JP3194415U - 裁断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻回体を効率的に裁断することができる裁断装置を提供する。【解決手段】裁断装置1は、回転自在の軸体と、軸体と接触して軸体の回転を止める係止部と、軸体が係止部に接触する方向及び離間する方向に、軸体の一方の端部を回動自在に支持する支持部と、軸体が係止部に接触する方向に回動するよう、弾性力によって支持部8を付勢する付勢部10を有する。軸体は、付勢部により付勢された方向に支持部が回動することで、係止部に接触し、係止部は、軸体に接触して軸体の回転を止めることができる。また、裁断装置1は、軸体に設けられ、軸体に挿入された巻回体を固定する固定部4をさらに有する。固定部は、弾力性のある素材を用いて形成され、少なくとも軸体の直径より大きい直径の芯部分を含む巻回体Rが軸体に嵌まるよう固定する。【選択図】図6

Description

本考案は、裁断装置に関するものである。
例えば、特許文献1では、巻芯に巻回されて切り取りのためのミシン目を有したペーパータオルやトイレットペーパー等のロールペーパーを支持するホルダーであって、このホルダーを、部屋の壁などに取り付けられるホルダー本体と、このホルダー本体の一側に固定的に設けた支持壁に回転自在に支持した回転板と、この回転板の前記支持壁とは反対側の面に一体的に設けられて、先端が前記巻芯の一端内に挿入されたときに前記ロールペーパーの固定を行うペーパー固定部と、前記ホルダー本体の支持壁とは反対側に開閉可能に設けられて、前記巻芯の他端内に挿入される支持突起を有した開閉扉とを備えたものとするとともに、前記回転板の外周面に複数の突起部を形成し、これらの内の一つに対向することになる部分に、当該回転板の回転を弾力的に規制する規制手段を設けたことを特徴とするロールペーパーホルダーが開示されている。
また、特許文献2では、木製台座A中央の木製主軸基盤Bより直立し、上部グリップCを支える主軸部の構成において、表皮を外側とする竹板を、両端部より中間部Jへかけて裏面を薄くして、所定の弾性を有する外曲加工を施した上下両端を、主軸基盤BとグリップCとに固定された竹板Dの集束体としたことを特徴とするペーパースタンドホルダーが開示されている。
また、特許文献3では、基台上面の一方に起伏自在のポールを取付けると共に、基台上面の他方で前記ポール取付け位置より離れた位置に設けた支持部材によって基台上面の全方向に旋回可能な支え棒を取付けて構成され、起立状態のポールに巻取りロール体の巻芯部を挿入して支持すると共に、前記支え棒の先端をロール体の表面に当接させるようにしたことを特徴とする巻取りロール体のホルダーが開示されている。
特開平11−290237号公報 実用新案登録第3138640号公報 特開2005−270254号公報
本考案は、巻回体を効率的に裁断できる裁断装置を提供することを目的とする。
本考案に係る裁断装置は、回転自在の軸体と、前記軸体と接触して該軸体の回転を止める係止部と、前記軸体が前記係止部に接触する方向及び離間する方向に、該軸体の一方の端部を回動自在に支持する支持部とを有する。
好適には、前記軸体が前記係止部に接触する方向に回動するよう、弾性力によって前記支持部を付勢する付勢部をさらに有し、前記軸体は、前記付勢部により付勢された方向に前記支持部が回動することで、前記係止部に接触し、前記係止部は、該軸体に接触して該軸体の回転を止める。
好適には、前記軸体に設けられ、該軸体に挿入された巻回体を固定する固定部をさらに有し、前記固定部は、弾力性のある素材を用いて形成され、少なくとも該軸体の直径より大きい直径の芯部分を含む巻回体が該軸体に嵌まるよう固定する。
好適には、前記係止部は、前記支持部により支持される前記軸体の一方の端部近傍に配置されている。
本考案によれば、巻回体を効率的に裁断できる。
本実施形態に係る裁断装置1の構成を例示する斜視図である。 図1に例示するA部を例示する部分拡大断面図である。 図1に例示する裁断装置1における支持部8の回動機構を例示する正面図をある。 図1に例示する裁断装置1における支持部8の回動機構を例示する側面図である。 図1に例示する裁断装置1における軸体2の回転動作を説明する図ある。 裁断装置1に巻回体Rを取り付ける状態を例示する斜視図である。 裁断装置1に巻回体Rを固定した状態を例示する正面図である。 本変形例に係る裁断装置1の支持部8の回動機構を例示する側面図である。
まず、本実施形態に係る背景を説明する。
一般的には、帯状のシートを芯材に巻回して構成される、例えば、トイレットペーパーやキッチンペーパー等である巻回体を収納する巻回体ホルダーや巻回体スタンドは、巻回体を使用しやすいように、巻回体を立てた状態で保持したり、使用したい位置に配置するものである。
このような巻回体ホルダーや巻回体スタンドは、巻回体から引き出した部分を裁断する場合に、一方の手で巻回体の回転を止めて、他方の手で引き出した部分を巻回体から裁断する必要があった。そのため、例えば、料理中で片手しか使用できない状態である場合には、片手で引き出した部分を裁断するには不便であった。
一方、巻回体ホルダーや巻回体スタンドの中には、切断用の刃を備えるものもあるが、切断用の刃を用いて裁断しようとしても巻回体自身が回転してしまうため、片手で裁断するには難があった。
そこで、本実施形態の裁断装置は、引き出した部分の裁断するときに、巻回体の回転を止めることで容易に裁断することができる。
本実施形態の裁断装置は、回転自在の軸体と、軸体と接触して軸体の回転を止める係止部と、軸体が係止部に接触する方向及び離間する方向に、軸体の一方の端部を回動自在に支持する支持部とを含んで構成されている。
また、裁断装置は、軸体が係止部に接触する方向に回動するよう、弾性力によって支持部を付勢する付勢部をさらに含んで構成される。裁断装置は、付勢部により付勢された方向に支持部が回動することで、軸体が係止部に接触し軸体の回転を止める。また、裁断装置は、軸体に挿入された巻回体を固定する固定部をさらに含んで構成され、固定部は、軸体に弾力性のある素材を用いて形成されている。また、裁断装置は、支持部により支持される軸体の一方の端部近傍に係止部を配置している。
このように、裁断装置は、巻回体から引き出し部分を引き出すときは、巻回体を保持する軸体を回転可能にし、引き出した部分を巻回体から裁断するときは、巻回体を保持する軸体の回転を止める。よって、裁断装置は、裁断時に巻回体自身が回転してしまうことを防止することができるため、容易に裁断することができる。
以下、本考案の実施形態の構成を、図面を参照して説明する。ただし、本考案の範囲は、図示例に限定されるものではない。
本実施形態に係る裁断装置1の構成を説明する。
図1は、本実施形態に係る裁断装置1の構成を説明する斜視図である。
また、図1(a)は、裁断装置1における軸体2の回転を止めた状態を例示する図であり、図1(b)は、裁断装置1における軸体2の回転可能とした状態を例示する図である。
図1に例示するように、裁断装置1は、軸体2、固定部4、基礎プレート6、支点7、支持部8、付勢部10、及び、係止部12により構成されている。
[軸体2]
軸体2は、本考案に係る軸体の一例である。
軸体2は、回転自在の軸体であり、支持部8に一方の端部を支持されている。軸体2は、軸部2a、フランジ部2b、及び、回転体2cにより構成されている。
軸部2aは、例えば、金属部材、合成樹脂部材、及び、木材で構成され、本例では木材で構成されている場合を具体例として説明する。
軸部2aは、棒状であり、例えば、略円柱状、及び、多角柱状に形成されている。本例の軸部2aは、多角柱状のうち略四角柱状の軸であり、この軸のそれぞれの辺にあたる位置に溝加工が施されている。軸部2aは、溝加工が施された部分に固定部4が取り付けられている。固定部4については後述する。
フランジ部2bは、例えば、金属部材、合成樹脂部材、及び、木材で構成され、本例では木材で構成されている場合を具体例として説明する。
フランジ部2bは、板状であり、例えば、略円柱状、及び、多角柱状に形成することができる。本例のフランジ部2bは、略円柱状に形成されている場合を具体例として説明する。フランジ部2bは、一方の面に、軸部2aの一方の端部を取り付けられている。または、フランジ部2bは、軸部2aと一体として構成されてもよい。
また、フランジ部2bは、軸部2aの直径より大きく形成され、軸部2aから出っ張るよう構成されている。
また、フランジ部2bは、略円柱状の側面部分に係止溝部2dを複数備えている。フランジ部2の備える係止溝部2dは、係止部12と係合するための溝である。フランジ部2は、側面部分に係止溝部2dを複数備えることにより、使用者は、既定の位置で軸体2の回転を止める位置を止めることができる。
図4は、図1に例示する裁断装置1における支持部8の回動機構を例示する側面図及び部分断面側面図である。
図4に例示するように、回転体2cは、フランジ部2bのうち軸部2aを取り付けられる面とは裏面側に配置されている。また、回転体2cは、一部が支持部8の内部に入り込むよう配置されている。回転体2cは、軸体2を回転自在とする、いわゆる軸受である。
[固定部4]
図2は、図1に例示するA部を例示する部分拡大断面図である。
図2(a)は、軸体2に配置された状態の固定部4を例示する図であり、図2(b)は、軸体2に配置された固定部4が変形した状態を例示する図である。
固定部4は、本考案に係る固定部の一例である。
固定部4は、弾力性のある素材で形成され、例えば、針金や竹ひごやゴム等である。
図1に例示するように、固定部4は、軸体2の軸部2aに設けられている。具体的には、固定部4は、軸部2aの辺にあたる位置それぞれに溝加工が施されており、その溝部分に取り付けられている。
図2(a)に例示するように、固定部4は、U型又はJ型に形成され、一方の端部を軸部2aに設けられた穴に挿入して固定され、他方の端部をフランジ部2bに設けられた穴に挿入して配置されている。また、図2(b)に例示するように、固定部4は、圧力を受けることにより、一方の端部を軸部2aに設けられた穴に固定された状態で、他方の端部をフランジ部2bに設けられた穴に収納されるように入り込ませて弾性変形する。このように、固定部4は、圧力を受けることにより弾性変形し、固定部4の一部をフランジ部2bに設けられた穴に逃がして破損しないよう配置されている。固定部4は、圧力が解消されると図2(b)から図2(a)の状態に戻る。
[基礎プレート6]
図1に例示するように、基礎プレート6は、板状に形成されている。基礎プレート6は、例えば、金属部材、合成樹脂部材、及び、木材で構成され、本例では木材で構成されている。
基礎プレート6は、一方の面に係止部12と支持部8とを配置している。また、基礎プレート6は、板厚方向に穴部6bを備え、この穴部6bは、例えば、裁断装置1を釘やボルトやねじ等で取り付け位置に固定するための穴である。
また、図4に例示するように、基礎プレート6は、支柱6aを備える。
支柱6aは、例えば、基礎プレート6から突出して、支持部8の内部に収まる大きさに構成されている。支柱6aは、支点7によって支持部8と接続されている。
[支点7]
図3は、図1に例示する裁断装置1における支持部8の回動機構を例示する正面図である。
図3(a)は、軸体2が係止部12に接触している状態を例示する正面図であり、図3(b)は、軸体2が係止部12から離間している状態を例示する正面図である。なお、図3は、支持部8の内部構造における説明のため係止部12を省略したものとして模式的に例示している。
図3に例示するように、支点7は、支持部8と、基礎プレート6に設けられた支柱6aとを組み合わせた状態で、支持部8に設けられた貫通穴と、支柱6aに設けられた貫通穴とにピン部材を通して構成されている。支点7は、支持部8と支柱6aとに設けられた貫通穴に貫通してピン部材を配置することにより、支持部8と支柱6aとを回動自在に接続して構成されている。
[支持部8]
図4は、図1に例示する裁断装置1における支持部8の回動機構を例示する側面図である。
図4(a)は、軸体2が係止部12に接触している状態を例示する側面図及び部分断面側面図であり、図4(b)は、軸体2が係止部12から離間している状態を例示する側面図及び部分断面側面図である。
支持部8は、本考案に係る支持部の一例である。
支持部8は、例えば、金属部材、合成樹脂部材、及び、木材で構成され、本例では木材で構成されている場合を具体例として説明する。
図4に例示するように、支持部8は、軸体2の一方の端部を回動自在に支持している。具体的には、支持部8は、軸体2の(フランジ部2b及び回転体2cを備える方の)端部を支持し、支点7を中心として基礎プレート6と回動自在に接続されている。支持部8は、支点7を中心として、軸体2が係止部12に接触する方向及び離間する方向に、軸体2を回動自在に支持している。
また、図4(a)に例示するように、支持部8は、付勢部10により、支点7を中心として回動する方向のうち、支持する軸体2が係止部12に接触する方向に付勢される状態で、軸体2の一方の端部を回動自在に支持している。
一方、図4(b)に例示するように、支持部8は、軸体2が係止部12から離間する方向に、軸体2の端部を支持する状態で軸体2を回動させる。支持部8は、軸体2が係止部12から離間する方向に、支点7を中心として、軸体2の端部を支持する状態で軸体2を回動させることにより、付勢部10は、弾性変形する。
また、支持部8は、軸体2が係止部12に接触する方向及び離間する方向に回動するために、基礎プレート6と接触する部分に面取り8aを設けている。また、基礎プレート6に備えられる支柱6aにも支持部8の回動を妨げないように面取り6bが設けられている。
[付勢部10]
付勢部10は、本考案に係る付勢部の一例である。
付勢部10は、軸体2が係止部12に接触する方向に回動するよう、弾性力によって支持部8を付勢する。
図4に例示するように、付勢部10は、例えば、弾性部材で構成され、具体的には、ばねやゴムである。
付勢部10は、支持部8と、基礎プレート6に設けられる支柱6aとを接続して配置されている。付勢部10は、軸体2が係止部12から離間する方向に、支持部8が回動する場合、回動する支持部8により引っ張られて弾性変形する(図4(b))。また、付勢部10は、軸体2が係止部12に接触する方向に、支持部8が回動する場合、引っ張られた状態から弾性力により支点7を中心として支持部8を回動させ、軸体2を係止部12に接触させるよう付勢する(図4(a))。
[係止部12]
図5は、図1に例示する裁断装置1における軸体2の回転動作を説明する図ある。
図5(a)は、軸体2が係止部12に接触する状態を例示する図であり、図5(b)は、軸体2が 係止部12から離間する状態を例示する図である。
係止部12は、本考案に係る係止部の一例である。
係止部12は、例えば、金属部材、合成樹脂部材、及び、木材で構成され、本例では木材で構成されている場合を具体例として説明する。係止部12は、軸体2と接触する部分が突出しており、係止溝部2dに嵌る形状となっている。
図5(a)に例示するように、係止部12は、軸体2と接触して軸体2の回転を抑止する。具体的には、係止部12は、軸体2に含まれるフランジ部2bに配置された係止溝部2dに嵌ることにより、軸体2の回転を止める。また、図5(b)に例示するように、係止部12は、軸体2が係止部12から離間する方向に支持部8が回動したことにより、係止溝部2dから外れる。軸体2は、係止溝部2dから係止部12が外れたことにより回転可能となる。
また、図1及び図3に例示するように、係止部12は、支持部8により支持される軸体2の一方の端部近傍に配置されている。
このように、裁断装置1は、大部分を木材で構成することにより、加工しやすく、耐久性に優れる裁断装置とすることができる。また、自然素材であるがための触感や香り、さらに抗菌効果を期待することができる。
次に、本実施形態に係る裁断装置1の使用方法を説明する。
図6は、裁断装置1に巻回体Rを取り付ける状態を例示する斜視図である。
図6に例示するように、裁断装置1は、使用者により、基礎プレート6に設けられる穴部6bにねじや釘等を配置し、例えば、壁面や扉等の設置位置に固定される。このとき、裁断装置1は、使用者によって巻回体Rの端部を引き出される方向と、支持部8の回動方向とが略同じ方向となるように設置位置に固定される。
ここで、巻回体Rは、例えば、帯状のシートをロール状に巻いたものであり、具体的には、トイレットペーパー、キッチンペーパー、ラップフィルム、及び、アルミ箔等が含まれる。また、巻回体Rには、シートをロール状に巻くための筒状の芯材Raを含むものや芯材Raを含まないものも、含まれる。また、巻回体Rは、帯状のシートに切り離しやすいよう連続した小穴加工(ミシン目加工)を施されてもよい。
本例の巻回体Rは、例えば、帯状シートにミシン目加工を施された紙シートを芯材Raに巻き付けた構成である場合を具体的な一例として説明する。
図7は、裁断装置1に巻回体Rを固定した状態を例示する正面図である。
ステップ100(S100)において、図7に例示するように、使用者は、固定された裁断装置1の軸体2に巻回体Rを嵌るよう固定する。また、裁断装置1は、軸部2aに挿入された巻回体Rの端面をフランジ部2bで受ける。
固定部4は、取り付けられた巻回体Rにおける芯材Raの直径が軸部2aの直径より大きい場合、芯材Raの内壁面により押されて弾性変形する。具体的には、図2(b)に例示するように、固定部4は、芯材Raの内壁面により押されて弾性変形し、固定部4の端部がフランジ部2bに設けられた穴に収納されるように入り込まれる。よって、固定部4は、芯材Raの直径の大きさに合わせて弾性変形し、芯材Raを固定する。
ここで、S100は、巻回体Rの交換時や取付時等の場合に行われるため、省略することができる。
ステップ105(S105)において、使用者は、裁断装置1の軸体2に配置された巻回体Rの端部を引出す。
図5(b)に例示するように、支持部8は、使用者によって巻回体Rの端部を引出し方向に引出されたことにより、支点7を中心として軸体2が係止部12から離間する方向に回動する。軸体2は、支持部8が軸体2の一方の端部を支持する状態で回動することにより、係止部12から離間する。よって、軸体2は、回転可能となる。
使用者は、軸体2の回転が可能となったことにより、巻回体Rから既定量を引き出すことができる。
ステップ110(S110)において、使用者は、巻回体Rから既定量を引き出されたあと、引き出した部分を巻回体Rから切り離す。
図5(a)に例示するように、支持部8は、使用者によって巻回体Rから引き出されたあと、付勢部10の弾性力より、支点7を中心として、軸体2が係止部12に接触する方向に回動する。軸体2は、付勢部10によって付勢された支持部8が回動することにより、係止部12と接触して軸体2の回転が止まる。
使用者は、軸体2と係止部12とが接触し軸体2の回転が止まったことにより、巻回体Rが過回転せずに、ミシン目に沿って巻回体Rから引き出した部分を切り離すことができる。
このように、裁断装置1は、使用者により、巻回体から引き出すときは、巻回体を保持する軸体を回転可能にし、引き出した部分を巻回体から裁断するときは、巻回体を保持する軸体の回転を止める。よって、裁断装置は、裁断時に巻回体自身が回転してしまうことを防止することができる。
また、巻回体Rは、ミシン目加工のないものである場合、裁断装置1に裁断用の刃をさらに備える構成としてもよい。
以上、説明したように、本実施形態に係る裁断装置1は、巻回体Rから引き出した部分を裁断するために好適である。
裁断装置1は、使用者によって軸体2に配置された巻回体Rの端部を引き出されることにより、軸体2が係止部12から離間する方向に、支持部8が回動するため、軸体2が係止部12から離間し、軸体2の回転を可能とすることができる。よって、使用者は、回転可能な巻回体Rから端部を引き出すことができる。
また、裁断装置1は、使用者によって軸体2に配置された巻回体Rの端部を引き出された後、付勢部10によって付勢される方向に支持部8が回動するため、軸体2が係止部12に接触し、軸体2の回転を止めることができる。よって、使用者は、固定された状態の巻回体Rから引き出した部分を切り離すことができる。
また、裁断装置1は、軸体2の一方の端部を支持部8に支持されているため、軸体2の他方から巻回物Rを容易に挿入して設置することができる。
このように、巻物裁断装置1は、巻回物Rを設置する軸体2の傾きを変化させて、軸体2を係止部12に接触及び離間させることで軸体2の回転を制御するができる。よって、使用者は、巻回物Rを設置する軸体2の回転が止まっている状態で、巻回体Rから引き出した部分を裁断することができる。
以上、本考案に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
[変形例]
上記実施形態の裁断装置1は、支点7を軸体2の延長線上と異なる位置にある場合を具体例として説明したが、本変形例では、支点7を軸体2の延長線上付近に配置される場合を説明する。
図8は、本変形例に係る裁断装置1の支持部8の回動機構を例示する側面図である。
図8(a)は、軸体2が係止部12に接触している状態を例示する側面図であり、図8(b)は、軸体2が係止部12から離間している状態を例示する側面図である。
図8に例示するように、裁断装置1は、支持部8の回動中心である支点7の配置する位置を、軸体2の略延長線上となる位置に設けている。裁断装置1は、支点7を軸体2の略延長線上となる位置に設けることにより、軸体2と支点7との距離が近くなるため、支持部8を回動しやすいよう構成することができる。
1 裁断装置
2 軸体
2a 軸部
2b フランジ部
2c 回転体
4 固定部
6 基礎プレート
6a 支柱
6b 穴部
7 支点
8 支持部
10 付勢部
12 係止部
R 巻回体

Claims (4)

  1. 回転自在の軸体と、
    前記軸体と接触して該軸体の回転を止める係止部と、
    前記軸体が前記係止部に接触する方向及び離間する方向に、該軸体の一方の端部を回動自在に支持する支持部と
    を有する裁断装置。
  2. 前記軸体が前記係止部に接触する方向に回動するよう、弾性力によって前記支持部を付勢する付勢部
    をさらに有し、
    前記軸体は、前記付勢部により付勢された方向に前記支持部が回動することで、前記係止部に接触し、
    前記係止部は、該軸体に接触して該軸体の回転を止める
    請求項1に記載の裁断装置。
  3. 前記軸体に設けられ、該軸体に挿入された巻回体を固定する固定部を
    さらに有し、
    前記固定部は、弾力性のある素材を用いて形成され、少なくとも該軸体の直径より大きい直径の芯部分を含む巻回体が該軸体に嵌まるよう固定する
    請求項2に記載の裁断装置。
  4. 前記係止部は、前記支持部により支持される前記軸体の一方の端部近傍に配置されている
    請求項3に記載の裁断装置。
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