JPH07263039A - 速結端子台 - Google Patents
速結端子台Info
- Publication number
- JPH07263039A JPH07263039A JP6056342A JP5634294A JPH07263039A JP H07263039 A JPH07263039 A JP H07263039A JP 6056342 A JP6056342 A JP 6056342A JP 5634294 A JP5634294 A JP 5634294A JP H07263039 A JPH07263039 A JP H07263039A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- terminal block
- quick
- window part
- window
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- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】両端面部よりそれぞれ挿入したケーブル端子３
を錠バネ１３によって各々固定し、かつ電気的に接続さ
せる速結端子台１であって、錠バネ１３位置に略対応す
る端子台上面に窓部６を有し、この窓部６を封止する上
下２枚の表示板７、８がケーブルの２極端子３それぞれ
の挿入により個別にスライド移動し、２極端子３の各々
が所定位置まで挿入された場合に窓部６が完全に開口す
る。 【効果】挿入した２極端子のそれぞれの挿入状態を外部
から容易に確認することが可能となる。これにより、端
子台内部の接触不良による断線や発熱事故等を確実に防
止することが可能となる。
を錠バネ１３によって各々固定し、かつ電気的に接続さ
せる速結端子台１であって、錠バネ１３位置に略対応す
る端子台上面に窓部６を有し、この窓部６を封止する上
下２枚の表示板７、８がケーブルの２極端子３それぞれ
の挿入により個別にスライド移動し、２極端子３の各々
が所定位置まで挿入された場合に窓部６が完全に開口す
る。 【効果】挿入した２極端子のそれぞれの挿入状態を外部
から容易に確認することが可能となる。これにより、端
子台内部の接触不良による断線や発熱事故等を確実に防
止することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、速結端子台に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、２極端子そ
れぞれの完全な挿入状態を視覚的に確認することのでき
る速結端子台に関するものである。
ものである。さらに詳しくは、この発明は、２極端子そ
れぞれの完全な挿入状態を視覚的に確認することのでき
る速結端子台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、建築物等の電気設備を電源に
接続する場合や、あるいは複数の電気設備を電気的に接
続する場合には、例えば図５に例示したような速結端子
台（ア）を用い、両方向から挿入したケーブル（イ）の
２極端子（ウ）を端子台（ア）内で固定し、かつ互いを
電気的に接続する方法が用いられている。
接続する場合や、あるいは複数の電気設備を電気的に接
続する場合には、例えば図５に例示したような速結端子
台（ア）を用い、両方向から挿入したケーブル（イ）の
２極端子（ウ）を端子台（ア）内で固定し、かつ互いを
電気的に接続する方法が用いられている。
【０００３】この端子台（ア）は、図６にその側断面図
を例示したように、内壁面に金枠（エ）を有するケース
体（オ）内に錠バネ（カ）を配設し、この錠バネ（カ）
の弾発力によって端子（ウ）を金枠（エ）に押圧して他
方から挿入される端子（ウ’）と電気的に接続するよう
になっている。また、錠バネ（カ）の鎮錠片（キ）によ
って端子（ウ）の引き抜けが防止されるようにもなって
いる。
を例示したように、内壁面に金枠（エ）を有するケース
体（オ）内に錠バネ（カ）を配設し、この錠バネ（カ）
の弾発力によって端子（ウ）を金枠（エ）に押圧して他
方から挿入される端子（ウ’）と電気的に接続するよう
になっている。また、錠バネ（カ）の鎮錠片（キ）によ
って端子（ウ）の引き抜けが防止されるようにもなって
いる。
【０００４】一方、端子（ウ）を引き抜く場合には、ケ
ース体（オ）上面の解除ボタン（ク）を押し、鎮錠片
（キ）の押圧力を解除することによって端子（ウ）を容
易に引き抜くことができるようにもなっている。
ース体（オ）上面の解除ボタン（ク）を押し、鎮錠片
（キ）の押圧力を解除することによって端子（ウ）を容
易に引き抜くことができるようにもなっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の速結端子台（ア）においては、図７に例示し
たように端子（ウ）の露出寸法が短かすぎる場合には、
その先端が錠バネ（カ）によって押圧されず、端子
（ウ）と金枠（エ）とが接触不良となって電気的接続が
絶たれたり、あるいは発熱による事故等の危険性もあっ
た。しかもそのような場合でも、挿入された端子（ウ）
は鎮錠片（キ）によって端子台（ア）内に固定されるた
め、端子（ウ）が所定の位置まで挿入されているか否か
を直接確認することは不可能であった。
うな従来の速結端子台（ア）においては、図７に例示し
たように端子（ウ）の露出寸法が短かすぎる場合には、
その先端が錠バネ（カ）によって押圧されず、端子
（ウ）と金枠（エ）とが接触不良となって電気的接続が
絶たれたり、あるいは発熱による事故等の危険性もあっ
た。しかもそのような場合でも、挿入された端子（ウ）
は鎮錠片（キ）によって端子台（ア）内に固定されるた
め、端子（ウ）が所定の位置まで挿入されているか否か
を直接確認することは不可能であった。
【０００６】この発明は、以上のとおりの事情に鑑みて
なされたものであり、従来の速結端子台の欠点を解消
し、端子が所定の位置まで確実に挿入されていることを
視覚的に容易に確認することのできる新しい速結端子台
を提供することを目的としている。
なされたものであり、従来の速結端子台の欠点を解消
し、端子が所定の位置まで確実に挿入されていることを
視覚的に容易に確認することのできる新しい速結端子台
を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、両端面部よりそれぞれ挿入した
ケーブル端子を錠バネによって各々固定し、かつ電気的
に接続させる速結端子台であって、錠バネ位置に略対応
する端子台上面に窓部を有し、この窓部を封止する上下
２枚の表示板がケーブルの２極端子それぞれの挿入によ
り個別にスライド移動し、２極端子の各々が所定位置ま
で挿入された場合に窓部が完全に開口することを特徴と
する速結端子台を提供する。
を解決するものとして、両端面部よりそれぞれ挿入した
ケーブル端子を錠バネによって各々固定し、かつ電気的
に接続させる速結端子台であって、錠バネ位置に略対応
する端子台上面に窓部を有し、この窓部を封止する上下
２枚の表示板がケーブルの２極端子それぞれの挿入によ
り個別にスライド移動し、２極端子の各々が所定位置ま
で挿入された場合に窓部が完全に開口することを特徴と
する速結端子台を提供する。
【０００８】
【作用】この発明の速結端子台においては、その上面の
窓部を封止する上下２枚の表示板が、ケーブルの２極端
子それぞれの挿入によって個別にスライド移動し、２極
端子の各々が所定位置まで挿入された場合に窓部が完全
に開口する。これにより、２極端子それぞれの挿入位置
を外部から視覚的に確認することができ、確実な電気的
接続が可能となる。
窓部を封止する上下２枚の表示板が、ケーブルの２極端
子それぞれの挿入によって個別にスライド移動し、２極
端子の各々が所定位置まで挿入された場合に窓部が完全
に開口する。これにより、２極端子それぞれの挿入位置
を外部から視覚的に確認することができ、確実な電気的
接続が可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、
この発明の速結端子台についてさらに詳しく説明する。
図１は、この発明の速結端子台と、これに連結するケー
ブルの２極端子を例示した分解斜視図である。
この発明の速結端子台についてさらに詳しく説明する。
図１は、この発明の速結端子台と、これに連結するケー
ブルの２極端子を例示した分解斜視図である。
【００１０】この端子台（１）は、連結するケーブル
（２）の２極端子（３）を各々挿入する挿入孔（４）を
両端面部（５）に有するとともに、上面にはこれら２極
端子（３）の挿入状態を確認するための窓部（６）を備
えている。すなわち、この窓部（６）は、図２に例示し
たような上下２枚の表示板（７）（８）により封止され
ており、これらの表示板（７）（８）は、それぞれの垂
下片（９）（１０）が２極端子（３）により押し込まれ
てレール（１１）上を個別にスライド移動するようにな
っている。従って、２極端子（３）の各々が等しく垂下
片（９）（１０）を押し込み、２枚の表示板（７）
（８）が同程度に移動しない限り窓部（６）は完全に開
口しないようになっている。
（２）の２極端子（３）を各々挿入する挿入孔（４）を
両端面部（５）に有するとともに、上面にはこれら２極
端子（３）の挿入状態を確認するための窓部（６）を備
えている。すなわち、この窓部（６）は、図２に例示し
たような上下２枚の表示板（７）（８）により封止され
ており、これらの表示板（７）（８）は、それぞれの垂
下片（９）（１０）が２極端子（３）により押し込まれ
てレール（１１）上を個別にスライド移動するようにな
っている。従って、２極端子（３）の各々が等しく垂下
片（９）（１０）を押し込み、２枚の表示板（７）
（８）が同程度に移動しない限り窓部（６）は完全に開
口しないようになっている。
【００１１】図３は、この発明の速結端子台（１）の内
部構造を例示した要部側断面図である。この図３にも例
示したように、表示板（７）（８）は、通常はその後部
をコイルスプリング（１２）等の弾性体により押圧され
て窓部（６）を封止している。そして、図４に例示した
ように２極端子（３）が挿入孔（４）から挿入されて、
各々の先端が垂下片（９）（１０）を押し込むと表示板
（７）（８）が個別にスライド移動し、２極端子（３）
の先端部が錠バネ（１３）により押圧される位置まで進
入すると、窓部（６）は完全に開口した状態となる。こ
の場合に、窓部（６）を封止する表示板（７）（８）の
表面と、これらの表示板（７）（８）がスライドするレ
ール（１１）表面とを異なる色彩とすれば、窓部（６）
の封止および開口状態の確認がさらに容易とる。
部構造を例示した要部側断面図である。この図３にも例
示したように、表示板（７）（８）は、通常はその後部
をコイルスプリング（１２）等の弾性体により押圧され
て窓部（６）を封止している。そして、図４に例示した
ように２極端子（３）が挿入孔（４）から挿入されて、
各々の先端が垂下片（９）（１０）を押し込むと表示板
（７）（８）が個別にスライド移動し、２極端子（３）
の先端部が錠バネ（１３）により押圧される位置まで進
入すると、窓部（６）は完全に開口した状態となる。こ
の場合に、窓部（６）を封止する表示板（７）（８）の
表面と、これらの表示板（７）（８）がスライドするレ
ール（１１）表面とを異なる色彩とすれば、窓部（６）
の封止および開口状態の確認がさらに容易とる。
【００１２】もちろん発明は、以上の例により限定され
るものではなく、細部の形状等については様々な態様が
可能であることは言うまでもない。
るものではなく、細部の形状等については様々な態様が
可能であることは言うまでもない。
【００１３】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この発明の
速結端子台により、挿入した２極端子のそれぞれの確実
な挿入状態を外部から容易に確認することが可能とな
る。これにより、端子台内部の接触不良による断線や発
熱事故等を防止することが可能となる。
速結端子台により、挿入した２極端子のそれぞれの確実
な挿入状態を外部から容易に確認することが可能とな
る。これにより、端子台内部の接触不良による断線や発
熱事故等を防止することが可能となる。
【００１４】
【００１５】
【図１】この発明の速結端子台と、これに連結するケー
ブルの２極端子を例示した分解斜視図である。
ブルの２極端子を例示した分解斜視図である。
【００１６】
【図２】この発明の速結端子台の窓部を封止する表示板
を例示した斜視図である。
を例示した斜視図である。
【００１７】
【図３】この発明の速結端子台の内部構造を例示した要
部側断面図である。
部側断面図である。
【００１８】
【図４】２極端子を挿入したこの発明の速結端子台の内
部構造を例示した要部側断面図である。
部構造を例示した要部側断面図である。
【００１９】
【図５】従来の速結端子台と、これに連結するケーブル
の２極端子を例示した分解斜視図である。
の２極端子を例示した分解斜視図である。
【００２０】
【図６】従来の速結端子台における端子挿入状態を例示
した断面図である。
した断面図である。
【００２１】
【図７】従来の速結端子台における別の端子挿入状態を
例示した断面図である。
例示した断面図である。
【００２２】
１ 速結端子台 ２ ケーブル ３ ２極端子 ４ 挿入孔 ５ 端面部 ６ 窓部 ７、８ 表示板 ９、１０ 垂下片 １１ レール １２ コイルスプリング １３ 錠バネ
Claims (1)
- 【請求項１】 両端面部よりそれぞれ挿入したケーブル
端子を錠バネによって各々固定し、かつ電気的に接続さ
せる速結端子台であって、錠バネ位置に略対応する端子
台上面に窓部を有し、この窓部を封止する上下２枚の表
示板がケーブルの２極端子それぞれの挿入により個別に
スライド移動し、２極端子の各々が所定位置まで挿入さ
れた場合に窓部が完全に開口することを特徴とする速結
端子台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05634294A JP3188805B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 速結端子台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05634294A JP3188805B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 速結端子台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263039A true JPH07263039A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3188805B2 JP3188805B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=13024561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05634294A Expired - Fee Related JP3188805B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 速結端子台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3188805B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09283192A (ja) * | 1996-04-12 | 1997-10-31 | Endo Shomei:Kk | 接続確認表示付き端子台 |
| JPH1050367A (ja) * | 1996-08-02 | 1998-02-20 | Nitto Kogyo Kk | 端子装置 |
| JP2003308929A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線用ジョイントボックス |
| JP2005116336A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用のスプライス吸収構造 |
| JP2007095642A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Meikosha:Kk | ジョイントボックス |
| WO2010114067A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | マスプロ電工株式会社 | 電子機器 |
| CN105826711A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-08-03 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种通讯线缆的连接器 |
| CN109994868A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-09 | 松下知识产权经营株式会社 | 端子装置和包括该端子装置的电力转换器 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP05634294A patent/JP3188805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09283192A (ja) * | 1996-04-12 | 1997-10-31 | Endo Shomei:Kk | 接続確認表示付き端子台 |
| JPH1050367A (ja) * | 1996-08-02 | 1998-02-20 | Nitto Kogyo Kk | 端子装置 |
| JP2003308929A (ja) * | 2002-04-12 | 2003-10-31 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線用ジョイントボックス |
| JP2005116336A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用のスプライス吸収構造 |
| JP2007095642A (ja) * | 2005-09-28 | 2007-04-12 | Meikosha:Kk | ジョイントボックス |
| JP4660348B2 (ja) * | 2005-09-28 | 2011-03-30 | 株式会社明工社 | ジョイントボックス |
| WO2010114067A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | マスプロ電工株式会社 | 電子機器 |
| CN105826711A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-08-03 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种通讯线缆的连接器 |
| CN105826711B (zh) * | 2016-04-27 | 2018-07-27 | 东莞市焯铭电子有限公司 | 一种通讯线缆的连接器 |
| CN109994868A (zh) * | 2017-12-27 | 2019-07-09 | 松下知识产权经营株式会社 | 端子装置和包括该端子装置的电力转换器 |
| EP3506432A3 (en) * | 2017-12-27 | 2019-09-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Terminal device and power converter including the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3188805B2 (ja) | 2001-07-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |