JP3191854B2 - 情報蓄積出力装置 - Google Patents

情報蓄積出力装置

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JP3191854B2 JP7099896A JP7099896A JP3191854B2 JP 3191854 B2 JP3191854 B2 JP 3191854B2 JP 7099896 A JP7099896 A JP 7099896A JP 7099896 A JP7099896 A JP 7099896A JP 3191854 B2 JP3191854 B2 JP 3191854B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに蓄積した可変
レート符号化データを多重化出力する情報蓄積出力装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】動画像や音声を含むプログラムを符号化
してメモリに蓄積し、複数の端末からの要求に応じて異
なる符号化データを異なる多重化出力開始時刻で蓄積メ
モリから順次読み出して各端末に向けて伝送路へ多重化
出力する多重化出力装置がある。
【0003】この多重化出力装置においては、符号化デ
ータの符号化レートを蓄積メモリの読み出しレートや伝
送路への多重化出力レートに比較して十分小さくし、時
分割により複数端末に向けて符号化データの読み出しや
多重化出力を行なうことで実現している。
【0004】例えば、符号化データの符号化レートがす
べて6Mbps、蓄積メモリの読み出しレートと伝送路
への多重化出力レートとが夫々60Mbpsの場合、最
大10箇所の端末に向けて、符号化データの読み出しと
多重化出力とを行なうことが出来る。このため、1つの
蓄積メモリで対応可能な端末数を増加させるためには、
符号化データの符号化レートを低くするか、もしくは、
蓄積メモリの読み出しレートと伝送路への多重化出力レ
ートを高くする必要がある。
【0005】蓄積メモリの読み出しレートと伝送路への
多重化出力レートを高くすることは、装置コストや伝送
路コストの増加になるため、一般に動画像や音声を圧縮
符号化してメモリに蓄積することで対応している。動画
像や音声の圧縮符号化は、動画像の空間方向や時間方向
等の冗長度、音声の時間方向等の冗長度を削減すること
で実現している。
【0006】動画像の空間方向や時間方向等の冗長度や
音声の時間方向等の冗長度は、絵柄や音色とその時間的
変化により異なり、動画像や音声を定レートで圧縮符号
化する場合は、例えば、冗長度の変化に応じた量子化特
性の制御やダミーデータの付加により符号化レートを制
御している。
【0007】粗い量子化を行なうと符号化データの再生
品質は低下し、この品質低下を少なくするためには、符
号化レートを高くしなければならない。これにより、蓄
積メモリや多重化データを配信する伝送路の使用効率が
低下してしまう問題があった。
【0008】従来この問題を解決するために、プログラ
ムの符号化において定レート符号化を目的とする量子化
特性の制御やダミーデータの付加を行わず、可変レート
で圧縮符号化した符号化データをメモリに蓄積し、多重
化出力することで、蓄積メモリや多重化データを配信す
る伝送路の使用効率を向上させる方法がある。
【0009】これは、多数の異なるプログラムや異なる
部分の読み出しや多重化出力により統計的な多重化効果
が生じ、可変レート符号化の平均値に対応した読み出し
レートや多重化出力レートに近づくことに基づいてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、あくま
で統計的な効果に依存しているために、瞬時の読み出し
レートや多重化出力レートが、蓄積メモリの読み出しレ
ートや伝送路への多重化出力レートを越える場合が発生
する。この場合、端末で受信する符号化データに欠落が
生じて、再生品質が大幅に低下してしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変レート符
号化データと対応する符号化レート情報とをメモリに蓄
積し、符号化レート情報により新たな読み出し、多重化
出力要求に対して蓄積メモリの読み出しレートや伝送路
への多重化出力レートを越えるか否かを判定し、新たな
読み出し、多重化出力要求に対する蓄積メモリの読み出
しと伝送路への多重化出力開始時間を制御して、あるい
は伝送路への多重化出力開始時間と伝送路選択とを制御
して、読み出しレートや伝送路への多重化出力レートを
越えないように出来る時刻(時間)を決定することで、
上記問題点を解決する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の情報蓄積出力装置の一実
施例について、図と共に以下に説明する。 (実施例1)図1に本発明の情報蓄積出力装置の一実施
例のブロック構成を示す。蓄積メモリ1には、可変レー
ト符号化したプログラムの符号化データが、また、蓄積
メモリ2には、各プログラムに対応する符号化レート情
報が夫々蓄積されている。蓄積メモリ2に蓄積される各
プログラムに対応する符号化レート情報は、例えば、次
の表1のように所定時間t毎の符号化レート値の時系列
情報である。
【0013】
【表1】
【0014】制御器(第1の制御器)4では、制御器
(第2の制御器)5からの多重化出力開始制御により切
換スイッチ(SW)8を端子a側にして、多重化出力開
始要求のあったプログラムの符号化レート情報を蓄積メ
モリ2から読み出し、この読み出された符号化レート情
報と既に蓄積メモリ2から読み出された多重化出力中の
プログラムの符号化レート情報に基づいて、プログラム
の読み出しと多重化を、順次制御する。
【0015】例えば、図2(a)のように時刻(時間)
T0からプログラムa、図2(b)のように時刻T2か
らプログラムbの多重化出力開始制御が行われた場合、
T0からT1ではプログラムaのみの読み出しと多重化
を行ない、T2からT9では各時間毎にプログラムaと
プログラムbを符号化レート比により時分割で読み出し
と多重化を行ない、T10からT11ではプログラムb
のみの読み出しと多重化を行なう。これらによる、時刻
T0からT12までの読み出しレートと多重化出力レー
トの変化は図2(c)のようになる。
【0016】蓄積メモリ1から読み出した符号化データ
は、プログラム多重化出力を要求した端末毎に割り当て
た各バッファメモリ6A〜6Cに、切換スイッチ7によ
り順次切り換えられて、一時記憶される。そして、各バ
ッファメモリ6A〜6Cに一時記憶された符号化データ
は、順次多重化器3で多重化出力される。
【0017】このバッファメモリ6A〜6Cは、例え
ば、蓄積メモリ1を磁気ディスク装置で構成する場合、
一般に読み出し速度に対してデータアクセス速度が遅い
ため、データアクセス頻度を少なくするために読み出し
符号化データ単位を大きくし、かつ、多重化出力は端末
の多重化データ分離におけるバッファメモリ量を少なく
するために多重化データ単位を小さくする必要があり、
この符号化データ単位の大きさを整合させるために使用
される。
【0018】蓄積メモリ1の読み出し速度が多重化出力
速度に比べ十分速く、蓄積メモリ1のデータアクセス速
度が無視出来る場合、各端末毎に割り当てるバッファメ
モリは必要なく、読み出し速度と多重化出力速度を整合
させるためのバッファメモリが1つあればよい。
【0019】また、蓄積メモリ1を、読み出し速度とデ
ータアクセス速度と多重化出力速度とが同じである構
成、例えば、SRAM(Static Random Access Memory
)等で構成した場合には、バッファメモリ6A〜6C
は不要となる。
【0020】制御器4では、蓄積メモリ2から符号化レ
ート情報を読み出した後、制御器5が蓄積メモリ2から
符号化レート情報を読み出せるように切換スイッチ(S
W)8を端子b側にする。
【0021】制御器5は、制御器5に端末からの新たな
多重化出力要求が多重化出力要求端子12を介して入力
された場合、新たな多重化出力により各プログラムの多
重化出力総符号化レートが蓄積メモリ1からの読み出し
レートと多重化出力レートを越えることなく、データ欠
落が生じない多重化出力開始時刻(時間)を判断する。
【0022】また、制御器5は、その判断時刻を、多重
化出力応答端子13を介して要求端末に通告し、要求端
末の承諾により、制御器4にその時刻(時間)で多重化
出力開始を指示する。
【0023】例えば、時刻(時間)T0からプログラム
a、時刻T2からプログラムbの多重化出力開始制御が
行われ、時刻T3にプログラムcの多重化出力要求が入
力された場合に、時刻T4以降データ欠落が生じない最
も早い多重化出力開始時刻(時間)を制御器5は求め
る。
【0024】これは、表1の時系列情報を各多重化プロ
グラムの多重化出力開始時刻によりずらして加算し、す
べての時間において、蓄積メモリ1の読み出しレートと
多重化出力レートを超えないか否かを検査することによ
り行なう。例えば、蓄積メモリ1の読み出しレートと多
重化出力レートが共に12Mbpsとする。
【0025】まず、時刻(時間)T4からプログラムc
の多重化出力を開始したとすると、時刻T4以降のプロ
グラムaとプログラムbの総符号化レートを示した図3
(a)に、プログラムcの符号化レートを示した図3
(b)を加算することになる。
【0026】その結果は、図3(c)に示したようにな
り、時刻T5から時刻T6にかけて、総符号化レートが
14Mbpsとなり、蓄積メモリ1の読み出しレートと
多重化出力レートの12Mbpsを越えてしまうため、
時刻T5から時刻T6にかけて、データの欠落が発生す
る。
【0027】次に、時刻(時間)T5からプログラムc
の多重化出力を開始したとすると、この場合は、時刻T
5以降のプログラムaとプログラムbの総符号化レート
を示した図4(a)に、プログラムcの符号化レートを
示した図4(b)を加算することになる。
【0028】その結果は、図4(c)に示したようにな
り、すべての時間において、符号化レートの総和が12
Mbps以下となり、すべての時間においてデータの欠
落は発生しない。
【0029】上記の結果から、プログラムcを時刻(時
間)T5から多重化出力開始が可能であることを、制御
器5は要求端末に通告し、端末の承諾により、制御器4
に時刻T5でプログラムcの新たな多重化出力開始を指
示する。
【0030】さらに、新たな多重化出力要求に対する多
重化出力開始時刻(時間)の判断において、所定時間w
を設定し、既多重化出力プログラム、及び、新たな多重
化出力プログラムの各多重化開始から、所定時間w遅延
させても、総符号化レートが蓄積メモリ1の読み出しレ
ートと多重化出力レートを越えないか否かを検査する。
【0031】その結果、すべての場合において、データ
の欠落が発生しないと判断されれば、端末からの要求に
よりプログラムの多重化出力を一時停止しても、そのプ
ログラムの多重化出力期間中の総一時停止時間が、所定
時間w以下であれば、データの欠落が生じないことを保
証出来る。
【0032】例えば、時刻(時間)T0からプログラム
aが多重化出力され、所定時間w=2tの場合、プログ
ラムbを時刻(時間)T2から新たに多重化出力するた
めには、以下の9通りの場合について、総符号化レート
が読み出しレートと多重化出力レートを越えないか否か
を検査する。
【0033】総符号化レートが読み出しレートと多重化
出力レートを越えていない場合、時刻T2でプログラム
bの多重化出力を開始出来、かつ、プログラムaとプロ
グラムbの多重化出力を端末からの要求により一時停止
しても、各プログラムの多重化出力期間中の総一時停止
時間が2t以下ならば、データの欠落が発生しないこと
を保証出来る。
【0034】これらの9通りの場合(即ち、時刻(時
間)T0からプログラムaが多重化出力され、所定時間
w=2tの場合、プログラムbを時刻(時間)T2から
新たに多重化出力する場合)について、具体的に以下に
示す。
【0035】(1)時刻(時間)T0からプログラム
a、時刻(時間)T2からプログラムbが多重化出力さ
れる場合 (2)時刻(時間)T1からプログラムa、時刻T2か
らプログラムbが多重化出力される場合 (3)時刻T2からプログラムa、時刻T2からプログ
ラムbが多重化出力される場合
【0036】(4)時刻T0からプログラムa、時刻
(時間)T3からプログラムbが多重化出力される場合 (5)時刻T1からプログラムa、時刻T3からプログ
ラムbが多重化出力される場合 (6)時刻T2からプログラムa、時刻T3からプログ
ラムbが多重化出力される場合
【0037】(7)時刻T0からプログラムa、時刻
(時間)T4からプログラムbが多重化出力される場合 (8)時刻T1からプログラムa、時刻T4からプログ
ラムbが多重化出力される場合 (9)時刻T2からプログラムa、時刻T4からプログ
ラムbが多重化出力される場合
【0038】(実施例2)図5に本発明の情報蓄積出力
装置の他の一実施例を示す。蓄積メモリ(第1の蓄積メ
モリ)21には可変レート符号化したプログラムの符号
化データが、また、蓄積メモリ(第2の蓄積メモリ)2
2には各プログラムに対応する符号化レート情報が夫々
蓄積されている。各プログラムに対応する符号化レート
情報は、例えば、表1のように所定時間t毎の符号化レ
ート値の時系列情報である。
【0039】制御器(第1の制御器、制御器A)24で
は、制御器(第2の制御器、制御器B)25からの多重
化出力器選択と多重化出力開始時間制御により、SW2
8を端子a側にして多重化出力開始要求のあったプログ
ラムの符号化レート情報を蓄積メモリ22から読み出
し、この符号化レート情報と既に蓄積メモリ22から読
み出した多重化出力中のプログラムの符号化レート情報
に基づいて順次プログラムの読み出しと多重化を制御す
る。
【0040】多重化出力器(多重化ユニット)29A
は、時刻T0からプログラムa、時刻T2からプログラ
ムbの多重化出力開始制御が行われ、かつ、多重化出力
器(多重化ユニット)29Bは、時刻T1からプログラ
ムa、時刻T3からプログラムbの多重化出力開始制御
が行われた場合、T0からT12までの多重化出力器2
9Aの多重化出力レートの変化は図6(a)、多重化出
力器29Bの多重化出力レートの変化は図6(b)、ま
た、蓄積メモリ21からの読み出しレートの変化は図6
(c)のようになる。
【0041】蓄積メモリ21から読み出した符号化デー
タは、制御器24により逐次経路制御を受けるスイッチ
マトリックス27を介して、プログラム多重化出力を要
求した端末毎に割り当てた選択多重化出力器29の所定
バッファメモリ26に順次一時記憶する。そして、各バ
ッファメモリ26に一時記憶した符号化データは、選択
多重化出力器の多重化器23で逐次多重化出力する。制
御器24では、蓄積メモリ22から符号化レート情報を
読み出し後、制御器25が蓄積メモリ22から符号化レ
ート情報を読み出せるようにSW28を端子b側にす
る。
【0042】制御器25に端末からの新たな多重化出力
要求が入力された場合、新たな多重化出力により蓄積メ
モリ21からの読み出しレート、各多重化出力器29の
多重化出力レートがそれぞれ所定レートを越えることな
くデータ欠落が生じない多重化出力開始時間を判断し、
最も早い多重化出力が可能な多重化出力器29を選択
し、その開始時間と選択多重化出力器に関する情報を要
求端末に通告し、要求端末の承諾により、制御器24に
その開始時間で選択多重化出力器から多重化出力開始を
指示する。
【0043】ここで、選択多重化出力器に関する情報と
は、各多重化出力器29からの多重化データを放送波を
用いて伝送する場合の選択多重化出力器出力を伝送する
キャリア周波数情報やキャリア周波数に対応したチャン
ネル番号情報であり、要求端末が選択多重化出力器出力
データを受信するために必要となる情報である。
【0044】多重化出力器29Aが時刻T0からプログ
ラムa、時刻T2からプログラムbの多重化出力開始制
御が行われ、かつ、多重化出力器29Bが時刻T1から
プログラムa、時刻T3からプログラムbの多重化出力
開始制御が行われた場合に、新たに時刻T4にプログラ
ムcの多重化出力要求が入力されたとする。このとき制
御器25は、時刻T5以降データ欠落が生じない最も早
い多重化出力開始時刻と多重化出力器を求める。
【0045】これは、表1の時系列情報を各多重化プロ
グラムの多重化出力開始時刻によりずらして加算し、す
べての時間において蓄積メモリ21の最大読み出しレー
トと各多重化出力器29の最大多重化出力レートを超え
ないか否かを検査することで行なう。例えば、蓄積メモ
リ21の読み出しレートが24Mbpsと各多重化出力
器の多重化出力レートが共に12Mbpsとする。多重
化出力器29Aにおいて、時刻T5からプログラムcの
多重化出力を開始したとすると、時刻T5以降の多重化
出力レートは図7(a)のようになり、すべての時間に
おいて12Mbpsを超過しない。
【0046】多重化出力器29Bにおいて、時刻T5か
らプログラムcの多重化出力を開始したとすると、時刻
T5以降の多重化出力レートは図7(b)のようにな
り、時刻T6からT7にかけて12Mbpsを超過す
る。また、どちらの場合も蓄積メモリ21の読み出しレ
ートは図7(c)のようになり、すべての時間において
24Mbpsを超過しない。上記結果から、多重化出力
器29Aにおいて時刻T5から多重化出力開始可能であ
ることを制御器25は要求端末に通告し、端末の承諾に
より、制御器24に多重化出力器29Aを用いて時刻T
5からプログラムcの新たな多重化出力開始を指示す
る。
【0047】上記例では、多重化出力器29Aにおいて
時刻T5から多重化出力開始可能であった。しかし、上
記例の条件とは異なり時刻T5から多重化出力開始した
場合に、各多重化出力器29とも12Mbpsを超過す
る期間が生じる、もしくは、蓄積メモリ21の読み出し
レートが24Mbpsを超過する期間が生じると判断し
たとき、多重化出力開始を時刻T6、T7、……と順次
遅延させた場合について同様の判定を行ない、最も早い
多重化出力開始可能時間と選択した多重化出力器求め
て、制御器25は要求端末に通告し、端末の承諾によ
り、制御器24にプログラムcの新たな多重化出力開始
を指示する。
【0048】
【発明の効果】本発明は、可変レート符号化データと対
応する符号化レート情報をメモリに蓄積し、新たな多重
化出力要求に対する多重化出力を開始した場合に総符号
化レートが蓄積メモリの読み出しレートや伝送路への多
重化出力レートを越えるか否かを、符号化レート情報に
より判定し、新たな要求に対する多重化出力開始時間を
制御して、読み出しレートや伝送路への多重化出力レー
トを越えないように出来る時刻(時間)を決定すること
で、データの欠落を生じることなく、蓄積メモリからの
符号化データ読み出しと多重化出力を行なうことが出来
る。
【0049】また、本発明は、バッファメモリを介して
多重化器に供給するように構成されているので、蓄積メ
モリを磁気ディスク装置で構成するような場合には、読
み出し速度に対してデータアクセス速度が遅いため、デ
ータアクセス頻度を少なくするために読み出し符号化デ
ータ単位を大きくし、多重化出力は端末の多重化データ
分離におけるバッファメモリ量を少なくするために多重
化データ単位を小さくする必要があり、この符号化デー
タ単位の大きさを整合させることが可能になる。
【0050】さらにまた、本発明は、新たな要求に対す
る多重化出力開始時間と多重化出力器とを制御すること
で、データ欠落を生じることなく、また、出力開始時間
の最も速い伝送路を選択して、蓄積メモリからの符号化
データ読み出しと多重化出力を行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報蓄積出力装置の一実施例を示した
図である。
【図2】符号化器から出力される符号化レートの一例を
示した図である。
【図3】符号化器から出力される符号化レートの一例を
示した図である。
【図4】符号化器から出力される符号化レートの一例を
示した図である。
【図5】本発明の情報蓄積出力装置の他の一実施例を示
した図である。
【図6】符号化器から出力される符号化レートの一例を
示した図である。
【図7】符号化器から出力される符号化レートの一例を
示した図である。
【符号の説明】
1,21 第1の蓄積メモリ(磁気ディスク装置、SR
AM) 2,22 第2の蓄積メモリ 3,23,23A,23B 多重化器 4,24 第1の制御器 5,25 第2の制御器 6,6A〜6C,26,26A1〜26C1 バッファ
メモリ 7,8,28 切換スイッチ(SW) 11,31,31A,31B 多重化データ出力端子 12,32 多重化出力要求端子 13,33 多重化出力応答端子 27 スイッチマトリクス 29,29A,29B 多重化出力器(多重化ユニッ
ト)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つ以上の可変レート符号化デ
    ータを蓄積する第1の蓄積メモリと、 前記可変レート符号化データ夫々の符号化レート情報を
    蓄積する第2の蓄積メモリと、前記第1の蓄積メモリから読み出した符号化データを一
    時記憶するバッファメモリと、 前記バッファメモリから供給される符号化データを 順次
    多重化して出力する多重化器と、 前記第2の蓄積メモリからの符号化レート情報に基づい
    て、前記第1の蓄積メモリからの符号化データ読み出し
    と前記多重化器の多重化出力とを制御する第1の制御器
    と、 前記第2の蓄積メモリからの符号化レート情報に基づい
    て、新たな多重化出力要求に対する多重化出力開始時間
    を制御する第2の制御器とより構成したことを特徴とす
    る情報蓄積出力装置。
  2. 【請求項2】少なくとも一つ以上の可変レート符号化デ
    ータを蓄積する第1の蓄積メモリと、 前記可変レート符号化データ夫々の符号化レート情報を
    蓄積する第2の蓄積メモリと、 前記第1の蓄積メモリから読み出した符号化データを順
    次多重化して出力する複数の多重化器と、 前記第2の蓄積メモリからの符号化レート情報に基づい
    て、前記第1の蓄積メモリからの符号化データ読み出し
    と前記複数の多重化器の多重化出力を制御する第1の制
    御器と、 前記第2の蓄積メモリからの符号化レート情報に基づい
    て、新たな多重化出力要求に対する多重化器と多重化出
    力開始時間とを制御する第2の制御器とより構成したこ
    とを特徴とする情報蓄積出力装置。
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