JP3188924U - 二重装着式の保護メガネ - Google Patents
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Abstract
【課題】耳掛付き眼鏡の上から装着した際に側頭部に違和感が生じたり、視界に悪影響を及ぼしたりすることもなく、しかも、軽量で太枠のプラスチック枠への取り付けも可能な二重装着式の保護メガネを提供する。
【解決手段】耳掛付き眼鏡のレンズに対応したレンズ11・11と、左右リム12・12と、左右の曲げ智14・14と、前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード部15と、このトップフード部15のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片16・16…とを含んで保護メガネ本体1を構成すると共に、前記ストッパー片16・16…とブリッジ13及び左右リム12・12との間に、耳掛付き眼鏡のフロント枠を挿入可能なスペースを形成した。
【選択図】図2
【解決手段】耳掛付き眼鏡のレンズに対応したレンズ11・11と、左右リム12・12と、左右の曲げ智14・14と、前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード部15と、このトップフード部15のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片16・16…とを含んで保護メガネ本体1を構成すると共に、前記ストッパー片16・16…とブリッジ13及び左右リム12・12との間に、耳掛付き眼鏡のフロント枠を挿入可能なスペースを形成した。
【選択図】図2
Description
本考案は、保護メガネの改良、詳しくは、レンズ内側への花粉や埃等の侵入を防止することができ、また耳掛付き眼鏡の上から装着した際に側頭部に違和感が生じたり、視界に悪影響を及ぼしたりすることもなく、しかも、太枠のプラスチック枠に取り付ける場合でも固定部を大きくする必要のない二重装着式の保護メガネに関するものである。
一般的に、眼鏡を装着した際には、レンズと目の間にスペースが空くため、花粉症の人が眼鏡を掛けて花粉の多い場所に行くと、レンズと目の間に花粉が入り込んで眼球に花粉が付着することで目が痒くなり易い。また同様の理由で、眼鏡を掛けて粉塵の多い場所に行くと、レンズと目の間に粉塵が入り込んで目に痛みが生じ易い
そこで、従来においては、花粉や粉塵の侵入を防ぐためのフード(覆い部)をリムの上縁部および下縁部に設けた保護メガネが開発されている。その中でも、テンプルを備えたオーバーグラス式の保護メガネは、保護メガネ単体で使用できるだけでなく、常用眼鏡の上から装着して使用することもできる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記オーバーグラス式の保護メガネは、テンプルを備えた構造であったため、常用眼鏡の上から装着した際に、二重になったテンプルによって側頭部の圧迫感が増すだけでなく、二重になったテンプル同士が接触して度付きの常用眼鏡が位置ズレを起こすことにより、装着者の視界に悪影響を及ぼすこともあった。
一方、従来においては、常用眼鏡に装着するテンプルを持たないタイプの保護メガネも公知となっているが(例えば、特許文献2〜5参照)、文献2〜4に係る技術については、常用眼鏡のテンプルを保護メガネの固定部で掴む構造を採用していたため、常用眼鏡のテンプルの太さに応じて、保護メガネの固定部も大きくする必要があった。
また、上記文献5に係る技術に関しても、常用眼鏡のブリッジを保護メガネの固定部に係止する構造であったため、保護メガネの固定部の大きさを常用眼鏡のブリッジの太さに合わせる必要があった。そのため、上記従来の保護メガネでは、常用眼鏡に太枠のプラスチック枠を使用すると、固定部が大きくなって重量が過大になり易かった。
本考案は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、レンズ内側への花粉や埃等の侵入を防止することができ、また耳掛付き眼鏡の上から装着した際に側頭部に違和感が生じたり、視界に悪影響を及ぼしたりすることもなく、しかも、軽量で太枠のプラスチック枠への取り付けも可能な二重装着式の保護メガネを提供することにある。
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fに被せた状態で使用される二重装着式の保護メガネにおいて、
前記耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lに対応した形状を成す左右一対のレンズ11・11と;これらのレンズ11・11が装着された左右リム12・12と;これら左右リム12・12を中央で繋ぐブリッジ13と;前記左右リム12・12の外側に形成された左右の曲げ智14・14と;前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード部15と;このトップフード部15のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片16・16…とを含んで保護メガネ本体1を構成すると共に、
前記ストッパー片16・16…とブリッジ13及び左右リム12・12との間に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成した点に特徴がある。
前記耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lに対応した形状を成す左右一対のレンズ11・11と;これらのレンズ11・11が装着された左右リム12・12と;これら左右リム12・12を中央で繋ぐブリッジ13と;前記左右リム12・12の外側に形成された左右の曲げ智14・14と;前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード部15と;このトップフード部15のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片16・16…とを含んで保護メガネ本体1を構成すると共に、
前記ストッパー片16・16…とブリッジ13及び左右リム12・12との間に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成した点に特徴がある。
また、上記保護メガネ本体1に設けたストッパー片16については、少なくともブリッジ13後方のストッパー片16を可撓性を有する板状に形成すると共に、当該ストッパー片16を、挿入された耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fが常時当接する位置に配置して、挿入されたフロント枠Fをストッパー片16によって前方に押圧可能とすることで、装着した保護メガネ1のガタツキを抑制することができる。
また更に、本考案に係る二重装着式の保護メガネについては、上記構成に代えて、耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lに対応した形状を成す左右一対のレンズ11・11と;これらのレンズ11・11が装着された左右リム12・12と;これら左右リム12・12を中央で繋ぐブリッジ13と;前記左右リム12・12の外側に形成された左右の曲げ智14・14と;前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード前部18とを含んで保護メガネ本体1を構成する一方、
前記保護メガネ本体1のトップフード前部18の後縁部に、トップフード後部21を形成するエラストマー製のゴムエッジ部材2を固定すると共に、このゴムエッジ部材2における保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、ストッパー片22・22…を下方に突出して設けて、当該ストッパー片22・22…と保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12との間に耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成する構成を採用することもできる。
前記保護メガネ本体1のトップフード前部18の後縁部に、トップフード後部21を形成するエラストマー製のゴムエッジ部材2を固定すると共に、このゴムエッジ部材2における保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、ストッパー片22・22…を下方に突出して設けて、当該ストッパー片22・22…と保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12との間に耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成する構成を採用することもできる。
また、上記構成を採用する場合には、ゴムエッジ部材2の前縁部に、保護メガネ本体1のトップフード前部18の後縁部を嵌込み可能な嵌込溝23を設けると共に、下向きの突起部24aを有する断面L型のフック片24を所定間隔で設けて、当該フック片24の突起部24aを、保護メガネ本体1のトップフード前部18に配設された係止孔18aに挿入可能とすることで、ゴムエッジ部材2を保護メガネ本体1に着脱自在に固定することもできる。
また更に、上記ゴムエッジ部材2のストッパー片22・22…については、少なくともブリッジ13後方にあたるストッパー片22を可撓性を有する板状に形成すると共に、当該ストッパー片22を、保護メガネ本体1の間に挿入された耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fが常時当接する位置に配置して、挿入されたフロント枠Fをストッパー片22によって前方に押圧可能とすることで、装着した保護メガネ1のガタツキを抑制できる。
そしてまた、上記保護メガネ本体1の曲げ智14・14の後端部には、耳掛付き眼鏡GのテンプルT・Tに対応した形状の切欠部14a・14aを形成して、この切欠部14a・14aにテンプルT・Tを挿入した状態で保護メガネ本体1を耳掛付き眼鏡Gに装着できるようにすることで、保護メガネ本体1の形態をコンパクト化できる。
他方また、本考案に係る二重装着式の保護メガネについては、上記構成に代えて、耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lに対応した形状の左右一対のレンズ11・11と;これらのレンズ11・11が装着された左右リム12・12と;これら左右リム12・12を中央で繋ぐブリッジ13と;前記左右リム12・12の外側に形成された左右の曲げ智14・14と;前記ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状で設けられたトップフード部15と;このトップフード部15のブリッジ13後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片16とを含んで保護メガネ本体1を構成する一方、
前記ストッパー片16とブリッジ13との間に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成すると共に、前記左右の曲げ智14・14に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠F両側に形成された空隙S・Sに挿入可能な突起片14b・14bを内向きに設ける構成を採用することもできる。
前記ストッパー片16とブリッジ13との間に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成すると共に、前記左右の曲げ智14・14に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠F両側に形成された空隙S・Sに挿入可能な突起片14b・14bを内向きに設ける構成を採用することもできる。
本考案では、二重装着式の保護メガネにおいて、トップフード部の所定箇所(ブリッジと左右リムの後方)にストッパー片を設けて、ブリッジ等とストッパー片の間に耳掛付き眼鏡のフロント枠を挿入可能なスペースを形成することにより、耳掛付き眼鏡のフロント枠に被せて装着した保護メガネの脱落を3箇所のストッパー片で防ぐことができる。
また、トップフード部のブリッジ後方にストッパー片を設けると共に、左右の曲げ智の内側に、耳掛付き眼鏡のフロント枠の両側に形成された空隙に差込み可能な突起片を設けた場合にも、耳掛け付き眼鏡に装着した保護メガネの脱落を中央のストッパー片と両側の突起片によって防止することができる。
しかも、本考案では、保護メガネに上記構成を採用したことによって、設計時にトップフード部の奥行きを利用してストッパー片の前後位置を調節することができるため、もし装着する耳掛付き眼鏡が太枠のプラスチック枠であったとしても、固定部が大きくなって保護メガネの重量が過大になる心配もない。
また更に、本考案に係る保護メガネは、テンプルを持たない形態であるため、装着時にテンプルが二重になって装着者の側頭部に不快な違和感を生じさせる心配もなく、また、テンプル同士の接触もないため、内側に配置される耳掛付き眼鏡が位置ズレを起こして視界に悪影響を及ぼすこともない。
したがって、本考案により、トップフード部により花粉や粉塵による目の痒みや痛みを防止できるだけでなく、常用眼鏡の良好な視野を保持することができ、また着け心地にも優れ、しかも、プラスチック枠から成る耳掛付き眼鏡にも容易に対応できる二重装着式の保護メガネを提供できることから、本考案の実用的利用価値は頗る高い。
『実施例1』
本考案の実施例1について、図1〜図5に基いて説明する。なお同図において、符号Gで指示するものは、耳掛付き眼鏡であり、符号Fで指示するものは、耳掛け付眼鏡のフロント枠である。また符号Lで指示するものは、耳掛付き眼鏡のレンズであり、符号Tで指示するものは、耳掛付き眼鏡のテンプルである。また符号1で指示するものは、保護メガネ本体である。
本考案の実施例1について、図1〜図5に基いて説明する。なお同図において、符号Gで指示するものは、耳掛付き眼鏡であり、符号Fで指示するものは、耳掛け付眼鏡のフロント枠である。また符号Lで指示するものは、耳掛付き眼鏡のレンズであり、符号Tで指示するものは、耳掛付き眼鏡のテンプルである。また符号1で指示するものは、保護メガネ本体である。
まず実施例1では、図1に示すように耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fに被せた状態で使用される保護メガネ本体1を、耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lに対応した形状を成す左右一対のレンズ11・11、これらのレンズ11・11が装着された左右リム12・12、これら左右リム12・12を中央で繋ぐブリッジ13、及び左右リム12・12の外側に形成された左右の曲げ智14・14を備えた形状で作製している(図2参照)。
なお本実施例では、上記耳掛付き眼鏡Gに、太枠のプラスチック製フロント枠FおよびテンプルT・Tから成るものを使用すると共に、保護メガネ本体1にも、プラスチック製のものを使用している。そして、上記保護メガネ本体1には、図3(a)に示すようにブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って、内側に突き出した形状のトップフード部15を設けている。
そして更に、上記トップフード部15のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置には、図3(b)及び(c)に示すように、ストッパー片16・16…を下方に突出して設けている。また本実施例では、図4に示すように、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の下縁部に沿って内側に突き出した形状のボトムフード部17・17も設けている。
また更に、上記トップフード部15に設けたストッパー片16・16…については、各ストッパー片16・16…とブリッジ13及び左右リム12・12との間に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入するスペースが形成されるように配置している。なお本実施例では、ブリッジ13後方のストッパー片16をトップフード部15の後縁部に、左右リム12・12後方のストッパー片16・16をトップフード部15の中間部に形成している。
これにより、図5に示すように、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを、ブリッジ13及び左右リム12・12とストッパー片16・16…との間に挟み込んだ状態で保護メガネ本体1に装着すれば、装着した保護メガネ本体1の耳掛付き眼鏡Gからの脱落をストッパー片16・16…によって防止することができる。
また、上記保護メガネ本体1に設けたストッパー片16については、ブリッジ13後方のストッパー片16を可撓性を有する板状に形成すると共に、このストッパー片16を、挿入された耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fが常時当接する位置に配置すれば、挿入されたフロント枠Fをストッパー片16によって前方に押圧可能とすることが可能となるため、装着した保護メガネ1のガタツキも抑制できる。
『実施例2』
本考案の実施例2について、図6〜図11に基いて説明する。この実施例2では、保護メガネ本体1のブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状のトップフード前部18を設けると共に、この保護メガネ本体1のトップフード前部18に、エラストマー製のゴムエッジ部材2を固定してトップフード後部21を形成している(図6参照)。
本考案の実施例2について、図6〜図11に基いて説明する。この実施例2では、保護メガネ本体1のブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状のトップフード前部18を設けると共に、この保護メガネ本体1のトップフード前部18に、エラストマー製のゴムエッジ部材2を固定してトップフード後部21を形成している(図6参照)。
そして、上記ゴムエッジ部材2における、保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12の後方にあたる位置に、ストッパー片22・22…を下方に突出して設けると共に、これらのストッパー片22・22…と保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12との間に耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入するスペースを形成している。
これにより、上記保護メガネ本体1のブリッジ13及び左右リム12・12とストッパー片22・22…との間に耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入することで、保護メガネ本体1の脱落を防止できる。また本実施例では、上記ゴムエッジ部材2が緩衝材として機能するため、装着時の安全性も高めることができる。
一方、本実施例では、上記ゴムエッジ部材2に劣化・損傷が生じた場合や、色違いのゴムエッジ部材2または異なるフロント枠Fに対応したゴムエッジ部材2を使用したい場合に交換を容易に行えるように、保護メガネ本体1のトップフード前部18に対してゴムエッジ部材2を脱着自在に固定している。
具体的には、図7に示すように、保護メガネ本体1のトップフード前部18に複数の係止孔18a・18a…を配設すると共に、ゴムエッジ部材2の前縁部に、図8及び図9(a)(b)に示すように、トップフード前部18の後縁部を嵌込み可能な嵌込溝23を設け、更に図9(c)に示すように、下向きの突起部24aを有する断面L型のフック片24を所定間隔で設けて、このフック片24の突起部24aを、前記係止孔17aに挿入して固定している。
また更に、本実施例では、保護メガネ本体1のトップフード前部18に設けた係止孔18aの孔縁に段差部18b・18b…を設けて、この段差部18b・18b…にゴムエッジ部材2のフック片24・24…を嵌め込むことによって、トップフード上面を面一にすると共に、ゴムエッジ部材2が保護メガネ本体1から簡単に外れないようにしている。
また更に、本実施例においては、図10に示すように、上記ゴムエッジ部材2のストッパー片22・22…のブリッジ13後方にあたるストッパー片22を可撓性を有する板状に形成すると共に、このストッパー片22を、保護メガネ本体1の間に挿入された耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fが常時当接する位置に配置して、挿入されたフロント枠Fをストッパー片22で前方に押圧することによって、装着した保護メガネ1のガタツキを防止している。
そしてまた、本実施例では、上記保護メガネ本体1の曲げ智14・14の後端部に、図11に示すように、耳掛付き眼鏡GのテンプルT・Tに対応した形状の切欠部14a・14aを形成して、この切欠部14a・14aにテンプルT・Tを挿入した状態で保護メガネ本体1を耳掛付き眼鏡Gに装着することで、保護メガネ本体1の左右幅を小さくしてサイズをコンパクト化している。
他方また、本実施例では、上記ゴムエッジ部材2の両側に複数のガス抜き孔25・25…を設けており、このガス抜き孔25・25…から保護メガネの内側に溜まった湿気を抜くことによって、装着時に保護メガネ本体1のレンズ11・11および耳掛付き眼鏡GのレンズL・Lが曇らないようにしている。
『実施例3』
本考案の実施例3について、図12〜図14に基いて説明する。この実施例2では、保護メガネ本体1に、ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状のトップフード部15を設けると共に、このトップフード部15のブリッジ13後方にあたる位置のみに、下方に突出した形状のストッパー片16を設けている(図12参照)。
本考案の実施例3について、図12〜図14に基いて説明する。この実施例2では、保護メガネ本体1に、ブリッジ13、左右リム12・12及び左右の曲げ智14・14の上縁部に沿って内側に突き出した形状のトップフード部15を設けると共に、このトップフード部15のブリッジ13後方にあたる位置のみに、下方に突出した形状のストッパー片16を設けている(図12参照)。
なお、上記ストッパー片16とブリッジ13との間には、実施例1と同様に耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fを挿入可能なスペースを形成している。そして更に、本実施例では、図13及び図14に示すように、保護メガネ本体1の左右の曲げ智14・14に、耳掛付き眼鏡Gのフロント枠F両側に形成された空隙S・Sに挿入可能な突起片14b・14bを内向きに設けている。
これにより、保護メガネ本体1を耳掛付き眼鏡Gに装着した際、保護メガネ本体1のブリッジ13とストッパー片16の間にフロント枠Fが挿入されることで、保護メガネの前後位置を固定でき、また左右の曲げ智14・14に設けられた突起片14b・14bをフロント枠Fの空隙S・Sに差し込むことで、保護メガネの上下位置も固定できるため、保護メガネの脱落を防止できる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、保護メガネ本体1の材料には、プラスチック材料以外の木質材料や金属材料を使用することもでき、また耳掛付き眼鏡Gに、プラスチック枠以外のメタル枠等を使用することもできる。
また、保護メガネ本体1やゴムエッジ部材2に設けるストッパー片16・22の数や形状、角度、配置についても、保護メガネの脱落し難さを考慮して自由に変更することができ、特に当接面積を増やしたい場合には、ストッパー片16・22の形状を耳掛付き眼鏡Gのフロント枠Fの形状に合わせて湾曲させることもできる。
また更に、保護メガネ本体1のトップフード前部18とゴムエッジ部材2の脱着構造に関しても、実施例と異なる嵌合構造や係止構造を採用することもでき、またゴムエッジ部材2をトップフード前部18に接着して一体化することもでき、上記何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
近年、花粉や粉塵、大陸から飛来する粒子状物質(PM2.5)によるアレルギー問題が増加しており、これらのアレルギー物質から目を守ることができる保護眼鏡の需要が大きくなっている。そのような中で、本考案の二重装着式の保護メガネは、花粉等をシャットアウトできるだけでなく、装着感も改善できる有用な技術であることから、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 保護メガネ本体
11 レンズ
12 リム
13 ブリッジ
14 曲げ智
14a 切欠部
14b 突起片
15 トップフード部
16 ストッパー片
17 ボトムフード部
18 トップフード前部
18a 係止孔
18b 段差部
2 ゴムエッジ部材
21 トップフード後部
22 ストッパー片
23 嵌込溝
24 フック片
24a 突起部
25 ガス抜き孔
G 耳掛付き眼鏡
F フロント枠
T テンプル
L レンズ
S 空隙
11 レンズ
12 リム
13 ブリッジ
14 曲げ智
14a 切欠部
14b 突起片
15 トップフード部
16 ストッパー片
17 ボトムフード部
18 トップフード前部
18a 係止孔
18b 段差部
2 ゴムエッジ部材
21 トップフード後部
22 ストッパー片
23 嵌込溝
24 フック片
24a 突起部
25 ガス抜き孔
G 耳掛付き眼鏡
F フロント枠
T テンプル
L レンズ
S 空隙
Claims (7)
- 耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)に被せた状態で使用される二重装着式の保護メガネであって、
前記耳掛付き眼鏡(G)のレンズ(L)(L)に対応した形状を成す左右一対のレンズ(11)(11)と;これらのレンズ(11)(11)が装着された左右リム(12)(12)と;これら左右リム(12)(12)を中央で繋ぐブリッジ(13)と;前記左右リム(12)(12)の外側に形成された左右の曲げ智(14)(14)と;前記ブリッジ(13)、左右リム(12)(12)及び左右の曲げ智(14)(14)の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード部(15)と;このトップフード部(15)のブリッジ(13)及び左右リム(12)(12)の後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片(16)(16)…とを含んで成り、
前記ストッパー片(16)(16)…とブリッジ(13)及び左右リム(12)(12)との間に、耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)を挿入可能なスペースが形成されていることを特徴とする二重装着式の保護メガネ。 - 少なくともブリッジ(13)後方にあたるストッパー片(16)が可撓性を有する板状に形成されると共に、当該ストッパー片(16)が、挿入された耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)が常時当接する位置に配置されて、挿入されたフロント枠(F)がストッパー片(16)によって前方に押圧された状態となっていることを特徴とする請求項1記載の二重装着式の保護メガネ。
- 耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)に被せた状態で使用される二重装着式の保護メガネであって、
保護メガネ本体(1)が、前記耳掛付き眼鏡(G)のレンズ(L)(L)に対応した形状を成す左右一対のレンズ(11)(11)と;これらのレンズ(11)(11)が装着された左右リム(12)(12)と;これら左右リム(12)(12)を中央で繋ぐブリッジ(13)と;前記左右リム(12)(12)の外側に形成された左右の曲げ智(14)(14)と;前記ブリッジ(13)、左右リム(12)(12)及び左右の曲げ智(14)(14)の上縁部に沿って内側に突き出した形状で形成されたトップフード前部(18)とを含んで構成される一方、
前記保護メガネ本体(1)のトップフード前部(18)の後縁部には、トップフード後部(21)を形成するエラストマー製のゴムエッジ部材(2)が固定されると共に、このゴムエッジ部材(2)における保護メガネ本体(1)のブリッジ(13)及び左右リム(12)(12)の後方にあたる位置に、ストッパー片(22)(22)…が下方に突出して設けられて、当該ストッパー片(22)(22)…と保護メガネ本体(1)のブリッジ(13)及び左右リム(12)(12)との間に耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)を挿入可能なスペースが形成されていることを特徴とする二重装着式の保護メガネ。 - ゴムエッジ部材(2)の前縁部に、保護メガネ本体(1)のトップフード前部(18)の後縁部を嵌込み可能な嵌込溝(23)が設けられると共に、下向きの突起部(24a)を有する断面L型のフック片(24)が所定間隔で設けられて、当該フック片(24)の突起部(24a)を、保護メガネ本体(1)のトップフード前部(18)に配設された係止孔(18a)に挿入した状態で、ゴムエッジ部材(2)が保護メガネ本体(1)に着脱自在に固定されていることを特徴とする請求項2記載の二重装着式の保護メガネ。
- ゴムエッジ部材(2)の少なくともブリッジ(13)後方にあたるストッパー片(22)が可撓性を有する板状に形成されると共に、当該ストッパー片(22)が、保護メガネ本体(1)の間に挿入された耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)が常時当接する位置に配置されて、挿入されたフロント枠(F)がストッパー片(22)によって前方に押圧された状態となっていることを特徴とする請求項3または4に記載の二重装着式の保護メガネ。
- 保護メガネ本体(1)の曲げ智(14)(14)の後端部に、耳掛付き眼鏡(G)のテンプル(T)に対応した形状の切欠部(14a)(14a)が形成されていることを特徴とする請求項3〜5の何れか一つに記載の二重装着式の保護メガネ。
- 耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)に被せた状態で使用される二重装着式の保護メガネであって、
前記耳掛付き眼鏡(G)のレンズ(L)(L)に対応した形状を成す左右一対のレンズ(11)(11)と;これらのレンズ(11)(11)が装着された左右リム(12)(12)と;これら左右リム(12)(12)を中央で繋ぐブリッジ(13)と;前記左右リム(12)(12)の外側に形成された左右の曲げ智(14)(14)と;前記ブリッジ(13)、左右リム(12)(12)及び左右の曲げ智(14)(14)の上縁部に沿って内側に突き出した形状で設けられたトップフード部(15)と;このトップフード部(15)のブリッジ(13)後方にあたる位置に、下方に突出して設けられたストッパー片(16)とを含んで成り、
更に前記ストッパー片(16)とブリッジ(13)との間に、耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)を挿入可能なスペースが形成されると共に、前記左右の曲げ智(14)(14)に、耳掛付き眼鏡(G)のフロント枠(F)両側に形成された空隙(S)(S)に挿入可能な突起片(14b)(14b)が内向きに設けられていることを特徴とする二重装着式の保護メガネ。
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JP2014104427A Continuation JP2015108798A (ja) | 2014-05-20 | 2014-05-20 | 二重装着式の保護メガネ |
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