者 網本 満 東京都大田区下丸子３丁目30番２号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−84972（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−143686（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41J 2/44 B41J 2/45 B41J 2/455
Claims (8)
- 【請求項１】 複数の記録素子チップを搭載している記
録ヘッドを複数本有し、画像信号に応じてこれらの記録
ヘッドを駆動して記録材にカラー画像を形成する画像形
成装置において、 複数の記録ヘッドのうち、イエロー画像形成用の記録ヘ
ッド以外の記録ヘッドには発光特性が第１の規格内の記
録素子チップが搭載されており、イエロー画像形成用の
記録ヘッドには第１の規格外で第１の規格より規格を落
とした第２の規格内の記録素子チップが搭載されている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】 上記イエロー画像形成用の記録ヘッドに
搭載されている記録素子チップの発光素子間の発光強度
のばらつきが他色用の記録素子チップのそれより大きい
ことを特徴とする請求項１記載の画像形成装置。 - 【請求項３】 上記発光素子は発光ダイオードであるこ
とを特徴とする請求項２記載の画像形成装置。 - 【請求項４】 上記装置は更に、上記複数の記録ヘッド
に各々対応する、感光体と、感光体にトナーを供給する
現像手段と、感光体に形成されたトナー像を記録材に転
写する転写手段と、を有することを特徴とする請求項１
記載の画像形成装置。 - 【請求項５】 複数の記録素子チップを搭載している記
録ヘッドを複数本有し、画像信号に応じてこれらの記録
ヘッドを駆動して記録材にカラー画像を形成する画像形
成装置において、 複数の記録ヘッドのうち、イエロー画像形成用の記録ヘ
ッド以外の記録ヘッドは第１の規格内の発光特性を有
し、イエロー画像形成用の記録ヘッドは第１の規格外で
第１の規格より規格を落とした第２の規格内の発光特性
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項６】 上記イエロー画像形成用の記録ヘッドの
発光素子間の発光強度のばらつきが他色用の記録ヘッド
のそれより大きいことを特徴とする請求項５記載の画像
形成装置。 - 【請求項７】 上記発光素子は発光ダイオードであるこ
とを特徴とする請求項６記載の画像形成装置。 - 【請求項８】 上記装置は更に、上記複数の記録ヘッド
に各々対応する、感光体と、感光体にトナーを供給する
現像手段と、感光体に形成されたトナー像を記録材に転
写する転写手段と、を有することを特徴とする請求項５
記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606296A JP3194423B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置 |
| US08/864,902 US6052136A (en) | 1996-05-30 | 1997-05-29 | Color image forming apparatus and method for manufacturing recording head used in color image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606296A JP3194423B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09319178A JPH09319178A (ja) | 1997-12-12 |
| JP3194423B2 true JP3194423B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=15166320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13606296A Expired - Fee Related JP3194423B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6052136A (ja) |
| JP (1) | JP3194423B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
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| US6476845B2 (en) | 2000-12-13 | 2002-11-05 | Hewlett-Packard Co. | Electrophotographic printer, and method of controlling light emitting elements in an electrophotographic print head |
| JP2013028123A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Brother Industries Ltd | 光量補正方法、及び画像形成装置 |
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|---|---|---|---|---|
| KR910006706B1 (ko) * | 1988-12-12 | 1991-08-31 | 삼성전자 주식회사 | 발광다이오드 어레이 헤드의 제조방법 |
| US4982203A (en) * | 1989-07-07 | 1991-01-01 | Hewlett-Packard Company | Method and apparatus for improving the uniformity of an LED printhead |
| US5444525A (en) * | 1993-03-15 | 1995-08-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus with image recording timing control |
| US5510633A (en) * | 1994-06-08 | 1996-04-23 | Xerox Corporation | Porous silicon light emitting diode arrays and method of fabrication |
| US5691760A (en) * | 1995-10-12 | 1997-11-25 | Xerox Corporation | Photosensitive silicon chip having photosites spaced at varying pitches |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP13606296A patent/JP3194423B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-05-29 US US08/864,902 patent/US6052136A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6052136A (en) | 2000-04-18 |
| JPH09319178A (ja) | 1997-12-12 |
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