JP2009279195A - 指掛け付タオル - Google Patents

Abstract

【課題】この発明は、タオルを縦に長く使用する場合において、水分や汗や汚れ等を除去するというタオル本来の機能を果たすための部分が効率よく使用でき、使用方法や使用者の握力の強弱にかかわらず、使用中に手から離れる事のないタオルを提供する。
【解決手段】タオル本体１１は指を掛けることができる複数の穴１２や指を掛けることができる紐及び指を掛けることができる折り返しが備えられていることを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

本発明は、使用時に指を掛けることができるタオルに関するものである。

タオルとは布面に輪奈を出した織物と、これを織地とした手拭の類をいう。一般的には前者をタオル地、後者をタオルと呼称する。本出願においてもこれに習う。

タオルの用途は幅広くあるが、その主なものは洗面、入浴、発汗等により人体に付着している水分、汚れ等をタオルに移動させることで人体から除去することにある。

前述の用途においてタオルを縦に長く使用する場合には、タオルの両袖若しくはその途中を手で握って使用する必要があった。
特開２００７−１７５４６０号公報

そのため、次のような問題点が生じていた。
（イ）手で握る部分が必要なので、その分タオルの機能を果たす部分が減少する。
（ロ）手で握ることが必要なので、タオルを使用する位置や方法、強さによっては使用中に握力が弱まる、これによりタオルが手から離れてしまう場合がある。
本発明は、以上の問題点を解決したものである。

タオルに指を掛けることができる複数の穴、紐または折り返しが備えられていることを特徴とする。

以上説明したように本発明によれば、タオルに指を掛けることができる複数の穴、紐または折り返しが備えられていることにより、従来手で握る部分として使用されタオルとしての機能が果たせなかった部分が減少することで、タオルをより効率的に使うことができる。

また、タオルに備えられている穴、紐または折り返しに指を掛けることからわずかな握力でタオルを使用できるので、使用中にタオルが手から離れてしまうことが少なくなり、子供やお年寄りなどの握力の弱い者が楽に使用することができる。

上述の２点の効果が相乗された使用例として、洗髪後の髪の毛を乾かす場合、本発明のタオルを頭に当て両端を下に垂らした状態で指を掛け、前後左右に擦ると吸水効率の向上と摩擦熱の発生により、短時間に多くの髪の毛の水分を頭髪から減少させることが可能となる。これによって、ヘアードライヤーの使用を節減することができ、省エネルギー効果とヘアードライヤーの部分的な加熱による頭髪の傷みを減少することができる。

以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。

図１、図２、図３は外観斜視図である。

図１に示すように、本体１１には指を掛けることができる複数の穴１２が備えられている。

図２に示すように、本体２２には指を掛けることができる紐２３が取り付けられている。

図３に示すように、本体３３には指を掛けることができる折り返し３４が取り付けられている。

本発明の第１の実施の形態に係る外観斜視図である。 本発明の第２の実施の形態に係る外観斜視図である。 本発明の第３の実施の形態に係る外観斜視図である。

符号の説明

１１、２２、３３はタオルの本体
１２は穴
２３は紐
３４は折り返し
３５は縫い目

Claims (3)

1. 指を掛けることができる複数の穴が備えられていることを特徴とする指掛け付タオル。
2. 指を掛けることができる紐が備えられていることを特徴とする指掛け付タオル。
3. 指を掛けることができる折り返しが備えられていることを特徴とする指掛け付タオル。

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