JP3192991U - 加湿空気製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗浄又は殺菌する工程を確実かつ容易にして、衛生面の改善を図ると共に、解凍後に解凍室を低温に保持することで、解凍後の食品の品質低下を防止する加湿空気製造装置を提供する。【解決手段】チャンバ12内底部に形成された水槽14と、水槽14より上部のチャンバ側壁に形成された空気取入口18と、空気取入口18の上方に配置され、冷却媒体rが循環する冷却コイル20と、冷却コイル20に加湿用水wを散布する散水ノズル26を有する散水管22と、散水管22の上方でチャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニット32と、チャンバ12の上部でケーシング42に設けられた送風機44と、第1のデミスタユニット32の下方に隣接配置された全方位型散水ノズル28付き洗浄管27とを備えている。送風機44の下方に第1の遮蔽板を挿入することで、送風機44とその下方領域との間を遮断可能な遮蔽板挿入部48を有している。【選択図】図1
Description
本考案は、主として冷凍食品の解凍などに使用される低温多湿空気を製造する装置に関する。
冷凍食品の鮮度を維持しながら解凍するために、奪熱エネルギの高い低温多湿空気(以下、「加湿空気」と言う。)を用いて解凍する方法がよく用いられている。この解凍方法は、加湿空気製造装置で製造した加湿空気を解凍室に供給することで、解凍室内に置かれた冷凍食品を解凍するものである。
但し、この解凍方法は、解凍に時間を要したり、加湿空気が過飽和になると解凍室内で結露を起こし、衛生上の問題が生じるという問題がある。
本出願人は冷凍食品の解凍方法の開発に従事し、これらの問題を解決するいくつかの提案を行っている(特許文献1〜4)。
但し、この解凍方法は、解凍に時間を要したり、加湿空気が過飽和になると解凍室内で結露を起こし、衛生上の問題が生じるという問題がある。
本出願人は冷凍食品の解凍方法の開発に従事し、これらの問題を解決するいくつかの提案を行っている(特許文献1〜4)。
これらの提案では、例えば、加湿空気の製造に用いる加湿用水の温度制御により、加湿空気を常に飽和水蒸気の状態に保持することで、加湿性能を向上させ、解凍時間を短縮すると共に、加湿空気の過飽和を回避し、解凍室内の結露の発生を防止するようにしている。
また、冷凍食品に対し加湿空気を均一に当てることで解凍ムラを無くし、結露の発生を防止するようにしている。
また、加湿空気製造装置の構成部品に耐食性、防食性等に優れたステンレス鋼などの材料を用いることで、衛生面の問題を改善している。
また、冷凍食品に対し加湿空気を均一に当てることで解凍ムラを無くし、結露の発生を防止するようにしている。
また、加湿空気製造装置の構成部品に耐食性、防食性等に優れたステンレス鋼などの材料を用いることで、衛生面の問題を改善している。
さらなる衛生面の改善を行うためには、解凍後に装置内の洗浄及び殺菌する工程を確実かつ容易に行い得るようにすることが望ましい。特に、加湿空気に含まれる水分を除去するために用いられるデミスタ材は、菌の増殖床となりやすいため、デミスタ材の洗浄管及び殺菌を確実かつ容易に行う必要がある。また、解凍後に引き続いて解凍室を低温に保持することで、解凍後の食品の品質低下を防止する必要がある。
本考案は、かかる従来技術の課題に鑑み、解凍後に洗浄及び殺菌する工程を確実かつ容易にできるようにして、衛生面の改善を図ると共に、解凍後に解凍室を低温に保持することで、解凍後の食品の品質低下を防止できる加湿空気製造装置を提案することを目的とする。
前記目的を達成するため、第1の本考案の加湿空気製造装置は、チャンバ内の底部に形成された水槽と、水槽より上部のチャンバの側壁に形成された空気取入口と、チャンバの内部で空気取入口の上方に配置され、冷却媒体が循環する冷却コイルと、水槽から冷却コイルの上方に導設され、冷却コイルの上方から冷却コイルに向けて加湿用水を散布する散水ノズルが設けられた散水管と、散水管の上方にチャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニットと、チャンバの上部に設けられ、チャンバ内に空気通路を形成する送風機と、第1のデミスタユニットの下方に隣接して設けられ、先端に全方位型散水ノズルが装着された洗浄管とを備えている。また、チャンバは送風機の下方に遮蔽板挿入部を有し、該遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入することで、送風機と送風機の下方領域との間を遮断可能に構成されている。
前記構成において、送風機の稼働で空気取入口から流入した空気に対し加湿用水が散布され、加湿空気が製造される。この加湿空気は冷却コイルで温度が調整され、さらに第1のデミスタユニットで含有水分が除去されることで、飽和水蒸気の状態となって解凍室に送ることができる。
洗浄殺菌工程では、遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入し、かつ空気取入口を第2の遮蔽板で遮蔽することで、チャンバ内に密閉された洗浄空間を形成する。これによって、洗浄水又は殺菌水がチャンバ外に飛散するのを防止できると共に、チャンバからの放熱を低減できるため、蒸らし洗浄が可能になる。
さらに、第1のデミスタユニットをチャンバから取り外すことで、チャンバ内に洗浄水が行き渡りやすい空間を形成できる。
洗浄殺菌工程では、遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入し、かつ空気取入口を第2の遮蔽板で遮蔽することで、チャンバ内に密閉された洗浄空間を形成する。これによって、洗浄水又は殺菌水がチャンバ外に飛散するのを防止できると共に、チャンバからの放熱を低減できるため、蒸らし洗浄が可能になる。
さらに、第1のデミスタユニットをチャンバから取り外すことで、チャンバ内に洗浄水が行き渡りやすい空間を形成できる。
解凍終了後、散水管からの散水を止め、空気取入口から流入した空気を冷却コイルで冷却し、冷却した空気を解凍室に送ることで、解凍室内を引き続き低温状態に保持できる。これによって、解凍した食品の品質低下を防止できる。
また、取り出した第1のデミスタユニットは、丸洗いすることで容易に洗浄又は殺菌できる。
さらに、第1の遮蔽板により送風機の配置領域を洗浄空間から分離することで、耐熱限界がある送風機の駆動モータを高熱から守ることができる。
また、取り出した第1のデミスタユニットは、丸洗いすることで容易に洗浄又は殺菌できる。
さらに、第1の遮蔽板により送風機の配置領域を洗浄空間から分離することで、耐熱限界がある送風機の駆動モータを高熱から守ることができる。
第2の本考案の加湿空気製造装置は、第1の本考案の加湿空気製造装置から冷却コイルを分離し、冷却コイルを冷却器ユニットとして別置きしたものである。
即ち、第2の本考案の加湿空気製造装置は、チャンバ内の底部に形成された水槽と、水槽より上部のチャンバの側壁に形成された空気取入口と、チャンバ内で水槽から空気取入口の上方に導設され、加湿用水を散布する散水ノズルが設けられた散水管と、散水管の上方にチャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニットと、チャンバの上部に設けられ、チャンバ内に空気通路を形成する送風機と、第1のデミスタユニットに隣接して設けられ、先端に全方位型噴射ノズルが装着された洗浄管とを備え、送風機の下方に遮蔽板挿入部を有し、該遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入することで送風機と送風機の下方領域との間を遮断可能に構成されたチャンバ構成体と、チャンバ構成体とは別置きに解凍室内に配置され、ケーシングの内部に冷却媒体が循環する冷却コイルが内蔵された冷却ユニットとで構成されている。
即ち、第2の本考案の加湿空気製造装置は、チャンバ内の底部に形成された水槽と、水槽より上部のチャンバの側壁に形成された空気取入口と、チャンバ内で水槽から空気取入口の上方に導設され、加湿用水を散布する散水ノズルが設けられた散水管と、散水管の上方にチャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニットと、チャンバの上部に設けられ、チャンバ内に空気通路を形成する送風機と、第1のデミスタユニットに隣接して設けられ、先端に全方位型噴射ノズルが装着された洗浄管とを備え、送風機の下方に遮蔽板挿入部を有し、該遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入することで送風機と送風機の下方領域との間を遮断可能に構成されたチャンバ構成体と、チャンバ構成体とは別置きに解凍室内に配置され、ケーシングの内部に冷却媒体が循環する冷却コイルが内蔵された冷却ユニットとで構成されている。
第2の本考案では、散水機能を有するチャンバ構成体から冷却機能を有する冷却器ユニットを分離することで、チャンバ構成体の重量を軽減でき、これによって、チャンバ構成体及び冷却器ユニットを夫々天吊り方式とすることができる。
そのため、第1の本考案が得られる作用効果に加えて、天井が高い解凍室への配置が容易になると共に、解凍室の形状に合わせてこれらを柔軟に配置できる利点がある。さらに、冷却器ユニットの洗浄及び殺菌が容易になると共に、冷却コイルから霜取りを行うために設けられる既存のデフロスト装置を洗浄装置として使用でき、洗浄装置を新たに設ける必要がなくなる。
そのため、第1の本考案が得られる作用効果に加えて、天井が高い解凍室への配置が容易になると共に、解凍室の形状に合わせてこれらを柔軟に配置できる利点がある。さらに、冷却器ユニットの洗浄及び殺菌が容易になると共に、冷却コイルから霜取りを行うために設けられる既存のデフロスト装置を洗浄装置として使用でき、洗浄装置を新たに設ける必要がなくなる。
第1の本考案又は第2の本考案の一態様は、水槽に貯留された加湿用水を加熱するためのヒータを備え、洗浄管を散水管に接続し、洗浄管及び散水管に夫々開閉弁を設けるものである。
これによって、洗浄工程又は殺菌工程において、貯留された加湿用水をヒータで加熱し、高温にして洗浄管に供給し、洗浄管の先端に設けられた全方位型散水ノズルから加湿用水を噴射し、チャンバ内を洗浄又は殺菌できる。
あるいは別な態様として、外部から高温水などの洗浄水又は殺菌水を洗浄管に供給するようにしてもよい。
これによって、洗浄工程又は殺菌工程において、貯留された加湿用水をヒータで加熱し、高温にして洗浄管に供給し、洗浄管の先端に設けられた全方位型散水ノズルから加湿用水を噴射し、チャンバ内を洗浄又は殺菌できる。
あるいは別な態様として、外部から高温水などの洗浄水又は殺菌水を洗浄管に供給するようにしてもよい。
また、第1の本考案又は第2の本考案の別な一態様は、第1のデミスタユニットをチャンバ内横断面に沿って複数に分割されている。これによって、第1のデミスタユニットの取外し、取付け及び取外し後の丸洗い洗浄が容易になる。
第2の本考案の一態様は、空気取入口と散水管との間にチャンバ内横断面全域に第2のデミスタユニットを着脱可能に設けるものである。この第2のデミスタユニットは第1のデミスタユニットより細かい開口径を有するデミスタ材からなる。
第2の本考案では、チャンバ構成体の内部で冷却コイルを除去した領域の有効利用が可能になり、この領域に第2のデミスタユニットを設けることができる。
これによって、空気と加湿用水との接触面積を大幅に増加できる。そのため、空気と水蒸気とが均一に混じり合い、結露しにくい加湿空気の製造が容易になる。
第2の本考案では、チャンバ構成体の内部で冷却コイルを除去した領域の有効利用が可能になり、この領域に第2のデミスタユニットを設けることができる。
これによって、空気と加湿用水との接触面積を大幅に増加できる。そのため、空気と水蒸気とが均一に混じり合い、結露しにくい加湿空気の製造が容易になる。
さらに、第2のデミスタユニットをチャンバ内空気通路断面に沿って複数に分割すれば、第2のデミスタユニットの取外し、取付け及び取外し後の丸洗い洗浄が容易になる。
第1の本考案及び第2の本考案によれば、加湿空気製造装置の洗浄工程及び殺菌工程を確実かつ容易にできるので、衛生面の改善を図ることができると共に、解凍後に解凍室を低温に保持することで、解凍後の食品の品質低下を防止できる。
以下、本考案を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
第1の本考案の一実施形態に係る加湿空気製造装置10Aを図1〜図6により説明する。
図1において、チャンバ12の底部に加湿用水wを貯留した水槽14が形成されている。水槽14には、加湿用水wを加熱するための電気ヒータ16が設けられている。水槽14の上方でチャンバ12の四方の側壁に空気取入口18が形成されている。チャンバ12の内部で空気取入口18の上方に冷却コイル20が導設され、冷却コイル20はチャンバ12内で水平方向に配置され、蛇行した状態に曲折されている。
図5に示すように、加湿空気製造装置10Aは解凍室100の内部に設けられている。冷却コイル20に冷却媒体rを供給する冷凍機(図示省略)が解凍室100の外部に設けられている。なお、電気ヒータ16の代わりに、外部から加熱蒸気が供給される蒸気コイルを設けるようにしてもよい。
第1の本考案の一実施形態に係る加湿空気製造装置10Aを図1〜図6により説明する。
図1において、チャンバ12の底部に加湿用水wを貯留した水槽14が形成されている。水槽14には、加湿用水wを加熱するための電気ヒータ16が設けられている。水槽14の上方でチャンバ12の四方の側壁に空気取入口18が形成されている。チャンバ12の内部で空気取入口18の上方に冷却コイル20が導設され、冷却コイル20はチャンバ12内で水平方向に配置され、蛇行した状態に曲折されている。
図5に示すように、加湿空気製造装置10Aは解凍室100の内部に設けられている。冷却コイル20に冷却媒体rを供給する冷凍機(図示省略)が解凍室100の外部に設けられている。なお、電気ヒータ16の代わりに、外部から加熱蒸気が供給される蒸気コイルを設けるようにしてもよい。
前記冷凍機は、例えば、NH3が循環する一次回路と、該NH3と熱交換するCO2が循環する二次回路とで構成されるNH3/CO2冷凍機であり、あるいは二次回路にCO2に代えてエチレングリコールなどのブラインを循環させた冷凍機であってもよい。さらには、冷却コイル20に代替フロンを供給する直膨式冷凍機であってもよい。
水槽14には散水管22が接続されている。散水管22は冷却コイル20上方のチャンバ内空間に導設され、水槽14との接続部近傍に水ポンプ24が設けられている。散水管22はチャンバ12の内部で複数に分岐して水平方向に配置され、多数の加湿用水噴射ノズル26が分散配置されている。散水管22の上方には散水管22から分岐した洗浄管27が導設されている。
洗浄管27はチャンバ12内で複数に分岐して水平方向に配置され、チャンバ12の横断面の略中央に配置された先端部に洗浄用ノズル28が装着されている。散水管22及び洗浄管27には、分岐部の下流側に夫々開閉用の電磁弁30及び31が設けられている。
洗浄用ノズル28は全方位型噴射ノズルで、形状が球状のノズル部を有し、該ノズル部の全面に噴射孔が形成され、全方位へ洗浄水を噴射可能な構成となっている。
洗浄管27はチャンバ12内で複数に分岐して水平方向に配置され、チャンバ12の横断面の略中央に配置された先端部に洗浄用ノズル28が装着されている。散水管22及び洗浄管27には、分岐部の下流側に夫々開閉用の電磁弁30及び31が設けられている。
洗浄用ノズル28は全方位型噴射ノズルで、形状が球状のノズル部を有し、該ノズル部の全面に噴射孔が形成され、全方位へ洗浄水を噴射可能な構成となっている。
洗浄管27の上方にはデミスタユニット32が設けられている。デミスタユニット32は、複数の四角形をなす板状のデミスタ板34で構成され、デミスタ板34は、ステンレス鋼細線、銅線、ファイバー等、非吸水性を有し、かつ耐熱性、伝熱性に優れ、さらには、材料自体に殺菌効果のある微細径の線材をメッシュ状又は綿状に束ねて形成したデミスタ材34aと、デミスタ材34aの周囲を囲繞し、耐食性、防食性及び耐熱性に優れたSUSなどの材料を用いた縁取り34bとで構成されている。デミスタ材34aは非吸水性を有しているので、内部に水分が吸収されることがなく、水分はデミスタ材34aの表面に均一に付着している。そのため、細菌の増殖を抑えることができる。
図2に示すように、チャンバ12の側壁に複数本のレール36が互いに間隔を置いて平行に固定され、これらレール36に各デミスタ板34がスライド可能に遊嵌されている。デミスタユニット32はチャンバ12内空気通路の横断面全体に敷設されている。
図1に戻り、デミスタユニット32の取付け位置と同一高さのチャンバ12の一方の側壁は、回動可能な開閉扉38で開閉可能になっている。また、開閉扉38を閉じた状態に保持するストッパ40が設けられている。
前記構成により、デミスタ板34をチャンバ12から取り出しことが容易になり、デミスタ板34をチャンバ12から取り出し、丸洗いによる洗浄及び殺菌が可能になる。
図1に戻り、デミスタユニット32の取付け位置と同一高さのチャンバ12の一方の側壁は、回動可能な開閉扉38で開閉可能になっている。また、開閉扉38を閉じた状態に保持するストッパ40が設けられている。
前記構成により、デミスタ板34をチャンバ12から取り出しことが容易になり、デミスタ板34をチャンバ12から取り出し、丸洗いによる洗浄及び殺菌が可能になる。
チャンバ12の上部には2個のケーシング42が連設されている。各ケーシング42の内部はチャンバ12の内空間と連通し、ケーシング42の内部には送風機44及び送風機44を駆動するモータ46が設けられている。送風機44か稼働すると、チャンバ12の内部には空気取入口18から流入し、ケーシング42の出口42aから流出する空気流が形成される。
ケーシング42は四角形の横断面を有し、チャンバ12との境界付近に拡大した四角形の横断面を有する遮蔽板挿入部48が形成されている。
ケーシング42は四角形の横断面を有し、チャンバ12との境界付近に拡大した四角形の横断面を有する遮蔽板挿入部48が形成されている。
図3に示すように、遮蔽板挿入部48は通常は蓋50によって閉鎖されたスリット状の開口52を有し、洗浄工程又は殺菌工程で開口52から遮蔽板54を挿入可能になっている。遮蔽板54は四角形状を有し、ケーシング42の横断面を遮蔽できる大きさを有している。
図4は散水管22に取り付けられた加湿用水噴射ノズル26の拡大図である。加湿用水噴射ノズル26の取付部には散水管22の下面に円形開口22aが形成され、該円形開口22aを囲むように円筒形の取付部56が形成されている。円形開口22a及び取付部56の内側面にメネジ56aが形成されている。
加湿用水噴射ノズル26は筒状のボディ58で構成され、ボディ58の上部にメネジ56aに螺合するオネジ部60が形成され、ボディ58の下部は螺旋状のデフレクタ62を有している。ボディ58の内部には軸方向に円筒形の孔58aが形成されている。多数の加湿用水噴射ノズル26が散水管22に軸方向に分散して装着され、加湿用水wは散水管22から孔58aを通ってデフレクタ62に当たり、図4に示すように、ほぼ円錐状に広角に散布され、均一に冷却コイル20に散布できる。
加湿用水噴射ノズル26は筒状のボディ58で構成され、ボディ58の上部にメネジ56aに螺合するオネジ部60が形成され、ボディ58の下部は螺旋状のデフレクタ62を有している。ボディ58の内部には軸方向に円筒形の孔58aが形成されている。多数の加湿用水噴射ノズル26が散水管22に軸方向に分散して装着され、加湿用水wは散水管22から孔58aを通ってデフレクタ62に当たり、図4に示すように、ほぼ円錐状に広角に散布され、均一に冷却コイル20に散布できる。
図5に示すように、加湿空気製造装置10Aは解凍室100の内部に設けられ、送風機44を稼働させることで、チャンバ12の内部に空気取入口18から流入し出口42aから流出する空気流が形成される。水ポンプ24により水槽14から加湿用水wが汲み上げられ、加湿用水噴射ノズル26から加湿用水wが冷却コイル20に噴射される。
冷却コイル20にはCO2などの冷却媒体rが循環し、空気取入口18から流入した空気流は冷却コイル20で冷却され、かつ加湿用水wを噴射されて低温多湿空気となる。この低温多湿空気はデミスタユニット32で余分な水分を除去され、飽和水蒸気の状態となって解凍室100に供給される。
冷却コイル20にはCO2などの冷却媒体rが循環し、空気取入口18から流入した空気流は冷却コイル20で冷却され、かつ加湿用水wを噴射されて低温多湿空気となる。この低温多湿空気はデミスタユニット32で余分な水分を除去され、飽和水蒸気の状態となって解凍室100に供給される。
解凍室100には温度センサ64及び湿度センサ66が設けられ、温度センサ64及び湿度センサ66の検出値を管理しながら、解凍室100の雰囲気が所望の温度及び湿度となるように、加湿空気製造装置10Aの運転を制御する。
加湿用水wは循環使用されるので、空気中の埃、汚れ、雑菌等が凝縮されて含まれ、汚染物質の巣窟となりやすい。そのため、紫外線装置及びプラズマイオン装置を用い、流入する空気と加湿用水wの殺菌を行ってもよい。
加湿用水wは循環使用されるので、空気中の埃、汚れ、雑菌等が凝縮されて含まれ、汚染物質の巣窟となりやすい。そのため、紫外線装置及びプラズマイオン装置を用い、流入する空気と加湿用水wの殺菌を行ってもよい。
図6は洗浄殺菌工程を示す。洗浄殺菌工程では、まず、図示のように、デミスタユニット32をチャンバ12の外部へ取り出す。次に、遮蔽板68を用いて空気取入口18を塞ぎ、かつ遮蔽板54を開口52に挿入してチャンバ12とケーシング42とを遮断する。これによって、チャンバ12の内部は密閉される。
また、電気ヒータ16で水槽14内の加湿用水wを83℃に加熱する。そして、電磁弁30を閉、電磁弁31を開として水ポンプ24を稼働させ、洗浄用ノズル28から加湿用水wを全方位に噴射する。83℃に加熱された加湿用水wでチャンバ12内の機器類を洗浄及び殺菌する。
また、電気ヒータ16で水槽14内の加湿用水wを83℃に加熱する。そして、電磁弁30を閉、電磁弁31を開として水ポンプ24を稼働させ、洗浄用ノズル28から加湿用水wを全方位に噴射する。83℃に加熱された加湿用水wでチャンバ12内の機器類を洗浄及び殺菌する。
洗浄殺菌工程後、水ポンプ24の稼働を止め、遮蔽板54及び68を取り除く。そして、送風機44を再稼働させ、冷凍機の運転を再開することで、解凍運転を再開できる。
また、解凍工程後、加湿用水wの散布を止め、空気取入口18から流入する空気を冷却し、冷却空気を解凍室100に供給することで、解凍室100の内部を冷蔵庫として使用できる。これによって、解凍後の食品を低温状態に保持でき、品質の劣化を防止できる。
また、解凍工程後、加湿用水wの散布を止め、空気取入口18から流入する空気を冷却し、冷却空気を解凍室100に供給することで、解凍室100の内部を冷蔵庫として使用できる。これによって、解凍後の食品を低温状態に保持でき、品質の劣化を防止できる。
本実施態様によれば、冷却コイル20で流入空気の温度を調整し、加湿用水噴射ノズル26及びデミスタユニット32で流入空気の湿度を調整することで、飽和水蒸気状態の加湿空気を容易に製造できる。場合によっては、さらに電気ヒータ16で加湿用水wの温度を調整することで、さらに精密に飽和水蒸気状態の加湿空気を製造できる。
また、洗浄殺菌工程では、チャンバ12内に密閉された洗浄空間を形成することで、洗浄水又は殺菌水がチャンバ外に飛散するのを防止できると共に、チャンバ12からの放熱を低減できるため、蒸らし洗浄が可能になる。また、洗浄殺菌工程前にデミスタユニット32を事前に取り除くことで、チャンバ12内に洗浄水が行き渡りやすい空間を形成できる。
また、洗浄殺菌工程では、チャンバ12内に密閉された洗浄空間を形成することで、洗浄水又は殺菌水がチャンバ外に飛散するのを防止できると共に、チャンバ12からの放熱を低減できるため、蒸らし洗浄が可能になる。また、洗浄殺菌工程前にデミスタユニット32を事前に取り除くことで、チャンバ12内に洗浄水が行き渡りやすい空間を形成できる。
また、解凍終了後、引き続き解凍室100内を低温状態に保持できるので、解凍した食品の品質低下を防止できる。
また、チャンバ12から取り出したデミスタユニット32は、丸洗いすることで容易に洗浄又は殺菌できる。
さらに、遮蔽板54で送風機44が配置されたケーシング42をチャンバ12から剥離することで、モータ46を高熱から守ることができる。
また、チャンバ12から取り出したデミスタユニット32は、丸洗いすることで容易に洗浄又は殺菌できる。
さらに、遮蔽板54で送風機44が配置されたケーシング42をチャンバ12から剥離することで、モータ46を高熱から守ることができる。
(実施形態2)
次に、第2の本考案の第1実施形態に係る加湿空気製造装置10Bを図7及び図8に基づいて説明する。
図7に示すように、加湿空気製造装置10Bは、チャンバ構成体70とチャンバ構成体70から別置きに配置された冷却器ユニット72とで構成されている。チャンバ構成体70は前記実施形態に係る加湿空気製造装置10Aの構成と比べて、チャンバ12から冷却コイル20が除去されている点で異なり、その他の構成はチャンバ12と同一である。
冷却器ユニット72は、ケーシング71と、解凍室100の外部に設けられた冷凍機(不図示)から導設され、ケーシング71の内部で蛇行状態に曲折された冷却コイル74と、ケーシング71の内部で空気流を形成する送風機76とを有している。冷却コイル74には、前記冷凍機(不図示)から低温のCO2、ブライン等の冷却媒体が供給される。その他の構成は前記実施形態と同一である。
次に、第2の本考案の第1実施形態に係る加湿空気製造装置10Bを図7及び図8に基づいて説明する。
図7に示すように、加湿空気製造装置10Bは、チャンバ構成体70とチャンバ構成体70から別置きに配置された冷却器ユニット72とで構成されている。チャンバ構成体70は前記実施形態に係る加湿空気製造装置10Aの構成と比べて、チャンバ12から冷却コイル20が除去されている点で異なり、その他の構成はチャンバ12と同一である。
冷却器ユニット72は、ケーシング71と、解凍室100の外部に設けられた冷凍機(不図示)から導設され、ケーシング71の内部で蛇行状態に曲折された冷却コイル74と、ケーシング71の内部で空気流を形成する送風機76とを有している。冷却コイル74には、前記冷凍機(不図示)から低温のCO2、ブライン等の冷却媒体が供給される。その他の構成は前記実施形態と同一である。
加湿空気製造装置10Bでは、散水機能を有し、加湿空気を製造可能なチャンバ構成体70と、チャンバ構成体70で製造された加湿空気を冷却して温度調整し、解凍室100の内部を飽和水蒸気状態の加湿空気とする冷却器ユニット72とで構成されている。
本実施形態では、チャンバ構成体70と冷却器ユニット72とを分離することで、チャンバ構成体70の重量を軽減できる。そのため、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72を夫々天吊り方式とすることができる。
本実施形態では、チャンバ構成体70と冷却器ユニット72とを分離することで、チャンバ構成体70の重量を軽減できる。そのため、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72を夫々天吊り方式とすることができる。
そのため、前記実施形態が得られる作用効果に加えて、天井が高い解凍室への配置が容易になると共に、解凍室の形状に合わせて、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72を柔軟に配置できる利点がある。さらに、冷却器ユニット72の洗浄及び殺菌が容易になると共に、冷却コイル74から霜取りを行うために設けられる既存のデフロスト装置を洗浄装置として使用でき、洗浄装置を新たに設ける必要がなくなる。
図8は、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72の解凍室100内での配置例を示している。図示のように、空気流の流れを阻害する柱102のような障害物があっても、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72の配置を工夫することで、解凍室100の全域を均一な温度及び湿度に維持できる。
図8は、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72の解凍室100内での配置例を示している。図示のように、空気流の流れを阻害する柱102のような障害物があっても、チャンバ構成体70及び冷却器ユニット72の配置を工夫することで、解凍室100の全域を均一な温度及び湿度に維持できる。
(実施形態3)
次に、第2の本考案の第2実施形態に係る加湿空気製造装置10Cを図9に基づいて説明する。
加湿空気製造装置10Cは、加湿空気製造装置10Bと比べて、空気取入口18と散水管22との間の領域にデミスタユニット32より細かい開口径を有するデミスタ材からなるデミスタユニット78を設けている。デミスタユニット78はチャンバ構成体70の横断面全域に設けられている。
また、デミスタユニット78は、デミスタユニット32と同様に、デミスタユニット32は、複数の四角形をなす板状のデミスタ板に分割され、かつデミスタユニット32と同様に。チャンバ構成体70に対して取付け及び取外し可能な着脱構造を有している。その他の構成は前記第1実施形態と同一である。
次に、第2の本考案の第2実施形態に係る加湿空気製造装置10Cを図9に基づいて説明する。
加湿空気製造装置10Cは、加湿空気製造装置10Bと比べて、空気取入口18と散水管22との間の領域にデミスタユニット32より細かい開口径を有するデミスタ材からなるデミスタユニット78を設けている。デミスタユニット78はチャンバ構成体70の横断面全域に設けられている。
また、デミスタユニット78は、デミスタユニット32と同様に、デミスタユニット32は、複数の四角形をなす板状のデミスタ板に分割され、かつデミスタユニット32と同様に。チャンバ構成体70に対して取付け及び取外し可能な着脱構造を有している。その他の構成は前記第1実施形態と同一である。
本実施形態では、前記第2実施形態で得られる作用効果に加えて、デミスタユニット78によって、空気と加湿用水との接触面積を大幅に増加できる。そのため、空気と水蒸気とが均一に混じり合い、結露しにくい飽和水蒸気状態の加湿空気を製造できる。
本考案の加湿空気製造装置によれば、洗浄工程及び殺菌工程を確実かつ容易にできるので、衛生面の改善を図れると共に、解凍後に引き続き解凍室を冷蔵状態に保持でき、これによって、解凍後の食品の品質低下を防止できる。
10A、10B、10C 加湿空気製造装置
12 チャンバ
14 水槽
16 電気ヒータ
18 空気取入口
20、74 冷却コイル
22 散水管
24 水ポンプ
26 加湿用水噴射ノズル
27 洗浄管
28 洗浄用ノズル(全方位型散水ノズル)
30、31 電磁弁
32 デミスタユニット(第1のデミスタユニット)
34 デミスタ板
34a デミスタ材
34b 縁取り
36 レール
38 開閉扉
40 ストッパ
42、71 ケーシング
44、76 送風機
46 モータ
48 遮蔽板挿入部
50 蓋
52 開口
54、68 遮蔽板
56 取付部
58 ボディ
58a 孔
60 オネジ部
62 デフレクタ
64 温度計
66 湿度計
70 チャンバ構成体
72 冷却器ユニット
78 細孔デミスタユニット(第2のデミスタユニット)
100 解凍室
102 柱
r 冷却媒体
w 加湿用水
12 チャンバ
14 水槽
16 電気ヒータ
18 空気取入口
20、74 冷却コイル
22 散水管
24 水ポンプ
26 加湿用水噴射ノズル
27 洗浄管
28 洗浄用ノズル(全方位型散水ノズル)
30、31 電磁弁
32 デミスタユニット(第1のデミスタユニット)
34 デミスタ板
34a デミスタ材
34b 縁取り
36 レール
38 開閉扉
40 ストッパ
42、71 ケーシング
44、76 送風機
46 モータ
48 遮蔽板挿入部
50 蓋
52 開口
54、68 遮蔽板
56 取付部
58 ボディ
58a 孔
60 オネジ部
62 デフレクタ
64 温度計
66 湿度計
70 チャンバ構成体
72 冷却器ユニット
78 細孔デミスタユニット(第2のデミスタユニット)
100 解凍室
102 柱
r 冷却媒体
w 加湿用水
Claims (6)
- 冷凍された食品を解凍するための加湿空気を製造する加湿空気製造装置であって、
チャンバ内の底部に形成された水槽と、
前記水槽より上部の前記チャンバの側壁に形成された空気取入口と、
前記チャンバの内部で前記空気取入口の上方に配置され、冷却媒体が循環する冷却コイルと、
前記水槽から前記冷却コイルの上方に導設され、前記冷却コイルの上方から前記冷却コイルに向けて加湿用水を散布する散水ノズルが設けられた散水管と、
前記散水管の上方に前記チャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニットと、
前記チャンバの上部に設けられ、前記チャンバ内に空気通路を形成する送風機と、
前記第1のデミスタユニットの下方に隣接して設けられ、先端に全方位型散水ノズルが装着された洗浄管とを備え、
前記チャンバは前記送風機の下方に遮蔽板挿入部を有し、該遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入することで、前記送風機と前記送風機の下方領域との間を遮断可能に構成されていることを特徴とする加湿空気製造装置。 - 冷凍された食品を解凍するための加湿空気を製造する加湿空気製造装置であって、
チャンバ内の底部に形成された水槽と、
前記水槽より上部の前記チャンバの側壁に形成された空気取入口と、
前記チャンバ内で前記水槽から前記空気取入口の上方に導設され、加湿用水を散布する散水ノズルが設けられた散水管と、
前記散水管の上方に前記チャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられた第1のデミスタユニットと、
前記チャンバの上部に設けられ、前記チャンバ内に空気通路を形成する送風機と、
前記第1のデミスタユニットに隣接して設けられ、先端に全方位型噴射ノズルが装着された洗浄管とを備え、
前記送風機の下方に遮蔽板挿入部を有し、該遮蔽板挿入部に第1の遮蔽板を挿入することで前記送風機と前記送風機の下方領域との間を遮断可能に構成されたチャンバ構成体と、
前記チャンバ構成体とは別置きに解凍室内に配置され、ケーシングの内部に冷却媒体が循環する冷却コイルが内蔵された冷却ユニットとで構成されていることを特徴とする加湿空気製造装置。 - 前記水槽に貯留された加湿用水を加熱するためのヒータをさらに備え、
前記洗浄管は前記散水管に接続され、前記洗浄管及び前記散水管に夫々開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿空気製造装置。 - 前記第1のデミスタユニットが前記チャンバ内空気通路断面に沿って複数に分割されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の加湿空気製造装置。
- 前記空気取入口と前記散水管との間に前記チャンバ内横断面全域に着脱可能に設けられ、前記第1のデミスタユニットより細かい開口径を有するデミスタ材からなる第2のデミスタユニットをさらに備えていることを特徴とする請求項2に記載の加湿空気製造装置。
- 前記第2のデミスタユニットが前記チャンバ内横断面に沿って複数に分割されていることを特徴とする請求項5に記載の加湿空気製造装置。
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