JP3190616U - 紙袋 - Google Patents

Abstract

【課題】袋本体に切り込みを入れ、折り曲げることにより、包装資材を消費することなく紙袋の口を手軽にとじることを特徴とする紙袋を提供する。
【解決手段】紙袋本体１に一定間隔をあけた斜めの切り込み３を入れ、その切り込み３を紙袋の左右の側面に交互に折り曲げ、紙袋自体の構造を一部変えることにより、包装資材を消費することなく、エコ的な発想で、紙袋の口を手軽にとじるのに役立つ。
【選択図】図１

Description

本考案は、紙袋の口をとじるのを目的とした、紙袋に一定間隔に斜めの切り込みを入れ、それを折り曲げるという構造に関するものである。

従来は紙袋の口をとじる場合、セロテープ（商標登録）、ステープラー、シール、糊などの包装資材を使用していた。

従来のとじ方ではセロテープ（商標登録）、ステープラー、シール、糊などの包装資材を永続的に消費することになる。従って、紙袋に斜めに切り込みを入れて折ることにより、資材を消費することなく、且つ、紙袋の口を手軽にとじることが可能になり、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案では、紙袋本体に一定間隔をあけた斜めの切り込みを入れ、その切り込みを紙袋の左右の側面に交互に折り曲げることで、紙袋自体の構造を一部変え、紙袋の口をとじることにより問題点を解決している。

パン屋、菓子屋、雑貨店、アクセサリー、おもちゃなどの小物類の販売時に、商品を必ず紙袋に入れて購入者に渡すような店において、紙袋をとじるための包装資材であるセロテープ（商標登録）、ステープラー、シール、糊などに代わり、本考案が利用されることで包装資材の消費防止に役立つ。

本考案の一定間隔をあけた斜めの切り込みを入れ、その切り込みを紙袋の左右の側面に交互に折り曲げることにより紙袋の口をとじる実施例を示す紙袋を斜め４５度から描いた図である。 袋の口を手で軽くひっぱり図１の折り曲げを解除することで、紙袋を平な状態に戻し、斜めの切り込みを同一平面上で示した紙袋の正面図である。 本考案の一定間隔をあけた斜めの切り込みを入れ、その切り込みを紙袋の左右の側面に交互に折り曲げることにより紙袋の口をとじる実施例を示す紙袋を斜め４５度から描いた図である。 袋の口を手で軽くひっぱり図３の折り曲げを解除することで、紙袋を平な状態に戻し、斜めの切り込みを同一平面上で示した紙袋の正面図である。

紙袋本体に一定間隔をあけた斜めの切り込みを入れ、その切り込みを紙袋の左右の側面に交互に折り曲げることにより、紙の口が開くのを防止するストッパーの役目を果たし、紙袋の口をとじる。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図面では点線は折り筋を表すものとする。１の紙袋本体に物を入れたら、最適な箇所で、袋の口を片面に折り下げる。前述の最適な箇所とは、この図面では図２、図４の６紙袋の折り下げの位置を指す。この折り目に対して３の斜めの切り込みを２の切り込みの深さの基準兼折り曲げの基準の点線まで入れる。４の切り込みを折り曲げの基準の点線まで、図に向って左側に折り曲げたパーツと、５の切り込みを折り曲げの基準の点線まで図に向って右側に折り曲げたパーツを、紙袋の側面に交互に折り曲げることにより、紙袋の口がとじる。

図１、図３で折り下がっている紙袋の口を手で持って、軽く上方向に持ち上げるだけで、折り曲げを解除することができ、簡単に紙袋の口を開けることができる。図２、図４は、このようにして紙袋の口を平な状態に戻したところを正面から見た図である。その場合、図２、図４のように斜めの切り込みが残る。

１ 紙袋本体
２ 切り込みの深さの基準兼折り曲げの基準の点線
３ 基準線まで切り込んだ斜めの切り込み
４ 切り込みを折り曲げの基準の点線まで図に向って左側に折り曲げたパーツ
５ 切り込みを折り曲げの基準の点線まで図に向って右側に折り曲げたパーツ
６ 紙袋の折り下げの位置

Claims (1)

1. 紙袋の口をとじるのを目的とした、紙袋に一定間隔に斜めの切り込みを入れ、それを折り曲げるという構造。

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