JP3199442U - ユーザーによる調節可能なヘッドバンド - Google Patents

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Abstract

【課題】快適であって、髪を確実に留めることができるヘッドバンドを提供する。【解決手段】髪を整えるためのヘッドバンド2は、全長を画定し、頭部周囲に一致するように構成される長尺状のボディ部材を備え、ボディ部材は、第1層部分6と、第1層部分に結合する第2層部分8と、第1層部分6と前記第2層部分との間に配置される長尺状金属コア部材4とを含む。アーチに似せられて頭部に装着されるとき、第1層部分は外向きに、第2層部分は内向きになり、ボディ部材は、アーチの全長が頭部の特定の輪郭に一致でき、かつ第2層部分の内向面全体が頭部周囲に係合できるように、湾曲形状に調節可能である。【選択図】図16

Description

本考案は、ユーザーによる調節可能なヘッドバンドに関する。
市場において髪を整えるための様々なアクセサリーがある。例えば、髪を留めるためのバレッタ及びバンスクリップ(hair claw)のような様々なタイプの髪留めがある。また髪を結うための別のタイプのループ状髪ゴムがある。アーチに似たヘッドバンドも、髪を整えて留めることに使われる。
従来のヘッドバンドは、都合よく着脱可能であることからある程度便利である一方で、様々なユーザーに合わせて調節することがしばしば不可能であった。このようなことから、従来のヘッドバンドは、きつ過ぎて快適でないか、または緩すぎて髪を確実に留めることができないかのどちらかであり得る。
本考案は、これらの問題に対処すること、または少なくとも代案を公衆に提供することを目的とする。
本考案の第1の態様によれば、ユーザーの髪を整えるためのヘッドバンドが提供され、そのヘッドバンドは、全長を画定し、ユーザーの頭部周囲に一致するように構成される長尺状のボディ部材を備え、前記ボディ部材は、第1層部分と、前記第1層部分に結合する第2層部分と、前記第1層部分と前記第2層部分との間に配置される長尺状の金属コア部材とを含み、使用時にアーチに似せられる前記ヘッドバンドが前記ユーザーによって装着されるとき、前記第1層部分は外向きに、前記第2層部分は内向きになり、前記ボディ部材は、前記アーチの全長が前記頭部の特定の輪郭に一致でき、かつ前記ボディ部材の前記第2層部分の内向面全体が前記頭部周囲に係合できるように、湾曲形状にユーザーによって調節可能である。
好ましくは、前記ヘッドバンドは、前記頭部上の前記ボディ部材の全長における異なる部分からの圧力の大きさをユーザーによって調節可能であるように前記ユーザーが前記長尺状のボディ部材を事前調節できるように構成されてもよい。
適切には、前記第1層部分は、略36〜72MPaの曲げ強度を有してもよいし、前記金属コア部材は、略560〜930MPaの曲げ強度を有してもよい。本考案を導いた研究によって、曲げ強度のこの組み合わせが、十分な弾性と、剛性と、ユーザーの頭部に対する追従性という所望の効果を予期せずに生み出すことが示された。
一つの実施形態において、前記ボディ部材は、略320〜400mmの長さを有し、特に略320〜360mmの長さを有することができ、または略360〜400mmの長さを有してもよい。
前記第1層部分は、前記第2層部分の材料よりも実質的に硬い材料すなわち曲げ強度が前記第2層部分材料よりもかなり小さい材料から作られてもよい。
前記第1層部分は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルスチレン(AS)、ポリオキシメチレン(POM)、汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃用ポリスチレン(HIPS)、アクリル、セルロース、アセテート及び熱可塑性エラストマー(TPE)からなる群から選択される第1材料から作られてもよい。
前記第2層部分は、使用時に髪留め性能を向上させるために、滑り止め材料から作られるか滑り止め材料でコーディングされてもよい。
前記第2層部分は、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリウレタン(PU)、シリコーン、天然ゴム及びエチレン酢酸ビニル(EVA)からなる群から選択される第2材料から作られてもよい。
前記金属コア部材は、鋼、真ちゅう、アルミニウム、銅、スズ及び合金材料を含む群から選択される材料から作られてもよい。
上記のヘッドバンドの製造方法も開示される。
好ましくは、前記方法は、次の順序の工程を備える。すなわち、
a)前記長尺状金属コア部材を用意する工程、
b)成形機の鋳型に前記長尺状金属コア部材を配置する工程、
c)前記長尺状金属コア部材に第1材料をオーバーモールディングして、前記第1層部分と前記金属コア部分とからなる第1アセンブリであって、使用時にヘッドバンドの外向面として機能する第1面と、第2面とを画定する前記第1アセンブリを形成する工程、
d)前記長尺状金属コア部材上と、前記長尺状金属コア部材の直上にある前記第2面上とに第2材料をオーバーモールディングして、前記第1層部分、前記金属コア部材及び前記第2層部分とからなる第2アセンブリであって、使用時にヘッドバンドの内向面として機能する第3面を画定する前記第2アセンブリを形成する工程。
前記第1材料をオーバーモールディングする工程と前記第2材料をオーバーモールディングする工程とは、一つの成形機で行われてもよい。
次の順序の工程を備えるヘッドバンドの製造方法も、開示される。すなわち、
a)長尺状金属コア部材を用意する工程、
b)前記金属コア部材及び第1層部分を組み合わせて結合し、第1のまたは外向の面及び第2の面を画定する第1アセンブリを形成する工程、
c)前記第1アセンブリ及び第2層部分を結合して、内向面として機能する第3面を画定する第2アセンブリを形成する工程。
好ましくは、前記第1金属コア部材と前記第1層部分とは、互いに接着結合してもよい。前記第1アセンブリと前記第2層部分とは、互いに接着結合してもよい。
代わりに、前記第1アセンブリは、成形機の鋳型に前記金属コア部材を配置され、前記第1アセンブリを形成するために、前記金属コア部材上に前記第1材料をオーバーモールディングすることで形成され、そして前記第2アセンブリを形成するために前記金属コア部材上に第2材料をオーバーモールディングすることによって形成されてもよい。
好ましい実施形態では、前記ボディ部材は、略320〜400mmの長さを有するか、または特に略320〜360mmの長さを有するか、または略360〜400mmの長さを有することができる。
一つの好ましい実施形態では、前記第1層部分は、略36〜72MPaの曲げ強度を有してもよいし、前記金属コア部材は略560〜930MPaの曲げ強度を有してもよい。
前記第1層部分は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルスチレン(AS)、ポリオキシメチレン(POM)、汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃用ポリスチレン(HIPS)、アクリル、セルロース、アセテート及び熱可塑性エラストマー(TPE)からなる群から選択される第1材料から作られてもよい。
第2層部分は、使用時にユーザーの髪留め性能を向上するための滑り止め材料から作られてもよい。
第2層部分は、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリウレタン(PU)、シリコーン、天然ゴム及びエチレン酢酸ビニル(EVA)からなる群から選択される第2材料から作られてもよい。
前記金属コア部材は、鋼、真ちゅう、アルミニウム、銅、スズ及び合金材料からなる群から選択される材料から作られてもよい。
本考案のいくつかの実施例は、添付した図面を参照してここで説明されるだろう。
従来のヘッドバンドの正面斜視図である。 図1のヘッドバンドの正面図である。 通常使用での図1のヘッドバンドの下面図である。 (a)は、図1のヘッドバンドの内部構造を示す一部破断斜視図である。(b)は、(a)の破断箇所の拡大図である。 図1のヘッドバンドの制限された調節機能を示す正面図。 図5のヘッドバンドのユーザーの頭部を示す。 (a)(b)(c)(d)は、図8(a)〜(d)の4人のユーザーの異なる頭部輪郭に対応した図1のヘッドバンドの制限された調節機能を示す。 (a)(b)(c)(d)は、図1のヘッドバンドと4人の異なるユーザーを示す。 (a)(b)(c)(d)は、図8(a)(b)(c)(d)のユーザーの異なる頭部輪郭に対応した図1のヘッドバンドの制限された調節機能を模式的に示す。 (a)は、本考案に従う直線形態におけるヘッドバンドの側面図である。(b)は、本考案に従う直線形態におけるヘッドバンドの実施形態図である。(c)は、(b)のヘッドバンドの構造を詳細に示す模式図である。(d)は、(c)のA−A’線に沿ったヘッドバンドの断面図である。(e)は、(b)のヘッドバンドの2層間にある部材の存在を示す模式図である。 図10(b)のヘッドバンドの模式的分解図である。 半分だけ組み立てられた図11のヘッドバンドの模式的分解図である。 図12の半分だけ組み立てられたヘッドバンドの一部の平面図である。 図10(b)のヘッドバンドの斜視図である。 アーチ形態である図14のヘッドバンドの斜視図である。 (a)は、図15のヘッドバンドの構造を詳細に示す斜視図である。(b)は、(c)のB−B’線に沿ったヘッドバンドの断面図である。(c)は、(a)の拡大図である。 図10(a)のヘッドバンドの斜視図である。 図17のヘッドバンドの制限のないユーザー調節機能を示す。 (a)は、図10(a)のヘッドバンドの側面図であり、(b)〜(e)は、(a)のヘッドバンドがとることができる異なる形態を示す。 ユーザーが装着する直前の図10(a)のヘッドバンドの模式図を示すとともに、(a)〜(d)は、様々なユーザーの様々な頭部輪郭に合わせるための図10(a)のヘッドバンドのユーザー調節機能を示す。 (a)は、ユーザーによる図1の従来のヘッドバンドの使用を示し、対して(b)は、同じユーザーによる図10(a)の新規のヘッドバンドの使用を示す。 (a)(b)は、本考案に従うヘッドバンドの製造方法の実施形態を示す。
髪を整えるアクセサリーの一つの特定のタイプには、従来のヘッドバンド100がある。図1〜3を参照。従来のヘッドバンド100は、比較的単純な構造であることが一般的で、基本的にはポリマ材料で作られる。図4(a)〜4(b)を参照。このヘッドバンド100は、中間部分を有し、当該中間部分から2本の脚がぶら下がっており、一般的にアーチに似せられている。脚は、ユーザーの頭部のもみあげ部位のまたはその周囲の髪を留めることを目的とする下端部と、ユーザーの頭部のもみあげ部位の上方の髪を留めることを目的とする上端部と、頭頂部の髪を留めることを目的とする頂部とを有する。ポリマ材料で作られるヘッドバンド100に固有の剛性及び弾性により、デフォルトでの二本の脚は、相互に偏向されて、互いに比較的接近して配置される。
図5は、デフォルト形態をとることができ、または2本の脚が多数の位置の一つへと広けられた拡大形態の一つにあるヘッドバンド100を示す。しかし、2本の脚がその多数の位置のどこにでも広げられるにもかかわらず、ユーザーは、このヘッドバンド100がとることができるどの拡大形態に配置されてもやはりぴったり合わないことがあると気付くであろう。なぜなら、図6を参照すると、いずれの拡大形態もこのユーザー頭部の特定の湾曲形状に一致しないからである。この点について、以下の段落でさらに説明する。
図7(a)は、図8(a)のユーザーによって装着される場合の、複数の形態のうちの一つの形態にある従来のヘッドバンド100を示す。このユーザーは、頭部の上部が比較的幅広の(中間部分に対して)頭部形状を有する。このユーザーの頭部の比較的幅広の上部のせいで、ヘッドバンド100の2本の脚は、頭部の上部に合わせるのに十分な空間ができるように、十分に広げられる。しかし、このユーザーは、頭部の両もみあげ部位が比較的接近した頭部形状を有する。したがって、図8(a)に示すように、ヘッドバンド100の脚の下端部は、頭部のもみあげ部位に係合しない。その理由は、頭部の幅広の上部が2本の脚の下端部を広げさせるかまたは過度に広げさせるからである。この状況におけるヘッドバンド100の動作は、少なくも二つの好ましくない効果を導く。第1に、ヘッドバンド100からの圧力が頭部の幅広の上部に集中する傾向にある。これは、不快感をしばしば引き起こし、ヘッドバンド100が長時間装着されると頭痛さえも引き起こす。第2に、ヘッドバンド100の脚の下端部が頭部の両もみあげ部位に係合していないことから、ヘッドバンド100は、それらの部位の髪を整えて留めることができない。
図7(b)は、別のユーザーによって装着される場合の、複数の形態のうちの別の形態にある従来のヘッドバンド100を示す。このユーザーは、頭部の上部が比較的幅狭の異なる頭部形状を有する。言い換えると、頭部の両もみあげ部位は比較的離れている。このユーザーの頭部の比較的幅広の中間部分のせいで、ヘッドバンド100の脚の下端部がユーザーのもみあげ部位に係合でき、そのため髪をよく留めて整えることができるが、脚の上端部はユーザーの頭部に十分に係合できない。この状況におけるヘッドバンド100の動作も少なくとも二つの好ましくない効果を導く。第1に、ヘッドバンド100からの圧力が頭部のもみあげ部位に集中する傾向がある。これは、不快感をしばしば引き起こし、ヘッドバンド100が長時間装着されると頭痛さえも引き起こす。第2に、ヘッドバンド100の脚の上端部が頭部に十分に係合していないことから、ヘッドバンド100は、それらの部位の髪を整えて留めることができない。図8(b)に示すように、ヘッドバンド100とユーザーの頭部の間に隙間が実際にある。
図7(c)は、別のユーザーによって装着される場合の、複数の形態のうちの別の形態にある従来のヘッドバンド100を示す。このユーザーは、頭頂部からあごまでの距離が(ヘッドバンド形状に対して)比較的小さい頭部形状を有する。言い換えると、ユーザーは比較的“短い”頭部を有する。ヘッドバンド100に対して比較的幅広で短いユーザーの頭部のせいで、ヘッドバンド100の脚の下端部及び上端部は、ユーザーの頭部の両側によく係合でき、そのため髪をよく整えて留めることができるが、ヘッドバンド100の中間部分は頭頂部に十分に係合できない。この状況おけるヘッドバンド100の動作も少なくとも二つの好ましくない効果を導く。第1に、ヘッドバンド100からの圧力が頭部の両側に集中する傾向にある。これは、不快感をしばしば引き起こし、ヘッドバンド100が長時間装着されると頭痛さえもしばしば引き起こす。第2に、ヘッドバンド100の中間部分が頭頂部に十分に係合していないことから、ヘッドバンド100はその部位の髪を整えて留めることができない。図8(c)に示すように、ヘッドバンド100とユーザーの頭部の間には隙間が実際にある。
図7(d)は、別のユーザーによって装着される場合の、複数の形態のうちの別の形態にあるヘッドバンド100を示す。このユーザーは、図8(b)のユーザーと多少似た頭部形状を有する。同様に、ユーザーの両もみあげ部位間の比較的遠い距離のせいで、ヘッドバンド100の2本の脚は十分に広げられる。結果として、ヘッドバンド100の上側部も同様に広げられて、頭部のもみあげ部位の上方部位に係合しない。この状況におけるヘッドバンド100の動作は、図8(b)で示したものと同様の二つの好ましくない効果を導く。図8(d)に示すように、使用時のヘッドバンド100とユーザーの頭部の間に隙間が実際にある。この隙間部位にある髪はゆるんでしまい、しっかりと留められない。
図9(a)は、図8(a)に対応した模式図である。斜線は、ヘッドバンド100がユーザーの頭部に係合しない(もみあげの)部位または隙間を指し示しており、それらの領域の髪は目的通りに整えられないか、または留められない。
図9(b)は、図8(b)に対応した模式図である。斜線は、ヘッドバンド100がユーザーの頭部に係合しない(もみあげの上方の)部位または隙間を指し示しており、それらの領域の髪は目的通りに整えられないか、または留められない。
図9(c)は、図8(c)に対応した模式図である。斜線は、ヘッドバンド100がユーザーの頭部に係合しない(頭頂部の)部位または隙間を指し示しており、その領域の髪は目的通りに整えられないか、または留められない。
図9(d)は、図8(d)に対応した模式図である。斜線は、ヘッドバンド100がユーザーの頭部に係合しない(もみあげの上方の)部位、または隙間を指し示しており、それらの領域の髪は目的通りに整えられないか、または留められない。
上記のように、このような従来ヘッドバンドは、限定された範囲の調節機能にかかわらず、異なるユーザーの多様な頭部形状に合致しない。この理由は、従来ヘッドバンドの調節機能及びとり得る形態は、固有の一つのデフォルト形状と、用いられる特定のポリマ材料とによって決まるとともに制限される。当該従来のヘッドバンドは、様々なユーザーの様々な頭部形状または形態に合わせたり調節することができない。本考案の目的の観点から、頭部形状に追従させることは、使用時のユーザーの髪に単に接触するヘッドバンドを指さないと理解される。むしろ、頭部の頭蓋骨の形状に追従するようにヘッドバンドを事前調節することによって頭部に係合させられるヘッドバンドの性能を指す。
図10(a)は、本考案に従うヘッドバンド2の実施形態の側面図である。図10(b)は、通常使用時のヘッドバンド2の外装面を示す平面図である。図10(c)は、ヘッドバンド2内のキャビティ内の金属ワイヤー4の存在を示す模式図である。ワイヤー4は、ヘッドバンド2のコアとして機能する。図10(d)は、図10(c)のA−A’線におけるヘッドバンド2の断面図である。図10(e)は、外向面部6及び内向面部8によって挟まれている金属ワイヤー4を示す模式図である。内向面部8という名称が示す如く、内向面部8は使用時にユーザーの頭部/髪に向き合い係合する。外向面部6は、通常使用時の外装面を画定する。
図11は、外向面部6、金属ワイヤー4及び内向面部8を示す分解図である。外向面部6は、層の形状であり長尺状部材である。この長尺状部材の長さは好ましくは320〜400mmである。
図12は、外向面部6と金属ワイヤー4とからなる第1アセンブリ10を示す。やはり層の形状である内向面部8と第1アセンブリとが組み合さってヘッドバンド2自身である第2アセンブリを形成する。図13は、同様に第1アセンブリ10を示す平面図である。
図14は、直線形態であるヘッドバンド2の斜視図である。このヘッドバンド2は、2層を有し、すなわち、組み合わさって結合される上層部分または外向面部6と、第2層部分または内向面部8とを有する。この実施形態において、外向面部6は、基本的にポリプロペリン(PP)から作られる。研究によって、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルスチレン(AS)、ポリオキシメチレン(POM)、汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃用ポリスチレン(HIPS)、アクリル、セルロース、アセテート及び熱可塑性エラストマー(TPE)の群から選択される材料も役立つことが示された。内向面部8は、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリウレタン(PU)、シリコーン、天然ゴム及びエチレン酢酸ビニル(EVA)を含む群から選択される第2材料から作られてもよい。異なる材料が金属部材を作るために使えるが、研究によって、鋼、真ちゅう、アルミニウム、銅、スズ、または合金材料が特に適していることが示された。これらの材料は、恣意的に選ばれない。これらの材料と同様の特定の材料特性を持つ材料のみが、本考案に求められる機能性をもたらし得る。
図15は、湾曲または屈曲形態におけるヘッドバンド2の斜視図である。
図16(a)〜(c)は、ヘッドバンド2の内部構造を図示する。
図17及び18は、ヘッドバンド2が、どのようにしてユーザーによって所望の形状を取るように事前調節されるかを図示する。特定の形状は、ユーザーの頭蓋骨の湾曲形状に追従するように調節される。図18から分かるように、ヘッドバンド2のとり得る形態は、単なるアーチ形態に制限されない。例えば図18での新規のヘッドバンド2と、例えば図5の従来のヘッドバンド100とを比較すると、特に新規のヘッドバンド2のいくつかの形態は、図5で示される従来のヘッドバンド100では達成できなかった。
図19(a)〜(e)は、ヘッドバンド2によって達成可能な多数の形態を図示している。
ユーザーの頭部の頭蓋骨の形状への追従性に貢献するヘッドバンド2の一つの特性は、ユーザーの外向面部はある材料で作られ、ワイヤー部はそれとは別の材料で作られることにある。材料の様々な組み合わせを使うことができるが、本考案に導く調査及び研究によって、外向面部の材料は、好ましくは略36〜72MPaの曲げ強度を有するとよく、金属ワイヤーの材料は、好ましくは略560〜930MPaの範囲の曲げ強度を有するとよいことが示された。異なる曲げ強度をもつ二つの異なる材料の組み合わせを異なる部分に使用することによって、ヘッドバンド2は、形態及び形状を変えることができるだけでなく、ヘッドバンドの長さに沿って頭部の髪を整えて留めるためにユーザーの頭蓋骨の輪郭に追従でき、なおかつヘッドバンド2の剛性及び弾性は、十分に保たれる。ヘッドバンド2の特定の形状または形態がヘッドバンド2を作る一つの材料の弾性によって単に決定されるのでなく、またヘッドバンド2に沿った異なる部分を一致する湾曲形状に調節できるので、一つのヘッドバンド2を、広範囲のユーザーの様々な頭部形状に合うように、別々に事前調節することができる。
外向面部の耐久性、材料特性及び曲げ強度によって、使用時のヘッドバンド2の2本の脚は、遠ざかるように広がる傾向が有ると理解され、同時に金属ワイヤー4の異なる耐久性、材料特性及び曲げ強度によって、使用時には、ユーザーによって事前調節されたものよりも脚同士を接近状態に保とうとする傾向が有る。言い換えると、外向面部及び金属ワイヤー4から同時に発生する反対方向の二つの競合する力がある。これらの力の存在は、ヘッドバンド2のフィット感と快適さの改善に貢献する。
本考案を導く過程で、別の役に立つ複数の実施形態とともに、本考案に従う二つの特に役に立つヘッドバンドの実施形態が作られた。一方の役に立つ実施形態は、それぞれ48MPa及び740MPaの曲げ強度を有する外向面部及び金属ワイヤー部で作られる。他方の役に立つ実施形態は、それぞれ58MPa及び740MPaの曲げ強度を有する外向面部及び金属ワイヤー部で作られる。
ヘッドバンド2の内向面部は、ヘッドバンド2の形状一致性能にわずかしか関与しない。内向面部は第2層の材料よりも実質的に硬くない材料、すなわちとても小さい曲げ強度及びかなり小さい曲げ強度の材料から作られる限り、その材料は適切であろう。内向面部の一つの主な役割は、第1アセンブリを閉じるための層を提供することにある。内向面部の他の役割は、髪に係合する為の滑り止め面を提供することで、使用時のヘッドバンド2が抜けてしまうことを最小限にすることにある。
図20の上段及び(a)〜(d)は、異なるユーザーの頭蓋骨において異なる形状に一致するヘッドバンド2の性能と、ヘッドバンド2の作用とを図示している。
例として図20の上段及び(a)を参照すると、ユーザーがヘッドバンド2を入手したとき、当該ヘッドバンド2は、図20の上段に示されるような直線形態であり得る。ユーザーは、入手後に頭部の周囲にヘッドバンド2を配置することによって、ヘッドバンド2を調節する。これが一旦行われると、ヘッドバンド2の異なる部分における複数の曲げ強度のおかげで、その新しいデフォルト形態が記憶され事前調節される。言い換えると、デフォルト形態は、ユーザーの任意である。図20(a)に示すように、この新しいデフォルト形態のヘッドバンド2は、ユーザーの頭蓋骨にぴったり合うことができる。新規のヘッドバンド2は、ヘッドバンド2によって囲まれる頭部の異なる部位において、ヘッドバンド2と、髪または頭蓋骨との間にある不均一なまたは必要以上の隙間を残さない、または少なくとも必要以上または不十分な圧力を発生しないと同時にユーザーの髪を整えて留めることができる点で異なる。
図20(b)〜(d)は、頭部形状がそれぞれ異なる別の3人の異なるユーザーを示す。更にその新規のヘッドバンド2で事前調節を行えば、その新しいデフォルト形態をとることができる。
図21(a)は、ユーザーに装着された従来のヘッドバンド100を示す模式図である。図の矢印で示したように、ヘッドバンド100によって囲まれる頭部において、当該ヘッドバンド100が髪を留めるための不十分な圧力を与える部位と、また頭部(もみあげ部位)においてヘッドバンド100からの必要以上の圧迫または圧力を受ける部位または圧力ポイントがあることがこの図から分かる。従来のヘッドバンド100のユーザーは、もみあげまたは耳の周りに接するヘッドバンド100からの必要以上の圧力が不快感または頭痛を引き起こすことについてたびたび不満がある。比較目的のため、図21(b)は、新規のヘッドバンド2を示す模式図である。このヘッドバンド2とユーザーの頭部との間に不均一な隙間はなく、髪は確実に留められる。図の矢印で示したように、このヘッドバンド2からの圧力は、頭部の周囲に均等に散らばって付与される。
本考案に従うヘッドバンドの製造方法の実施形態は、例えば上記した材料で、長尺状金属コア部材を用意する。その後、長尺状金属コア部材は、成形機の鋳型に配置される。長尺状金属コア部材は、第1層部分と金属コア部材とからなる第1アセンブリを形成するために長尺状金属コア部材上に(例えば、頂部に)第1材料をオーバーモールディングできる。第1アセンブリは、第1面及び第2面を画定するように構成される。例えば図13及び図22(a)を参照されたい。
その後、第1アセンブリは、第2アセンブリを形成するために、長尺状金属コア部材上と、当該金属コア部材上の第2面上とに第2材料をオーバーモールディングする(同じか違う成形機械で)。第2アセンブリは、第1層部分、金属コア部材及び第2層部分を含む。第2アセンブリは、使用時にユーザーの頭部/髪を押さえるために機能する第3面を画定する。第1面は、使用時にヘッドバンドの外向面として機能し、第2アセンブリは、ヘッドバンドの内向面として機能する第3面を画定する。
代わりの実施形態において、金属コア部材に第1材料をオーバーモールディングする代わりに、第1アセンブリは、金属コア部材及び第1層部分が接着結合することで形成されてもよい。その後に、第2アセンブリは、第1アセンブリ及び第2層部分を接着結合することによってか、または金属コア部材またはワイヤーの直上に第2材料をモールディングすることによって形成されてもよい。
上記を読んだ当業者は、本考案に従うヘッドバンドが製造時点で第1のまたは略直線の形態をとり得ると理解するだろう。ユーザーがヘッドバンドを取得すると、第1の形態のヘッドバンドは、第2の形態またはアーチ形態をとるように所望の湾曲形状に曲げられることによって初期調節される。これは、ヘッドバンドを曲げてユーザーの頭部形状に一致させることで達成される。ヘッドバンドがユーザーの頭部形状に合うように調節された後、ユーザーは、ヘッドバンドの2本の脚をわずかに近寄らせた第3の形態をとるように、ヘッドバンドをさらに調節する。ヘッドバンドがこの第3の形態に一旦達すると、ヘッドバンドは事前調節され、ヘッドバンドの弾性または記憶力によってデフォルトで、両脚を偏向及び接近状態に向かって移動するように偏向させる。ヘッドバンドのこの弾性または記憶力によって、ユーザー用の髪留め性能が得られる。
明確性のために別々の実施形態で説明される本考案の特定の複数の特徴が組合わされて単一の実施形態を提供してもよいと理解される。逆に、単一の実施形態に簡潔に説明される本考案の様々な特徴は、別々にしてもよく、部分的に適切に組み合わせられてもよい。なお、実施形態の特定の特徴は非限定的な実施例を目的として図示される。当業者は、簡潔さのため上記で説明しなかった先行技術に気付くことがあるであろう。

Claims (10)

  1. ユーザーの髪を整えるためのヘッドバンドであって、全長を画定するとともにユーザーの頭部周囲に一致するように構成される長尺状のボディ部材を備え、前記ボディ部材は、第1層部分と、前記第1層部分に結合する第2層部分と、前記第1層部分と前記第2層部分との間に配置される長尺状金属コア部材とを含むことと、使用時にアーチに似せられる前記ヘッドバンドが前記ユーザーによって装着されるとき、前記第1層部分は外向きに、前記第2層部分は内向きになることと、前記ボディ部材は、前記アーチの全長が前記頭部の特定の輪郭に一致でき、かつ前記ボディ部材の前記第2層部分の内向面全体が前記頭部周囲に係合できるように、湾曲形状にユーザーによって調節可能であることと、前記第1層部分は、36〜72MPaの曲げ強度を有し、前記金属コア部材は、560〜930MPaの曲げ強度を有することとを特徴とするヘッドバンド。
  2. 前記ヘッドバンドは、前記頭部上の前記ボディ部材の全長において異なる部分からの圧力の大きさをユーザーによって調節可能であるように前記ユーザーが前記長尺状のボディ部材を事前調節できるように構成されることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  3. 前記ボディ部材は、320〜400mmの長さを有することを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  4. 前記ボディ部材は、320〜360mmの長さを有することを特徴とする請求項3に記載のヘッドバンド。
  5. 前記ボディ部材は、360〜400mmの長さを有することを特徴とする請求項3に記載のヘッドバンド。
  6. 前記第1層部分は、前記第2層部分の材料よりも硬い材料から作られていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  7. 前記第1層部分は、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルスチレン(AS)、ポリオキシメチレン(POM)、汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃用ポリスチレン(HIPS)、アクリル、セルロース、アセテート及び熱可塑性エラストマー(TPE)からなる群から選択される第1材料から作られていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  8. 前記第2層部分は、使用時に髪留め性能を向上させるために、滑り止め材料から作られているかまたは滑り止め材料でコーティングされていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  9. 前記第2層部分は、熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリウレタン(PU)、シリコーン、天然ゴム及びエチレン酢酸ビニル(EVA)からなる群から選択される第2材料から作られることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
  10. 前記金属コア部材は、鋼、真ちゅう、アルミニウム、銅、スズ及び合金材料を含む群から選択される材料から作られていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドバンド。
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