JP3188805B2 - 速結端子台 - Google Patents

速結端子台

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JP3188805B2
JP3188805B2 JP05634294A JP5634294A JP3188805B2 JP 3188805 B2 JP3188805 B2 JP 3188805B2 JP 05634294 A JP05634294 A JP 05634294A JP 5634294 A JP5634294 A JP 5634294A JP 3188805 B2 JP3188805 B2 JP 3188805B2
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聡 中島
洋典 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、速結端子台に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、2極端子そ
れぞれの完全な挿入状態を視覚的に確認することのでき
る速結端子台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建築物等の電気設備を電源に
接続する場合や、あるいは複数の電気設備を電気的に接
続する場合には、例えば図5に例示したような速結端子
台(ア)を用い、両方向から挿入したケーブル(イ)の
2極端子(ウ)を端子台(ア)内で固定し、かつ互いを
電気的に接続する方法が用いられている。
【0003】この端子台(ア)は、図6にその側断面図
を例示したように、内壁面に金枠(エ)を有するケース
体(オ)内に錠バネ(カ)を配設し、この錠バネ(カ)
の弾発力によって端子(ウ)を金枠(エ)に押圧して他
方から挿入される端子(ウ’)と電気的に接続するよう
になっている。また、錠バネ(カ)の鎮錠片(キ)によ
って端子(ウ)の引き抜けが防止されるようにもなって
いる。
【0004】一方、端子(ウ)を引き抜く場合には、ケ
ース体(オ)上面の解除ボタン(ク)を押し、鎮錠片
(キ)の押圧力を解除することによって端子(ウ)を容
易に引き抜くことができるようにもなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の速結端子台(ア)においては、図7に例示し
たように端子(ウ)の露出寸法が短かすぎる場合には、
その先端が錠バネ(カ)によって押圧されず、端子
(ウ)と金枠(エ)とが接触不良となって電気的接続が
絶たれたり、あるいは発熱による事故等の危険性もあっ
た。しかもそのような場合でも、挿入された端子(ウ)
は鎮錠片(キ)によって端子台(ア)内に固定されるた
め、端子(ウ)が所定の位置まで挿入されているか否か
を直接確認することは不可能であった。
【0006】この発明は、以上のとおりの事情に鑑みて
なされたものであり、従来の速結端子台の欠点を解消
し、端子が所定の位置まで確実に挿入されていることを
視覚的に容易に確認することのできる新しい速結端子台
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、面部の挿入孔から挿入される
ケーブルの2極端子錠バネによ固定されて電気的
接続を可能とする速結端子台であって、ケーブルの一本
に対し一つの窓部を上面に有し、この窓部の下方にレー
ルが配設され、このレール上に上下2枚の表示板が個
にスライド可能に配設され、2枚の表示板は、その後部
において弾性体により常時押圧され、2極端子非挿入時
には前記窓部を封止し、また、2枚の表示板はそれぞれ
に垂下片を備え、挿入孔から挿入される2極端子の一つ
により垂下片は個別に押圧され、この押圧により2枚の
表示板は弾性体の押圧に抗して個別にレール上をスライ
ドし、後退して窓部を開け、2極端子の先端部が錠バネ
により押圧されたときに、2枚の表示板は窓部完全に
開口することを特徴とする速結端子台を提供する。
【0008】
【作用】この発明の速結端子台は端面部の挿入孔から
挿入されるケーブルの一本に対し一つの窓部を上面に有
し、この窓部の下方にレールが配設され、このレール上
窓部封止を可能とした上下2枚の表示板が個別にス
ライド可能に配設され、これら2枚の表示板は垂下片を
備え、挿入孔から挿入される2極端子の一つにより垂下
片が個別に押圧され、この押圧により2枚の表示板が
別にレール上をスライドし後退して窓部を開け、2極
端子の先端部が錠バネにより押圧されたときに、2枚の
表示板は窓部完全に開口する。このため、2極端子
それぞれの挿入位置を外部から視覚的に確認することが
でき、確実な電機接続が得られる
【0009】
【実施例】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、
この発明の速結端子台についてさらに詳しく説明する。
図1は、この発明の速結端子台と、これに連結するケー
ブルの2極端子を例示した分解斜視図である。
【0010】この発明の速結端子台(1)は、接続する
ケーブル(2)の2極端子(3)の各端子が挿入され
挿入孔(4)を端面部(5)に有、上面には2極端子
(3)の挿入状態を確認するための窓部(6)を備えて
いる。この窓部(6)は、図2に示た上下2枚の表示
板(7)(8)により封止されている。これら2枚の表
示板(7)(8)は、窓部(6)の下方に配設された
ール(11)上を個別にスライド可能とされている
た、2枚の表示板(7)(8)は、各々、垂下片(9)
(10)を備え、挿入孔(4)から挿入される2極端子
(3)の一つにより垂下片(9)(10)が個別に押圧
され、等しく押し込まれることにより2枚の表示板
(7)(8)同程度にスライドし、後退して窓部
(6)完全に開口する
【0011】図3は、この発明の速結端子台の内部構造
を例示した要部断面図である。この図3に示したよう
に、表示板(7)(8)は、その後部においてコイルス
プリング(12)等の弾性体により押圧されている。こ
のため、表示板(7)(8)は、通常は窓部(6)を封
る。一方、図4に例示したように2極端子(3)
が挿入孔(4)から挿入され、各々の先端が垂下片
(9)(10)を押圧し、押し込むと表示板(7)
(8)はレール(11)上を個別にスライドし、後退す
る。そして、2極端子(3)の先端部が錠バネ(13)
により押圧されたときに表示板(7)(8)は、窓部
(6)完全に開口するなお、表示板(7)(8)の
表面と、これら表示板(7)(8)がスライドするレー
ル(11)表面とを異なる色彩とすることにより、窓
部(6)の封止および開口の確認がさらに容易となる。
【0012】もちろん発明は、以上の例により限定され
るものではなく、細部の形状等については様々な態様が
可能であることは言うまでもない。
【0013】以上詳しく説明したとおり、この発明の速
結端子台により、挿入した2極端子のそれぞれの完全
挿入状態を外部から視覚的に容易に確認することが可能
となる。これにより、端子代内部の接触不良にともなう
断線や発熱事故等を防止することが可能となる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】この発明の速結端子台と、これに連結するケー
ブルの2極端子を例示した分解斜視図である。
【0016】
【図2】この発明の速結端子台の窓部を封止する表示板
を例示した斜視図である。
【0017】
【図3】この発明の速結端子台の内部構造を例示した要
部側断面図である。
【0018】
【図4】2極端子を挿入したこの発明の速結端子台の内
部構造を例示した要部側断面図である。
【0019】
【図5】従来の速結端子台と、これに連結するケーブル
の2極端子を例示した分解斜視図である。
【0020】
【図6】従来の速結端子台における端子挿入状態を例示
した断面図である。
【0021】
【図7】従来の速結端子台における別の端子挿入状態を
例示した断面図である。
【0022】
【符号に説明】
1 速結端子台 2 ケーブル 3 2極端子 4 挿入孔 5 端面部 6 窓部 7、8 表示板 9、10 垂下片 11 レール 12 コイルスプリング 13 錠バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面部の挿入孔から挿入されるケーブル
    の2極端子錠バネによ固定されて電気的接続を可
    能とする速結端子台であって、ケーブルの一本に対し一
    つの窓部を上面に有し、この窓部の下方にレールが配設
    され、このレール上に上下2枚の表示板が個別にスライ
    可能に配設され、2枚の表示板は、その後部において
    弾性体により常時押圧され、2極端子非挿入時には前記
    窓部を封止し、また、2枚の表示板はそれぞれに垂下片
    を備え、挿入孔から挿入される2極端子の一つにより垂
    下片は個別に押圧され、この押圧により2枚の表示板は
    弾性体の押圧に抗して個別にレール上をスライドし、後
    退して窓部を開け、2極端子の先端部が錠バネにより押
    圧されたときに、2枚の表示板は窓部完全に開口する
    ことを特徴とする速結端子台。
JP05634294A 1994-03-25 1994-03-25 速結端子台 Expired - Fee Related JP3188805B2 (ja)

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