JP3192366U - 成形機の金型位置決め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】成形機のプラテン又は取付プレートの盤面に金型を簡単且つ確実にセンタリングすることを可能する成形機の金型位置決め装置を提供する。【解決手段】プラテン2形成された鉛直の盤面2aの下端近傍部に固定されたベース部材10と、ベース部材10よりも上方に上下方向に可動に配置されて金型M1の一端部の金型基板M1bを載置可能な型受け部材15と、型受け部材15を昇降させる流体圧シリンダ20を有する昇降駆動機構と、ベース部材10と型受け部材15との間に着脱可能に装着されて型受け部材15の上下方向位置を調節すると共に支持する為の複数のサポート部材30と、型受け部材15の両端側部分に着脱可能に設けられ、金型M1を型受け部材15に水平方向に位置決め可能な1対の位置決めブロック40と、1対の位置決めブロック40を型受け部材15に位置決めするための複数のピン部材44とを備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、成形機の1対の鉛直の盤面に金型を固定するために位置決めする金型位置決め装置に関し、特に、金型の一端部の金型基板を載置する型受け部材の上面部に1対の位置決めブロックをピン部材により着脱可能に固定して、1対の位置決めブロックを介して金型を位置決め可能にしたものである。
従来、射出成形機においては、1対のプラテン(固定盤と可動盤)に形成された鉛直の盤面に金型(固定側金型と可動側金型)が固定され、可動盤が固定盤に接近・離隔する方向に駆動されて、金型の型閉めと型開きが行われる。型閉めされた金型内のキャビティに射出機構により溶融状の合成樹脂が供給され、その溶融状の合成樹脂が硬化して成形品が形成され、金型の型開き後、その成形品がエジェクタ機構により金型からエジェクトされる。
射出成形機において金型を交換する場合、射出機構やエジェクタ機構等が正常に機能するように、新たにセットする金型を1対のプラテンの盤面にセンタリングして固定する必要がある。一般に、固定側金型にロケートリングが装着され、そのロケートリングが固定盤に形成されたノズル挿通孔の端部に係合し、金型がセンタリングされた状態になる。尚、固定側金型と可動側金型は、夫々、キャビティを形成する金型本体と、金型本体よりも外周外側へ張出した金型基板とを有し、この金型基板がプラテンの盤面に当接状に固定される。
従来、金型を交換する場合、金型をクレーンによりワイヤで吊下げて、射出成形機の1対のプラテン間に搬入し、1対のプラテンの盤面にセンタリングして固定する。しかし、金型は重量が非常に重いため、ワイヤで吊下げられた金型を作業員が目視しつつクレーン操作を行って、金型のロケートリングをプラテンのノズル挿通孔の端部に係合させるように、金型をセンタリングすることは非常に困難である。つまり、金型交換の作業負荷が非常に大きくなっていた。
一方、特許文献1の成形機の金型位置決め装置では、射出成形機の1対のプラテンの盤面の下端部に1対の型受け部材が設けられ、これをエアシリンダにより昇降駆動させて上下方向の位置決めをしてから、この1対の型受け部材に金型の金型基板を載置させるので、金型の荷重を作用させない状態での上下方向の位置決めが可能となっている。次に、金型の金型基板を型受け部材に載置してから、型受け部材に設けられた複数のローラ部材により金型を水平方向に移動させることができるので、金型のロケートリングをプラテンのノズル挿通孔の端部に係合させる水平方向位置への位置決めが可能となり、金型をセンタリングする作業負担を軽減することができる。
さらに、特許文献1の成形機の金型位置決め装置では、図9に示すように、上記型受け部材15Bの複数のローラ部材を省略して、金型M1,M2を水平方向に位置決め可能な位置決め凸部81を型受け部材15Bの中央付近に設け、金型M1,M2の一端部の金型基板M1b,M2bに形成された位置決め凹部80とこの位置決め凸部81を係合させて水平方向の位置決めが可能となる金型の位置決め装置が開示されている。
特開2012−20401号公報
しかし、図9の成形機の金型位置決め装置では、型受け部材15Bに設けられた位置決め凸部81と係合させる為、位置決め凹部80としての溝を金型M1,M2の一端部の金型基板M1b,M2bに設ける必要がある。つまり、金型基板M1b,M2bに位置決め凹部80が設けられていない場合、金型を水平方向にセンタリングするために金型を改造して位置決め凹部80としての溝を設ける必要があった。しかし、通常のタイプの金型基板にはこの位置決め凹部としての溝が設けられておらず、発注者から支給される金型の場合、この位置決め凹部を設けることが困難な場合が多かった。
本考案の目的は、金型を改造することなく、プラテン又は取付プレートの盤面に各金型を簡単かつ確実にセンタリングすること、金型交換の作業負荷を軽減すること、等を可能にする成形機の金型位置決め装置を提供することである。
請求項1の成形機の金型位置決め装置は、成形機の1対のプラテン又はその1対のプラテンに固定された1対の取付プレートに形成された鉛直の盤面に金型を固定するために位置決めする成形機の金型位置決め装置において、前記盤面の下端近傍部に固定されたベース部材と、前記ベース部材よりも上方に上下方向に可動に配置されて金型の一端部の金型基板を載置可能な型受け部材と、前記型受け部材を昇降させる流体圧シリンダを有する昇降駆動機構と、前記ベース部材と型受け部材との間に着脱可能に装着されて型受け部材の上下方向位置を調節すると共に支持する為の複数のサポート部材と、前記型受け部材の両端側部分に着脱可能に設けられ、前記金型を前記型受け部材に水平方向に位置決め可能な1対の位置決めブロックと、前記1対の位置決めブロックを前記型受け部材に位置決めするための複数のピン部材とを備えたことを特徴としている。尚、成形機は、射出成形機、或いはダイカストマシン等の成形機である。
この成形機において金型を交換する場合、金型の金型基板のサイズが現在セットされている金型と異なるサイズの金型基板を有する金型に交換する場合、現在セットされている金型を取り外した後、新たにセットする金型の金型基板を型受け部材に載置したとき、盤面にセンタリング可能となるよう、先ず、新たにセットする金型を型受け部材に載置する前に、型受け部材に金型の荷重を作用させない状態で、型受け部材の上下方向位置を調節する。
次に、昇降駆動機構により型受け部材を十分に上昇させた状態で、新たにセットする金型の金型基板のサイズに対応するサポート部材をベース部材と型受け部材との間に装着する。通常、サポート部材はベース部材上にセットされ、その後、型受け部材を下降させてサポート部材に当接させ、新たにセットする金型の金型基板のサイズに応じた上下方向位置に調節する。
その後、新たにセットする金型の金型基板のサイズに対応するように、1対の位置決めブロックをピン部材を介して型受け部材の両端側部分に固定し、吊持して搬送して来た金型の金型基板を型受け部材上の1対の位置決めブロックの間に載置すると、1対の位置決めブロックにより水平方向への移動が規制され、水平方向にもセンタリングされた位置に調整される。
つまり、この金型位置決め装置によって、上下方向へは型受け部材によって位置決め調整が可能であり、水平方向へは1対の位置決めブロックによって位置決め調整が可能であるため、新たにセットする金型の金型基板のサイズに対応した上下方向及び水平方向への位置決めがされた状態で金型の金型基板が盤面にセンタリングして固定される。
請求項2の成形機の金型位置決め装置は、前記型受け部材の上部に前記ピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴が形成され、前記位置決めブロックの下部に前記ピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴が設けられ、前記1対の位置決めブロックは、前記金型基板に応じたサイズと形状に構成されたことを特徴としている。
請求項3の成形機の金型位置決め装置は、成形機の1対のプラテン又はその1対のプラテンに固定された1対の取付プレートに形成された鉛直の盤面に金型を固定するために位置決めする成形機の金型位置決め装置において、前記盤面の下端近傍部に固定されて金型の一端部の金型基板を載置可能な型受け部材と、前記型受け部材の両端側部分に着脱可能に設けられ、前記金型を前記型受け部材に水平方向と鉛直方向に位置決め可能な1対の位置決めブロックと、前記1対の位置決めブロックを前記型受け部材に位置決めするための複数のピン部材とを備えたことを特徴としている。
請求項4の成形機の金型位置決め装置は、前記型受け部材の上部に前記ピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴が形成され、前記位置決めブロックの下部に前記ピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴が設けられ、前記1対の位置決めブロックは、前記金型基板に応じたサイズと形状に構成されたことを特徴としている。
請求項5の成形機の金型位置決め装置は、前記位置決めブロックは、前記盤面の直交方向から視て矩形状又は略L字形状に形成されたことを特徴としている。
請求項1の成形機の金型位置決め装置によれば、ベース部材、型受け部材、昇降駆動機構、複数のサポート部材、1対の位置決めブロック、複数のピン部材を備えたので、金型の金型基板のサイズに応じた水平方向と上下方向にセンタリングされた位置へ容易に金型を位置決めすることができる。昇降駆動機構により、型受け部材を確実に昇降駆動できるため、ベース部材と型受け部材の間に複数のサポート部材を挟持状に装着させて、金型を上下方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めできる。
金型基板の水平方向幅のスペースを空けた状態で、1対の位置決めブロックをピン部材と係合させて型受け部材の両端側部分に装着し、その後、吊持して搬送して来た金型の金型基板を上記スペース内で型受け部材に載置すると、1対の位置決めブロックにより金型の水平方向への移動が規制されて水平方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めでき、金型交換の作業負荷を軽減することができる。
請求項2の成形機の金型位置決め装置によれば、型受け部材の上部にピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴を形成し、位置決めブロックの下部にピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴を設け、1対の位置決めブロックは、金型基板に応じたサイズと形状に構成されている。このため、金型基板のサイズに最適な1対の位置決めブロックを型受け部材の上部に形成された複数のピン穴から最適なピン穴を選択してピン部材を挿入し、そのピン部材により1対の位置決めブロックを着脱可能に固定するだけで、水平方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めでき、金型交換の作業負荷を軽減することができる。
請求項3の成形機の金型位置決め装置によれば、型受け部材と、1対の位置決めブロックと、複数のピン部材を備えたので、金型基板の水平方向幅のスペースを空けた状態で、1対の位置決めブロックをピン部材と係合させて型受け部材の両端側部分に装着し、その後、吊持して搬送して来た金型の金型基板を上記スペース内で型受け部材に載置すると、1対の位置決めブロックにより金型の水平方向への移動が規制されて水平方向と鉛直方向にセンタリングされた位置に容易に位置決めすることができる。つまり、1対の位置決めブロックにより水平方向と鉛直方向の位置決めが可能であり、金型交換の作業負荷を軽減でき、部品点数を減らした低コストの金型位置決め装置を提供することができる。
請求項4の成形機の金型位置決め装置によれば、型受け部材の上部にピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴を形成し、位置決めブロックの下部にピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴を設け、1対の位置決めブロックは、金型基板に応じたサイズと形状に構成されている。このため、金型基板のサイズに最適な1対の位置決めブロックを型受け部材の上部に形成された複数のピン穴から最適なピン穴を選択してピン部材を挿入し、そのピン部材により1対の位置決めブロックを着脱可能に固定するだけで、新たにセットする金型を水平方向と鉛直方向にセンタリングされた位置に容易に位置決めすることができ、金型交換の作業負荷を軽減することができる。
請求項5の成形機の金型位置決め装置によれば、位置決めブロックは、盤面の直交方向から視て矩形状又は略L字形状に形成されているので、金型の金型基板のサイズに応じた最適な1対の位置決めブロックを選択して、水平方向と鉛直方向にセンタリングされた位置に容易に位置決めすることができる。
実施例1に係る金型位置決め装置を含む射出成形機と金型(型閉め状態)の正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図2のIII −III線断面図である。 型受け部材が図2の位置よりも上方に位置する状態の図2相当図である。 金型位置決め装置の制御系のブロック図である。 実施例2に係る図2相当図である。 実施例2に係る図2相当図である。 図2の部分拡大図である。 従来技術に係る型受け部材の側面図である。
以下、考案を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、射出成形機1は、金型M(固定側金型M1と可動側金型M2)が固定される相対向する1対の鉛直な盤面2a,3aが形成された1対のプラテン2,3(固定盤2と可動盤3)、金型Mの型閉めと型開きを行うために可動盤3を固定盤2に接近・離隔する方向へ移動自在にガイド支持する4本のタイロッド4、可動盤3を前記接近・離隔する方向に駆動する油圧シリンダ(又は駆動モータ)を有するプラテン駆動機構5、型閉めされた金型M内のキャビティに溶融状の合成樹脂を供給する射出筒6aを有する射出機構6、1対のプラテン2,3の盤面2a,3aに金型Mを固定するために位置決めする1対の金型位置決め装置7,8、型開きされた金型Mの可動側金型M2から成形品をエジェクトするエジェクタ装置9を備えている。
図1に示すように、固定側金型M1と可動側金型M2は、夫々、キャビティを形成する金型本体M1a,M2aと、金型本体M1a,M2aの一端部に固定され且つ金型本体M1a,M2aよりも外周外側へ張出した金型基板M1b,M2bとを有する。固定側金型M1の金型基板M1bにロケートリングM1cが装着され、そのロケートリングM1cが固定盤2に形成された射出機構6のノズル挿通孔2bの端部に係合して、金型Mが水平方向と上下方向にセンタリングされた状態になる。そして、固定側金型M1の金型基板M1bが固定盤2の盤面2aに当接状に複数のクランプ装置(図示略)により固定され、可動側金型M2の金型基板M2bが可動盤3の盤面3aに当接状に複数のクランプ装置(図示略)により固定される。1対のプラテン2,3の盤面2a,3aにはサイズ・形状が異なる複数種類の金型基板を有する金型を着脱可能である。
この射出成形機1で射出成形を行う場合、プラテン駆動機構5により可動盤3が固定盤2に接近する方向に駆動され、図1に示すように、可動側金型M2が固定側金型M1に押圧されて金型Mが型閉め状態となり、この状態で、射出機構6により射出筒6aの先端から金型M内のキャビティに溶融状の合成樹脂が供給され、その溶融状の合成樹脂が硬化して成形品が成形される。その後、プラテン駆動機構5により可動盤3が固定盤2から離隔する方向に駆動され、可動側金型M2が固定側金型M1から離隔して金型Mが型開き状態となり、この状態で、エジェクタ装置9により成形品が可動側金型M2からエジェクトされる。
金型位置決め装置7,8について説明する。
ここで、金型位置決め装置7は固定側金型M1の位置決めを行い、金型位置決め装置8は可動側金型M2の位置決めを行うものであり、1対の金型位置決め装置7,8は基本的に同じ構成であるため、以下、金型位置決め装置7について説明し、金型位置決め装置8についての説明は省略する。但し、金型位置決め装置8について、必要な場合には、金型位置決め装置7と同一の符号を付して説明する。尚、図1において紙面手前側を前方とし、矢印で示す左右方向を左右方向として説明する。
図1〜図5に示すように、金型位置決め装置7は、ベース部材10と、ベース部材10よりも上方に配置されて金型Mの一端部の金型基板M1bを載置可能な型受け部材15と、型受け部材15を昇降させる昇降駆動機構の2つの流体圧シリンダであるエアシリンダ20と、2つのエアシリンダ20を制御する制御装置60と、ベース部材10と型受け部材15との間に装着される複数の同サイズのサポート部材30とを備え、ベース部材10と型受け部材15との間に装着されたサポート部材30を介して型受け部材15をベース部材10に支持して型受け部材15に作用する金型Mの荷重を支持可能に構成されている。但し、サポート部材30は、高さ寸法が異なるサポート部材と交換することにより、この射出成形機1に適合する如何なるサイズの金型でも、上下方向にセンタリングされた位置への位置決めが可能になる。
金型位置決め装置7は固定盤2に装着され、その金型位置決め装置7において、ベース部材10が、固定盤2の盤面2aの下端近傍部に対応する位置に配置され、盤面2aから可動盤3の方へ突出した状態で盤面2aに複数のボルト11により強固に固定され、型受け部材15は盤面2aに沿って昇降される。尚、金型位置決め装置8は可動盤3に装着され、その金型位置決め装置8において、ベース部材10が、可動盤3の盤面3aの下端近傍部に対応する位置に配置され、盤面3aから固定盤2の方へ突出した状態で盤面3aに複数のボルト11により強固に固定され、型受け部材15は盤面3aに沿って昇降される。
図2に示すように、ベース部材10及び型受け部材15は、夫々、固定盤2の盤面2aに沿って前後方向に延びる細長い角形バー部材で形成され、下側2本のタイロッド4間の間隔よりも少し短い前後長を有する。ベース部材10には、2つのエアシリンダ20に対応する位置に上下に貫通する2つのロッド挿通孔10aが形成されている。
2つのエアシリンダ20は、ベース部材10に前後方向に間隔を空けて前後方向に対称に配設されている。2つのエアシリンダ20は、夫々、立向き姿勢に配置されて、シリンダ部材20aがベース部材10に取付ブロック21を介して取付けられ、ピストンロッド20bの上端部がロッド部材22を介して型受け部材15に連結されている。
取付ブロック21には上下に貫通するロッド挿通孔21aが形成され、2つの取付ブロック21のロッド挿通孔21aとベース部材10の2つのロッド挿通孔10aとが夫々連通するように、取付ブロック21の上端部がベース部材10の下端部に固定されている。また、エアシリンダ20のシリンダ部材20aの上端部が取付ブロック21の下端部に固定され、エアシリンダ20のピストンロッド20bがベース部材10及び取付ブロック21のロッド挿通孔10a,21a内に突出している。
2つのロッド部材22は、2つの取付ブロック21のロッド挿通孔21aとベース部材10の2つのロッド挿通孔10aとに夫々上下動自在にガイドされ挿通されている。ロッド部材22の下端部がエアシリンダ20のピストンロッド20bの上端部に連結されて、ロッド部材22はベース部材10よりも上方へ突出し、ロッド部材22の上端部が型受け部材15に連結されている。
図2に示すように、サポート部材30は断面が円形に形成されており、同一サイズに形成された3本のサポート部材30を立向き姿勢にして前後方向に等間隔を空けて配置する。図3に示すように、ベース部材10の上端部には、各サポート部材30の下端部が係合可能な係合凹部10bが形成され、型受け部材15の下端部には、各サポート部材30の上端部が係合可能な係合凹部15dが形成されている。各サポート部材30は、立向き姿勢でその上下両端部がベース部材10の係合凹部10b及び型受け部材15の係合凹部15dにそれぞれ係合して、ベース部材10と型受け部材15との間に挟持状に装着された状態になる。
図2に示すように、型受け部材15の両端側部分には、金型Mを型受け部材15にセンタリングする位置に位置決め調整するための1対の位置決めブロック40が設けられている。1対の位置決めブロック40は、着脱可能であり、金型基板M1bの前後方向幅のスペースを空けた状態で、複数のピン部材44を介して型受け部材15の両端側部分に装着される。型受け部材15の両端側部分の上部には、ピン部材44を係合させるための鉛直な複数のピン穴15cが型受け部材15の両端側から前後方向に一定の間隔をあけて前後方向に対称に形成されている。
また、位置決めブロック40の下部には、ピン部材44を係合させるための1つのピン穴40aが設けられている。なお、ピン穴40aは1つに限らず、位置決めブロック40のサイズによっては複数箇所に設けられる。ピン部材44は、型受け部材15に1対の位置決めブロック40を固定するための部材であり、型受け部材15のピン穴15cと位置決めブロック40のピン穴40aに係合する形状・大きさに形成されている。
図4に示すように、上記より比較的小さな金型基板M1bAを有する金型Mの場合、前記サポート部材30に代えて上下長の大きいサポート部材31を採用し、1対の位置決めブロック40に代えて1対の位置決めブロック41が採用される。1対の位置決めブロック41は着脱可能であり、金型基板M1bAの前後方向幅のスペースを空けた状態で、複数のピン部材44を介して型受け部材15の両端側部分に装着される。位置決めブロック41の下部には、ピン部材44を係合させるためのピン穴41aが複数(3つ)設けられている。
前記の位置決めブロック40,41は、金型に応じたサイズと形状に構成される。図2に示すように、ある程度大きな金型基板M1bを有する金型Mの場合、型受け部材15上に金型基板M1bを載置すると型受け部材15の両端側部分に残されるスペースが狭いことが想定されるため、幅の小さい1対の位置決めブロック40が好適となる。一方、図4に示すように、比較的小さな金型基板M1bAを有する金型Mの場合、型受け部材15上に金型基板M1bAを載置すると型受け部材15の両端側部分に残されるスペースが広いことが想定されるため、幅の大きい1対の位置決めブロック41が好適となる。
ところで、図5に示すように、金型位置決め装置7,8を制御する制御系は、操作盤61、制御装置60、2つの型受け部材15の上限位置を検出する2つの上限位置検出センサ62、2つのエアシリンダ20を夫々駆動する為の1対の制御弁63を備えている。操作盤61は金型位置決め装置7,8に共通に設けられ、上限位置検出センサ62と制御弁63は金型位置決め装置7,8に個別に設けられている。
制御装置60は、型受け部材15の上下方向位置を調節するために、型受け部材15を上限位置まで上昇させ、その後下降させるように、操作盤61と上限位置検出センサ62から受ける信号に基づいて、制御弁63を制御してエアシリンダ20を駆動制御する。例えば、上限位置検出センサ62はベース部材10に設けられ、型受け部材15が上限位置のときに、上限位置検出センサ62がロッド部材22に設けられた被検出部を検知する。尚、上限位置検出センサ62については必須ではなく省略してもよい。
次に、射出成形機1において金型Mを交換する場合について、金型基板のサイズが図2に示すある程度大きな金型基板M1bを有する金型Mから、図4に示す比較的小さな金型基板M1bAを有する金型Mに交換する作業を例として説明する。
現在セットされている金型Mを取外した後、新たにセットする金型Mの金型基板M1bAを1対の型受け部材15に載置した場合に金型Mを固定盤2と可動盤3の盤面2a,3aにセンタリング可能に、つまり、金型Mを固定盤2と可動盤3の盤面2a,3aに固定した状態で射出機構6とエジェクタ装置9等が正常に機能するように、最初に1対の型受け部材15の上下方向へ位置決め調節する。
1対の型受け部材15の上下方向位置を位置決め調節する場合、先ず、操作盤61にて型受け部材15の上昇操作を行う。すると、各金型位置決め装置7,8において、制御装置60により制御弁63が制御されて、2つのエアシリンダ20が同期駆動され、この2つのエアシリンダ20により型受け部材15が水平姿勢を保持して上限位置まで上昇され、上限位置に保持される。
そこで、前記取外した金型M用にセットされていたサポート部材を取外した後、次の金型基板M1bA用に予め準備された3つのサポート部材31の下端部をベース部材10の係合凹部10bに係合させて、各サポート部材31を立設状態にセットする。その後、操作盤61にて型受け部材15の下降操作を行う。すると、各金型位置決め装置7,8において、制御装置60により制御弁63が制御されて、2つのエアシリンダ20が同期駆動され、この2つのエアシリンダ20により型受け部材15が水平姿勢を保持して下降される。
サポート部材31がセットされると、図3,図4に示すように、3つのサポート部材31の上端部が型受け部材15の係合凹部15dに係合して、ベース部材10と型受け部材15との間に挟持状に装着された状態になり、型受け部材15はサポート部材31を介してベース部材10に支持される。こうして、金型Mの金型基板M1bAのサイズに応じた上下方向位置に型受け部材15が調節される。ここで、図示は省略するが、金型Mの金型基板が最大サイズの場合は、サポート部材は使用せず、型受け部材15がベース部材10に当接して直接支持されることになる。
次に、新たにセットする金型Mの金型基板M1bAのサイズに適合する1対の位置決めブロック41を選択し、型受け部材15の両端側部分の上部に複数設けられているピン穴15cから最適なピン穴15cを選択してピン部材44の下半分を挿入し、位置決めブロック41の下部に設けられたピン穴41aに上記ピン部材44の上半分を係合させる。すると、金型基板M1bAの前後幅のスペースを空けた状態で、1対の位置決めブロック41が型受け部材15の両端側部分の上面に固定される。
その後、固定盤2と可動盤3とを金型Mの左右寸法よりも少しだけ大きな間隔を設けた状態で、金型Mがクレーンによりワイヤで吊持して搬送されて固定盤2と可動盤3との間に搬入され、金型Mの金型基板M1bAを上記スペース内で1対の型受け部材15に載置すると、1対の位置決めブロック41により金型Mの前後(水平)方向への移動が規制されて前後(水平)方向にもセンタリングされた位置に調節される。つまり、新たにセットする金型Mの金型基板M1bAのサイズに応じた上下方向と前後(水平)方向に位置決め調整された(センタリングされた)状態で盤面に固定される。
1対の型受け部材15に載置された金型Mは上下方向及び前後(水平)方向に位置決めされて、安定的に支持された状態になる。そして、先ず、固定側金型M1のロケートリングM1cが固定盤2のノズル挿通孔2bの端部に係合して、固定側金型M1Aの金型基板M1bAが固定盤2の盤面2aに当接状にセンタリングされて固定され、次に、可動側金型M2Aの金型基板M2bAが可動盤3の盤面3aに当接状にセンタリングされて固定される。
以上説明した金型位置決め装置7,8によれば次の効果を奏する。
固定盤2と可動盤3の盤面2a,3aの下端近傍部に対応する位置に配置されたベース部材10と、ベース部材10よりも上方に配置されて金型Mの金型基板M1b,M2bを載置可能な型受け部材15と、型受け部材15を昇降させるエアシリンダ20と、ベース部材10と型受け部材15との間に装着可能で型受け部材15の上下方向位置を調節する為のサポート部材30と、型受け部材15の両端側部分に着脱可能に設けられ、金型Mを型受け部材15に水平方向に位置決め可能な1対の位置決めブロック40と、1対の位置決めブロック40を前記型受け部材15に水平方向に位置決めするための複数のピン部材44とを備える構成とされている。
従って、金型Mの金型基板M1b,M2bのサイズに応じた前後(水平)方向と上下方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めすることができる。エアシリンダ20を有するので、型受け部材15を確実に昇降駆動できるため、ベース部材10と型受け部材15の間にサポート部材30を挟持状に装着させて、金型Mを上下方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めできる。
金型基板M1b,M2bの前後(水平)方向幅のスペースを空けた状態で、1対の位置決めブロック40をピン部材44と係合させて型受け部材15の両端側部分に装着し、その後、吊持して搬送して来た金型Mの金型基板M1b,M2bを上記スペース内で型受け部材15に載置すると、1対の位置決めブロック40により金型Mの前後(水平)方向への移動が規制されて前後(水平)方向にセンタリングされた位置へ容易に位置決めでき、金型交換の作業負荷を軽減することができる。
図6、図7に示すように、実施例2の1対の金型位置決め装置7A,8A(但し、金型位置決め装置8A図示略)は、実施例1の金型位置決め装置7,8からベース部材10とエアシリンダ20を除外したものと基本的に同じ構成である。ここで、金型位置決め装置7Aでは固定側金型M1についての位置決めを行い、金型位置決め装置8Aでは可動側金型M2についての位置決めが行われるものとし、1対の金型位置決め装置7A,8Aは基本的に同じ構成であるため、以下、金型位置決め装置7Aについて説明し、金型位置決め装置8Aについての説明は省略する。但し、金型位置決め装置8Aについて、必要な場合には、金型位置決め装置7Aと同一の符号を付して説明する。
金型位置決め装置7Aは固定盤2に装着され、金型位置決め装置7Aにおいて、水平姿勢の型受け部材16は固定盤2の盤面2aの下端近傍部に対応する位置に複数のボルト11により強固に固定され、盤面2aから可動盤3の方へ突出した状態で盤面2aに装着される。金型位置決め装置8Aは可動盤3に装着され、その金型位置決め装置8Aにおいて、型受け部材16が、盤面3aの下端近傍部に対応する位置に複数のボルト11により強固に固定され、盤面3aから固定盤2の方へ突出した状態で装着される。
この金型位置決め装置7A,8Aは、昇降駆動機構としてもエアシリンダを備えておらず、型受け部材16は盤面2a,3aの下端近傍部に対応する位置に直接固定されており、1対の位置決めブロック42,43によって前後(水平)方向と上下(鉛直)方向にセンタリングされた位置に調節することができる。
図6に示すように、型受け部材16の両端側部分には、金型を型受け部材16にセンタリングされた位置へ位置決めするための1対の位置決めブロック42が設けられている。1対の位置決めブロック42は着脱可能であり、複数のピン部材45を介して型受け部材16の両端側部分に装着される。型受け部材16の上部には、ピン部材45を係合させるための鉛直な複数のピン穴16aが型受け部材16の両端側から前後方向に一定の間隔をあけて前後方向に対称に形成されている。また、位置決めブロック42の下部には、ピン部材45を係合させるための1又は複数のピン穴42aが設けられている。
図7に示すように、上記より比較的小さな金型基板M1bCを有する金型Mの場合、1対の位置決めブロック43が採用される。1対の位置決めブロック43は着脱可能であり、複数のピン部材45を介して型受け部材16の両端側部分に装着される。位置決めブロック43の下部には、ピン部材45を係合させるためのピン穴43aが複数(2カ所)設けられている。
図6に示すように、盤面2aの直交方向から視て略L字形状の1対の位置決めブロック42が互いに対向するように型受け部材16の両端側部分にピン部材45を介して装着し、前後1対の位置決めブロック42の鉛直な位置決め用規制面42c間に、金型基板M1bの前後方向幅のスペースを空けた状態となるようにセットする。前後1対の位置決めブロック42の水平な載置面42b上に金型Mの金型基板M1bBを載置すると、この水平な載置面42bと鉛直な位置決め用規制面42cに金型基板M1bB,M2bBが当接支持されて、金型Mの前後(水平)方向及び上下方向への移動が規制されて前後(水平)方向及び上下方向にもセンタリングされた位置に位置決めされる。つまり、1対の位置決めブロック42を用いるだけで、新たにセットする金型の金型基板のサイズに応じた上下(鉛直)方向と前後(水平)方向にセンタリングされた位置に位置決め調整することができる。
1対の位置決めブロック42は、金型基板M1bBに応じたサイズと形状に構成される。図6に示すように、ある程度大きな金型基板を有する金型の場合、位置決めブロック42の底面から載置面42bまでの上下幅及び位置決めブロック42端部から位置決め用規制面42cまでの前後幅が小さいタイプの1対の位置決めブロック42が好適となる。一方、図7に示すように、上記よりも小さな金型基板M1bCを有する金型の場合、位置決めブロック43の底面から載置面43bまでの上下幅及び位置決めブロック43の端部から位置決め用規制面43cまでの前後幅が大きいタイプの1対の位置決めブロック43が好適となる。
この射出成形機1Aによれば、金型基板M1bB,M2bBの前後(水平)方向幅のスペースを空けた状態で、1対の位置決めブロック42をピン部材45と係合させて型受け部材16の両端側部分に装着し、その後、吊持して搬送して来た金型Mの金型基板M1bB,M2bBを上記スペース内で型受け部材16に載置すると、1対の位置決めブロック42により金型Mの前後(水平)方向への移動が規制されて前後(水平)方向と上下(鉛直)方向にセンタリングされた位置に容易に位置決めすることができる。
尚、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、実施例1〜2で開示した事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。図8に示すように、1対の位置決めブロック40Aの位置決め用規制面40cの一部にテーパ面40bを設けるように構成してもよい。1対の位置決めブロック40Aにテーパ面40bを設けることで、つり下げられて運ばれてきた金型Mの金型基板M1b,M2bを型受け部材15上に載置する際、テーパ面40bに誘導されてスムーズに1対の位置決めブロック40Aの間に載置可能となる。また図示は省略するが、このテーパ面は、盤面の直交方向から視て矩形状の位置決めブロックだけでなく、盤面の直交方向から視て略L字形状の位置決めブロック42,43の位置決め用規制面の上部に設けてもよく、上記と同様の効果を奏する。
また、例えば、ベース部材をプラテン又は取付プレートの盤面に直接固定せずに、プラテンや取付プレートの下端部分等に固定された何らかのフレームに固定して、ベース部材を盤面の下端近傍部に対応する位置に配置してもよい。また、エアシリンダの数、サポート部材の種類数、各種類のサポート部材の構成については、適宜変更することができる。また、エアシリンダの代わりに油圧シリンダを採用することもできる。尚、型受け部材を昇降させる昇降駆動機構としては、流体圧シリンダ以外の電動モータ等のアクチュエータを有するものに構成してもよいし、アクチュエータを備えずに手動で作動するものに構成してもよい。また、射出成形機ではなくダイカストマシンに本考案を適用してもよい。
M 金型
M1b,M2b金型基板
1,1A射出成形機
2 固定盤
3 可動盤
2a,3a盤面
7,8,7A,8A金型位置決め装置
10 ベース部材
15,16型受け部材
15c,16a ピン穴
20 エアシリンダ
20aシリンダ部材
20bピストンロッド
30,31サポート部材
40〜43 1対の位置決めブロック
44,45 ピン部材
40a,41a,42a,43a ピン穴

Claims (5)

  1. 成形機の1対のプラテン又はその1対のプラテンに固定された1対の取付プレートに形成された鉛直の盤面に金型を固定するために位置決めする成形機の金型位置決め装置において、
    前記盤面の下端近傍部に固定されたベース部材と、
    前記ベース部材よりも上方に上下方向に可動に配置されて金型の一端部の金型基板を載置可能な型受け部材と、
    前記型受け部材を昇降させる流体圧シリンダを有する昇降駆動機構と、
    前記ベース部材と型受け部材との間に着脱可能に装着されて型受け部材の上下方向位置を調節すると共に支持する為の複数のサポート部材と、
    前記型受け部材の両端側部分に着脱可能に設けられ、前記金型を前記型受け部材に水平方向に位置決め可能な1対の位置決めブロックと、
    前記1対の位置決めブロックを前記型受け部材に位置決めするための複数のピン部材とを備えたことを特徴とする成形機の金型位置決め装置。
  2. 前記型受け部材の上部に前記ピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴が形成され、
    前記位置決めブロックの下部に前記ピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴が設けられ、
    前記1対の位置決めブロックは、前記金型基板に応じたサイズと形状に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の成形機の金型位置決め装置。
  3. 成形機の1対のプラテン又はその1対のプラテンに固定された1対の取付プレートに形成された鉛直の盤面に金型を固定するために位置決めする成形機の金型位置決め装置において、
    前記盤面の下端近傍部に固定されて金型の一端部の金型基板を載置可能な型受け部材と、
    前記型受け部材の両端側部分に着脱可能に設けられ、前記金型を前記型受け部材に水平方向と鉛直方向に位置決め可能な1対の位置決めブロックと、
    前記1対の位置決めブロックを前記型受け部材に位置決めするための複数のピン部材とを備えたことを特徴とする成形機の金型位置決め装置。
  4. 前記型受け部材の上部に前記ピン部材を係合させるための鉛直な複数のピン穴が形成され、
    前記位置決めブロックの下部に前記ピン部材を係合させるための1又は複数のピン穴が設けられ、
    前記1対の位置決めブロックは、前記金型基板に応じたサイズと形状に構成されたことを特徴とする請求項3に記載の成形機の金型位置決め装置。
  5. 前記位置決めブロックは、前記盤面の直交方向から視て矩形状又は略L字形状に形成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の成形機の金型位置決め装置。
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