JP3193487U - 排熱融雪による雪下ろしゼロシステム - Google Patents

排熱融雪による雪下ろしゼロシステム Download PDF

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正義 佐藤
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株式会社松美造園建設工業
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Abstract

【課題】無落雪屋根に傾斜をつけて、屋根の中央部に雪を集めて、これを排熱による温風で融雪して流水することによって、雪下ろしによる危険と労力等をなくした雪下ろしゼロシステムを提供する。
【解決手段】(1)無落雪屋根1を中央部に向け傾斜させ、その底部に熱伝導率の高いステンレス製で温風を通す流通管7,10と一体化した横樋3を設置し、この横樋の下部には、断熱材8を敷設して保温処置、(2)床暖房及び給湯ボイラー4等の排熱を熱交換機5で温風化、(3)温風は、熱交換機と横樋の流通管を循環、上記(1)(2)(3)から構成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

排熱利用の省エネ融雪システムに関する。
雪国特に豪雪地帯では、毎年、雪下ろし作業や屋根からの落雪による死傷事故が多発しているほか、雪下ろしや除排雪に要する経費も莫大である。
また、これまでの無落雪屋根における融雪は、その熱源のほとんどは、電気であるため、費用がかさんでいる。
こうした事故防止や経費削減を図るため、屋根で無落雪のまま融雪する。
無落雪屋根に傾斜をつけて、屋根の中央部に雪を集めて、これを排熱による温風で融雪して流水することによって、雪下ろしによる危険と労力等をなくする。
本考案は、(1)無落雪屋根の中央部に向けて、積雪が屋根の中央部に滑り落ちるようにする。(2)屋根の中央部には、熱伝導率の高いステンレス製の横樋を敷設するほか、その横樋と一体化した流通管を通して、温風を循環させる。なお、横樋の下部を断熱材で保温処置を講じる。(3)床暖房や給湯ボイラー等からの排熱を熱交換機で温風化するが、この熱交換機には、円筒の中に、更に四層から排熱滞留タンクをつくり、熱交換機内で排熱の効率化を図って、空気を高温にすることができる。これら(1)(2)(3)から構成される雪下ろしのない無落雪屋根の省エネ融雪システムである。
排熱で無落雪屋根の融雪が容易であることから、雪下ろしが不要になり、雪下ろしに伴う事故や費用の心配がなくなるほか、排熱利用のため融雪に要する費用もゼロに等しい。
また、熱交換機内の排熱と空気との接面を多くしていることから、空気の高温化を図り、融雪を容易にしている。
更に、横樋に付随する温風流通管の下部に断熱材を敷設することによって、下方への熱伝導を遮断し、効率的な排熱利用が図られている。
本考案を実施例にて説明する。
図1は、表側の側面図で、傾斜屋根(1)の中央部に屋根と同じ長さで熱伝導の高いステンレス製の横樋(3)を敷設するが、この横樋は、温風の流通管と一体化したもので、しかも、その下部を断熱材(8)で覆う。
ボイラー(4)の排熱は、熱交換機(5)で温風化して、横樋の流通管(7)及び(10)を通り、フアンモーター(9)を経て、再び熱交換機(5)へ循環する仕組みである。
なお、ボイラー(4)及び熱交換機(5)は、室内に設置する。
図2は、裏側の側面図で、横樋での融雪水は、流水管(11)から流出される。
温風は、屋内(天井裏)の流通管(10)から熱交換機に戻って循環する。
図1は、表側の屋外及び屋内の排熱利用による無落雪屋根の融雪システムの全体図。 図2は、裏側の排熱利用による無落雪屋根の融雪システムの側面図。 図3は、ボイラーからの排熱を有効活用するための熱交換機の断面図。
1、 屋根
2、 積雪
3、 横樋
4、 ボイラー
5、 熱交換機
6、 排気口
7,10 温風流通管
8、 断熱材
9, フアンモーター
11,流水管
12,排熱の滞留タンク

Claims (1)

  1. (1)無落雪屋根を中央部に向け傾斜させ、その底部に熱伝導率の高いステンレス製で温風を通す流通管と一体化した横樋を設置。この横樋の下部には、断熱材を敷設して保温処置。
    (2)床暖房及び給湯ボイラー等の排熱を熱交換機で温風化。
    (3)温風は、熱交換機と横樋の流通管を循環。
    上記(1)(2)(3)から構成されることを特徴とする排熱融雪による雪下ろしゼロシステム。
JP2014002909U 2014-05-16 排熱融雪による雪下ろしゼロシステム Expired - Lifetime JP3193487U (ja)

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JP3193487U true JP3193487U (ja) 2014-10-09

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