JP3191922U - マシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造 - Google Patents

マシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ATCマガジンの交換の準備位置から待機位置までに設けるスライド部を改良して、ツールホルダがスライド部で搬送されるときにツールホルダの端面を清掃することができる、マシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造を提供する。【解決手段】横型又は立形のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造であって、ATCマガジン10の交換の準備位置Pと待機位置Wとの間にスライド部14を設け、そのスライド部14に1対のブラシ18を先端同士が接触又は近接するように設ける。ツールホルダ16をそのスライド部14で滑らせてツールホルダ16をATCマガジン10の交換の準備位置Pから待機位置Wまで搬送する間に、1対のブラシ18がツールホルダ16の端面のほぼ全体に接触してツールホルダ16の端面のほぼ全体を清掃する。そのため、先端同士が接触又は近接するように1対のブラシ18がスライド部14に設けられている。【選択図】図2

Description

本考案は、マシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造に関する。
マシニングセンターの横型マシニングセンター及び立形マシニングセンターのいずれにおいても、ATCマガジンの交換の準備位置Pから待機位置Wまでにスライド部を設けて、ツールホルダの端面をそのスライド部で滑らせてツールホルダを搬送していた。特許文献1〜3を参照。
特開2003−291046 特開2008−155343 特許第4972120号公報
マシニングセンターにおいては、ツールホルダの端面がスピンドルの端面と良好に密着する必要がある。万が一ツールホルダの端面とスピンドルの端面との間にごみなどが介在していると、加工時に、ツールホルダが振れたり、工具(刃具)の先端が振れたりする。その結果、良好な加工ができなくなって、ワークの加工不良品が生じる恐れがある。
そこで、本考案の目的は、ATCマガジンの交換の準備位置と待機位置との間に設けるスライド部を改良して、ツールホルダがスライド部で支持されてスライドしながら搬送されるときにツールホルダの端面を清掃することができる、マシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造を提供することである。
本考案の解決手段は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造である。すなわち、
(1)横型又は立形のマシニングセンターのATCマガジンの交換の準備位置(P)と待機位置(W)との間にスライド部を設けたマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造において、ツールホルダがHSKシャンクのツールホルダであり、そのツールホルダをそのスライド部により支持した状態でツールホルダをATCマガジンの交換の準備位置(P)から待機位置(W)までスライドさせながら搬送する間にツールホルダの端面に接触してツールホルダの端面を清掃する1対の帯状のブラシがスライド部に設けられており、ツールホルダの搬送のとき、1対の帯状のブラシの各々がツールホルダの端面のほぼ全体に接触するように両ブラシの先端が接触又は近接して配置されていることを特徴とするマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
(2)マシニングセンターが横型のマシニングセンターであることを特徴とする前述のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
(3)マシニングセンターが縦型のマシニングセンターであることを特徴とする前述のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
本考案によるマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造は、HSKシャンクのツールホルダの端面のほぼ全体に接触するように、1対の帯状のブラシがスライド部に設けられており、かつ、両ブラシの先端が接触又は近接して配置されているので、HSKシャンクのツールホルダがマガジン交換の準備位置から待機位置まで移動する間に、1対のブラシがツールホルダの端面のほぼ全体に接触してツールホルダの端面のほぼ全体を清掃することができる。
本考案の実施例によるマシニングセンターのHSKタイプのツールホルダ端部の清掃構造の概要を示す斜視図。 図1に示したマシニングセンターのHSKタイプのツールホルダ端部の清掃構造におけるスライド部とマガジンの交換の準備位置及び待機位置との関係を示す概略平面図。 図2に示した、スライド部とマガジンの交換の準備位置及び待機位置との関係を詳細に示す拡大図。 マガジンチェーンのポットに収容されたHSKツールホルダを示す説明図。 図1に示したマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造における1対の帯状のブラシの1つを示す拡大平面図。
本考案によるマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造は、ATCマガジンのツールホルダ交換の準備位置(P)(通例、ツールホルダ交換位置から最短の距離にあるATCマガジン位置)から待機位置(W)(ツールの交換のためにツールホルダが待機している位置)との間にスライド部を設け、ツールホルダをそのスライド部により支持した状態で滑らせてツールホルダをATCマガジンの交換の準備位置(P)から待機位置(W)まで搬送する。その際に1対の帯状のブラシがツールホルダの端面のほぼ全体に接触して(1対のブラシの先端同士が接触していない場合はその隙間の部分が非接触となる状態で)ツールホルダの端面のほぼ全体を清掃する。
ツールホルダの搬送方向の両側で2つ(1対)の帯状のブラシがツールホルダの端面の2か所つまり半分ずつに接触してツールホルダの端面のほぼ全体を清掃するように両ブラシの先端が互いに接触するか近接した状態で互いに平行に配置されている。両ブラシの先端が互いに接触する場合は両ブラシがツールホルダの端面の全体を清掃する。近接した状態の場合は、ツールホルダの端面のごく一部が非接触となり、清掃されない部分が残り得る。
ツールホルダは、HSKタイプすなわちHSKシャンクを有するツールホルダである。
以下、図面を参照して、本考案の1つの実施例によるマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造を説明する。
図1に例示されているように、マシニングセンター用のATCマガジン10には、多数のポットがチェーンで連結され、各ポットに種々のツールを収容したHSKタイプのツールホルダ16が装着されている。
必要に応じて、マガジン10の所定のポットに装着されたツールホルダ16をマガジン10から取り出し、工具自動交換装置(12)は、その取り出したツールホルダ16を交換の準備位置(P)から待機位置(W)まで搬送し、後述するその待機位置(W)で待機中の使用前のツールホルダ16と主軸側の使用後のツールホルダ16を交換するために、それぞれ、搬送手段と工具交換アーム12とを有する。
その搬送手段には、スライド部14が設けられている。スライド部14は、マガジン側の交換の準備位置(P)と工具交換アーム12側の待機位置(W)との間に設けられている。ツールホルダ16例えばその端面をそのスライド部14で支持して滑らせながらツールホルダ16をATCマガジン10の交換の準備位置(P)から待機位置(W)まで矢印Xの方向に搬送する。そのとき1対の帯状のブラシ18がツールホルダ16の端面16aに接触してツールホルダ16の端面16の全体を(ごく一部が清掃されないことがあるが)清掃するように、スライド部14に1対の帯状のブラシ18が設定されている。
スライド部14には、ツールホルダ16の搬送方向つまり矢印Xの方向に沿って、その両側に、2つ(1対)の帯状のブラシ18がそれらの先端18を互いに接触(又は近接)するように設ける。ツールホルダ16の端面の半分ずつに対して矢印Xの方向の両側の2か所に1対のブラシ18が互いに平行に配置されている。ツールホルダ16は、その溝部16bを有する。そこに近いツールホルダ16の端面16aが1対の帯状のブラシ18により清掃されながら、直線状に進行する。
図3に詳細に示されているように、両ブラシ18の先端18aは互いに接触又は近接している。両ブラシ18を先端18aを互いに接触させると、ツールホルダ16の端面16aの全体が清掃できる。
図4に詳しく示すツールホルダ16は、HSKシャンク(タイプ)のツールホルダであり、マガジン10のチェーンに設けられた一連のポット19の1つに収容された状態を示す。ツールは、図の簡略化のために図示が省略されている。
2つの帯状のブラシ18が対にして設けられ、かつ、それらの先端18aが互いに接触又は近接してツールホルダ16の端面16aのほぼ全体に接触するように配置されるが、本考案は前述の実施形態に限定されない。
図5は1つの帯状のブラシ18を拡大して示す。ブラシ18の後端18bには2つの凹所2cが形成されている。ネジ(図示せず)をこれらの凹所2cにセットしてブラシ18をスライド部14に固定することができる。
前述の実施形態では搬送中にツールホルダもブラシも回転等をしないが、本考案は、搬送中にツールホルダとブラシの少なくとも一方を強制的に小さな角度で回転等をさせて、ツールホルダの端面の全体を清掃する実施形態を含む。この回転式の形態の場合、ブラシの先端同士が互いに少し離れていても、ツールホルダ16の端面16aは全体的に清掃され得る。また、両ブラシの先端を波状等にして互いに頂部と底部が向き合うように配置すれば、近接でかつ非回転式の場合であっても両ブラシがツールホルダの端面の全体を清掃し得る。
本考案においてブラシの形は図示例に限定されない。
さらに、本考案は次の実施形態も含む。すなわち、複数の主マガジンと1つの副マガジンを設け、とくに、主マガジン側の位置と主軸近くの待機位置との間に、複数のツールホルダを仮保有する副マガジンを追加的に配置し、主マガジンから取り出して搬送されてきたツールホルダを副マガジンで仮保有し、しかるのち、副マガジン側の位置から待機位置まで1つずつツールを装着したツールホルダを搬送する途中でツールホルダをブラジで清掃するように、スライド部にブラシを設ける実施形態。
P ATCマガジンの交換の準備位置
W ATCマガジンの交換の待機位置
X ツールホルダ16の搬送方向
10 ATCマガジン
12 工具交換アーム
14 スライド部
16 HSKシャンクのツールホルダ
16a 端面
16b 環状の溝
18 ブラシ
18a 先端
18b 後端
18c 凹所
19 ポット

Claims (3)

  1. 横型又は立形のマシニングセンターのATCマガジンの交換の準備位置(P)と待機位置(W)との間にスライド部を設けたマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造において、ツールホルダがHSKシャンクのツールホルダであり、そのツールホルダをそのスライド部により支持した状態でツールホルダをATCマガジンの交換の準備位置(P)から待機位置(W)までスライドさせながら搬送する間にツールホルダの端面に接触してツールホルダの端面を清掃する1対の帯状のブラシがスライド部に設けられており、ツールホルダの搬送のとき、1対の帯状のブラシの各々がツールホルダの端面のほぼ全体に接触するように両ブラシの先端が接触又は近接して配置されていることを特徴とするマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
  2. マシニングセンターが横型のマシニングセンターであることを特徴とする請求項1に記載のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
  3. マシニングセンターが縦型のマシニングセンターであることを特徴とする請求項1に記載のマシニングセンターのツールホルダ端部の清掃構造。
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