JP3189486B2 - 油圧配管内部洗浄装置用接続具 - Google Patents

油圧配管内部洗浄装置用接続具

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JP3189486B2 JP09335093A JP9335093A JP3189486B2 JP 3189486 B2 JP3189486 B2 JP 3189486B2 JP 09335093 A JP09335093 A JP 09335093A JP 9335093 A JP9335093 A JP 9335093A JP 3189486 B2 JP3189486 B2 JP 3189486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧配管内部洗浄装置用
接続具、詳しくは、油圧配管内部を洗浄装置によって洗
浄するにあたり、油圧配管を洗浄装置に接続するための
接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧配管内部の洗浄は、作業者
自身が配管内部に洗浄油を注入し、配管を手で揺するこ
とで配管内部を洗浄し、洗浄後、廃油を回収することに
よって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような洗
浄作業においては、洗浄油が床に飛散したり、作業者の
衣服に付着するなど問題が多かった。
【0004】そこで、本発明者らは、洗浄作業を人手に
よることなく自動的に行なうことができる油圧配管内部
洗浄装置を開発した。
【0005】本発明は、この油圧配管内部洗浄装置に配
管を容易かつ確実に接続することができる接続具を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る油圧配管内部洗浄装置用接続具は、先
端に、フランジ部付き油圧配管端部が載置される凹部
と、たわみ配管に接続された連結部材が連結される連結
部とが互いに対向して形成されたトグル式はさみ工具で
あって、前記凹部には、当該トグル式はさみ工具のクラ
ンプ時に前記フランジ部端面を軸方向たわみ配管側に向
かって押圧する着脱可能な半リング状押圧部材を収容す
る収容部が形成され、前記連結部は、前記連結部材に連
結される可動部材と、該可動部材を軸方向へ移動可能に
収容したハウジング部と、前記可動部材を軸方向油圧配
管側に向かって押圧する弾性部材とを備えるトグル式は
さみ工具と、前記油圧配管端面と前記可動部材端面との
間に挿入され、クランプ時に、前記油圧配管端面及び前
記可動部材端面のそれぞれに対し圧着状態となる弾性連
結部材と、からなり、クランプ時に、前記連結部材、可
動部材、弾性連結部材の各内部通路を介して前記たわみ
配管と前記油圧配管との間が連通状態となることを特徴
とする。
【0007】
【発明の作用効果】油圧配管を洗浄装置に接続するにあ
たっては、トグル式はさみ工具の凹部の収容部に半リン
グ状押圧部材をセットし凹部にフランジ部付き油圧配管
端部を載置するとともに、たわみ配管に接続された連結
部材をトグル式はさみ工具の連結部の可動部材に連結す
る。そして、油圧配管端面と連結部の可動部材端面との
間に挿入してトグル式はさみ工具をクランプ操作する。
このクランプ操作の際、押圧部材はフランジ部端面を軸
方向たわみ配管側に向かって押圧するとともに、連結部
の弾性部材は可動部材を軸方向油圧配管側に向かって押
圧し、弾性連結部材は、これらの互いに方向が反対の押
圧力を受け、クランプ時に油圧配管端面及び可動部材端
面のそれぞれに対し圧着状態となる。このクランプ時に
は、たわみ配管と油圧配管との間は、連結部材、可動部
材、弾性連結部材の各内部通路を介して連通状態とな
る。
【0008】このように、本発明によると、トグル式は
さみ工具を利用したため簡単な操作で油圧配管を洗浄装
置に接続することができ、また、上述したように弾性連
結部材は油圧配管端面及び可動部材端面のそれぞれに対
し圧着状態となることからシール性を十分に確保するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図2は、一実施例に係る油圧配管内部洗浄
装置用接続具(以下、単に接続具という。)の使用状態
を示している。図2において、1は被洗浄物としての油
圧配管を表わしている。油圧配管1の両端は、それぞれ
接続具2,2によって、洗浄装置3から伸びた、たわみ
配管4,34と連通している。
【0011】図3は、図2の油圧・空気圧回路を示して
いる。図3において、洗浄装置3は、所定圧力例えば4
kg/cm2 の空気圧源5と接続されている。
【0012】洗浄装置3には、空気圧回路の構成要素が
配備されている。すなわち、空気圧源5側から、手動式
ドレン排出器付きフィルタ6、レギュレータ7、昇圧用
ポンプ8、補助空気タンク9、主空気タンク10、2ポ
ート2位置電磁切換弁11、2ポート2位置電磁切換弁
12、チェック弁13、チェック弁14,15,16の
並列回路が順に配列されている。そして、各チェック弁
14,15,16にはチェック弁付き急速継手17,1
8,19が接続され、各チェック弁付き急速継手17,
18,19には、たわみ配管4,4,4が接続され、さ
らに、各たわみ配管4,4,4の他端には他のチェック
弁付き急速継手20,21,22が接続可能とされてい
る。なお、図3においては、3個のチェック弁付き急速
継手20,21,22のうちの1個のチェック弁付き急
速継手22は接続状態とされ、接続具2を介して油圧配
管1の一端1aと連通しており、他の2個のチェック弁
付き急速継手20,21は取外し状態にある。
【0013】また、洗浄装置3には、油圧回路の構成要
素が配備されている。すなわち、油タンク23、油ポン
プ24、2ポート2位置電磁切換弁25、フィルタ2
6、チェック弁27、チェック弁28,29,30の並
列回路が順に配列されている。そして、各チェック弁2
8,29,30には、上記空気圧回路と共通のチェック
弁付き急速継手17,18,19が接続されている。
【0014】また、洗浄装置3には、空気圧回路と油圧
回路として共通の構成要素が配備されている。すなわ
ち、各々一端がチェック弁付き急速継手31,32,3
3(図3においては、1個のチェック弁付き急速継手3
3が接続状態、2個のチェック弁付き急速継手31,3
2が取外し状態にある。)に接続された、たわみ配管3
4,34,34の他端側から、チェック弁付き急速継手
35,36,37、2個の2ポート2位置電磁切換弁3
8,39の並列回路、フィルタ付き廃油タンク40が順
に配列されている。また、図中の他の符号41は手動式
ストップ弁、42はエアーミスト、43は2ポート2位
置電磁切換弁を表わしている。
【0015】上記構成の洗浄装置3は、油圧配管1を接
続した状態で制御盤44を操作することにより、まず加
圧洗浄油を油圧配管1内部に供給して洗浄し、その後、
加圧空気を供給して油圧配管1内部の洗浄油を除去し、
これらの処理を複数回繰り返す。
【0016】接続具2は、図1に平面部分断面図として
示すように構成されている。
【0017】図1において、接続具2は、トグル式はさ
み工具45と弾性連結部材46とから構成される。
【0018】1)トグル式はさみ工具45 トグル式はさみ工具45は、公知のように、クランプ時
に操作される操作レバー47,48とアンクランプ時に
操作される操作レバー49とを備える。また、接続具2
は、先端に凹部50と連結部51とが互いに対向して形
成されている。
【0019】凹部50には、フランジ部付き油圧配管端
部1aが載置される。ここで、フランジ部52は、油圧
配管1外周面に一体に形成されたスリーブ53に固定さ
れるナットで構成される。凹部50には、半リング状押
圧部材54を着脱可能に収容する収容部55が形成され
ている。ここで、半リング状とは、略U字状や凹状を含
めて表現している。また、凹部50及び半リング状押圧
部材54は、アンクランプ時において配管1と干渉しな
いように、通常、図1において紙面上部方向に開口部分
を設定する。半リング状押圧部材54は、油圧配管端部
1aが凹部50に載置されたとき、フランジ部端面52
aと当接可能となるよう形成されている。半リング状押
圧部材54は、油圧配管1の外径に応じて内径が異なる
複数個からなり、油圧配管1の外径に応じて選択されて
収容部55にセットされる。
【0020】連結部51は、可動部材56とハウジング
部57と弾性部材58とを備える。可動部材56は、略
中空円筒状に形成され、たわみ配管4(34)側の端部
内周面には、連結部材をチェック弁付き急速継手22
(33)とともに構成するジョイント59の雄ねじ59
aが嵌る雌ねじ56aが形成され、また、他端部外周面
には、弾性部材58(圧縮コイルばね)の座部56bが
形成されている。ハウジング部57は、可動部材56を
軸方向へ移動可能に収容している。弾性部材58は、可
動部材外周面56cとハウジング部内周面57aとの間
に挿入され、可動部材56に対し軸方向油圧配管1側に
向かう押圧力を加えている。なお、図中の符号60は調
整ねじである。
【0021】2)弾性連結部材46 弾性連結部材46は、硬質ウレタンゴム等からなり、油
圧配管端面1bと可動部材端面56dとの間に挿入され
て使用される。弾性連結部材46は、略中空円筒状をし
ており、一端部46aはハウジング部57の開口57b
を通って可動部材端面56dと接触可能に形成され、ま
た、他端部46bは油圧配管端面1bと接触可能に形成
されている。
【0022】次に、上記構成の接続具2を使用して油圧
配管1と、たわみ配管4(34)側とを連結する方法を
説明する。
【0023】まず、トグル式はさみ工具45の凹部50
の収容部55に半リング状押圧部材54をセットし凹部
50にフランジ部付き油圧配管端部1aを載置するとと
もに、たわみ配管4(34)に接続されたジョイント5
9の雄ねじ59aを可動部材56の雌ねじ56aに嵌め
る。そして、油圧配管端面1bと可動部材端面56dと
の間に弾性連結部材46を挿入した状態で操作レバー4
7,48を操作して弾性連結部材46をクランプする。
このクランプ操作の際、半リング状押圧部材54はフラ
ンジ部端面52aを軸方向たわみ配管4(34)側に向
かって押圧するとともに、弾性部材58は可動部材56
を軸方向油圧配管1側に向かって押圧し、弾性連結部材
46は、これらの互いに方向が反対の押圧力を受け、ク
ランプ時に油圧配管端面1b及び可動部材端面56dの
それぞれに対し圧着状態となる。このクランプ時には、
たわみ配管4(34)と油圧配管1との間は、連結部材
22(33),59、可動部材56、弾性連結部材46
の各内部通路61,62,63を介して連通状態とな
る。
【0024】以上説明したように、本実施例によると、
トグル式はさみ工具45を利用したため簡単な操作で油
圧配管1を洗浄装置3に接続することができ、また、上
述したように弾性連結部材46は油圧配管端面1b及び
可動部材端面56dのそれぞれに対し圧着状態となるこ
とからシール性を十分に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例に係る接続具の平面部分断面図
【図2】同接続具の使用状態図
【図3】図2の使用状態に対応する油圧・空気圧回路
【符号の説明】
1 油圧配管 1a 油圧配管端部 1b 油圧配管端面 2 接続具 4,34 たわみ配管 22(33),59 連結部材 45 トグル式はさみ工具 46 弾性連結部材 50 凹部 51 連結部 52 フランジ部 52a フランジ部端面 54 半リング状押圧部材 55 収容部 56 可動部材 56d 可動部材端面 57 ハウジング部 58 弾性部材 61,62,63 内部通路
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−147892(JP,U) 実公 昭53−53131(JP,Y2) 実公 平3−46305(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 37/00 - 37/28 B08B 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に、フランジ部付き油圧配管端部が
    載置される凹部と、たわみ配管に接続された連結部材が
    連結される連結部とが互いに対向して形成されたトグル
    式はさみ工具であって、前記凹部には、当該トグル式は
    さみ工具のクランプ時に前記フランジ部端面を軸方向た
    わみ配管側に向かって押圧する着脱可能な半リング状押
    圧部材を収容する収容部が形成され、前記連結部は、前
    記連結部材に連結される可動部材と、該可動部材を軸方
    向へ移動可能に収容したハウジング部と、前記可動部材
    を軸方向油圧配管側に向かって押圧する弾性部材とを備
    えるトグル式はさみ工具と、 前記油圧配管端面と前記可動部材端面との間に挿入さ
    れ、クランプ時に、前記油圧配管端面及び前記可動部材
    端面のそれぞれに対し圧着状態となる弾性連結部材と、 からなり、クランプ時に、前記連結部材、可動部材、弾
    性連結部材の各内部通路を介して前記たわみ配管と前記
    油圧配管との間が連通状態となることを特徴とする油圧
    配管内部洗浄装置用接続具。
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