JP3194119U - 水素ガス噴射用スプレイツール - Google Patents

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【課題】顔、皮膚の一部にスポット的に効率よく水素ガスを供給するエアブラシ式水素ガス噴射用のスプレイツールを提供する。【解決手段】霧状の液体を噴出させるノズル2を先端に備え、液体を収容して供給する液体容器4aと、気体を供給する気体供給配管5と、気体の流量を調整する操作レバー3aとを備えるエアブラシ本体1の前記ノズル2のさらに先端に、噴出する霧状の液体を囲むフード7と、その先縁部にクッション部材8を取り付けてスプレイツールを構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、水素ガスなどの気体、あるいは霧状の水素水などを顔や人体の特定部分に吹きつけるためのスプレイツールに関する。
身体に有害とされる活性酸素を除去するため、体内に水素ガスを取り込み、酸素と反応させることが有効と言われている。特許文献1には、金属マトリックス中にアルミニウムを微細に分散させた組織を有する水素ガス発生部材を水と接触させ、表面から発生する水素ガスを外部に供給してタンク等に貯蔵する水素ガス製造方法が記載されている。
一方、絵画や看板製作の分野で、絵の具を微細な霧状にして噴射させるエアブラシ用のスプレイノズルが使用される。握り部の先端に吹き出しノズルがあり、握り部にあるレバーを引くことにより、ノズルの先端から絵の具が噴出する構造である。
特許文献2には、化粧水を噴射する化粧用のエアブラシが記載されている。また、特許文献3には、塗装用のエアブラシに重力供給式とサイフォン現象を利用した吸い上げ供給式の2とおりがあることが記載されている。
特開2009−51714号公報 特開2013−42930号公報 特開平7−171448号公報
水素ガスを全身にまんべんなく取り込むには、洗面ボウルに顔を浸したり、マスクにより吸引するなどの手段が適当であるが、美容等の目的で顔や皮膚の一部にスポット的に水素ガスを供給するには特許文献2に記載のようなエアブラシ方式が優れている。しかし従来公知のエアブラシは、先端から化粧水等が噴出するノズルを備えるのみで霧状の化粧水は狙った部位に最も多量に付着するものの、かなりの量が周囲に飛散し、かつ皮膚表面の汚れ等を除去し、余剰な化粧水を回収する機能も備えていない。
本考案は、ノズルの先にスプレイの飛散を防止するフードを設けるとともにフード内のスプレイを回収する機能を設けることにより、発生した水素ガスを有効に利用するとともに美容効果を一層促進することのできるスプレイツールを実現することを目的とする。
請求項1に記載の本考案は、エアブラシ本体が霧状の液体を噴出させるノズルを先端に備えるとともに、そのエアブラシ本体は、液体を収容して供給する液体容器と気体を供給する気体供給配管と前記液体の混合濃度を調整する操作手段とを更に備え、前記ノズルの更に先端部に、噴出する霧状の液体を囲むフードと、そのフードの先縁部に設けられて噴射対象部位に密着させられるクッション部材とが取り付けられていることを特徴とする水素ガス噴射用スプレイツールである。
請求項2に記載の本考案は、前記液体容器は、重力による滴下式で前記エアブラシ本体の上面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の水素ガス噴射用スプレイツールである。
請求項3に記載の本考案は、前記液体容器は、サイフォンによる吸い上げ式で前記エアブラシ本体の下面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水素ガス噴射用スプレイツールである。
さらに、請求項4に記載の本考案は、前記操作手段は、前記液体の混合濃度の調整に加えて、気流のオン・オフを制御するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水素ガス噴射用スプレイツールである。
そして、請求項5に記載の本考案は、前記フード内部から霧状の液体を吸い出す吸い出し手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の水素ガス噴射用スプレイツールである。
本考案によれば、エアブラシから噴射される霧状の液体が周囲に飛散することなく噴射対象部位に集中して吹きつけられて皮膚内に浸透し吸収されるので、吹きつけ効果が確実となるばかりでなく、液体により皮膚表面の汚れが洗い流され、余剰の液体が皮膚表面の汚れとともに回収されて液体の消耗を節減することができるなどのすぐれた効果を奏する。
本考案の第1の実施例のスプレイツールを示す正面図である。 本考案の第2の実施例のスプレイツールを示す正面図である。 本考案においてノズルの先端に取り付けるフードおよびクッション部材を示す正面図である。 本考案においてノズルの先端に取り付けるフード(b)およびクッション部材(a)を示す斜視図である。 本考案の第3の実施例のフードを示す断面図である。
本考案の第1の実施例を図面により説明する。図1はこの第1の実施例のスプレイツールを示す正面図で、握り部を兼ねるエアブラシ本体1内の先端付近、参照符号(2)で示した位置にノズル2がある。気体供給配管5から空気、あるいは水素ガスが送り込まれ、液体の混合濃度を調整する操作レバー3aを操作することによって液体容器(タンク)4aから液体が滴下し、気体により霧状となってノズルから噴出する。ノズルの更に先端にはフード7が取り付けられ、その先縁部には軟質ゴム等のクッション部材(ゴムリング)8が取り付けられている。そのクッション部材8を目的とする顔や皮膚の噴射対象部位にあてがい、液体を噴射すれば前記フード7およびクッション部材8に囲まれた範囲内に液体が噴射される。特に、クッション部材8が噴射対象部位に密着するので、周囲への気体や液体の漏洩がなく、クッション部材8の内側の皮膚だけに水素が効果的に供給される。また、クッション部材8が軟質であるから、噴射対象部位の皮膚に優しく、過度に圧迫することを回避できる。フード7の材質は特に限定しないが、金属あるいは硬質樹脂などが好ましい。ここで気体として水素ガスを使用する場合には、液体としてはミネラルウォーターや水素水、化粧水などが使用できる。
なお、気体を連続して供給すればフード7の内部は満杯となるので余剰の気体、あるいは霧状の液体を排出する必要がある。図1および図2には気液吸い出し配管6が示してある。図3はフード7およびクッション部材8を示す正面図、図4はそれらの斜視図である。図3のクッション部材8は断面で示し、矢印の方向にフード7の先縁部に嵌められる。図3および図4に示すようにフード7には気液吸い出し用の開口61が設けられており、ホース接続部62につながっているので、ここにホースを接続し、適宜フィルタ等を介して、さらに真空ポンプ、あるいは気体送り込みポンプの吸入側に接続して気体および液体を回収する。気体送り込みポンプの吸入側に接続した場合は、水素ガスや水素ガスを含む液体を循環させることができる。水素ガスを連続的に供給し、かつ余剰の気体および液体を回収する水素ガス供給ユニットに接続することがもっとも望ましいが、これに限定する必要はない。
本考案の第2の実施例を図面により説明する。図2はこの第2の実施例のスプレイツールを示す正面図で、図1に示すスプレイツールとの相違は、液体容器4bが吸い上げ方式のためエアブラシ本体1の下部に設けられていることと、操作レバー3bがダブルアクション式であることである。操作レバー3bは矢印で示したように、上下に押すことにより気体の流入をオン・オフし、手前に引くことにより液体の混合濃度を調整できる。その他の各部についてはすべて図1のものと同一である。
以上、2つの実施例について、図1に示したものは液体の供給に重力による滴下を利用するので使用エネルギーが少なく、液体容器も小型で、家庭用などに適している。一方、図2に示したものはやや大流量、液体容器も大きくできるので美容サロンなどの営業用に好適である。
ちなみに本考案の寸法例を挙げれば、先端のクッション部材(ゴムリング)の外径が30mm、内径が20mm、厚さが5mmである。この厚さは、皮膚にあてがったときにフードが直接接触しないよう、嵌められるフード先端の段差よりもやや大きいことが望ましい。
本考案のスプレイツールを筋肉痛治療等の医療目的に使用する場合の実施例を説明する。このような用途では、吹きつける水素ガス圧力を100kPa〜400kPa程度に高め、しかも一定時間連続して、もしくは継続して噴射する場合が生じる。操作性を高めるため、指で操作する操作レバーに代えて、電磁弁を使用することが望ましい。また、圧力増に対して周辺へのガス漏れを少なくするため、フード7を多少変更することが望ましい。その例を図5により説明する。
フード7の先端に直接クッション部材8を取り付ける代わりに、内部に筒状のスライドピース71を挿入し、その先端にクッション部材8を取り付ける。スライドピース71は気密性を保持しながらフード7内を軸方向にスライド自在とし、ばね72で前方、すなわち皮膚に押し付けるようにする。内部の圧力がばね圧より高まるとフード7が後退し、クッション部材8が皮膚から離れ内部圧力が解放される。したがってばね圧を調整することにより皮膚にかかる水素の圧力を調整できる。さらにフード7の先端には接触センサ73を取り付け、皮膚への接触を検知し、皮膚からノズルが離れた場合、直ちに電磁弁が閉じ、ポンプ、コンプレッサも停止して水素の流出を最小限に留める機能を付加することができる。エアブラシ本体1への取り付けや、戻りの水素ガスを取り出すホース接続部62はこれまで説明したものと同様である。
システムとしては、ガス流路内を一度ポンプでベントした後、必要であれば水素パージを行った上で流路に水素を導入し、ガス流路を外部と隔絶した状態で水素を循環させ吹きつけを行うことで、高濃度の水素を無駄なく人体に噴射することができる。ノズルが皮膚から離れた場合は、流路内のベントならびにパージを再度行い、噴射を継続する。
以上3つの実施例について、市販のエアブラシの先端にフードを取り付けるものとして説明したが、エアブラシを含む全体を新規に製作しても構わないのはいうまでもなく、その場合は、小型の電磁弁を内蔵させたり、気体供給管5と気液吸い出し配管6とを束ねるなどして、より作業性のよいスプレイツールを実現できる。
1…エアブラシ本体、 2…スプレイノズル、 3a,3b…操作レバー、 4…液体容器、 5…気体供給配管、 6…気液吸い出し配管、 7…フード、 8…クッション部材(ゴムリング)、 71…スライドピース、 72…ばね、 73…接触センサ。

Claims (5)

  1. エアブラシ本体が霧状の液体を噴出させるノズルを先端に備えるとともに、
    そのエアブラシ本体は、液体を収容して供給する液体容器と気体を供給する気体供給配管と前記液体の混合濃度を調整する操作手段とを更に備え、
    前記ノズルの更に先端部に、噴出する霧状の液体を囲むフードと、そのフードの先縁部に設けられて噴射対象部位に密着させられるクッション部材とが取り付けられている
    ことを特徴とする水素ガス噴射用スプレイツール。
  2. 前記液体容器は、重力による滴下式で前記エアブラシ本体の上面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の水素ガス噴射用スプレイツール。
  3. 前記液体容器は、サイフォンによる吸い上げ式で前記エアブラシ本体の下面に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の水素ガス噴射用スプレイツール。
  4. 前記操作手段は、前記液体の混合濃度の調整に加えて、気流のオン・オフを制御するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水素ガス噴射用スプレイツール。
  5. 前記フード内部から霧状の液体を吸い出す吸い出し手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の水素ガス噴射用スプレイツール。
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