JP3193414B2 - マニピュレータ制御装置及び座標補正方法 - Google Patents

マニピュレータ制御装置及び座標補正方法

Info

Publication number
JP3193414B2
JP3193414B2 JP24891691A JP24891691A JP3193414B2 JP 3193414 B2 JP3193414 B2 JP 3193414B2 JP 24891691 A JP24891691 A JP 24891691A JP 24891691 A JP24891691 A JP 24891691A JP 3193414 B2 JP3193414 B2 JP 3193414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
work
coordinate plane
predetermined
coordinates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24891691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0588723A (ja
Inventor
俊之 田嶋
清志 天海
光一 臼田
一功 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Corp filed Critical Takenaka Corp
Priority to JP24891691A priority Critical patent/JP3193414B2/ja
Publication of JPH0588723A publication Critical patent/JPH0588723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193414B2 publication Critical patent/JP3193414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面に表示した画像の
所定部位の座標を補正する座標補正方法及びこの座標補
正方法が適用されるマニピュレータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、マニピュレータは工場の生産ライ
ン等で多数用いられている。マニピュレータはワークに
対して処理を行なうハンドを有しており、このハンドは
例えばワークを吸着または把持して保持したり、切削、
ねじ締め等の処理を行なう。ハンドはアームによって3
次元的に移動され、ワークに対して接触する方向または
離反する方向へ移動される。これにより、ワークの搬
送、組立、加工等の処理が可能となる。
【0003】アームの移動機構には、本体の一点を中心
にアームが回転伸縮してハンドを移動させる極座標系、
3次元直交座標軸に沿ってスライドしてハンドを移動さ
せる直交座標系等があるが、いずれの移動機構もモータ
等のアクチュエータによって移動される。ハンドを目的
の位置に移動させる場合には、ワークを所定位置に配置
し予め記憶された前記所定位置の位置情報に基づいて前
記アームの移動量を演算して移動させる。しかし、上記
ではワークの形状、配置がランダムの場合に対応するこ
とができない。また、オペレータが目視によってアクチ
ュエータを操作することも行なわれているが、オペレー
タがマニピュレータの移動を目視可能な範囲内で作業を
する必要があり、また、複数のマニピュレータを操作す
る必要があるので作業が煩雑であった。
【0004】これを解決するために本出願人は、ワーク
を含む領域を撮影して表示し、表示した画面上に重ねて
設けられたタッチパネルによってワークの位置情報を入
力するようにしたマニピュレータ制御装置(特願平2−
194393号公報参照)を既に出願している。このマ
ニピュレータ制御装置では、タッチパネルが操作される
ことによって入力されたワークの位置情報に基づいてワ
ークの座標を求め、この座標に対応する位置へハンドが
移動するように各アクチュエータを制御する。このた
め、オペレータがマニピュレータの移動を目視可能な範
囲内で作業をする必要がなく、ワークの形状、配置がラ
ンダムの場合に対応することができ、操作も容易であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記マ
ニピュレータ制御装置では、ワークを含む作業領域を撮
影する撮影手段としてのビデオカメラが固定配置されて
おり、ビデオカメラとワークとの距離に応じて画面上に
表示されるワークの大きさ、表示位置が変化する。例と
して図11に示すワーク302Aはビデオカメラ300
との距離L1 が短いので、ディスプレイ304上に大き
く、かつ実際の座標にほぼ対応する位置に表示される。
しかしながらワーク302Bはビデオカメラ300との
距離L2 が長いので、ディスプレイ304上に小さく、
かつ実際の座標に対応する位置からずれた位置に表示さ
れる。
【0006】このため、タッチパネルが操作されハンド
の移動先としてのワークの位置情報が入力され、該入力
された位置情報に基づいて求めたワークの座標も、実際
のワークの座標に対して誤差を含むことになる。この誤
差はビデオカメラとワークとの距離が大きくなるに伴っ
て増大し、ワークの位置が映像の中心から離れるに従っ
て増大する。求めたワークの座標の誤差が大きい場合に
はワークの正確な位置を把握できないので、ハンドをワ
ークが配置された部位に正確に到達させることができな
い、という不都合が生ずることもあった。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、撮影手段とハンドの移動先との距離に拘わらず前記
ハンドの移動先へ正確にハンドを移動させることができ
るマニピュレータ制御装置を得ることが目的である。
【0008】また本発明は、撮影手段と所定部位との距
離に拘わらず前記所定部位の正確な座標が得られる座標
補正方法を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るマ
ニピュレータ制御装置は、ハンドと前記ハンドを移動さ
せるアームとを有するマニピュレータを制御するマニピ
ュレータ制御装置であって、所定の座標平面に対して垂
直に配置され前記ハンドの作業空間を撮影する撮影手段
と、前記撮影手段によって撮影された前記作業空間の画
像を画面に表示する表示手段と、ハンドの移動先、及び
前記所定の座標平面に対して垂直な方向に沿った所定の
座標平面までの距離が前記ハンドの移動先と一致する
定部位について、前記画面上での表示位置を各々指定す
るための指定手段と、前記特定部位を前記座標平面に投
影したときの座標値を記憶した記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された、前記特定部位を前記座標平面に投影し
たときの座標値と、前記指定手段を介して指定された特
定部位の表示位置に対応する前記座標平面上での座標値
と、に基づいて、前記指定手段を介して指定されたハン
ドの移動先の表示位置に対応する前記座標平面上での座
標値を補正する補正手段と、を有している。
【0010】請求項2の発明に係る座標補正方法は、所
定の座標平面に対して垂直に配置した撮影手段によって
撮影した所定空間の画像を画面に表示し、前記所定空間
内の所定部位、及び前記所定の座標平面に対して垂直な
方向に沿った所定の座標平面までの距離が前記所定部位
と一致する特定部位について、前記画面上での表示位置
を各々指定させ、指定された前記所定部位の画面上での
表示位置に対応する前記座標平面上での座標値を、指定
された前記特定部位の画面上での表示位置に対応する前
記座標平面上での座標値と、予め記憶した前記特定部位
を前記座標平面に投影したときの座標値と、に基づいて
補正する。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明において、作業空間内の所
定部位を所定の座標平面に投影したときの座標値と、前
記所定部位の画面上の表示位置に対応する座標平面上で
の座標値と、には、座標平面に対して直交する方向に沿
った前記所定部位と座標平面との距離に応じてずれが生
じ、このずれの量は前記距離が大きくなるに従って大き
くなる。請求項1記載の発明では、ハンドの移動先、及
所定の座標平面に対して垂直な方向に沿った所定の座
標平面までの距離がハンドの移動先と一致する特定部位
について、画面上での表示位置が指定手段を介して指定
されるが、この画面上の表示位置に対応する座標平面上
での座標値も見かけ上の座標値であり、前記ハンドの移
動先及び特定部位を座標平面に投影したときの座標値
(実際の座標値)に対して前記距離に応じたずれが生じ
ている。
【0012】しかしながら、本請求項1記載の発明で
は、所定の座標平面に対して垂直な方向に沿った所定の
座標平面までの距離が、特定部位とハンドの移動先とで
一致しており、特定部位を座標平面に投影したときの座
が予め記憶されているので、特定部位を座標平面に
投影したときの座標値と、指定された特定部位の表示位
置に対応する座標値と、に基づいて、ハンドの移動先の
見かけ上の座標値(指定された特定部位の表示位置に対
応する座標平面上での座標値)を実際の座標値に補正す
ることができる。具体的には、例えば、特定部位を座標
平面に投影したときの座標値と特定部位の表示位置に対
応する座標平面上での座標値との差に応じてハンドの移
動先の見かけ上の座標値を補正することにより、ハンド
の移動先の正確な座標(ハンドの移動先を座標平面に投
影したときの座標値)が得られる。
【0013】このため、例えばワークが積層された作業
空間において、ハンドの移動先としてのワークと撮影手
段と距離がマニピュレータによる作業の進行に伴って
変化した場合にもワークの正確な座標が得られるので、
撮影手段とハンドの移動先との距離に拘わらずハンドの
移動先へ正確にハンドを移動させることができる。
【0014】なお、前記座標平面を規定する平面座標系
としては極座標や2次元直交座標を用いることができ、
平面座標系の原点の位置は撮影手段に入射される光の光
軸と一致する位置であっても、一致しない位置であって
もよい。但し、原点の位置を光軸と一致する位置とした
場合は前記補正を簡単に行うことができる。
【0015】請求項2記載の発明では、所定の座標平面
に対して垂直に配置した撮影手段によって撮影した所定
空間の画像を画面に表示する。この場合、所定空間内の
所定部位を座標平面に投影したときの座標(実際の座
標)と、前記所定部位の画面上の表示位置に対応する
標平面上での座標(見かけ上の座標)と、は、座標平面
に対して直交する方向に沿った前記所定部位と座標平面
との距離に応じたずれが生じる。
【0016】しかしながら、請求項2記載の発明では、
所定の座標平面に対して垂直な方向に沿った所定の座標
平面までの距離が前記所定部位と一致する特定部位を座
標平面に投影したときの座標(実際の座標)を予め記憶
しているので、指定された所定部位の画面上での表示位
置に対応する前記座標平面上での座標値を、指定された
前記特定部位の画面上での表示位置に対応する前記座標
平面上での座標値と、予め記憶した前記特定部位を前記
座標平面に投影したときの座標値と、に基づいて補正す
ることにより、撮影手段と所定部位との距離に拘わらず
所定部位の正確な座標が得られる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1には本発明に係るマニピュレータ制御
装置が取付けられたピッキングロボット50が示されて
いる。ピッキングロボット50は倉庫内で作業を行う。
倉庫内には一対のラック53が対向配置されている。ラ
ック53には複数段の棚が形成されており、各棚には多
数のケース58が収納されている(図2参照)。各々の
ケース58内には多数のワークが積層されて収容されて
いる。一対のラック53の間には一対のレール51が略
平行に敷設されており、レール51の一端側にはステー
ション52が配設されている。ピッキングロボット50
はレール51の長手方向に沿って移動し、任意のケース
58内からワークをピッキングし、ステーション52に
受け渡すようになっている。
【0018】図2に示すように、ステーション52は3
段の棚54を有し、1段目の棚54Aには内部に複数の
ワーク56が積層されたケース58が載置される。2段
目の棚54Bには空のケース58が載置される。3段目
の棚54Cにはワーク56を図2矢印B方向へ搬送する
図示しない搬送装置が取付けられている。ピッキングロ
ボット50は、ラック53内に収納されたケース58か
らピッキングしたワーク56を3段目の棚54Cに取付
けられた前記搬送装置へ受渡し、空となったケース58
を2段目の棚54Bに載置する。また、1段目の棚54
Aに載置されたケース58をラック53内に収納する。
【0019】以下、ピッキングロボット50の詳細につ
いて説明する。ピッキングロボット50は台座60を有
し、台座60には車輪62が取付けられている。車輪6
2はパルスモータ106(図4参照)の駆動力が伝達さ
れて回転され、ピッキングロボット50を前記レール5
1に沿って移動させる。
【0020】台座60からは鉛直方向に延びる案内レー
ル64が取付けられており、案内レール64にはピッキ
ング部66の昇降部材68が係合している。昇降部材6
8はパルスモータ108(図4参照)の駆動力が伝達さ
れて案内レール64に沿って昇降移動される。昇降部材
68にはマニピュレータ70が取付けられている。本実
施例のマニピュレータ70はハンドが三次元直交座標軸
に沿って移動される直交座標形とされている。
【0021】マニピュレータ70は、昇降部材68に固
定され昇降部材68と共に移動される枠体72を備えて
いる。枠体72の上方には長手方向に延長された一対の
ベース部材74、76が取付けられており、図3に示す
ように、このベース部材74、76は長手方向に亘って
略平行となるように配置されている。ベース部材74、
76の一端には板材78が掛け渡されて固定されてい
る。また、ベース部材74、76の下方にはターンテー
ブル80が固定されている。ターンテーブル80はパル
スモータ110(図4参照)の駆動力が伝達されて回転
する。
【0022】また、ターンテーブル80上にはターンテ
ーブル80の長手方向に沿って一対のレール82が略平
行に敷設されている。ターンテーブル80の一端側には
前記ケース58を吸引する吸盤84を備えた吸引部材8
6が配置されている。吸引部材86はレール82に沿っ
て移動可能とされており、パルスモータ112(図4参
照)の駆動力が伝達されて移動する。吸引部材86はパ
ルスモータ112によってターンテーブル80他端まで
移動され、かつターンテーブル80が図3想像線で示す
位置まで回動した状態で、図2位置B及び位置Cに示す
ようにステーション52との間でケース58の受渡しを
行うことができる。また、レール51の両側に配置され
たラック53との間においても同様にケース58の受渡
しを行うことができる。
【0023】また、マニピュレータ70の下方には受箱
88が取付けられている。受箱88の上方及び下方は開
口している。受箱88の上方の開口は、ターンテーブル
80が図3に実線で示す状態で開放され、ターンテーブ
ル80が図3に想像線で示す状態で閉止される。また、
受箱88は蓋90を回動可能に軸支しており、蓋90は
受箱88下方の開口を開放、閉止可能とされている。蓋
90はパルスモータ119(図4参照)の駆動力が伝達
されて回動する。ターンテーブル80が図2位置Cに示
す高さ位置にある状態で、パルスモータ119によって
蓋90が開放方向に移動されると、受箱88内のワーク
56は3段目の棚54Cから突出された受皿92へ放出
される。
【0024】ベース部材74のベース部材76と対向す
る面にはパルスモータ114、118が取付けられてお
り、ベース部材74のベース部材76と対向する面には
パルスモータ116が取付けられている。ベース部材7
4とベース部材76との間には第1の移動部材94が掛
け渡されている。第1の移動部材94には前記パルスモ
ータ114の駆動力が図示しない伝達手段を介して伝達
され、図3に実線で示す位置から図3に想像線で示す位
置Dまでの間を、図3矢印E方向及び矢印F方向(以
下、X軸に沿った方向とする)に移動される。
【0025】第1の移動部材94の側面には第2の移動
部材96が配置されている。第2の移動部材96には前
記パルスモータ116の駆動力が図示しない伝達手段を
介して伝達され、図3に想像線で示す位置Gから位置H
までの間を、図3矢印I方向及び矢印J方向(以下、Y
軸に沿った方向とする)に移動される。
【0026】図2に示すように、第2の移動部材96に
は第3の移動部材98が取付けられており、第3の移動
部材98の垂下にはマニピュレータ70のハンドを構成
する吸盤100が取付けられている。第3の移動部材9
8にはパルスモータ118の駆動力が図示しない伝達手
段を介して伝達されて図2矢印K方向及び矢印L方向に
移動され、これに伴って吸盤100も移動される。な
お、第1の移動部材94、第2の移動部材96、第3の
移動部材98は吸盤100(ハンド)を移動させるアー
ムを構成している。
【0027】マニピュレータ70は、ターンテーブル8
0上にケース58が載置された状態で第1の移動部材9
4、第2の移動部材96及び第3の移動部材98を移動
させて吸盤100を三次元直交座標軸に沿って移動さ
せ、ターンテーブル80上のケース58内に収容された
ワーク56の取り出し、または他のケース58から取り
出したワーク56の収納を行う。
【0028】また、マニピュレータ70の上方には、ス
テー102を介してビデオカメラ38と、ビデオカメラ
38による撮影の照明用のライト104と、が配設され
ている。これらは、昇降部材68及びピッキング部66
と一体に移動される。ビデオカメラ38は、ターンテー
ブル80上にケース58が載置された状態で、ケース5
8の中心を通る鉛直線に沿って配置されており、ケース
58の内部、すなわちマニピュレータ70の作業空間を
撮影する。図4に示すように、ビデオカメラ38はカメ
ラコントロールユニット40に接続されており、カメラ
コントロールユニット40によって作動用の電力が供給
される。なお、カメラコントロールユニット40は制御
回路42の入出力ポート42Dに接続されており、制御
回路42によって作動が制御される。ビデオカメラ38
によって撮影された映像は表示手段であるデイスプレイ
44に映像信号として送られて画面に表示される。
【0029】ディスプレイ44の画面上にはタッチパネ
ル46が設けられている。タッチパネル46は、透明電
極を用いた多数のスイッチ46Aがマトリックス状に配
列されて構成されている。オペレータがディスプレイ4
4の画面に触れると、タッチパネル46の前記多数のス
イッチ46Aのうちのいずれか1つがオンする。タッチ
パネル46にはタッチパネルインタフェース回路48が
接続されている。タッチパネルインタフェース回路48
は制御回路42の入出力ポート42Dにも接続されてお
り、タッチパネル46のいずれかのスイッチ46Aがオ
ンになると、オンになったスイッチ46Aの位置を前記
マトリツクスにおける位置で表した位置情報を制御回路
42へ出力する。
【0030】図4に示すように、制御回路42はROM
42A、CPU42B、RAM42C、入出力ポート4
2Dが互いに接続されて構成されている。パルスモータ
106は駆動回路120を介して制御回路42の入出力
ポート42Dに接続されている。パルスモータ106は
制御回路42によって駆動が制御される。同様にパルス
モータ108、110、112、114、116、11
8、119は、各々駆動回路122、124、126、
128、130、132、133を介して制御回路42
の入出力ポート42Dに接続されている。
【0031】また、入出力ポート42Dにはリレー13
4を介して吸引装置136が接続されている。制御回路
42はリレー134によって吸引装置136の電源をオ
ンオフし、吸引装置40の作動及び作動停止を制御す
る。吸引装置136は作動されると吸盤84とケース5
8との間の空気を吸引し、ケース58を吸盤84に吸着
させる。また、同様に入出力ポート42Dにはリレー1
38を介して吸引装置140が接続されている。吸引装
置140は管路144を介して吸盤100内側の空気を
吸引する。従って、吸盤100がワーク56に接触する
と負圧が生じてワーク56が吸引される。
【0032】管路144の途中には管路146の一端が
接続され、管路146の他端は圧力差検出センサ142
に接続されている。圧力差検出センサ142は管路14
6内の圧力と大気圧との差を検出し、検出結果を制御回
路42へ出力する。
【0033】図5に示すように、本実施例では、本発明
に係る座標平面を規定する平面座標系として2次元直交
座標を用いており、前記ビデオカメラ38は2次元直交
座標に対して垂直に、かつ入射される光の光軸が前記2
次元直交座標の原点Oを通過するように配置されてい
る。制御回路42のROM42Aには、ターンテーブル
80上にケース58が載置された状態でマニピュレータ
70の作業空間の特定部位、具体的にはケース58のワ
ーク56を収容する凹部の特定の隅の点P0 の座標
(X、Y)が予め記憶されている。
【0034】次に図6及び図7のフローチャートを参照
して本実施例の作用を説明する。なお、図6のフローチ
ャートはピッキング処理の開始を指示されピッキングロ
ボット50がステーション52に対応すると実行され
る。
【0035】ステップ150ではビデオカメラ38及び
ディスプレイ44を作動させる。ステップ152ではパ
ルスモータ106を駆動してレール51に沿ってピッキ
ングロボット50を移動させ、ピッキングを行うワーク
56が収容されたケース58が収納されている所定位置
でピッキングロボット50を停止させる。
【0036】ステップ154ではパルスモータ108を
駆動して、ターンテーブル80が前記ケース58が載置
された棚に対応するようにピッキング部66を所定の高
さ位置まで移動させる。このとき同時にパルスモータ1
10を駆動して、ターンテーブル80を図3に実線で示
す位置へ回動させる。次のステップ156では、パルス
モータ112によって吸引部材86をラック53側へ移
動させ、吸引装置136を作動させて吸盤84でケース
58を吸引し、吸引部材86を元の位置へ移動させる。
これによってケース58はターンテーブル80上に載置
される。
【0037】次のステップ158ではワーク56のピッ
キング処理を行う。このワーク56のピッキング処理に
ついて、図7のフローチャートを参照して説明すると、
ステップ200ではディスプレイ44に表示された画像
において、処理を行うワーク56の上面と同じ高さの特
定部位の位置をタッチパネル46を操作して指定するよ
うオペレータに指示し、前記特定部位の位置がタッチさ
れたか否か判定する。
【0038】例として、図8(A)に示すようにケース
58内にワーク56が複数積層され最上層のワーク56
(例えば「×」で示すワーク56)に対して処理を行う
場合には、作業平面S1 上の点Mの表示位置に対応す
る部位(2次元直交座標の座標平面に対して垂直な方向
に沿った前記座標平面までの距離が点Mと一致する部
位)が特定部位の位置としてタッチされる。また、図8
(B)に示すようにケース58内にワーク56が1層の
み収容されていた場合には、作業平面S2 上の点Nの
表示位置に対応する部位(2次元直交座標の座標平面に
対して垂直な方向に沿った前記座標平面までの距離が点
Nと一致する部位)が特定部位の位置としてタッチされ
る。特定部位の位置がタッチされると特定部位の位置情
報が入力されてステップ200の判定が肯定され、ステ
ップ202で入力された特定部位の位置情報を平面座標
上の座標(見かけ上の座標)へ変換する演算を行う。
【0039】例として処理を行うワーク56が図5に示
すように配置されていた場合、特定位置として点Pのデ
ィスプレイ44上の位置がタッチパネル46によって指
定される。平面座標系における点Pの実際の座標は点P
0 の座標(x 0 、y 0 )と等しいが、ビデオカメラ38
からの距離は点P0 と点Pとで異なっているので、点P
はディスプレイ44上で点P1 の位置に表示される。従
って、ステップ200では点Pの位置として点P1 の位
置情報が入力され、ステップ202の演算により点Pの
見かけ上の座標として点P1 の座標(x0 、y0 )が得
られる。
【0040】次のステップ204では、ディスプレイ4
4に表示された画像において、処理を行うワーク56の
ディスプレイ44上の位置をタッチパネル46を操作し
て指定するようオペレータに指示し、ワーク56の位置
がタッチされたか否か判定する。ワーク56の位置がタ
ッチされるとワーク56の位置情報が入力されてステッ
プ204の判定が肯定され、ステップ206では入力さ
れたワーク56の位置情報を平面座標上の座標(見かけ
上の座標)へ変換する演算を行う。
【0041】例えば図5に斜線で示すワーク56を処理
する場合、ワーク56の中心点Wのディスプレイ44上
の位置がタッチパネル46によって指定される。ワーク
56中心点Wの実際の座標は点W0 の座標と等しいが、
ビデオカメラ38からの距離は点Wと点W0 とで異なっ
ているので、点Wはディスプレイ44上で点W1 の位置
に表示される。従って、ステップ204では点Wの位置
として点W1 の位置情報が入力され、ステップ206の
演算により点Wの見かけ上の座標として点W1 の座標
(xi 、yi )が算出される。
【0042】次のステップ208では、ROM42Aに
予め記憶された特定部位(点P)の実際の座標(X0
0 )と、見かけ上の座標(x0 、y0 )と、に基づい
て、ワーク56の見かけ上の座標を実際の座標(Xi
i )に補正する。実際の座標は次の(1)式で求めら
れる。
【0043】
【数1】 次のステップ210では、上記で求めた実際の座標(X
i 、Yi)と現在の吸盤100の位置とを考慮して、第
1の移動部材94及び第2の移動部材96の移動量を演
算し、この移動量に基づいてパルスモータ114、11
6を駆動して第1の移動部材94及び第2の移動部材9
6を移動させる。前述のように(1)式によってワーク
56の座標が補正されているので、吸盤100はビデオ
カメラ38とワーク56との距離に拘わらずワーク56
の中心を通過する略鉛直線上に位置される。
【0044】ステップ212では吸引装置140を作動
させる。この状態では吸盤100とワーク56とが接触
していないので、管路144、146内の圧力と大気圧
との差は小さい。ステップ214ではパルスモータ11
8を駆動して第3の移動部材を下降方向(図2矢印K方
向)へ移動させる。これに伴って吸盤100も下降され
る。次のステップ216では圧力差検出センサ142の
出力信号を監視し、前記圧力差が所定値以上となったか
否か判定する。吸盤100が下降しワーク56に接触す
ると、吸盤100とワーク56との間の空気が吸引さ
れ、管路144、146内の圧力と大気圧との差が大き
くなる。これによりステップ216の判定が肯定され、
ステップ218で第3の移動部材98及び吸盤の下降方
向への移動が停止される。
【0045】ステップ220では第3の移動部材98を
上昇方向へ移動させる。これに伴って、吸盤100及び
これに吸着されたワーク56が上昇する。ステップ22
2では吸盤100及びワーク56が受箱88の上方に位
置するように、パルスモータ114、116を駆動して
第1の移動部材94及び第2の移動部材96を移動させ
る。ステップ224では吸引装置140の作動を停止さ
せる。これにより吸盤100によるワーク56の吸着が
停止され、ワーク56は受箱88内へ投下されて収容さ
れる。以上で単一のワーク56のピッキング処理は終了
し、図6のフローチャートのステップ160へ移行す
る。
【0046】ステップ160ではターンテーブル80上
に載置されているケース58が空になったか否か判定す
る。空になっていないと判定した場合は、ステップ16
2で受箱88内がワーク56で満杯になったか否か判定
する。受箱88内が満杯でない場合は、ステップ164
で現在ターンテーブル80上の載置されているケース5
8内に収容されているワーク56に対してのピッキング
処理が終了したか否か判定する。
【0047】ターンテーブル80上のケース58のピッ
キング処理が終了していないと判定した場合にはステッ
プ158に戻り、前述のワーク56のピッキング処理を
繰り返す。ターンテーブル80上のケース58のピッキ
ング処理が終了したと判定した場合は、ステップ168
へ移行してターンテーブル80上のケース58をラック
53へ移動させる。すなわち、パルスモータ110を駆
動して、ターンテーブル80を図3に実線で示す位置へ
回動させ、吸引部材86を作動させて吸盤84でケース
58を吸引し、パルスモータ112によって吸引部材8
6をラック53側へ移動させる。これによってケース5
8はラック53内に収納される。ステップ168を実行
した後はステップ152へ戻り、他のケース58内のワ
ーク56をピッキングする処理を繰り返し行う。
【0048】また、ステップ158の処理によって受箱
88内がワーク56で満杯になった場合にはステップ1
62の判定が肯定され、ステップ170以下で受箱88
内のワーク56をステーション52に受け渡す処理を行
う。すなわち、ステップ170では前述のステップ16
8と同様にターンテーブル80上のケース58をラック
53へ移動させる。ステップ172ではパルスモータ1
06を駆動してピッキングロボット50をステーション
52に対応する位置へ移動させる。ステップ174では
パルスモータ108を駆動して受箱88が受皿92に対
応するようにピッキング部66を移動させる。ステップ
176ではパルスモータ119を駆動して受箱88の底
部の開放方向に蓋90を回動させる。これによってワー
ク56は受皿92上に投下され、3段目の棚54Cの搬
送装置により搬送されてステーション52に受け渡され
る。ステップ176を実行した後はステップ178へ移
行する。
【0049】一方、ステップ158の処理によってター
ンテーブル80上に載置されたケース58内のワーク5
6が全てピッキングされると、ステップ160の判定が
肯定され、ステップ180以下で空のケース58をステ
ーション52へ搬送する処理を行う。すなわち、ステッ
プ180では前記ステップ172と同様に、ピッキング
ロボット50をステーション52に対応する位置まで移
動させる。ステップ182ではステップ174と同様に
ターンテーブル80を2段目の棚54Bに対応させる。
このとき同時にターンテーブル80を図3想像線で示す
位置へ回動させる。ステップ184では吸引部材86を
移動させ、空となったケース58を2段目の棚54Bへ
移動させ、前述のステップ178へ移行する。ステップ
178では処理が終了したか否か判定する。判定が否定
された場合にはステップ152へ戻り上述の処理を繰り
返す。判定が肯定された場合には処理を終了する。
【0050】なお、上記では平面座標系として2次元直
交座標を用いていたが、極座標を用いることもできる。
例えば図9では極座標の原点Oとビデオカメラ38に入
射する光の光軸とが一致するようにしており、ROM4
2Aにケース58の凹部の特定の隅の点P0 の座標(A
0 、0)を予め記憶する。
【0051】処理を行うワーク56が図9に示すように
配置されている場合、特定部位として指定される点Pの
実際の座標は点P0 の座標(A0、0)と等しいが、デ
ィスプレイ44上で点Pは点P1 の位置に表示され、点
Pの見かけ上の座標として点P1 の座標(a0 、0)が
得られる。斜線で図示したワーク56を処理するときに
は、ワーク56の中心点Wはディスプレイ44で点W1
の位置に表示され、見かけ上の座標として点W1 の座標
(ai 、θ)が得られる。このときのワーク56の見か
け上の座標から実際の座標(Ai 、θi )へは、以下の
(2)式によって補正することができる。
【0052】
【数2】 また上記では、平面座標系の原点Oとビデオカメラ38
に入射される光の光軸とが一致するようにしていたが、
必ずしも原点Oと前記光軸を一致させる必要はない。例
えば図10では原点Oがケース58の凹部の隅となるよ
うに2次元直交座標を設定しており、ROM42Aにケ
ース58の凹部の前記原点Oと対向する隅の点P0 の座
標(A0 、0)を予め記憶する。
【0053】処理を行うワーク56が図10に示すよう
に配置されている場合、特定部位として指定される点P
はディスプレイ44上で点P1 の位置に表示され、見か
け上の座標として点P1 の座標(x0 、y0 )が得られ
る。斜線で図示したワーク56を処理するときには、ワ
ーク56の中心点Wはディスプレイ44で点W1 の位置
に表示され、見かけ上の座標として点W1 の座標
(xi 、yi )が得られる。このときのワーク56の見
かけ上の座標から実際の座標(Xi 、Yi )へは、以下
の(3)式によって補正することができる。
【0054】
【数3】 また、本実施例では入力手段としてタッチパネル46を
用いていたが、ディスプレイ44上の指定された部位の
位置情報を入力できればよく、ライトペン、マウス等を
用いてもよい。
【0055】さらに、本実施例ではケース58からワー
ク56をピッキングする場合のピッキング位置の座標の
補正に本発明を適用していたが、ピッキングしたワーク
56をケース58内に収納する場合の収納位置の座標の
補正に適用することもできる。
【0056】なお、本実施例ではオペレータによるワー
クの位置の指定を1箇所としていたが、例えばワークの
外形を特定する数箇所の位置を指定させ、数箇所の位置
情報に基づいてワークの重心位置を正確に算出して挟持
または吸着を行うようにしてもよい。
【0057】また、本実施例では管路146内の圧力と
大気圧との差を検出して吸盤100とワーク56との接
触を検出していたが、第3の移動部材118に上昇方向
(図2矢印L方向)への力が加わったか否かを検出して
前記接触を検出するようにしてもよく、第3の移動部材
118を移動させるパルスモータ118を流れる電流値
を検出し、電流値の大小に基づいてパルスモータ118
に負荷が加わったか否かを判断して前記接触を検出して
もよい。
【0058】また、本実施例ではピッキングロボット5
0が対向配置されたラック間を往復移動するものであっ
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
ステーション52を中心としてラック53を円弧状に多
数配置し、ピッキングロボット50をラック53に沿っ
て円弧状に移動させるようにしてもよい。
【0059】また、本実施例では表示手段としてディス
プレイ44を用いていたが、このディスプレイ44はC
RTディスプレイでも液晶ディスプレイでもよい。
【0060】さらに、本実施例では撮影手段としてビデ
オカメラ38を用いたが、工業用カメラ等を用いてもよ
い。
【0061】また、本実施例では直交座標形のマニピュ
レータ70を用いて説明したが、本体の一点を中心にア
ームが回転伸縮してハンドを移動させる極座標形のマニ
ピュレータに適用することもできる。また、本実施例で
はハンドをワークを吸着する吸盤としていたが、ワーク
を挟持するハンド、ねじ締め、切削、溶接等を行うハン
ド等を用いることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、補正手段により、所定の座標平面に対して垂直な
方向に沿った所定の座標平面までの距離がハンドの移動
先と一致する特定部位を所定の座標平面に投影したとき
の座標値と、特定部位の表示位置に対応する座標平面上
での座標値と、に基づいてハンドの移動先の表示位置に
対応する座標平面上での座標値を補正するようにしたの
で、撮影手段とハンドの移動先との距離に拘わらず前記
ハンドの移動先へ正確にハンドを移動させることができ
る、という優れた効果が得られる。
【0063】請求項2記載の発明では、所定の座標平面
に対して垂直な方向に沿った所定の座標平面までの距離
が所定部位と一致する特定部位の画面上での表示位置に
対応する座標平面上での座標値と、特定部位を座標平面
に投影したときの座標値と、に基づいて、所定部位の画
面上での表示位置に対応する座標平面上での座標値を補
正するようにしたので、撮影手段と所定部位との距離に
拘わらず前記所定部位の正確な座標が得られる、という
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るピッキングロボットを示す平面
図である。
【図2】ピッキングロボットの側面図である。
【図3】ピッキングロボットに取付けられたマニピュレ
ータの平面図である。
【図4】ピッキングロボットの概略構成を示すブロック
図である。
【図5】本実施例で設定した2次元直交座標系を示す斜
視図である。
【図6】本実施例のピッキングロボットの作用を説明す
るフローチャートである。
【図7】マニピュレータによるワークのピッキング処理
の詳細を説明するフローチャートである。
【図8】(A)及び(B)はディスプレイに表示された
画像の特定部位の位置を説明する説明図である。
【図9】他の平面座標系として極座標を設定した場合を
示す斜視図である。
【図10】原点を移動させた2次元直交座標系を平面座
標系として設定した場合を示す斜視図である。
【図11】従来の問題点として、ビデオカメラとワーク
との距離が大きい場合のワークの座標と表示位置とのず
れを説明する説明図である。
【符号の説明】
38 ビデオカメラ 42 制御回路 44 ディスプレイ 46 タッチパネル 50 ピッキングロボット 56 ワーク 70 マニピュレータ 100 吸盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65G 61/00 B65G 61/00 G05D 3/12 G05D 3/12 K (72)発明者 渡辺 一功 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店 東京本店内 (56)参考文献 特開 平1−109202(JP,A) 特開 昭61−76291(JP,A) 特開 昭64−67606(JP,A) 特開 昭62−191904(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/19,19/404 B25J 13/08 B65G 1/04 B65G 61/00 G01B 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドと前記ハンドを移動させるアーム
    とを有するマニピュレータを制御するマニピュレータ制
    御装置であって、 所定の座標平面に対して垂直に配置され前記ハンドの作
    業空間を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段によって撮影された前記作業空間の画像を
    画面に表示する表示手段と、 ハンドの移動先、及び前記所定の座標平面に対して垂直
    な方向に沿った所定の座標平面までの距離が前記ハンド
    の移動先と一致する特定部位について、前記画面上での
    表示位置を各々指定するための指定手段と、 前記特定部位を前記座標平面に投影したときの座標値を
    記憶した記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された、前記特定部位を前記座標平
    面に投影したときの座標値と、前記指定手段を介して指
    定された特定部位の表示位置に対応する前記座標平面上
    での座標値と、に基づいて、前記指定手段を介して指定
    されたハンドの移動先の表示位置に対応する前記座標平
    面上での座標値を補正する補正手段と、 を有するマニピュレータ制御装置。
  2. 【請求項2】 所定の座標平面に対して垂直に配置した
    撮影手段によって撮影した所定空間の画像を画面に表示
    し、 前記所定空間内の所定部位、及び前記所定の座標平面に
    対して垂直な方向に沿った所定の座標平面までの距離が
    前記所定部位と一致する特定部位について、前記画面上
    での表示位置を各々指定させ、 指定された前記所定部位の画面上での表示位置に対応す
    る前記座標平面上での座標値を、指定された前記特定部
    位の画面上での表示位置に対応する前記座標平面上での
    座標値と、予め記憶した前記特定部位を前記座標平面に
    投影したときの座標値と、に基づいて補正する座標補正
    方法。
JP24891691A 1991-09-27 1991-09-27 マニピュレータ制御装置及び座標補正方法 Expired - Fee Related JP3193414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24891691A JP3193414B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 マニピュレータ制御装置及び座標補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24891691A JP3193414B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 マニピュレータ制御装置及び座標補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0588723A JPH0588723A (ja) 1993-04-09
JP3193414B2 true JP3193414B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=17185334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24891691A Expired - Fee Related JP3193414B2 (ja) 1991-09-27 1991-09-27 マニピュレータ制御装置及び座標補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193414B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101959717B1 (ko) * 2017-07-10 2019-03-19 정재희 고양이 화장실

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06161558A (ja) * 1992-11-26 1994-06-07 T H K Kk 多次元位置決め制御方法及び装置
JP2003034432A (ja) * 2001-07-17 2003-02-07 Murata Mach Ltd ピッキングシステム及びピッキング方法
JP5339037B2 (ja) * 2008-06-25 2013-11-13 株式会社Ihi ピッキング装置と方法
IT201800002148A1 (it) * 2018-01-30 2019-07-30 Tecnobrevetti S N C Di Ponti Giuseppe & Bianconi Mirella Sistema di stoccaggio per stoccare articoli di diversa forma e dimensione
CN113421383B (zh) * 2021-06-23 2022-01-25 北京华兴长泰物联网技术研究院有限责任公司 用于自动售药机的药物抓取定位系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101959717B1 (ko) * 2017-07-10 2019-03-19 정재희 고양이 화장실

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0588723A (ja) 1993-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5304469B2 (ja) ビンピッキングシステム
JP2006035397A (ja) 搬送ロボットシステム
JP6741538B2 (ja) ロボット、ロボットの制御装置、及び、ロボットの位置教示方法
JP6741537B2 (ja) ロボット、ロボットの制御装置、及び、ロボットの位置教示方法
JP4192384B2 (ja) 物品処理システム
JP4911341B2 (ja) 物品移載装置
CN111994593B (zh) 一种物流设备以及物流处理方法
US11958187B2 (en) Robot hand, robot and robot system
JP2013212580A (ja) ビンピッキングシステム
JP2014128855A (ja) 自動教示システム及び教示方法
JP6328796B2 (ja) マニプレータ制御方法、システム、およびマニプレータ
JP3193414B2 (ja) マニピュレータ制御装置及び座標補正方法
WO2018168962A1 (ja) 基板搬送装置
JP7261644B2 (ja) ボードのピックアップ方法及びボードのピックアップ装置
JP2014061561A (ja) ロボットシステムおよび物品製造方法
JPH07266268A (ja) モービルロボットのハンド位置決め装置
JP2021094634A (ja) ワーク給除材システム、可搬型ロボット装置及び可搬型ワークストッカ
KR101713038B1 (ko) 판넬 이송용 로봇 및 이를 이용한 판넬 이송 방법
US20190283980A1 (en) Transferring system and method of operating the same
JPH0871973A (ja) ストッカ用ロボットの教示方法
JP6828452B2 (ja) ティーチング装置
CN115485217A (zh) 设定堆叠工件的位置的位置设定装置和具备位置设定装置的机器人装置
WO2021048579A1 (ja) システム及び工作機械
JP7341238B2 (ja) 自動組立システム
JPH0482682A (ja) マニピュレータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees