JP3190166B2 - 光スイッチ及び光ファイバ配列部材の製造方法 - Google Patents

光スイッチ及び光ファイバ配列部材の製造方法

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JP3190166B2
JP3190166B2 JP10466593A JP10466593A JP3190166B2 JP 3190166 B2 JP3190166 B2 JP 3190166B2 JP 10466593 A JP10466593 A JP 10466593A JP 10466593 A JP10466593 A JP 10466593A JP 3190166 B2 JP3190166 B2 JP 3190166B2
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fiber
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optical
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光スイッチに用いられる
光ファイバ配列部材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコネクタをマトリクス状に配列し
たコネクタテーブルを備え、2次元的に移動可能なマス
タコネクタに接続される光スキャンスイッチが知られて
いる(”C−449 10心一括1×1000光スキャ
ンスイッチ”,電子情報通信学会春季全国大会(198
9年),P.4−238)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコネク
タテーブルは物理的に多数のコネクタを並べることによ
り光ファイバの2次元配列を構成していたので、異なる
コネクタに保持された光ファイバ間で精度良く配列され
ておらず、マスタコネクタに保持された光ファイバと精
度良く接続できないという欠点があった。
【0004】そこで、本発明は光ファイバの位置精度の
高い光スイッチに用いられる光ファイバ配列部材の製造
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ配列
部材の製造方法は、ファイバ固定溝およびファイバ導入
溝が同一部材に形成され、複数の光ファイバを配列する
光ファイバ配列部材の製造方法において、基板上に複数
の溝を並設する工程と、溝の一部に光ファイバを接着剤
で固定する工程と、光ファイバの端部を溝の側壁と共に
研削することにより、溝の長手方向に対して直交する方
向に溝を分断するスリットを基板に形成する工程とを備
えてなることを特徴としている。
【0006】また、本発明の光ファイバ配列部材の製造
方法は、ファイバ固定穴およびファイバ導入溝が同一部
材に形成され、複数の光ファイバを配列する光ファイバ
配列部材の製造方法において、部材内に複数の穴を並設
する工程と、穴の一部を露出してファイバ導入溝を形成
する工程と、穴の他の一部に光ファイバを接着剤で固定
する工程と、光ファイバの端部を穴の側壁と共に研削す
ることにより、穴の長手方向に対して直交する方向に穴
とファイバ導入溝を分断するスリットを部材に形成する
工程とを備えてなることを特徴としている。
【0007】また、本発明の光ファイバ配列部材の製造
方法は、複数の光ファイバを配列する光ファイバ配列部
材の製造方法において、一つの部材内に複数の第一穴を
形成する工程と、第一穴の両側に第二穴を形成する工程
と、部材を第一穴及び第二穴と直交する方向に切断する
ことによって二枚に分割する工程と、切断後の二枚の部
材のうちの一方の第一穴の一部又は全部を露出させてフ
ァイバ導入溝を形成させる工程と、切断後の二つの部材
の分割された第二穴にガイドピンを係合させることによ
って分割された各第一穴同士をそれぞれ一致させて、分
割された二つの部材を接合する工程とを備えてなること
を特徴としている。
【0008】
【作用】本発明方法によって製造された光ファイバ配列
部材によれば、複数のファイバ固定溝又はファイバ固定
穴が同一基板上に形成されているので、ファイバ固定溝
又はファイバ固定穴の形状、間隔は精度良く規定され
る。また、製造された光ファイバ配列部材を用いること
によって、ファイバ固定溝又はファイバ固定穴に隣接す
るファイバ導入溝を介して光ファイバが接続されるの
で、ファイバ導入溝に導かれた第二光ファイバの端部は
確実に第一光ファイバに接続される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例によって製造される光
スイッチ(光スイッチの実施例とも言うこととする)を
添付図面に基づき説明する。
【0010】図1は第一実施例として示す光スイッチの
全体構成を示す斜視図である。本実施例に係る光スイッ
チは、図示のように、基板1、光ファイバ(第一光ファ
イバ)2、カバープレート3、ファイバ導入溝1hおよ
び搬送機構5を含んで構成される。ここで、基板1、光
ファイバ2及びカバープレート3は1個のファイバアレ
イユニットAの構成部品であり、このファイバアレイユ
ニットAが複数(例えば12段)積層されてファイバ配
列部材が形成される。
【0011】ここで、基板1の上面には基準端面Rから
一定ピッチ間隔(例えば0.25mm)で多数(例えば
80本)のファイバ固定溝(以下第一V溝という)1g
が並設されている(図2,図3に示す)。基板1はシリ
コン等の半導体材料で形成され、全て同一形状、サイズ
になっているので、基板1の基準端面Rから個々の第一
V溝1gまでの距離は全て対応しており、全ての基板1
で同一になっている。
【0012】また、個々の第一V溝1gには光ケーブル
Cから供給された1本の第一光ファイバ2が途中まで挿
入されている。その為、第一光ファイバ2の端部2aの
前方には、第一光ファイバ2が挿入されていない領域が
でき、この領域がファイバ導入溝(以下第二V溝とい
う)1hとして機能する。また、各第一光ファイバ2は
V溝の底部側壁に内接しており、この状態が接着剤で保
持されているので、基板1の上面から第一光ファイバ2
までの距離は全て同一になっている。
【0013】基板1の上面にはシリコン製カバープレー
ト3が接合され、第一V溝1gに固定された第一光ファ
イバ2が保護されている。カバープレート3は第一光フ
ァイバ2の端部を露出した状態で基板1に接合されてい
るので、第二光ファイバ6との接続に支障は生じない。
また、第一光ファイバ2は十分に当該第一光ファイバ2
を埋設できる大きさのV溝の底部に固定されているの
で、カバープレート3は基板1の上面に対し面接触に近
い状態で接合されている。その為、基板1にファイバア
レイユニットAを接合した形状は全て同一になり、例え
ば基板1の基準端面Rから数えて10番目の光ファイバ
の距離は、どのファイバアレイユニットAでも同一にな
っている。
【0014】本実施例では、基準端面Rを揃えて複数の
ファイバアレイユニットAが積層されているので、基準
端面Rから同一順位にある任意の第一光ファイバ2にお
ける基準端面Rからの距離は同一になっている。このよ
うな複数の同一基板は、1枚の細長い基板の長手方向に
沿ってダイヤモンドカッタ等で複数のV溝を形成し、こ
の基板を長手方向と直交する方向から切断することによ
り簡単に作製することができる。また、ホトエッチング
技術により高精度で作製することができる。
【0015】さらに、基板1の上面に対し直交する方向
における光ファイバの間隔は、使用する材料の肉厚のバ
ラツキにより変化するが、シリコンウエハ等の半導体を
使用する場合、ロット単位でバラツキがまとまっており
1μm程度で管理することが可能なので、実用上は支障
がない。
【0016】光ファイバ配列部材の前方には、搬送機構
5が配置されている。搬送機構5はX方向に延在して配
置された2本のリニアガイドレール5a、これらのリニ
アガイドレール5aに沿ってX方向に移動可能な2個の
リニアガイドベアリング5b、これらのリニアガイドベ
アリング5bに保持されY方向に延在して配置されたリ
ニアガイドレール5c、リニアガイドレール5cに沿っ
てY方向に移動可能なリニアガイドベアリング5d、リ
ニアガイドベアリング5dに固定され光ファイバ(第二
光ファイバ)6の端部をY−Z面に沿って回動させる回
転板5eを備えている。各軸方向にはボールねじ等によ
る動力伝達機構がある(図示せず)。その為、第二光フ
ァイバ6を任意の第一V溝1gまで搬送することができ
る。なお、2本のリニアガイドレール5aはZ方向に移
動可能な移動装置(図示せず)に固定され、光スイッチ
は矩形状の収納部材7に収納されている。この収納部材
7にマッチングオイルを入れることにより、または、第
一、第二の光ファイバ2、6の結合端面に反射防止膜を
蒸着することにより、スイッチングにおける光ファイバ
間の光学特性(スイッチング損失、反射損失など)を安
定化させている。
【0017】以下、図2及び図3を参照して、上記実施
例に係る光スイッチを用いた光ファイバ接続方法を説明
する。
【0018】図2は第一実施例に係る光スイッチの要部
を示す斜視図、図3は光ファイバの接続状態を示す側断
面図である。図3には、基板1の上面に形成された同一
のV溝である第一V溝1gと第二V溝1hの位置関係が
明確に示されている。
【0019】図1,図2に示されるように回転板5eに
より第二光ファイバ6の端部6aは水平状態に維持され
ている。この状態で搬送機構5が駆動され、光ファイバ
6の端部6aは所定の第一V溝1gに接近する。その
後、第二光ファイバ6が接続される第一光ファイバ2を
固定したV溝の一部で形成された第二V溝1hの真上に
第二光ファイバ6の端部6aを配置する(図2参照)。
この場合、基板1の上面におけるV溝の開口幅の分だけ
位置精度が緩和されるので、位置合せが容易である。例
えば、0.25mmピッチで隣接した状態でV溝が形成
されている場合、V溝の開口幅(0.25mm)以内に
第二光ファイバ6のコア中心が位置するように搬送機構
5を駆動すればよい。
【0020】次に、回転板5eを反時計方向(図1の矢
印方向)に回動させることにより、光ファイバ6の端部
6aを第二V溝1hに係合させる(図3参照)。光ファ
イバ6は第二V溝1hに対し傾斜した状態で接触するの
で、光ファイバ6の先端には光ファイバの弾性変形によ
る反力が作用する。その結果、第二光ファイバ6の端部
6aは溝に沿って湾曲し、上述した反力がV溝と第二光
ファイバ6との接合力として作用する。尚、この回転機
構を省略した機構も考えられる。光ファイバ6をあらか
じめ下方斜めに傾斜固定させておき、Y方向にリニアガ
イドベアリング5dを移動させることにより、同じよう
な湾曲を与えることができる。
【0021】その後、搬送機構5の移動装置を駆動して
第二光ファイバ6をZ方向に移動させ、第二光ファイバ
6の端部6aを第一光ファイバ2の端部2aに突き合わ
せる。以上の動作により、第二光ファイバ6を任意の第
一光ファイバ2に光結合することができる。
【0022】このように、本実施例に係る光スイッチに
よると、第二光ファイバ6の位置決めをラフにすること
ができるので、位置決めが容易になる。また、コネクタ
フェルールを用いないため、ファイバアレイユニットA
がコンパクトになり、装置を全体的に小型にすることが
できる。
【0023】次に、図4及び図5を参照して第二実施例
に係る光ファイバ配列部材を説明する。
【0024】図4は第二実施例として示す光ファイバ配
列部材の斜視図、図5は本実施例に係る光ファイバ配列
部材の製造工程の一部を示す平面図である。
【0025】まず、光ファイバ配列部材の製造方法を説
明する。最初に、1枚のSi基板1を準備する。次に、
先端が鋭角に形成されたダイヤモンドカッタを用いて、
ファイバ固定部1jを形成する為に、4つの第一V溝
(ファイバ固定溝)1gを一定ピッチ間隔で研削する。
第一V溝1gの深さは、第一光ファイバ2の外径を考慮
して決定する。
【0026】次に、4つの第一V溝に4本の第一光ファ
イバ2を挿入し、接着剤8で固着する(図5(a))。
この場合、第一光ファイバ2の端部は第一V溝1gの途
中に配置し、基板1の端面1eには到達しないようにし
ておく。そのため、第一V溝1gには第一光ファイバ2
が固定されない領域が存在し、接着剤8の一部は第一光
ファイバ2の端部前方の第一V溝1gに付着する場合が
ある。
【0027】次に、第一V溝1gの長手方向に対し直交
する方向から第一光ファイバ2の端部及び基板1の上面
をダイヤモンドブレードD(図4に示す)で研削する。
その結果、基板1の上面には複数の第一V溝1gを二分
するスリットSが形成される(図5(b))。そして、
スリットSの両側に位置する第一,第二溝のV溝1g、
1hの延長線は互いに一致している。
【0028】この研削の結果、第一光ファイバ2の端部
の不揃いはダイヤモンドブレードDの切断幅によって吸
収されるので、第一光ファイバ2の端面位置を精度良く
揃えることができ、さらに、第一光ファイバ2の端部前
方に付着していた第一V溝1g内の無駄な接着剤8(図
5(a))は除去される。
【0029】上記実施例では基板1に単一のファイバ固
定部1jを形成した一例を示していているが、ファイバ
固定部1jは複数であってもよい。例えば、N個の第一
V溝1gで構成されたファイバ固定部1jを同一方向に
沿ってM個配列し、個々のファイバ固定部1jにN心テ
ープ状光ファイバ心線から供給されたN本の光ファイバ
を固定し、一つの基板にM本のテープ状光ファイバ心線
が接続される構造であってもよい。
【0030】図6は、第三実施例として示す光ファイバ
配列部材を利用した光スイッチの固定側マトリクスボー
ドの正面図である。ここで使用している光ファイバ配列
部材は、4つのV溝で形成されたファイバ固定部1jが
5箇所に形成されている。このマトリクスボードMで
は、光ファイバ配列部材の上面にカバープレート3を固
着してファイバアレイユニットAを構成し、このファイ
バアレイユニットAを光ファイバ配列部材の上面に対し
直交する方向に積層することによりマトリクスボードM
を構成している。そのため、マトリクスボードMの正面
には基板1の端面1e及び第一V溝1gの端部が露出し
ている。
【0031】次に、このマトリクスボードMを用いた光
ファイバの接続動作を説明する。本実施例においても、
第一実施例における搬送機能と同じ搬送手段を用いて光
ファイバの接続動作を行なわせることができる。この場
合、第二光ファイバ(マスタ光ファイバ)6が、基板1
より露出した第二V溝1hに近付き、第二光ファイバ6
の端部が当該第二V溝1hに係合する。次に、ロボット
ハンドを駆動して第二光ファイバ6をスリットSに向か
って第二V溝1hの長手方向に沿ってスライドさせる。
第二V溝1hの延長線は第一V溝1gの延長線と合致
し、第二V溝1hの延長線上には第一光ファイバ2が固
定されているので、第二光ファイバ6は確実に光ファイ
バ2と接続される。
【0032】このように、上述した実施例によると、コ
ネクタを用いずに第二光ファイバ6を配列しているの
で、高密度実装が可能となる。従来は、多心コネクタの
単位で配列していた為、集積化の際には無駄なスペース
が多かった。例えば、各コネクタとマスタ側コネクタの
結合にカイドピン等を用いているので、ガイド穴を設け
るスペースが必要になり、小型化に支障が生じていた。
本実施例ではガイドピンを使用していないが、従来の各
コネクタ単位で位置決め結合するので、光スイッチとし
ての機能は十分に果たせる。また、コネクタを用いず
に、光ファイバを配列しているので、従来装置のように
コネクタ位置合せ結合以外の手法を適用することができ
る。
【0033】図7は、本発明の第四実施例に示す光ファ
イバ配列部材の製造方法の工程図である。この実施例で
は、ダイヤモンドブレードでスリット加工する前に、予
め下溝が形成されたV溝基板を使用している。すなわ
ち、下溝Gが形成された基板1を準備し、第一光ファイ
バ2をV溝に挿入する(同図(a))。次に、接着剤8
を第一光ファイバ2に付着する。この場合、過剰な接着
剤8は下溝Gに流出するので、基板1上における接着剤
8の流出領域を限定することができる(同図(b))。
その後、下溝Gよりもわずかに幅の広いダイヤモンドブ
レードを用いて下溝Gに沿って第一光ファイバ2の端面
を切断し、スリットSを形成する(同図(c))。この
実施例に係る製造方法は、特に粘性の低い接着剤を用い
て光ファイバ2を接着固定する時に、接着剤8の流出域
を小さくすることができる点で有効である。また、第一
光ファイバ2を固定する時、先端の位置合せが容易にな
る点で効果的である。
【0034】次に図8〜図10を参照して第五実施例を
説明する。
【0035】図8は第五実施例として示す光ファイバ配
列部材製造工程の一部の斜視図、図9は本実施例に係る
光ファイバ配列部材を示す平面図である。
【0036】まず、図8を参照して、光ファイバ配列部
材の製造方法を説明する。まず、1枚のSi基板1を準
備する。次に、先端が鋭角に形成されたダイヤモンドカ
ッタを用いて、ファイバ固定部1jを形成する為に、4
つの第一V溝(ファイバ固定溝)1gを一定のピッチ間
隔で研削する。第一V溝1gの深さは、第一光ファイバ
2の外径を考慮して決定する。
【0037】次に、4つの第一V溝1gの両側に、ガイ
ドピン10を係合させる別の第一ガイド溝9を形成す
る。ガイドピン10は第一光ファイバ2より外径が大き
いので、ガイド溝9の深さを深くし、このガイド溝9の
形状を全体的に大きくする。
【0038】その後、1枚の基板を第一V溝1g及びガ
イド溝9と直交する方向から切断することにより、1枚
の基板1を2枚に分割する。もともと1枚の基板1に形
成されていた溝なので、分割された2枚の基板1A、1
Bの第一V溝1gと第二V溝1h及び第一ガイド溝9と
第二ガイド溝9aとは完全に対応している。
【0039】次に、一方の基板1Aに第一光ファイバ2
を接着剤で固定し、カイドピン10を2枚の基板1A、
1Bの第一と第二のガイド溝9,9aに係合させる(図
8に示す))。前述したように、それぞれの第一V溝1
g、第二V溝1h及び第一ガイド溝9と第二ガイド溝9
aは完全に対応しているので、ガイドピン10により第
一ガイド溝9と第二ガイド溝9aが一致すれば、必然的
に第一V溝1gと第二V溝1hが一致する(図9参
照)。
【0040】なお、本実施例では1枚の基板を分割して
から第一光ファイバ2を固定したが、分割する前に、第
一V溝1gの半分に第一光ファイバ2を固定し、固定さ
れた全ての光ファイバの端部と共に基板を分断してもよ
い。この場合、光ファイバの端部に付着した接着剤の除
去及び端面の不揃いを是正することができる。
【0041】また、ファイバ固定部1jは複数であって
もよく、例えば、4つの第一V溝1gで構成されたフア
ィバ固定部1jを同一方向に配列し、個々のファイバ固
定部1jに1本の4心テープ状光ファイバ心線から供給
された4本の光ファイバを固定してもよい。
【0042】図10は、第六実施例として示す光ファイ
バ配列部材を利用した光スイッチの固定側マトリクスボ
ードの正面図である。ここで使用している光ファイバ配
列部材は、4つの第一V溝1gで形成されたファイバ固
定部1jが5箇所に形成され、その両側に第一ガイド溝
9が形成されている。このマトリクスボードMでは、光
ファイバ配列部材の上面にカバープレート3を固着して
ファイバアレイユニットAを構成し、このファイバアレ
イユニットAを光ファイバ配列部材の上面に対し直交す
る方向に積層することによりマトリスクボードMを構成
している。そのため、マトリクスボードMの正面には基
板1Bの端面が露出している。
【0043】次に、このマトリクスボードMを用いた光
ファイバの接続動作を説明する。本実施例においても、
第一実施例における搬送機構と同じ搬送手段を用いて光
ファイバの接続動作を行なわせることができる。この場
合、第二光ファイバ(マスタ光ファイバ)6が、基板1
Bより露出した第一V溝1hに近付け、第二光ファイバ
の端部を当該第二V溝1hに係合する。次に、ロボット
ハンドを駆動してマスタ光ファイバを基板1Bに接合さ
れている基板1Aに向かって第二V溝1hの長手方向に
沿ってスライドさせる。基板1Aと基板1Bは高精度で
位置決めされているので、第二光ファイバ6は確実に基
板1Aに固定された第一光ファイバ2と接続される。
【0044】次に、図11を参照して第七実施例を説明
する。
【0045】この実施例では、複数の第一光ファイバを
固定する光ファイバ配列部材が複数のファイバ固定穴1
1gを有する直方体の基板11によって形成されてい
る。この実施例の場合、基板11の一端(図11で右
端)からファイバ固定穴11gに第一光ファイバ(図示
せず)を挿入し、ファイバの端面を基板11の端面11
eに露出させる。また、基板11の端面11eの前方
(図11の左側)には、第二光ファイバを案内するファ
イバ導入溝を有する基板が配置される(但し、図示せ
ず)。
【0046】上記の光ファイバ配列部材を成形するには
プラスチックの成形用金型キャビティ(図示せず)内に
ファイバ固定穴11g形成のための細径の成形ピンを配
列する。細径の成形ピンの外径は光ファイバの外径にお
よそ合わせたφ0.125mmに設定する。そして、金
型キャビティにエポキシ樹脂材を充填し、硬化させた
後、細径の成形ピンを引き抜いて、複数のファイバ固定
穴11gを有したファイバ配列部材12を得ることがで
き、その後、ファイバ固定穴11gに第一光ファイバ
(図示せず)を挿入して固定すればよい。
【0047】上記実施例に係る光ファイバ配列部材12
は、複数の光ファイバを一括して係合する多心光コネク
タの製造技術をそのまま流用できるもので、例えば熱硬
化性のエポキシ樹脂を用いてトランスファ成形により作
製できる。
【0048】次に、図12、図13を参照して第八実施
例を説明する。
【0049】この実施例に係る光ファイバ配列部材は、
図11に示す基板11と同一構造の基板13(図13に
略図的に示す)に切削加工を加えて構成される。すなわ
ち、本実施例では、図11のファイバ固定穴11gを有
する基板11と同一構造の基板13を成形する。つづい
て、この基板13に切削加工を加えて、図13の点線T
で囲まれた部分15を切削することにより、図12に示
す光ファイバ配列部材16を形成する。
【0050】基板13の切削加工に際しては、まずL字
状に切削加工して基板13の中間から左側の上半分を切
除する。それにより基板13の中間から左側では半円状
のファイバ導入溝13hが形成される。基板13の中間
から右側では、ファイバ固定穴13gが存在しているの
で、このファイバ固定穴13gに第一光ファイバ2を挿
入し接着剤で固定する。この場合、第一光ファイバ2の
端部2aが基板13の端面13eから僅かに突出するよ
うにしておくとよい。
【0051】つづいて、ファイバ固定穴13gの端部と
半円状のファイバ導入溝13hとが接続する角部に、フ
ァイバ導入溝13hの長手方向に対して直交する方向に
切削加工を施し、スリットSを形成する。このスリット
S形成の際、ファイバ固定穴13gから突出している第
二光ファイバ2の端面2aを揃えると共に、端部に付着
している余分な接着剤を除去する。
【0052】このようにして、本実施例によればファイ
バ導入溝13hとファイバ固定穴13gとが一体型の光
ファイバ配列部材16が構成される。
【0053】次に、図14〜図16を参照して第九実施
例を説明する。
【0054】この実施例にはガイド付きファイバ配列部
材の構造例が示されている。この実施例では、ファイバ
固定基板21Aとファイバ導入基板21Bとは分割され
ていて、両基板はガイド手段で結合される。ファイバ固
定基板21Aは複数のファイバ固定穴21gと、ガイド
ピン用穴24を有している。ファイバ導入基板21Bは
上面に複数の半円状のファイバ導入溝21hとガイドピ
ン用溝24aを有している。
【0055】上記のガイドピン用溝24aとガイドピン
用穴24にガイドピン26を挿入することによりファイ
バ固定基板21Aとファイバ導入基板21Bが結合さ
れ、かつファイバ固定穴21gとファイバ導入溝21h
が同軸上に位置決めされる。ファイバ固定穴21gには
第一光ファイバ2が挿入され、第二光ファイバ(図示せ
ず)は、ファイバ導入溝21hを介して各ファイバ固定
穴21gに固定された第一光ファイバ2に導かれ光結合
される。
【0056】上記光ファイバ配列部材の作成工程を図1
5、図16によって説明する。
【0057】まず、成形用金型を用いて図15に示すよ
うに光ファイバ挿入穴27gとガイドピン挿入穴27k
を有する直方体の基板27を成形する。次に、図15の
実線(W)の位置で基板27を左右に分断する。つぎ
に、基板27の分割した一方の上半分を切除して複数の
半円形状のファイバ導入溝21gとガイドピン用溝24
aを有するファイバ導入基板21Bを形成する。分割し
た他方の基板27のファイバ固定穴21gに第二光ファ
イバ2を挿入してファイバ固定基板21Aを構成する。
【0058】こうして成形したファイバ固定基板21A
とファイバ導入基板21Bをガイドピン26を用いて結
合することにより、図14のガイド付きファイバ配列部
材が作製される。
【0059】次に図17を参照して第十実施例を説明す
る。
【0060】この実施例には、ガイド付きファイバ配列
部材として公知の多心光コネクタ28を利用し、この多
心光コネクタ28と上面にV溝状のファイバ導入溝30
とガイドピン用溝31を有するファイバ導入基板29と
を結合する例が示されている。
【0061】一般に多心光コネクタ28は、ガイドピン
により位置決めされて相手側の多心光コネクタ(図示せ
ず)と結合される。このため、図17に示すように多心
光コネクタ28は第一光ファイバ2を具備していて、フ
ァイバの端部2aはコネクタの端面28eに露出してお
り、かつガイドピン32を有している。
【0062】したがって、多心コネクタ28に設けられ
たカイドピン32にファイバ導入基板29のガイドピン
用溝31を嵌め合わせ固定することによりガイド付きフ
ァイバ配列部材を作製できる。また、本実施例において
も、第一実施例における搬送機構と同じ搬送手段を用い
て光ファイバの接続動作を行なわせることができる。
【0063】上記で説明した各実施例を系統的に整理す
ると次のように分けることができる。
【0064】第一に、光ファイバ配列部材の光ファイバ
の固定部と導入部がV溝によって形成されるものと、穴
(丸穴及び半円の溝)によって形成されるのとに区別で
きる。第二に、光ファイバ配列部材の光ファイバ固定部
と光ファイバ導入部が一体の部材(基板)で成形される
一体型と、これらが別体で成形され、両者がガイドピン
により結合されるガイド型とに区別できる。これらの違
いをつぎに説明する。
【0065】まず、光ファイバ固定用および導入用の溝
と穴(丸穴と半円溝)の違いを説明する。溝も穴も光フ
ァイバを固定したり導入(案内)する機能において優劣
の差はない。そして、溝の場合は第一実施例で説明した
ようにSi基板のV溝切削加工またはフォトエッチング
加工などがあり、穴の場合は第七実施例で説明したよう
にエポキシ樹脂成形加工などがある。但し、溝加工の方
が溝の長さによらず直進性を出し易い。したがって、フ
ァイバ固定手段とファイバ導入溝を一体的に形成する場
合などは、穴よりも溝の方が加工し易い傾向にある。
【0066】つぎに、ファイバ固定手段とファイバ導入
溝が一体成形される一体型と、両者がガイドピンにより
結合されるガイド型の違いを説明する。
【0067】ファイバ固定手段とファイバ導入溝の一体
型では、この一体型の光ファイバ配列部材を多段に積載
して複数のファイバ固定を目的とする場合、ファイバ固
定手段相互の位置精度を問わなくともよい。その理由
は、個々のファイバ固定手段に固定された光ファイバの
端面位置の前方には、必ずその軸延長上にファイバ導入
溝が同一形成されているので、上記ファイバ導入溝に他
の光ファイバ搬送されてくる光スイッチにおいては、高
精度なファイバ接続が保証されるからである。
【0068】一方、ファイバ固定手段とファイバ導入溝
をガイドピンで結合するガイド型では、ガイドピン係合
時の位置ずれなど若干の精度変化要因が加わる。しか
し、ファイバ固定手段にファイバを接着固定後にファイ
バ端面を通常の研磨手段で容易に加工することが可能な
ので、ブレードによる研削よりもファイバ端面の表面粗
さを精度良く仕上げることが比較的な簡単である。
【0069】図によって説明すると、ガイド型の場合
は、図18、図19に示すように、ファイバ固定基板3
3のファイバ固定穴33gに第二光ファイバ2を挿入
し、接着剤8で固定した光ファイバ2の端部2aをラッ
ピング用研磨盤34で研磨することができる。
【0070】これに対し、一体型の場合は、図20、図
21に示すように、ファイバ導入溝37とファイバ固定
穴35gを有する基板35にスリットSを形成する際、
薄い回転ブレード36の側面でファイバ固定穴35gか
ら突出している光ファイバ2の端部2aを切断していく
ことになる。
【0071】以上実施例について説明した。なお、本発
明は上記の実施例に限定されるものではなく、多種多様
の変型が可能である。重要なことは、光ファイバ配列部
材が一体型またはガイドピン結合型のいずれにせよ、第
一光ファイバの固定手段と、第二光ファイバを第一光フ
ァイバの端部に導く導入溝を有するファイバ導入手段を
備えていることである。したがって、ファイバを固定し
又は導入するのは溝であっても穴(または半円溝)であ
ってもいずれもよい。また、ファイバ固定手段とファイ
バ導入溝は一体成形されるものでも、別体成形されたも
のをガイド手段を用いて結合するものでもいずれでもよ
い。
【0072】さらに、光ファイバは単心ファイバだけで
なく、多心ファイバ(例えば、テープ状光ファイバ心
線)から供給される光ファイバであってもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると個
々の光ファイバを高密度かつ高精度に配列することがで
き、しかも簡単な操作で第二光ファイバを正確に移動し
て第二光ファイバと高精度に光接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例として示す光スイッチの斜
視図である。
【図2】図1の光スイッチの要部の斜視図である。
【図3】図1の光スイッチにおける光ファイバの接続動
作を示す、ファイバ固定溝の配列方向からみた側断面図
である。
【図4】第二実施例として示す光ファイバ配列部材の要
部の斜視図である。
【図5】上記光ファイバ配列部材の製造工程の一部を示
す図である。
【図6】第三実施例として示す上記光ファイバ配列部材
を利用した光スイッチの固定側マトリックスボードの、
光ファイバ光軸方向から見た正面図である。
【図7】第四実施例として示す光ファイバ配列部材の製
造方法を示す工程図である。
【図8】第五実施例として示す光ファイバ配列部材の製
造方法の一工程を示す斜視図である。
【図9】上記実施例に係る光ファイバ配列部材を示す、
基板上面と直交する方向から見た平面図である。
【図10】第六実施例として示す上記実施例に係る光フ
ァイバ配列部材を利用した光スイッチの固定側マトリッ
クスボードの、光ファイバ光軸方向から見た正面図であ
る。
【図11】第七実施例として示す光ファイバ配列部材の
斜視図である。
【図12】第八実施例として示す光ファイバ配列部材の
斜視図である。
【図13】上記光ファイバ配列部材の作製工程の説明図
である。
【図14】第九実施例として示す光ファイバ配列部材の
斜視図の説明図である。
【図15】上記光ファイバ配列部材の第一作製工程の斜
視図である。
【図16】上記光ファイバ配列部材の第二作製工程の斜
視図である。
【図17】第十実施例として示す光ファイバ配列部材の
斜視図である。
【図18】ガイドピン係合型の光ファイバ固定基板の側
面図である
【図19】上記光ファイバ固定基板の光ファイバ端面研
磨状態の斜視図である。
【図20】光ファイバ固定手段と光ファイバ導入溝の一
体型の光ファイバ配列部材の側面図である。
【図21】上記光ファイバ配列部材の光ファイバ端面研
磨状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…基板、1g…ファイバ固定溝、2…第一光ファイ
バ、4…ファイバ導入溝、5…搬送機構、6…第二光フ
ァイバ、9…ガイドピン用溝、10…ガイドピン、11
A,11B…基板、13…基板、13g…ファイバ固定
穴、14…ファイバ導入溝、16…光ファイバ配列部
材、17…ファイバ導入基板、21A…ファイバ固定
溝、21B…ファイバ固定基板、24…ファイバ導入
溝、25…ガイドピン用溝、26…ガイドピン、27…
基板、28…多心光コネクタ、29…ファイバ導入基
板、31…ガイドピン用溝、32…ガイドピン、33…
ファイバ固定基板、33g…ファイバ固定穴。
フロントページの続き (72)発明者 小沢 一雅 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 水野 俊一 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社 横浜製作所内 (72)発明者 三川 泉 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−177508(JP,A) 特開 平1−200309(JP,A) 特開 平2−23312(JP,A) 特開 平2−162311(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/08 G02B 6/40

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバ固定溝およびファイバ導入溝が
    同一部材に形成され、複数の光ファイバを配列する光フ
    ァイバ配列部材の製造方法において、 基板上に複数の溝を並設する工程と、 前記溝の一部に光ファイバを接着剤で固定する工程と、 前記光ファイバの端部を前記溝の側壁と共に研削するこ
    とにより、前記溝の長手方向に対して直交する方向に前
    記溝を分断するスリットを前記基板に形成する工程とを
    備えてなることを特徴とする光ファイバ配列部材の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 ファイバ固定穴およびファイバ導入溝が
    同一部材に形成され、複数の光ファイバを配列する光フ
    ァイバ配列部材の製造方法において、 部材内に複数の穴を並設する工程と、 前記穴の一部を露出してファイバ導入溝を形成する工程
    と、 前記穴の他の一部に光ファイバを接着剤で固定する工程
    と、 前記光ファイバの端部を前記穴の側壁と共に研削するこ
    とにより、前記穴の長手方向に対して直交する方向に前
    記穴と前記ファイバ導入溝を分断するスリットを前記部
    材に形成する工程とを備えてなることを特徴とする光フ
    ァイバ配列部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の光ファイバを配列する光ファイバ
    配列部材の製造方法において、 一つの部材内に複数の第一穴を形成する工程と、 前記第一穴の両側に第二穴を形成する工程と、 前記部材を前記第一穴及び前記第二穴と直交する方向に
    切断することによって二枚に分割する工程と、 切断後の二枚の前記部材のうちの一方の第一穴の一部又
    は全部を露出させてファイバ導入溝を形成させる工程
    と、 切断後の二つの前記部材の分割された前記第二穴にガイ
    ドピンを係合させることによって分割された各第一穴同
    士をそれぞれ一致させて、分割された二つの前記部材を
    接合する工程とを備えてなることを特徴とする光ファイ
    バ配列部材の製造方法。
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