JP3192329U - ファイルケース兼ファイル立て - Google Patents

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【課題】本やファイルを収容するだけでなく、書類保管ロッカーや本棚、机の上などに立てた状態で収納されたファイルをしっかりと支えることができるファイルケース兼ファイル立てを提供する。
【解決手段】矩形状の背板110と、当該背板110の両側面にコ字形状に連結される一対の側板120,120と、当該一対の側板120,120および背板110の底部に連結される底板130とを有し、側板120,120の高さを、収容されるファイルの高さとほぼ同じで、かつ、側板120,120間の距離を、ファイルの高さの2/1〜4/3とする。複数の本や書類、ファイルなどをまとめて収容するためのファイルケースとして兼用できるだけでなく、その側板120,120に外側から他のファイルの荷重がかかっても簡単に倒れたり移動することなくしっかりと他のファイルを支えることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、本や書類、ファイルなどを立てた状態で収容するためのファイルケース兼ファイル立てに係り、特に書類保管ロッカーや本棚、あるいは机の上などに置かれて用いられるファイルケース兼ファイル立てに関するものである。
書類保管ロッカーや本棚に本や書類、ファイルなどを立てた状態で収納した際に、収納するファイルなどが少ないとそのファイルが倒れたり、斜めになってしまい、見栄えが悪い上にそのファイルの出し入れも面倒になる。そのため、従来ではファイルの収納に際して金属製のフックエンドやプラスチック製のファイルケースを併用することでファイルが倒れるのを防止している。
また、本考案者は、以下の特許文献1に示すように、棚板上に立て掛けられて収納された書類などから大きな荷重を受けても転倒したり、破損することのない本立てを提案している。
実用新案登録第3134667号公報
ところで、従来の金属製のブックエンドは、その高さが低い上に軽量であるため、例えばA4サイズ以上の大型の本やファイルをしっかりと支えることが難しく、本やファイルの重みでずれたり、本やファイルと共に倒れてしまうことがある。
一方、市販のファイルケースとしては、プラスチックなどの軽量な材料で形成された、例えばA4サイズのファイルを5冊程度収容できるものがあるが、このような従来のファイルケースでは、書類保管ロッカーや本棚に収容した際に揺れなどが加わると収容したファイルと共に簡単に倒れてしまう。また、底部および四方が枠で覆われていることから、収容されたファイルの背表紙が隠れて見えにくい。また、その上部の開口部からファイルの出し入れが行われるため、ファイルの出し入れや並べ替え作業が容易でない。
また、前記特許文献1に示した本立ての場合は、本棚の附属品として本棚と共に使用されるものであるため、それ自体をファイルケースとして用いることはできない。
そこで、本考案はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その主な目的は、本やファイルを収容するだけでなく、書類保管ロッカーや本棚、机の上などに立てた状態で収納されたファイルをしっかりと支えることができる新規なファイルケース兼ファイル立てを提供するものである。
前記課題を解決するために第1の考案は、矩形状の背板と、当該背板の両側面にコ字形状に連結される一対の側板と、当該一対の側板の底部および前記背板の底部に連結される矩形状の底板とを有し、前記側板の高さが、収容されるファイルの高さとほぼ同じで、かつ、前記側板間の距離が、前記ファイルの高さの1/2〜3/4であることを特徴とするファイルケース兼ファイル立てである。
このような構成によれば、複数の本や書類、ファイルなどをまとめて収容するためのファイルケースとして兼用できるだけでなく、側板間の距離が、ファイルの高さの1/2以上であることから、その側板に外側から他のファイルの荷重がかかっても簡単に倒れたり移動することがなく、しっかりと他のファイルを支えることができる。また、その上部のみならず、前方も完全に開放した状態となっていることから、収容されたファイルの背表紙が見えやすくなり、また、ファイルの出し入れや並べ替え作業も極めて容易になる。
また、側板間の距離が、ファイルの高さの3/4以下であることから、1冊または数冊程度の少ないファイルを収容した際に、これが倒れても完全に横倒しになることがなく、例えば少なくとも45°以上の角度を保った状態で収容することができる。これにより、ファイルが完全に倒れて見栄えが悪くなるのを阻止できると共に、ファイルの確認や取り出し作業も容易になる。
第2の考案は、第1の考案において、前記底板は、前記一対の側板の先端から前方に突き出す突出部を有することを特徴とするファイルケース兼ファイル立てである。これにより、ファイルを収容する際に突出部がガイドとなってファイルの下端が底板の先端に引っかかり難くなり、ファイルをスムーズに収容することができる。
第3の考案は、第1または第2の考案において、前記底板の板厚が前記側板よりも薄くなっていることを特徴とするファイルケース兼ファイル立てである。このような構成によれば、ファイルを収容する際にファイルの下端が底板の先端にさらに引っかかり難くなり、よりスムーズに収容することができる。
第4の考案は、第1乃至第3の考案において、前記背板および底板の一方、または両方に把持部を有することを特徴とするファイルケース兼ファイル立てである。このような構成によれば、利用者がこの把持部を把持することによってファイル立てを収容されたファイルと共に簡単に持ち運ぶことができる。
本考案によれば、複数の本や書類、ファイルなどをまとめて収容するためのファイルケースとして兼用できるだけでなく、その側板に外側から他のファイルの荷重がかかっても簡単に倒れたり移動することがないため、しっかりと他のファイルを支えることができる。また、その上部のみならず、前方も完全に開放した状態となっていることから、収容されたファイルの背表紙が見えやすくなり、また、ファイルの出し入れや並べ替え作業も極めて容易になる。
本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100の実施の一形態を示す斜視図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100の実施の一形態を示す側面図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100の実施の一形態を示す正面図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100にファイルFを満杯に収容した状態を示す斜視図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100にファイルFを数冊収容した状態を示す斜視図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100にファイルFを1冊収容した状態を示す斜視図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100を壁際の机またはテーブル上に設置した例を示す概念図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100を机またはテーブル上に設置した例を示す概念図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100を書類保管ロッカーまたは本棚200内に設置した例を示す概念図である。 本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100の他の実施の形態を示す斜視図である。
次に、本考案の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は本考案に係るファイルケース兼ファイル立て100(以下、「ファイル立て100」と称す)の実施の一形態を示したものである。図示するようにこのファイル立て100は、箱形に形成されており、矩形状の背板110と、この背板110の両側面にコ字形状に連結される一対の側板120,120と、これら一対の側板120,120の底部および背板110の底部に連結される矩形状の底板130とから構成されている。
この背板110は、図2および図3に示すように、例えば板厚t1が10mm前後の縦長矩形状の合板からなっており、その高さHおよび幅Wは、例えば市販のA4ファイルとほぼ同じ大きさである、310mm(H)×240mm(W)程度になっている。また、一対の側板120,120もこの背板110と同じく、例えば板厚が10mm前後の縦長矩形状の合板からなっており、その高さHおよび奥行きD1は、同じく例えば市販のA4ファイルとほぼ同じ大きさである、310mm(h)×240mm(W)程度になっている。ここで、側板120,120の距離W1は、収容されるファイルFの高さの高さの約1/2〜3/4となっている。従って、例えばファイルFの高さが310mmの場合、側板120,120間の距離W1は、150mm〜240mm程度となっている。
一方、底板130は、これら背板110および側板120,120の板厚t1よりも薄い、例えば板厚t2が3mm前後の縦長矩形状の合板からなっており、その幅Wは、背板110の幅Wと同じく、またその奥行きD2は、側板120,120の奥行きD1よりもやや長くなっている。そのため、図1および図2に示すようにこの底板130の先端部には、側板120,120の先端部(側縁部)から前方に突出するように突出部131が形成されている。この突出部131の突出量dは、特に限定するものでないが、例えば40mm程度となっている。
そして、これら背板110、側板120,120、底板130は、その端面および周辺部同士が接着剤や釘、ボルト、あるいは締結バンドなどに連結されて箱状に組み合わされている。なお、これら背板110、側板120,120、底板130は、そのいずれかあるいは全てが木材以外の他の材料、例えばプラスチックや金属板で形成したものであっても良い。
このような構造をした本考案のファイル立て100によれば、図4に示すように例えば、厚さ18mm程度のA4サイズのファイルFを立てた状態で最大10冊前後まとめて収容することが可能となる。また、この側板120,120間の距離W1は、ファイルFの高さの約1/2以上となっているため、外側から他のファイルFの荷重がかかっても簡単に倒れたり移動することがなく抵抗できるため、ファイル立てとしてしっかりと他のファイルFを支えることができる。
また、同図に示すように、このファイル立て100は、背面および側面だけがそれぞれ覆われてその上部のみならず、前面も完全に開口している状態であることから、収容されたファイルFの背表紙がよく見えるだけでなく、そのファイルFの出し入れや並び替え作業が際めて容易にできる。
また、側板120,120の距離W1が、収容されるファイルFの高さの約3/4以下となっているため、図5および図6に示すように、1冊または数冊程度の少ないファイルを収容した際に、これが倒れても完全に横倒しになることがなく、例えば少なくとも45°以上の角度を保った状態で収容することができる。これにより、ファイルFが完全に倒れて見栄えが悪くなるのを阻止できると共に、ファイルFの確認や取り出し作業も容易になる。
また、底板130の先端を側板120の先端に突出部131を形成したことから、ファイルFを収容する際にこの突出部131がガイドとなってファイルFの下端が底板130の先端に引っかかり難くなり、ファイルFをスムーズに収容することができる。さらに、この突出部131が形成された底板130の板厚を側板120よりも薄くしたことから、ファイルFを収容する際にその下端がこの突出部131の先端にさらに引っかかり難くなり、よりスムーズに収容することができる。
図7および図8は、本考案に係るファイル立て100を机やテーブルTの上で利用した例を示したものである。図7に示すように、本考案に係るファイル立て100を机やテーブルTの上に置けば、ファイルケースとしてだけでなく、そのファイル立て100と壁wとの間に本やファイルFを挟めることで1つだけで安定したファイル立てまたは本立てとして利用することができる。また、図8に示すようにこのファイル立て100を2つ1組で用い、その間に本やファイルFを挟むようにすれば、場所や大きさに限定されることなく様々な場所で利用することができる。
図9は、本考案に係るファイル立て100を書類保管ロッカーや本棚200で利用した例を示したものである。本考案に係るファイル立て100は、その高さHや奥行きD1が収容するファイルFの大きさとほぼ同じであるため、既存の書類保管ロッカーや本棚200にファイルFと共に収容することができる。そして、このファイル立て100を書類保管ロッカーや本棚200の棚板210上をスライド移動させることで書類保管ロッカーや本棚200内に保管されたファイルFを保持するためのファイル立て(本立て)として機能させることができる。
さらに、この書類保管ロッカーや本棚200に保管された複数のファイルを別の場所に移動する際などには、このファイル立て100内にそれらのファイルFを入れてからそれを取り出し、運搬用のボックスやカゴとして利用することで複数のファイルFをまとめて持ち運ぶことができる。
そして、このような運搬用ボックスとして利用する場合には、さらに図10に示すように、背板110および底板130の一方、または両方に指をいれる把持用の穴140を形成すれば、利用者がこの把持穴140に指を入れることでファイル立て100を、収容されたファイルFと共に簡単に持ち運ぶことができる。
また、この側板120,120にも同様に把持用の穴140を形成しても良く、また、この把持用の穴140以外に溝構造やその他の滑り止め構造であっても良い。さらに、同図に示すように側板120,120の前側上部の角部を面取り加工しても良い。
100…ファイルケース兼ファイル立て
110…背板
120…側板
130…底板
131…突出部
140…把持用の穴(把持部)
200…書類保管ロッカーまたは本棚
210…棚板
F…ファイル
T…机またはテーブル
w…壁

Claims (4)

  1. 矩形状の背板と、当該背板の両側面にコ字形状に連結される一対の側板と、当該一対の側板の底部および前記背板の底部に連結される矩形状の底板とを有し、
    前記側板の高さが、収容されるファイルの高さとほぼ同じで、かつ、前記側板間の距離が、前記ファイルの高さの1/2〜3/4であることを特徴とするファイルケース兼ファイル立て。
  2. 請求項1に記載のファイルケース兼ファイル立てにおいて、
    前記底板は、前記一対の側板の先端から前方に突き出す突出部を有することを特徴とするファイルケース兼ファイル立て。
  3. 請求項1または2に記載のファイルケース兼ファイル立てにおいて、
    前記底板の板厚が前記側板よりも薄くなっていることを特徴とするファイルケース兼ファイル立て。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のファイルケース兼ファイル立てにおいて、
    前記背板および底板の一方、または両方に把持部を有することを特徴とするファイルケース兼ファイル立て。
JP2014002782U 2014-05-28 ファイルケース兼ファイル立て Expired - Lifetime JP3192329U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017195910A1 (ko) * 2016-05-10 2017-11-16 주식회사 공동구매북 책꽂이 겸용 도서 포장장치 및 그 방법

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