JP3191563U - 収納ポケット部を有する立体絵 - Google Patents
収納ポケット部を有する立体絵 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3191563U JP3191563U JP2013007093U JP2013007093U JP3191563U JP 3191563 U JP3191563 U JP 3191563U JP 2013007093 U JP2013007093 U JP 2013007093U JP 2013007093 U JP2013007093 U JP 2013007093U JP 3191563 U JP3191563 U JP 3191563U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- design surface
- dimensional picture
- fixed
- pixel
- pixels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 abstract 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Abstract
【課題】フェルト等柔軟な素材によって収納空間部分を有し、異なる意匠面に変更が可能な立体絵を提供する。
【解決手段】適度な剛性と柔軟性を合わせ持つ基材の上に接着あるいは縫製の手法によって、意匠面を形成する画素部品を固着した立体絵であって、意匠面を形成する画素部品3と背景2の間、あるいは複数の層より構成される同一画素の階層間に空間部分4を設けることにより任意の物を収納し、意匠面を変化させる。同時に、立体絵上下端部には吊り下げ用の横棒7、7’を貫通させる貫通路孔を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】適度な剛性と柔軟性を合わせ持つ基材の上に接着あるいは縫製の手法によって、意匠面を形成する画素部品を固着した立体絵であって、意匠面を形成する画素部品3と背景2の間、あるいは複数の層より構成される同一画素の階層間に空間部分4を設けることにより任意の物を収納し、意匠面を変化させる。同時に、立体絵上下端部には吊り下げ用の横棒7、7’を貫通させる貫通路孔を形成する。
【選択図】図1
Description
本考案は、フェルト等柔軟な素材を適度な剛性と柔軟性を合わせ持つ基材に固定することにより構成される立体絵に関するものである。
立体絵とは、適宜の基材の上に背景や複数の画素を重ね合わせて固定し、特定の意匠面を構成する目的をもって製作されたものであり、立体感を強調するために芯材や凹凸を加えたりしたもの、また素材としては布、フエルト、和紙等が知られている。
従来の立体絵は、表面材の内部に別途立体的に成形した芯材を内装させた画素を複数重ね合わせること等により、特定の意匠面を構成するものがほとんどであり、また意匠面を構成する全ての画素が基材に、あるいは画素相互がしっかりと固定されており、あとから制作者が当初設定した意匠面を一部変更したり、あるいは外部から任意の物を加えて当初の意匠の変更や加筆などの自由性に乏しいという難点があった。
本考案の目的はこのような従来の立体絵および立体絵の作成方法が有する難点を解消するもので、例えばフエルト等の素材の持つ柔軟性を応用して、特別な芯材等を使用せず、折り返しや撓みを持たせた状態で画素の周囲を固定して、折り返し部や撓み部を収納ポケット部として利用し、当初の意匠面とは異なる意匠面に変更させ得る構成をなしてある立体絵を提供することにある。また従来の立体絵はその多くが壁面に直接ピン等で固定掲示するあるいは額装したまま壁面に固定掲示する等の他、壁面等に掲示固定する方法に有効な提案をしていないので本考案では該立体絵のように柔軟性有する意匠面を掲示するための構成をなしてある立体絵を提供することにある。
請求項1に記載の考案によれば、従来の全ての画素が背景や基材にしっかりと固定されているのではなく、ある画素は背景との間にポケット部を構成させて固定し、また複数の階層からなる画素は階層間にポケット部を構成させて固定し、さらに特定の画素は接着剤や縫製によらず、ピン等により仮留めとして固定しない等の方法によって構成される意匠面を準備することにより課題を解決している。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の特徴を有する該立体絵は柔軟性を有する素材で構成されているために、鑑賞するために壁面等に掲げやすくするために該立体絵の上下両端部の各々掲示用横棒を貫通させる貫通路孔を準備することにより、壁面等に展張した状態で展示することにより課題を解決している。
上述のように本考案の立体絵は、制作者が当初に企画して基材に固定した意匠面を掲示鑑賞するのではなく、仮留め状態にある画素を自由に移動させたり、あるいは当初想定されていない物を別途加えることにより、当初のものとは異なる意匠面を構成できる任意性と自由度をもった立体絵を提供することができる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1はフェルトやカンバス地など強固性と柔軟性を合わせ持つ適宜素材にて形成された本体基材であり、その平滑な上面にはフェルト、和紙、絹布等、柔軟性を有する意匠面の一部である背景材2が固着されていて、該背景上には多数の画素3が固定あるいは仮留めされている。背景と画素の間あるいは画素と画素の間には画素の柔軟性による撓みや折り返しによって開口部を形成し、その両側面や底部を固定することにより収納ポケット部4を形成している。
[第2図]によって説明すると、収納ポケット4は上部のものは画素相互間に形成されたもの、および下部のものは背景と画素との間に形成されたものを示している。背景2の上に多数の画素3および複数の階層からなる画素が接着剤や縫製により固定されている。また画素8は、他の画素3とは異なり、隠しピン等で固定された画素の上に仮留め状態で係止されている。
[第1図]によって説明すると、[第2図]において意匠面下部に係止されていた画素8は意匠面上部に形成されてある収納ポケット部にその一部を残して収納されている。
また意匠面下部に形成されている収納ポケット部4には、外部から持ち込まれた水が入った容器が収納され、さらに該容器には同様に外部から持ち込まれた生花が挿入されている。
また意匠面下部に形成されている収納ポケット部4には、外部から持ち込まれた水が入った容器が収納され、さらに該容器には同様に外部から持ち込まれた生花が挿入されている。
上記の一実施例が示す通り本考案の立体絵においては、背景や画素が変更できない固定された特定の意匠面として掲示されるのみならず、意匠面を構成する画素を任意に移動、組み合わせることが可能であり、さらには当初から想定していない物品を外部から取り込んで新たな意匠効果を補いあるいは付け加えることができるものである。
上記の一実施例を[第3図]によって説明すると基材1上に固定された背景2上に取り付けられた画素3はその両端を固定して中間部に収納ポケット部4が形成され、さらに別の画素が収納ポケット部を形成しながらその両端が前画素に固定された構造を該立体絵を横断面化して上部から見た状態を示すものである。
同様に上記の一実施例を[第4図]によって説明すると基材1上に固定された背景2上に取り付けられた画素3はその両端を固定して中間部に収納ポケット部4が形成され、さらに別の画素が収納ポケット部を形成しながらその両端および底部が前画素に固定された構造を該立体絵を縦断面化して左側面から見た状態を示すものである。さらに本図では背景2上には額枠部5が取り付けられ、該立体絵の上下端部には基材1と背景2の間に貫通路孔6が形成され、吊り下げ横棒7が貫通している状態を示すものである。
1 基材
2 意匠面を構成する背景
3 上記背景に固定されている画素
4 収納ポケット部
5 額枠部
6、6’ 貫通路孔
7、7’ 吊り下げ横棒
8 仮留めの画素
9 意匠面以外の取付き物品(本実施例では生花)
10 意匠面以外の取付き物品(本実施例では水の入った容器)
2 意匠面を構成する背景
3 上記背景に固定されている画素
4 収納ポケット部
5 額枠部
6、6’ 貫通路孔
7、7’ 吊り下げ横棒
8 仮留めの画素
9 意匠面以外の取付き物品(本実施例では生花)
10 意匠面以外の取付き物品(本実施例では水の入った容器)
本考案の目的はこのような従来の立体絵が有する難点を解消するもので、例えばフェルト等の素材の持つ柔軟性を応用して、特別な芯材等を使用せず折り返しや撓み部を収納ポケット部として利用し、当初の意匠面とは異なる意匠面に容易に変更させ得る構成をなしてある立体絵を提供することにある。また従来の立体絵は壁面に直接ピン等で固定掲示するあるいは額装したまま壁面に固定掲示する等の展示方法が一般的であるのに比して本考案では柔軟性を有する意匠面を有する立体絵の上下両端に横棒を貫通させる等の手段により壁面等に垂直に伸長展示するための構成をなしてある立体絵を提供することにある。
請求項1に記載の考案によれば、従来の立体絵の画素が背景や基材にしっかりと固定されているのに比して本考案では、複数の画素からなる意匠面においてある画素は背景との間にポケット部を構成するように固定し、また複数の階層から構成される別の画素では該階層間にポケット部を構成するように固定し、さらに特定の画素は接着剤や縫製によらず面ファスナー等により脱着自在になるように止め置く等の方法によって構成される意匠面を準備することにより課題を解決している。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の特徴を有する本案立体図は柔軟性を有する素材で構成されているため巻物状に巻いて保管する事が多く所謂巻癖が付きやすく鑑賞展示のために壁面に吊り下げた時に巻癖を解消するために該立体絵の上下両端部にには各々掲示用横棒を貫通させる貫通路孔を備えることにより、壁面等に展張した状態で展示しやすくすることで課題を解決している。
Claims (2)
- 強固で且つ柔軟性を有する基材の上に、適宜な方法によって固定されたフェルト等の柔軟な素材によって構成された立体絵において、意匠面を構成する背景と画素の間および該画素が複数の階層よりなる場合に該階層の間に空隙を設けてポケット部を形成し、該ポケット部には別の画素および他物を取付き取外し自在に収納することにより意匠面を変化させることができることを特徴とする立体絵の作成方法。
- 前記意匠面上四周に額枠部が固定され、該額枠部と前記基材とを縫製等その他の方法で連結結束した場合、前記立体絵の上下両端部に吊り下げ用の横棒が通る貫通道孔が形成されてなる請求項1記載の立体絵の作成方法。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191563U true JP3191563U (ja) | 2014-07-03 |
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9211002B2 (en) | System and apparatus for storing and organizing items | |
CN201961614U (zh) | 多层包装盒 | |
JP3191563U (ja) | 収納ポケット部を有する立体絵 | |
US20110162124A1 (en) | Systems and methods of collecting and/or displaying collectible artistic renderings | |
CN202218628U (zh) | 一种具有多功能可更换胸袋的服装 | |
JP3135318U (ja) | 収納箱 | |
CN205651858U (zh) | 一种可变换效果的立体艺术品组件 | |
CN105455442A (zh) | 可组合移动内腔多变衣帽贮藏柜 | |
KR200464044Y1 (ko) | 다형상으로 변형이 가능한 다용도 입체카드 | |
JP3236723U (ja) | ミニチュア品の展示ケース | |
CN218791594U (zh) | 无显缝软裱画框 | |
JP3216554U (ja) | メダル収納及び展示構造 | |
JP3210469U (ja) | 立体キルト式掛け布団 | |
JP3143349U (ja) | 額 | |
JP3163687U (ja) | 透明中空板を用いたデザインボード | |
JP6918294B1 (ja) | 装飾品収容ボックス | |
JP3204980U (ja) | フレーム | |
JP3036208U (ja) | 写真,書画,薄形造形物等の展示兼保存用の両面ケース | |
Glentzer | Pepe Mar Brings his Wunderkrammer to DiverseWorks | |
Buckley | David Bowie Is... | |
KR20050102301A (ko) | 입체 자수용 프레임과 바늘 및 이들을 이용한 입체 자수의수놓는 방법 | |
JP6962529B2 (ja) | バッグ類外面の装飾部材及び装飾方法 | |
KR20100002969U (ko) | 다용도 모빌 | |
KR20110129237A (ko) | 쥬얼리와 쥬얼리 진열 보관대 | |
JPS5931754Y2 (ja) | 網状基材を使用した織物様素材 |