JP3192653U - 引出し用カバーシート - Google Patents

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Abstract

【課題】引出しに収納した収納物の外部への飛び出し、或いは、引出し後方への落下を防止するとともに、引出しの開閉を円滑に行うことができる引き出し用カバーシートを提供する。
【解決の手段】引出し用カバーシート3は、タンスや机などの収納庫1に設けた引出し2に収納した収納物の飛び出しを防止するように、引出しの開口側を覆うように設けられる。引出しの上部開口側、底面側、或いは、開口側上方に位置する収納庫の天板1aにガイド部4を設け、カバーシートはガイド部に案内されて引出しの上部開口側に前後または左右にスライド自在に設けてもよい。また引出しの奥側にカバーシートの一端を固定し、この固定部を支点として前記カバーシートを回転させて引出しの上部開口側を開閉するのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本考案は、タンスや机などの収納庫に設けた引出しに収納した収納物の外部への飛び出しや、収納物の挟まりを防止する引出し用カバーシートに関するものである。
タンスや机などの収納庫に設けられた引出しには、衣類や書類等が収納或いは保管されている。
収納庫の引出しに衣類や書類等の収納物を収納する際、これらの収納物を多めに入れた場合、或いは、嵩張る収納物を入れた場合には、引出しを閉める際に、手前側の収納物が手前にはみ出すことがあり、この収納物を押し込まなければならない不便があった。また、ほぼ満杯状態の引出し内に書類や小物を収納した場合、最上部の書類等が、慣性力等によって引出しの後方にずれ落ちてしまい、引出しを取り出さなければ回収できない不都合があった。さらには、引出しを引き出す際に、収納物が引出し天井部に引っ掛かり、引出しを引き出すことが困難となることがあった。
本考案が解決しようとする課題は、引出しに収納した収納物の外部への飛び出し、或いは、引出し後方への落下を防止するとともに、引出しの開閉を円滑に行うことができる引出し用カバーシートを提供することにある。
そこで、本考案による引出し用カバーシートは、タンスや机などの収納庫に設けた引出しに収納した収納物の飛び出しを防止するカバーシートであって、前記カバーシートは前記引出しの開口側を覆うように設けることを要旨としている。
また、引出しの上部開口側、底面側、或いは、前記引出しの開口側上方に位置する収納庫の天板にガイド部を設け、カバーシートは、前記ガイド部に案内されて前記引出しの上部開口側に前後または左右にスライド自在に設けられる。
さらに、引出しの奥側にカバーシートの一端を固定し、この固定部を支点として前記カバーシートを回転させて前記引出しの上部開口側を開閉することが望ましい。
また、カバーシートは、引き出しに収納した収納物を目視可能に透明のシートにより構成することが望ましい。
また、引出しの前方側に対応するカバーシートの端部を略L字状に形成することが望ましい。
本考案によれば、引出しの開口側を覆うように引出し用カバーシートを設けることによって、引出しに収納した収納物の飛び出し、或いは、引出し後方への落下を防止するとともに、引出しの開閉を円滑に行うことができる。
また、引き出しの内部や収納庫の天板にガイド部を設けることにより、カバーシートがガイド部に案内されるので、カバーシートを前後または左右への自在にスライドさせることができ、収納物の出し入れが容易になる。
カバーシートを透明のシートにより構成することにより、引き出しに収納した収納物をカバーシートで覆った状態でも目視によって確認することが可能となる。
引出しの前方側に対応するカバーシートの端部を略L字状に形成することによって、L字状の部分に手をかけることにより、カバーシーのスライド操作を容易にすることが可能となる。また、L字状の部分が衣類等に掛かることにより、カバーシートの不要な移動を阻止することが可能となる。
本考案の引出し用カバーシートの第1の実施例を示す断面図である。 本考案の引出し用カバーシートの第2の実施例を示す断面図である。 図2におけるカバーシートを示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第3の実施例を示す断面図である。 図4におけるカバーシートの彎曲ガイド部を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第4の実施例を示す断面図である。 図6におけるカバーシートの彎曲ガイド部を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第5の実施例を示す斜視図である。 図8におけるカバーシートの彎曲ガイド部を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第6の実施例を示す断面図である 図10におけるカバーシートを引き出しに設置した状態を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第7の実施例を示す断面図である。 本考案の引出し用カバーシートの第8の実施例を示す断面図である。 本考案の引出し用カバーシートの第9の実施例を示す断面図である。 図14におけるカバーシートのスライド状態を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第10の実施例を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第11の実施例を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第12の実施例を示す斜視図である。 図18におけるカバーシートのスライド状態を示す斜視図である。 本考案の引出し用カバーシートの第13の実施例を示す斜視図である。
引出し用カバーシートは、タンスや机などの収納庫に設けた引出しに収納した収納物の飛び出しを防止するカバーシートであって、前記カバーシートは、前記引出しの開口側を覆うように設けられる。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。図1は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第1の実施例を示している。タンスや机などの一般に周知の収納庫1には、上下に複数段の引出し2が出し入れ自在に設けられている。これらの引出し2の内部には、図示しない衣類や書類等の収納物が収納される。また、収納庫1には、上下の引出し2を分離する天板1aが設けられている。また、引出し2は一般に周知のように、前板2a、左右の側板2b、,後板2c、及び底板2d,によって四角形状に構成されている。そして、開口側にはカバーシート3によっておおわれている。
カバーシート3は、横方向が引出し2よりもやや小さく、奥行き方向が、引出し2の奥行き長さよりもやや大きく形成されている。このカバーシート3は、プラスチック製または紙製であって、可撓性を有する四角形の平板によって形成されている。一方、引出し2の図示左方の前方には、幅方向に凹溝2eが形成され、この凹溝2eに嵌合させるように、カバーシート3の前方端には、円柱材3aが取り付けられている。なお、カバーシート3は、透明なプラスチックを使用することが好ましく、透明にすることによって、引出し2内に収納した衣類や書類等の収納物を確認することができる。
また、収納庫1の天板1aには、カバーシート3の両側を案内するためのガイド部4が設けられている。カバーシート3は、ガイド部4に両側を案内支持されて引出し2の上部開口側を前後方向に自在にスライドすることができる。
次に、上述した第1の実施例の引出し用カバーシートの操作方法について説明する。
まず、引出し2に衣類や書類等の収納物を収納するときは、カバーシート3を図示右方に押し込むと、ガイド部4に案内されてスライドし、引出し2の開口側が解放され、収納物を収納する。収納後には、カバーシート3を図示左方に引き出すことにより、ガイド部4に案内されてスライドされ、前方端の円柱材3aを引出し2の凹溝2eに嵌合させる。これにより、引出し2の開口側がカバーシート3によって覆われる。このように、引出し2をカバーシート3によって覆うことにより、引出し2の収納物は、引出し2からの飛び出し、或いは、引出し2の後方への落下を防止することができる。また、數納物を多めに入れた場合、あるいは、嵩張る収納物を入れた場合であっても、カバーシート3のよって覆われているので、引出し2を閉める際に、手前側の収納物が引出し2の手前にはみ出すことがなく、しかも、引出しの開閉を円滑に行うことができる。
図2は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第2の実施例を示している。上述した第2の実施例と実質的に同様の構成であるが、相違する点は、カバーシート3の前方端にL字型の取っ手部3bを設けるとともに、後方端をL字状に屈曲したことである。さらに、カバーシート3の前方端近傍には、図3に示すように、左右一対の透孔3cが形成されている。なお、この透孔3cを省略しても良い。
このように構成した第2の実施例の引出し用のカバーシートにおける操作方法は、前述した第1の実施例と同様であるが、カバーシート3の幅を引出し2の幅とほぼ同じに設定していることから、カバーシート3は引出し2の左右の側板2bの上面に載置され、収納庫1の側板内面によって規制されることにより案内されてスライドする。引出し2の開口側をカバーシート3によって覆い、前方端にL字型の取っ手部3bを引出し2の前板2aの内面に当接することにより、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。さらに、後方端をL字状に屈強しているので、引出し2内の収納物が引出し2の後方へ落下することを防止することができる。
図4は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第3の実施例を示している。上述した第2の実施例と相違する点は、カバーシート3をカーリングさせてスライドするように構成したことである。即ち、引出し2の底板2dにはカバーシート3を収納するための収納ケース4が取り付けられ、この収納ケース4の後面側を彎曲させて後板2cの内面に立ち上がらせている。収納ケース4の幅は、引出し2の内面の幅とほぼ同じになっている。さらに、収納ケース4は、図4に示すように、内部が空洞に形成されていて、カバーシート3を自在に出し入れできるようになっている。カバーシート3の前方端には、L字型の取っ手部3bが設けられている。
このように構成した第3の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明する。収納物は引出し2内の収納ケース4の上に置く。その後、カバーシート3をカーリングさせながら収納ケース4から引き出して引出し2の開口側をカバーシート3によって覆う。そして、取って部3bを引出し2の前板2aの内面に当接することにより、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。さらにカバーシート3の後方端は、収納ケース4内の空洞内に残存しているので、引出し2内の収納物が引出し2の後方へ落下することを防止することができる。
図6は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第4の実施例を示している。実質的には、上述した第3の実施例と実質的に同様であるが、相違する点は、引出し2の底板2bに取り付けられる収納ケース4を第3の実施例とは逆に取り付けたことである。即ち、収納ケース4は、図7に示すように、両側が略コ字状に形成され、引出し2の底板2dに取り付けることにより内部が空洞に形成され、カバーシート3を自在に出し入れできるようになっている。また、第3の実施例と同様に、収納ケース4の幅は、引出し2の内面の幅とほぼ同じになっている。
このように構成した第4の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法は、第3の実施例と同様であり、収納物を引出し2内の収納ケース4の上に置いた後カバーシート3をカーリングさせながら収納ケース4から引き出して引出し2の開口側をカバーシート3によって覆う。これにより、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。なお、引出し2内の収納物が引出し2の後方へ落下することを防止する為には、カバーシート3の先端を引出し2の後板2cまで引出し、収納物との間に差し込むことが望ましい。
図8は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第5の実施例を示している。引出し2の開口側に対応する収納庫の天板1aには、下方が解放された略C字状のガイド部6が、引出し方向と逆になるように固定されている。一方、カバーシート3の上面には、ガイド部6に対応するように、逆T字状のスライドバー7が設けられている。このスライドバー7はガイド部6にスライド自在に挿入され、カバーシート3はガイド部6に案内されて前後方向に移動する。また、カバーシート3の前方側には、取って部3bが設けられている。
このように構成した第5の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明する。収納物を引出し2内に収納した後、カバーシート3を引きだす。このとき、カバーシート3は、ガイド部6に案内されて前方向に移動して、引出し2の開口側をカバーシート3によって覆う。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
なお、カバーシート3は、引出し2の奥行きの長さに合わせる必要がある。このため、図8に示す点線のように、所定の長さで切断することが望ましい。
図9は、上述した第5の実施例の変形例を示している。この例は、複数のカバーシート3と、これに対応する複数のガイド部6を設けたものである。例えば、横幅が大きい引出し2の場合は、一枚のカバーシート3では両側が変形してしまい、引出し2内の収納の一部が覆われない不都合が生じる。この時、図9に示すように、カバーシート3とガイド部6を2組設け、さらに、カバーシート3の片側を重ねる様に配置することにより、引出し2の開口側を均一に覆うことが可能となる。また、引出し2内の収納のうち、片側の収納物をここに出し入れする際にも好適である。
図10及び図11は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第6の実施例を示している。引出し2の前板2aの内面上方には、U字状のガイド部8の開口側を上方に向けて横方向に固定されている。一方、カバーシート3の前方はL字状に屈曲している。そして、この屈曲部分をガイド部8にスライド自在に嵌合させている。カバーシート3は2枚1組で構成され、個々のカバーシート3の幅は、引出し2の横幅の1/2よりも大きい寸法に設定され、図示の様に、一部が重なり合うようになっている。また、2枚のカバーシート3の奥行き方向の長さは、引出し2の長さと同じかやや長く設定され、カバーシート3の後方が引出し2の後板2cの上面に載置するようにしている。さらに、2枚のカバーシート3を横方向へスライドするとき、穴3fに指を入れることによりスライド操作が容易になる。
このように,構成した第6の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明する。まず、収納物を引出し2内に収納するときは、一方のカバーシート3を横方向にスライドさせて収納する。その後、カバーシート3を逆方向にスライドさせることにより、引出し2の開口側が覆われる。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
図12は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第7の実施例を示している。引出し2の両側上方には、カバーシート3が左右方向にスライド自在に嵌合する溝9が形成されている。一方、カバーシート3は平坦に形成され、引出し2の開口側全面を覆う形状になっている。さらに、カバーシート3には、穴3fが形成されている。
このように構成した第7の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明する。まず、収納物を引出し2内に収納するときは、カバーシート3を奥方向にスライドさせて収納する。その後、カバーシート3を前方向にスライドさせることにより、引出し2の開口側が覆われる。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
図13は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第8の実施例を示している、この第8の実施例は、実質的には、上述した第7の実施例と実質的に同様の構成であるが、相違する点は、引出し2の両側の内側上方に、略U字状のガイド部10を固定したことである。その他、カバーシート3を平坦に形成し、引出し2の開口側全面を覆う形状になっていること、及び、カバーシート3に穴3fを形成していることは、第7の実施例と同様である。さらに、操作法についても、カバーシート3を奥方向にスライドさせて収納物を収納した後、カバーシート3を前方向にスライドさせて引出し2の開口側を覆い、これにより、引出し2内の収納物の飛び出しを防止することができることも同様である。
図14及び、図15は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第9の実施例を示している。引出し2の前板2aの内側上方には、内面から離間してバー11が設けられている。このバー11の両端は、側板2bに各々固定されている。一方、カバーシート3は、前板2aの内面とバー11との間に挿通されている。カバーシート3は、横幅を両前板2aの内面間の寸法にほぼ等しく、奥行き寸法は、引出し2の奥行き寸法にほぼ等しく設定されている。
このように構成した第9の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明する。まず、収納物を引出し2内に収納するときは、カバーシート3を前板2aの内面とバー11との間を挿通させながら引出し2の底板2dに押し込む。収納物を引出し2内に収納した後、カバーシート3を前板2aの内面とバー11との間から引き出し、引出し2の開口側を覆う。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
図16は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第10の実施例を示している。引出し2の前板2aの内面上方には、U字状のガイド部8の開口側を上方に向けて幅方向に固定されている。一方、カバーシートは、横幅を引出し2の横幅の半分もしくはやや大きく設定して左右方向にスライドする第1のカバーシート12と、やはり、横幅を引出し2の横幅の半分もしくはやや大きく設定して前後方向にスライドする第2のカバーシート13によって構成されている。第1のカバーシート12は、前述した第8の実施例と同様であり、詳細な説明は省略する。第2のカバーシート13は、引出し2の奥側がすだれ状に形成され、引出し2の後板2cに設けた巻き取り装置14に巻き取られる。この第2のカバーシート13については、後述する第10の実質的において詳細に説明する。また、第1のカバーシート12の操作方法については、前述した第8の実施例と同様である。
図17は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第11の実施例を示している。カバーシート15は、引出し2の奥側がすだれ状に形成され、引出し2の後板2cの内面に設けた巻き取り装置14に巻き取られるように構成されている。カバーシート15のすだれ状部15aは、複数条の屈曲可能な折り目が平行に形成され、図示の様に、織り目が屈曲することにより、巻き取り装置14に巻かれる。なお、すだれ状部15aは、カバーシート15と同じ素材の板状シートを細長い短冊状に形成し、この短冊を複数個紐などの連結具によって連結して形成しても良い。一方、巻き取り装置14は、筒状に形成され、内部にはカバーシート15の巻き取り方向に回転付勢するコイルばねを配設し、カバーシート15を引出し2の後板2cに押圧したときに、筒状部に巻き付ける様にこうせいされている。なお、コイルばねの巻き取り方向への回転付勢力は、通常の状態ではカバーシート15が移動せず、押圧したときのみ筒状部に巻き付けられるように設定することが望ましい。
このように構成した第11の実施例の引出し用カバーシートにおける操作方法を説明するまず、収納物を引出し2内に収納するときは、カバーシート15を引出し2の後板2cに押圧して、すだれ状部15aを巻き取り装置14に巻きつける。その後、収納物を引出し2内に収納した後、カバーシート15の前板2内に収納した後、カバーシート15の前方を前板2aの内面まで引出し、引出し2の開口側を覆う。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
図18及び、図19は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第12の実施例を示している。図示の収納庫は、ポリプロピレン等のプラスチック製の引出し収納ケースにおける引出し16を示している。引出し16には、前述した引出し2と同様に、前板16a、左右の側板16c及び、底板16dによって四角形状に構成されている。そして、図示後方の後板16cには、スリット16eが上端と平行に形成されている。一方、カバーシート3は、平面状に形成され、後方側をスリット16eに挿通させている。また、カバーシート3の前方側は、L字状に屈曲形成され、前板16aの上端面に掛かるように形成されている。なお、カバーシート3の前方側は、図19に示すように平坦の状態であっても良い。
この第12の実施例において、カバーシート3を前後にスライドさせると、後方側がスリット16eを出入りして、引出し2の開口側を開口または覆うことができる。
図20は、本考案に関わる引出し用カバーシートの第13の実施例を示している。カバーシート3は、後方側が、L字状に屈曲形成され、引出し2の後板2c内面に固着されている。さらに、カバーシート3の前方側は、図2に示した第2の施例と同様にカバーシート3の前方端にL字型の取っ手部3bが設けられている。また、図20に示すカバーシート3は、弾性を有し、常時は、平坦な形状を維持する習性を有し、図示の様に屈曲することができる。一方、収納庫1の構成は、図1や図2に示した収納庫1と同じであり、その詳細な説明は、省略する
このように構成した第13の実施例の引出し用カバーシートにおいて、収納物を引出し2内に収納するときは、カバーシート3を図示のように持ち上げ、引出し2の開口側を解放させて収納する。その後、カバーシート3から手を離すなどにより解放すると、引出し2の開口側が覆われる。この結果、引出し2内の収納物は、引出し2からの飛び出しを防止することができる。
以上、本考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本考案は、上記実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。前述した実施例において収納庫は一例であり、机やキャビネット等の各種の引出しを有する収納庫に適用しても良い。また、カバーシートを網状或いは波状に変形しても良い。
1 収納庫
1a 天板
2 引出し
3 カバーシート
3b L字型の取っ手部

Claims (5)

  1. タンスや机などの収納庫に設けた引出しに収納した収納物の飛び出しを防止するカバーシートであって、
    前記カバシートは、前記引出しの開口側を覆うように設けられた引出し用カバーシート。
  2. 引出しの上部開口側、底面側、或いは、前記引出しの開口側上方に位置する収納庫の天板にガイド部を設け、カバーシートは前記ガイド部に案内されて前記引出しの上部開口側に前後または左右にスライド自在に設ける請求項1に記載の引出し用カバーシート。
  3. 引出しの奥側にカバーシートの一端を固定し、この固定部を支点として前記カバーシートを回転させて前記引出しの上部開口側を開閉する請求項1に記載の引出し用カバーシート。
  4. カバーシートは、引出しに収納した収納物を目視可能に透明のシートにより構成した請求項1乃至3のいずれかに記載の引出し用カバーシート。
  5. 引出しの前方側に対応するカバーシートの端部を略L字状に形成した請求項1乃至4のいずれかに記載の引出し用カバーシート。
JP2014002546U 2014-04-25 引出し用カバーシート Expired - Lifetime JP3192653U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112830064A (zh) * 2021-03-19 2021-05-25 重庆医药高等专科学校 一种家庭智能医药箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112830064A (zh) * 2021-03-19 2021-05-25 重庆医药高等专科学校 一种家庭智能医药箱
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