JP3193443U - ポータブルトイレ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板をことさらに大きくしなくとも転倒を防止可能なポータブルトイレを提供する。【解決手段】任意の箇所に移設可能とされたポータブルトイレにおいて、床面に載置される基板20と、基板の上面に設置されるトイレ本体10とを備え、基板にはトイレ本体の脚部11を緩挿可能な円筒形部材21と共に、基板に重量を与える錘30を備えて構成した。また、基板上に直角に屈曲した板状の支持部材を設け、支持部材により平板状の錘を支持するよう構成した。【選択図】図1

Description

本考案は主として、ベッドのそばに設置されたトイレへの移行が可能な患者に用いるポータブルトイレに関し、より詳しくは利用者の転倒を防ぐことが可能なポータブルトイレに関する。
ポータブルトイレとは、ベッドから離れることはできるがトイレまでいけない、或いはトイレまでの移動が不安定な人のために、主として寝室で使用する便器である。
高齢者や身障者がポータブルトイレに移乗したり或いはポータブルトイレから離れる際に手摺に体重をかけると、それが偏心荷重となってポータブルトイレが傾き、転倒するおそれがある。この問題を解消するためにポータブルトイレ自体の重量を大きくすることも考えられるが、それでは移設可能というポータブルトイレの利点が大きく損なわれる。
上記不都合を解消すべく特許文献1、2にはポータブルトイレ本体よりも大きい面積を有する基板上にポータブルトイレを設置する発明が開示されている。また、特許文献3には、ポータブルトイレの前方支持点からポータブルトイレの全体の重心位置までの範囲に、肘掛の支持部を配設することで、利用者が体重をかけた際の転倒を防止可能としたポータブルトイレが開示されている。
実開昭59−68498号公報 特開2008−92972号公報 特開平10−80379号公報
先述の特許文献1、2に開示されるポータブルトイレ本体よりも大きい面積を有する基板上にポータブルトイレを設置するという方法では、基板をかなり大きくしないと転倒を防止し得ないという難点を有する。係る不都合を回避すべく特許文献2記載のポータブルトイレは、基板をベッドと連結する、即ちベッドの荷重を利用して基板が持ち上がることを防ぐという手段を実施形態として採用している。
また、特許文献3記載の発明は体重が前後方向にかかる場合には転倒を効果的に抑制できるが、左右方向に不慮の体重がかかると転倒を防止し得ないという難点を有する。
そこで本考案は、基板をことさらに大きくしなくとも転倒を防止可能なポータブルトイレを提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、任意の箇所に移設可能とされたポータブルトイレにおいて、床面に載置される基板と、該基板の上面に設置されるトイレ本体とを備え、前記基板にはトイレ本体の脚部を緩挿可能な円筒形部材と共に、基板に重量を与える錘を備えて構成した。
(2)請求項2に記載の考案は、請求項1記載のポータブルトイレにおいて、基板上に直角に屈曲した板状の支持部材を設け、当該支持部材により平板状の錘を支持するよう構成した。
上記のように構成される本考案がいかに作用して課題を解決するかを図面を参照して概説する。
図1は本考案に係るポータブルトイレを示す斜視図である。トイレ本体10の脚部11・・は、それぞれ基板20に設けた円筒形部材21・・に緩挿されている。しかも、基板20上には錘30が載置されており、基板20は床面に相当の重量で押さえこまれることになる。ゆえに、基板20の面積を大きくしなくともトイレ本体10をしっかり固定することが可能となり、転倒を防止することが可能となるのである。
かように本考案にかかるポータブルトイレは、トイレ本体の転倒防止のため、基板の面積を大きくしたり、或いは基板をベッドで固定したり、また、トイレ本体自体の重量を大きくしたり、更には特殊な脚を設けるといった従来例の解決方法を採用する必要がない。
したがってトイレ本体を軽量に構成することが可能になり、基板とトイレ本体とが着脱自在であるため、ポータブルトイレの移設が容易になるという効果も有する。
また、錘30を図2に示すように分割した平板とすれば、一枚の錘30の重量はそれほど大きくならず、例えば女性であっても容易に持ち運びが可能なものとすることが可能となる。
また、トイレ本体10の脚部11は、基板20に設けた円筒形部材21内に緩挿自在に設けられていることから、トイレ本体10と基板20は容易に着脱自在となり、別個に運搬することが可能となり、介護者等の利便性の向上が図られるものである。
本考案の斜視図 基板に錘を載置する過程を示す説明図 基板の斜視図 基板の平面図 基板の正面図
以下、本考案の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1に示すように本発明に係るポータブルトイレは、基板20とトイレ本体10より成るものである。基板20は床面への投影面積がトイレ本体10と同程度で足りる。この基板20は樹脂製が好ましいが、意匠性を考慮して木製あるいは強度を考慮して金属製としてもよい。
トイレ本体10は4本のパイプ状の脚部11を備え、これら脚部11を基板20に設けた円筒形部材21に上方から緩挿することで支持する。
トイレ本体10は、汚物受け12と、その上面に設けられる便座13と、便座13の上に開閉自在に取付られる便蓋14とからなる。また、背面には上方に延設された背もたれ部15を設けてあり、背もたれ部15の中途には前方に延びる肘掛16が左右一対設けられている。
図4は基板20の平面図であり、図5は同正面図である。
基板20は略方形の板材であり、その正面側は凹状の切欠き部22が設けてある。使用者の利用時の邪魔にならないようにするためである。
基板20には四隅に円筒形部材21が立設してある。この円筒形部材21は、その内部にトイレ本体10の脚部11を緩挿可能な形状に設けられる。
基板20上には直角に屈曲した板状の支持部材23が、板状の錘30の四隅を支持可能な形態で4個立設されている。
錘30は方形の鉄板で形成される。錘30は一枚が15Kg程度のものを2枚使用すれば、転倒防止に十分なものである。図2は錘30を基板20に装備する過程を示すものであり、図3に示されるように支持部材23で四隅を支持され基板20上に載置されるものである。
10・・トイレ本体 11・・脚部 12・・汚物受け
13・・便座 14・・便蓋 15・・背もたれ部
16・・肘掛
20・・基板 21・・円筒形部材 22・・切欠き部
23・・支持部材
30・・錘

Claims (2)

  1. 任意の箇所に移設可能とされたポータブルトイレにおいて、床面に載置される基板(20)と、該基板(20)の上面に設置されるトイレ本体(10)とを備え、前記基板(20)にはトイレ本体(10)の脚部(11)を緩挿可能な円筒形部材(21)と共に、基板(20)に重量を与える錘(30)を備えたことを特徴とするポータブルトイレ。
  2. 基板(20)上に直角に屈曲した板状の支持部材(23)を設け、当該支持部材(23)により平板状の錘(30)を支持するよう設けた請求項1に記載のポータブルトイレ。
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