JP3192372U - 整髪補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィッシュボーン編みの髪形の整形を容易にすることができる整髪補助具を提供する。【解決手段】整髪補助具1は、使用者の頭部に接触可能な内側面10と、外側面20と、横側面31と、横側面32とを有する板部材2を備える。板部材2には、下地髪を保持する下地髪保持孔41と、下地髪保持孔41から横側面31まで延びる溝51と、下地髪を保持する下地髪保持孔42と、下地髪保持孔42から横側面32まで延びる溝52と、下地髪から取り分けた編み髪を保持する編み髪保持孔61と、編み髪保持孔61から外側面20まで延びる溝53と、下地髪から取り分けた編み髪を保持する編み髪保持孔62と、編み髪保持孔62から外側面20まで延びる溝54とが形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、整髪補助具に係り、特に頭髪の髪束を編む際に使用される整髪補助具に関するものである。
近年、魚の骨のように頭髪を編み込んだフィッシュボーンと呼ばれる髪形が女性の間で人気となっている。このフィッシュボーン編みの髪形は、以下のような手順で作ることができる。
まず、図1Aに示すように、頭髪を根元100で縛り、根元100から毛先の部分を2つに分けて下地髪束111と下地髪束112とに分ける。そして、図1Bに示すように、下地髪束111から取り分けた少量の編み髪束121を下地髪束112の上に移動し、下地髪束112に合わせる。次に、図1Cに示すように、下地髪束112から取り分けた少量の編み髪束122を下地髪束111の上に移動し、下地髪束111に合わせる。
以後、同様に、図1Dに示すように、下地髪束111から取り分けた少量の編み髪束123を下地髪束112の上に移動し、下地髪束112に合わせ、図1Eに示すように、下地髪束112から取り分けた少量の編み髪束124を下地髪束111の上に移動し、下地髪束111に合わせる。このような作業を繰り返していくと、図1Fに示すような編み目(フィッシュボーン)が形成される。最後は、下地髪束111と下地髪束112の下端を合わせてゴムやピンなどで留めると、フィッシュボーン編みの髪形が完成する。
しかしながら、このフィッシュボーン編みをするためは、上述したように、2つの下地髪束を保持しつつ編み髪束を他方の下地髪束の上に移動させなければならないため、自分一人でフィッシュボーン編みの髪形を作るのが非常に難しい。
本考案は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、フィッシュボーン編みの髪形の整形を容易にすることができる整髪補助具を提供することを目的とする。
本考案の第1の態様によれば、フィッシュボーン編みの髪形の整形を容易にすることができる整髪補助具が提供される。この整髪補助具は、使用者の頭部に接触可能な内側面と、該内側面の反対側に位置する外側面と、上記内側面の第1の端部と上記外側面との間に延びる第1の横側面と、上記内側面の第2の端部と上記外側面との間に延びる第2の横側面とを有する板部材を備えている。上記板部材には、第1の下地髪を保持する第1の下地髪保持孔と、上記内側面が延びる方向と略同一の方向に沿って上記第1の下地髪保持孔から上記第1の横側面まで延びる第1の溝と、第2の下地髪を保持する第2の下地髪保持孔と、上記内側面が延びる方向と略同一の方向に沿って上記第2の下地髪保持孔から上記第2の横側面まで延びる第2の溝と、第1の編み髪を保持する第1の編み髪保持孔と、上記内側面が延びる方向と略垂直な方向に沿って上記第1の編み髪保持孔から上記外側面まで延びる第3の溝と、第2の編み髪を保持する第2の編み髪保持孔と、上記内側面が延びる方向と略垂直な方向に沿って上記第2の編み髪保持孔から上記外側面まで延びる第4の溝とが形成されている。
このような整髪補助具によれば、下地髪用の保持孔と編み髪用の保持孔をそれぞれ2つずつ形成したため、下地髪を下地髪保持孔に、編み髪を編み髪保持孔にそれぞれ独立して保持できるので、下地髪や編み髪を常時手でまとめておく必要がなくなり、極めて容易に自分一人でフィッシュボーン編みの髪形を作ることができる。
この場合において、上記第1の下地髪保持孔よりも上記外側面に近い位置に上記第1の編み髪保持孔を形成し、上記第2の下地髪保持孔よりも上記外側面に近い位置に上記第2の編み髪保持孔を形成することが好ましい。
また、上記第2の下地髪保持孔に保持された第2の下地髪から取り分けた編み髪を受け入れるように上記第1の編み髪保持孔を構成することが好ましく、上記第1の下地髪保持孔に保持された第1の下地髪の一部から取り分けた編み髪を受け入れるように上記第2の編み髪保持孔を構成することが好ましい。
上記内側面は、使用者の頭部に均一に接触するように凹状に湾曲していることが好ましい。また、上記外側面は、第1の下地髪保持孔から取り出した編み髪を第2の編み髪保持孔まで移動しやすいように、また、第2の下地髪保持孔から取り出した編み髪を第1の編み髪保持孔まで移動しやすいように凸状に湾曲していることが好ましい。
上記板部材は、上記第1の下地髪保持孔及び上記第2の下地髪保持孔のそれぞれの半径方向内側に向かって延びる複数の突起をさらに有することが好ましい。このような突起を設けることにより、下地髪の量が少なくても下地髪保持孔内に下地髪を保持することが可能となる。
上記第1の溝は、上記第1の横側面に向かって末広がり形状を呈する第1の案内部を有することが好ましく、上記第2の溝は、上記第2の横側面に向かって末広がり形状を呈する第2の案内部を有することが好ましい。このような案内部によって下地髪を第1の溝又は第2の溝に案内しやすくなる。
上記第1の溝は、溝幅を変化させた第1の波状部を有することが好ましく、上記第2の溝は、溝幅を変化させた第2の波状部を有することが好ましい。このような波状部によって下地髪保持孔に保持された下地髪が不用意に溝を通って外部にほどけ出てしまうことを防止することができる。
上記第1の溝は、上記第1の下地髪保持孔に収まりきらない第1の下地髪を収容する第1の収容部を有することが好ましく、上記第2の溝は、上記第2の下地髪保持孔に収まりきらない第2の下地髪を収容する第2の収容部を有することが好ましい。
上記第3の溝は、上記外側面に向かって末広がり形状を呈する第3の案内部を有することが好ましく、上記第4の溝は、上記外側面に向かって末広がり形状を呈する第4の案内部を有することが好ましい。このような案内部によって編み髪を第3の溝又は第4の溝に案内しやすくなる。
上記第3の溝は、溝幅を変化させた第3の波状部を有することが好ましく、上記第4の溝は、溝幅を変化させた第4の波状部を有することが好ましい。このような波状部によって編み髪保持孔に保持された編み髪が不用意に溝を通って外部にほどけて出てしまうことを防止することができる。
上記第3の溝は、上記第1の編み髪保持孔に収まりきらない第1の編み髪を収容する第1の収容部を有することが好ましく、上記第4の溝は、上記第2の編み髪保持孔に収まりきらない第2の編み髪を収容する第2の収容部を有することが好ましい。
上記板部材は、表面の粗い材料からなることが好ましい。表面の粗い材料を用いることで、摩擦力が生じやすくなり、整髪補助具が髪から滑り落ちることを防止することができる。また、上記板部材は、弾性を有する材料からなることが好ましい。弾性を有する材料を用いることで、下地髪保持孔の形状や編み髪保持孔の形状を髪束のボリュームに応じて変化させることができ、より多くの髪を保持することができる。
本考案によれば、下地髪用の保持孔と編み髪用の保持孔をそれぞれ2つずつ形成したため、下地髪を下地髪保持孔に、編み髪を編み髪保持孔にそれぞれ独立して保持できるので、下地髪や編み髪を常時手でまとめておく必要がなくなり、極めて容易に自分一人でフィッシュボーン編みの髪形を作ることができる。
フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 フィッシュボーンの髪形の作り方を説明する模式図である。 本考案の一実施形態における整髪補助具を示す平面図である。 図2に示される整髪補助具の正面図である。 図2に示される整髪補助具の背面図である。 図2に示される整髪補助具の左側面図である。 図2に示される整髪補助具の右側面図である。 図2の整髪補助具の板部材に形成された下地髪保持孔と溝を示す拡大図である。 図2の整髪補助具の板部材に形成された下地髪保持孔と溝を示す拡大図である。 図2の整髪補助具の板部材に形成された編み髪保持孔と溝を示す拡大図である。 図2の整髪補助具の板部材に形成された編み髪保持孔と溝を示す拡大図である。 図2に示される整髪補助具の使用方法を説明する模式図である。 図2に示される整髪補助具の使用方法を説明する模式図である。 図2に示される整髪補助具の使用方法を説明する模式図である。 図2に示される整髪補助具の使用方法を説明する模式図である。 図2に示される整髪補助具の使用方法を説明する模式図である。
以下、本考案に係る整髪補助具の実施形態について図2から図11Eを参照して詳細に説明する。なお、図2から図11Eにおいて、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図2は本考案の一実施形態における整髪補助具1の平面図、図3は正面図、図4は背面図、図5は左側面図、図6は右側面図である。図2から図6に示すように、本実施形態に係る整髪補助具1は、例えばエチレン酢酸ビニル(EVA)などの弾性を有する材料から構成される1枚の板部材2からなるものであり、この板部材2は、フィッシュボーン編みの髪形を作り易くするために特殊な形状をしている。
すなわち、板部材2は、図2に示すように、使用者の頭部に接触可能な内側面10と、内側面の反対側に位置する外側面20と、内側面10の端部11と外側面20との間に延びる横側面31と、内側面10の端部12と外側面20との間に延びる横側面32とを有している。図2に示すように、内側面10は、使用者の頭部に均一に接触するように凹状に湾曲しているが、概してX方向に沿って延びている。
図2に示すように、板部材2には、X方向に互いに間隔を空けて配置された2つの下地髪保持孔41,42が形成されている。下地髪保持孔41,42は、板部材2の上面13から下面14まで貫通している。これらの下地髪保持孔41,42は、Y方向に同じ位置に配置されている。
さらに、板部材2には、下地髪保持孔41から横側面31まで−X方向に延びる溝51と、下地髪保持孔42から横側面32まで+X方向に延びる溝52とが形成されている。これらの溝51,52はいずれも上面13から下面14まで板部材2を貫通している。したがって、図2に示すように、溝51によって、横側面31は内側横側面31Aと外側横側面31Bとに分割され、板部材2は内側部分21と外側部分22とに分割される。また、溝52によって、横側面32は内側横側面32Aと外側横側面32Bとに分割され、板部材2は内側部分23と外側部分24とに分割される。これらの溝51,52のY方向の位置は、下地髪保持孔41,42の中心のY方向の位置と略一致している。
図7は、図2の下地髪保持孔41と溝51とを示す拡大図である。図7に示すように、下地髪保持孔41には、その半径方向内側に向かって延びる複数の突起43が所定の角度間隔で形成されており、下地髪保持孔41は花のような形状となっている。
また、溝51は、下地髪保持孔41に収まりきらない下地髪を収容するために幅の広くなった収容部51Aと、収容部51AからX方向に沿って幅が変化する波状部51Bと、波状部51Bから横側面31に向かって末広がり形状を呈する案内部51Cとを含んでいる。波状部51Bでは、部分的に板部材2の内側部分21と外側部分22とが当接しており、下地髪保持孔41に保持された下地髪が容易に抜け出さないようになっている。案内部51Cは、板部材2の内側部分21と外側部分22とが当接した波状部51Bの部分から横側面31に向かって幅が広くなっており、下地髪を溝51に通しやすいようになっている。
図8は、図2の下地髪保持孔42と溝52とを示す拡大図である。図8に示すように、下地髪保持孔42には、その半径方向内側に向かって延びる複数の突起44が所定の角度間隔で形成されており、下地髪保持孔42は花のような形状となっている。
また、溝52は、下地髪保持孔42に収まりきらない下地髪を収容するために幅の広くなった収容部52Aと、収容部52AからX方向に沿って幅が変化する波状部52Bと、波状部52Bから横側面32に向かって末広がり形状を呈する案内部52Cとを含んでいる。波状部52Bでは、部分的に板部材2の内側部分23と外側部分24とが当接しており、下地髪保持孔42に保持された下地髪が容易に抜け出さないようになっている。案内部52Cは、板部材2の内側部分23と外側部分24とが当接した波状部52Bの部分から横側面32に向かって幅が広くなっており、下地髪を溝52に通しやすいようになっている。
図2に戻って、板部材2には、X方向に互いに間隔を空けて配置された2つの編み髪保持孔61,62が形成されている。編み髪保持孔61,62は、板部材2の上面13から下面14まで貫通している。これらの編み髪保持孔61,62は、Y方向に同じ位置に配置されており、下地髪保持孔41,42と外側面20との間、すなわち下地髪保持孔41,42よりも外側面20に近い位置に配置されている。編み髪保持孔61のX方向の位置は下地髪保持孔41よりも中央側に寄った位置となっており、編み髪保持孔62のX方向の位置は下地髪保持孔42よりも中央側に寄った位置となっている。詳細は後述するが、編み髪保持孔61は、下地髪保持孔42に保持された下地髪から取り分けた編み髪を受け入れるように構成されており、編み髪保持孔62は、下地髪保持孔41に保持された下地髪から取り分けた編み髪を受け入れるように構成されている。
また、板部材2には、編み髪保持孔61から外側面20まで−Y方向に延びる溝53と、編み髪保持孔62から外側面20まで−Y方向に延びる溝54とが形成されている。これらの溝53,54はいずれも上面13から下面14まで板部材2を貫通している。したがって、図2に示すように、溝53によって、外側面20は側方外側面20Aと中央外側面20Bとに分割され、板部材2は側方部分25と中央部分26とに分割される。また、溝54によって、外側面20は中央外側面20Bと側方外側面20Cとに分割され、板部材2は中央部分26と側方部分27とに分割される。溝53のX方向の位置は、編み髪保持孔61の中心のX方向の位置と略一致しており、溝54のX方向の位置は、編み髪保持孔62の中心のX方向の位置と略一致している。
図9は、図2の編み髪保持孔61と溝53とを示す拡大図である。図9に示すように、編み髪保持孔61には、その半径方向内側に向かって延びる複数の突起45が所定の角度間隔で形成されており、編み髪保持孔61は花のような形状となっている。
また、溝53は、編み髪保持孔61に収まりきらない編み髪を収容するために幅の広くなった収容部53Aと、収容部53AからX方向に沿って幅が変化する波状部53Bと、波状部53Bから外側面20に向かって末広がり形状を呈する案内部53Cとを含んでいる。波状部53Bでは、部分的に板部材2の側方部分25と中央部分26とが当接しており、編み髪保持孔61に保持された編み髪が容易に抜け出さないようになっている。案内部53Cは、板部材2の側方部分25と中央部分26とが当接した波状部53Bの部分から外側面20に向かって幅が広くなっており、編み髪を溝53に通しやすいようになっている。
図10は、図2の編み髪保持孔62と溝54とを示す拡大図である。図10に示すように、編み髪保持孔62には、その半径方向内側に向かって延びる複数の突起46が所定の角度間隔で形成されており、編み髪保持孔62は花のような形状となっている。
また、溝54は、編み髪保持孔62に収まりきらない編み髪を収容するために幅の広くなった収容部54Aと、収容部54AからX方向に沿って幅が変化する波状部54Bと、波状部54Bから外側面20に向かって末広がり形状を呈する案内部54Cとを含んでいる。波状部54Bでは、部分的に板部材2の中央部分26と側方部分27とが当接しており、編み髪保持孔62に保持された編み髪が容易に抜け出さないようになっている。案内部54Cは、板部材2の中央部分26と側方部分27とが当接した波状部54Bの部分から外側面20に向かって幅が広くなっており、編み髪を溝54に通しやすいようになっている。
次に、上述した構成の整髪補助具1の使用方法について説明する。まず、整髪補助具1を使用しない場合と同様に、図1Aに示すように、頭髪を根元100でゴムなどにより縛るか、あるいは1〜2回三つ編みにしてから、根元100から毛先の部分を2つに分けて下地髪束111と下地髪束112とに分ける。このとき、板部材2の内側面10が使用者の頭部に接するように整髪補助具1を持ち、図11Aに示すように、下地髪束111を横側面31から溝51を通過させて下地髪保持孔41の内部に入れる。ここで、溝51の入口には、横側面31に向かって末広がり形状を呈する案内部51Cが形成されているため(図7参照)、下地髪束111を案内部51Cによって容易に溝51に案内することができる。また、下地髪保持孔41には突起43が設けられているため、下地髪束111の量が少なくても突起43に引っかかることになるので、より確実に下地髪束111を下地髪保持孔41内に保持することができる。さらに、溝51には波状部51Bが形成されているため、下地髪保持孔41に保持された下地髪束111が不用意に溝51を通って外部にほどけ出てしまうということが防止される。
同様に、下地髪束112を横側面32から溝52を通過させて下地髪保持孔42の内部に入れる。この溝52の入口にも、横側面32に向かって末広がり形状を呈する案内部52Cが形成されているため(図8参照)、下地髪束112を案内部52Cによって容易に溝52に案内することができる。また、下地髪保持孔42には突起44が設けられているため、下地髪束112の量が少なくても突起44に引っかかることになるので、より確実に下地髪束112を下地髪保持孔42内に保持することができる。さらに、溝52には波状部52Bが形成されているため、下地髪保持孔42に保持された下地髪束112が不用意に溝52を通って外部にほどけ出てしまうということが防止される。
そして、図11Bに示すように、下地髪保持孔41に保持されている下地髪束111から少量を取り分け、溝51を通過させて編み髪束121として整髪補助具1の外側に取り出す。この取り分けた編み髪束121を図11Cに示すように外側面20から溝54を通過させて編み髪保持孔62に入れる。ここで、板部材2の外側面20は凸状に丸みを帯びた形状となっており、下地髪保持孔41から取り出した編み髪束121を編み髪保持孔62まで移動しやすいようになっている。また、溝54の入口には、外側面20に向かって末広がり形状を呈する案内部54Cが形成されているため(図10参照)、編み髪束121を案内部54Cによって容易に溝54に案内することができる。さらに、編み髪保持孔62には突起46が設けられているため、編み髪束121の量が少なくても突起46に引っかかるため、より確実に編み髪束121を編み髪保持孔62内に保持することができる。さらに、溝54には波状部54Bが形成されているため、編み髪保持孔62に保持された編み髪束121が不用意に溝54を通って外部にほどけ出てしまうということが防止される。
次に、図11Dに示すように、下地髪保持孔42に保持されている下地髪束112から適当量を取り分け、溝52を通過させて編み髪束122として整髪補助具1の外側に取り出す。この取り分けた編み髪束122を図11Eに示すように外側面20から溝53を通過させて編み髪保持孔61に入れる。ここで、板部材2の外側面20は凸状に丸みを帯びた形状となっており、下地髪保持孔42から取り出した編み髪束122を編み髪保持孔61まで移動しやすいようになっている。また、溝53の入口には、外側面20に向かって末広がり形状を呈する案内部53Cが形成されているため(図9参照)、編み髪束122を案内部53Cによって容易に溝53に案内することができる。さらに、編み髪保持孔61には突起45が設けられているため、編み髪束122の量が少なくても突起45に引っかかるため、より確実に編み髪束122を編み髪保持孔61内に保持することができる。さらに、溝53には波状部53Bが形成されているため、編み髪保持孔61に保持された編み髪束122が不用意に溝53を通って外部にほどけ出てしまうということが防止される。
以後、最終的には、下地髪保持孔41に保持されている下地髪束111がすべて編み髪保持孔62に、下地髪保持孔42に保持されている下地髪束112がすべて編み髪保持孔62にそれぞれ移動するまで、あるいは使用者が欲する量のフィッシュボーン編みができるまで、図11B〜図11Eに示す工程を繰り返す。
髪の毛が長い場合には、下地髪保持孔41に保持されている下地髪束111がすべて編み髪保持孔62に、下地髪保持孔42に保持されている下地髪束112がすべて編み髪保持孔62にそれぞれ移動されても、使用者が欲する量のフィッシュボーン編みができない場合がある。そのような場合には、編み髪保持孔61に移動された編み髪を下地髪保持孔41に入れ直し、編み髪保持孔62に移動された編み髪を下地髪保持孔42に入れ直して、所望の量のフィッシュボーン編みができるまで、図11B〜図11Eに示す工程を繰り返す。
最後は、編み髪保持孔61,62(及び下地髪保持孔41,42)に保持されている髪束を溝53,54(及び溝51,52)を通過させて編み髪保持孔61,62(及び下地髪保持孔41,42)から抜き出し、整髪補助具1を髪から外して髪束の毛先部分をゴムやピンなどで留めることによって、フィッシュボーン編みの髪形が完成する。
このように、本実施形態に係る整髪補助具1によれば、下地髪用の保持孔41,42と編み髪用の保持孔61,62をそれぞれ2つずつ形成したため、下地髪を下地髪保持孔41,42に、編み髪を編み髪保持孔61,62にそれぞれ独立して保持できるので、下地髪や編み髪を常時手でまとめておく必要がなくなり、極めて容易に自分一人でフィッシュボーン編みの髪形を作ることができる。
また、整髪補助具1としての板部材2は、EVAなどの表面の粗い材料から形成されているので、摩擦力が生じやすくなり、整髪補助具1が髪から滑り落ちることを防止することができる。また、板部材2がEVAなどの弾性を有する材料から形成されているため、下地髪保持孔41,42の形状や編み髪保持孔61,62の形状を髪束のボリュームに応じて変化させることができ、より多くの髪を保持することができる。
これまで本考案の好ましい実施形態について説明したが、本考案は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 整髪補助具
2 板部材
10 内側面
11,12 端部
13 上面
14 下面
20 外側面
20A 側方外側面
20B 中央外側面
20C 側方外側面
21 内側部分
22 外側部分
23 内側部分
24 外側部分
25 側方部分
26 中央部分
27 側方部分
31 (第1の)横側面
31A 内側横側面
31B 外側横側面
32 (第2の)横側面
32A 内側横側面
32B 外側横側面
41 (第1の)下地髪保持孔
42 (第2の)下地髪保持孔
43〜46 突起
51 (第1の)溝
51A 収容部
51B 波状部
51C 案内部
52 (第2の)溝
52A 収容部
52B 波状部
52C 案内部
53 (第3の)溝
53A 収容部
53B 波状部
53C 案内部
54 (第4の)溝
54A 収容部
54B 波状部
54C 案内部
61 (第1の)編み髪保持孔
62 (第2の)編み髪保持孔
100 根元
111,112 下地髪束
121〜124 編み髪束

Claims (14)

  1. 使用者の頭部に接触可能な内側面と、該内側面の反対側に位置する外側面と、前記内側面の第1の端部と前記外側面との間に延びる第1の横側面と、前記内側面の第2の端部と前記外側面との間に延びる第2の横側面とを有する板部材を備え、
    前記板部材には、
    第1の下地髪を保持する第1の下地髪保持孔と、
    前記内側面が延びる方向と略同一の方向に沿って前記第1の下地髪保持孔から前記第1の横側面まで延びる第1の溝と、
    第2の下地髪を保持する第2の下地髪保持孔と、
    前記内側面が延びる方向と略同一の方向に沿って前記第2の下地髪保持孔から前記第2の横側面まで延びる第2の溝と、
    第1の編み髪を保持する第1の編み髪保持孔と、
    前記内側面が延びる方向と略垂直な方向に沿って前記第1の編み髪保持孔から前記外側面まで延びる第3の溝と、
    第2の編み髪を保持する第2の編み髪保持孔と、
    前記内側面が延びる方向と略垂直な方向に沿って前記第2の編み髪保持孔から前記外側面まで延びる第4の溝と、
    を形成したことを特徴とする整髪補助具。
  2. 前記第1の編み髪保持孔は、前記第1の下地髪保持孔よりも前記外側面に近い位置に形成され、
    前記第2の編み髪保持孔は、前記第2の下地髪保持孔よりも前記外側面に近い位置に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の整髪補助具。
  3. 前記第1の編み髪保持孔は、前記第2の下地髪保持孔に保持された第2の下地髪から取り分けた編み髪を前記第1の編み髪として受け入れるように構成され、
    前記第2の編み髪保持孔は、前記第1の下地髪保持孔に保持された第1の下地髪から取り分けた編み髪を前記第2の編み髪として受け入れるように構成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の整髪補助具。
  4. 前記内側面は凹状に湾曲していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  5. 前記外側面は凸状に湾曲していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  6. 前記板部材は、前記第1の下地髪保持孔及び前記第2の下地髪保持孔のそれぞれの半径方向内側に向かって延びる複数の突起をさらに有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  7. 前記第1の溝は、前記第1の横側面に向かって末広がり形状を呈する第1の案内部を有し、
    前記第2の溝は、前記第2の横側面に向かって末広がり形状を呈する第2の案内部を有する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  8. 前記第1の溝は、溝幅を変化させた第1の波状部を有し、
    前記第2の溝は、溝幅を変化させた第2の波状部を有する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  9. 前記第1の溝は、前記第1の下地髪保持孔に収まりきらない第1の下地髪を収容する第1の収容部を有し、
    前記第2の溝は、前記第2の下地髪保持孔に収まりきらない第2の下地髪を収容する第2の収容部を有する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  10. 前記第3の溝は、前記外側面に向かって末広がり形状を呈する第3の案内部を有し、
    前記第4の溝は、前記外側面に向かって末広がり形状を呈する第4の案内部を有する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  11. 前記第3の溝は、溝幅を変化させた第3の波状部を有し、
    前記第4の溝は、溝幅を変化させた第4の波状部を有する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  12. 前記第3の溝は、前記第1の編み髪保持孔に収まりきらない第1の編み髪を収容する第1の収容部を有し、
    前記第4の溝は、前記第2の編み髪保持孔に収まりきらない第2の編み髪を収容する第2の収容部を有する
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  13. 前記板部材は、弾性を有する材料からなることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の整髪補助具。
  14. 前記板部材は、表面の粗い材料からなることを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の整髪補助具。
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