JP3193349U - オシボリ包装体 - Google Patents
オシボリ包装体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3193349U JP3193349U JP2014003820U JP2014003820U JP3193349U JP 3193349 U JP3193349 U JP 3193349U JP 2014003820 U JP2014003820 U JP 2014003820U JP 2014003820 U JP2014003820 U JP 2014003820U JP 3193349 U JP3193349 U JP 3193349U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- oscillating
- folded
- wound
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 title claims description 136
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 88
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims description 46
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims description 45
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 42
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 42
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 25
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 18
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims description 8
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 6
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 4
- 235000012054 meals Nutrition 0.000 abstract description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract 1
- 206010052428 Wound Diseases 0.000 description 104
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 104
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 12
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 5
- 241000207836 Olea <angiosperm> Species 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 235000021170 buffet Nutrition 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000003534 oscillatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
【課題】ロール状に巻いた巻きオシボリを食前、食後など複数回に分けて衛生的に使用するのに極めて便利な見栄えの良いオシボリ包装体を提供する。また、食前に顔や手やテーブル面を拭き、食後に口を拭くようにして用いる、拭き量の大小を異にする複数回の衛生的な使用に適した見栄えの良いオシボリ包装体を提供する。【解決手段】分離された複数個の巻きオシボリ2を直列状態に並べてピロー包装の包装体3で包装したオシボリ包装体1を提供する。また、分離されかつ長短長さLが異なる複数個の巻きオシボリ2を直列状態に並べてピロー包装の包装体3で包装したオシボリ包装体1を提供する。また、分離されかつ色違いの複数個の巻きオシボリ2を直列状態に並べてピロー包装の包装体3で包装したオシボリ包装体1を提供する。【選択図】図1
Description
本考案は、ロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムの包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体に関する。
飲食店などで、ロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリを一個ずつプラスチックフィルムの包装体で密閉状態に個別包装したオシボリ包装体(例えば、特許文献1の図2を参照)が広く使用されている。また、平らに折り畳んだ湿潤状態の折り畳みオシボリを一個ずつプラスチックフィルムの包装体で密閉状態に個別包装したオシボリ包装体も広く使用されている。
湿潤状態の巻きオシボリや折り畳みオシボリは、食事前に顔や手やテーブル面を拭いた後、食事中や食後に口を拭いたりして用いられている。しかし、食事前に顔や手やテーブル面を拭いた同じオシボリで食事中や食後に口を拭くのは不衛生で好ましくない。このため、一人の客が一個包装されたオシボリを食事の前後などに複数個使用している。このような事を考慮して、焼肉、バイキング、回転すしなどの飲食店では、客が自由に必要なだけ一個包装されたオシボリを使用できるようにまとめて出している店が増えている。しかし、一人の客が一個包装されたオシボリを食事の前後などに複数個使用するのは、提供するお店にとってはコスト高になってしまい、使用するお客にとっても使用するたびに包装体を開封しなければならず面倒である。
複数回の衛生的な拭き取りを可能にした清拭用シート包装体として、折り畳まれた湿潤状態の清拭用シートを分断用ミシン目線で二つに分断できるようにした清拭用シート包装体が公開(特許文献2)されている。この清拭用シート包装体は、該文献の図1のように、折り畳まれた湿潤状態の清拭用シートがフィルムにより個包装された清拭用シート包装体であって、この清拭用シートが、観音折り、二つ折り、巻き折り、又は蛇腹折りされた後に、その折り縁に直行する方向の両端縁を、それら両端縁間の中央部に向かってかつそれら端縁が離間した状態に折り返されて折り畳まれ、その離間した端縁間には分断用ミシン目線が形成されているものである。また、この清拭用シート包装体は、該文献の図7のように、折り畳まれた湿潤状態の清拭用シートがフィルムにより個包装された清拭用シート包装体であって、この清拭用シートは、観音折り、二つ折り、巻き折り、又は蛇腹折りされた後に、その折り縁に直行する方向の両端縁が合うように二つ折りされて折り畳まれ、かつ前記両端縁間に分断用ミシン目線が形成されているものである。
また、特許文献2の出願よりかなり以前に、不通気性フィルムからなる包装材により密封された衛生濡れナプキンで、該ナプキンに破断線(ミシン目状の破断線)を設け、使用に際し、濡れナプキンを破断線(ミシン目状の破断線)で適宜な大きさに切断できるようにした衛生濡れナプキンが公開(特許文献3)されている。
しかし、特許文献2の折り畳まれた湿潤状態の清拭用シート、及び特許文献3の濡れナプキンは、使用に際し、いずれもミシン目状の破断線で切断しなければならず面倒であり、しかも容易にかつ綺麗に切り離しできないのが実情である。その証左として、これらの商品は市場で見かけない。
このような実情に鑑み、本考案は、一包装体内に湿潤状態の巻きオシボリを密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、この湿潤状態の巻きオシボリを食前、食後など複数回に分けて衛生的に使用するのに極めて便利な見栄えの良いオシボリ包装体を提供することを主な解決課題(第1の課題)とする。
また、本考案は、一包装体内に湿潤状態の巻きオシボリを密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、例えば、食前に顔や手やテーブル面を拭き、食後に口を拭くようにして巻きオシボリを用いる、拭き量の大小を異にする複数回の衛生的な使用に適した見栄えの良いオシボリ包装体を提供することを主な解決課題(第2の課題)とする。
前記した課題(第1の課題)を解決するため、本考案(請求項1の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離された複数個(好ましくは、二個又は三個)の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。本考案(請求項1の考案)では、複数個の各巻きオシボリは、その長さがほぼ等しいものでも、長短異なるものでも良く、特に限定しない。
本考案のオシボリ包装体は、分離された複数個の巻きオシボリを包装体内に包装したオシボリ包装体であるため、あらかじめ分離された複数個の巻きオシボリを食前用、食後用などとしてそのまま衛生的に使用でき、背景技術の特許文献2のように使用者がミシン目線で分断する必要もなく、手間がかからず、便利である。
しかも、本考案は、分離された複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る包装体の両エンドシール部に向けられた態様で包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、分離された複数個の巻きオシボリの互いの丸め胴部が接触しない包装形態であるため、包装された複数個の巻きオシボリの巻きが解けにくく、またロール状の巻き形態も変形されにくい利点がある。ちなみに、分離された複数個の巻きオシボリを平行に並べた態様で包装体内に包装した場合は、複数個の巻きオシボリの互いの丸め胴部が接触してしまうため、巻きオシボリの巻きが解けやすく、ロール状の巻き形態も変形されやすい欠点が試験結果で分かった。
しかも、直列状態に並べた態様で包装されるため、分離された複数個の巻きオシボリであっても、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な一直線の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗で見栄えが良い。
しかも、本考案は、例えば食後用の後で使用する巻きオシボリの湿潤状態を開封した包装体で保持しやすい。例えば包装体の端部や中間部を破断して、食前用の最初に使用する巻きオシボリを取出した開封後の包装体は、包装胴部と一方の端部を残し、ある程度の包装機能を有しているため、食後用の後で使用する巻きオシボリを開封後の包装体で包装でき、後で使用する巻きオシボリの湿潤状態をある程度は保持できる。
また、前記した課題(第1及び第2の課題)を解決するため、本考案(請求項2の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離されかつ長短長さが異なる複数個の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項2の考案)によれば、請求項1の考案による利点に加え、比較的長い巻きオシボリ(拭き取りシート面が比較的大きなオシボリ)で食事前に顔や手やテーブル面を拭き、比較的短い巻きオシボリ(拭き取りシート面が比較的小さなオシボリ)で食後に口を拭くようにして、長短二個(大小二個)の巻きオシボリを食前、食後などの拭き量の大小に応じて使い分けでき、便利である。しかも、直列状態に並べた態様で包装されるため、長短二個(大小二個)の巻きオシボリであっても、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な一直線の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗で見栄えが良いものである。ちなみに長短二個(大小二個)の巻きオシボリを平行に並べた包装態様では不揃いで、見た目も悪い。
また、前記した課題(第1の課題)を解決するため、本考案(請求項3の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る透明又は半透明の包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離されかつ色違いの複数個(好ましくは、二個又は三個)の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項3の考案)によれば、複数個の巻きオシボリを色違いにしてあるため、複数個入りであることがオシボリ使用者に分かり易く、複数個入りであることをオシボリ使用者にアピールできる。一例として、紅白の二個の巻きオシボリの組み合わせにすれば、祝祭用のオシボリとしても使用でき、新たな需要を喚起できる。
また、前記した課題(第1の課題)を解決するため、本考案(請求項4の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた長さがほぼ等しい両折り片の端縁が離間した状態に折り畳み、且つ前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の横幅方向の中央部を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目に沿う方向)に前記折り目で折られた折り片を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項4の考案)によれば、請求項1の考案による利点に加え、横幅の広いオシボリシートから二個の巻きオシボリを形成しても、二個の巻きオシボリを直列状態に並べた態様での合計長さを短めにでき、かつ各巻きオシボリを広げて使用する際の拭き取りシート面を広めに確保できる。しかも、直列状態に並べた態様での二個の巻きオシボリは実質的に左右対称となるため、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な直列の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗である。しかも二個の巻きオシボリの形成に際しオシボリシートの切れ端もでない。
さらに、本考案(請求項4の考案)によれば、二個の巻きオシボリをセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様でピロー包装しやすい。さらに、本考案(請求項4の考案)によれば、折り目で折られた折り片を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した二個の巻きオシボリであるため、折り片の跳ね返りもなくピロー包装しやすい。なお、背景技術の特許文献2の図1の実施形態では、一次折りされた後に、二次折りされた折り返しシートの跳ね返り現象があり、ピロー包装しにくい。
また、前記した課題(第1及び第2の課題)を解決するため、本考案(請求項5の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた長短長さが異なる両折り片の端縁が離間した状態に折り畳み、且つ前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目に沿う方向)に前記折り目で折られた折り片を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項5の考案)によれば、請求項1及び2の考案の前記した利点に加え、請求項4の考案と同様な利点がある。
また、前記した課題(第1の課題)を解決するため、本考案(請求項6の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部を該折り目間の基シート部に向け蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部が離間した状態に折り畳み、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部の間に位置する前記基シート部の横幅方向の中央部を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目に沿う方向)に前記蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項6の考案)によれば、請求項1の考案の前記した利点に加え、請求項4の考案と同様な利点がある。
また、前記した課題(第1及び第2の課題)を解決するため、本考案(請求項7の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部を該折り目間の基シート部に向け蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部が離間した状態に折り畳み、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部の間に位置する前記基シート部の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目に沿う方向)に前記蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項7の考案)によれば、請求項1及び2の考案の前記した利点に加え、請求項4の考案と同様な利点がある。
また、前記した課題(第1又は第2の課題)を解決するため、本考案(請求項8の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、分離されかつ長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ、又は分離されかつ長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、前記包装体の両エンドシール部の間の包装胴部の適位置に、この包装体を開封するための開封用ミシン目線を両エンドシール部と平行な方向すなわち包装胴部の胴回り方向に延ばして形成すると共に、この開封用ミシン目線の形成位置を被う範囲のプラスチックフィルム包装体の外側表面又は内側表面に前記開封用ミシン目線の破断切れ目線部の通気性を阻止して包装された巻きオシボリの湿潤状態を保つための樹脂被膜を溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成し、この樹脂被膜は前記プラスチックフィルムの包装体より破断されやすい弱い破断強度に形成され、且つこの樹脂被膜が積層形成されている前記開封用ミシン目線の形成位置における引張強度はプラスチックフィルムのみから成る前記包装体の引張強度より破断されやすい弱い引張強度に形成したオシボリ包装体を提供する。
また、前記した課題(第1又は第2の課題)を解決するため、本考案(請求項9の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、分離されかつ長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ、又は分離されかつ長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、前記包装体の両エンドシール部の間の包装胴部の適位置に、この包装体を開封するための開封用ミシン目線を両エンドシール部と平行な方向すなわち包装胴部の胴回り方向の全周囲にわたって延ばし、該包装体を前記開封用ミシン目線で二つに分断して開封できるように形成すると共に、この開封用ミシン目線の形成位置を被う範囲のプラスチックフィルム包装体の外側表面又は内側表面に前記開封用ミシン目線の破断切れ目線部の通気性を阻止して包装された巻きオシボリの湿潤状態を保つための樹脂被膜を溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成し、この樹脂被膜は前記プラスチックフィルムの包装体より破断されやすい弱い破断強度に形成され、且つこの樹脂被膜が積層形成されている前記開封用ミシン目線の形成位置における引張強度はプラスチックフィルムのみから成る前記包装体の引張強度より破断されやすい弱い引張強度に形成したオシボリ包装体を提供する。
本考案(請求項8、9の考案)のオシボリ包装体によれば、請求項1又は2の考案による効果に加え次の効果を期待できる。開封用ミシン目線の形成位置を被う樹脂被膜によって開封用ミシン目線の破断切れ目線部を通した包装内外の空気の流通を完全に阻止でき、包装体内の巻きオシボリの湿潤状態を長期間にわたって保つことができる。また、包装体を開封する際、開封用ミシン目線の形成位置を被う樹脂被膜は、この開封用ミシン目線に沿う破断線に沿ってこの開封用ミシン目線と共に容易に且つ綺麗に破断されるため、包装体を開封用ミシン目線に沿う規則的な破断線に沿って誰でも簡単かつ綺麗に開封できる。
さらに、開封した包装体は、包装胴部の胴回り方向に沿って綺麗に破られ開封されるため、最初に使用する巻きオシボリを取出した開封後の包装体は包装胴部と一方の端部を残し、ある程度の包装機能を有しているため、後で使用する巻きオシボリを開封した包装体で包装でき、後で使用する巻きオシボリの湿潤状態をある程度は保持できる。
また、本考案(請求項10の考案)は、前記包装体内に直列状態に並べた態様で包装された二個の巻きオシボリの隣り合う互いの端部位置と前記開封用ミシン目線の形成位置が対応するように形成したオシボリ包装体を提供する。本考案によれば、破断された包装体の開封位置に二個の巻きオシボリの隣り合う互いの端部が位置しているため、二個の巻きオシボリを開封した包装体からそれぞれ取り出し易い。
また、本考案(請求項11の考案)は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた両折り片の端縁が離間した状態に折り返し、前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の部分に前記折り目と平行な方向に延びる分断用ミシン目線を形成し、且つこの折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目及び分断用ミシン目線に沿う方向)に前記折り目で折られた両折り片を内側にしてロール状に巻いて形成した巻きオシボリであり、この巻きオシボリを当該巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装した構造のオシボリ包装体を提供する。
本考案は、巻きオシボリを分断用ミシン目線で二個に分断する手間がかかるが、分断用ミシン目線で分断された二個の巻きオシボリを食前用、食後用として衛生的に使用できる。
本考案(請求項1から10の考案)のオシボリ包装体は、分離された複数個の巻きオシボリを包装体内に包装したオシボリ包装体であるため、あらかじめ分離された複数個の巻きオシボリを食前用、食後用などとしてそのまま衛生的に使用でき、背景技術の特許文献2のように使用者がミシン目線で分断する必要もなく、手間がかからず、便利である。
しかも、本考案(請求項1から10の考案)は、分離された複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る包装体の両エンドシール部に向けられた態様で包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、分離された複数個の巻きオシボリの互いの丸め胴部が接触しない包装形態であるため、包装された複数個の巻きオシボリの巻きが解けにくく、またロール状の巻き形態も変形されにくい利点がある。
しかも、本考案(請求項1から10の考案)は、直列状態に並べた態様で包装されるため、分離された複数個の巻きオシボリであっても、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な一直線の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗で見栄えが良い。
また、本考案(請求項2、5、7、8、9の考案)によれば、前記した利点に加え、比較的長い巻きオシボリ(拭き取りシート面が比較的大きなオシボリ)で食事前に顔や手やテーブル面を拭き、比較的短い巻きオシボリ(拭き取りシート面が比較的小さなオシボリ)で食後に口を拭くようにして、長短二個(大小二個)の巻きオシボリを食前、食後などの拭き量の大小に応じて使い分けでき、便利である。しかも、直列状態に並べられた態様で包装されるため、長短二個(大小二個)の巻きオシボリであっても、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な一直線の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗で見栄えが良い。ちなみに長短二個(大小二個)の巻きオシボリを平行に並べた包装態様では不揃いで、見た目も悪い。
また、本考案(請求項3の考案)によれば、複数個の巻きオシボリを色違いにしてあるため、複数個入りであることがオシボリ使用者に分かり易く、複数個入りであることをオシボリ使用者にアピールできる。一例として、紅白の二個の巻きオシボリの組み合わせにすれば、祝祭用のオシボリとしても使用でき、新たな需要を喚起できる。
また、本考案(請求項4から7の考案)によれば、前記した効果に加え主に次の効果がある。横幅の広いオシボリシートから二個の巻きオシボリを形成しても、二個の巻きオシボリを直列状態に並べた態様での合計長さを短めにでき、かつ各巻きオシボリを広げて使用する際の拭き取りシート面を広めに確保できる。しかも、直列状態に並べた態様での二個の巻きオシボリは実質的に左右対称となるため、一個の巻きオシボリを個別包装した包装態様とほぼ同様な直列の整然とした包装態様となり、透明や半透明の包装体で包装した場合は見た目も綺麗である。
また、本考案(請求項8、9の考案)によれば、前記した効果に加え主に次の効果がある。開封用ミシン目線の形成位置を被う樹脂被膜によって開封用ミシン目線の破断切れ目線部を通した包装内外の空気の流通を完全に阻止でき、包装体内の巻きオシボリの湿潤状態を長期間にわたって保つことができる。また、包装体を開封する際、開封用ミシン目線の形成位置を被う樹脂被膜は、この開封用ミシン目線に沿う破断線に沿ってこの開封用ミシン目線と共に容易に且つ綺麗に破断されるため、包装体を開封用ミシン目線に沿う規則的な破断線に沿って誰でも簡単かつ綺麗に開封できる。
本考案のオシボリ包装体の実施形態を図面に基づき説明する。図1の(A)(B)はオシボリ包装体の好ましい二つの実施形態を示している。
図1の(A)に示したオシボリ包装体1は、紙や不織布製のオシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリ2をプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体3で密閉状態に包装したオシボリ包装体1であって、前記巻きオシボリ2が分離されかつ長さ(符号Lで示した)がほぼ等しい二個(三個でも良い。)の巻きオシボリ2,2から成り、この二個の巻きオシボリ2,2が、ピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装された構造のオシボリ包装体である。
なお、二個の巻きオシボリ2,2の各々の長さ(符号Lで示した)は、直列状態に並べた全体長さが余り長くならないように、一個包装の通常の巻きオシボリの長さより短めに形成するのが好ましい。
なお、二個の巻きオシボリ2,2を色違いにすれば、複数個入りであることがオシボリ使用者に分かり易く、複数個入りであることをオシボリ使用者にアピールできる。この場合、包装体1は透明又は半透明するのが好ましい。色違い巻きオシボリの一例として、紅白の二個の巻きオシボリの組み合わせにすれば、祝祭用のオシボリとしても使用でき、新たな需要を喚起できる。
なお、図示してないが、エンドシール部5やセンターシール部4に包装体3を開封するための開封用ノッチ(切れ目やV字形切れ目)を設けても良いが、図6の開封手段を採用するのが好ましい。
図1の(B)に示したオシボリ包装体1は、紙や不織布製のオシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリ2をプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体3で密閉状態に包装したオシボリ包装体1であって、前記巻きオシボリ2が分離されかつ長短の長さ(符号Lで示した)が異なる二個(三個でも良い。)の巻きオシボリ2,2から成り、この二個の巻きオシボリ2,2が、ピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装された構造のオシボリ包装体である。
図2は、図1の(A)に示したオシボリ包装体1に相当する二個の巻きオシボリ(長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ)2,2を形成する好ましい手順を示した説明図である。
二個の巻きオシボリ2,2は、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け、かつ前記折り目Fで折られた長さがほぼ等しい両折り片S2の端縁S2aが離間した状態に折り畳み(図2の(a)を参照)、且つ前記両折り片S2の離間した端縁S2a間に位置する前記基シート部S1の横幅方向の中央部を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図2の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記折り目Fで折られた折り片S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2の(c)を参照)形成された、長さ(符号Lで示した)がほぼ等しい二個の巻きオシボリ2,2である。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(A)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の前記折り目Fが巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図3は、図1の(B)に示したオシボリ包装体に相当する二個の巻きオシボリ(長短長さが異なる二個の巻きオシボリ)を形成する好ましい折り形状を示した説明図である。
二個の巻きオシボリ2,2は、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け、かつ前記折り目Fで折られた長短長さが異なる両折り片S2の端縁S2aが離間した状態に折り畳み(図3の(a)を参照)、且つ前記両折り片S2の離間した端縁S2a間に位置する前記基シート部S1の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図3の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記折り目Fで折られた折り片S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2(c)の巻き形成と実質的に同じであるため、図を省略した。)形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成る。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(B)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の前記折り目Fが巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図4は二個の巻きオシボリの他の折り形状を示し、図4の(A)は図1の(A)に示したオシボリ包装体に相当する二個の巻きオシボリ(長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ)を形成する好ましい折り形状を示し、図4の(B)は図1の(B)に示したオシボリ包装体に相当する二個の巻きオシボリ(長さが異なる二個の巻きオシボリ)を形成する好ましい折り形状を示している。
図4の(A)は、巻きオシボリ2が、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け蛇腹折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部(図では二回折り二層の蛇腹折り状折り片部としたが、三回折り三層の蛇腹折り状折り片部としても良い。)S2の対向端部(蛇腹折り目)S2aが離間した状態に折り畳み(図4(A)の(a)を参照)、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部S2の対向端部(蛇腹折り目)S2aの間に位置する前記基シート部S1の横幅方向の中央部を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図4(A)の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記蛇腹折り状折り片部S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2(c)の巻き形成と実質的に同じであるため、図を省略した。)形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ2,2から成る。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(A)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図4の(B)は、巻きオシボリ2が、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け蛇腹折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部(図では二回折り二層の蛇腹折り状折り片部としたが、三回折り三層の蛇腹折り状折り片部としても良い。)S2の対向端部(蛇腹折り目)S2aが離間した状態に折り畳み(図4(B)の(a)を参照)、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部S2の対向端部(蛇腹折り目)S2aの間に位置する前記基シート部S1の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図4(B)の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記蛇腹折り状折り片部S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2(c)の巻き形成と実質的に同じであるため、図を省略した。)形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリ2,2から成る。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(B)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図5は二個の巻きオシボリの他の折り形状を示し、図5の(A)は図1の(A)に示したオシボリ包装体に相当する二個の巻きオシボリ(長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ)を形成する好ましい折り形状を示し、図5の(B)は図1の(B)に示したオシボリ包装体に相当する二個の巻きオシボリ(長さが異なる二個の巻きオシボリ)を形成する好ましい折り形状を示している。
図5の(A)は、巻きオシボリ2が、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け巻き折り状態に折り畳み、かつ巻き折り状態に折られた左右の巻き折り状折り片部(図では二回折り二層の巻き折り状折り片部とした。)S2の対向端部(巻き折り目)S2aが離間した状態に折り畳み(図5(A)の(a)を参照)、且つ離間した左右の巻き折り状折り片部S2の対向端部(巻き折り目)S2aの間に位置する前記基シート部S1の横幅方向の中央部を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図5(A)の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記巻き折り状折り片部S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2(c)の巻き形成と実質的に同じであるため、図を省略した。)形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ2,2から成る。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(A)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図5の(B)は、巻きオシボリ2が、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部S2を該折り目F間の基シート部S1に向け巻き折り状態に折り畳み、かつ巻き折り状態に折られた左右の巻き折り状折り片部(図では二回折り二層の巻き折り状折り片部とした。)S2の対向端部(巻き折り目)S2aが離間した状態に折り畳み(図5(B)の(a)を参照)、且つ離間した左右の巻き折り状折り片部S2の対向端部(巻き折り目)S2aの間に位置する前記基シート部S1の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目Fと平行な分断線Cで切断(図5(B)の(b)を参照)した後に、この分断線Cで切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目Fに沿う方向)に前記巻き折り状折り片部S2を内側にしてそれぞれロール状に巻いて(図2(c)の巻き形成と実質的に同じであるため、図を省略した。)形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリ2,2から成る。この二個の巻きオシボリ2,2を、図1の(B)に示したオシボリ包装体1のように、前記分断線Cで切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べた態様で、かつ直列状態に並べた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成する。
図6は、本考案のオシボリ包装体の他の実施形態を示している。図6のオシボリ包装体は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリ2をプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体3で密閉状態に包装したオシボリ包装体1であって、前記巻きオシボリ2がロール状に巻かれた二個の巻きオシボリ2,2(図6は、長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリとしてあるが、長短長さが異なる二個の巻きオシボリでも良い。)から成り、この二個の巻きオシボリ2,2が、ピロー包装から成る前記包装体3のセンターシール部4のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリ2,2の両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装された構造のオシボリ包装体1であり、前記包装体3の両エンドシール部5,5の間の包装胴部の適位置に、この包装体3を開封するための開封用ミシン目線6を両エンドシール部5,5と平行な方向すなわち包装胴部の胴回り方向の全周囲(センターシール部4を含む)にわたって延ばし、該包装体3を前記開封用ミシン目線6で二つに分断して開封できるように形成すると共に、この開封用ミシン目線6の形成位置を被う範囲のプラスチックフィルム包装体3の外側表面(内側表面でも良い。)に前記開封用ミシン目線6の破断切れ目線部の通気性を阻止して包装された巻きオシボリ2の湿潤状態を保つための樹脂被膜7(図6では便宜的に斜線で示した。)を溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成し、この樹脂被膜7は前記プラスチックフィルムの包装体3より破断されやすい弱い破断強度に形成され、且つこの樹脂被膜7が積層形成されている前記開封用ミシン目線6の形成位置における引張強度はプラスチックフィルムのみから成る前記包装体3の引張強度より破断されやすい弱い引張強度に形成してある。
開封用ミシン目線6は、図6の(A)に示したように、前記包装体3内に直列状態に並べた態様で包装された二個の巻きオシボリ2,2の隣り合う互いの端部位置と前記開封用ミシン目線6の形成位置が対応するように形成してある。これによって、図6の(B)に示したように、破断された包装体の開封位置に二個の巻きオシボリの隣り合う互いの端部が位置するため、二個の巻きオシボリを開封した包装体からそれぞれ取り出し易い利点がある。しかし、開封用ミシン目線6の形成位置は特に限定するものではなく、例えば、包装体3の両エンドシール部4,4の間の端部寄りの位置に形成しても良く、包装体3の両エンドシール部4,4の間の包装胴部の適位置で良い。
図6の実施形態の開封用ミシン目線6は、破断切れ目線部(プラスチックフィルムを完全に打ち抜いた切れ目)と接続部を破断線に沿って交互に配したもので、前記接続部がプラスチックフィルムをそのまま残したものとしてある。この開封用ミシン目線6は、ミシン目線に沿って容易に破断できるように、破断切れ目線部間の接続部に比して破断切れ目線部を長くしたミシン目線が好ましい。このような開封用ミシン目線6にすれば、図6の実施形態のように開封用ミシン目線6を包装体3の全周囲にわたって延ばして形成した場合でも、開封用ミシン目線6に沿って容易に包装体3を二つに分断して開封できる。そして、破断切れ目線部を長くしたミシン目線であっても開封用ミシン目線6を被う樹脂被膜7の存在によって破断切れ目線部の通気性(破断切れ目線部が長いとこの切れ目を通した包装内外の空気の流通が増し、湿潤オシボリの乾燥を助長してしまう。)を阻止でき、包装体内の巻きオシボリ2の湿潤状態を長期間にわたって保持できる。
なお、前記開封用ミシン目線6は、破断切れ目線部(プラスチックフィルムを完全に打ち抜いた切れ目)と接続部を破断線に沿って交互に配したもので、前記接続部が、図6の実施例のように、プラスチックフィルムをそのまま残したものの他、図示してないが、前記破断切れ目線部に連続した強度劣化線(例えばプラスチックフィルムにフィルム厚の半分前後の深さの切れ目を入れたもの)を形成したものを採用しても良い。破断切れ目線部に連続した前記強度劣化線を形成した開封用ミシン目線6であれば、破断切れ目線部間の接続部に比して破断切れ目線部をそれほど長く形成しなくても、前記強度劣化線の機能によって、開封用ミシン目線6は、ミシン目線に沿って容易に破断できる。そして、このような開封用ミシン目線を採用すれば、図6の実施形態のように開封用ミシン目線6を包装体3の全周囲にわたって延ばして形成した場合でも、開封用ミシン目線6に沿って容易に包装体を二つに分断して開封できる。
前記樹脂被膜7を形成する溶剤で溶かした樹脂は、熱可塑性のプラスチックフィルム包装体との付着性が良く、且つ耐水性(水分を通さない)のあるものを用い、ビニール樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂などの熱可塑性樹脂を用いるのが好ましい。
図6の実施形態では、前記開封用ミシン目線6とこの開封用ミシン目線6の形成位置を被う樹脂被膜7は、前記包装体3の包装胴部5の胴回り方向の全周囲(センターシール部8を含む)にわたって延ばして形成してある。
前記樹脂被膜7は、図7の上に示したように、開封用ミシン目線6の破断切れ目線部が閉じた状態(左右の切れ目が接した状態)において溶剤で溶かした樹脂を塗布して積層形成するのが好ましく、開封用ミシン目線6の破断切れ目線部の開きを阻止できる程度に溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成するのが好ましい。そして、この樹脂被膜7は、図7の下に示したように、開封用ミシン目線6と共に開封用ミシン目線6に沿って容易に且つ綺麗に破断できるように形成してある。
図6のオシボリ包装体1によれば、開封用ミシン目線6の形成位置を被う樹脂被膜7によって開封用ミシン目線6の破断切れ目線部を通した包装内外の空気の流通を完全に阻止でき、包装体3内の巻きオシボリ2の湿潤状態を長期間にわたって保つことができる。また、包装体3を開封する際、開封用ミシン目線6の形成位置を被う樹脂被膜7は、図6(B)、図7に示したように、この開封用ミシン目線6に沿う破断線に沿ってこの開封用ミシン目線6と共に容易に且つ綺麗に破断されるため、包装体3を開封用ミシン目線6に沿う規則的な破断線に沿って誰でも簡単かつ綺麗に開封できる。包装体3の開封は、開封用ミシン目線6を間にした包装体の両方を引き離すことにより、開封用ミシン目線6に沿う破断線に沿って開封用ミシン目線6と樹脂被膜7は共に破断され、包装体3を開封用ミシン目線6に沿う破断線に沿って簡単かつ綺麗に開封できる。また、図6(A)の二個の巻きオシボリ2を直列状態に封入したオシボリ包装体1は巻き形態を保つ必要等から空気も封入され膨らませてある。このため包装体3の開封は、例えば、膨らませてある包装体を叩く等して圧力を加えれば、封入空気の作用によって、樹脂被膜7は開封用ミシン目線6の破断線に沿って破裂されるため、包装体を簡単かつ綺麗に開封できる。
図6の樹脂被膜7は、前記開封用ミシン目線6の形成位置が分かるように開封用ミシン目線6の形成位置に沿って包装体3の胴回り方向の全周にわたり帯状に延ばして該開封用ミシン目線6を外側から被うように形成してある。そして、この樹脂被膜7の表面に開封用ミシン目線6の形成位置が一目で分かるような識別色を印刷で施すことが好ましい。また、樹脂被膜7自体の色を包装体3のフィルムの色(一般的には半透明の乳白色が多い。)と識別できる色(例えば、赤や青や緑色)で区分け形成しても良い。これによって、オシボリの使用者は、この樹脂被膜7を目印にして開封用ミシン目線6の形成位置が分かり、この開封用ミシン目線6の形成位置から包装体3を開封でき、誰でも容易に開封位置が分かり、特に小さな子供や老人でも容易に開封できる。
図8は、本考案のオシボリ包装体の他の実施形態を示している。図8のオシボリ包装体は、オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリ2をプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体3で密閉状態に包装したオシボリ包装体1であって、前記巻きオシボリ2が、図8(B)に示したように、オシボリシートSの横幅方向と直交する左右の折り目Fで区分けされた当該オシボリシートの左右両側部を該折り目F間の基シート部S1(の中央部)に向け、かつ前記折り目Fで折られた両折り片S2の端縁S2aが離間した状態に折り返し、前記両折り片S2の離間した端縁S2a間に位置する前記基シート部S1の部分に前記折り目Fと平行な方向に延びる分断用ミシン目線8を形成し、且つこの折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向(前記折り目F及び分断用ミシン目線8に沿う方向)に前記折り目Fで折られた両折り片S2を内側にしてロール状に巻いて形成した巻きオシボリ2であり、この巻きオシボリ2を当該巻きオシボリの前記折り目Fが巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体3の両エンドシール部5,5に向けられた態様で包装体3内に包装してオシボリ包装体1を構成したものである。
図8のオシボリ包装体1は、巻きオシボリ2を分断用ミシン目線8で二個に分断する手間がかかるが、分断用ミシン目線8で分断された二個の巻きオシボリを食前用、食後用として衛生的に使用できる。
1 オシボリ包装体
2 巻きオシボリ
L 各巻きオシボリの長さ
3 包装体
4 センターシール部
5 エンドシール部
S オシボリシート
F 折り目
S1 基シート部
S2 折り片、蛇腹折り状折り片部、巻き折り状折り片部
C 分断線
6 開封用ミシン目線
7 樹脂被膜
8 分断用ミシン目線
2 巻きオシボリ
L 各巻きオシボリの長さ
3 包装体
4 センターシール部
5 エンドシール部
S オシボリシート
F 折り目
S1 基シート部
S2 折り片、蛇腹折り状折り片部、巻き折り状折り片部
C 分断線
6 開封用ミシン目線
7 樹脂被膜
8 分断用ミシン目線
Claims (11)
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離された複数個の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離されかつ長短長さが異なる複数個の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る透明又は半透明の包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが分離されかつ色違いの複数個の巻きオシボリから成り、この複数個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた複数個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた長さがほぼ等しい両折り片の端縁が離間した状態に折り畳み、且つ前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の横幅方向の中央部を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向に前記折り目で折られた折り片を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた長短長さが異なる両折り片の端縁が離間した状態に折り畳み、且つ前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向に前記折り目で折られた折り片を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長さがほぼ等しい左右両側部を該折り目間の基シート部に向け蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部が離間した状態に折り畳み、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部の間に位置する前記基シート部の横幅方向の中央部を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向に前記蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの長短長さが異なる左右両側部を該折り目間の基シート部に向け蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折り畳み、かつ蛇腹折り状態又は巻き折り状態に折られた左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部が離間した状態に折り畳み、且つ離間した左右の蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部の対向端部の間に位置する前記基シート部の横幅方向における長短長さを異にする位置部分を前記折り目と平行な分断線で切断した後に、この分断線で切断され分断された二個の折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向に前記蛇腹折り状折り片部又は巻き折り状折り片部を内側にしてそれぞれロール状に巻いて形成した長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、前記分断線で切断された切断端縁が巻回されているオシボリ端部が互いに隣り合う直列状態に並べられた態様で、かつピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、分離されかつ長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ、又は分離されかつ長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、前記包装体の両エンドシール部の間の包装胴部の適位置に、この包装体を開封するための開封用ミシン目線を両エンドシール部と平行な方向すなわち包装胴部の胴回り方向に延ばして形成すると共に、この開封用ミシン目線の形成位置を被う範囲のプラスチックフィルム包装体の外側表面又は内側表面に前記開封用ミシン目線の破断切れ目線部の通気性を阻止して包装された巻きオシボリの湿潤状態を保つための樹脂被膜を溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成し、この樹脂被膜は前記プラスチックフィルムの包装体より破断されやすい弱い破断強度に形成され、且つこの樹脂被膜が積層形成されている前記開封用ミシン目線の形成位置における引張強度はプラスチックフィルムのみから成る前記包装体の引張強度より破断されやすい弱い引張強度に形成したオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、分離されかつ長さがほぼ等しい二個の巻きオシボリ、又は分離されかつ長短長さが異なる二個の巻きオシボリから成り、この二個の巻きオシボリが、ピロー包装から成る前記包装体のセンターシール部のシール方向と平行な方向に直列状態に並べられた態様で、かつ直列状態に並べられた二個の巻きオシボリの両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装された構造のオシボリ包装体であり、前記包装体の両エンドシール部の間の包装胴部の適位置に、この包装体を開封するための開封用ミシン目線を両エンドシール部と平行な方向すなわち包装胴部の胴回り方向の全周囲にわたって延ばし、該包装体を前記開封用ミシン目線で二つに分断して開封できるように形成すると共に、この開封用ミシン目線の形成位置を被う範囲のプラスチックフィルム包装体の外側表面又は内側表面に前記開封用ミシン目線の破断切れ目線部の通気性を阻止して包装された巻きオシボリの湿潤状態を保つための樹脂被膜を溶剤で溶かした樹脂を薄く塗布して積層形成し、この樹脂被膜は前記プラスチックフィルムの包装体より破断されやすい弱い破断強度に形成され、且つこの樹脂被膜が積層形成されている前記開封用ミシン目線の形成位置における引張強度はプラスチックフィルムのみから成る前記包装体の引張強度より破断されやすい弱い引張強度に形成したオシボリ包装体。
- 前記包装体内に直列状態に並べた態様で包装された二個の巻きオシボリの隣り合う互いの端部位置と前記開封用ミシン目線の形成位置が対応するように形成した、請求項8又は9に記載のオシボリ包装体。
- オシボリシートをロール状に巻いた湿潤状態の巻きオシボリをプラスチックフィルムのピロー包装から成る包装体で密閉状態に包装したオシボリ包装体であって、前記巻きオシボリが、オシボリシートの横幅方向と直交する左右の折り目で区分けされた当該オシボリシートの左右両側部を該折り目間の基シート部に向け、かつ前記折り目で折られた両折り片の端縁が離間した状態に折り返し、前記両折り片の離間した端縁間に位置する前記基シート部の部分に前記折り目と平行な方向に延びる分断用ミシン目線を形成し、且つこの折り畳みシートを前記横幅方向と直交する縦幅方向に前記折り目で折られた両折り片を内側にしてロール状に巻いて形成した巻きオシボリであり、この巻きオシボリを当該巻きオシボリの前記折り目が巻回されている両端部がピロー包装から成る前記包装体の両エンドシール部に向けられた態様で前記包装体内に包装した構造のオシボリ包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003820U JP3193349U (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | オシボリ包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003820U JP3193349U (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | オシボリ包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3193349U true JP3193349U (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=78225838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014003820U Expired - Fee Related JP3193349U (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | オシボリ包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193349U (ja) |
-
2014
- 2014-07-17 JP JP2014003820U patent/JP3193349U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4860893A (en) | Paper roll cover and process for manufacture | |
US2296951A (en) | Commodity wrapper | |
EP2367732A1 (en) | Severable film package for stacked product pieces | |
JP5577133B2 (ja) | ポケットティッシュ | |
ES2641667T3 (es) | Envase que comprende una pluralidad de artículos embalados de manera individual y un método para embalar una pluralidad de artículos de manera individual | |
JP5919716B2 (ja) | シートロールの包装体 | |
JP2012001258A (ja) | おにぎり用包装材 | |
CN109153493A (zh) | 湿巾包装体 | |
KR101142090B1 (ko) | 김밥 포장지 | |
JP6040798B2 (ja) | 使い捨ておむつ等の包装袋及びその製造方法 | |
US20140058981A1 (en) | Disposable body towel and packaging | |
JP3193349U (ja) | オシボリ包装体 | |
JP4705865B2 (ja) | 食品用包材および食品用包装袋 | |
JP2011072357A (ja) | シートマスク | |
ITBO20060482A1 (it) | Confezione per un prodotto pastoso e procedimento per la realizzazione di una confezione. | |
JP2003104449A (ja) | キッチンペーパーの包装体 | |
JP2009083912A (ja) | ピロー包装用原反及びピロー包装体 | |
RU2015133453A (ru) | Упаковка для курительных изделий, в частности сигарет, и способ изготовления упаковки | |
JP2004269009A (ja) | 包装袋 | |
JP2006264758A (ja) | 包装体を用いた米飯加工食品の包装方法及びこれに用いられる包装体 | |
JP3190134U (ja) | 食品包装体用原反 | |
JP3192820U (ja) | オシボリ包装体 | |
JP2016097997A (ja) | 包装袋 | |
KR102645158B1 (ko) | 이중 구조를 가진 김밥 포장지 | |
KR100787781B1 (ko) | 김밥 포장지 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3193349 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |