JP2000078151A - 配信システムおよび配信装置 - Google Patents

配信システムおよび配信装置

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JP2000078151A
JP2000078151A JP24625098A JP24625098A JP2000078151A JP 2000078151 A JP2000078151 A JP 2000078151A JP 24625098 A JP24625098 A JP 24625098A JP 24625098 A JP24625098 A JP 24625098A JP 2000078151 A JP2000078151 A JP 2000078151A
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Tatsuo Samada
達雄 佐間田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像の圧縮符号化データなど、ATMなど
の帯域予約型通信網での使用帯域が時間経過とともに変
化する可変帯域情報を、その品位を劣化させることなく
配信することのできる配信システムを提供する。 【解決手段】 情報保持・配信装置1の情報保持装置5
に、ATMなどの帯域予約型通信網4の使用帯域が時間
経過に伴って変化する、単位時間毎に分割された可変帯
域情報12と、これら単位時間毎の可変帯域情報12の
送信時に帯域予約型通信網4に確保すべき帯域を示す本
レコードの要求帯域11とを互いに関連付けて蓄積して
おく。情報保持・配信装置1は、利用者端末からの配信
要求に応じて、単位時間毎に、情報保持装置5に蓄積さ
れた本レコードの要求帯域11の情報に従って帯域予約
型通信網4に帯域の確保を要求し、要求した帯域が確保
された場合、この確保された帯域を用いて可変帯域情報
12を利用者端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMなどの帯域
予約型通信網を使ったVOD(Video On Demand)サービ
ス等を実現する配信システムと配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】端末が通信網に対してこれから行う通信
の帯域の確保を行ってから通信を行う通信システム、た
とえばATMなどの帯域予約型通信網を使ったVOD
(VideoOn Demand)サービスでは、情報配信元である配
信装置が、利用者端末からの配信要求に応じて該当する
情報をデータ蓄積装置から読み出し、これをATMなど
の帯域予約型通信網において確保された固定の帯域を用
いて利用者端末に配信している。ATMなどの帯域予約
型通信網は、配信装置からの帯域確保の要求を受ける
と、帯域に空きがあれば、その中からシステムであらか
じめ設定されていた固定帯域を配信装置に割り当てる。
【0003】このような固定帯域の割り当ては、配信す
る情報が動画像の圧縮符号化データ等の可変長符号化デ
ータであっても同様に行われる。ATMなどの帯域予約
型通信網にて割り当てられた固定帯域で可変長符号化デ
ータを送るための手段としては、たとえば、原動画像情
報を圧縮符号化する符号化装置の出力データの帯域を帯
域監視装置にて監視し、その監視結果に基づき符号化装
置の符号発生量を一定に制御する方式や、符号化装置の
出力データを一旦保持し、それを固定帯域の速度で読み
出す方式等がある。
【0004】しかしながら、前者の、符号化装置の符号
発生量を一定に制御する方式では、動画像の特に動きの
多い部分の画質が劣化するという問題がある。また、後
者の、符号化装置の出力データを一旦保持しそれを固定
帯域の速度で読み出して伝送する方式では、利用者端末
にて受信された動画像情報をリアルタイムで伸張再生す
る場合に、伸張前の情報を一時的に保持するバッファの
アンダーフローが発生するなどして再生動画像の連続性
が損なわれる恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、動画像の
圧縮符号化データなどの、ATMなどの帯域予約型通信
網での使用帯域が時間経過とともに変化する可変帯域情
報をATMなどの帯域予約型通信網を通じて利用者端末
に配信するシステムでは、配信装置に対してATMなど
の帯域予約型通信網の全帯域(通信容量)のうち決めら
れた帯域しか確保されないために、高品質な動画像を配
信することができないことがあった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
もので、ATMなどの帯域予約型通信網での使用帯域が
時間経過とともに変化する可変帯域情報をその品位を劣
化させることなく、しかも帯域予約型通信網の通信容量
の利用効率を低下させることなく配信することのできる
配信システムおよび配信装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明の配信システムは、配信装置
から利用者端末に帯域予約型通信網を通じて情報を配信
する配信システムにおいて、前記利用者端末は、前記配
信装置に対して情報の配信を要求する手段と、前記配信
装置より前記帯域予約型通信網を通じて配信された情報
を受信する手段とを具備し、前記配信装置は、前記帯域
予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴って変化する、
単位時間毎に分割された可変帯域情報と、これら単位時
間毎の可変帯域情報の送信時に前記帯域予約通信網に確
保すべき帯域を示す要求帯域情報とが互いに関連付けら
れて蓄積された情報蓄積部と、前記利用者端末からの配
信要求に応じて、前記単位時間毎に、前記情報蓄積部に
蓄積された要求帯域情報に従って前記帯域予約型通信網
に帯域の確保を要求し、要求した帯域が確保された場
合、この確保された帯域を用いて前記可変帯域情報を前
記利用者端末に送信する手段とを具備することを特徴と
する。
【0008】また、請求項2記載の発明の配信システム
は、配信装置から利用者端末に帯域予約型通信網を通じ
て情報を配信する配信システムにおいて、前記利用者端
末は、前記配信装置に対して情報の配信を要求する手段
と、前記配信装置より前記帯域予約型通信網を通じて配
信された情報を受信する手段とを具備し、前記配信装置
は、前記帯域予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴っ
て変化する、単位時間毎に分割された可変帯域情報と、
これら単位時間毎の可変帯域情報からそれぞれ生成され
た、前記帯域予約型通信網の使用帯域が固定の固定帯域
情報と、前記単位時間毎の可変帯域情報の送信時に前記
帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す要求帯域情報
とが互いに関連付けられて蓄積された情報蓄積部と、前
記利用者端末からの配信要求に応じて、単位時間毎に、
前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従って前記
帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求した帯域
が確保された場合、この確保された帯域を用いて前記可
変帯域情報を送信し、要求した帯域が確保されなかった
場合、あらかじめ決められた固定帯域を用いて前記固定
帯域情報を送信する手段とを具備することを特徴とす
る。
【0009】さらに、請求項3記載の発明の配信システ
ムは、請求項1または2記載の配信システムにおいて、
前記情報蓄積部に蓄積された単位時間毎の要求帯域情報
が、これに関連付けられた第1の可変帯域情報よりもN
*単位時間分だけ先行する第2の可変帯域情報の送信時
に前記帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す情報で
あることを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明の配信装置は、
利用者端末に帯域予約型通信網を通じて情報を配信する
配信装置において、前記帯域予約型通信網の使用帯域が
時間経過に伴って変化する、単位時間毎に分割された可
変帯域情報と、これら単位時間毎の可変帯域情報の送信
時に前記帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す要求
帯域情報とが互いに関連付けられて蓄積された情報蓄積
部と、前記利用者端末からの配信要求に応じて、単位時
間毎に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従
って前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求
した帯域が確保された場合、この確保された帯域を用い
て前記可変帯域情報を前記利用者端末に送信する手段と
を具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明の配信装置は、
利用者端末に帯域予約型通信網を通じて情報を配信する
配信装置において、前記帯域予約型通信網の使用帯域が
時間経過に伴って変化する、単位時間毎に分割された可
変帯域情報と、これら単位時間毎の可変帯域情報からそ
れぞれ生成された、前記帯域予約型通信網の使用帯域が
固定の固定帯域情報と、前記単位時間毎の可変帯域情報
の送信時に前記帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示
す要求帯域情報とが互いに関連付けられて蓄積された情
報蓄積部と、前記利用者端末からの配信要求に応じて、
単位時間毎に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情
報に従って前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求
し、要求した帯域が確保された場合、この確保された帯
域を用いて前記可変帯域情報を送信し、要求した帯域が
確保されなかった場合、あらかじめ決められた固定帯域
を用いて前記固定帯域情報を送信する手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0012】さらに、請求項6記載の発明の配信装置
は、請求項4または5記載の配信装置において、前記情
報蓄積部に蓄積された単位時間毎の要求帯域情報が、こ
れに関連付けられた第1の可変帯域情報よりもN*単位
時間分だけ先行する第2の可変帯域情報の送信時に前記
帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す情報であるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明の配信システムでは、情報蓄積部に
蓄積された単位時間毎の要求帯域情報に従って、帯域予
約型通信網にて確保すべき所望の帯域を要求し、要求し
た帯域が確保されれば、この確保された帯域を用いて可
変帯域情報を利用者端末に送信する。帯域予約型通信網
の通信容量の空きが十分である期間ならば、要求帯域を
確保できるので、この期間の情報を品質を低下させるこ
となく利用者端末に配信できる。また、配信装置の情報
蓄積部に同一時刻の可変帯域情報から生成された固定帯
域情報を蓄積しておくことによって、ATMなどの帯域
予約型通信網の通信容量に十分な空きがなく要求した帯
域が確保されない場合に、あらかじめ決められた固定帯
域を用いて固定帯域情報を配信するようにする。
【0014】さらに、情報蓄積部に蓄積された単位時間
毎の要求帯域情報は、配信装置と帯域予約型通信網との
間で行われる帯域確保のための手続きに要する時間を見
込んで、情報蓄積部にて関連付けられた第1の可変帯域
情報よりもN*単位時間分だけ先行する第2の可変帯域
情報の送信時に帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示
す情報とすることで、前記帯域確保手続きに要する時間
分の遅延が生じなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1に本発明の実施形態である蓄積型情報
配信システムの構成を示す。
【0017】この蓄積型情報配信システムは、情報保持
・配信装置1、複数の利用者端末2,3、およびATM
などの帯域予約型通信網4からなる。情報保持・配信装
置1は、可変帯域情報および固定帯域情報としての動画
像の圧縮符号化データ等を保持し、この保持された情報
を配信要求のあった利用者端末2,3にATMなどの帯
域予約型通信網4を介して配信するサービスを提供す
る。
【0018】情報保持・配信装置1の情報保持装置5に
は、動画像の情報が単位時間毎に区切られ、複数のレコ
ードとして保持されている。図2にこの情報保持装置5
に保持された情報の構成を示す。同図に示すように、レ
コードは本レコードの要求帯域11、可変帯域情報12
および固定帯域情報13からなる。個々のレコード内の
可変帯域情報12および固定帯域情報13は、元の一連
の情報をたとえば0.1秒、1秒といった程度の短い時
間単位で区切ったものである。このように、短い時間単
位で区切られた情報毎に帯域の要求および確保を行うよ
うにすることで、利用者端末からの早送り・逆戻し・間
飛ばし等の再生動画像の連続性を損なう要求に対してス
ムーズな応答が可能になる。
【0019】本レコードの要求帯域11は、当該レコー
ドの情報の配信に先立ちATMなどの帯域予約型通信網
4に要求する帯域を示す情報である。可変帯域情報12
は時間経過に伴ってATMなどの帯域予約型通信網4の
使用帯域が変化する、たとえば動画像の可変長符号化デ
ータなどである。固定帯域情報13は動画像情報を符号
化する符号化装置の発生符号量を制御することによって
生成された固定帯域の情報である。一つのレコード内の
可変帯域情報12と固定帯域情報13は、動画像中の同
じ時間の情報から生成された情報である。
【0020】次に、この蓄積型情報配信システムによる
ATMなどの帯域予約型通信網4の帯域確保と配信の手
順を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0021】利用者端末(2または3)からの配信要求
が発生すると(ステップ0)、情報保持・配信装置1の
制御装置6は、まず固定帯域の確保をATMなどの帯域
予約型通信網4に要求する(ステップ1)。ここで要求
する固定帯域とは、情報保持装置5に保持された固定帯
域情報13の送信時にATMなどの帯域予約型通信網4
に確保されるべき帯域であり、この配信システムにおい
てあらかじめ決められている。通信網からの応答を待
ち、帯域の確保ができた場合通信を開始する(ステップ
2)。この時点で固定帯域を確保できなければ、配信は
不能とみなし、配信の終了処理を行う(ステップ8)。
固定帯域を確保できた場合、制御装置6は、情報保持装
置5から本レコードの要求帯域11を読み出し、改めて
この本レコードの要求帯域11に指定された帯域(可変
帯域)の確保をATMなどの帯域予約型通信網4に要求
する(ステップ4)。この要求帯域を確保できたなら
ば、その帯域を用いて当該レコードの可変帯域情報12
を配信する(ステップ6)。要求帯域を確保できなかっ
た場合、既に確保していた固定帯域を用いて当該レコー
ドの固定帯域情報13を配信する(ステップ7)。
【0022】当該レコードの情報配信を終えると、情報
保持・配信装置1の制御装置6は、情報保持装置5から
次のレコードの情報を読み出し、前記と同じ手順を繰り
返す。以降、配信すべき全てのレコードの情報が配信さ
れるまで、以上の動作を繰り返す(ステップ3)。
【0023】このような手順にて確保された帯域の遷移
を図4に示す。同図において、横軸は時間、縦軸は帯域
である。また、21は情報保持・配信装置1の要求帯
域、22は固定帯域、そして23は実際に使用された帯
域である。このように、所定の時間単位で発生するレコ
ード毎の帯域要求21に対して、Aの時間単位部分を除
いて、その要求帯域21を上限とする帯域で可変帯域情
報が配信される。Aの時間単位部分は、要求帯域21が
確保できなかったために、固定帯域を用いた配信が行わ
れている期間である。
【0024】このようにして単位時間毎に要求帯域がA
TMなどの帯域予約型通信網4にて確保できる限りは、
可変帯域情報を配信することで、ATMなどの帯域予約
型通信網4の通信容量の利用効率を低下させることな
く、より高品位の情報(動画像)を利用者端末(2,
3)に配信することができる。
【0025】次に本発明の第2の実施形態を説明する。
【0026】本実施形態は、図1に示した配信システム
において、情報保持・配信装置1とATMなどの帯域予
約型通信網4との間で行われる帯域確保のための手続き
に要する時間を見込んで、現時点の配信レコードよりも
Nレコード先の可変帯域情報に対する要求帯域の確保を
ATMなどの帯域予約型通信網4に要求するようにした
ものである。
【0027】図5に本実施形態の情報保持装置5に保持
された情報の構成を示す。同図に示すように、個々のレ
コードは、Nレコード先の要求帯域21、可変帯域情報
22、および固定帯域情報23からなる。Nレコード先
の要求帯域21は、現時点の配信レコードよりもNレコ
ード先の可変帯域情報の送信時にATMなどの帯域予約
型通信網4に確保すべき帯域を示す情報である。可変帯
域情報22は時間経過に伴ってATMなどの帯域予約型
通信網4の使用帯域が変化する、たとえば動画像の可変
長符号化データなどである。固定帯域情報23は動画像
情報を符号化する符号化装置の発生符号量を制御するこ
とによって生成された固定帯域の情報である。一つのレ
コード内の可変帯域情報22と固定帯域情報23は、動
画像中の同じ時間の情報から生成された情報である。
【0028】次に、この蓄積型情報配信システムによる
ATMなどの帯域予約型通信網4の帯域確保と配信の手
順は以下の通りである。
【0029】利用者端末からの配信要求が発生すると、
情報保持・配信装置1の制御装置6は、まず固定帯域の
確保をATMなどの帯域予約型通信網4に要求する。こ
こで要求する固定帯域とは、情報保持装置5に保持され
た固定帯域情報23の送信時にATMなどの帯域予約型
通信網4に確保されるべき帯域であり、この配信システ
ムにおいてあらかじめ決められている。この時点で固定
帯域を確保できなければ、配信は不能とみなし、配信の
終了処理を行う。固定帯域を確保できた場合、制御装置
6は、情報保持装置5からNレコード先の要求帯域21
の情報を読み出し、改めてこのNレコード先の要求帯域
21に指定された帯域の確保をATMなどの帯域予約型
通信網4に要求する。
【0030】なお、1番目からN番目までのレコードの
情報の配信は、たとえば無条件で固定帯域で行われるよ
うに自動的に使用帯域が設定される。
【0031】Nレコード先の要求帯域21を確保できた
ならば、N+1番目のレコードの配信の際に、その帯域
を用いて当該レコードの可変帯域情報22を配信し、要
求帯域を確保できなかった場合は、固定帯域を用いて当
該レコードの固定帯域情報23を配信する。
【0032】一つのレコードの情報配信を終えると、情
報保持・配信装置1の制御装置6は、情報保持装置5か
ら次のレコードの情報を読み出し、前記と同じ手順を繰
り返す。以降、配信すべき全てのレコードの情報が配信
されるまで、以上の動作を繰り返す。
【0033】このようにすることで、情報保持・配信装
置1とATMなどの帯域予約型通信網4との間で行われ
る帯域確保のための手続きに要する時間を見込んだ最適
なタイミングでの帯域確保が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報蓄積部に蓄積された単位時間毎の要求帯域情報に従
って、ATMなどの帯域予約型通信網にて確保すべき所
望の帯域を要求し、要求した帯域が確保されれば、この
確保された帯域を用いて可変帯域情報を利用者端末に送
信するようにしたので、帯域予約型通信網の通信容量の
空きが十分である期間ならば、要求帯域を確保できるの
で、この期間の情報を品質を低下させることなく利用者
端末に配信できる。
【0035】また、本発明によれば、配信装置の情報蓄
積部に同一時刻の可変帯域情報から生成された固定帯域
情報を蓄積しておくことによって、帯域予約型通信網の
通信容量に十分な空きがなく要求した帯域が確保されな
い場合に、あらかじめ決められた固定帯域を用いて固定
帯域情報を配信することができる。
【0036】さらに、本発明によれば、情報蓄積部に蓄
積された単位時間毎の要求帯域情報は、配信装置と帯域
予約型通信網との間で行われる帯域確保のための手続き
に要する時間を見込んで、情報蓄積部にて関連付けられ
た第1の可変帯域情報よりもN*単位時間分だけ先行す
る第2の可変帯域情報の送信時に帯域予約型通信網に確
保すべき帯域を示す情報とすることで、前記帯域確保手
続きに要する時間分の遅延が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である蓄積型情報配信システ
ムの構成を示す図である。
【図2】図1の情報保持・配信装置の情報保持装置の蓄
積情報の構成を示す図である。
【図3】図1の蓄積型情報配信システムによるATMな
どの帯域予約型通信網の帯域確保と配信の手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3に示す手順にて確保された帯域の遷移を示
す図である。
【図5】本発明の他の実施形態の情報保持・配信装置の
情報保持装置の蓄積情報の構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・情報保持・配信装置 2,3・・・利用者端末 4・・・ATMなどの帯域予約型通信網 5・・・情報保持装置 6・・・制御装置 11・・・本レコードの要求帯域 12・・・可変帯域情報 13・・・固定帯域情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配信装置から利用者端末に帯域予約型通
    信網を通じて情報を配信する配信システムにおいて、 前記利用者端末は、 前記配信装置に対して情報の配信を要求する手段と、 前記配信装置より前記帯域予約型通信網を通じて配信さ
    れた情報を受信する手段とを具備し、 前記配信装置は、 前記帯域予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴って変
    化する、単位時間毎に分割された可変帯域情報と、これ
    ら単位時間毎の可変帯域情報の送信時に前記帯域予約型
    通信網に確保すべき帯域を示す要求帯域情報とが互いに
    関連付けられて蓄積された情報蓄積部と、 前記利用者端末からの配信要求に応じて、前記単位時間
    毎に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従っ
    て前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求し
    た帯域が確保された場合、この確保された帯域を用いて
    前記可変帯域情報を前記利用者端末に送信する手段とを
    具備することを特徴とする配信システム。
  2. 【請求項2】 配信装置から利用者端末に帯域予約型通
    信網を通じて情報を配信する配信システムにおいて、 前記利用者端末は、 前記配信装置に対して情報の配信を要求する手段と、 前記配信装置より前記帯域予約型通信網を通じて配信さ
    れた情報を受信する手段とを具備し、 前記配信装置は、 前記帯域予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴って変
    化する、単位時間毎に分割された可変帯域情報と、これ
    ら単位時間毎の可変帯域情報からそれぞれ生成された、
    前記帯域予約型通信網の使用帯域が固定の固定帯域情報
    と、前記単位時間毎の可変帯域情報の送信時に前記帯域
    予約型通信網に確保すべき帯域を示す要求帯域情報とが
    互いに関連付けられて蓄積された情報蓄積部と、 前記利用者端末からの配信要求に応じて、単位時間毎
    に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従って
    前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求した
    帯域が確保された場合、この確保された帯域を用いて前
    記可変帯域情報を送信し、要求した帯域が確保されなか
    った場合、あらかじめ決められた固定帯域を用いて前記
    固定帯域情報を送信する手段とを具備することを特徴と
    する配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の配信システムに
    おいて、 前記情報蓄積部に蓄積された単位時間毎の要求帯域情報
    が、これに関連付けられた第1の可変帯域情報よりもN
    *単位時間分だけ先行する第2の可変帯域情報の送信時
    に前記帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す情報で
    あることを特徴とする配信システム。
  4. 【請求項4】 利用者端末に帯域予約型通信網を通じて
    情報を配信する配信装置において、 前記帯域予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴って変
    化する、単位時間毎に分割された可変帯域情報と、これ
    ら単位時間毎の可変帯域情報の送信時に前記帯域予約型
    通信網に確保すべき帯域を示す要求帯域情報とが互いに
    関連付けられて蓄積された情報蓄積部と、 前記利用者端末からの配信要求に応じて、単位時間毎
    に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従って
    前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求した
    帯域が確保された場合、この確保された帯域を用いて前
    記可変帯域情報を前記利用者端末に送信する手段とを具
    備することを特徴とする配信装置。
  5. 【請求項5】 利用者端末に帯域予約型通信網を通じて
    情報を配信する配信装置において、 前記帯域予約型通信網の使用帯域が時間経過に伴って変
    化する、単位時間毎に分割された可変帯域情報と、これ
    ら単位時間毎の可変帯域情報からそれぞれ生成された、
    前記帯域予約型通信網の使用帯域が固定の固定帯域情報
    と、前記単位時間毎の可変帯域情報の送信時に前記帯域
    予約型通信網に確保すべき帯域を示す要求帯域情報とが
    互いに関連付けられて蓄積された情報蓄積部と、 前記利用者端末からの配信要求に応じて、単位時間毎
    に、前記情報蓄積部に蓄積された要求帯域情報に従って
    前記帯域予約型通信網に帯域の確保を要求し、要求した
    帯域が確保された場合、この確保された帯域を用いて前
    記可変帯域情報を送信し、要求した帯域が確保されなか
    った場合、あらかじめ決められた固定帯域を用いて前記
    固定帯域情報を送信する手段とを具備することを特徴と
    する配信装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の配信装置におい
    て、 前記情報蓄積部に蓄積された単位時間毎の要求帯域情報
    が、これに関連付けられた第1の可変帯域情報よりもN
    *単位時間分だけ先行する第2の可変帯域情報の送信時
    に前記帯域予約型通信網に確保すべき帯域を示す情報で
    あることを特徴とする配信装置。
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