JP3194016U - ターバンウイッグ - Google Patents
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Abstract
【課題】装着状態で圧迫感を感じることがなく、長時間装着しても苦にならず、しかも装着が容易迅速に行えるターバンウイッグを提供する。【解決手段】柔軟性と伸縮性を有する短筒状のターバン2と、ターバンに取り付けられるウイッグ3とからなるターバンウイッグである。ターバンにはその外周側上端部に、止着具6を周方向一定間隔おきに複数設け、ウイッグは、通気性のある毛材植設用ウイッグベース4の表面側全域に亘って多数の毛材5を植設し、それらの毛材がウイッグベースから放射状に延びるように形成したもので、ウイッグベースの裏面側にはターバン側の止着具6に取り外し可能に止着される被止着具7を周方向に間隔をおいて複数設け、ウイッグ側の被止着具をターバン側の止着具に止着させることにより、ウイッグをターバンの全周に亘って着脱可能に取り付ける。【選択図】図2
Description
本考案は、ターバンとこれに取り付けられるウイッグ(かつら)とからなるターバンウイッグに関するものである。
抗ガン剤治療などにより頭部全体が脱毛している人の場合は、頭部全体を覆うウイッグが一般に使用されている。このように頭部全体を覆う従来のウイッグとして、例えば下記特許文献1に記載のものがある。このウイッグは、頭部全体を覆うウイッグ本体の内面に、サイズ調整可能なインナーキャップを着脱可能に設け、このインナーキャップの内周面の複数箇所に、使用者の頭部に密着するシリコンゴムシートを取り付けた構成となっている。
上記従来のウイッグによれば、インナーキャップのサイズ調整を行うことにより、頭部の大きさの異なる人に適応でき、またインナーキャップの内周面のシリコンゴムシートが頭部に密着するため、安定した装着状態が得られる。
しかしながら、上記従来のウイッグは、次のような問題点がある。
(1).インナーキャップの内周面のシリコンゴムによって装着状態は安定するが、このシリコンゴムシートが頭部に密着するため、使用者には圧迫感を感じ、長時間装着するのが苦痛になる。
(2).装着に時間がかかる。例えば、ウイッグの使用者が家庭の主婦の場合で、ウイッグを付けないでいる時に郵便配達などの不意の訪問者があると、ウイッグの装着が間に合わなくなる。
(3).ウイッグ本体も高価であるが、これに使用するインナーキャップも、特殊な構造であるため高価となり、従ってウイッグ全体が高価となる。
(1).インナーキャップの内周面のシリコンゴムによって装着状態は安定するが、このシリコンゴムシートが頭部に密着するため、使用者には圧迫感を感じ、長時間装着するのが苦痛になる。
(2).装着に時間がかかる。例えば、ウイッグの使用者が家庭の主婦の場合で、ウイッグを付けないでいる時に郵便配達などの不意の訪問者があると、ウイッグの装着が間に合わなくなる。
(3).ウイッグ本体も高価であるが、これに使用するインナーキャップも、特殊な構造であるため高価となり、従ってウイッグ全体が高価となる。
本考案は、上記のような問題点に鑑み、装着状態で圧迫感を感じることがなく、長時間装着しても苦にならず、しかも装着が簡単容易に行え、そして安価に製作できるターバンウイッグを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照番号を付して説明すると、請求項1に係る考案は、図1〜図6に示すように、柔軟性と伸縮性を有する短筒状のターバン2と、このターバン2に取り付けられるウイッグ3とからなるターバンウイッグであって、
ターバン2にはその外周側上端部に、止着具6を周方向に複数個設け、ウイッグ3は、通気性のある毛材植設用ウイッグベース4の表面側全域に亘って多数の毛材5を植設し、それらの毛材5が前記ウイッグベース4から放射状に延びるように形成したもので、前記ウイッグベース4の裏面側には、ターバン2側の止着具6に取り外し可能に止着される被止着具7を周方向に複数個設け、ウイッグ3側の被止着具7をターバン2側の止着具6に止着させることによって、ウイッグ3をターバン2の全周に亘って着脱可能に取り付けるようにしたことを特徴とする。
ターバン2にはその外周側上端部に、止着具6を周方向に複数個設け、ウイッグ3は、通気性のある毛材植設用ウイッグベース4の表面側全域に亘って多数の毛材5を植設し、それらの毛材5が前記ウイッグベース4から放射状に延びるように形成したもので、前記ウイッグベース4の裏面側には、ターバン2側の止着具6に取り外し可能に止着される被止着具7を周方向に複数個設け、ウイッグ3側の被止着具7をターバン2側の止着具6に止着させることによって、ウイッグ3をターバン2の全周に亘って着脱可能に取り付けるようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載のターバンウイッグにおいて、図7及び図8に示すように、帯状の毛材植設片16に複数の毛材5を植設してなる部分ウイッグ15を、これの毛材植設片16側に設けた被止着具7を前記ターバン2側に設けた前記止着具6に止着させることにより、当該部分ウイッグ15をターバン2の全周の一部に着脱可能に取り付けて、その毛材5をターバン2から下方へ垂らすようにしたしたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載のターバンウイッグにおいて、前記止着具6はゴム輪等のリング状部材からなり、前記被止着具7は、バネ材からなる台枠部8と、この台枠部8の表面側に一体に形成されていて、台枠部8をバネ材の弾性に抗してこれの表面側が凹むように曲げることにより台枠部8に弾性的に密着し、その裏面側がバネ材の弾性に抗して凹むように曲げることにより台枠部8から離間するバネ材からなる櫛歯状の挟持部9と、からなるもので、台枠部8の裏面側が凹んだ状態で前記挟持部9を前記リング状部材6に挿通した後、台枠部8をその表面側が凹む状態に曲げることによってリング状部材6を台枠部8と挟持部9との間で挟持するようにしたことを特徴とする。
上記解決手段による考案の効果を、後述する実施形態の参照番号を付して説明すると、請求項1に係る考案によれば、ターバン2にウイッグ3を取り付けたターバンウイッグを使用者の頭部に装着するには、ターバンウイッグのターバン2をそのまま使用者の頭部Hに被せるだけでよいから、その装着時間は、装着位置の調整などを含めても、わずか数秒で済むことになる。従って、例えば、ターバンウイッグの使用者が家庭の主婦で、このターバンウイッグを付けないでいる時に郵便配達などの不意の訪問者があっても、容易迅速に装着できるから、訪問者を玄関等で待たせることなく、即時に気持ち良く応対することができ、また家事などで動くことによって、ウイッグ3も動いてウイッグ3に表情ができるので、自然な髪の流れを演出できる。また、汚れるのはほとんどターバン2であるから、ウイッグ3を外してターバン2だけを洗濯すればよく、その洗濯もきわめて容易である。また、ターバン2は、構造が簡単で、安価に入手できるから、ターバンウイッグの製品コストを安くできる。更に、このターバンウイッグでは、カラーやデザインの異なる色々なターバン2で楽しむことができる。更にまた、ウイッグベース4は通気性を有するから、装着時に頭部が蒸れることがなく、装着し易い。
請求項2に係る考案によれば、ターバン2に、ウイッグ3と、一つ又は複数の部分ウイッグ15とを取り付けることによって、パターンの異なる色々な髪形を楽しむことができる。
請求項3に係る考案によれば、止着具6はゴム輪等のリング状部材からなるため、ターバン2への止着具6の取付けが簡単容易となる。被止着具7は、その台枠部8をバネ材の弾性に抗してこれの表面側が凹むように曲げるだけで、櫛歯状挟持部9が台枠部8に弾性的に密着して閉鎖し、また台枠部8をその裏面側がバネ材の弾性に抗して凹むように曲げるだけで、櫛歯状挟持部9が台枠部8から離間して開放するから、開閉操作が簡単且つ容易で、止着具6に対する被止着具7の止着操作を容易迅速に行うことができる。
以下に本考案の好適な実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1及び図2に示すように、本考案に係るターバンウイッグ1Aは、柔軟性及び伸縮性を有する短筒状のターバン2と、このターバン2に着脱可能に取り付けられるウイッグ3(かつら)とによって構成される。
ターバン2は、製作方法については、詳細な図示を省略するが、例えば、筒状体に編成されたパイルニット生地を、その筒状体の長さが半分になるよう二つ折りにして、その二つ折りにした合わせ端部を縫合することにより、二重筒状体とした柔軟性及び伸縮性のある短筒状ターバンを形成することができる。あるいは、柔軟性及び伸縮性のある帯状の生地の両端部を縫合して一重の短筒状体とすることによりターバン2を形成することができる。尚、このような短筒状ターバン2としては、材質、サイズ及びデザインが夫々豊富で安価で販売されている市販品を使用することができる。この短筒状のターバン2は、筒状体の長さであるターバン幅が11cm以上のものが好ましいが、勿論この幅に限定することはない。
このターバン2には、図2の(c) に示すように、その外周側上端部に、止着具6を周方向に一定間隔おいて複数個、例えば周方向に30°間隔おきに12個配設している。この実施形態においては、止着具6としてゴム輪を使用し、このゴム輪6は、図2の(c) や図6の(a) ,(b) に示すように、その所要部を糸21でターバン2に縫い付けて固定している。尚、止着具6としては、ゴム輪に限らず、布地で紐状体を形成し、この紐状体をリング状に形成したリング状部材からなるものを使用できるし、またリング状部材に限ることはなく、布地などで矩形片に形成して、被止着具7の台枠部8と櫛歯状挟持部9とで挟持固定できるようにしたものであればよい。
ウイッグ3は、図2の(a) ,(b) に示すように、通気性を有する毛材植設用ウイッグベース4の表面側全域に亘って多数の毛材5を植設し、それらの毛材5が毛材植設用ウイッグベース4から放射状に延びる(図2の(b) 参照)ように形成したもので、毛材植設用ウイッグベース4の裏面側には、ターバン2側の止着具6に取り外し可能に止着される被止着具7を周方向に一定の間隔をおいて複数個、例えば周方向に120°間隔おきに3個配設し、ウイッグ3側の被止着具7をターバン2側のゴム輪6(止着具)に止着させることによって、ウイッグ3をターバン2の全周に亘って着脱可能に取り付けるようにしている。
図2の(a) 〜(c) に示すように、ウイッグ3の毛材植設用ウイッグベース4は、メッシュ材料を含む通気性の良好な生地よって、短筒状ターバン2の上端側開口部を塞ぐような円形状に形成されている。毛材5は、人工毛髪で、その材料は特に限定されず、化学繊維や天然素材などを用いることができる。化学繊維としては、例えば、ポリエステル繊維、モダクリル繊維などが挙げられる。また、毛材植設用ウイッグベース4に対する毛材5の植毛方法も、特に限定されることはなく、例えば、一般的にかつらを作製する時に行われる方法で行うことができる。この場合、毛材植設用ウイッグベース4は、通気性の良好な生地で形成されているから、装着時に頭部が蒸れるようなことがなく、装着し易い。
次に、毛材植設用ウイッグベース4の裏面側に設けられる被止着具7について図4及び図5によって説明する。この被止着具7は、鋼板などの硬弾性材料のバネ材によって形成されたもので、横長矩形状の台枠部8と、この台枠部8の表面側に一体に形成されていて、台枠部8をバネ材の弾性に抗してこの台枠部8の表面側が凹むように曲げることにより台枠部8に対し弾性的に密着し、その裏面側がバネ材の弾性に抗して凹むように曲げることにより台枠部8から離間するバネ材からなる櫛歯状の挟持部9と、からなり、しかして図4に示すように台枠部8の裏面側が凹んだ状態で挟持部9を前記ゴム輪6(止着具)に挿通した後、図5に示すように台枠部8をその表面側が凹む状態に曲げることによりゴム輪6を台枠部8と櫛歯状の挟持部9との間で挟持するようにしている。
被止着具7の台枠部8は、夫々一対の長辺部10,11と短辺部12,13とを有し、一方の長辺部11には、櫛歯状の挟持部9が他方の長辺部10を越えるように一体に突出形成されている。また、両短辺部12,13には、台枠部8を毛材植設用ウイッグベース4に糸22(図2の(b) 参照)を通して縫い付けるための孔14が夫々複数設けられている。
図4の(a) 〜(c) は、被止着具7の台枠部8をバネ材の弾性に抗してこの台枠部8の裏面側が凹むように曲げる、つまり台枠部8が裏面側へ反り返るように曲げることにより、櫛歯状の挟持部9が台枠部8の長辺部10から離間した開放状態にあることを示し、また図5の(a) 〜(c) は、台枠部8をバネ材の弾性に抗してこの台枠部8の表面側が凹むように曲げる、つまり台枠部8がその表面側へ反り返るように曲げることによって、櫛歯状の挟持部9が台枠部8の長辺部10に対し弾性的に密着した閉鎖状態にあることを示している。
図6は、上述したような止着具6と被止着具7とを使用してウイッグ3をターバン2に取り付けようとしている状態を示す。この場合、ターバン2にはゴム輪からなる止着具6を周方向に30°間隔おきに12個設けており、ウイッグ3には台枠部8と挟持部9とからなる被止着具7を3個設けているから、ウイッグ3側の3個の被止着具7,7,7を、ターバン2側の12個の止着具6・・・のうちの対応する位置にある3個に夫々止着させればよい。
ウイッグ3側の被止着具7をターバン2側の止着具6に止着するには、図6の(b) に示すように、被止着具7を図4に示すような開放状態にセットした状態から、この被止着具7の櫛歯状挟持部9を、図6の(b) の仮想線図示のように止着具6(ゴム輪)にその下方から挿通し、その後、被止着具7の台枠部8を図5に示すように表面側へ反り返るように曲げて、被止着具7を台枠部8に弾性的に密着し閉鎖状態とすることにより、被止着具7を止着具6に止着する。こうしてウイッグ3側の被止着具7をターバン2側の止着具6に止着することによって、ウイッグ3をターバン2に対し簡単且つ容易に取り付けることができる。この被止着具7は、その台枠部8をバネ材の弾性に抗してこれの表面側が凹むように曲げるだけで、櫛歯状挟持部9が台枠部8に弾性的に密着して閉鎖し、また台枠部8をその裏面側がバネ材の弾性に抗して凹むように曲げるだけで、櫛歯状挟持部9が台枠部8から離間して開放するから、開閉操作が簡単容易で、止着具6に対する被止着具7の止着操作を容易迅速に行うことができる。
上記のようにしてターバン2にウイッグ3を取り付けたターバンウイッグ1Aを使用者の頭部に装着するには、図3に示すように、ターバンウイッグ1のターバン2をそのまま使用者の頭部Hに被せるだけでよいから、その装着時間は、装着位置の調整などを含めても、わずか数秒で済むことになる。従って、ターバンウイッグ1Aの使用者が家庭の主婦で、このターバンウイッグ1Aを付けないでいる時に郵便配達などの不意の訪問者があっても、容易迅速に装着できるから、訪問者を玄関で待たせることなく、即時に迎え入れて、気持ち良く応対することができる。また、家事などで動くことにより、ウイッグ3も動いてウイッグ3に表情ができるので、自然な髪の流れを演出するこができる。また、汚れるのはほとんどターバン2であるから、ウイッグ3を外してターバン2だけを洗濯すればよく、その洗濯もきわめて容易である。また、ターバン2は、構造が簡単で、安価に入手できるから、ターバンウイッグの製品コストを安くできる。更に、このターバンウイッグでは、カラーやデザインの異なる色々なターバン2で楽しむことができる。
図7は、ターバン2にウイッグ3を取り付けると共に、このターバン2に部分ウイッグ15を取り付けたターバンウイッグ1Bの実施形態を示しており、このターバンウイッグ1Bのターバン2は、図1〜図6に示すターバンウイッグ1Aのターバン2と同じものである。
上記部分ウイッグ15は、図8の(b) に示すように、例えば布地からなる帯状の毛材植設片16に、ウイッグ3の毛材5よりも可なり長い複数の毛材5を植設したもので、この毛材植設片16には、前記ターバンウイッグ1Aのウイッグ3に設けたものと同じ被止着具7が複数個、例えば2個設けてあり、図8の(a) に示すように、この被止着具7をターバン2に設けてある止着具6に止着させることによって、部分ウイッグ15をターバン2の全周の一部に着脱可能に取り付けて、その毛材5をターバン2から下方へ垂らすようにしている。この実施形態では、二つの部分ウイッグ15,15をターバン2に取り付けたものとする。
上記部分ウイッグ15は、それ単独では使用せず、図2の(a) ,(b) に示すウイッグ3と共に使用するもので、ウイッグ3に設けている複数個、例えば3個の被止着具7,7,7を、ターバン2に設けてある複数個、例えば12個の止着具6・・・のうちの対応する位置にある3個に夫々止着させて、ウイッグ3をターバン2に取り付けた後、各部分ウイッグ15に設けてある複数個、例えば2個の被止着具7,7を、ターバン2側の残りの止着具6・・・の何れか所望の止着具6,6に取り付けることにより、ターバン2にウイッグ3と部分ウイッグ15とを図7に示すように取り付けることができる。この場合、部分ウイッグ15をターバン2の後半部側に取り付けることで、後ろ髪が長くなるようにしている。
尚、図8に示すターバンウイッグ1Bに設けられる止着具6及び被止着具7の構造については、図4及び図5によって説明したのと同じであるが、部分ウイッグ15の止着具6に対する被止着具7の止着方法については、図8の(c) に示すように、被止着具7を図4に示すような開放位置にセットした状態から、この被止着具7の櫛歯状挟持部9を、図8の(c) の仮想線図示のように止着具6(ゴム輪)にその上方から挿通した後、被止着具7の台枠部8を表面側へ反り返るように曲げて(図5参照)、被止着具7を閉鎖状態とすることによって、被止着具7を止着具6に止着する。こうしてウイッグ3側の被止着具7をターバン2側の止着具6に止着することにより、部分ウイッグ15をターバン2に対して簡単容易に取り付けることができる。
このターバンウイッグ1Bの部分ウイッグ15は、長さや形状が異なる種々のパターンの複数の部分ウイッグ15を使用することができる。即ち、部分ウイッグ15としては、同じパターンのもの又は異なるパターンのものを複数用意して、それらを適宜に取り換えてターバン2に取り付けることで、ターバン2の全周に亘って取り付けるウイッグ3との組み合せによって、ターバンウイッグ1Bの色々な髪形を楽しむことができる。
1A,1B ターバンウイッグ
2 ターバン
3 ウイッグ
4 毛材植設用ウイッグベース
5 毛材
6 止着具
7 被止着具
8 台枠部
9 挟持部
10,11 長辺部
12,13 短辺部
14 孔
15 部分ウイッグ
16 毛材植設片
2 ターバン
3 ウイッグ
4 毛材植設用ウイッグベース
5 毛材
6 止着具
7 被止着具
8 台枠部
9 挟持部
10,11 長辺部
12,13 短辺部
14 孔
15 部分ウイッグ
16 毛材植設片
Claims (3)
- 柔軟性と伸縮性を有する短筒状のターバンと、このターバンに取り付けられるウイッグとからなるターバンウイッグであって、
ターバンにはその外周側上端部に、止着具を周方向に複数個設け、ウイッグは、通気性のある毛材植設用ウイッグベースの表面側全域に亘って多数の毛材を植設し、それらの毛 材が前記ウイッグベースから放射状に延びるように形成したもので、前記ウイッグベース の裏面側には、ターバン側の止着具に取り外し可能に止着される被止着具を周方向に複数個設け、ウイッグ側の被止着具をターバン側の止着具に止着させることによって、ウイッグをターバンの全周に亘って着脱可能に取り付けるようにしたターバンウイッグ。 - 帯状の毛材植設片に複数の毛材を植設してなる部分ウイッグを、これの毛材植設片側に設けた被止着具を前記ターバン側に設けた前記止着具に止着させることにより、当該部分ウイッグをターバンの全周の一部に着脱可能に取り付けて、その毛材をターバンから下方へ垂らすようにしたした請求項1に記載のターバンウイッグ。
- 前記止着具はゴム輪等のリング状部材からなり、前記被止着具は、バネ材からなる台枠部と、この台枠部の表面側に一体に形成されていて、台枠部をバネ材の弾性に抗してこれの表面側が凹むように曲げることにより台枠部に弾性的に密着し、その裏面側がバネ材の弾性に抗して凹むように曲げることにより台枠部から離間するバネ材からなる櫛歯状の挟持部と、からなるもので、台枠部の裏面側が凹んだ状態で前記挟持部を前記リング状部材に挿通した後、台枠部をその表面側が凹む状態に曲げることによってリング状部材を台枠部と挟持部との間で挟持するようにした請求項1又は2に記載のターバンウイッグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004417U JP3194016U (ja) | 2014-08-20 | 2014-08-20 | ターバンウイッグ |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113712324A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-11-30 | 青岛融美发制品集团有限公司 | 一种嫁接式假发及该假发嫁接工具以及该假发嫁接方法 |
JP7037695B1 (ja) | 2021-08-12 | 2022-03-16 | 順子 池野 | セパレーションネオウィッグ |
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2014
- 2014-08-20 JP JP2014004417U patent/JP3194016U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2023026258A (ja) * | 2021-08-12 | 2023-02-24 | 順子 池野 | セパレーションネオウィッグ |
CN113712324A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-11-30 | 青岛融美发制品集团有限公司 | 一种嫁接式假发及该假发嫁接工具以及该假发嫁接方法 |
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