JP3192340U - 板材 - Google Patents

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伊藤 公一
伊藤  公一
幸 北川
幸 北川
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Abstract

【課題】ガラス材を介して視認される対象物が好適に視認され得る板材を提供する。【解決手段】板材を、板状をなし可撓性を有した表側及び裏側のガラス材1,2と、これら表側のガラス材1と裏側のガラス材2との間に位置し絹繊維を主体に構成されたシート材3とを備えてなり、前記シート材が、接着剤層を介して前記表側のガラス材と裏側のガラス材に止着されており、前記表側のガラス材及び裏側のガラス材の厚み寸法がそれぞれ0.5〜2mmの範囲に設定されているものとした。【選択図】図4

Description

本考案は、板材に関する。
従来から、対をなす透明の板状体の間にシート材を挟んでなり、種々の用途に適用される板材が知られている(例えば特許文献1参照)。
特に、透明の板状体としてガラス材が適用されている板材は、当該ガラス材特有の剛性や外観の良好さを生かして、例えば、店舗用のサインや什器、オフィスや商業スペースの扉、家具の化粧板等、多様な用途に用いられている。
ところが、この種の板材に採用されていた従来のガラス材は、強度を確保する観点から一定以上の厚み寸法(例えば、3mm以上の厚み寸法)を備えている必要があった。このため、従来のガラス材は可撓性を殆ど有していないものとなっていた。しかも、従来におけるガラス材を備えた板材は、当該ガラス材の厚み寸法の大きさに起因して、中間に配されたシート材が薄い緑色を帯びて視認されてしまうことがあり美観を損ねてしまうという不具合が生ずることがあった。
実開平6−20438号公報
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、ガラス材を介して視認されるシート材が好適に視認され得る板材を提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に記載の板材は、板状をなし可撓性を有した表側及び裏側のガラス材と、これら表側のガラス材と裏側のガラス材との間に位置し絹繊維を主体に構成されたシート材とを備えてなり、前記シート材が、接着剤層を介して前記表側のガラス材と裏側のガラス材に止着されており、前記表側のガラス材及び裏側のガラス材の厚み寸法がそれぞれ0.5〜2mmの範囲に設定されているものである。
請求項2に記載の板材は、請求項1に記載の構成において、前記表側及び裏側のガラス材が矩形状をなしており、これら表側及び裏側のガラス材の上下寸法又は左右寸法の何れか一方が10〜270cmの範囲に設定されており、他方が10〜110cmの範囲に設定されているものである。
請求項3に記載の板材は、請求項1又は2に記載の構成において、前記表側及び裏側のガラス材が矩形状をなしており、これら表側及び裏側のガラス材の上下寸法又は左右寸法の何れか一方が30〜270cmの範囲に設定されており、他方が30〜110cmの範囲に設定されているものである。
請求項4に記載の板材は、請求項1、2又は3に記載の構成において什器の部品として用いられるものである。
以上説明したように本考案によれば、ガラス材を介して視認されるシート材が好適に視認され得る板材を提供することができるものとなる。
本考案の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 図2におけるA−A線概略拡大断面図。 同実施形態における分解斜視図。
以下、本考案の一実施形態を、図1〜4を参照して説明する。なお、接着剤層4については、図3の概略拡大断面図にて示すものとし、他の図においては省略している。
この実施形態は、本考案を、刺繍を施した絹製のシート材3を使用してなる板材Pに適用したものである。
板材Pは、種々の用途に適用される。板材Pは、例えば、家具や道具等の什器を構成する部品として用いられる。より具体的に当該板材Pが適用される例を挙げれば、扉、間仕切り、家具の天板、家具の幕板、店舗用サイン等を挙げることができるが、これら具体例に限られるものではない。
板材Pは、板状をなし可撓性を有した表側及び裏側のガラス材1、2と、これら表側のガラス材1と裏側のガラス材2との間に位置し絹繊維を主体に構成されたシート材3とを備えている。そして、前記シート材3が、接着剤層4を介して前記表側のガラス材1と裏側のガラス材2にそれぞれ止着されている。
以下、板材Pについて詳述する。
前記表側のガラス材1及び裏側のガラス材2は、それぞれ可撓性を発揮し得るものである。すなわち、表側及び裏側のガラス材1、2は、厚み方向に対して一定の荷重が付加されても弾性的に撓み得るものとなっており、簡単に破壊され難いものとなっている。
表側及び裏側のガラス材1、2は、図3に示すように、厚み寸法w1、w2がそれぞれ0.5〜2mmの範囲に設定されるものである。なお、この実施形態における表側及び裏側のガラス材1、2は、矩形状をなした透明板状のものであり、厚み寸法w1、w2が2mmに設定されている。
表側及び裏側のガラス材1、2には、一般的に使用されているソーダガラス等では得られない強度と樹脂製のカバーでは得られない高い耐傷性を発揮しつつ艶やかな質感を呈し得る化学強化用特殊ガラスが適用されている。すなわち、表側及び裏側のガラス材1、2に、前述した化学強化用特殊ガラスを適用することにより、当該表側及び裏側のガラス材1、2に一定の可撓性を付与することができるものとなっている。
前記表側及び裏側のガラス材1、2は、図2に示すように、その上下寸法y又は左右寸法xの何れか一方を10〜270cmの範囲に設定し、他方を10〜110cmの範囲に設定することが可能である。つまり、本実施形態に示す板材Pは、従来と比較して、厚み寸法を短く(薄く)設定しつつ広い面積を具備し得るものとなっている。なお、広い面積を確実に得るべく寸法設定する場合には、前記表側及び裏側のガラス材1、2の上下寸法y又は左右寸法xの何れか一方を30〜270cmの範囲に設定し、他方を30〜110cmの範囲に設定すると好ましい。
前記シート材3は、絹繊維を主体に構成されている。シート材3は、薄いシート状のものであり、当該シート材3が挟持される表側及び裏側のガラス材1、2の大きさに合わせて上下寸法及び左右寸法が設定されている。シート材3には、任意の模様を表出させるために刺繍が施されている。
接着剤層4は、シート材3を表側及び裏側のガラス材1、2に接着するためのものであり、この実施形態では、EVAフィルム(エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム)により構成されている。
以上の構成をなす板材Pは、表側のガラス材1と裏側のガラス材2とによってシート材3を挟んだ状態で接着することにより作られる。すなわち、板材Pは、表側のガラス材1、接着剤層4を形成するEVAフィルム(図示せず)、シート材3、接着剤層4を形成するEVAフィルム(図示せず)、裏側のガラス材2の順番に重ね合わせて積層体にし、次いで、当該積層体を適宜の方法で相寄る方向にプレスして一体的積層体を形成し、しかる後に、この一体的積層体を加熱することにより製造されるものである。
このように、本実施形態に係る板材Pは、板状をなし可撓性を有した表側及び裏側のガラス材1、2と、これら表側のガラス材1と裏側のガラス材2との間に位置し絹繊維を主体に構成されたシート材3とを備えている。そして、前記シート材3が、接着剤層4を介して前記表側のガラス材1と裏側のガラス材2に止着されており、前記表側のガラス材1及び裏側のガラス材2の厚み寸法w1、w2がそれぞれ0.5〜2mmの範囲に設定されている。このため、表側及び裏側のガラス材1、2を介して視認される対象物であるシート材3が薄い緑色を帯びてしまうこともなく好適に視認され得る板材Pを提供することができるものとなる。しかも、表側のガラス材1及び裏側のガラス材2の厚み寸法w1、w2が従来のものと比較して極めて薄いものとなるため、板材Pの軽量化に寄与し得るものとなる。また、シート材3が絹繊維を主体に構成されたものであるため、接着剤層4が絹繊維間に形成される微細な空間に侵入し易く、表側及び裏側のガラス材1、2に対して好適に止着され得るものとなる。
前記シート材3は絹繊維を主体に構成されているので、絹の優れた外観を表出することができるものとなっている。
前記表側及び裏側のガラス材1、2が矩形状をなしているため、取り扱いに好適なものとなっている。また、表側及び裏側のガラス材1、2の上下寸法y又は左右寸法xの何れか一方を10〜270cmの範囲に設定することができ、他方を10〜110cmの範囲に設定することができるものとなっている。このため、厚み寸法を0.5〜2mmの範囲に設定した場合の従来のガラス材では実現できなかった面積、すなわち、前述した設定に基づいて一定の面積が実現された表側及び裏側のガラス材1、2を備えた板材Pを提供することができるものとなる。なお、前記表側及び裏側のガラス材1、2の上下寸法y又は左右寸法xの何れか一方を30〜270cmの範囲に設定し、他方を30〜110cmの範囲に設定すれば、広い面積を確実に得ることができるものとなる。
しかして、板材Pは、例えば、什器の部品として用いられるものであるため、幅広い用途に適用され得るものとなっている。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、ガラス材は、可撓性を有するものであればよく、本実施形態において詳述したものに限定されるものではない。
シート材は、絹繊維を主体に構成されたものであればよい。また、シート材は、絹繊維を主体に構成されていればよいので、シート材に絹繊維以外の素材が含まれていてもよい。
接着剤層を構成する接着剤は、種々のものがあり、本実施形態に示されたものに限定されないのはもちろんのことである。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…表側のガラス材
2…裏側のガラス材
3…シート材
4…接着剤層

Claims (4)

  1. 板状をなし可撓性を有した表側及び裏側のガラス材と、これら表側のガラス材と裏側のガラス材との間に位置し絹繊維を主体に構成されたシート材とを備えてなり、
    前記シート材が、接着剤層を介して前記表側のガラス材と裏側のガラス材に止着されており、
    前記表側のガラス材及び裏側のガラス材の厚み寸法がそれぞれ0.5〜2mmの範囲に設定されていることを特徴とする板材。
  2. 前記表側及び裏側のガラス材が矩形状をなしており、これら表側及び裏側のガラス材の上下寸法又は左右寸法の何れか一方が10〜270cmの範囲に設定されており、他方が10〜110cmの範囲に設定されている請求項1記載の板材。
  3. 前記表側及び裏側のガラス材が矩形状をなしており、これら表側及び裏側のガラス材の上下寸法又は左右寸法の何れか一方が30〜270cmの範囲に設定されており、他方が30〜110cmの範囲に設定されている請求項1又は2記載の板材。
  4. 什器の部品として用いられる請求項1、2又は3記載の板材。
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