JP3191272U - 立位体幹トレーニングマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】立位での腹筋群を中心とした体幹トレーニングが可能で、トレーニング効果をパフォーマンスにスムーズに応用できる立位体幹トレーニングマシンを提供する。【解決手段】立位足圧連動体幹トレーニングマシンは、中心部に本体フレーム1、回転式背部支持板2、固定式臀部支持板3、前面部に脚部支持板4、後面部に高さ調整式ローイング動作用滑車6と、ロープ付きグリップ8、中心部と後面部とを連携する負荷調節用アーム7と、ローイング動作用アーム5とから構成される。ローイング動作用アームに固定されたグリップ付きローイング動作用滑車により、本体フレーム、回転式背部支持板および固定式臀部支持板に身体の背、臀を預けて、後面部のロープ付きグリップを握って、体幹を伸展位から屈曲、左右に回旋・伸展位から屈曲、あるいは左右に回旋した状態からスローイング動作を行うことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、手足を掛け、力を入れて嵌合台に係合して結合する弾性引き紐を引き伸ばし、身体をひねりストレッチすることで、手足のひねり、腹筋部のトレーニングができるフレキシブルな使用及び多機能と収納の便をも実現することができる立位足圧連動型体幹トレーニングマシンに関する。
食生活の乱れ、運動場所と運動量の不足、人々の健康に対する意識の高まりに従い、運動器具へのニーズも高まっている。しかし、現行の運動器具は高価で、さもなければ大型で、かなりの重量があるため、室内空間が大きくない一般の家庭では収納が困難で、その結果、室内が狭苦しくなってしまう。さらに、各家族構成員の年齢、身体能力、肥満の度合いなどはそれぞれ異なり、しかも長期間の使用後に、様々な人の使用に適用させ、使用への興味を維持させるため、迅速かつ簡単に調整できようにすることが求められている。
しかし、前記筋力トレーニング器具は、全体の構造設計上理想的とは言えない。底フレームの両平行棒の内側に相対する滑枠を設ける必要があり、これは枢接管と引き棒の揺さぶり運動を安定させようとするものである。製造上、両滑枠に平行と同高を保持するには、精密度が高いことを要求され、相対的に製造が困難になる。
従って、本考案の主な目的は筋力トレーニング器具を改良し、製造業者に組み立てが簡単な経済利益が得られ、又使用者に安定した順調な操作と低い故障率で、最も好ましい運動効果が得られる筋力トレーニング器具を提供することにある。
身体は小脳により姿勢反射の総合的調整や随意運動の調整が行われることで各種スポーツ活動に適応している。しかしながら筋活動に不可欠な神経伝達のあり方には発育発達のなかで生じた個人差が存在し、投擲動作を例にとっても、動作に必要な各筋肉の収縮順位が入れ替わり、各関節を跨いだ回転トルクの増幅が損なわれたフォームを見受けることも少なくない。このことにより、筋力トレーニングによって筋力を増大させたにも関わらず、パフォーマンスが向上しない事例が数多く存在する。
また既存のトレーニング機器でトレーニングを行った場合、その多くが垂直軸、前額軸、矢状軸の向きが競技パフォーマンス時と一致しないため、競技に必要な各筋肉の出力レベルは向上したとしても、小脳による随意運動の調整が効率的に機能せず、結果としてパフォーマンス時の筋出力の心理的限界を下げていると考えられる。
前端部に立枠部、後端部に自由回転することができるクランク部を有する本体と、前記クランク部の両側にそれぞれ枢接される左右のペダルリンクを有するペダルユニットと、それぞれの上段部がグリップに構成され、中段部が前記立枠部の両側に枢接され、下端がそれぞれ前記左右のペダルリンクの前端に枢接されている左右のハンドルリンクを備えてなるハンドルユニットと、を有するトレーニングマシンであって、前記左右のペダルリンクそれぞれの活動軌跡は、所定の角度を成して互いに交叉する楕円形であるトレーニングマシンが提供されている(特許文献4参照)。
利用者の身体周辺の様々な箇所に鍛錬用ゴムチューブを繋着可能とするのに留まらず、腹筋や腰捻り運動および踏み台昇降運動などの様々な運動を1台で実現可能とする安全性に秀れ、経済的に利用できる新たなトレーニング技術が提供されている(特許文献5参照)。
装置基台部と、
前記装置基台部の一側に立設された支柱と、前記支柱の上下方向に向かって昇降自在に設けられる支持部材と、前記装置基台部の中央上方でほぼ水平姿勢に配置されるとともに前記支持部材に対して角度調整可能に支持され、少なくとも略半周の円弧によって形成されるサークルフレームと、前記サークルフレームに対し該サークルフレームの円周方向に沿って摺動動作可能な状態で設けられる摺動部と該摺動部からサークルフレームの求心方向に延びて使用者がトレーニング時に把持する把持部とからなる一の摺動ボックスと、この摺動ボックスの一部に選択的に付設されたウエイトによって構成されている体幹トレーニング装置が提供されている(特許文献6参照)。
前記装置基台部の一側に立設された支柱と、前記支柱の上下方向に向かって昇降自在に設けられる支持部材と、前記装置基台部の中央上方でほぼ水平姿勢に配置されるとともに前記支持部材に対して角度調整可能に支持され、少なくとも略半周の円弧によって形成されるサークルフレームと、前記サークルフレームに対し該サークルフレームの円周方向に沿って摺動動作可能な状態で設けられる摺動部と該摺動部からサークルフレームの求心方向に延びて使用者がトレーニング時に把持する把持部とからなる一の摺動ボックスと、この摺動ボックスの一部に選択的に付設されたウエイトによって構成されている体幹トレーニング装置が提供されている(特許文献6参照)。
筋力トレーニングを実施する際には単に筋力をアップさせることを目的として、競技への展開を目的とする場合とに分け、その目的が競技への展開が主であり、上記の基本軸の向きを可能な限りパフォーマンス時と一致させるもの、また足底圧の上昇と主運動形態を連動させた、あるいはそれを目的とする器具は存在していない。
本考案の主要な目的は、可動接続フレームにより組成し、角度を調整可能な和式座椅子体で、座椅子バックレスト側面には嵌合台を固定して設置し、ハンドルを備える弾性引き紐を係合して結合し、手足を掛け、力を入れて嵌合台に係合して結合する弾性引き紐を引き伸ばし、身体をひねりストレッチすることで、手足のひねり、ストレッチに用いる運動器具とすることができ、イスとしての使用性能の他に、運動具としての機能をも発揮することができるレジャー/スポーツ用多機能イスを提供することである。
既存のトレーニング機器でトレーニングを行った場合、その多くが垂直軸、前額軸、矢状軸の向きが競技パフォーマンス時と一致しないため、競技に必要な各筋肉の出力レベルは向上したとしても、小脳による随意運動の調整が効率的に機能せず、結果としてパフォーマンス時の筋出力の心理的限界を下げていると考えられる。したがって筋力トレーニングを実施する際には単に筋力をアップさせることを目的とする場合と、競技への展開を目的とする場合とに分け、その目的が競技への展開が主である場合は、上記の基本軸の向きを可能な限りパフォーマンス時と一致させて行うことが望ましいと考える。
本マシンは立位での腹筋群を中心とした体幹トレーニングを可能としたものであり、トレーニング効果をパフォーマンス(投擲動作やテニスのサーブ動作等)にスムーズに応用させることを目的とするものであり、加えて立位での他のスポーツ動作に大きな役割を果たす腹筋群を、上記理論に基づき鍛練することを目的とする。
体幹トレーニングとして、中心部に本体フレームに、回転式背部支持板と固定式臀部支持板と、前面部に脚部支持板、後面部に高さ調整式ローイング動作用滑車と、ロープ付きグリップと、それらと併せ中心部と後面部とを連係した負荷調節用アームと、ローイング動作用アームとから構成されたマシンにおいて、身体の背、臀を預けて固定できる形状になっている、本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板にして、後面部のロープ付きグリップを握って、体幹を左右に回旋した状態からスローイング動作を行うことができるようになっているローイング動作用アームに固定されたグリップ付きローイング動作用滑車を取り付けている立位体幹トレーニングマシンである。
かつ理想的な骨盤の傾斜角度である30度および自然な腰椎のカーブが作り出されることで、無理のない腰部骨盤律動および体幹部の屈曲・伸展運動ができるようにして、これにより座した際においても、座部には体重の30〜40%しか乗らず、残りは僅かに屈曲した脚部に依存することになり、無理のない立位姿勢が提供され、骨盤の前傾を促し、股関節の屈曲および伸展を容易にしているために、回転式背部支持板は、当該板の中心部よりやや下2〜10mmに軸を固定した位置にして、背面に湾曲した板と軸を交差した形状で、後端部幅10〜20cm、先端部幅2〜5cm、長さ20〜30cmの略三角形を形成し、かつ前方に2〜7度傾斜した構造であって、前記回転式背部支持板の下部構造と併せて固定式臀部支持板のフィット構造になっている。
グリップを肩関節にかけた状態で、体幹を回旋および屈曲させる動作に負荷をかけ、内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬するために、本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、回転式背部支持板として高さ35〜55cm、幅10〜20cmであり、上方および下方ともに1/3〜1/5部分からより狭くした形状にして、後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったロープ付きグリップを腕によって握持できる位置にしている。
両肩上に通し、両腕を内転屈曲した状態で胸の前で持ち、上体が伸展位から屈曲位へと移行する動作に負荷をかけるために、本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板に連携している後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がった左右グリップを所持している。
重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与において、種々の身体活動に連動した体幹トレーニングが可能となり、かつ屈曲動作への腸腰筋の関与を排除した安全かつ効果的な腹筋運動を可能にするために、前面部の脚部支持板は、足の甲部を固定する装置を有さず、動作中盤および動作終末にかけて、足底圧を上昇させるような、脚の長さより短い距離の位置と足の大きさ2〜5倍の平面状形状になっている。
重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与において、本マシンによる運動形態は動作中に足底圧が上昇するように設計されている前面部の脚部支持板である。本考案の体幹トレーニングマシンは本体フレーム1、回転式背部支持板2、固定式臀部支持板3、脚部支持板4、ローイング動作用アーム5、高さ調整式ローイング動作用滑車6、負荷調節用アーム7およびグリップ8(ロープ)から構成される。
固定式臀部支持板3はトレーニング時に回転式背部支持板2によって作り出される体幹の回旋動作時において身体の垂直軸を安定させる役割を持ち、併せて腹筋群の起始部を固定し、筋の停止部が起始部に近づくという本来の筋収縮形態を作り出すことで神経系を含めた筋組織の発達を促す。
また、固定式臀部支持板3はその構造により、骨盤の前傾を促し、かつ回転式背部支持板2の下部構造と併せて股関節の屈曲および伸展を容易にしている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の下部3分の1に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の下部3分の1に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、負荷調節用アーム7は第2種テコの原理を応用し、スタート時の力点および支点の位置(アームの角度)を調整し、動作中の負荷レベルが中→強→弱に変化するようになっており、実際のスポーツ動作における筋肉への負担度に酷似したものになっている。さらに作用点(バーベル位置)を力点近くに置くことで軽いバーベルでも十分な負荷を得られるようになっている。
本考案は、フレキシブルな使用及び多機能を達成し、収納の便をも実現することができる。本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを身体後部で持ち、体幹が右(左)に回旋した状態からスローイング動作を行うことで、その作用筋への神経伝達順位を適切なものへと導きトレーニング効果と投球動作やテニスのサーブ、バレーボールのスパイクやアタック動作等の融合を図ることができた。
ローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを肩関節にかけた状態で、体幹を回旋および屈曲させる動作に負荷をかけ、また、両腕を内転屈曲した状態で胸の前で持ち、上体が伸展位から屈曲位へと移行する動作に負荷をかけて、内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬することができた。動作中に足底圧が上昇するように設計されて、スポーツ活動における重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与している。
この装置では、立ったまま楽に、効果的な腹筋運動ができて、縦型構造で場所を取らない。また腹筋のみをダイレクトに刺激して、重力を足で感じながら体幹を中心に全身運動を行うことができた。さらに投げる力がアップするとともに、ゴルフの飛距離がアップすることができた。スポーツの体力強化に優れていた。
立位でのスポーツ全般の体力補強になるとともに、日頃の生活における猫背の予防・改善になる。一生立って歩きたい方、或いは今まで腹筋運動が嫌いだった方に有効な手段になった。
本考案の体幹トレーニングマシンは本体フレーム1、回転式背部支持板2、固定式臀部支持板3、脚部支持板4、ローイング動作用アーム5、高さ調整式ローイング動作用滑車6、負荷調節用アーム7およびグリップ8(ロープ)から構成される。
固定式臀部支持板3はトレーニング時に回転式背部支持板2によって作り出される体幹の回旋動作時において身体の垂直軸を安定させる役割を持ち、併せて腹筋群の起始部を固定し、筋の停止部が起始部に近づくという本来の筋収縮形態を作り出すことで神経系を含めた筋組織の発達を促す。
固定式臀部支持板3はトレーニング時に回転式背部支持板2によって作り出される体幹の回旋動作時において身体の垂直軸を安定させる役割を持ち、併せて腹筋群の起始部を固定し、筋の停止部が起始部に近づくという本来の筋収縮形態を作り出すことで神経系を含めた筋組織の発達を促す。
図1に示すように、固定式臀部支持板3はその構造により、骨盤の前傾を促し、かつ回転式背部支持板2の下部構造と併せて股関節の屈曲および伸展を容易にしている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の中心部よりやや下に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の中心部よりやや下に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、負荷調節用アーム7は第2種テコの原理を応用し、スタート時の力点および支点の位置(アームの角度)を調整し、動作中の負荷レベルが中→強→弱に変化するようになっており、実際のスポーツ動作における筋肉への負担度に酷似したものになっている。さらに作用点(バーベル位置)を力点近くに置くことで軽いバーベルでも十分な負荷を得られるようになっている。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを身体後部で持ち、体幹が右(左)に回旋した状態からスローイング動作を行うことで、その作用筋への神経伝達順位を適切なものへと導きトレーニング効果と投球動作やテニスのサーブ、バレーボールのスパイクやアタック動作等との融合およびその修正を図ることを目的とするトレーニングマシンである。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを肩関節にかけた状態で、体幹を回旋および屈曲させる動作に負荷をかけ、内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬する。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上部および後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がった左右グリップを両肩上に通し、両腕を内転屈曲した状態で胸の前で持ち、上体が伸展位から屈曲位へと移行する動作に負荷をかけ内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬する。
本マシンは上記に記載した運動形態の他に、ローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がった左右グリップを用い、肩関節の内転・外転運動、屈曲・伸展運動、内旋・外旋運動、水平内転・水平外転運動および上肢の屈曲・伸展運動等を鍛錬することも出来るよう設計されている。
本マシンによる運動形態は動作中に足底圧が上昇するように設計されている。これは実際のスポーツ活動における重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与と同様に本マシン機能の中核をなすものである。
本マシンによって提供される体幹部における主動筋収縮、拮抗筋伸展および固定筋、共働筋、中立筋の動作介入に連動する足底圧上昇は足圧中心動揺を含む平衡性の維持・向上が期待でき、スポーツ活動に於ける補強用器具にとどまらず介護予防マシンとしての機能性も兼ね備えている。
回転式背部支持板は、当該板の中心部より7mm下に軸を固定した位置にして、背面に湾曲した板と軸を交差した形状で、固定式臀部支持板は後端部幅15cm、先端部幅3cm、長さ25cmの略三角形を形成し、かつ前方に3度傾斜した構造にした。回転式背部支持板として高さ40cm、幅15cmであり、上方および下方ともに1/4部分からより狭くした形状にして、後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったロープ付きグリップを腕によって握持できる位置にした。幅400mmのパイプの両端にローイング動作用滑車を取り付けて、それに繋がった左右グリップを所持して、後部で掴めるようにした。
脚部支持板は、足の甲部を固定する装置を有さず、動作中盤および動作終末にかけて、足底圧を上昇させるような、脚の長さより短い距離の位置と足の大きさ1.5倍の平面状形状にした。
脚部支持板は、足の甲部を固定する装置を有さず、動作中盤および動作終末にかけて、足底圧を上昇させるような、脚の長さより短い距離の位置と足の大きさ1.5倍の平面状形状にした。
本マシンの寸法は幅70〜80cm、高さ165〜185cm、長さ120〜145cmであり、省スペースで設置することができた。また、材料は符号の説明中の1、10、15には2.3mm厚の一般構造用鋼管、4には3.2mm厚の縞鋼板を使用し、曲.切断加工、アークおよび半自動溶接加工した。また2、3には7mm厚の平鋼に曲・切断加工、溶接加工を施し、2.3mm厚一般構造用鋼管および6mmの鋼板により加工した14および12mmボルトにより固定した。
また5,7には厚さ2.3mm、直径38〜42mmの丸パイプを用い、同じく曲げ・切断加工、アークおよび半自動溶接加工を施し十分な耐久性を備えた。6には真鍮製ベアリング入滑車を使用し、4mm厚の平鋼、6mmの丸鋼および内径17mmの丸パイプを16mmのボルト、ナットと合わせて加工し、十分な強度および滑らかな回転、動作に合わせて180度回転する形状にした。また、9には4〜6mmの鉄製ワイヤーを使用し、6を介して8の直径20〜30mmの加工ロープ、ゴム製すべり止め付ロープまたは鉄製ハンドルと連結した。また、2,7の動きを滑らかにするため連結にはベアリングユニットを使用した。
本マシンは、肩関節の内転・外転運動、屈曲・伸展運動、内旋・外旋運動、水平内転・水平外転運動および上肢の屈曲・伸展運動等を鍛錬することが出来た。
本マシンは左右独立したローイング動作用アームおよび負荷調節用アームおよび回転式背部支持板、固定式臀部支持板によって左右両面およびどちらか一方の体幹部、胸部、上肢、背部、肩部を鍛錬することができ、左右の筋力バランスの是正およびリハビリテーションにもなった。
本マシンは左右独立したローイング動作用アームおよび負荷調節用アームおよび回転式背部支持板、固定式臀部支持板によって左右両面およびどちらか一方の体幹部、胸部、上肢、背部、肩部を鍛錬することができ、左右の筋力バランスの是正およびリハビリテーションにもなった。
図1に示すように、固定式臀部支持板3はその構造により、骨盤の前傾を促し、かつ回転式背部支持板2の下部構造と併せて股関節の屈曲および伸展を容易にしている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の中心部よりやや下に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、回転式背部支持板2の軸は板の中心部よりやや下に位置し、後部に湾曲した板と軸が交差した形状となっており、トレーニング動作において左右回旋動作時に伸展した胸椎および腰椎が回旋しながら屈曲する際、脊柱の回転と板の回転が限りなく一致し、実際のスローイング動作や他の体幹を回旋させる動作が介在するスポーツ動作により近い感覚で体幹をトレーニングすることが可能となっている。
また、負荷調節用アーム7は第2種テコの原理を応用し、スタート時の力点および支点の位置(アームの角度)を調整し、動作中の負荷レベルが中→強→弱に変化するようになっており、実際のスポーツ動作における筋肉への負担度に酷似したものになっている。さらに作用点(バーベル位置)を力点近くに置くことで軽いバーベルでも十分な負荷を得られるようになっている。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを身体後部で持ち、体幹が右(左)に回旋した状態からスローイング動作を行うことで、その作用筋への神経伝達順位を適切なものへと導きトレーニング効果と投球動作やテニスのサーブ、バレーボールのスパイクやアタック動作等との融合およびその修正を図ることを目的とするトレーニングマシンである。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったグリップを肩関節にかけた状態で、体幹を回旋および屈曲させる動作に負荷をかけ、内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬する。
本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、本体フレーム上部および後部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がった左右グリップを両肩上に通し、両腕を内転屈曲した状態で胸の前で持ち、上体が伸展位から屈曲位へと移行する動作に負荷をかけ内腹斜筋、腹直筋、外腹斜筋を鍛錬する。
本マシンによる運動形態は動作中に足底圧が上昇するように設計されている。これは実際のスポーツ活動における重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与と同様に本マシン機能の中核をなすものである。
本マシンによって提供される体幹部における主動筋収縮、拮抗筋伸展および固定筋、共働筋、中立筋の動作介入に連動する足底圧上昇は足圧中心動揺を含む平衡性の維持・向上が期待でき、スポーツ活動に於ける補強用器具にとどまらず介護予防マシンとしての機能性も兼ね備えている。
回転式背部支持板は、当該板の中心部より8mm下に軸を固定した位置にして、背面に湾曲した板と軸を交差した形状で、固定式臀部支持板は後端部幅17cm、先端部幅3cm、長さ28cmの略三角形を形成し、かつ前方に5度傾斜した構造にした。回転式背部支持板として高さ50cm、幅18、2cmであり、上方および下方ともに1/3部分からより狭くした形状にして、後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったロープ付きグリップを腕によって握持できる位置にした。幅450mmのパイプの両端にローイング動作用滑車を取り付けて、それに繋がった左右グリップを所持して、後部で掴めるようにした。脚部支持板は、足の甲部を固定する装置を有さず、動作中盤および動作終末にかけて、足底圧を上昇させるような、脚の長さより短い距離の位置と足の大きさ2倍の平面状形状にした。
本マシンの寸法は幅70〜80cm、高さ165〜180cm、長さ120〜140cmであり、省スペースで設置することができた。また、材料は符号の説明中の1、10、15には2.3mm厚の一般構造用鋼管、4には3.2mm厚の縞鋼板を使用し、曲.切断加工、アークおよび半自動溶接加工した。また2、3には7mm厚の平鋼に曲・切断加工、溶接加工を施し、2.3mm厚一般構造用鋼管および6mmの鋼板により加工した14および12mmボルトにより固定した。
また5,7には厚さ2.3mm、直径38〜42mmの丸パイプを用い、同じく曲げ・切断加工、アークおよび半自動溶接加工を施し十分な耐久性を備えた。6には真鍮製ベアリング入滑車を使用し、4mm厚の平鋼、6mmの丸鋼および内径17mmの丸パイプを16mmのボルト、ナットと合わせて加工し、十分な強度および滑らかな回転、動作に合わせて180度回転する形状にした。また、9には4〜6mmの鉄製ワイヤーを使用し、6を介して8の直径20〜30mmの加工ロープ、ゴム製すべり止め付ロープまたは鉄製ハンドルと連結した。また、2,7の動きを滑らかにするため連結にはベアリングユニットを使用した。
本マシンは、肩関節の内転・外転運動、屈曲・伸展運動、内旋・外旋運動、水平内転・水平外転運動および上肢の屈曲・伸展運動等を鍛錬することが出来た。
本マシンは左右独立したローイング動作用アームおよび負荷調節用アームおよび回転式背部支持板、固定式臀部支持板によって左右両面およびどちらか一方の体幹部、胸部、上肢、背部、肩部を鍛錬することができ、左右の筋力バランスの是正およびリハビリテーション器具としても使用することができた。
本マシンは左右独立したローイング動作用アームおよび負荷調節用アームおよび回転式背部支持板、固定式臀部支持板によって左右両面およびどちらか一方の体幹部、胸部、上肢、背部、肩部を鍛錬することができ、左右の筋力バランスの是正およびリハビリテーション器具としても使用することができた。
本考案の構造と装置は、市場及び刊行物上で未見のもので、多くの機能と効果を備える他に、フレキシブルな使用と収納の機能をも備えるため、特許の要件である新規性を備え、進歩を有し、実用性が高く、産業上の利用価値は非常に高い。
1 本体フレーム
2 回転式背部支持板
3 固定式臀部支持板
4 脚部支持板
5 ローイング動作用アーム
6 高さ調整式ローイング動作用滑車
7 負荷調節用アーム
8 ロープ付きグリップ
9 ロープ(ワイヤー)
10 嵌合台
11ベアリング
12
ストッパー
13
バーベル
14
固定具
15
主柱部
2 回転式背部支持板
3 固定式臀部支持板
4 脚部支持板
5 ローイング動作用アーム
6 高さ調整式ローイング動作用滑車
7 負荷調節用アーム
8 ロープ付きグリップ
9 ロープ(ワイヤー)
10 嵌合台
11ベアリング
12
ストッパー
13
バーベル
14
固定具
15
主柱部
Claims (6)
- 体幹トレーニングとして、中心部に本体フレーム、背部支持板と臀部支持板、前面部に脚部支持板、後面部にローイング動作用アームおよび高さ調整式ローイング動作用滑車と、ロープ付きグリップ、それらと併せ中心部と後面部とを連係した負荷調節用アームから構成されたマシンにおいて、立位で身体の背、臀を預けて固定できる形状になっている。本体フレーム、背部支持板および臀部支持板に立位で背、臀を預け、後面部のロープ付きグリップを握って、体幹を伸展位から屈曲、左右に回旋・伸展位から屈曲、あるいはスローイング動作を行うことができるようになっているローイング動作用アームに固定されたグリップ付きローイング動作用滑車を取り付けていることを特徴とする立位体幹トレーニングマシン。
- 立位体幹トレーニングとして、前傾した臀部支持板によりもたらされる骨盤の前傾角度および腰椎の前彎により、効果的な体幹部の屈曲・伸展運動ができるようになっている。また臀部支持板の形状により座部には体重の30〜40%しか乗らず、残りは僅かに屈曲した脚部に依存し、体幹の屈曲度に比例した脚部への体重移動がおこり足底圧が高まる形状になっている。また後部へ弯曲した背部支持板は、板の背面に軸部との接合部を設け、その位置が、背を板に預けた際、理想的な座位姿勢に導く位置であり、かつその位置より上部まで背を預けることで胸郭を引き上げ、腹筋群をより伸展させることができる第3・4腰椎付近の高さになることを基準とし、またそれを調整できることを特徴とする請求項1に記載の立位体幹トレーニングマシン。
- 立位体幹トレーニングとして、前記臀部支持板が固定式であり、運動中の垂直軸を安定させる役割を持ち、かつ背部支持板が回転式であり、その形状により回旋動作時において板の回転と身体の脊柱の回旋が一致した感覚が得られることを特徴とする請求項1〜2に記載の立位体幹トレーニングマシン。
- 両肩上に通し、両腕を内転屈曲した状態で胸の前で持ち、上体が伸展位から屈曲位へと移行する動作に負荷をかけるために、本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板に連携している後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がった左右グリップを所持していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の立位体幹トレーニングマシン。
- グリップを肩関節にかけた状態で、体幹を回旋および屈曲させる動作に負荷をかけ、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋を鍛錬するために、本体フレームに回転式背部支持板および固定式臀部支持板を設け、回転式背部支持板として高さ35〜55cm、幅10〜20cmであり、上方および下方ともに1/3〜1/5部分からより狭くした形状にして、後面部に設置したローイング動作用アームに固定されたローイング動作用滑車に繋がったロープ付きグリップを腕によって握持できる位置にしていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の立位体幹トレーニングマシン。
- 重心移動と酷似しており、筋肉の起始および停止の動作への関与において、種々の身体活動に連動した体幹トレーニングが可能となり、かつ腰部の負担を軽減するため屈曲動作への腸腰筋の関与を排除した、安全かつ効果的な腹筋運動を可能にするために、前面部の脚部支持板は、足の甲部を固定する装置を有さず、動作中盤および動作終末にかけて、足底圧を上昇させるような、脚の長さより短い距離の位置と足の大きさ1.5〜2倍の平面状形状になっていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の立位体幹トレーニングマシン。
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- 2013-12-14 JP JP2013007101U patent/JP3191272U/ja not_active Expired - Fee Related
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