JP3191007U - 携帯用飲料容器 - Google Patents

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JP3191007U
JP3191007U JP2014001448U JP2014001448U JP3191007U JP 3191007 U JP3191007 U JP 3191007U JP 2014001448 U JP2014001448 U JP 2014001448U JP 2014001448 U JP2014001448 U JP 2014001448U JP 3191007 U JP3191007 U JP 3191007U
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JP2014001448U
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行彦 森田
英樹 森本
Original Assignee
オルゴ株式会社
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Abstract

【課題】一つの注出口が流出口と通気口の両者の働きを同時にしかも十分に行うことができると共に溢れた液体が速やかに注出口を経由してもどることができ、又非常に飲み心地のよいものとする携帯用飲料容器を提供する。
【解決手段】蓋体6を開閉操作させる開閉操作部材と開閉操作部材の操作をロックするロック操作部材8とが設けられている携帯用飲料容器に於いて、肩部材4の注出口5は、平面視で前方大口径のフェイス部分5aと後方小口径のグリップ部分5bとからなるラケット状の形状に設けられており、この注出口5の周りには、内面壁4aよりも一段と窪んだ段状の環状周面壁4a1が設けられ、肩部材4の飲み口9は、平面視で前方が尖って後方に向かって広がった壁のおにぎり状の形状に設けられており、この飲み口9には、前方の高い壁の下方より後方に向かって内側に窪んだ溝9aが設けられている構成としている。
【選択図】図5

Description

本考案は、容器本体の口元に直に口を付けて直飲みするようにした携帯用飲料容器に関するものである。
従来、直飲みする携帯用飲料容器としては、容器本体の口元上端面と容器本体の口元外周に螺合わされる肩部材とが、直接シールされる口元シールタイプと、容器本体の口元内周側壁と肩部材と別体でかつ肩部材内に装着された内筒とがシールされる口元内周側壁シールタイプとが存在する。
ところが、この口元内周側壁シールタイプでは、シール性は確実であるが、内筒の制作上及び組み立て上大幅なコスト高となるために、口元シールタイプが普及しつつあり、この口元シールタイプの携帯用飲料容器が、特開2011−131926号公報(特許文献1、図2参照)として存在する。
特開2011−131926号公報(特許文献1、図2参照)
以下、特許文献1の図2により従来の携帯用飲料容器について説明する。
この口元シールタイプの携帯用飲料容器では、容器本体31の外筒に螺着した口金部材33(肩部材)を設け、この口金部材33(肩部材)には、内側に容器本体31の口元を覆う底面部36が一体成形されており、この底面部36には、前方に流出口36aと、後方に通気口36bとが備えられ、この底面部36が通気口36bに向かっていわゆる後方に向かって略すり鉢状に凹んでいる。更にこの底面部36のには、上方に延びかつ流出口36aと通気口36bとを大きく囲んだ円筒状で前方より後方に向けて斜めに切断したような形態の飲み口35が設けられ、更に又この口金部材33(肩部材)の流出口36aと通気口36bとを同時に開閉する蓋体51を口金部材33(肩部材)の後部に枢支して、この蓋体51を口金部材33(肩部材)の前方で開閉操作させる開放操作部材71と開放操作部材の操作をロックするロック操作部材72とを設けている。
ところが、このような構成によれば、肩部材の底面部には、流出口と通気口とが必ず必要であって、しかも蓋体にてこの離れた流出口と通気口とを同時に閉鎖、開放しなければならず、蓋体の開閉操作上又は組み立て上難しくて簡単にできないという問題点があった。
又、底面部が通気口に向かって傾斜しているために、流出口より流れ出た液体が直ぐに容器本体内に戻らず底面部上壁に沿って通気口へ流れ落ちるので、すみやかに戻すことができず流れ落ちる液体が目視されて見栄えが芳しくないという問題点があった。
更に、流出口を囲む飲み口は、平面視で略円形状に形成され、しかも単に底面部より上方に延びただけなので、口を大きく開けて舌をこの飲み口外側に当てて飲まなければならず、口の両端から液体が漏れやすく、飲み心地が悪いという問題点があった。
金属製真空二重瓶の容器本体1aの口元外周には、筒状の肩部材4が螺着され、容器本体の口元と肩部材上方の外部とは肩部材4の内面壁4aで直接封鎖され、この内面壁4aに設けた注出口5を介して容器本体と外部とが連通しており、注出口5を囲んで上方に延び、前方高く後方低く斜めに切断されたような形状の飲み口9が設けられ、この飲み口9を上方より覆いかつ注出口5を覆う蓋体6が設けられ、肩部材4の前面には、蓋体6を開閉操作させる開閉操作部材7と開閉操作部材の操作をロックするロック操作部材8とが設けられている携帯用飲料容器1に於いて、上記肩部材4の注出口5は、平面視で前方大口径のフェイス部分5aと後方小口径のグリップ部分5bとからなるラケット状の形状に設けられており、この注出口5の周りには、内面壁4aよりも一段と窪んだ段状の環状周面壁4a1が設けられ、肩部材4の飲み口9は、平面視で前方が尖って後方に向かって広がった壁のおにぎり状の形状に設けられており、この飲み口9には、前方の高い壁の下方より後方に向かって内側に窪んだ溝9aが設けられている構成としている。
本考案は、従来の問題点を解決したものであって、一つの注出口が流出口と通気口の両者の働きを同時にしかも十分に行うことができると共に溢れた液体が速やかに注出口を経由して戻ることができ、又非常に飲み心地のよい携帯用飲料容器を提供するにある。
本考案実施例の斜視図。 本考案実施例の縦断面図。 本考案実施例の上部を示す縦断面図。 本考案実施例の蓋体を開放した上部の縦断面図。 本考案実施例の肩部材より蓋体を開放した状態の斜視図。 本考案実施例の肩部材より蓋体を開放した状態の裏面図。
携帯用飲料容器1は、内筒2、外筒3間を真空引きした容器本体1aと、この容器本体の口元に装着し、容器本体内と外部とを連通する注出口5を備えた筒状の肩部材4と、肩部材に枢支して注出口5を開閉する蓋体6と、蓋体を係合操作する開閉操作部材7と、開閉操作部材の開閉ボタン7aをロックするロック操作部材8とから構成されている。
容器本体1aの内筒2は、ステンレス等の金属材料にて図2に示すように、有底筒状に形成されており、この内筒2には、内筒胴部と、この内筒胴部の上端より上方に向けて内側にすぼめた内筒傾斜部と、この内筒傾斜部の先端より上方に延びた内筒垂直部とが一体的に形成されている。
容器本体1aの外筒3は、内筒と同じステンレス等の金属材料にて図2に示すように、筒状に形成されており、この外筒3には、内筒2と間隔を隔てて内筒胴部を囲む外筒胴部と、この外筒胴部の上端より内側にすぼめた外筒傾斜部と、この外筒傾斜部の先端より上方に延びた外筒小径部と、この外筒小径部の上端より更に内側にすぼめてその先端が上方に延びた口元接合部とが一体的に形成されている。
内筒胴部の底を囲む外筒3の底部と外筒胴部とは、同一材料にて別部材として結合されているが、底部と外筒胴部とを同一部材で一体的に形成しても何ら支障をきたすものではない。
外筒3の外筒小径部の外側壁には、後述の肩部材4の雌ネジを螺着する雄ネジが刻設されている。
外筒3の口元接合部と内筒2の内筒垂直部の上端とは、重ね合わされて溶接され、容器本体1aの口元とされており、この外筒3と内筒2との隙間は、真空とされている。
容器本体1aの口元に螺着する肩部材4は、図4に示すように、筒状に形成されており、この筒状の上端内側に容器本体1a内と外部との間を閉鎖する内面壁4aを設けている。この内面壁4aには、正面前方に前方大口径となるフェイス部分5aと後方小口径となるグリップ部分5bとが一体的に形成されたラケット状の注出口5が設けられている。
この内面壁4aは、前方の注出口5に向かって斜め下方に延びており、この注出口5を囲む周辺には、一段と窪んだ段差の環状周面壁4a1が設けられている。この段差のある環状周面壁4a1によって、飲んだ後に残る液体をスムーズに容器本体内に戻すことができる。
この注出口5は、容器本体1a内と外部とを連通している。この注出口5のグリップ部分5bは、容器本体1a内と通じる通気口の働きを有し、注出口と別個に通気口を設ける必要がなく、スムーズに飲むこととなる。
又、注出口5のフェイス部分5aは、大きい口径で容器本体内の液体を十分注ぎ出すこととなる。
更に、注出口5では、段差のある環状周面壁4a1によって、飲んだ後に残る液体をスムーズに容器本体内に戻すこととなる。
肩部材の内面壁4aの上端には、図4及び図5に示すように、注出口5を大きく囲んだ飲み口9が設けられている。この飲み口9は、前方高く後方低く後方に向かって斜めに切断されたような形状であって、平面視で前方が尖った壁で左右後方に向かって次第に広がり後方端で水平の壁としたおにぎり形状に設けられている。このおにぎり形状の飲み口9では、飲み口に舌を沿わしめやすく、飲み心地のよいものとすることができる。
この飲み口9では、前方の高い壁の下方より後方に向かって内側に窪んだ溝9aを設けている。
この窪んだ溝9aでは、飲み口9に当てた舌が窪みで固定されやすく、飲み口に触れる口が安定しやすくなって、飲み心地のよいものとすることができる。
肩部材4には、内面壁4aの下側の内側壁に外筒3と螺着する雌ネジが刻設されている。
肩部材の後方上部には、後述の蓋体6を枢支する枢支部が設けられている。
肩部材4の前方前壁には、後述の蓋体6の係止爪6aと係合する開閉ボタン7aを備えた開閉操作部材7と、開閉操作部材の開閉ボタン7aをロックするロック操作部材8とを備えている。
肩部材の内面壁4aの下面壁には、図6に示すように、、容器本体1aの口元上端に張設されるシールパッキン10を内側より留める環状突起11が垂下されている。
シールパッキン10は、容器本体1aの口元上端と容器本体の口元外周壁に螺着した肩部材の内面壁4aの下面外周端との間に当接、張設されている。
蓋体6には、肩部材4の枢支部に枢支され、内面壁4aに向けて下方に垂下した円筒体部6bが設けられており、前方の外側前面に後述の開閉ボタン7aの係合爪7a1と係合する係止爪6aが設けられている。
12は、蓋体6の円筒体部6bを下側から覆っているゴムパッキンである。
この蓋体の前方上部を押し下げれば、蓋体6の係止爪6aが開閉ボタン7aの係合爪7a1と係合されて、同時に蓋体の円筒体部6bが肩部材4の注出口5に上方より被さって、この注出口を密に閉鎖するように配設されている。
開閉操作部材7は、蓋体6を開閉する開閉ボタン7aと、この開閉ボタンを枢支する軸ピンと、開閉ボタン7aを元の位置に復帰させる開閉復帰バネとからなっている。この開閉ボタン7aは、上部内壁に蓋体6の係止爪6aと係合する係合爪7a1を設け、下部の前面壁を指押圧部としている。
ロック操作部材8は、開閉ボタン7aの指押圧部前面を覆うロックボタン8aと、このロックボタンを枢支するロックボタン用軸ピンとからなっている。
このロックボタン8aが、開閉ボタン7aの指押圧部前面より押し上げられると、開閉ボタンの指押圧部に指が当接され、開閉ボタン7aが回動されて、開閉ボタンの係合爪7a1より蓋体6の係止爪6aがはずれて、蓋体が回動され肩部材4の注出口5を開放する。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明したが、本考案は必ずしもこれら実施例構造のみに限定されるものではなく、本考案にいう前記の構成要件を備え、かつ、本考案にいう目的を達成し、本考案にいう効果を有する範囲内において適宜改変して実施することができるものである。
1…携帯用飲料容器
1a…容器本体
2…容器本体
2…内筒
3…外筒
4…肩部材
4a…内面壁
4a1…環状周面壁
5…注出口
5a…フェイス部分
5b…グリップ部分
6…蓋体
6a…係止爪
6b…内筒体部
7…開閉操作部材
7a…開閉ボタン
7a1…係合爪
8…ロック操作部材
8a…ロックボタン
9…飲み口
9a…溝
10…シールパッキン
11…環状突起

Claims (1)

  1. 金属製真空二重瓶の容器本体(1a)の口元外周には、筒状の肩部材(4)が螺着され、容器本体の口元と肩部材上方の外部とは肩部材(4)の内面壁(4a)で直接封鎖され、この内面壁(4a)に設けた注出口(5)を介して容器本体と外部とが連通しており、注出口(5)を囲んで上方に延び、前方高く後方低く斜めに切断されたような形状の飲み口(9)が設けられ、この飲み口(9)を上方より覆いかつ注出口(5)を覆う蓋体(6)が設けられ、肩部材(4)の前面には、蓋体(6)を開閉操作させる開閉操作部材(7)と開閉操作部材の操作をロックするロック操作部材(8)とが設けられている携帯用飲料容器(1)に於いて、上記肩部材(4)の注出口(5)は、平面視で前方大口径のフェイス部分(5a)と後方小口径のグリップ部分(5b)とからなるラケット状の形状に設けられており、この注出口(5)の周りには、内面壁(4a)よりも一段と窪んだ段状の環状周面壁(4a1)が設けられ、肩部材(4)の飲み口(9)は、平面視で前方が尖って後方に向かって広がった壁のおにぎり状の形状に設けられており、この飲み口(9)には、前方の高い壁の下方より後方に向かって内側に窪んだ溝(9a)が設けられていることを特徴とした携帯用飲料容器。
JP2014001448U 2014-03-24 携帯用飲料容器 Expired - Lifetime JP3191007U (ja)

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JP3191007U true JP3191007U (ja) 2014-06-05

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