JP3191054U - ペットボトル用吸い口 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様化しているペットボトルの注ぎ口に共通して装着することができ、しかも、内容物の漏れを防止するペットボトル用吸い口を提供する。【解決手段】弾性材にてペットボトルPの注ぎ口P1に弾性密着する固定部10を形成する。該固定部10から注ぎ口P1の上方に吸い口部20を延長する。吸い口部20の内部に流量を規制する規制突条21を螺旋状に突設する。固定部10の内部に嵌合凹部11を凹設する。嵌合凹部11をペットボトルPのフランジP2に嵌合させる。固定部10の内部に係止突起12を突設する。該係止突起12を注ぎ口P1の開口端部に係止させる。嵌合凹部11と係止突起12とを介して注ぎ口P1の外周に固定部10を弾性密着する。【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば介護老人などがペットボトルの口部から任意の飲み物を飲めるように構成したペットボトル用吸い口に関するものである。
哺乳瓶の乳首とペットボトルの注ぎ口を連結する連結器具が特許文献1に記載されている。この連結器具は、ペットボトルの注ぎ口にネジ止めして哺乳瓶用の乳首をペットボトルに装着するもので、哺乳瓶を使用している乳幼児に対し、ペットボトルの内容物を哺乳瓶に移しかえることなく、乳幼児にペットボトルの内容物を飲ませることができるように構成したものである。
特許文献1のように、ペットボトルの注ぎ口に乳幼児用の乳首を連結すると、乳幼児は使用することは可能でも、吸引力の違いから介護老人のような成人が使用することはできなかった。
そこで当考案者は、特許文献2に記載のごとく、介護老人などでも使用できるように構成したペットボトル用乳首を提案している。
このペットボトル用乳首では、ペットボトルの注ぎ口にネジ止めする硬質性の連結環体と、該連結環体に装着された軟質性の乳首本体とで構成し、乳首本体の内部に螺旋状の規制突条を設け、注ぎ口からの流量を調整できるようにすることで、成人の使用を可能にしたものである。
特開2012−245185号公報 実用新案登録第3186222号公報
ところが、ペットボトルの注ぎ口のサイズには公的な規格がなく、同じ口径の注ぎ口でもメーカーによって注ぎ口やキャップの形状が変更されている。例えば、注ぎ口のねじの巻き数が少ないものや、ねじの巻き数が多く且つ縦溝が4箇所に設けてあるものなど、ペットボトルの使用目的に応じて様々な注ぎ口やキャップが使用されているのが現状である。
したがって、同じメーカーにおける同一口径の注ぎ口であっても互換性のないキャップも存在する。仮に、互換性のないキャップを使用した場合には末端までねじが締まらずに空回りするなど内容物が漏れる虞もあった。
このように、従来の連結器具のようにペットボトルの注ぎ口にネジ止めするキャップのような構成を採用すると、ネジ止め可能なペットボトルの種類が限られる不都合があった。
一方、ペットボトルの注ぎ口には、注ぎ口の変形を防止する強化用のフランジが形成されている。しかも、このフランジは、ペットボトルに例外なく形成されている。そこで当考案者は、このフランジの構造に着目し、多様化しているペットボトルの注ぎ口に共通して装着することができ、しかも、内容物の漏れを防止し、成人の使用にも好適なペットボトル用吸い口の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案における第1の手段は、弾性材にて形成されペットボトルPの注ぎ口P1に被着するキャップ形状を成し、注ぎ口P1の外周に弾性密着する固定部10と、該固定部10から注ぎ口P1の上方に延長され内部に流量を規制する規制突条21を螺旋状に突設した吸い口部20とが形成され、ペットボトルPの注ぎ口P1の外周に形成されているフランジP2に嵌合せしめる嵌合凹部11を固定部10の内部に凹設すると共に、注ぎ口P1の開口端部に係止せしめる係止突起12を固定部10の内部に突設し、これら嵌合凹部11と係止突起12とを介して注ぎ口P1の外周に固定部10を弾性密着するように構成したことにある。
第2の手段において、前記吸い口部20は、前記固定部10から延長される口唇当接部20Aと、該口唇当接部20Aから延長された銜え部20Bとで形成され、該銜え部20Bの先端にスリット状の吸引孔22を形成し、該吸引孔22は前記吸い口部20の弾性力で密封されるように構成したものである。
第3の手段は、前記吸い口部20側から前記固定部10の上に被着するキャップ形状のカバー体30を形成し、該カバー体30を被着した状態で前記固定部10を前記ペットボトルPの注ぎ口P1外周に弾性密着せしめるように構成したことにある。
本考案の請求項1によると、嵌合凹部11と係止突起12で注ぎ口P1の外周に固定部10を弾性密着するように構成したことにより、多様化しているペットボトルの注ぎ口に共通して装着可能になり、しかも、内容物の漏れを確実に防止できる。
しかも、吸い口部20内部に流量を規制する規制突条21を螺旋状に突設したことにより、注ぎ口からの流量を一定に制限することができる。この結果、ペットボトルの注ぎ口から直接供給する場合、ペットボトルの容量の増加や、ボトルの変形などで水圧が高まっても、注ぎ口からの流量を調整することが可能になる。
請求項2のように、吸い口部20は、前記固定部10から延長される口唇当接部20Aと、該口唇当接部20Aから延長された銜え部20Bとで形成され、該銜え部20Bの先端にスリット状の吸引孔22を形成し、該吸引孔22は前記吸い口部20の弾性力で密封されるように構成したことで、不使用時の吸引孔22は密封状態になり内容物の漏れを防止することができる。
しかも、銜え部20Bの銜え加減で吸引孔22から排出される流量が調整されるので、使用者は、直感的に好みの流量で吸い込むことができる。したがって、寝たきりの介護老人や病人等に水分や電解質を補給する場合、健康飲料やスポーツドリンクなどをペットボトルPから直接与えることができる。
請求項3のように、吸い口部20側から固定部10の上に被着するキャップ形状のカバー体30を形成し、該カバー体30を被着した状態で固定部10をペットボトルPの注ぎ口P1外周に弾性密着せしめるように構成したことにより、固定部10や吸い口部20を衛生的に取り扱うことができる。しかも、固定部10はカバー体30を介して操作可能な状態になるので、固定部10の嵌合凹部11をフランジP2に嵌合する操作も容易になる。この結果、固定部10を注ぎ口P1外周に弾性密着せしめる場合に、衛生的で容易な装着が可能になるものである。
本考案の一実施例を示す分解断面図である。 本考案の装着状態を示す断面図である。
本考案によると、多様化しているペットボトルの注ぎ口に共通して装着することができ、しかも、内容物の漏れを防止し、成人の使用にも好適になるなどといった当初の目的を達成した。
本考案は、弾性材にて形成されるもので、ペットボトルPの注ぎ口P1に被着するキャップ形状を成している。すなわち、注ぎ口P1の外周に弾性密着する固定部10と、該固定部10から注ぎ口P1の先端方向に延長された吸い口部20とを形成したものである(図1参照)。更に、吸い口部20側から固定部10の上に被着するキャップ形状のカバー体30を形成している。
固定部10には、嵌合凹部11と係止突起12とが形成されている。嵌合凹部11は、ペットボトルPの注ぎ口P1の外周に形成されているフランジP2に嵌合せしめる部位で、固定部10の内部に凹設している(図2参照)。このフランジP2は、ペットボトルPによってサイズが異なるものであるが、本考案は、固定部10の弾性力によってすべてのペットボトルPのフランジP2に嵌合できるサイズに形成している。また、図示の嵌合凹部11は、フランジP2に係止されているキャップの切離し部分P3まで収納している。
一方、係止突起12は、ペットボトルPの注ぎ口P1の開口端部に係止せしめる部位である(図2参照)。この係止突起12は、固定部10の内部に突設している。そして、これら嵌合凹部11と係止突起12とを介して注ぎ口P1の外周に固定部10を弾性密着するように構成している。ペットボトルPのフランジP2から注ぎ口P1の開口端部に至る長さは、ペットボトルPによって長さが異なるものであるが、本考案は、固定部10の弾性力によってすべての長さに適応するように形成している。
吸い口部20は、固定部10から延長される口唇当接部20Aと、銜え部20Bとで形成されている(図1参照)。口唇当接部20Aの内部には、吸引時の流量を規制する規制突条21を螺旋状に突設している。そして、口唇当接部20Aの当接加減で銜え部20Bから排出される流量が調整されるように構成したものである。口唇当接部20Aや規制突条21は、成人用又は乳幼児用でサイズが異なるものである。
銜え部20Bは、該口唇当接部20Aから延長された部位で、先端にスリット状の吸引孔22を形成している(図1参照)。この吸引孔22は吸い口部20の弾性力で密封されるように構成したものである。この銜え部20Bや吸引孔22も成人用又は乳幼児用でサイズが異なるものである。
カバー体30は、吸い口部20側から固定部10まで被着するキャップ形状の部材である(図2参照)。このカバー体30は、不使用時の吸い口部20をカバーして内容物の漏洩を防止すると共に、固定部10をフランジP2に嵌着する場合にも使用する。
すなわち、固定部10にカバー体30を被着した状態で、ペットボトルPの注ぎ口P1外周に嵌め込み、嵌合凹部11と係止突起12の位置が正常な位置に収まったところでカバー体30を外して吸い口部20から吸引するものである。
図示のカバー体30は、固定部10の外周に密着する弾性材にて形成されている(図2参照)。このカバー体30によると、嵌合凹部11をフランジP2に嵌合する場合、固定部10と共にカバー体30も変形するものである。また、カバー体30を硬質のプラスチックで形成することも可能である。この場合、カバー体30と固定部10との間に間隙を設け、この間隙内で嵌合凹部11が変形できるように構成する(図示せず)。
尚、本考案の固定部10や吸い口部20、カバー体30などの各構成は図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で自由に設計変更できるものである。
P ペットボトル
P1 注ぎ口
P2 フランジ
P3 切離し部分
10 固定部
11 嵌合凹部
12 係止突起
20 吸い口部
20A 口唇当接部
20B 銜え部
21 規制突条
22 吸引孔
30 カバー体

Claims (3)

  1. 弾性材にて形成されペットボトルの注ぎ口に被着するキャップ形状を成し、注ぎ口の外周に弾性密着する固定部と、該固定部から注ぎ口の上方に延長され内部に流量を規制する規制突条を螺旋状に突設した吸い口部とが形成され、
    ペットボトルの注ぎ口の外周に形成されているフランジに嵌合せしめる嵌合凹部を固定部の内部に凹設すると共に、注ぎ口の開口端部に係止せしめる係止突起を固定部の内部に突設し、これら嵌合凹部と係止突起とを介して注ぎ口の外周に固定部を弾性密着するように構成したことを特徴とするペットボトル用吸い口。
  2. 前記吸い口部は、前記固定部から延長される口唇当接部と、該口唇当接部から延長された銜え部とで形成され、該銜え部の先端にスリット状の吸引孔を形成し、該吸引孔は前記吸い口部の弾性力で密封されるように構成した請求項1記載のペットボトル用吸い口。
  3. 前記吸い口部側から前記固定部の上に被着するキャップ形状のカバー体を形成し、該カバー体を被着した状態で前記固定部を前記ペットボトルの注ぎ口外周に弾性密着せしめるように構成した請求項1記載のペットボトル用吸い口。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017205509A (ja) * 2016-05-12 2017-11-24 晴人 杉下 ペットボトル物入れ用補助具

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