JP3191388U - サージカルドレープ - Google Patents
サージカルドレープ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3191388U JP3191388U JP2014001836U JP2014001836U JP3191388U JP 3191388 U JP3191388 U JP 3191388U JP 2014001836 U JP2014001836 U JP 2014001836U JP 2014001836 U JP2014001836 U JP 2014001836U JP 3191388 U JP3191388 U JP 3191388U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- covering
- opening
- cloth
- drape
- surgical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 37
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 7
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 abstract description 11
- 239000010408 film Substances 0.000 description 27
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 7
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 3
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 3
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 3
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 3
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 3
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000007428 craniotomy Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 description 2
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000013039 cover film Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
Abstract
【課題】
手術開始前に被覆フィルムを準備したり開窓部に被覆固定する必要がなく、手術前の準備を円滑に行うことができるサージカルドレープを得る。
【解決手段】
シート状に形成した再利用可能なドレープ本体1に、術野を露出可能とする開口部2を設けたサージカルドレープにおいて、この開口部2を被覆可能とする被覆布4をドレープ本体1に固定配置するとともに、この被覆布4に、上記開口部2よりも小さな開窓部5を設け、この開窓部5を被覆可能とする被覆フィルム7を被覆布4に離脱可能に貼付する。
【選択図】図1
手術開始前に被覆フィルムを準備したり開窓部に被覆固定する必要がなく、手術前の準備を円滑に行うことができるサージカルドレープを得る。
【解決手段】
シート状に形成した再利用可能なドレープ本体1に、術野を露出可能とする開口部2を設けたサージカルドレープにおいて、この開口部2を被覆可能とする被覆布4をドレープ本体1に固定配置するとともに、この被覆布4に、上記開口部2よりも小さな開窓部5を設け、この開窓部5を被覆可能とする被覆フィルム7を被覆布4に離脱可能に貼付する。
【選択図】図1
Description
本考案は、手術の際に患者に被覆するサージカルドレープに関するものである。
サージカルドレープは手術の際に患者の患部外周を被覆するものであって、術野の清潔の保持、患者の血液や体液の飛散による感染防止等のために幅広く使用されている。更に、サージカルドレープの中央部には術野を露出可能とする開口部が設けられており、この開口部内において術野の清潔を保ちながら手術を行うものである。このようなサージカルドレープの中でも、特許文献1に記載のサージカルドレープは、上記開口部に術野を露出可能とする開窓部を設けた被覆布を被覆配置している。
また、必要に応じて被覆布に設けた開窓部に透明な被覆フィルムを被覆固定し、この被覆フィルム上から術野にメスを入れる場合がある。このような場合には、手術開始直前に被覆フィルムを開窓部に被覆固定し、その後手術を開始することが一般的であった。
しかしながら、上記の如く手術開始前に被覆フィルムを開窓部に被覆固定する場合には、サージカルドレープとは別に予め滅菌済みの被覆フィルムを準備しなければならないとともに、この被覆フィルムを開窓部に被覆固定する作業を行わなければならないため、手術前の準備に手間がかかるものとなっていた。
そこで、本考案は上述の如き課題を解決しようとするものであって、手術開始前に被覆フィルムを準備したり開窓部に被覆固定する必要がなく、手術前の準備を円滑に行うことができるサージカルドレープを得ようとするものである。
本考案は上述の如き課題を解決するため、シート状に形成した再利用可能なドレープ本体に、術野を露出可能とする開口部を設けたサージカルドレープにおいて、この開口部を被覆可能とする被覆布をドレープ本体に固定配置するとともに、この被覆布に、上記開口部よりも小さな開窓部を設け、この開窓部を被覆可能とする被覆フィルムを被覆布に離脱可能に貼付したものである。
また、被覆フィルムは、一面に粘着剤を施し、この一面側を被覆布の表面に貼付したものであっても良い
また、被覆布は、防水素材とメッシュとにより形成した二層構造又は三層構造としたものであっても良い。
また、被覆フィルムは、透明なものであっても良い。
本考案は上述の如く、被覆布に、上記開口部よりも小さな開窓部を設け、この開窓部を被覆可能とする被覆フィルムを被覆布に離脱可能に貼付したものであるから、手術開始前に予め被覆フィルムを準備したり、開窓部に被覆フィルムを被覆固定する作業を行う必要がなく、手術を迅速且つ円滑に進めることができる。
本考案の実施例1を以下に説明すると、図1に示す如く(1)は、シート状に形成した眼科手術用サージカルドレープのドレープ本体であって、再利用可能なものである。
また、このドレープ本体(1)の中央部には、術野を露出可能とする略正方形の開口部(2)を設けている。またこの開口部(2)の下方には、開口部(2)から流出した洗浄液、血液、体液等を受け止めることができるポケット(3)を設けており、洗浄液、血液、体液等の床面への流出を抑えて感染を防止可能なものとしている。
また図1に示す如く、上記開口部(2)には略正方形の被覆布(4)を被覆固定している。この被覆布(4)は、開口部(2)を被覆可能とする大きさに形成したものであって、その中央には楕円形の開窓部(5)を開口形成している。この開窓部(5)は、図1に示す如く、ドレープ本体(1)に形成した開口部(2)内に収まるよう開口部(2)よりも小さく形成している。
また上記被覆布(4)は、防水素材にて形成した防水布をメッシュで挟み込んだ三層構造としている。尚、他の実施例ではこれに限らず、防水素材であるシリコンとメッシュとにより形成した二層構造とすることも可能であり、その他再利用可能なシート状に形成したものであれば特にその構造を限定されるものではない。上記の如き素材にて被覆布(4)を形成することにより、被覆布(4)の開窓部(5)の端縁(6)から糸くずやほこりが生じにくいものとなるため、術野の清潔を良好に保つことができる。
また、開口部(2)に被覆布(4)を固定配置した際に、この被覆布(4)に開口形成した開窓部(5)が開口部(2)の開口範囲内に位置するよう、開窓部(5)の大きさ及び形成位置を予め調整している。そのため、ドレープ本体(1)に被覆布(4)を固定配置した際に、被覆布(4)の開窓部(5)からドレープ本体(1)が露出することなく開窓部(5)全体を開口状態とすることができる。
また、上記被覆布(4)の上面には、図2に示す如く被覆フィルム(7)を被覆配置している。この被覆フィルム(7)は透明であって、図1に示す如く被覆布(4)の開窓部(5)全体を被覆可能な大きさに形成している。そしてこの被覆フィルム(7)の一面(10)には、図2に示す如く粘着剤(8)を全面に施しており、この粘着剤(8)を施した一面(10)側を被覆布(4)の表面に密着配置することにより、被覆フィルム(7)を被覆布(4)に離脱可能に固定配置している。尚、上記被覆フィルム(7)はポリウレタン製であって、使い捨て専用である。
また、上記の如く被覆フィルム(7)の一面(10)には粘着剤(8)が施されていることから、図2に示す如く開窓部(5)内に位置する被覆フィルム(7)の裏面部分に剥離紙(11)を密着し、この部分の粘着力を確保している。そして、上記の如くドレープ本体(1)、被覆布(4)、被覆フィルム(7)、及び剥離紙(11)を用いて本実施例のサージカルドレープを形成した後、高圧滅菌処理を行うことにより手術での使用が可能となる。
そして、手術開始時に剥離紙(11)を被覆フィルム(7)からはがし、この被覆フィルム(7)の裏面側を患部に貼り付ける。これにより、患部を被覆フィルム(7)によって固定され、患部手術の際の作業を容易なものとすることができる。また、このように開窓部(5)に被覆フィルム(7)を被覆配置することにより、患部と外気との接触を極力少なくすることができるため、感染リスクを減らすことが可能となり清潔を良好に維持することができる。
また手術後は、被覆フィルム(7)を被覆布(4)から引き剥がし、衛生上の観点から一回の使用で廃棄する。一方、被覆布(4)及びドレープ本体(1)は、再び高圧滅菌処理を行うことによりリユースが可能となる。
また上記実施例1は眼科手術用のサージカルドレープであるが、本実施例2は図3に示す如く、開頭手術用のサージカルドレープである。この開頭手術用のサージカルドレープも上記実施例1のサージカルドレープと同様に、ドレープ本体(1)の開口部(2)に被覆布(4)を被覆配置するとともに、この被覆布(4)に設けた開窓部(5)に被覆フィルム(7)を被覆配置したものであって、上記実施例1のサージカルドレープと同様の構成としている。
1 ドレープ本体
2 開口部
4 被覆布
5 開窓部
7 被覆フィルム
8 粘着剤
10 一面
2 開口部
4 被覆布
5 開窓部
7 被覆フィルム
8 粘着剤
10 一面
Claims (4)
- シート状に形成した再利用可能なドレープ本体に、術野を露出可能とする開口部を設けたサージカルドレープにおいて、この開口部を被覆可能とする被覆布をドレープ本体に固定配置するとともに、この被覆布に、上記開口部よりも小さな開窓部を設け、この開窓部を被覆可能とする被覆フィルムを被覆布に離脱可能に貼付したことを特徴とするサージカルドレープ。
- 被覆フィルムは、一面に粘着剤を施し、この一面側を被覆布の表面に貼付したことを特徴とする請求項1のサージカルドレープ。
- 被覆布は、防水素材とメッシュとにより形成した二層構造又は三層構造としたことを特徴とする請求項1のサージカルドレープ。
- 被覆フィルムは、透明であることを特徴とする請求項1のサージカルドレープ。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191388U true JP3191388U (ja) | 2014-06-19 |
Family
ID=
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019526429A (ja) * | 2016-09-14 | 2019-09-19 | シーエムアール・サージカル・リミテッドCmr Surgical Limited | 包装用インサート |
JP2021074274A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | ナガイレーベン株式会社 | サージカルドレープ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019526429A (ja) * | 2016-09-14 | 2019-09-19 | シーエムアール・サージカル・リミテッドCmr Surgical Limited | 包装用インサート |
US11241289B2 (en) | 2016-09-14 | 2022-02-08 | Cmr Surgical Limited | Packaging insert |
JP7137568B2 (ja) | 2016-09-14 | 2022-09-14 | シーエムアール・サージカル・リミテッド | 包装用インサート |
JP2021074274A (ja) * | 2019-11-08 | 2021-05-20 | ナガイレーベン株式会社 | サージカルドレープ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8826911B2 (en) | Barrier protection using linear tear technology | |
JPH06504694A (ja) | 窓部を備えた血管カテーテル手当用品 | |
US7290547B2 (en) | Covering for an aseptic treatment site | |
US20150107605A1 (en) | Surgical drape having tearable sheet | |
JP4071775B2 (ja) | 眼科手術用覆布 | |
WO2006016612A1 (ja) | 患者保護シート | |
KR101741641B1 (ko) | 환부의 사이즈에 따라 선택적 사용구조의 다목적 드레이프 | |
JP3191388U (ja) | サージカルドレープ | |
KR20090066415A (ko) | 흉터 방지용 탄력 밴드 | |
KR102053129B1 (ko) | 척추수술용 수술포 | |
JP2018130428A (ja) | 眼科用ドレープおよび医療処置用眼部被覆部材 | |
JP4476925B2 (ja) | 手術用覆布及び手術野開孔周縁用粘着フィルム | |
KR200478085Y1 (ko) | 의료용 가림패드 | |
JP5513160B2 (ja) | 開脚用ドレープ | |
JP2021074274A (ja) | サージカルドレープ | |
EP4221627A1 (en) | Fenestration coverings, procedural drapes, and methods thereof | |
US11944404B2 (en) | Surgical drape | |
CN211049594U (zh) | 一种眼科手术孔巾 | |
WO2018049482A1 (en) | Improved surgical drape | |
KR102525382B1 (ko) | 움직임 방지용 수술용 소공포 | |
JP5818696B2 (ja) | ドレープユニット | |
JP2014204975A (ja) | 開脚手術用ドレープ | |
CN209751219U (zh) | 一种手术洞巾 | |
CN207693679U (zh) | 一次性无菌治疗巾 | |
JPH0313295Y2 (ja) |