JP3194151B2 - 空気調和用操作装置 - Google Patents

空気調和用操作装置

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JP3194151B2 JP20995091A JP20995091A JP3194151B2 JP 3194151 B2 JP3194151 B2 JP 3194151B2 JP 20995091 A JP20995091 A JP 20995091A JP 20995091 A JP20995091 A JP 20995091A JP 3194151 B2 JP3194151 B2 JP 3194151B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内の空気のコンデ
ンションを調整する空気調和用操作装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の操作装置は、図5に示すよう
に、自動車1の車室2内の前方箇所Aに配設されてい
る。具体的には、車室2の前面部を構成するインストル
メントパネル3と、車室2とエンジンルーム4とを仕切
るダッシュパネル5との間に、空気調和装置の一種であ
るヒーターユニット6が収納配置されている。さらに、
図示を省略したが空気調和装置の一種であるクーラーユ
ニットや換気ユニット等も適宜箇所に配設されている。
【0003】そして、ヒーターユニット6等は図6又は
図7に示す如き操作装置7により制御されるようになっ
ている。すなわち、操作装置7のモード切換用レバー8
を回動操作して操作レバー8上の弾性係合部材9を装置
本体10に等間隔に設けられた複数の係合溝10のうち
の1に選択的に係着せしめることにより、ヒーターユニ
ット6を制御して吹出モードの切換え(DEF/HEA
D/VENTへの切換え)がなされるようになってい
る。
【0004】また、操作装置7の装置本体7aには、図
6に示すように、温度コントロールレバー11、内外気
切換レバー12及びファンスイッチレバー13等が配設
されており、これらのレバー11〜13を操作すること
によって車室2内の温度調整等が行なわれるように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の係合
溝10の配列間隔Lは各車のヒーターユニットに適応す
る特定のものを使用しなければならない。その一方、ヒ
ーターユニットの型式は車種に応して種々に異なり、各
モードの切換ストロークが異なる。そのため、搭載され
るヒーターユニットに合わせて各車毎にそのヒーターユ
ニットに適応する操作装置7すなわち、当該ヒーターユ
ニットに合う配列間隔の係合溝10を有する装置本体7
aをそれぞれ製作する必要があった。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、各種のヒーターユニット
等に対して共用し得るような構成の空気調和用操作装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、配列間隔がそれぞれ異なる複数の係
合溝群を装置本体に形成すると共に、空気調和用の操作
レバーに配設された弾性係合部材の係合部を前記複数の
係合溝群のうちの何れか1つの係合溝群に選択的に対応
配置し得るように構成している。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例に付き図1〜図4を参
照して説明する。
【0009】図1は、ヒーターユニット(図示せず)を
制御する空気調和用操作装置20の装置本体21を示す
ものである。この装置本体21は、基板(ボディー)2
2と、この基板22上に配設されたブリッジ状の節度プ
レート23と、一端が前記基板22に支軸24を介して
回動可能に枢着された操作レバー25と、この操作レバ
ー25上に一体的に取付けられた弾性係合部材(節度ス
プリング)26と、前記操作レバー25に一端が結合さ
れたヒーターユニット制御用ケーブル27とをそれぞれ
具備している。さらに、図示を省略したが、装置本体2
1の基板22には温度コントロールレバーや内外気切換
レバー等の各種の操作レバーが配設されている。
【0010】更に詳述すると、上述の節度プレート23
は、両側の脚23a,23b及びこれらの上端部に連結
された平坦状板部23cにて断面コ字状に成形され、こ
の平坦状板部23cには図1〜図3に示す如く2つの係
合溝群B,Cが形成されている。具体的には、図1〜図
3に示すように、前記平坦状板部23cは平面内におい
て弧状に湾曲されており、この板部23cの外周側帯状
の領域には複数の係合溝28が所定の配列間隔L1 (図
2参照)をもって等間隔に形成され、これらの係合溝2
8にて1つの係合溝群Bが形成されている。また、前記
板部23cの内周側の帯状領域には複数の係合溝29が
前記間隔L1とは異なる配列間隔L2 (図2参照)をも
って等間隔に形成されており、これらの係合溝29にて
1つの係合溝群Cが形成されている。
【0011】そして、これらの2つの係合溝群B,Cの
中間箇所にある係合溝28及び29は、図2及び図3に
明示するように前記板部23cの中央部分において互い
に一致した箇所に形成され、互いに連通状態となってい
る。
【0012】一方、上述の操作レバー25は、基板22
と節度プレート23の平坦状板部23cとの間の間隙内
に挿入配置され、操作レバー25の先端に操作摘み30
が取付けられている。そして、この操作レバー25に
は、一板の板ばねを屈曲成形して成る弾性係合部材(節
度スプリング)26が一体的に取付けられており、この
弾性係合部材26の先端に設けられた係合突部31が前
記係合溝群B又はCに選択に対応配置されている。
【0013】すなわち、弾性係合部材26を図1及び図
2に示すように節度プレート23の平坦状部23cの内
周側に対応する箇所に配列した場合には、弾性係合部材
26の係合突部31が一方の係合溝群Cに対応して配置
され、係合溝群Cの係合溝29の1つに選択的にクリッ
ク係合し得るようになっている。また、弾性係合部材2
6を図3に示すように節度プレート23の平坦状板部2
3cの外周側に対応する箇所に配設した場合には、弾性
係合部材26の係合突部31が他方の係合溝群Bに対応
して配置され、係合溝群Bの係合溝28の1つに選択的
にクリック係合し得るようになっている。
【0014】さらに、上述の操作レバー25と図外のヒ
ーターユニットとの間にはコントロールケーブル27が
配線されており、操作レバー25の回動位置に応じてヒ
ーターユニットが制御されるように構成されている。
【0015】このような構成の空気調和用操作装置20
によれば、配列間隔が互いに異なる2つの係合溝群B,
Cを節度プレート23に形成するようにしたので、操作
レバー25における弾性係合部材26の取付箇所を変更
するだけで、2種類のヒーターユニットに対応すること
が可能となる。従って、2種類のヒーターユニットに対
して操作装置の装置本体21を共通化することができ、
各々に専用の操作装置を製作する必要がなくなる。
【0016】また、図4は本発明の別の実施例を示すも
のである。この実施例は、節度プレート23の平坦状板
部23cの上下両面に、互いに配設間隔が異なる複数の
係合溝から成る係合溝群B,C、及びD,Eをそれぞれ
2群づつ設けるようにしたものである。
【0017】このようにした場合には、配列間隔がそれ
ぞれ異なる計4つの係合溝群B〜Eを有するので、4種
類のヒーターユニットに対応することができ、操作装置
20の共通化の拡大を図ることが可能となる。
【0018】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は、既述の実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能
である。例えば、配列間隔の異なる複数の係合溝群を装
置本体21の基板22に直接的に形成するようにしても
よい。また、配列間隔の異なる係合溝群の数は2又は4
つに限らず、必要に応じて3又は5つ以上を配設するこ
とも可能である。さらに、モード切換用の操作レバーの
場合に限らず、温度コントロール用、内外気切換用やフ
ァンスイッチ用等の各種の操作レバーの場合にも本発明
を適用し得ることは言う迄もない。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、配列間隔がそれ
ぞれ異なる複数の係合溝群を装置本体に形成すると共
に、空気調和用の操作レバーに配設された弾性係合部材
の係合部を前記複数の係合溝群のうちの何れか1つの係
合溝群に選択的に対応配置し得るように構成したもので
あるから、複数の種類(型式)の空気調和装置(例え
ば、ヒーターユニットやクーラーユニット等)に対して
操作装置の共通化(共用化)を図ることができる。従っ
て、複数の種類の操作装置を製作する必要がなく、単一
の種類のものを製作しておけば済むので、製作コストを
低く抑えることができると共に、部品管理の点でも有利
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和用操作装置の実施例を示
す斜視図である。
【図2】節度プレート及び操作レバーの平面図である。
【図3】弾性係合部材の取付位置を変えた場合を示す図
2と同様の平面図である。
【図4】本発明の別の実施例を示すものであって、節度
プレート及び操作レバーの断面図である。
【図5】自動車の概略側面図である。
【図6】従来の空気調和用操作装置の斜視図である。
【図7】従来の空気調和用操作装置の別例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
20 空気調和用操作装置 21 装置本体 22 基部 23 節度プレート 25 操作レバー 26 弾性係合部材(節度スプリング) 28,29 係合溝 31 係合突部 B,C,D,E 係合溝群 L1 ,L2 配列間隔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列間隔がそれぞれ異なる複数の係合溝
    群を装置本体に形成すると共に、空気調和用の操作レバ
    ーに配設された弾性係合部材の係合部を前記複数の係合
    溝群のうちの何れか1つの係合溝群に選択的に対応配置
    し得るように構成したことを特徴とする空気調和用操作
    装置。
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