JP3192601B2 - デジタル表示器 - Google Patents

デジタル表示器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤や配電盤等
に設けられ、電圧値、電流値等の各種のデータをデジタ
ル表示するデジタル表示器に関し、より詳しくは省スペ
ース、省配線化が図れるデジタル表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】制御盤、配電盤等においては、一般に複
数の電気機器の動作状態についてのデータ(電圧値、電
流値等)を個々に表示するために、対応する数だけのデ
ジタル表示器が配設される。これらのデジタル表示器
は、電気的には相互に独立しており、それぞれに接続さ
れたデータケーブルを介して制御装置からデータを受け
取る構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、制御盤や配
電盤等において、管理すべきデータが増えると、それに
伴ってデジタル表示器を増設する必要があるため、上記
のようなデジタル表示器を使用する場合は、以下に示す
ような問題点がある。
【0004】デジタル表示器の個数に対応した数だけデ
ータケーブルが必要になるため、表示システム全体の配
線構造が複雑になる。この結果、(1)表示システムの
設置スペースが大きくなり、その分、制御盤や配電盤の
設置スペースが制約される。
【0005】(2)多数の配線が邪魔になるため、メン
テナンス時に作業が行いにくい。
【0006】また、(3)設備コストが嵩む。
【0007】このような事情により、表示データが増え
る傾向にある最近の制御盤や配電盤等に配設されるデジ
タル表示器として、省スペース、省配線化が図れるもの
の登場が切に要請されている。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、省スペース、省配線化が図れ、表示データ
が増える傾向にある最近の制御盤や配電盤等に配設され
るものとして好適なデジタル表示器を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル表示器
は、デジタル式の表示ユニットを複数段に機械的に連結
してなるデジタル表示器であって、該複数段の表示ユニ
ットのうちの1つに接続され、各段のデータを一括して
伝送するデータケーブルと、上下に隣接する表示ユニッ
ト同士を電気的に接続するコネクタと、各表示ユニット
に設けられ、伝送されてくる一括データのなかから各段
の表示ユニットに対応するデータを選別して取り込むデ
ータ選別手段と、前記複数段の表示ユニットのうちの少
なくとも2段の表示ユニットを着脱可能に収納するケー
スとを備えており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0010】好ましくは、前記コネクタが、各表示ユニ
ットの機械的連結手段を兼用する。
【0011】また、好ましくは、前記一括データがラッ
チデータであり、前記データ選別手段が前記各段の表示
ユニットに対応したラッチ信号を取り込むラッチ選択用
ジャンパー部である。
【0012】また、好ましくは、前記表示ユニットが、
表示用プリント基板と、該表示用プリント基板に電気的
に接続されたドライブ基板とを備え、該ドライブ基板に
前記データ選別手段を設ける。
【0013】また、好ましくは、前記表示用プリント基
板に7セグメントLEDからなる表示部を設ける。
【0014】
【0015】また、好ましくは、最上段の表示ユニット
の上部を覆うカバーと最下段の表示ユニットの底部を覆
うカバーを備え、これらのカバーを前記ケースに対して
着脱可能にする。
【0016】また、好ましくは、前記ケースの側壁に締
結部材取付用の座が形成され、該座に取り付けられる締
結部材によって各ケースをパネルに固定する。
【0017】以下に作用を説明する。
【0018】上記構成によれば、複数段に機械的に連結
され、かつ電気的に接続された複数の表示ユニットの個
々に、データケーブル及びコネクタを介して各段のデー
タが一括して送られる。各段の表示ユニットには、それ
ぞれデータ選択手段が設けられており、このデータ選択
手段が一括データのなかから対応するデータのみを取り
込むので、各段の表示ユニットは対応するデータのみに
応答して表示動作を行う。このため、表示ユニットの数
が増加しても、データケーブルは1本のままであり、ケ
ーブル数は増加しない。
【0019】また、コネクタが表示ユニットを機械的に
連結する手段も兼用する構成によれば、部品点数の削減
が図れ、また装置構成の簡略化が図れる。
【0020】また、ラッチ選択用ジャンパー部をデータ
選択手段とする構成によれば、その後に各表示ユニット
についてジャンパー位置を切り換えるだけでよいので、
表示ユニットの製作時の構成を共通化できる。
【0021】また、カバーを設ける構成によれば、塵埃
等から表示ユニットを保護できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0023】(実施形態1)図1〜図7は本発明デジタ
ル表示器の実施形態1を示す。まず、図1〜図3に従い
このデジタル表示器の全体構成について説明する。
【0024】このデジタル表示器は、上下方向に8個の
表示ユニット10,10…を重畳して構成されている。
各表示ユニット10は上記従来例のデジタル表示器に相
当するものである。但し、最上段の表示ユニット10の
みにデータケーブル40が接続されている。各表示ユニ
ット10,10…は、表示用プリント基板20とこの表
示用プリント基板20に配設された表示部20aを表示
駆動するドライブ基板21とを有する。両基板20,2
1はコネクタ24cによってL字状に機械的に連結さ
れ、かつ電気的に接続されている。
【0025】隣接する上下2段の表示ユニット10,1
0はコネクタ24a,24bによって電気的に接続され
ている。即ち、下側の表示ユニット10のドライブ基板
21の後端部における上面側には雄コネクタ24aが配
設され、上側の表示ユニット10のドライブ基板21の
対応する位置の下面側には雌コネクタ24bが配設され
ている。従って、両コネクタ24a,24bを機械的に
嵌合すると、ドライブ基板21同士、即ち上下2段の表
示ユニット10同士が電気的に接続される。
【0026】図1に示すように、上下2段の表示ユニッ
ト10,10毎に1個のケース30内に収納されてい
る。但し、上から5番目の表示ユニットと最下段の表示
ユニットは、単に隣接する表示ユニット10との電気的
な接続を行うために設けられたものであり、空基板70
上にコネクタ24a,24bのみ(最下段の空基板70
については雄コネクタ24aのみ)が配設されている。
この結果、本実施形態1のデジタル表示器においては、
5個のケース30内に8個の表示ユニット10,10…
が収納されていることになる。
【0027】このような連結,接続構造により、合計8
個の表示ユニット10,10…は直列接続され、データ
ケーブル40を介して各表示ユニット10,10…に同
一のデータが与えられる。即ち、データケーブル40の
他端側は制御装置に接続されており、制御装置は電流検
出センサ,電圧検出センサ等の各種のセンサ(いずれも
図示せず)からの検出データを、BCDコード(Bin
ary CodedDecimal Code)データ
として、データケーブル40及び各コネクタ24a,2
4bを介して各表示ユニット10,10…に与える。各
表示ユニット10,10…のドライブ基板21には後述
のラッチ選択用ジャンパー部25(図4参照)が設けら
れており、このラッチ選択用ジャンパー部25により全
てのセンサの検出データを取り込んだ一括データの中か
ら各表示ユニット10の表示対象のデータが各別に選別
され、表示用基板20に設けられた表示部20aにデー
タ内容が表示されるようになっている。
【0028】加えて、図1に示すように、最上段のケー
ス30の上部及び最下段のケース30の底部には、カバ
ー50,50が取り付けられている。これらのカバー5
0,50は防塵カバーとして機能し、また重畳された各
ケース30,30…の連結状態を機械的に補強する機能
を有する。その詳細については後述する。
【0029】このような連結,接続構造からなるデジタ
ル表示器は、各ケース30,30…の左右両側面に形成
されたねじ孔部38に締結されるねじ(図示せず)によ
ってパネル60に取り付けられる。従って、各ケース3
0,30…がコネクタ24a,24bのみによって連結
されているにもかかわらず、デジタル表示器全体はパネ
ル60に確実に固定される。なお、パネル60の表示部
20aと対応する位置には窓60aがそれぞれ開口され
ている。
【0030】なお、空基板70が配設される段は、表示
ユニット10を構成しないので、パネル面の板金によっ
てその前面が覆われる。このため、上4段の表示ユニッ
ト10,10…の組と下4段の表示ユニット10,10
…の組との間には適当な間隔の表示空白部が形成され
る。この結果、例えば電流値,電圧値といった電気的な
データ値と、温度,湿度といったような異種のデータ値
とを、ブロック毎に表示できるので、オペレータの点検
作業が簡単になる。
【0031】以下に各部の詳細を説明する。図4及び図
5は表示ユニット10の詳細を示す。表示ユニット10
は上記のようにドライブ基板21と表示用プリント基板
20とをコネクタ24cによってL字状に連結してな
る。より具体的には、正方形状のドライブ基板21の前
端部にコネクタ24cが配設され、このコネクタ24c
に表示用プリント基板20が垂直に連結されている。表
示用プリント基板20は左右に長い矩形状をなしてい
る。
【0032】ドライブ基板21の後端部の上面及び下面
に上記のコネクタ24a,24bが配設されている。ま
た、ドライブ基板21の上面の前後方向中間部から前方
寄りの部分には、データケーブル30を介して与えられ
るBCDデータをドライブするドライブIcや表示部2
0aを駆動するドライブIc等からなるIc群23がマ
トリクス状に実装されている。これらのIc群23は、
ドライブ装置の小型化を図るため、全て面実装形のIc
になっている。更に、最後列のIc群の左側方には、上
記機能を有するラッチ選択用ジャンパー部25が配設さ
れている。
【0033】次に、表示用プリント基板20について説
明する。この表示用プリント基板20の前面には表示部
20aが配設されている。表示部20aの左右方向中間
部には、4桁の数字を表示するため、4つの7セグメン
トLED26,26…が横方向に配設されている。ま
た、これらの両側には、図5に示すように、それぞれ上
下2個のLED27,27が配設されている。
【0034】これらのLED27,27は、+/−記
号、単位等を表示するために、彫刻等の施されたフィル
タ28,28を後方から照明する。フィルタ28,28
は、リフレクタを兼ねる角枠状の保持部材29により、
表示用プリント基板20の前方に保持されている。
【0035】図6は表示部20a,ラッチ選択用ジャン
パー部25及びドライブIc群23等の接続状態を示す
回路図である。なお、上記の説明では、表示ユニット1
0が8段重畳されている場合について説明したが、ここ
では表示ユニット10が10段重畳され、データケーブ
ル40から10個のラッチデータ及び他のデータが伝送
されてくる場合を例にとって説明する。
【0036】ラッチ選択用ジャンパー部25には、デー
タケーブル40から伝送されてくる10個のラッチデー
タに対応した10本のデータ取込ライン80,80…が
配線されている。各データ取込ライン80,80…の途
中にはそれぞれ1個のジャンパー部JP1〜JP10が
形成されている。これらのジャンパー部JP1〜JP1
0の内の1本は端子間が短絡されている。即ち、図示例
ではジャンパー部JP1の端子間がジャンパー線によっ
て短絡されている。
【0037】なお、10段重畳された各表示ユニット1
0,10…のジャンパー部JP1〜JP10の短絡位置
は各表示ユニット10毎に異なっている。即ち、例え
ば、最上段の表示ユニット10では、ジャンパー部JP
1の端子間が短絡され、上から2段面の表示ユニット1
0では、ジャンパー部JP2の端子間が短絡され、以下
段数に対応した位置のジャンパー部の端子間が短絡され
ている。端子間を短絡すると、このデータ取込ライン8
0のうちの1本がIc群23を介して4つの7セグメン
トLED26,26…に接続される。
【0038】このため、各コネクタ24a,24bを介
して10個の一括ラッチデータが最上段の表示ユニット
10から最下段の表示ユニット10にデータスルーされ
る本発明のデジタル表示器において、各段の表示ユニッ
ト10には、相異なるラッチデータが取り込まれ、取り
込まれたデータが4つの7セグメントLED26,26
…に4桁表示されることになる。即ち、最上段の表示ユ
ニット10の4つの7セグメントLED26,26…に
1番目のラッチデータが表示され、以下2番目以降のラ
ッチデータが対応する段の表示ユニット10の4つの7
セグメントLED26,26…に表示される。このと
き、Ic群23によってLED27も点灯され、+/−
記号、単位等も併せて表示される。
【0039】このような接続構造故、本実施形態1のデ
ジタル表示器によれば、データケーブル40が1本で済
むので、配線構造が簡潔なものになる。このため、省ス
ペース、省配線化が図れ、また設備コストの低減が図れ
る。
【0040】次に、図7に基づきケース30及びこれに
取り付けられるカバー50の詳細について説明する。ケ
ース30は上下面および後面が開放した枠体状に形成さ
れている。このケース30は、上記のように表示ユニッ
ト10を上下2段に保持することができる。
【0041】ケース30の前面部には、ケース30内に
収納される表示ユニット10に対応して、角形の開口部
31が上下2段に設けられ、各開口部31にはレンズ3
2が嵌め込まれる。レンズ32は取り付け状態でケース
30の前面から突出するが、デジタル表示器をパネル6
0に取り付けた状態では、パネル前面と面一状態にな
る。左右両側の側壁内面には、表示ユニット10を保持
するために、ドライブ基板21の左右両側縁部が嵌合す
る一対の一対の溝33,33が上下2段に設けられてい
る(図面では片側のみ表示)。
【0042】また、ドライブ基板21を固定するため
に、ケース30の左右側壁には、ドライブ基板21の左
右両側縁部の前後方向中央部に突出形成された凸部21
a,21a(図4及び図5参照)が嵌合するスリット3
4(図面では片側のみ表示)が形成されている。更に、
ケース30の左右側壁の後端部の上下方向中間部には適
幅の割溝36,36が形成されており、ここに固定ピン
35が後方より弾性係入される。固定ピン35はケース
30の開き止めを行い、これによりドライブ基板21が
ケース30内に確実に固定される。
【0043】ケース30は縦積み可能な構造になってい
るが、ケース30同士の連結は行わない。これは上記の
ように、本発明のデジタル表示器においては、コネクタ
24a,24bが上下ケース30,30間の連結を行う
からである。但し、個々のケース30は上記のようにパ
ネル60にねじ締結されるので、デジタル表示器全体が
確実にパネル60に固定される。
【0044】また、ケース30の左右側壁の外面には、
上下のカバー50,50をケース30に固定するための
突起37と、ケース30をパネル60に取り付けるため
のねじ孔部38とが突出形成されている。これらのカバ
ー50,50は上記のように、防塵カバーとして機能
し、また重畳された各ケース30,30…の連結状態を
機械的に補強する機能を有する。
【0045】なお、ケース30及びカバー50はプラス
チックで形成されている。
【0046】本実施形態1のデジタル表示器によれば、
上記の効果に加えて以下の利点がある。
【0047】(1)各表示ユニット10,10…を電気
的に接続するコネクタ24a,24bが、表示ユニット
10,10…を機械的に連結する手段を兼ねているの
で、ケース30,30間、即ち表示ユニット10間を締
結部材等で連結する必要がないので、部品点数の削減が
図れると共に、構造が簡単になる。また、メンテナンス
時の作業を迅速に行える。
【0048】(2)ラッチ選択用のジャンパー部25
は、ジャンパー位置の切り換えのみでデータの選別を行
うので、各段においてジャンパー位置は変わるものの、
製作時の構成は共通するので、コストダウンを図る上で
有効なものになる。
【0049】(その他の実施形態)本発明が適用される
デジタル表示器は、図示例に限定されるものではなく、
各種の変更が可能である。即ち、表示ユニット10の個
数およびケース30内の表示ユニット10の個数は図示
例に限定されない。例えば、図8に示すように、表示ユ
ニット10を2段に重ねたり、4段に重ねたりすること
も可能である。いずれのデジタル表示器においても、デ
ータケーブル40の本数は1本である(但し、2段重ね
のものについてはデータケーブル40は図上省略してあ
る)。
【0050】なお、上記実施形態1と対応する部材につ
いては同一の符号を付し、具体的な説明は省略する。
【0051】更には、図示例では、データケーブル40
を最上段の表示ユニット10に接続しているが、いずれ
か一の表示ユニット10に接続することも可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明のデジタル表示器は、複数のデジ
タル式表示ユニットを複数段に機械的に連結すると共に
電気的に接続し、各段のデータを各段の表示ユニットに
一括して伝送し、その一括データのなかから対応するデ
ータを選択して取り込むデータ選別手段を各段の表示ユ
ニットに設けたので、表示するデータ量が多い場合も、
1本のデータケーブルにより、各データを個々にデジタ
ル表示することができる。従って、配線構造が簡単にな
るので、制御盤や配電盤周りの省スペースが図れる。ま
た、メンテナンス時の作業を行いやすい。更には、設備
コストを低減できる。
【0053】また、特に請求項2記載のデジタル表示器
によれば、表示ユニットを電気的に直列接続するコネク
タが、表示ユニットの機械的連結手段を兼ねるので、部
品点数の削減が図れ、コストダウンに寄与できる。ま
た、ねじ等の締結部材を取り外す必要がないので、メン
テナンス時の作業性を向上できる。
【0054】また、特に請求項3記載のデジタル表示器
によれば、一括データのなかから対応するデータを選択
して取り込むデータ選別手段が、ラッチ選択用ジャンパ
ー部であり、各段の表示ユニットの構成をジャンパー位
置以外について共通化することが可能であるので、表示
ユニットのコスト低減に有効である。
【0055】また、特に請求項6記載のデジタル表示器
によれば、カバーによって表示ユニットが塵埃等から保
護されるので、その寿命を向上できる利点がある。
【0056】また、特に請求項7記載のデジタル表示器
によれば、デジタル表示器をパネルに確実に固定できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
外観斜視図。
【図2】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
ケース内の構造を示す斜視図。
【図3】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
ケース内の構造を示す側面図。
【図4】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
表示ユニットの斜視図。
【図5】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
表示ユニットの分解斜視図。
【図6】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
表示部,ラッチ選択用ジャンパー部及びドライブIc等
の接続状態を示す回路図。
【図7】本発明のデジタル表示器の実施形態1を示す、
ケース及びこれに組み付けられる部材を示す分解斜視
図。
【図8】本発明のデジタル表示器の他の実施形態を示す
斜視図。
【符号の説明】
10 表示ユニット 20 表示用プリント基板 20a 表示部 21 ドライブ基板 23 Ic群 24a,24b コネクタ 25 ラッチ選択用ジャンパー部 26 7セグメントLED 30 ケース 40 データケーブル 50 カバー 60 パネル 70 空基板 80 データ取込ライン JP1〜JP10…ジャンパー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 茂喜 東京都日野市富士町1番地 富士電機株 式会社 東京工場内 (72)発明者 佐藤 孝 東京都日野市富士町1番地 富士電機株 式会社 東京工場内 (56)参考文献 特開 昭63−311296(JP,A) 特開 平1−216388(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 7/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル式の表示ユニットを複数段に機
    械的に連結してなるデジタル表示器であって、 該複数段の表示ユニットのうちの1つに接続され、各段
    のデータを一括して伝送するデータケーブルと、 上下に隣接する表示ユニット同士を電気的に接続するコ
    ネクタと、 各表示ユニットに設けられ、伝送されてくる一括データ
    のなかから各段の表示ユニットに対応するデータを選別
    して取り込むデータ選別手段と、 前記複数段の表示ユニットのうちの少なくとも2段の表
    示ユニットを着脱可能に収納するケースと を備えたデジ
    タル表示器。
  2. 【請求項2】 前記コネクタが、各表示ユニットの機械
    的連結手段を兼用する請求項1記載のデジタル表示器。
  3. 【請求項3】 前記一括データがラッチデータであり、
    前記データ選別手段が前記各段の表示ユニットに対応し
    たラッチ信号を取り込むラッチ選択用ジャンパー部であ
    る請求項1又は請求項2記載のデジタル表示器。
  4. 【請求項4】 前記表示ユニットが、表示用プリント基
    板と、該表示用プリント基板に電気的に接続されたドラ
    イブ基板とを備え、該ドライブ基板に前記データ選別手
    段が設けられている請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のデジタル表示器。
  5. 【請求項5】 前記表示用プリント基板に7セグメント
    LEDからなる表示部が設けられている請求項4記載の
    デジタル表示器。
  6. 【請求項6】 最上段の表示ユニットの上部を覆うカバ
    ーと最下段の表示ユニットの底部を覆うカバーを備え、
    これらのカバーが前記ケースに対して着脱可能になって
    いる請求項1記載のデジタル表示器。
  7. 【請求項7】 前記ケースの側壁に締結部材取付用の座
    が形成され、該座に取り付けられる締結部材によって各
    ケースがパネルに固定される請求項1記載のデジタル表
    示器。
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