JP3188485B2 - タイヤトレッド用エラストマー系組成物 - Google Patents

タイヤトレッド用エラストマー系組成物

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JP3188485B2
JP3188485B2 JP06015191A JP6015191A JP3188485B2 JP 3188485 B2 JP3188485 B2 JP 3188485B2 JP 06015191 A JP06015191 A JP 06015191A JP 6015191 A JP6015191 A JP 6015191A JP 3188485 B2 JP3188485 B2 JP 3188485B2
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ルチアノ・ガッロ
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ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は産業車両用タイヤをつくり上げる
のに用いられる配合物、特にトレッドストリップを製造
するのに選ばれる配合物に関する。さらに具体的には、
本発明は、タイヤストリップに前記配合物を使用するこ
とによって得られるすぐれた性能をもつタイヤおよび該
タイヤを得る方法に関する。
【0002】自動車のタイヤは、ホィールリムの上に取
り付けられた内部が中空、かつタイヤが作動できるよう
に加圧空気を入れた環状のカーカスより成り、タイヤに
はクラウン、すなわち半径方向に外側の位置に適当なエ
ラストマー系組成物(以後略して「配合物」と呼ぶ)の
厚いストリップ(トレッドストリップまたは簡単に「ト
レッド」)があり、その表面に周知のトレッド模様がつ
けられていることは公知のことである。
【0003】タイヤの挙動および性能上の種々の特性が
無視できないほど前記トレッド配合物の特性によって左
右されることが現在までに知られており、その適例とし
ては、タイヤの寿命の長さ、乾燥路面だけでなく湿潤路
面のロード・ホールディング機能、転がり抵抗、エネル
ギー消費性および操縦性を決定する耐摩耗性を挙げれば
十分であろう。
【0004】重量貨物車両に用いられるタイヤが受ける
特定タイヤの用途は通常、専門家が「オン(ON)」お
よび「スーパーオン(SUPER−ON)」と呼ぶ2種
類の形式に分けることができる。これらは、高速自動車
道路のように良好かまたはさらにすぐれた路面条件にあ
る実質的に直線状で平坦な道路を一般的に(ON)高速
で、または専ら(SUPER−ON)高速で走行する際
に高荷重許容能力をもつ車両におけるタイヤの使用を実
質的に示すものである。
【0005】これらのタイヤは一般に、ジグザク模様の
ついた、円周方向に連続的な縦方向の溝によって軸方向
に相互に分離された複数の連続的な円周状コードンより
なる所謂「線引き」形のトレッド模様によりまたは極め
て処理しやすい小さなブロック状のトレッド模様により
区分けされる。
【0006】このような運転の場合、前記のような道路
によって実際に示されるような、あらゆる路面状態の下
での良好なロード・ホールディング特性、操縦条件に対
する応答特性、軽度の引裂特性、低転がり抵抗性、およ
びそれほど厳しくない条件下での耐摩耗性が特に重要視
される。
【0007】前記の特性の中のあるものについてすぐれ
ている配合物は一般に他の特性については劣り、たとえ
ば天然ゴムを主材とする配合物は引裂抵抗が強く、転が
り抵抗は小さいがロード・ホールディング特性が不十分
で耐摩耗性は高いことが多いという点で、都合の悪いこ
とに前記特性のいくらかは実質的に相互に両立しない。
【0008】これら配合物の処方中に一定量の特定のエ
ラストマー系物質(たとえば、スチレン−ブタジエンゴ
ム)を加えると一方ではロード・ホールディング能力お
よび耐摩耗性を高めるけれども、同時にある運転条件下
での転がり抵抗および裂け易さを悪くする。
【0009】このようにして、専門家は、特定の種類の
タイヤに要求される性能の考えられるすべての様相とい
う点から種々の特性の間で最善と思われる妥協点を求め
るよう余儀なくされる。
【0010】特定の使用に関して最善の妥協点に実際に
到達するために、現在の技術水準は前記用途に対してい
ろいろな種類のトレッド配合物を利用する。
【0011】この種の配合は、エラストマー系物質とし
て天然ゴムを、適当な装入量の他の特定物質(ランプブ
ラック、加硫調整剤、老化防止物品等)とともに用い、
またある特性を適当に変化させるために他の補強性シリ
カ含有物装入物を含むこともできる。
【0012】道路および高速道路の輸送の安全に極めて
重要なタイヤの2つの特性は乾燥路面における挙動およ
び湿潤路面におけるロード・ホールディング性である。
これら2つの特性が自動車の走路を制御する可能性を決
定し、それによって、かりに避けなければならぬ思い掛
けない障害物による緊急事態下であっても危険なしり振
りを防止する。
【0013】これらの特性は、特定部類の道路に沿って
走る車に取り付けたタイヤの挙動を評価することによっ
て測定する。
【0014】評価はテストドライバーの側の感覚に基づ
くかまたは時間および速度の測定によって行うことがで
きる。
【0015】いろいろな種類のトレッド配合物を用いた
ラジアルチューブレス貨物車両用タイヤ、サイズ315
/80R22.5によって本出願人が行った試験によれ
ば、乾燥路面上の挙動および湿潤路面上のロード・ホー
ルディング機能はトレッド配合物の下記パラメーターで
表わした動的性質に数学的に相関性があることが見られ
た。
【0016】E′=弾性係数(繰返し変形の間に保持さ
れたエネルギーおよび回復したエネルギーを測定) E″=粘性係数(繰返し変形の間に熱として失われたエ
ネルギーを測定)tangδ=E″/E′ 貨物車両用タイヤの基本的に重要な他の特性は転がり抵
抗、すなわち転がる間に失われるエネルギーである。専
門家は誰でも知っているように、この特性は燃費のみな
らずタイヤの有効寿命にも影響を及ぼす。
【0017】実際に、転がり抵抗が大きいほど、タイヤ
の作動温度は高くなり、廃棄しなければならないタイヤ
をもたらす材料の化学的および物理的壊変が速くなる。
【0018】前記のタイヤサイズ315/80R22.
5、および種々のトレッド配合物を用いて、さらに試験
を行った本出願人は、トレッド配合物の動的性質と転が
り抵抗との間に相関関係を見出すこともでき、両者はい
ずれもtangδに関連させて表わすことができる。
【0019】現在の技術水準によれば、乾燥路面での挙
動だけでなく湿潤路面でのロード・ホールディング機能
を高めるために、天然ゴム(NR)と自動車または軽貨
物車両用タイヤのトレッド配合物に通常用いられる2種
類の合成ゴム、すなわちスチレン−ブタジエンコポリマ
ー(SBR)およびポリブタジエン(BR)との適当な
配合物(混合物)を使用することが可能である。さら
に、特に、少なくとも50重量部の天然ゴムを含有する
NR/SBR配合物またはNR/BR配合物あるいはN
R/SBR/BR配合物を使用することも可能である。
【0020】本説明中の配合物に採りあげた当初のもの
はすべて、特に任意の部類のものの特徴に関しては、な
んら限定する意図はなく、単に本文および種々の配合物
を比較する表を理解しやすくする目的のみを持っている
ことを明白にしなければならない。
【0021】後に明かとなるように、これらの配合物は
目的を達成するが、前記の否定的結果のように転がり抵
抗が悪い(増大する)という不利益を与える。
【0022】ところで本出願人は、現行タイヤ、特に、
天然ゴムのトレッドストリップを備え、天然ゴムに対す
る特定部類の配合物、すなわちベースエラストマーと特
定合成ポリマーの混合物を用いて、「ON」形および
「SUPER−ON」形の走行に採用される重量貨物車
両用タイヤの品質水準をかなり高めることが可能なこと
を見出だした。従って本発明の目的は、エラストマー系
組成物、具体的には、転がり抵抗をいくらか意味のある
程度までに高めることなく、また配合物およびタイヤの
他の特性の現行品質水準を生成物についてもまた以下の
生成プロセスについても低下させることなく、特に乾燥
路面のみならず湿潤路面におけるタイヤのロード・ホー
ルディング機能を高めることを可能とするトレッドスト
リップ用エラストマー系組成物を定めることである。
【0023】従って、第1の態様においては、本発明
は、一般的に、カーカス、該カーカスにクラウンとして
配置されたトレッドストリップ、さらにタイヤを対応ア
センブリリムに固定するサイドおよびビードを含み、該
トレッドストリップは天然ゴムおよびランプブラックを
主材とし、E″/E′比の値すなわちtangδの値が0℃
の温度で≧0.3かつ70℃の温度で≦0.16である
配合物を用いて仕上げられることを特徴とする車両用タ
イヤに関する。
【0024】第2の、より特定的な態様においては、本
発明は、タイヤを対応するアセンブリリムに固定するサ
イドおよびビードを備えたカーカス、浮出し模様をつ
け、カーカスのクラウンに配置されたトレッドストリッ
プ、および円周方向に非伸長性で、該カーカスと該トレ
ッドストリップの間に位置する環状補強構造物よりな
り、該カーカスは金属が1層のラジアルタイプで、ビー
ドを補強する金属環状コアの周囲に外側から内側に軸方
向に折り返る端部を有し、該コアは所謂「パケット」タ
イプで、軸方向および半径方向の両方で相互に接触する
ように置かれた複数の裸金属巻線を含み、かつタイヤの
回転軸を含む平面内に、該回転軸に対して約15°の角
度で、半径方向にさらに内方のサイドが配置された多角
形の垂直断面を有する重量貨物車両の車輪用の通常「チ
ューブレス」としてよく知られ、今後そのように呼ぶイ
ンナーチューブのないようなタイヤにおいて、前記トレ
ッドストリップが天然ゴムとランプブラックを主材と
し、E″/E′比の値、すなわちtangδの値が0℃の温
度で≧0.3かつ70℃の温度において≦0.16であ
る配合物を用いて調製されることを特徴とするタイヤに
関する。
【0025】第3の態様においては、本発明は、また天
然ゴムおよびランプブラックを主材とし、E″/E′比
の値、すなわちtangδの値が0℃の温度で≧0.3、か
つ70℃の温度において≦0.16であるエラストマー
系組成物(配合物)に関する。
【0026】上記配合物において弾性係数E′の値が0
℃の温度で≧8MPaかつ70℃の温度で≧5MPa である
のが好ましい。
【0027】より具体的には、エラストマー系組成物
、特に前記タイヤに使用する場合、エラストマー系物
質として、エラストマー系物質100重量部あたり、8
0〜95重量部、好ましくは80〜90重量部の天然ゴ
ム、若しくは天然ゴムとスチレン−ブタジエン及び/又
はポリブタジエンとの配合物(NR/SBR配合物、N
R/SBR/BR配合物、NR/BR配合物)で、天然
ゴムがエラストマー系物質100重量部あたり少なくと
も50重量部存在する配合物と、該配合物の量に対応し
て20〜5重量部、好ましくは20〜10重量部のポリ
クロロプレン系ゴム(およびハロゲン化ブチルゴムから
なる群から選ばれる合成ポリマー)を含むことを特徴と
する。
【0028】上記合成ポリマーの量はエラストマー10
0重量部当り8から15重量部に及ぶのが好ましく、一
方ランプブラックはエラストマー系物質100重量部当
り45から55重量部にわたるのが好ましい。
【0029】別の態様の1つでは、本発明は、また長距
離でほとんど摩耗を生じずに道を高速で走ることを特徴
とする運転における自動車、特に重量貨物輸送用車輌タ
イヤの性能を高める方法において、エラストマー系物質
100重量部あたり: (a)80〜95重量部、好ましくは80〜90重量部
の天然ゴム若しくは天然ゴムとスチレン−ブタジエン及
び/又はポリブタジエンの配合物であって天然ゴムが該
配合物中にエラストマー系物質100重量部あたり少な
くとも50重量部存在する配合物、かつ対応的に、 (b)20〜5重量部、好ましくは20〜10重量部
ポリクロロプレン系ゴム及びハロゲン化ブチルゴム、具
体的にはポリクロロプレン、塩素化ブチルゴム及び臭素
化ブチルゴムよりなる群から選ばれる合成ポリマーを含
む、エラストマー系物質を用いてトレッドパターンを完
成させる工程を含むことを特徴とする方法に関する。
【0030】ポリクロロプレン系ゴムは2−クロロ−
1,3−ブタジエンのホモポリマーおよび2−クロロ−
1,3−ブタジエンとブタジエンおよびイソプレンのよ
うなジエンモノマー類とのコポリマーを意図し、平均分
子量は2×104 から106 にわたり、該分子量は硫黄
またはアルキルメルカプタンを含む分子を用いて調節
し、ムーニー粘度は、ASTM規格D1646に従い測
定して、100℃で20から100ML(1+4)に及
ぶ。
【0031】ハロゲン化ブチルゴムはイソプレン含量が
1モル当り5%まで、平均分子量が104 から106
及び、塩素または臭素を含む物質の作用によって変性さ
せるイソブチレン−イソプレンコポリマーを意図する。
クロロブチルゴムは塩素含量が最高3重量%である。
【0032】ブロモブチルゴムは臭素含量が最高3重量
%である。
【0033】クロロブチルゴムとブロモブチルゴムのム
ーニー粘度は、ASTM規格D1646に従い測定して
125℃で20から60ML(1+8)に及ぶ。
【0034】本発明によるタイヤおよび配合物におい
て、前記エラストマー系組成物中に含まれる前記合成ポ
リマーの量は、エラストマー系物質100重量部当り8
ないし15重量部の範囲に限定するのが好ましい。
【0035】さらに好適な実施方法によれば、該エラス
トマー系組成物中に含まれるランプブラックの量はエラ
ストマー系物質100重量部当り45から55重量部に
及ぶ。
【0036】本発明のこれらおよび他の目的は、単に非
限定的実施例という条件で、以下の説明および添付表の
助けを得ればさらによく理解されよう。
【0037】表1は公知の技術水準の他の配合物の組成
と比較した本発明による配合物の組成を示す。
【0038】表2は若干の動的パラメーターに関する一
連の値によって、表1の配合物の若干の特徴を示す。
【0039】表3は、表1に従って本発明の配合物およ
び通常の技術水準の配合物を用いて、それぞれ仕上げた
トレッドを備えたラジアルチューブレス貨物車両用タイ
ヤ試料、サイズ315/80R22.5について行った
路上の挙動の比較試験結果を示す。
【0040】表4は、ふたたび前記動的パラメーターに
関する一連の値について、貨物車両のトレッド用の代表
的な配合において、配合物中の天然ゴムに対して増量し
た種々の合成ゴムの効果を示す。
【0041】従って、本発明は第一に自動車用タイヤ、
特に摩耗性の少ない道路を高走行速度で長距離を走る重
量貨物車両に用いられるタイヤに関する。
【0042】より一般的な形として、タイヤは、環状を
呈し、サイドが半径方向に内側でビードと呼ぶ2つの剛
性の高い部分で終るカーカスを含み、ビードはタイヤを
対応するアセンブリリムにしっかりと固定する特定の仕
事がある。
【0043】カーカスは半径方向に配列する繊維ロープ
または金属ロープを備えた1つ以上の補強層によって構
成することができ、タイヤの回転軸を含む平面内にある
か、または前記平面とある角度をなしている。
【0044】1つ以上のカーカス層の端部は、タイヤの
形式によって複数の裸またはゴム被覆金属巻線によって
構成され、ビードを補強する金属環状コア、周知のビー
ド線の周囲にそれぞれ内側から外側に半径方向に折り返
されている。
【0045】カーカスは、さらに、クラウンに配置さ
れ、地面と接触する浮き出し模様を有するトレッドスト
リップ、および恐らくカーカスとトレッドストリップの
中間に置かれ、ベルトとしてよく知られている円周方向
に非伸張性の補強環状構造物によって完成し、該構造物
の存在はラジアルカーカスの場合にタイヤの路上での正
しい挙動にとって不可欠である。
【0046】我々が今、ON形およびSUPER−ON
形の走行状態の重量貨物車両に用いるように特別に設計
されたタイヤを試験する場合には、該タイヤはチャネル
形のリム上に取付けられ、キーイング直径が22.5″
あり、ビードシーツがリムの回転軸に対して15°の角
度をなすチューブレスタイヤが好ましい。
【0047】該タイヤは金属が1層のラジアルカーカス
を含み、カーカスの端部は「パケット」形の補強ワイヤ
の周囲で折り返され、該ワイヤは周知のように複数の裸
金属巻線よりなり、たとえば米国特許第3,949,8
00号明細書または同じ出願人名の欧州特許出願EP第
288,986号明細書の説明によれば、該巻線は半径
方向および縦方向の両方で相互に接触している。
【0048】上記ワイヤの垂直断面は、タイヤの回転軸
を含む平面内にあり、リムの対応面に平行方向とある角
度をなす、すなわち前記回転軸とほぼ15°をなすさら
に半径方向に内方の面を有する多角形(たとえば、菱形
または六角形)である。
【0049】このようなタイヤでは、トレッドストリッ
プは高速での連続運転に特に適するようなたとえば溝付
き形、すなわち縦形の溝によって相互に分離された複数
の連続的円周状コードン、また連続的な、通常ジグザグ
模様付またはこの範囲内を残した加工し易い小さいブロ
ック状の形の浮出し模様がつけてある。
【0050】最後に、カーカスとトレッドとの間に任意
の便利な公知の種類のベルトを挿入するが、同一出願人
名儀の伊国特許第1,125,578号明細書に記載さ
れているものが好ましく、該ベルトは各層中で相互に平
行な薄い金属ロープで補強したゴム被覆繊維物質の2つ
の半径方向の重畳層より成り、タイヤの円周方向に対し
てある角度で、かつ隣接層とは直角に配置され、該層の
端部には半径方向の外側の位置に、伸びが大きく円周方
向に配向しているような薄い金属ロープで補強したゴム
被覆物質の2つの半径方向に重畳されたストリップを含
む。
【0051】前記の使用における性能を高めるために、
一般的タイヤ、しかし特に重量貨物車両用タイヤは本発
明によれば、エラストマー系組成物で仕上げたトレッド
ストリップを有し、また本発明の目的も、動的パラメー
ターE′およびE″はその比E″/E′(tangδとして
の方がよく知られている)が0℃の温度で≧0.3で7
0℃の温度で≦0.16の値を有している。
【0052】この結果は適当なポリマーを配合した天然
ゴムを主材とするエラストマー系組成物、すなわちエラ
ストマー系物質100重量部当り、80から95重量部
に及ぶ量の天然ゴムおよび20から5重量部にわたる対
応量の下記の群から選ばれる合成ポリマーを含むエラス
トマー系組成物を用いて好適に達成される。
【0053】−クロロプレン系ゴム、−塩素化ブチルゴ
ム、−臭素化ブチルゴム。
【0054】代替品として、単独の天然ゴム(NR)の
代りに、他のポリマーとの天然ゴムの2つの混合物(配
合物)を用いること、より正確にはスチレン−ブタジエ
ン(SBR)およびポリブタジエン(BR)を用いてN
R/BR、NR/SBR、NR/SBR/BR混合物と
することも可能であるが、この場合天然ゴムは少なくと
も50重量%を構成する。
【0055】上記ポリマーはそれ自体現在までに技術者
に周知のエラストマーであるので、その化学構造をここ
で詳細に説明する必要はないように思われるが、本特許
に述べたゴムの簡単な説明はたとえば Tecniche Nuove
編、Khaizi Nagdi著の書物「The Rubber Manual 」中に
示されている。前記のタイヤの特性とトレッド配合物の
動的性質との相関関係に基づいて、湿潤路面および乾燥
道路のロード・ホールディング機能を高め、同時に「O
N」および「SUPER−ON」形の運転時の重量貨物
車両に用いるタイヤに容認しうる程度に転がり抵抗を保
持する配合物は下記の性状を同時にもたなければならな
い。
【0056】(1) 0℃のtangδ≧0.3 (2) 70℃tangδ≦0.16さらに好ましく
は、また (3) 0℃のE′≧8MPa (4) 70℃のE″≧5MPa 上記の値は、初めの高さの20%の縦方向の変形を生じ
るまで圧縮予荷重を与え設定温度に保った直径が18mm
に等しく、高さが25mmの加硫配合物円筒形試料に毎秒
100サイクルの周期(100Hz)で予荷重下の高さ
のほぼ7.5%に等しい最大振幅を有する動的正弦変形
を加えた後に認められた。
【0057】表1は工場で工業的装置により製造した若
干の配合物の配合を示すが、これは次の表3に示す前述
のラジアルチューブレス重量貨物車両タイヤ、サイズ3
15/80R22.5の製造に用いられたものである。
配合物A、C、およびDはそれぞれNR、NR/SB
R、NR/BRで本発明以前の技術水準を示し、配合物
B(NR/ポリクロロプレン)は本発明の代表的なもの
である。
【0058】表2は表1の配合物の動的性質(前記)の
値を示す。この表から、本発明による配合物のみが前記
拘束条件(1)、(2)、(3)、(4)を満足するこ
とが明かである。
【0059】最後に表3は、上記表1に示すようにそれ
ぞれ配合物A、B、C、Dで構成したトレッドを備えた
前記重量貨物車両用タイヤサイズ315/80R22.
5を用いて行った道路挙動に関する結果を示す。
【0060】試験結果は天然ゴムのみの配合物Aのトレ
ッドを有するタイヤによって得られた結果に対する百分
率として表わす。
【0061】本発明以前の技術によって製造した配合物
C、Dは配合物Aよりは遥かにすぐれた乾燥路上での挙
動、湿潤路面でのロード・ホールディング挙動、および
滑らかな湿潤路面での扱い易さを示したが、同時にまた
高い転がり抵抗をも示すことを知ることができる。
【0062】これらの配合物は、従って真の改良となる
ものではなく、ただ種々の性質の平衡点の移動にすぎな
い。これに反して、本発明によって説明したように、天
然ゴムと合成ポリマーとの混合物で製造した配合物B
は、対照Aに対して操縦適正に関するすぐれた性質を有
しながら同時に転がり抵抗を不変に保つという目的を達
成する。
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】最後に、表4は、本発明により、天然ゴム
(NR)を主材として種々のタイプの増量した合成ポリ
マー(PS)を配合した重量貨物車両のトレッド用とし
て代表的な組成を有する1群の配合物(M)について行
った実験の結果を示すが、配合に用いたポリマーの量は
エラストマー100重量部当り5から20重量部の範囲
で使用し、関連するパラメーター値の対応する変動を算
定するために、表2で既に用いたものと同じ数値基準で
示した。
【0067】
【0068】使用した配合は表中のすべての配合物につ
いて同一であって、表1に示す配合物Aの配合と同じで
あり、異なる配合物間の相違は、ただ天然ゴムとの配合
に用いた合成ポリマーの種類だけである。本発明の合成
ゴム(それぞれポリクロロプレン、クロロブチルおよび
ブロモブチル)のほかに、表4はまた天然ゴムのみ(N
R)に関する結果および天然ゴムと自動車および重量貨
物車両用タイヤのトレッド配合物に通常用いられる他の
合成ゴム(スチレン−ブタジエンコポリマー、アクリロ
ニトリルコポリマー、エポキシ化天然ゴム)との配合物
に関する結果も、本発明によるゴムのみが所望の性能を
得ることが可能なことを示すために示した。
【0069】しかし、天然ゴムの代りに、前記他のポリ
マーとの天然ゴム混合物、たとえば本発明による比率の
ポリクロロプレンを添加したNR/SBR混合物を有す
る配合物については試験結果を示さなかった。
【0070】tangδの絶対値およびE′の絶対値は、表
示配合物に関する値とは異なるけれども、前記限界条件
(1)、(2)、(3)、(4)によって表わされる同
じ種類の逆比を維持するので、該データはより豊富な情
報を提供することなく不必要な程度に説明を抑制するで
あろう。
【0071】表4の配合物は実験室で調製した。
【0072】表4からポリクロロプレンまたはクロロブ
チルゴムまたはブロモブチルゴムを含有する本発明の配
合物のみが所望の性状を示すことが明かである。
【0073】実際に、天然ゴムのみの配合物Aの動的性
質がAに良好な転がり抵抗を示すようである[(2)参
照、すなわち70℃のtangδ≦0.16]けれども乾燥
路面および湿潤路面でのロード・ホールディング機能な
らびに湿潤路面での扱い易さは不十分である[なぜなら
ば条件(1)および(3)は0℃におけるtangδ≧0.
3および0℃におけるE′≧8MPa を満足していな
い]。さらにエポキシ化天然ゴム(H)も、またスチレ
ン−ブタジエンコポリマー(C)も、またブタジエン−
アクリロニトリルコポリマー(G)も1組の負荷条件を
満足する動的性質を有していない。
【0074】ポリクロロプレンまたは塩素化ブチルゴム
もしくは臭素化ブチルゴムを含有する本発明による配合
物のみが、合成ポリマーが5重量部以上の濃度で存在す
るときに前記条件を十分に満足する。
【0075】より具体的には、ポリクロロプレン(B)
およびブロモブチル(F)に関する限りでは条件(2)
は5ないし10重量部にわたる合成ポリマー含量の場合
に満足する一方、クロロブチル(E)を使用する場合に
前記区間が確かに妥当であるのを知ることができる。
【0076】他方、合成ポリマーの濃度が20重量部の
場合には、得られた結果から引裂抵抗がかなり減少する
のを知ることができる。
【0077】上記の観察結果によれば、該ポリマーの好
適な濃度はエラストマー100重量部に対して8から1
5重量部に及ぶ。
【0078】本発明による配合物は提案目的を達成した
ことを示した。
【0079】作業性に関しては、実験室試験、あらゆる
供試試験、および前記試験に用いられるタイヤの仕上げ
に必要な配合物の量は通常公知の配合物の製造に用いら
れ、本発明による配合物の流動的、静的、および動的特
性を評価するために対比配合物として用いられるのと同
じ方法により、同じ機械を用いて製造した。
【0080】より正確には、技術的公知の方法によって
製造した本発明の配合物は、通常用いられる配合物と全
く同等の加工性特性を有することを示した。いいかえる
と、エラストマー混合工程のみならずいろいろな物質の
種々の装入物がエラストマーに吸収される工程だけでな
く工場における半製品の製造においてもバンドリー装
置、混合機、押出機およびカレンダーにかける該配合物
の処理は通常品と同等の品質を有する半製品の製造に至
るまでのいかなる種類の難点特に表面外観および空孔の
程度に関する難点も生じない。
【0081】上記以外に、前記の配合物で仕上げた本発
明によるタイヤは使用上のいくつかの利点を得た。その
中の強調すべき主な利点は運転条件下での良好な挙動、
および乾燥路面のみならず湿潤路面でのすぐれたロード
・ホールディング機能、特に低温時のみのトレッド配合
物の高ヒステリシスによる良好なロード・ホールディン
グ機能、従って同等の転がり抵抗を伴う良好なロード・
ホールディング機能および特に過酷さの甚しくない条件
下での良好な耐摩耗性、並びにONおよびSUPER−
ON形の条件下でのタイヤ寿命の長さの必然的な延長で
ある。
【0082】上記に基づき、さらに本出願人は、本発明
の範囲内に入り、本発明書に完全に述べてあるタイヤの
性能を向上させる新規な方法を完成したことを指摘する
ことができる。
【0083】最後に、本記述が純粋に説明的ではあるが
非限定的な目的を有しており、従って本明細書には記載
されていないけれども本発明の思想から容易に推論しう
る変化や変形をこの分野の専門家が行うことができ、従
ってすべて本発明の範囲内にあることは明かであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−197540(JP,A) 特開 昭64−16844(JP,A) 特開 平2−51543(JP,A) 特開 昭63−312207(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 7/00 C08L 11/00 B60C 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用タイヤのトレッドストリップに
    使用するための、エラストマー系物質及びランプブラッ
    を含有するエラストマー系組成物において、上記エラストマー系物質が上記エラストマー系物質10
    0重量部あたり、 (a)80〜90重量部の天然ゴムもしくは天然ゴム
    スチレン−ブタジエンコポリマー及び/又はポリブタジ
    エンの配合物であって該配合物中の天然ゴムの量がエラ
    ストマー系物質100重量部を基準に少なくとも50重
    量部である配合物と、 (b)20〜10重量部のクロロプレンゴムと、 を含有し、 それにより、上記エラストマー系組成物が0℃における
    ロスタンジェント(tangδ)が0.30以上であり、7
    0℃におけるロスタンジェント(tangδ)が0.16以
    下であることを特徴とする、前記自動車用タイヤのトレ
    ッドストリップに使用するためのエラストマー系組成
    物。
  2. 【請求項2】 前記クロロプレンゴムの量が前記エラス
    トマー系物質100重量部あたり10〜15重量部であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー系組
    成物。
  3. 【請求項3】 前記ランプブラックの量が前記エラスト
    マー系物質100重量部あたり45〜55重量部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のエラストマー系組成
    物。
  4. 【請求項4】 弾性計数(E’)が0℃において8Mp
    a以上であり、かつ、70℃において5MPa以上であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のエラストマー系組
    成物。
  5. 【請求項5】 カーカスと、該カーカスのクラウン上の
    トレッドストリップと、サイドウォールと、タイヤを対
    応する車輪リムに固定するためのビードとを含む自動車
    車輪用タイヤにおいて、前記トレッドストリップが請求
    項1〜請求項3の何れか1項に記載のエラストマー系組
    成物からなることを特徴とする自動車車輪用タイヤ。
  6. 【請求項6】 前記エラストマー系組成物の弾性計数
    (E’)が0℃において8MPa以上であり、かつ、7
    0℃において5MPa以上であることを特徴とする請求
    項5に記載のタイヤ。
  7. 【請求項7】 サイドウォールとタイヤを対応する車輪
    リムに固定するためのビードとを有するラジアルタイヤ
    のカーカスと、該カーカスのクラウン上にトレッドデザ
    インを有するトレッドストリップと、カーカスとトレッ
    ドストリップとの間に配置され且つ円周方向に非伸張性
    の環状補強構造部とを含む重量車輌の車輪用チューブレ
    スタイヤであって、上記カーカスが単一の金属製プライ
    であり、このプライの両端が軸方向内側から外側に折り
    返され上記ビードを補強する金属製環状ビードコアを取
    り巻いており、上記ビードコアが、軸方向と半径方向の
    両方で相互に接触するように複数回巻いた裸金属線を含
    み、タイヤの回転軸を含む面に多角形の垂直断面を有
    し、その半径方向内方の側部が上記回転軸に対して15
    ゜に傾斜している当該チューブレスタイヤにおいて、上
    記トレッドストリップが請求項1〜請求項3の何れか1
    項に記載のエラストマー系組成物からなることを特徴と
    するチューブレスタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記エラストマー系組成物の弾性計数
    (E’)が0℃において8MPa以上であり、70℃に
    おいて5MPa以上であることを特徴とする請求項7に
    記載のチューブレスタイヤ。
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