JP3191256U - 身体の洗浄具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、固形石鹸、特に小さくなって使いづらくなった固形石鹸を、うまく利用できるようにした身体の洗浄具の提供を図ることを課題とする。
【解決手段】
洗浄用の筒状ネット11と、前記筒状ネット11の両端に設けられた把持部21とを備え、両端の把持部21を持って身体を洗う。前記筒状ネット11は、開閉可能な開口部13と、前記開口部13から入れられた固形石鹸を保持する保持部14とを備える。前記保持部14に小さくなった固形石鹸を入れて前記身体を洗うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】
洗浄用の筒状ネット11と、前記筒状ネット11の両端に設けられた把持部21とを備え、両端の把持部21を持って身体を洗う。前記筒状ネット11は、開閉可能な開口部13と、前記開口部13から入れられた固形石鹸を保持する保持部14とを備える。前記保持部14に小さくなった固形石鹸を入れて前記身体を洗うことができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、身体の洗浄具に関するものである。
特許文献1に示されるように、洗浄用の筒状ネットと、前記筒状ネットの両端に設けられた把持部とを備え、両端の把持部を持って身体を洗うようにした身体の洗浄具が知られている。
他方、固形石鹸は、小さくなると使いづらくなり、うまくタオル等に固形石鹸を付けることができなくなる。
他方、固形石鹸は、小さくなると使いづらくなり、うまくタオル等に固形石鹸を付けることができなくなる。
本考案は、固形石鹸、特に小さくなって使いづらくなった固形石鹸を、うまく利用できるようにした身体の洗浄具の提供を図ることを課題とする。
本考案は、洗浄用の筒状ネットと、前記筒状ネットの両端に設けられた把持部とを備え、両端の把持部を持って身体を洗うようにした身体の洗浄具において、前記筒状ネットは、開閉可能な開口部と、前記開口部から入れられた固形石鹸を保持する保持部とを備え、前記保持部に前記固形石鹸を入れた状態で前記身体を洗うことができるようにしたことを特徴とする身体の洗浄具を提供する。
なお、前記保持部は、前記筒状ネットの内部の全体であってもよく、一部であってもよいが、固形石鹸が前記筒状ネット内で大きく移動できないようにしておく方が、うまく身体を洗い易い。
本考案は、筒状ネットが、開閉可能な開口部と、開口部から入れられた固形石鹸を保持する保持部とを備えるものであるため、固形石鹸を入れた状態で筒状ネットで身体を洗えば、保持部に収納した石鹸で泡が立って、効率的に身体を洗うことができる。しかも、小さくなって使いづらくなった固形石鹸を、うまく利用して、身体を洗うことができる。
なお、前記固形石鹸は、小さくなったものを用いることができるため有利であるが、新品の固形石鹸を前記保持部に入れて使用することを妨げるものではない。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態を説明する。
この身体を洗うための洗浄具は、洗浄用の筒状ネット11と、筒状ネット11の両端に設けられた把持部21とを備える。
筒状ネット11は、合成樹脂や合成繊維製のネットであり筒状に形成されている。筒状ネット11の製造に際しては、2枚のネットの周囲を逢着してもよく、1枚のネットを二つ折りにして逢着してもよく、ネットの製造時に筒状に形成したものであってもよい。筒状ネット11は一重のネットで構成してもよく、複数枚を重ねて二重以上の構成としてもよい。
この身体を洗うための洗浄具は、洗浄用の筒状ネット11と、筒状ネット11の両端に設けられた把持部21とを備える。
筒状ネット11は、合成樹脂や合成繊維製のネットであり筒状に形成されている。筒状ネット11の製造に際しては、2枚のネットの周囲を逢着してもよく、1枚のネットを二つ折りにして逢着してもよく、ネットの製造時に筒状に形成したものであってもよい。筒状ネット11は一重のネットで構成してもよく、複数枚を重ねて二重以上の構成としてもよい。
把持部21はU字状にした紐の両端を、筒状ネット11の両端に縫い付けたものとして実施されている。逢着強度を高めるために、二重三重に縫い付けることも好ましく、また、ネットを折り重ねるようにしてもよい。把持部21は太めの紐を用いる他、筒状ネット11の両端に孔を明けたり結び目を作ったりして、人が握ることができるようにしたものや、握り棒を取り付けたものなど、洗浄時に人が握りやすい構造としたものであればよい。
筒状ネット11の大きさは、人が両端を持って背中を洗えるのに適した大きさとすることが好ましい。例えば、長さ30〜70cm、幅5〜20cm程度のものとして実施することができ、具体例としては長さ60cm、幅13cmのものを例示し得る。
この筒状ネット11は、開閉可能な開口部13と、開口部13から入れられた固形石鹸を保持する保持部14とを備える。この例では、保持部14は筒状ネット11の長手方向の略中央に配置されているが、両端のうちいずれか一方に偏った状態で保持部14を設けることもできる。
この筒状ネット11は、開閉可能な開口部13と、開口部13から入れられた固形石鹸を保持する保持部14とを備える。この例では、保持部14は筒状ネット11の長手方向の略中央に配置されているが、両端のうちいずれか一方に偏った状態で保持部14を設けることもできる。
また、この例では、開口部13は筒状ネット11の長手方向に沿って設けられている。例えば、筒状ネット11が2枚のネットを逢着して、或いは1枚のネットを二つ折りにして逢着して形成されたものである場合には、その逢着した辺の一部を逢着せずに開口部13として実施することができる。なお、開口部13を、筒状ネット11の長手方向と直行する方向(短手方向という)に伸びるものとして実施することもできるが、洗浄作業時にも開口部13が不用意に開口しない点で、開口部13を筒状ネット11の長手方向に沿って設けることが好ましい。
開口部13には、面ファスナやホックやボタンなどの係止具16が設けられており、係止具16を係合することで、開口部13が閉じられる。係止具16は開口部13の全長に渡って設けることもできるが、固形石鹸の飛び出しを防止できるものであれば、その一部にのみ設けてもよい。
保持部14は、筒状ネット11の内部から固形石鹸が飛び出さないように保持することができるものであればよく、筒状ネット11の全体を保持部14として実施することもできる。但し、筒状ネット11の全体を保持部14として実施すると、筒状ネット11内での固形石鹸の位置が安定しない。そのため、筒状ネット11の短手方向にミシン目17などの逢着を施すなどして、筒状ネット11内の一部に保持部14を形成して、固形石鹸が筒状ネット11内を自由に移動できないようにする方が望ましい。この場合、保持部14は、筒状ネット11の長手方向において、5〜15cmの長さを有するものとして実施することができ、具体例としては長さ13cmのものを例示し得る。
また、図2に示すように、保持部14の内部については、内ネット15を配置して、ネットを二重にするなどすることで、固形石鹸を入れて身体を擦った際にも、身体に痛みを感じさせないような工夫を施すことも好ましい。また、内ネット15をポケット状にして実施することもできる。
この洗浄具の使用方法としては、従来の洗浄具と同様、把持部21を持って身体を洗えばよいが、開口部13から保持部14内に固形石鹸を入れて身体を洗うことによって、別途石鹸を付けずとも、良好に泡立ちが生じて楽に身体を洗うことができる。しかも、使用済みの小さくなった石鹸を収納することで、石鹸の無駄遣いを防ぐことができる。但し、未使用の石鹸を入れて使用することも当然可能である。
また、洗浄具の使用後は、把持部21等を利用して浴室内の適宜位置につり下げておくことで、石鹸や筒状ネット11を良好に乾かすこともできる。
11 筒状ネット
12 逢着線
13 開口部
14 保持部
15 内ネット
16 係止具
21 把持部
12 逢着線
13 開口部
14 保持部
15 内ネット
16 係止具
21 把持部
Claims (1)
- 洗浄用の筒状ネットと、前記筒状ネットの両端に設けられた把持部とを備え、両端の把持部を持って身体を洗うようにした身体の洗浄具において、
前記筒状ネットは、開閉可能な開口部と、前記開口部から入れられた固形石鹸を保持する保持部とを備え、
前記保持部に前記固形石鹸を入れた状態で前記身体を洗うことができるようにしたことを特徴とする身体の洗浄具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3191256U true JP3191256U (ja) | 2014-06-12 |
Family
ID=
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