JP3193815U - フィルター装置およびこれを備えた加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】稼動が停止するときに吸水フィルターが吸水することを防止することができるフィルター装置及びこれを備えた加湿器を提供する。【解決手段】フィルター装置は、吸水フィルターユニット2と駆動ユニット3とを備える。吸水フィルターユニット2は、下端が常に水槽に水没するように水槽91の上方に回転可能に設けられる吸水フィルター21と、吸水フィルター21の一部を覆うように設けられるカバーケース22とを有する。駆動ユニット3は、吸水フィルター21を回転させる駆動モジュールを有する。駆動ユニット3は、加湿器9が稼動するときは、吸水フィルター21が駆動モジュールの駆動により回転するようにし、加湿器9が稼動しないときは、カバーケース22が吸水フィルター21の下端に位置するように吸水フィルター21を所定の位置に止めることにより、カバーケース22で吸水フィルター21と水槽91内の水とを隔離する。【選択図】図1
Description
本考案は、加湿器に関し、特には加湿器に用いられるフィルター装置に関するものである。
室内気の湿度を調整する加湿器は、例えば台湾登録実用新案第M397500号公報(特許文献1)に示されるように、水槽と、下端が常に水槽の水に沈没するように水槽の上方に設けられる吸水フィルターとを備える。その加湿器は、水を含んだ吸水フィルターに空気を通過させることにより空気に湿気を含ませる気化式加湿器である。
従来の吸水フィルターを備えた加湿器において、その稼動が停止されても、吸水フィルターの下端が水没した状態が続くので、吸水フィルターが水槽内の水を吸収し続け、かつ吸水フィルター全体が常に湿った状態になっている。そのため、カビや細菌が繁殖しやすく、汚れやすい。また、常に湿った状態になっていることにより、吸水フィルターの劣化が加速される。
本考案は、従来技術の問題を解決すために考案したものであり、その目的は、稼動が停止するときに吸水フィルターが水槽の水を吸収することを防止することができる、フィルター装置及びこれを備えた加湿器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案は以下のようなフィルター装置を提供する。本考案のフィルター装置は、所定の水位まで貯水可能な水槽を有する加湿器に用いられる。該フィルター装置は、吸水フィルターユニットと駆動ユニットとを備えてなる。吸水フィルターユニットは、下端が常に前記水槽に水没するように前記水槽の上方に配置され、かつ回転可能に設けられる吸水フィルターと、前記吸水フィルターの一部を覆うように前記吸水フィルターに設けられるカバーケースとを有する。前記駆動ユニットは、前記吸水フィルターを回転させるように駆動する駆動モジュールを有する。前記駆動ユニットは、前記加湿器が稼動するときは、前記吸水フィルターが前記駆動モジュールの駆動により回転するようにし、前記加湿器の稼動が停止するときは、前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に位置するように前記吸水フィルターを所定の位置に止めることにより、当該カバーケースにで前記吸水フィルターと前記水槽内の水と隔離するように構成されている。
また、本考案に係るフィルター装置において、前記駆動ユニットは、前記吸水フィルターの回転位置を検知することができる位置検出モジュールを更に有し、前記位置検出モジュールは、前記吸水フィルターの回転によって前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に移動されることを検知したとき、前記駆動モジュールの駆動を停止させることにより、前記吸水フィルターの回転を止めるように構成されていることが好ましい。
また、前記位置検出モジュールは磁気センサーであり、前記吸水フィルターには、前記位置検出モジュールが検知可能な磁石が設けられていることが好ましい。
また、前記駆動モジュールは駆動側ギアを有し、前記吸水フィルターユニットは、前記吸水フィルターを取り囲むように設けられたフレームを有し、前記フレームには、前記駆動モジュールの前記駆動側ギアと噛み合うギアが設けられていることが好ましい。
また、前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に位置するとき、前記カバーケースの上端縁が前記水槽の水面より高いように構成されることが好ましい。
本考案は、上記フィルター装置を備えた加湿器をも提供する。
上記の加湿器によると、加湿器が稼動するときは、吸水フィルターが常に回転しながら水槽の水を吸収することができ、加湿器が稼動しないときは、カバーケースが設けられたことにより吸水フィルターと水槽の水とが接触しないように隔離することができる。したがって、止まっている吸水フィルターに含まれる水分を気化させることにより、吸水フィルターを乾燥させることができる。
以下、添付された図面を参照しながら、本考案に係るフィルター装置の具体的な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本考案に係るフィルター装置とこれを備えた加湿器9を示す斜視図である。
加湿器9の内部には、所定の水位まで貯水可能な水槽91が設けられている。
図1及び図2に示すとおり、本考案のフィルター装置は、水槽91の水を吸収して気化させることによって湿気を提供する吸水フィルターユニット2と、吸水フィルターユニット2を回転させるように駆動する駆動ユニット3とを備える。
吸水フィルターユニット2は、下端が常に水槽91の水中に水没するように水槽91の上方に配置され、かつ軸線Lを回転軸として回転可能に設けられる吸水フィルター21と、吸水フィルター21の一部を覆うように吸水フィルター21に設けられるカバーケース22と、吸水フィルター21が回転するときにカバーケース22の位置と対向するように吸水フィルター21に設けられる磁石23と、吸水フィルター21を取り囲むように設けられるフレーム24とを含む。
吸水フィルター21は吸水性のある材料でメッシュ状に形成されたものであり、カバーケース22及びフレーム24は水通過不能な材料(防水材料)で構成されたものである。
本実施形態の吸水フィルターユニット2を軸線Lの方向に観察する場合、吸水フィルター21は、円形(円盤状)に形成され、フレーム24は吸水フィルター21の円周を取り囲むように円環状に形成され、カバーケース22は弓形に形成されている。
フレーム24の外周面には、その外周面を一周するギア241(図1参照)が設けられている。
駆動ユニット3は、吸水フィルターユニット2の位置に応じて加湿器9の所定の位置に設けられる。駆動ユニット3は、吸水フィルター21を軸線Lを回転軸として回転させるように駆動する駆動モジュール31と、吸水フィルター21に設けられた磁石23を検知することができる磁気センサーである位置検出モジュール32とを有する。
駆動モジュール31は、吸水フィルター21のフレーム24に設けられるギア241と噛み合うことができる駆動側ギア311を有する。
加湿器9が稼動するとき、駆動ユニット3は駆動側ギア311を回転させ、ギア241は駆動側ギア311の連動により回転する。上述したとおり、吸水フィルター21が軸線Lを回転軸として回転するとき、その下端は常に水槽91に水没している。加湿器9の稼動が停止するとき、吸水フィルターユニット2は所定の時間回転し続ける。かつ、位置検出モジュール32は、吸水フィルター21の回転によってカバーケース22が吸水フィルター21の下端へ移動されることを検知したとき、駆動モジュール31による駆動側ギア311の回転を止めるように構成されている。これにより、カバーケース22が吸水フィルター21の下端に位置するように吸水フィルター21を所定の位置に止めることにより、カバーケース22によって吸水フィルター21と水槽91内の水とを隔離することができる。
図2に示すとおり、カバーケース22は、カバーケース22が吸水フィルター21の下端に位置するとき、カバーケース22の上端縁が水槽91の水面より高くなるように構成されている。したがって、カバーケース22が吸水フィルター21の下端に移動されるとき、カバーケース22は、吸水フィルター21と水槽91内の水とが接触しないように隔離することができる。
加湿器9を再び起動するとき、吸水フィルター21は回転によって水槽91内の水に再び水没する。
上述したように構成されるフィルター装置によると、稼動が停止するとき吸水フィルター21と水槽91内の水とを隔離することができ、かつ止まっている吸水フィルター21に含まれる水分を気化させることにより、吸水フィルター21を乾燥させることができる。これにより、カビや細菌が発生することを防ぐとともに、常に濡れていることにより吸水フィルターが速く劣化することを抑制することができる。
上述したフィルター装置を備える加湿器によれば、吸水フィルター21の清潔を保つことができるので、清潔な空気を提供することができ、かつ吸水フィルター21を長く使用することができるので、加湿器の使用寿命を延ばすことができる。
以上、本考案の好ましい実施形態について説明してきたが、本考案はそれらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲の種々な変更があっても当然に本考案に含まれる。
例えば、本実施形態において、吸水フィルター21の回転位置(即ちカバーケース22の位置)を検出する手段として上述した磁気センサーと磁石を用いてきたが、カバーケース22の位置を検知できる手段であれば、他のセンサー手段を用いてもよい。また、本実施形態において、磁石23を吸水フィルター21に設けたが、位置検出モジュール32が検知可能あれば、磁石23をフレーム24に設けても構わない。更に、駆動モジュール31が吸水フィルターユニット2を回転させる伝動駆動は、上述した歯車に限定されるものではなく、他の伝動手段を使っても構わない。
本考案に係るフィルター装置は、加湿機能を有する空気調和機(湿度調整器、空気清浄器など)の加湿用フィルターとして使用することができる。
2 吸水フィルターユニット
21 吸水フィルター
22 カバーケース
23 磁石
24 フレーム
241 ギア
3 駆動ユニット
31 駆動モジュール
311 駆動側ギア
32 位置検出モジュール
9 加湿器
91 水槽
L 軸線
21 吸水フィルター
22 カバーケース
23 磁石
24 フレーム
241 ギア
3 駆動ユニット
31 駆動モジュール
311 駆動側ギア
32 位置検出モジュール
9 加湿器
91 水槽
L 軸線
Claims (6)
- 貯水用水槽を有する加湿器に用いられるフィルター装置であって、
下端が常に前記水槽の水に沈没するように該水槽の上方に配置され、かつ回転可能に設けられる吸水フィルターと、該吸水フィルターの一部を覆うように前記吸水フィルターに設けられるカバーケースとを有する吸水フィルターユニットと、
前記吸水フィルターを回転させるように駆動する駆動モジュールを有する駆動ユニットとを備え、
前記駆動ユニットは、前記加湿器が稼動するときは、前記吸水フィルターが前記駆動モジュールの駆動によって回転するようにし、かつ前記加湿器の稼動が停止するときは、前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に位置するように前記吸水フィルターを所定の位置に止めることにより、当該カバーケースで前記吸水フィルターと前記水槽内の水とを隔離するように構成されることを特徴とするフィルター装置。 - 前記駆動ユニットは、前記吸水フィルターの回転位置を検知することができる位置検出モジュールを更に有し、前記位置検出モジュールは、前記吸水フィルターの回転によって前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に移動されることを検知したとき、前記駆動モジュールの駆動を停止させることによって前記吸水フィルターの回転を止めることを特徴とする請求項1に記載のフィルター装置。
- 前記位置検出モジュールは磁気センサーであり、前記吸水フィルターには前記位置検出モジュールが検知可能な磁石が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のフィルター装置。
- 前記駆動モジュールは駆動側ギアを有し、前記吸水フィルターユニットは、前記吸水フィルターを取り囲むように設けられたフレームを有し、該フレームには、前記駆動モジュールの前記駆動側ギアと噛み合うギアが設けられているとを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のフィルター装置。
- 前記カバーケースが前記吸水フィルターの下端に位置するとき、前記カバーケースの上端縁は前記水槽の水面より高いことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のフィルター装置。
- 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のフィルター装置を備える加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004200U JP3193815U (ja) | 2014-08-07 | 2014-08-07 | フィルター装置およびこれを備えた加湿器 |
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KR20160098648A (ko) * | 2015-02-10 | 2016-08-19 | 코웨이 주식회사 | 가습기 |
JP2019027684A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社富士通ゼネラル | フィルタ駆動ユニット、吸着ユニット及び空気清浄機 |
JP2019174035A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加湿装置 |
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