JP3191347U - 光触媒塗膜処理床頭台 - Google Patents

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健 河口
裕道 原山
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株式会社河口家具製作所
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Abstract

【課題】活性炭や白金触媒など吸着剤、殺菌剤を用いることなく、スライドボード或いはカウンターを、殺菌・脱臭状態に常温で維持でき、病院においても使用可能な木製床頭台を提供する。
【解決手段】脱臭・殺菌の部材で構成された床頭台であって、床頭台のスライドボード部5全面と、引出部の前板11と内表面と、カウンター部6表面との50〜100%の面積部に酸化チタン系光触媒をコートした脱臭機能及び殺菌機能を有する光触媒機能性木質部材を貼り付けて組み込む。
【選択図】図1

Description

本考案は、殺菌効果を持つ床頭台において、脱臭機能及び殺菌機能を有する家庭用のスライドボードとカウンター部を光触媒処理したものに関する。木製収納家具に調湿機能又は消臭機能を付与するための構造を従来のものより簡略化して比較的容易に製造することができるものにおいて、殺菌性、消臭性を良くした光触媒塗膜処理床頭台である。
病院の床頭台のテーブルの上に食品などを置いたままでは、スライドテーブル上の食品を食器ごとひっくり返したりして、衛生上において問題を残している。その為、床頭台の食品を置く台において、殺菌性、消臭性を持たせることが望まれている。一般的に、そのような食品を無殺菌性の床頭台に収納しているのが現状である。
床頭台内に衛生的に安全して収納する家具において、床頭台に食品を収納部内部の湿度を調節して黴の発生を防止したり、悪臭の発生を防止する、調湿機能又は消臭機能を有する床頭台の一例としては、例えば特許文献1に開示された「調湿剤とそれを配置した家具類」が参考になるものである。
一般にこれらの調湿的家具類は、400〜900℃で炭化した桐炭を平均直径10〜20mmの破砕粒とした調湿剤を通気性の袋に収納する等し、家具において収納物の収納には影響を与えず、且つ、通気性の良い箇所に、調湿剤を配置したものであり、炭化した桐材の優れた抗菌、消臭、除湿の特性と吸着性を利用して、特に、衣類、食物の調湿状態を維持するというものである。
また食品保存に、家具内部の内壁に酸化チタンからなる光触媒を塗布し、光触媒に紫外線をブラックライトで照射する。これにより食品保存室内の食品からの臭気成分は光触媒の表面に吸着され、吸着された臭気成分は紫外線による光触媒の作用により分解されて無臭成分となる。酸化チタンからなる光触媒は半永久的に使用でき、活性炭フィルターのように面倒な交換が不要となり、メンテナンスが簡略化できる方法が提案されている(特許文献2参照)。
机面板と、該机面板を支える脚とを備えた学習机において、前記机面板の表面に光触媒を配設したことを特徴とするものが提案されている(特許文献3参照)。
住宅建材、家具、壁紙等から揮散される有害なVOCを吸着・分解する機能を有し且つ諸物性に優れている塗膜の形成が可能で、室内に好適に使用できる水性塗料組成物を提供するために、多段乳化重合法によって得られる異相構造粒子含有エマルジョンと、フライポンタイト等の特定の気体分子吸着活性物質とを必須成分として含有し、更に、光触媒活性を有する無機化合物等のその他の気体分子吸着活性物質又は分解活性物質を含有する水性塗料組成物であるものが提案されている(特許文献4参照)。
ポリエステル化粧板は、ポリエステル樹脂塗料の主原料であるスチレンモノマーの残留成分の臭気や、使用する基材から発散するホルマリン臭やスチレン臭が悪臭となって、鼻につくことや目に刺激があるとされている。化粧板の表面に、光触媒作用のある酸化チタンを、マイクロカプセルに封入したウレタン塗料を塗布することによって、これらの悪臭を吸収分解するばかりか、周囲のアンモニア臭のような悪臭も分解するもので、家具や建具の表面材として、或はトイレのドア材として広く使用でシックハウス症候群を防ぐことができることが提案されている(特許文献5参照)。
木製収納家具、床頭台などに調湿機能又は消臭機能を付与するための構造を、従来のものより簡略化し、比較的容易に製造できるようにしたものにおいて、作業性や歩留まりを良くした木製収納家具を提供する(特許文献6参照)。
しかし一般に病院での床頭台において、光触媒を使用した殺菌効果をもたらしたスライドボード、カウンターを持つ床頭台は存在していない。
特開平11−56988号公報、特開平2007−236749号公報 特開平09−215539号公報 特開平09−206136号公報 特開2004−149686号公報 特開2002−137332号公報 特開2013−141503号公報 特開2001−48538号公報 特開平09−71418号公報
本目的は、このような問題を解消するためになされたもので、活性炭や白金触媒など吸着剤、殺菌剤を用いることなく、床頭台のスライドボード或いはカウンターに、殺菌・脱臭状態に常温で維持できる安心安全な病院の器具を提供するにある。
従来の床頭台においては、衛生的処理が定期的且つ完全でないため、雑菌・埃・たばこの煙等の汚れが付着して堆積し、そのうち菌種によっては繁殖をも引き起こすこととなった。このため、人が床頭台に触れることで繁殖した雑菌が身体に付着し、傷口や食事の際等により雑菌が身体に入り、床頭台において雑菌によって身体への影響が現れる場合があった。
上記課題に鑑み、簡単な構造により殺菌・脱臭効果の優れた床頭台を提供することを目的とするものである。
床頭台において、スライドボード、およびカウンター、および収納物の収納には影響を与えず、且つ、通気性の良い箇所に、調湿剤を配置するために、家具に専用の配置箇所を形成したり、通気のための穴を形成する等、製造時において各部に様々な加工を施す必要がある。このため、床頭台の構造が複雑化すると共に、製造時の作業性が悪くなりやすく、製造しにくくなっていた。
前記課題を解決するための手段として、近年注目されてきている光触媒の機能性部材に着目した。前記機能性部材を床頭台のスライドボード、およびカウンター、および収納物の収納引出に利用しようとすることであった。
また、このような不都合を回避するために、床頭台を組み立てた後に、構成部材である背面板等に機能性部材を接着剤等で貼設する作業を行うようにすると、収納部を構成する枠材等が作業の邪魔になり作業がしにくくなるのに加えて、特に床頭台を組み立て作業した場合、貼設した機能性部材が垂れ落ちて補修する、安定した床頭台の品質を得る課題があった。
木製収納家具に殺菌機能又は消臭機能を付与するための構造を、従来のものより簡略化し、比較的容易に製造できるようにしたものにおいて、作業性や歩留まりを良くした殺菌性、消臭性の床頭台を提供することを目的とする。
また、本考案の他の目的は、前記目的の達成のため、光触媒の機能性部材を使用することで木製床頭台の収納部内の湿度を調整したり殺菌、消臭する等、収納部又は収納部周りの空気環境を改善したり良好に維持することができるようにし、且つこの木製床頭台を製造するにあたり、機能性部材が破損したり脱落したりしないようにすると共に、良好な作業性を確保して比較的容易に製造することができる殺菌性、消臭性の木製床頭台を提供することである。
脱臭・殺菌な部材で構成された床頭台であって、前記床頭台のスライドボード部全面と、引出部の前板と内表面と、カウンター部表面との50〜100%の面積に酸化チタン系光触媒をコートした部材とした脱臭機能及び殺菌機能を有する光触媒機能性部材を貼り付け、組み込まれている光触媒塗膜処理床頭台である。
酸化チタン系光触媒をコートした部材は、チタン溶液から作製した水酸化チタンゲルに過酸化物を作用させることにより作製した液体を加熱処理した酸化チタンを含む液体を塗布・乾燥、あるいは塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートを施した塗膜木製板を床頭台のスライドボード、引出内部、カウンター部、の全面もしくは部分に使用されている。
塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートにおいて、乾燥あるいは低温加熱処理で比較的密度の高い結晶性チタニア薄膜を熱処理して、耐酸性や光触媒活性等に優れるチタニア膜の0.1〜5μmの緻密な塗布膜を形成している結晶性チタニア薄膜である木製平板で構成されている。
さらに詳しくは木質部材に塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートは、200℃以下の温度で、乾燥あるいは低温加熱処理で比較的密度の高い結晶性チタニア薄膜を生成して、耐酸性や光触媒活性等に優れる緻密なチタニア膜の0.1〜5μmの塗布膜を形成した結晶性チタニア薄膜である木製平板になっている。
床頭台の全面もしくは一部に、光触媒をコーティングした塗膜材を取り付け、前記床頭台のスライドボードとカウンター部に、照射手段が取り付けることもできる、また前記床頭台のスライドボードとカウンター部に、照射手段から紫外線を十分に照射できるようにしている。
床頭台本体の一部であるスライドボードに脱臭機能及び殺菌機能の光触媒機能性部材が貼り付けられている部材を有する木製収納家具であって、収納室の引出内面側に前記機能性部材を全面、又は一部に貼り付け、組み込まれていることもできる。上記の構成において、食品、食器からの臭気成分は床頭台の外壁に塗布された光触媒の表面に吸着される。吸着された臭気成分は、外部の光、或は紫外線による光触媒の作用により分解されて無臭成分となる。
木製収納家具は、収納部を構成する内面側に、光触媒の機能性部材が貼り付けられている構造であるので、従来のように家具に専用の配置箇所を形成したり、通気のための穴を形成する等、製造時において各部に様々な加工を施す必要はなく、木製収納家具に殺菌機能や消臭機能等を付与するための構造を従来のものより簡略化できる。したがって、このような機能性を有する木製収納家具を比較的容易に製造することが可能になる。
一般的なチタニア膜は、具体的に原料として四塩化チタン60%溶液を蒸留水で500ccとした溶液にアンモニア水(1:9)を滴下し、水酸化チタンを沈殿させた。蒸留水で洗浄後、過酸化水素水30%溶液を加えかき混ぜ、チタンを含む黄色粘性液体(ゾル溶液)を作製することができた。過酸化水素を加えた直後は酸素が発生し発泡するが、余分な過酸化水素が分解した後に発泡はおさまり、常温常圧の下で6カ月たっても変化がなかった。pHは中性であった。基板として木製板を用い、ゾル溶液を塗布後、各種温度で熱処理した。1〜3回の塗布で得られた膜の厚みは0.1〜5μm程度であった。
床頭台のスライドボード、カウンターなどに塗布した光触媒の作用で外部の光、及び紫外線による臭気成分の吸収・分解、及び殺菌できるので、外部から発生する強烈な雑菌、臭気成分も殺菌・脱臭され、また清潔を保てられる。塗布した光触媒のコート膜は劣化せず、半永久的に使用できるので、メンテナンスが簡略化できる。
コーティングした光触媒塗膜材の使用により、脱臭・殺菌機能を持った床頭台を簡単に得ることができる。光による殺菌や雑菌等の繁殖防止に使用できる床頭台の全面に光を乱反射する構造体にすることができて、微量の光照射を効率よくでき、病院などでの床頭台において脱臭、殺菌機能をより強力かつ効果的にすることができる。
床頭台のスライドボードと棚板とカウンターの表面において光触媒を配設することで、前記光触媒に該光触媒を活性化させる光が照射されることによって該光触媒が励起され、前記スライドボード棚内が設置されている環境を身体などにより持ち込まれた雑菌等は前記光触媒の励起状態における化学反応の作用より殺菌・脱臭される。
病院内において、随時、衛生的に優れ、心地よい家具である床頭台を提供することができる。木製床頭台において、光触媒の機能性部材を使用することで木製床頭台内の湿度を調整したり殺菌・消臭する等、収納部周りの空気環境を改善したり良好に維持することができ、且つこの床頭台を製造するにあたり、機能性部材が破損したり脱落したりしないようにすると共に、良好な作業性を確保して比較的容易に製造することができ、湿度を調整したり殺菌・消臭する床頭台を提供できる。
光触媒塗膜処理床頭台の光触媒塗膜コート部分の説明図。A:斜視図 B:正面図 光触媒塗膜処理床頭台のスライドボードとカウンター部と引出部を使用状態である床頭台の図。A:スライドボード取り出し状態図 B:引出部の状態図 光触媒塗膜処理床頭台の光触媒塗膜を拡大した説明図。A:従来の酸化チタンの平面状態 B:本願の酸化チタンの表面状態 光触媒塗膜処理床頭台での脱臭テストと殺菌テスト結果図 A:大腸菌 B:黄色ブドウ球菌 C:インフルエンザウイルス D:アセトアルデヒドの脱臭
図1は本考案の床頭台の実施形態を示す。図2は床頭台に使用していた光触媒塗膜状態を示しており、この家具本体の一部に、スライドボードを形成し、図3にその断面図を示すように、酸化チタン(TiO)等の光触媒と吸着剤の混合物をゾルゲル法により薄膜を形成するようにコーティングした。
床頭台で物品収納室内には、光照射により物品から発生する収納室内の臭気、微生物菌が分解・吸着・殺傷され、物品の収納室の内壁に臭い、菌がこびり付くのを防ぐことができる。
本考案での床頭台は、図1に示すようにスライドボードとカウンターと引き戸と引出からなって、材料として木製の化粧合板として、全体寸法として幅450mm、奥行き400mm、高さ1700mmで、床頭台のスライドボード部全面と、引出部の前板と内表面と、カウンター部表面と100%の面積部に光触媒をコーティングした塗膜木板化粧合板とした。光触媒処理の木製化粧合板は、予め生成した酸化チタン微粒子のチタニア膜塗料を、前記木製平板基体に塗布させた。
前記木製平板基体に光触媒塗布した後、乾燥あるいは加熱処理して作製したチタニア膜は、チタンを含む水溶液と塩基性物質から作製した水酸化チタンゲルに過酸化水素水を作用させ合成した酸化チタン微粒子のチタニア膜形成用塗装液体を塗布して、塗布後50℃の温度で加熱処理して作製した。
塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートにおいて、乾燥あるいは低温加熱処理で比較的密度の高い結晶性チタニア薄膜を50℃の温度で生成して、図3に示すように、耐酸性や光触媒活性等に優れるチタニア膜の0.2μmの緻密な塗布膜を形成している結晶性チタニア薄膜である木製平板で構成した。これらを図1,2のように組み立てて光触媒処理床頭台にした。簡単にスライドボード上で脱臭、殺菌機能をテストした。その結果図4のように脱臭、殺菌機能を持たせることができた。
この床頭台ではスライドボードとカウンターと引出内部に木製板などで形成されるチタニア膜の板を設け、この光触媒チタニア膜を塗布したことによって、日光より効率的に光を照射できて、光触媒の脱臭作用及び殺菌作用を励起して効果を増した。
これによれば、床頭台に食器や食材を置くときはそのスライドボードに、日光の照射によってスライドボードの表面に照射することで、脱臭機能以外に、食器の雑菌の繁殖を防ぐことができた。食品は、衛生を保たれて、臭いはなく、清潔に保たれた。
臭気テストとして、殺菌テストを行ったところ、図4に示すように、アセトアルデヒドの脱臭と大腸菌、黄色ブドウ球菌の減少状況をテストしたところ、99%以上除菌が可能であった。
本考案での床頭台は、図1に示すようにスライドボードとカウンターと引き戸と引出からなって、材料として木製の化粧合板として、全体寸法として幅450mm、奥行き400mm、高さ1700mmで、床頭台のスライドボード部全面と、引出部の前板と内表面と、カウンター部表面と90%の面積部に光触媒をコーティングした塗膜木板化粧合板とした。光触媒処理の木製化粧合板は、予め生成した酸化チタン微粒子のチタニア膜塗料を、前記木製平板基体に塗布させた。
前記木製平板基体に光触媒塗布した後、乾燥あるいは加熱処理して作製したチタニア膜は、チタンを含む水溶液と塩基性物質から作製した水酸化チタンゲルに過酸化水素水を作用させ合成した酸化チタン微粒子のチタニア膜形成用塗装液体を塗布して、塗布後50℃の温度で加熱処理して作製した。
当該スライドボードとカウンター部に光触媒をコーティングは次のように行った。塗料原料は、四塩化チタン60%溶液50ccを蒸留水で5000ccとした溶液にアンモニア水(1:9)を滴下し、水酸化チタンを沈殿させた。蒸留水で洗浄後、過酸化水素水30%溶液を100cc加えかき混ぜ、チタンを含む黄色粘性液体(ゾル溶液)700ccを作製することができた。常温常圧の下で6カ月たっても変化がなかった。pHは6.4で中性であった。基板として木製板を用い、ゾル溶液に侵漬乾燥後、各種温度で熱処理した。2回の塗布で得られた膜の厚みは0.25μm程度であった。
塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートにおいて、乾燥あるいは低温加熱処理で比較的密度の高い結晶性チタニア薄膜を50℃の温度で生成して、図3に示すように、耐酸性や光触媒活性等に優れるチタニア膜の0.25μmの緻密な塗布膜を形成している結晶性チタニア薄膜である木製平板で構成した。これらを図1,2のように組み立てて光触媒処理床頭台にした。簡単にスライドボード上で脱臭、殺菌機能をテストした。その結果図4のように脱臭、殺菌機能を持たせることができた。
この床頭台ではスライドボードとカウンターと引出内部に木製板などで形成されるチタニア膜の板を設け、この光触媒チタニア膜を塗布したことによって、日光より効率的に光を照射できて、光触媒の脱臭作用及び殺菌作用を励起して効果を増した。
これによれば、床頭台に食器や食材を置くときはそのスライドボードに、日光の照射によってスライドボードの表面に照射することで、脱臭機能以外に、食器の雑菌の繁殖を防ぐことができた。食品は、衛生を保たれて、臭いはなく、清潔に保たれた。
臭気テストとして、殺菌テストを行ったところ、図4Dに示すように、アセトアルデヒドの脱臭と大腸菌、黄色ブドウ球菌の減少状況をテストしたところ、90%以上除菌が可能であった。
1 木製床頭台
2 光触媒コート処理部
3 光触媒コート前面板
4 カウンター部
5 光触媒コートスライドボード板
6 光触媒コートカウンター板
7 下部収納部
8 引き戸
9 開き戸
10 引出収納部
11 引出前板
12 天板
13 キャスター
14 取手
15 引出
16 酸化チタン
17 基材
18 バインダー
19 空気孔

Claims (3)

  1. 脱臭・殺菌な部材で構成された床頭台であって、前記床頭台のスライドボード部全面と、引出部の前板と内表面と、カウンター部表面との50〜100%の面積部に酸化チタン系光触媒をコートした部材とした脱臭機能及び殺菌機能を有する光触媒機能性木質部材を貼り付け、組み込まれていることを特徴とする光触媒塗膜処理床頭台。
  2. 酸化チタン系光触媒をコートした部材は、チタン溶液から作製した水酸化チタンゲルに過酸化物を作用させることにより作製した液体を加熱処理した酸化チタンを含む液体を塗布・乾燥、あるいは塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートを施した塗膜木製板を床頭台のスライドボード、引出内部、カウンター部、の全面もしくは部分に使用されていることを特徴とする請求項1に記載の光触媒塗膜処理床頭台。
  3. 塗布乾燥後加熱処理をしたチタニア膜コートにおいて、乾燥あるいは低温加熱処理で比較的密度の高い結晶性チタニア薄膜を熱処理して、耐酸性や光触媒活性等に優れるチタニア膜の0.1〜5μmの緻密な塗布膜を形成している結晶性チタニア薄膜である木製平板で構成されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の光触媒塗膜処理床頭台。
JP2014001918U 2014-03-27 光触媒塗膜処理床頭台 Expired - Lifetime JP3191347U (ja)

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