JP2827614B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JP2827614B2 JP2827614B2 JP25940491A JP25940491A JP2827614B2 JP 2827614 B2 JP2827614 B2 JP 2827614B2 JP 25940491 A JP25940491 A JP 25940491A JP 25940491 A JP25940491 A JP 25940491A JP 2827614 B2 JP2827614 B2 JP 2827614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- connector
- section
- display operation
- printed circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は工業用の調節計などの電
子機器に係り、特に操作し易い構造の改良に関する。
子機器に係り、特に操作し易い構造の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人は実開昭５７−１０６２７２号
公報や実開昭５６−１４５８９２号公報などで電子機器
を提案している。図６は従来装置の構成斜視図で、
（Ａ）は内器を僅かに引き出して側面パネルを露出させ
た状態、（Ｂ）は内器を完全に引き出してメンテナンス
作業を行う場合を表している。図において、筐体１は側
面コの字状をしたもので、天井面に連結棒２が装着され
て外部収容機器に装着するのを容易にしている。内器３
は筐体１に収容されるもので、プリント基板を有すると
共に、前面パネル４に通常の運転に必要な操作キ―、側
面パネル５に定数設定など立上げ時に操作するキ―を配
置する。コ―ド６は一端がコネクタ７を介して内器背面
と接続されるもので、筐体背面側は外部信号線と接続さ
れる端子を有している。このようにして、外部信号線と
内器３とがコ―ド６を介して接続され、信号の授受が可
能になっている。
公報や実開昭５６−１４５８９２号公報などで電子機器
を提案している。図６は従来装置の構成斜視図で、
（Ａ）は内器を僅かに引き出して側面パネルを露出させ
た状態、（Ｂ）は内器を完全に引き出してメンテナンス
作業を行う場合を表している。図において、筐体１は側
面コの字状をしたもので、天井面に連結棒２が装着され
て外部収容機器に装着するのを容易にしている。内器３
は筐体１に収容されるもので、プリント基板を有すると
共に、前面パネル４に通常の運転に必要な操作キ―、側
面パネル５に定数設定など立上げ時に操作するキ―を配
置する。コ―ド６は一端がコネクタ７を介して内器背面
と接続されるもので、筐体背面側は外部信号線と接続さ
れる端子を有している。このようにして、外部信号線と
内器３とがコ―ド６を介して接続され、信号の授受が可
能になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、操作部
が前面パネル４と側面パネル５に分かれているので、現
実の操作では習熟を必要とする。また側面パネル５を操
作するには内器３を引き出す必要があるので、結線状態
で内器３を途中まで引き出す構造や側面パネル５の操作
位置に停止させる中間ストッパ機構などが必要となり、
構造が複雑になる課題があった。
が前面パネル４と側面パネル５に分かれているので、現
実の操作では習熟を必要とする。また側面パネル５を操
作するには内器３を引き出す必要があるので、結線状態
で内器３を途中まで引き出す構造や側面パネル５の操作
位置に停止させる中間ストッパ機構などが必要となり、
構造が複雑になる課題があった。
【０００４】更に、工業用の制御機器では信頼性を確保
するため、一定期間毎に内器３を交換する作業が行われ
ている。このメンテナンス作業の際、内器３を筐体１か
らすべて引き出してコネクタ７を外す必要があり、内器
３の着脱作業が繁雑になると言う課題があった。重ね
て、制御機器が調節計の場合には定められた統一信号を
入力しなければならず、種々の入力に対処して信号変換
器を独立に装着しなければならず、装置価格が高くなる
と言う課題があった。
するため、一定期間毎に内器３を交換する作業が行われ
ている。このメンテナンス作業の際、内器３を筐体１か
らすべて引き出してコネクタ７を外す必要があり、内器
３の着脱作業が繁雑になると言う課題があった。重ね
て、制御機器が調節計の場合には定められた統一信号を
入力しなければならず、種々の入力に対処して信号変換
器を独立に装着しなければならず、装置価格が高くなる
と言う課題があった。
【０００５】本発明はこのような課題を解決したもの
で、操作性が良く内器の着脱が容易で、種々の入力に対
して直接入力を許す電子機器を提供することを目的とす
る。
で、操作性が良く内器の着脱が容易で、種々の入力に対
して直接入力を許す電子機器を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【発明を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、バ―グラフ等を表示する縦形表示部１１
と、この縦形表示部に表示する項目の選択や設定値など
を入力する操作キ―１２を有する前面表示操作部１０
と、指示計や調節計としての機能を行う電子回路を搭載
したプリント基板３６と、このプリント基板の前部辺に
設けられた前ブラケット３１と、この前ブラケットに設
けられた前コネクタ３３と、このプリント基板の後部辺
に設けられた後コネクタ３８を有するメインボ―ド部３
０と、この前面表示操作部背面と当該前ブラケットとの
間を連結し、前面表示操作部を前ブラケットに密着させ
た第１の姿勢と、前面表示操作部を前ブラケットから離
れた状態であって当該前コネクタの露出する第２の姿勢
をとる平行リンク部２０と、この前面表示操作部の背後
に位置し、当該プリント基板の側辺と接触して移動を案
内する基板ガイド部４１と、この基板ガイド部の後部に
位置し当該後コネクタと接続される基板コネクタ４４
と、この基板コネクタ背面に設けられ当該基板コネクタ
の各端子と外部信号線との間で信号授受をするバックボ
―ド４３とを有するＬ形支持部４０とを有することを特
徴としている。
る本発明は、バ―グラフ等を表示する縦形表示部１１
と、この縦形表示部に表示する項目の選択や設定値など
を入力する操作キ―１２を有する前面表示操作部１０
と、指示計や調節計としての機能を行う電子回路を搭載
したプリント基板３６と、このプリント基板の前部辺に
設けられた前ブラケット３１と、この前ブラケットに設
けられた前コネクタ３３と、このプリント基板の後部辺
に設けられた後コネクタ３８を有するメインボ―ド部３
０と、この前面表示操作部背面と当該前ブラケットとの
間を連結し、前面表示操作部を前ブラケットに密着させ
た第１の姿勢と、前面表示操作部を前ブラケットから離
れた状態であって当該前コネクタの露出する第２の姿勢
をとる平行リンク部２０と、この前面表示操作部の背後
に位置し、当該プリント基板の側辺と接触して移動を案
内する基板ガイド部４１と、この基板ガイド部の後部に
位置し当該後コネクタと接続される基板コネクタ４４
と、この基板コネクタ背面に設けられ当該基板コネクタ
の各端子と外部信号線との間で信号授受をするバックボ
―ド４３とを有するＬ形支持部４０とを有することを特
徴としている。
【０００７】
【作用】本発明の各構成要素はつぎの作用をする。平行
リンク部は前面表示操作部とメインボ―ド部を連結する
もので、通常の使用状態では第１の姿勢にして前面表示
操作部を使用と、メンテナンス等の状態では第２の姿勢
にして前面表示操作部の後ろに隠れていた前ブラケット
を露出させて前コネクタ等を使用する。Ｌ形支持部はメ
インボ―ド部をＬ形に支持するもので、基板ガイド部に
より装着を案内すると共に基板コネクタを用いて外部信
号線とプリント基板の回路を接続する。
リンク部は前面表示操作部とメインボ―ド部を連結する
もので、通常の使用状態では第１の姿勢にして前面表示
操作部を使用と、メンテナンス等の状態では第２の姿勢
にして前面表示操作部の後ろに隠れていた前ブラケット
を露出させて前コネクタ等を使用する。Ｌ形支持部はメ
インボ―ド部をＬ形に支持するもので、基板ガイド部に
より装着を案内すると共に基板コネクタを用いて外部信
号線とプリント基板の回路を接続する。
【０００８】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図１
は本発明の一実施例を示す部品斜視図である。図におい
て、前面表示操作部１０は電子機器の正面に設けられる
もので、バ―グラフ等を表示する液晶やＬＥＤ等よりな
る縦形表示部１１と、この縦形表示部に表示する項目や
設定値などを入力する操作キ―１２を有する。操作キ―
１２は右側縦一列並びに下側横一列に配置されている。
ここでは、前面表示操作部１０にペ―ジ切替キ―を持た
せて、標準画面、チュ―ニング画面、エンジニアリング
画面などに切替え、右端列キ―に各画面に応じた機能を
持たせることにより、正面のみで通常必要とされる全て
の表示と操作ができるようになっている。
は本発明の一実施例を示す部品斜視図である。図におい
て、前面表示操作部１０は電子機器の正面に設けられる
もので、バ―グラフ等を表示する液晶やＬＥＤ等よりな
る縦形表示部１１と、この縦形表示部に表示する項目や
設定値などを入力する操作キ―１２を有する。操作キ―
１２は右側縦一列並びに下側横一列に配置されている。
ここでは、前面表示操作部１０にペ―ジ切替キ―を持た
せて、標準画面、チュ―ニング画面、エンジニアリング
画面などに切替え、右端列キ―に各画面に応じた機能を
持たせることにより、正面のみで通常必要とされる全て
の表示と操作ができるようになっている。
【０００９】メインボ―ド部３０は、縦形表示部１１の
表示内容や操作キ―１２で入力された内容、並びに指示
計や調節計としての機能を行う電子回路を搭載したプリ
ント基板３６を有する。また前ブラケット３１は、プリ
ント基板３６の前部辺に設けられたもので、断面コの字
状になっている。エジェクタ３２は前ブラケット３１の
左隅に設けられた操作釦で、メインボ―ド部３０をＬ形
支持部４０から引き出す際に操作する。前コネクタ３３
は、前ブラケット３１の下側に設けられたもので、プリ
ント基板３６に搭載されたμプロセッサに対してプログ
ラムを行う機器を接続する。前操作部３４はμプロセッ
サによる信号出力に代えて手動により目標値を出力する
もので、プリント基板３６の回路が故障した場合などに
バックアップの為用いる。中コネクタ３７はプリント基
板３６に通信ボ―ド５５や電源ボ―ド５６等の拡張ボ―
ドを接続する場合などに使用する。後コネクタ３８は、
プリント基板３６の後部辺に設けられたもので、プリン
ト基板３６と外部信号線とを接続する。信号変換器収容
部３９は、プリント基板３６を覆うように設けられたも
ので、この空間に必要な信号変換器５０が装着される。
表示内容や操作キ―１２で入力された内容、並びに指示
計や調節計としての機能を行う電子回路を搭載したプリ
ント基板３６を有する。また前ブラケット３１は、プリ
ント基板３６の前部辺に設けられたもので、断面コの字
状になっている。エジェクタ３２は前ブラケット３１の
左隅に設けられた操作釦で、メインボ―ド部３０をＬ形
支持部４０から引き出す際に操作する。前コネクタ３３
は、前ブラケット３１の下側に設けられたもので、プリ
ント基板３６に搭載されたμプロセッサに対してプログ
ラムを行う機器を接続する。前操作部３４はμプロセッ
サによる信号出力に代えて手動により目標値を出力する
もので、プリント基板３６の回路が故障した場合などに
バックアップの為用いる。中コネクタ３７はプリント基
板３６に通信ボ―ド５５や電源ボ―ド５６等の拡張ボ―
ドを接続する場合などに使用する。後コネクタ３８は、
プリント基板３６の後部辺に設けられたもので、プリン
ト基板３６と外部信号線とを接続する。信号変換器収容
部３９は、プリント基板３６を覆うように設けられたも
ので、この空間に必要な信号変換器５０が装着される。
【００１０】平行リンク部２０は、上リンク２１と下リ
ンク２２が左右に設けられたもので、各リンクの一端は
ネジ２３により前ブラケット３１に取り付けられ、他端
はネジ２３により前面表示操作部１０背面に取り付けら
れる。そして、前面表示操作部１０を前ブラケット３１
に密着させた第１の姿勢と、前面表示操作部１０を前ブ
ラケット３１から離れた状態とする第２の姿勢を平行リ
ンク部２０が取る。第２の姿勢では、エジェクタ３２や
前コネクタ３３や前操作部３４が前面表示操作部１０に
対して露出し、プログラム作業・バックアップマニュア
ル作業・内器の抜脱等が簡単に行える。
ンク２２が左右に設けられたもので、各リンクの一端は
ネジ２３により前ブラケット３１に取り付けられ、他端
はネジ２３により前面表示操作部１０背面に取り付けら
れる。そして、前面表示操作部１０を前ブラケット３１
に密着させた第１の姿勢と、前面表示操作部１０を前ブ
ラケット３１から離れた状態とする第２の姿勢を平行リ
ンク部２０が取る。第２の姿勢では、エジェクタ３２や
前コネクタ３３や前操作部３４が前面表示操作部１０に
対して露出し、プログラム作業・バックアップマニュア
ル作業・内器の抜脱等が簡単に行える。
【００１１】Ｌ形支持部４０は、前面表示操作部１０の
背後に位置し、メインボ―ド部３０の二辺を覆う形態の
ものである。基板ガイド部４１はプリント基板３６の底
側辺と接触して移動を案内するもので、ここでは前後方
向に二本の溝が設けられている。バックアップ用コネク
タ４２は、Ｌ形支持部４０の正面側端部に設けられたも
ので、仮の操作信号を外部の手動操作器より入力する。
この仮の操作信号は、オンライン・メンテナンスの際に
端子台４５に接続された外部機器に対して供給するもの
である。バックアップ用信号線４８は、バックアップ用
コネクタ４２と端子台４５の端子とを接続している。基
板コネクタ４４は、基板ガイド部４１の後部に位置し、
後コネクタ３８と接続される。バックボ―ド４３は基板
コネクタ４４背面に設けられたもので、基板ガイド部４
１の各端子と端子台４５に接続された外部信号線とを接
続する。端子台４５は外部のセンサからアナログ信号や
ディジタル信号を入力したり、外部の操作端に対して接
点信号などを出力するもので、端子台４５に入出力され
た信号は基板コネクタ４４・後コネクタ３８を介してプ
リント基板３６と授受される。外部の信号線は、端子用
ネジ４６により端子台４５の端子と接続される。端子カ
バ―４７を端子台４５に装着すると、各端子の短絡や塵
埃からの保護が行われる。
背後に位置し、メインボ―ド部３０の二辺を覆う形態の
ものである。基板ガイド部４１はプリント基板３６の底
側辺と接触して移動を案内するもので、ここでは前後方
向に二本の溝が設けられている。バックアップ用コネク
タ４２は、Ｌ形支持部４０の正面側端部に設けられたも
ので、仮の操作信号を外部の手動操作器より入力する。
この仮の操作信号は、オンライン・メンテナンスの際に
端子台４５に接続された外部機器に対して供給するもの
である。バックアップ用信号線４８は、バックアップ用
コネクタ４２と端子台４５の端子とを接続している。基
板コネクタ４４は、基板ガイド部４１の後部に位置し、
後コネクタ３８と接続される。バックボ―ド４３は基板
コネクタ４４背面に設けられたもので、基板ガイド部４
１の各端子と端子台４５に接続された外部信号線とを接
続する。端子台４５は外部のセンサからアナログ信号や
ディジタル信号を入力したり、外部の操作端に対して接
点信号などを出力するもので、端子台４５に入出力され
た信号は基板コネクタ４４・後コネクタ３８を介してプ
リント基板３６と授受される。外部の信号線は、端子用
ネジ４６により端子台４５の端子と接続される。端子カ
バ―４７を端子台４５に装着すると、各端子の短絡や塵
埃からの保護が行われる。
【００１２】信号変換器５０は、端子台４５に入力され
る信号が調節計などで取扱う統一信号規格と相違する場
合に、統一信号に変換するもので、プリント基板５１に
必要な回路が搭載されていると共に、コネクタ５２を介
してプリント基板３６と接続される。ホルダ部５３は、
信号変換器５０を信号変換器収容部３９と着脱するのに
用いるもので、プラスチック等の絶縁性材料よりなる。
通信カ―ド５５及び電源カ―ド５６は、中コネクタ３７
を介してプリント基板３６と平行に装着されるもので、
端子台４５に接続される信号伝送ラインや電源ラインに
より、必要なデ―タを外部と送受したり、プリント基板
３６の動作に必要な電力を得る。
る信号が調節計などで取扱う統一信号規格と相違する場
合に、統一信号に変換するもので、プリント基板５１に
必要な回路が搭載されていると共に、コネクタ５２を介
してプリント基板３６と接続される。ホルダ部５３は、
信号変換器５０を信号変換器収容部３９と着脱するのに
用いるもので、プラスチック等の絶縁性材料よりなる。
通信カ―ド５５及び電源カ―ド５６は、中コネクタ３７
を介してプリント基板３６と平行に装着されるもので、
端子台４５に接続される信号伝送ラインや電源ラインに
より、必要なデ―タを外部と送受したり、プリント基板
３６の動作に必要な電力を得る。
【００１３】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図２は図１の部品をアセンブルした状態の構成
斜視図である。平行リンク部２０は前面表示操作部１０
をメインボ―ド部３０から離した第２の姿勢になってい
る。そこで、エジェクタ３２を操作してメインボ―ド部
３０をＬ形支持部４０から引き出すことができ、或いは
前コネクタ３３にプログラム機器を接続してエンジニア
リング作業を行うことができ、更には前操作部３４を用
いてバックアップマニュアル操作を実施できる。またこ
の状態で、メインボ―ド部３０をＬ形支持部４０に収容
すると、バックアップ用コネクタ４２も露出するのでメ
ンテナンス信号用コネクタに手動操作器を接続して仮の
操作信号を与えることができる。
明する。図２は図１の部品をアセンブルした状態の構成
斜視図である。平行リンク部２０は前面表示操作部１０
をメインボ―ド部３０から離した第２の姿勢になってい
る。そこで、エジェクタ３２を操作してメインボ―ド部
３０をＬ形支持部４０から引き出すことができ、或いは
前コネクタ３３にプログラム機器を接続してエンジニア
リング作業を行うことができ、更には前操作部３４を用
いてバックアップマニュアル操作を実施できる。またこ
の状態で、メインボ―ド部３０をＬ形支持部４０に収容
すると、バックアップ用コネクタ４２も露出するのでメ
ンテナンス信号用コネクタに手動操作器を接続して仮の
操作信号を与えることができる。
【００１４】平行リンク部２０を第１の姿勢にしてラッ
チすれば、メインボ―ド部３０の前ブラケット３１に前
面表示操作部１０が装着されるので、縦形表示部１１の
表示を見ながら操作キ―１２により必要な入力作業を行
うことができる。従って、計装盤に組み込んだ場合で
も、従来と同様に使用できると共に、平行リンク部２０
により前面表示操作部１０をリフトすればメンテナンス
作業やエンジニアリング作業が容易に行える。また背面
に端子台４５を設けているので、専用の端子盤を設けな
くてもフィ―ルド信号に対処可能になっている。
チすれば、メインボ―ド部３０の前ブラケット３１に前
面表示操作部１０が装着されるので、縦形表示部１１の
表示を見ながら操作キ―１２により必要な入力作業を行
うことができる。従って、計装盤に組み込んだ場合で
も、従来と同様に使用できると共に、平行リンク部２０
により前面表示操作部１０をリフトすればメンテナンス
作業やエンジニアリング作業が容易に行える。また背面
に端子台４５を設けているので、専用の端子盤を設けな
くてもフィ―ルド信号に対処可能になっている。
【００１５】図３は図２の装置を単体で取扱う場合の構
成斜視図で、矩形管型筐体６０で覆う場合を示してい
る。矩形管型筐体６０は断面矩形で、正面側端部に前面
表示操作部１０、背面側端部に端子台４５が位置するも
ので、メインボ―ド部３０を収容したＬ形支持部４０を
覆っている。前面開口部６１は周囲につばが設けてあ
り、前面表示操作部１０が当接すると共に、ネジ止めな
どにより電子機器を盤面取付けするのが容易に行える。
通風孔６２は矩形管型筐体６０の天井面に設けられたも
ので、プリント基板３６などが発熱するのを自然／強制
空冷するのに役立つ。クランブ用開口部６３は、矩形管
型筐体６０の天井面と底面に各二箇所設けられたもの
で、クランプ６４を取り付けるのに使用する。クランプ
６４は矩形管型筐体６０に取り付けられる棒状のもの
で、計装盤やパネルに電子機器を取付ける際に用いる。
成斜視図で、矩形管型筐体６０で覆う場合を示してい
る。矩形管型筐体６０は断面矩形で、正面側端部に前面
表示操作部１０、背面側端部に端子台４５が位置するも
ので、メインボ―ド部３０を収容したＬ形支持部４０を
覆っている。前面開口部６１は周囲につばが設けてあ
り、前面表示操作部１０が当接すると共に、ネジ止めな
どにより電子機器を盤面取付けするのが容易に行える。
通風孔６２は矩形管型筐体６０の天井面に設けられたも
ので、プリント基板３６などが発熱するのを自然／強制
空冷するのに役立つ。クランブ用開口部６３は、矩形管
型筐体６０の天井面と底面に各二箇所設けられたもの
で、クランプ６４を取り付けるのに使用する。クランプ
６４は矩形管型筐体６０に取り付けられる棒状のもの
で、計装盤やパネルに電子機器を取付ける際に用いる。
【００１６】図４は図３の装置の第２の姿勢を説明する
構成図で、（Ａ）は正面斜視図、（Ｂ）は要部正面図で
ある。前操作部３４は、内器のμプロセッサからバック
アップマニュアルへの切換えを指示する切換えスイッチ
３４１と、内器より出力されている信号とマニュアルで
出力する信号が同一であるか表示する出力バランスラン
プ３４２と、マニュアルで出力する値を増減する操作つ
まみ３４３を有している。
構成図で、（Ａ）は正面斜視図、（Ｂ）は要部正面図で
ある。前操作部３４は、内器のμプロセッサからバック
アップマニュアルへの切換えを指示する切換えスイッチ
３４１と、内器より出力されている信号とマニュアルで
出力する信号が同一であるか表示する出力バランスラン
プ３４２と、マニュアルで出力する値を増減する操作つ
まみ３４３を有している。
【００１７】図５は図３の装置の構成図で、（Ａ）は正
面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は平面図、（Ｄ）は背面
図である。外観としては、前面表示操作部１０、矩形管
型筐体６０並びに端子台４５（端子カバ―４７）が現れ
ている。
面図、（Ｂ）は側面図、（Ｃ）は平面図、（Ｄ）は背面
図である。外観としては、前面表示操作部１０、矩形管
型筐体６０並びに端子台４５（端子カバ―４７）が現れ
ている。
【００１８】尚、上記実施例においては端子台４５をＬ
形支持部４０に装着したものを示したが、別途設けた端
子盤に外部信号線を接続し、この端子盤と多芯信号線に
よりメインボ―ド部３０と接続する場合は、端子台４５
を取り外しても良い。この場合は、矩形管型筐体６０の
背面をバックボ―ド４３にネジ止めするようにしたり、
あるいは箱形にすれば良い。
形支持部４０に装着したものを示したが、別途設けた端
子盤に外部信号線を接続し、この端子盤と多芯信号線に
よりメインボ―ド部３０と接続する場合は、端子台４５
を取り外しても良い。この場合は、矩形管型筐体６０の
背面をバックボ―ド４３にネジ止めするようにしたり、
あるいは箱形にすれば良い。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば前
面表示操作部とメインボ―ド部の間に平行リンク部を設
け、通常の使用状態では両者を密着させているので従来
パネルに装着されていた計器とリプレ―スするのが容易
であり、エンジニアリング作業時やメンテナンス作業時
は両者を離してエジェクタ３２や前コネクタ３３を露出
させることができるので、作業が容易になる。
面表示操作部とメインボ―ド部の間に平行リンク部を設
け、通常の使用状態では両者を密着させているので従来
パネルに装着されていた計器とリプレ―スするのが容易
であり、エンジニアリング作業時やメンテナンス作業時
は両者を離してエジェクタ３２や前コネクタ３３を露出
させることができるので、作業が容易になる。
【００２０】また前面表示操作部１０に集中的に操作キ
―を配置しているので、従来のように側面にも分散配置
させていた場合に比較して操作が容易になる。またメイ
ンボ―ド部３０とＬ形支持部４０の着脱はプラグイン方
式としているので、従来のコ―ドを用いる事例に比較し
て着脱が容易になると共に、部品点数が減少して組立性
が向上する。更に、実施例のように信号変換器５０をメ
インボ―ド部３０に内蔵できる構造とすると、各種の信
号線を端子台４５に接続しても信号変換器５０により統
一信号に容易に変換でき、現場での仕様変更に容易に対
処できる。
―を配置しているので、従来のように側面にも分散配置
させていた場合に比較して操作が容易になる。またメイ
ンボ―ド部３０とＬ形支持部４０の着脱はプラグイン方
式としているので、従来のコ―ドを用いる事例に比較し
て着脱が容易になると共に、部品点数が減少して組立性
が向上する。更に、実施例のように信号変換器５０をメ
インボ―ド部３０に内蔵できる構造とすると、各種の信
号線を端子台４５に接続しても信号変換器５０により統
一信号に容易に変換でき、現場での仕様変更に容易に対
処できる。
【図１】本発明の一実施例を示す部品斜視図である。
【図２】図１の部品をアセンブルした状態の構成斜視図
である。
である。
【図３】図２の装置を単体で取扱う場合の構成斜視図で
ある。
ある。
【図４】図３の装置の第２の姿勢を説明する構成図であ
る。
る。
【図５】図３の装置の構成図である。
【図６】従来装置の構成斜視図である。
１０…前面表示操作部 ２０…平行リンク部 ３０…メインボ―ド部 ４０…Ｌ形支持部 ５０…信号変換器 ６０…矩形管型筐体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平川 健治 東京都武蔵野市中町２丁目９番32号 横 河電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平２−133995（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H05K 7/14
Claims (5)
- 【請求項１】バ―グラフ等を表示する縦形表示部１１
と、この縦形表示部に表示する項目の選択や設定値など
を入力する操作キ―１２を有する前面表示操作部１０
と、 指示計や調節計としての機能を行う電子回路を搭載した
プリント基板３６と、このプリント基板の前部辺に設け
られた前ブラケット３１と、この前ブラケットに設けら
れた前コネクタ３３と、このプリント基板の後部辺に設
けられた後コネクタ３８を有するメインボ―ド部３０
と、 この前面表示操作部背面と当該前ブラケットとの間を連
結し、前面表示操作部を前ブラケットに密着させた第１
の姿勢と、前面表示操作部を前ブラケットから離れた状
態であって当該前コネクタの露出する第２の姿勢をとる
平行リンク部２０と、 この前面表示操作部の背後に位置し、当該プリント基板
の側辺と接触して移動を案内する基板ガイド部４１と、
この基板ガイド部の後部に位置し当該後コネクタと接続
される基板コネクタ４４と、この基板コネクタ背面に設
けられ当該基板コネクタの各端子と外部信号線との間で
信号授受をするバックボ―ド４３とを有するＬ形支持部
４０と、 を有することを特徴とする電子機器。 - 【請求項２】前記Ｌ形支持部４０のバックボ―ド背面
に、外部信号線を接続する端子台４５を設けると共に、 前記メインボ―ド部に、前記プリント基板と平行に装着
され、この端子台より入出力される信号を予め定められ
た統一信号に変換する信号変換部５０を装着することを
特徴とする請求項１記載の電子機器。 - 【請求項３】前記基板ガイド部の前面表示操作部側に、
手動操作器と接続するコネクタ４２を設け、前記平行リ
ンク部が第１の姿勢のときは前面表示操作部により覆わ
れ、第２の姿勢のときは露出することを特徴とする請求
項１記載の電子機器。 - 【請求項４】前記メインボ―ド部の前ブラケットに、前
記プリント基板による出力に代えて手動による信号出力
状態を選定する前操作部３４を設け、前記平行リンク部
が第１の姿勢のときは前面表示操作部により覆われ、第
２の姿勢のときは露出することを特徴とする請求項１記
載の電子機器。 - 【請求項５】前記メインボ―ド部の前ブラケットにエジ
ェクタ３２を設け、前記平行リンク部が第１の姿勢のと
きは前面表示操作部により覆われ、第２の姿勢のときは
露出すると共に、当該エジェクタを操作することにより
前記後コネクタが前記基板コネクタより脱離すると共
に、前記基板ガイド部に沿って前記プリント基板が前面
表示操作部側に移動し、Ｌ形支持部よりメインボ―ド部
が引き出されることを特徴とする請求項１記載の電子機
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25940491A JP2827614B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25940491A JP2827614B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電子機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05102682A JPH05102682A (ja) | 1993-04-23 |
| JP2827614B2 true JP2827614B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=17333655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25940491A Expired - Fee Related JP2827614B2 (ja) | 1991-10-07 | 1991-10-07 | 電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2827614B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4639821B2 (ja) * | 2004-02-24 | 2011-02-23 | オムロン株式会社 | 目標値加工装置、温度調節器および制御プロセス実行システム |
| JP2009064304A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Yokogawa Electric Corp | デジタル指示調節計 |
| JP5245371B2 (ja) * | 2007-11-22 | 2013-07-24 | 横河電機株式会社 | 内部機構引き出し型計器 |
-
1991
- 1991-10-07 JP JP25940491A patent/JP2827614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0671098A (ja) | 1992-01-29 | 1994-03-15 | Ejnar Jensen & Soen As | アイロンローラなどの洗濯処理ユニットへフラットワーク物品を供給するための装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05102682A (ja) | 1993-04-23 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9844153B2 (en) | Display device | |
| EP0425793B1 (en) | Portable apparatus having a flat panel type display unit | |
| KR0178020B1 (ko) | 텔레비젼 시스템 및 텔레비젼 시스템용 상호 접속 장치 | |
| US20090140963A1 (en) | Image display device | |
| US6707478B2 (en) | OSD controller assembly and assembling process in a displaying apparatus | |
| JP2827614B2 (ja) | 電子機器 | |
| WO2000048273A1 (fr) | Appareil electronique | |
| US8098338B2 (en) | Liquid crystal television including a left speaker and a right speaker for outputting audio based on an audio signal | |
| KR101999880B1 (ko) | 모터 구동 장치 | |
| JP3637986B2 (ja) | 制御盤構造 | |
| JP2001340151A (ja) | ピッキングキャビネット | |
| JP2000304339A (ja) | 電気機器 | |
| JP3192601B2 (ja) | デジタル表示器 | |
| JP7067707B2 (ja) | 表示装置 | |
| JP2000030821A (ja) | プラグ接続することのできる入出力コネクタ―モジュ―ル | |
| CN216067468U (zh) | 不具有主板的示教器、机器人及其系统 | |
| CN219459498U (zh) | 消防泵控制设备 | |
| JP5149834B2 (ja) | 監視制御装置 | |
| JP2001233144A (ja) | 車両計器盤の電気配線構造 | |
| JP2002072917A (ja) | 操作パネル | |
| JP2945519B2 (ja) | 制御装置 | |
| JPH0440314Y2 (ja) | ||
| JP2002217557A (ja) | 電子機器 | |
| JP3001075B2 (ja) | 端末入力装置 | |
| JP2555142B2 (ja) | 電気制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100918 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |