JP3193688B2 - 穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置 - Google Patents
穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置Info
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Description
バイン等の収穫機により収穫して、トラック等の穀粒運
搬車により、穀粒乾燥機が設置してあるライスセンター
等の穀粒乾燥施設または収納舎に運搬してきた穀粒を、
穀粒乾燥機の穀粒投入口に投入するときに、穀粒運搬車
と穀粒乾燥機との間に介装するように用いる中継用の供
給ホッパー、または穀粒乾燥機の機体に、穀粒を受入れ
るよう装設する直装型の供給ホッパーにおける安全網の
係止装置についての改良に関する。
めの供給ホッパーwは、中継用の供給ホッパーにあって
は、図1にあるように、前後の長さがトラック等の穀粒
運搬車の荷台の左右の巾に対応するように前後に長い平
箱状に形成した機体1の内側に、流穀板2・2が左右の
機壁上端から対向して下降傾斜する漏斗状のホッパーa
を装設し、それの底部に、回転軸30の周面に螺旋の送
穀翼31を設けた穀粒排出用の搬送コンベア3を、それ
の回転軸30の軸方向がホッパーaの前後方向に沿う状
態に配位して機枠1に軸支し、それの搬送方向の終端側
を、機体1の前後の一方の側端に組付けた昇降機4の受
入口に連通し、ホッパーa内の前記搬送コンベア3の上
面側には、縦断面が傘状の覆い5を設け、それの上面と
ホッパーaの左右の流穀板2・2との間に、作業員が手
を差込んだときに搬送コンベア3に接触するようになる
のを阻止するための安全網bを、金属材で格子状または
すのこ状に形成して装脱自在に渡架することで構成して
ある。
型の供給ホッパーwにあっては、図2に示しているよう
に、機体1の左右の機壁1aの下部に、開閉扉10によ
り開閉する投入口11を開設し、その投入口11の内側
における機体1内の底部には、その投入口11の下縁か
ら、機体1内の底部の左右の中心部位に機体1の前後方
向に沿うよう設けられる穀粒搬出用の搬送コンベア3の
送穀樋3aの上縁に向けて下降傾斜する流穀板2を装設
し、この流穀板2と、機体1内に装設せる穀粒乾燥部6
の穀粒の流下路60を形成する多孔板よりなる隔壁6a
とでホッパーwを形成し、これの上下の中間部位に、作
業員が手を投入口11から差し込んだときにその手が機
体1内の搬送コンベア3の送穀翼31に接触して生ずる
傷害事故を阻止するための安全網bを、金属材によりす
のこ状に形成して、流穀板2と隔壁6aとに渡架するよ
うに装脱自在に渡架することで構成してある。
ーwに対し、安全対策として組込まれる安全網bは、図
3にあるよう、流穀板2と覆い5の外面側に、網支え具
c・cを設けて、これに端縁を支架するか、図4にある
ように、流穀板2と隔壁6aとに網支え具c・cを設け
て、これに端縁を支架することで、所定位置に支承する
ようにしている。
パーwは、穀粒を投入し終えたとき、流し込んだ穀粒の
一部が安全網bの端縁に引っかかって、そこに集積する
ようになるので、安全網bを網支え具c…から外して集
積している穀粒を払い落し、再び係止する作業を要し、
この作業が面倒な問題と、安全網bを装脱する際に、網
支え具c…を傷め、安全網bの支承が不安定になって、
次に穀粒を投入するときに外れて穀粒の投入の邪魔にな
る状態となる事態を生ぜしめる問題がある。
る上述の問題を解決するためになされたものであって、
穀粒を流し込むときに、安全網の端縁部の付近を流下す
る穀粒が、安全網の端縁部およびそれを係止する係止金
具につかえて集積することのないようにし、かつ、集積
が生じても安全網を係止金具から取り外すことなく、そ
の集積している穀粒を安全網の下方に流し落し得るよう
にする新たな手段を提供することを目的とする。
は、上述の目的を達成するための手段として、流穀板2
・覆い5・隔壁6a等に対し取付座板90を介して止着
する網支え具cに、安全網bの端縁を係止せしめるよう
装設する係止部92を、取付座板90の上面から穀粒の
粒径よりも大きい距離をもって浮き上るよう位置せしめ
て装設し、これに係止せしめる安全網bの端縁と取付座
板90の上面との間に穀粒が流過する流路zを形成して
なる穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置を提
起するものである。
パーは、穀粒を投入していく作業中に作業員が手を差し
込んだときの、安全を確保するために、流穀板による案
内流路の途中を横切るように設ける安全網の係止手段を
除いて、従前手段と同様に構成してよい。
流下路を形成するよう一対に対向する流穀板・覆いの対
向面または流穀板と隔壁との対向面に、金属材ですのこ
状に形成した安全網の端縁を係止せしめる網支え具を装
設しておいて、これに安全網を係止して所定の状態に支
承せしめるようにすることについては、従前手段と同様
であるが、その安全網を係止するよう装設する網支え具
は、それの、流穀板・覆い・隔壁等に対して止着するた
めの取付座板と安全網を係止して支承せしめる係止部と
を、それらが互いに流穀板・覆い・隔壁等の穀粒の案内
面からの突出方向に引き離なされた位置を占めるように
形設して、係止部に係止した安全網の端縁と取付座板と
の間に、穀粒の粒径よりも広い流路を形成するように
し、流下する穀粒のうちで流穀板・覆い・隔壁等に沿い
安全網の端縁部付近に流下してきた穀粒が、この流路を
介して安全網の端縁の外側を流過していくようにする。
ときに、安全網の端縁部の上面側に穀粒が集積するよう
になることがないようにするとともに、集積が生じて
も、それを払うか衝突を与えることで流路の流過が行な
われて、安全網を装着したまま集積を解消させ得るよう
にする。
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
の縦断正面図で、同図において、1は機体、yは機体1
内の上半側に形成した穀粒の貯留部、6は機体内の下半
側に、乾燥風を導く導風路61と穀粒の流下路60と排
風路62とで形成して装設した穀粒の乾燥部、3は機体
1内の底部に装設した穀粒排出用の搬送コンベア、4は
底部を前記搬送コンベア3の終端側と連通させて機体1
の前面側に立設せる昇降機、8は前記昇降機4の放出部
40と連通させて機体1内の上部に装設せる張込用の搬
送コンベア、11は機体1の左右の機壁1a・1aの下
端側に寄る部位にそれぞれ開設した穀粒の投入口、10
はその投入口11を開閉する開閉扉、2は各投入口11
の下縁部と排出用の搬送コンベア3の搬送樋3aの側縁
との間に渡架するように装設した流穀板、6aは乾燥部
6の穀粒流下路60と排風路62とを隔てる多孔板より
なる隔壁、wは流穀板2と隔壁6aの下端側とで形成せ
るホッパー、bはそのホッパーwの穀粒の誘導路の途中
を横切るように装設した安全網、c・cはその安全網b
の端縁を係止するよう流穀板2および隔壁6aにそれぞ
れ設けた網支え具である。
で、該安全網bは、丸棒状の金属材よりなる縦杆70…
と横杆71…とを格子状に組合わせ、それらの接合部分
を熔接することで網状乃至すのこ状に組立ててある。
の搬送コンベア3の搬送樋3aの側縁との間に渡架せる
流穀板2の案内面に装着する網支え具cを示す。
りした金属板を折曲げ成形することで形成してあり、流
穀板2の案内面に当接する取付座板90と、これから流
穀板2の案内面の上方に向けて直角に折れ曲がって立上
がる立上壁91とからなり、その立上壁91の、流穀板
2と対向する隔壁6aに向う側の上下方向の端縁91a
で、取付座板90の上面から穀粒の粒径よりも高く離れ
た位置に、安全網bの端縁となる縦杆70を嵌合せしめ
て係止せしめる係止部92が、切込溝状に形成してあ
る。
に設ける網支え具cを示している。この網支え具cも、
所定形状に打抜き板どりした金属板を折曲げ成形するこ
とで形成してあり、隔壁6aの継ぎ合わせ部に形成した
棚状の突起部63の上面に当接する取付座板90と、そ
れの前後方向の一方の端縁から直角に折れ曲がって立上
がる立上壁91とからなり、それの立上壁91の前記流
穀板2に向う側の上下方向の端縁で、取付座板90から
穀粒の粒径よりも大きいは距離で上方に離れる部位に、
安全網bの端縁となる縦杆70を嵌合せしめて係止する
係止部92が、切込溝状に形設してある。
止せしめて安全網bを支架せしめた状態を示す縦断面図
で、安全網bの流穀板2側および隔壁6a側の端縁とな
る左右の縦杆70・70は、網支え具c・cの係止部9
2・92に嵌合して支架されることで、その縦杆70・
70と流穀板2・隔壁6aとの間および縦杆70・70
と網支え具c・cの取付座板90の上面との間に、穀粒
が流過する間隔をもつ流路z・zが形成され、流穀板2
・隔壁6aに沿い流下して安全網bの端縁に当るように
なる穀粒が、矢印に示しているように、この流路z・z
を経て安全網bの下方に流過するようにしてある。
用の供給ホッパーの覆い5の案内面と流穀板2の案内面
とに装着して、これに安全網bを支架せしめた例の要部
の縦断面図で、この例においても、覆い5の案内面およ
び流穀板2の案内面に沿い流下して安全網bの端縁に当
るようになる穀粒が、矢印に示しているように、流路z
・zを経て安全網bの下方に流過していくようになる。
の供給ホッパーにおける安全網の係止装置は、安全網b
の端縁を係止する網支え具cの係止部92が、安全網b
を流穀板2・覆い5・隔壁6a等に止着するための取付
座板90の上面から浮き上がった位置に設けられて、そ
の係止部92と取付座板90の上面との間に、穀粒が流
過する流路zを形成しているのだから、穀粒を投入した
ときの、流穀板2・覆い5・隔壁6a等に沿い流下する
穀粒が安全網bの端縁部付近につかえて集積するように
なったときに、その穀粒が流路zを介して安全網bの端
縁部の付近を流過するようになるので、穀粒を投入し終
えたときに安全網bの端縁部付近に穀粒が集積して残る
問題が解消し得るようになり、また、集積が生じても、
払うか、少し振動を与えることで、流路zを介して流過
していくようになるから、安全網bを取り外さないで集
積した穀粒を流し落せるようになる。
る。
備した穀粒乾燥機の縦断正面図である。
の縦断面図である。
機の安全網を取付けた部分の縦断面図である。
る。
斜視図である。
視図である。
る。
けた状態の作用の説明図である。
え具、w…供給ホッパー、y…貯留部、z…流路、1…
機体、1a…機壁、10…開閉扉、11…投入口、2…
流穀板、3…搬送コンベア、3a…送穀樋、30…回転
軸、31…送穀翼、4…昇降機、40…放出部、5…覆
い、6…穀粒乾燥部、6a…隔壁、60…流下路、61
…導風路、62…排風路、63…突起部、70…縦杆、
71…横杆、8…張込用の搬送コンベア、90…取付座
板、91…立上壁、91a…端縁、92…係止部。
Claims (1)
- 【請求項1】 流穀板2・覆い5・隔壁6a等に対し取
付座板90を介して止着する網支え具cに、安全網bの
端縁を係止せしめるよう装設する係止部92を、取付座
板90の上面から穀粒の粒径よりも大きい距離をもって
浮き上るよう位置せしめて装設し、これに係止せしめる
安全網bの端縁と取付座板90の上面との間に穀粒が流
過する流路zを形成してなる穀粒の供給ホッパーにおけ
る安全網の係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17057398A JP3193688B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17057398A JP3193688B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11351748A JPH11351748A (ja) | 1999-12-24 |
JP3193688B2 true JP3193688B2 (ja) | 2001-07-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17057398A Expired - Fee Related JP3193688B2 (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 穀粒の供給ホッパーにおける安全網の係止装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3193688B2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP17057398A patent/JP3193688B2/ja not_active Expired - Fee Related
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