JP3189516U - 二重底構造の圧力鍋 - Google Patents

二重底構造の圧力鍋 Download PDF

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Abstract

【課題】白米に比して栄養豊富ではあるが、白米と同じ炊飯方法では食べにくい玄米を、いずれの家庭でも白米と同じ炊飯方法で、満足して食して、健康増進を計ることができる炊飯具となる圧力鍋を提供する。
【解決手段】外部から加熱して内部の圧力が上昇する構造の圧力容器1からなる。圧力容器1の下部底面が二重底構造で、二重底構造上面4が厚さと貫通孔を有し、圧力容器1の底面に当接する構造である。二重底構造上面4において炊飯する玄米に加熱蒸気を強力かつ均一に伝える構造にし、食べやすい玄米が炊飯できる構造の炊飯具とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、圧力容器内に圧力を加えて調理する圧力鍋、特に二重底構造の圧力鍋に関するものである。
日本人は米飯を主食としていて、その原料の米は、玄米から果皮、種皮、糊粉層、胚芽等を除いた胚乳と呼ばれる部分だけの白米である。
よって、白米飯は味がよく、咀嚼も容易で、消化吸収され易いという常食に適した条件を備えている。
しかしながら、白米飯は、果皮、種皮、糊粉層、胚芽等が除去されているので、タンパク質、脂質、ビタミンB1や食物繊維、ミネラル等の栄養素が減少している。
そこで、玄米のもつ栄養素を有効に活用するものとして玄米飯が食されているが、玄米は胚芽、胚乳を保護する果皮、種皮を被っているため大変炊きにくく、白米と同じ炊き方では美味しいご飯にならず、消化性も劣る等で食することが困難であった。
そこで、これらの問題点を解決するために、玄米の最外層表面だけを研磨除去して栄養分極力多く残して、かつ食感を良好にする方法(例えば、特許文献1参照)や玄米表面の一部に傷を与えて緑色玄米にして炊飯する方法(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、これらの方法は何れの家庭でも容易に実施できるものではないので、いずれの家庭でも満足して玄米を食するには課題は残されたままである。
特開2001−352916号 公報 特開2008−264610号 公報
いずれの家庭でも、栄養豊富ではあるが、白米に比べて食べにくい玄米を、満足して食することができる炊飯具を提供し、健康増進を計ることである。
本考案は、玄米を炊飯する圧力鍋の圧力容器の下部底面を二重底構造にし、さらに前記二重底構造上面に厚みと貫通孔を有し、前記圧力容器下部底面に当接する構造とすることを特徴とする。
前記圧力鍋の圧力容器の下部底面の二重底構造上面に玄米を置いて炊飯すると、加熱により発生した加熱蒸気は前記二重底構造上面の貫通有孔を介して玄米の炊飯加熱源となるので、直接加熱炊飯の場合は、玄米への加熱蒸気の伝わりが不均一である。
一方、本考案の二重底構造の圧力鍋で玄米を炊飯すると、玄米への加熱蒸気の伝わりは圧力容器底面に当接する貫通孔を介して行われるので、加熱蒸気は強力なまま均一に伝わるので、玄米は柔らかくて、旨味や風味や香ばしさを増した形崩れのない炊飯が可能となる。
なお、玄米の新米及び古米等の種類によっては、例えば古米の場合は新米より長時間、炊飯前に予め水に浸して、ザル等で水を切ってから炊飯するとより効果的である。
本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器の構造の一例を示す正面図。 本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器の二重底構造上面の一例を示す斜視図。
以下本考案の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態にのみに本考案が限定されるものではない。
図1は、本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器の構造の一例を示し、図2は本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器の二重底構造上面の一例を示す。
本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器を加熱して加圧する加熱手段と該圧力容器の加熱を制御する制御手段については特に限定されるものではなく、前記加熱手段は通常の電気式及びガス式加熱体等(図示せず)でよく、前記制御手段としてはマイクロコンピューター式制御等(図示せず)でよい。
本考案の圧力鍋の圧力容器1は、有底容器2と該有底容器2の上面開口部を開閉自在に覆う蓋3と該有底容器2の下部底面上に当接する二重底構造上面4等で構成される。
前記二重底構造上面4は、高温高圧等の耐候性に優れたステンレス等からなる1〜10mmの厚さを有し、さらに孔径1〜5mmの貫通孔5を有する構造とした。
また、前記二重底構造上面4は、厚さは1mm以下では加熱蒸気が玄米に急激に伝わり、10mm以上では加熱蒸気が伝わり難くなるので1〜10mmが好ましい。
ついで、前記二重底構造上面4の貫通孔5の孔径は玄米が入り1ミリメートル以下では加熱蒸気が伝わり難く、5mm以上では玄米が入り込んでしまい加熱蒸気の伝わりを邪魔してしまうので、1〜5mmが好ましい。
さらに、前記二重底構造上面4の貫通孔5のトータル面積の前記二重底構造上面4に対する面積割合については、5%以下では加熱蒸気が伝わり難く、40%以上では前記二重底構造上面4が強度不足となるので、5〜40%が好ましい。
本考案の二重底構造の圧力鍋の圧力容器は、玄米の炊飯のみならず、肉じゃがやカレーやシチュウ料理等用の圧力鍋に採用して旨味や風味や香ばしさを有する料理を得ることも可能である。
1 圧力容器
2 有底容器
3 蓋
4 二重底構造上面
5 貫通孔

Claims (3)

  1. 外部から加熱して内部の圧力が上昇する構造の圧力容器と、該圧力容器を加熱して加圧する加熱手段と、該圧力容器の加熱を制御する制御手段とからなる圧力鍋において、該圧力容器の下部底面が二重底構造で、該二重底構造上面が厚さと貫通孔を有し、該圧力容器底面に当接した構造であることを特徴とする圧力鍋。
  2. 前記二重底構造上面の厚さが1〜10mmで、貫通有孔径が1〜5mmの構造であることを特徴とする請求項1記載の圧力鍋。
  3. 前記二重構造上面の貫通有孔トータル面積が前記二重底構造上面面積の5〜40%である構造であることを特徴とする請求項1又は2記載の圧力鍋。
JP2013006540U 2013-10-29 二重底構造の圧力鍋 Expired - Lifetime JP3189516U (ja)

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