JP3073280B2 - 真空ユニット - Google Patents

真空ユニット

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JP3073280B2
JP3073280B2 JP03229186A JP22918691A JP3073280B2 JP 3073280 B2 JP3073280 B2 JP 3073280B2 JP 03229186 A JP03229186 A JP 03229186A JP 22918691 A JP22918691 A JP 22918691A JP 3073280 B2 JP3073280 B2 JP 3073280B2
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茂和 永井
宏 松島
吉治 伊藤
昭男 斉藤
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エスエムシー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空ユニットに関し、
一層詳細には、ワンタッチで供給弁、真空破壊弁、フィ
ルタ等を構成するそれぞれのブロック体同士を着脱自在
とすることを可能とする真空ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から吸着用パッド等の作業機器に負
圧を供給するために真空ユニットが使用されている。前
記真空ユニットは、エゼクタ、切換弁、フィルタ、圧力
スイッチ等の構成要素をそれぞれブロック体として形成
し、前記ブロック体を適宜、用途に応じて、ねじ付きの
スタッドを介して組み合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、以下のような不都合が生じる。
【0004】真空ユニットは、前記のように用途に応じ
て必要なブロック体を選択して組み合わせる。例えば、
ワークに対応してエゼクタの能力の変更、エゼクタ仕様
から真空ポンプ仕様への変更等が、しばしば生産工場等
の現場で行われる。しかしながら、前記ブロック体は、
ねじ付きのスタッドで接続されているために、該スタッ
ドを取り外し、さらに交換するブロック体の長さに応じ
たスタッドを選択して螺入しなくてはならない。また、
ブロック体の交換の際には、ブロック体相互に連通して
いる流体通路が遮断されるため、通路内部の圧力流体の
漏れ、あるいは、負圧が保持できなくなる。したがっ
て、真空ユニットを使用している製造ラインは、吸着用
パッド等がワーク吸着搬送状態でないことを確認してか
ら作業を停止しなければならない。このように、現場で
は煩雑な作業が要求されている。
【0005】本発明は、この種の問題を解決するため
に、真空ユニットを構成するブロック体同士をワンタッ
チで着脱可能であり、また、作業中にブロック体を交換
する際に、ブロック体相互に連通する流体通路がブロッ
ク体の接続面において気密に保持可能な真空ユニットを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、作業機器に負圧を供給する真空ユニッ
トであって、少なくとも、バルブブロック、マニホール
ドブロック、圧力スイッチブロックおよびフィルタブロ
ックを含む複数のブロック体と、前記ブロック体同士を
接続する接続面の一端部に設けられ、相互に接続される
一方のブロック体に画成された第1凹部に嵌合し他方の
ブロック体と一体的に形成された第1爪部と、前記ブロ
ック体同士を接続する接続面の他端部に設けられ、相互
に接続される一方のブロック体に画成された第2凹部に
嵌合する第2爪部を有する取付部材と、前記ブロック体
相互の接続面に流体通路に連通する第3凹部がそれぞれ
形成され、該第3凹部内にそれぞれ嵌着される雄コネク
タおよび雌コネクタと、 前記雌コネクタ内に配設され、
流体通路を開閉するチェック弁と、を備え、前記ブロッ
ク体の接続面に形成された第3凹部には、雄コネクタ、
または、チェック弁を有する雌コネクタが選択的に嵌着
されることを特徴とする。
【0007】また、ブロック体相互に連通する流体通路
を有するブロック体は、その双方のブロック体の接続面
上に該流体通路に連通する凹部を形成し、該凹部の内部
に流体通路を画成し且つシール部材を装着した雄雌のコ
ネクタを挿入して、前記流体通路を接続することを特徴
とする。
【0008】さらに、前記コネクタにチェック弁を設け
ていることを特徴とする。
【0009】さらにまた、ブロック体相互に連通する流
体通路を有するブロック体は、その接続面近傍の流体通
路内にチェック弁を設けていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る真空ユニットでは、接続面の一端
部に設けられブロック体と一体的に形成された第1爪部
を第1凹部に嵌合し、一方、前記接続面の他端部に設け
られた取付部材の第2爪部を第2凹部に嵌合することに
よりブロック体相互の接続作業が行われる。従って、第
1凹部に嵌合する第1爪部を固定側として第2爪部が設
けられた取付部材を操作することにより、ブロック体相
互を簡便に着脱することができる。また、ブロック体相
互の接続面に略同一構成からなる第3凹部をそれぞれ
け、前記第3凹部にシール部材を装着した雄雌のコネク
タをそれぞれ選択的に挿入することにより、流体通路が
気密に接続される。その際、前記コネクタの内部にチ
ェック弁を設けることにより、作業中にブロック体を交
しても前記流体通路が気密に保持される。
【0011】
【実施例】本発明に係る真空ユニットについて、好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0012】先ず、第1の実施例を図1および図2を参
照して説明する。
【0013】真空ユニット10は、マニホールドブロッ
ク12aに対して、バルブブロック12b、エゼクタブ
ロック12c、圧力スイッチブロック12dおよびフィ
ルタブロック12eを適宜接続して構成している。
【0014】それぞれのブロック12a乃至12eは、
内部に流体通路14が画成され、マニホールドブロック
12aはそれぞれのブロック12b乃至12eに対する
接続面16に流体通路接続のための凹部18を画成して
いる。前記ブロック12aおよび12dの接続面16の
両端縁近傍には、凹部20、20が画成されている。一
方、前記ブロック12b乃至12eの接続面16の側面
側には、前記凹部20に対応する爪部22が形成され、
他側面側には、前記凹部20に対応する爪部24が形成
されると共に他端に一部屈曲した長尺の操作部26を有
する取付部材28が装着される。前記操作部26の一端
部はブロック体の側面からばね30によって押圧されて
いる。
【0015】接続面16に形成された凹部18には、凸
形状と凹形状の雄雌一対のコネクタ32a、32bが挿
入される(図2参照)。コネクタ32a、32bは、ブ
ロック体との接触面、および雄雌のコネクタ32a、3
2b相互の接続面の3個所にシール部材34を装着して
いる。
【0016】このように構成される真空ユニット10
は、次のようにして組み合わされる。
【0017】すなわち、バルブブロック12bおよびマ
ニホールドブロック12aの凹部18に雄雌のコネクタ
32a、32bをそれぞれ嵌着し、バルブブロック12
bの爪部22をマニホールドブロック12aの凹部20
に挿入しつつ、前記雄雌のコネクタ32a、32bを相
互に嵌合する。したがって、接続面16で流体通路14
が気密に接続される。さらに、バルブブロック12bの
取付部材28の操作部26を押圧し、ばね30を圧縮し
た状態でバルブブロック12bとマニホールドブロック
12aを接続させ、その後で操作部26の押圧力を取り
除き、爪部24を凹部20に挿入する。操作部26がば
ね30の弾性力によって押圧されていることにより、爪
部24は凹部20に係合固定される。したがって、バル
ブブロック12bとマニホールドブロック12aとは固
着される。
【0018】一方、相互にブロックを取り外す場合は、
取付部材28の操作部26を押圧し、ばね30が圧縮す
ることにより、爪部24を凹部20から開放し、バルブ
ブロック12bの爪部22を凹部20から取り外して、
マニホールドブロック12aからバルブブロック12b
を取り外す。他のブロック同士の着脱も同様である。
【0019】さらに、ブロック内部に電気配線を行い、
ブロック相互で接続する場合は、雄雌のプラグ等で行う
(図示せず)。
【0020】本実施例では、上記のようにブロック12
a乃至12eをワンタッチで着脱でき、現場で用途に応
じて簡便に組み換えることが可能になる。
【0021】第2実施例を以下に示す。この実施例は、
第1実施例とコネクタの一部が異なるのみなので、要部
について図3、図4を参照して説明する。なお、第1実
施例と同様の構成要素は、同一の参照符号を付し、その
詳細な説明を省略する。
【0022】雄雌のコネクタ36a、36bは、第1実
施例のコネクタ32a、32bと略同様に構成されてい
る。しかしながら、雌コネクタ36bは、ばね38およ
び弾性体の弁体40から形成されるチェック弁を備え、
前記弁体40には雄コネクタ36aの凸部42の管径と
実質的に同一の形状に形成され、所定間隔離間した複数
個の凸部44を有する。
【0023】このように構成される本実施例では、ブロ
ック相互の接続時には、雄雌のコネクタ36a、36b
は、図3のように接続されている。この場合、ブロック
体の接続により、雄コネクタ36aの凸部42、凸部4
4、弁体40から押圧力が作用してばね30は圧縮され
る。その際、凸部44により画成される空間で流体通路
14は、連通される。
【0024】一方、ブロックを取り外す際には、図4に
示すように、ばね38の弾性力により弁体40が閉成
し、流体通路14を気密に保持する。負圧状態を保持す
るためには、チェック弁である弁体40等を逆方向に取
り付ければよい。もちろん、該チェック弁である弁体4
0等をブロック内部の流体通路14上に備えてもよい。
【0025】このように構成された本実施例では、作業
中にブロック12a乃至12eのいずれかを交換しても
雌のコネクタ36bのチェック弁により流体通路14が
気密に保持され、例えば、吸着用パッドによって吸着搬
送中のワークを保持可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る真空ユニットによれば、以
下の効果が得られる。
【0027】すなわち、本発明に係る真空ユニットで
は、接続面の一端部に設けられブロック体と一体的に形
成された第1爪部を第1凹部に嵌合し、一方、前記接続
面の他端部に設けられた取付部材の第2爪部を第2凹部
に嵌合することによりブロック体相互の接続作業が行わ
れる。従って、作業現場において、ブロック体の組み換
え、あるいは交換作業を容易に行うことができる。ま
た、ブロック体相互の接続面に第3凹部をそれぞれ
け、前記第3凹部にシール部材を装着した雄雌のコネク
タをそれぞれ選択的に挿入することにより、流体通路が
気密に接続される。その際、前記コネクタの内部に
ェック弁を設けることにより、作業中にブロック体を交
しても前記流体通路が気密に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の真空ユニットの一部
縦断面図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の流体通路用コネクタ
接続時の縦断面説明図である。
【図3】本発明に係る第2実施例の流体通路用コネクタ
接続時の縦断面説明図である。
【図4】本発明に係る第2実施例の流体通路用コネクタ
の非接続時の縦断面説明図である。
【符号の説明】
10…真空ユニット 12a〜12e…ブロック 14…流体通路 16…接続面 18、20…凹部 22、24…爪部 28…取付部材 32a、32b、36a、36b…コネクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 吉治 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (72)発明者 斉藤 昭男 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社 筑波技術セン ター内 (56)参考文献 実開 昭60−93002(JP,U) 実開 昭62−41903(JP,U) 実開 昭61−70603(JP,U) 実開 昭55−55603(JP,U) 実開 昭61−157797(JP,U) 実開 昭63−195197(JP,U) 実開 昭58−4802(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 - 11/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機器に負圧を供給する真空ユニットで
    あって、 少なくとも、バルブブロック、マニホールドブロック、
    圧力スイッチブロックおよびフィルタブロックを含む複
    数のブロック体と、 前記ブロック体同士を接続する接続面の一端部に設けら
    れ、相互に接続される一方のブロック体に画成された第
    1凹部に嵌合し他方のブロック体と一体的に形成された
    第1爪部と、 前記ブロック体同士を接続する接続面の他端部に設けら
    れ、相互に接続される一方のブロック体に画成された第
    2凹部に嵌合する第2爪部を有する取付部材と、前記ブロック体相互の接続面に流体通路に連通する第3
    凹部がそれぞれ形成され、該第3凹部内にそれぞれ嵌着
    される雄コネクタおよび雌コネクタと、 前記雌コネクタ内に配設され、流体通路を開閉するチェ
    ック弁と、 を備え、前記ブロック体の接続面に形成された第3凹部
    には、雄コネクタ、または、チェック弁を有する雌コネ
    クタが選択的に嵌着されることを特徴とする真空ユニッ
    ト。
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