JP3188214U - ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3188214U
JP3188214U JP2013006131U JP2013006131U JP3188214U JP 3188214 U JP3188214 U JP 3188214U JP 2013006131 U JP2013006131 U JP 2013006131U JP 2013006131 U JP2013006131 U JP 2013006131U JP 3188214 U JP3188214 U JP 3188214U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
outflow
pretreatment device
diesel engine
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013006131U
Other languages
English (en)
Inventor
豐源 馬
豐源 馬
聖元 廖
聖元 廖
Original Assignee
豐源 馬
豐源 馬
聖元 廖
聖元 廖
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豐源 馬, 豐源 馬, 聖元 廖, 聖元 廖 filed Critical 豐源 馬
Application granted granted Critical
Publication of JP3188214U publication Critical patent/JP3188214U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/033Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters in combination with other devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters

Abstract

【課題】ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させるために、ディーゼル燃料の前処理を行う前処理装置を提供する。【解決手段】少なくとも一つの処理器10を有し、各処理器は 流入口1111を具備する流入パイプ111と、該流入パイプと間隔を置いて配置されると共に、流出口1121を具備する流出パイプ112とを備える反応タンク11と、前記反応タンクの内壁における前記流入パイプが設けられる箇所に設置され、前記流入パイプの流入口を覆うと共に、複数の流入穴が形成される第一濾過部材12と、前記反応タンクの内壁における前記流出パイプが設けられる箇所に設置され、前記流出パイプの流出口を覆うと共に、複数の流出穴が形成される第二濾過部材13と、前記反応タンクの内部に充填され、前記流入穴よりも前記流出穴よりも大径の粒径を有する組成物14とを具備することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本考案は、特にディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させるために、ディーゼル燃料の前処理を行う前処理装置に関するものである。
ディーゼルエンジンに関する技術は熟成したものであるが、重要視された現代の環境保護意識の観点から見ると、例えば、燃焼効率の向上、燃料ノズルの改良、または同調式コンピュータコントロール燃料噴射技術などのディーゼルエンジンそのもののみに対する設計上の改善だけでは、もはやディーゼルエンジンを現代における厳格な排気ガス排出基準に符合させることができなくなった。
前記問題を解決するために、ディーゼルエンジンの排気ガスの後処理における主な技術の一種は、選択触媒還元(selective catalytic reduction、SCR)である。この技術では、アンモニア(NH)が触媒として排気ガスに導入させられると共に、窒素酸化物(NO)と反応させられることのより、窒素酸化物の排出量が低減させられるが、高コストになると言った欠点があったのみならず、アンモニアと窒素酸化物との反応によるアンモニア塩が金属材料の腐食に繋がるので、機械の寿命を短縮させてしまう。また、排気ガスは亜硫酸化合物を含有する場合、この亜硫酸化合物とアンモニアとの反応による亜硫酸アンモニウムまたは硫酸アンモニウムに対して、さらなる回収作業を行わなければならないことは、該技術を必要以上に複雑化させてしまう。
前記問題を解決するための他の技術としては、例えば、排気再循環(exahaust gas recirculation、EGR)とディーゼル微粒子捕集フィルター(Diesel particulate filter、DPF)との組み合わせる技術が挙げられる。この技術では、元の燃料の燃焼による排気ガスが再度ディーゼルエンジンの内部に導かれ、燃料と混合させられて燃焼されることにより、酸素含有量の少ない排気ガスが窒素酸化物の発生を抑制するが、大量の炭化水素微粒子を生成させることが欠点となる。故にディーゼルエンジン微粒子捕集フィルターを用い、前記微粒子を常時除去し続け、フィルター性能を再生しなければならない。また、この技術は、ディーゼルエンジンの燃料消費率及び熱負荷がを増大させられるので、ディーゼルエンジンの正常稼働を支えるために、冷却設備を追加実装することが必要となる。これにより、ディーゼルエンジン微粒子捕集フィルターの頻繁の再生プロセスはシステム総体の経済的効率を低減するだけでなく、冷却設備の追加もコストを増大してしまう。
特開2010−43633号公報
前記問題を解決するための従来の技術が存在するが、上述した通り、何れも例えばコスト増大などの悪影響をもたらす欠点らが伴っているものである。
そこで、案出されたのが本考案であって、ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させるために、ディーゼル燃料の前処理を行う前処理装置を提供することを目的としている。
本願の請求項1の考案は、少なくとも一つの処理器を有し、
各処理器は:
流入口を具備する流入パイプと、該流入パイプと間隔を置いて配置されると共に、流出口を具備する流出パイプとを備える反応タンクと、
前記反応タンクの内壁における前記流入パイプが設けられる箇所に設置され、前記流入パイプの流入口を覆うと共に、複数の流入穴が形成される第一濾過部材と、
前記反応タンクの内壁における前記流出パイプが設けられる箇所に設置され、前記流出パイプの流出口を覆うと共に、複数の流出穴が形成される第二濾過部材と、
前記反応タンクの内部に充填され、前記流入穴よりも前記流出穴よりも大径の粒径を有すると共に、遠赤外線材料、負イオン材料、両者の組み合わせからなる群より選択される組成物と、
を具備することを特徴とするディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
具体的には、本考案に係る前処理装置における反応タンクにおける該流入パイプおよび該流出パイプが配置される箇所にそれぞれ流入口および流出口とする開口を形成してもよい。
本考案に係る前処理装置における第一濾過部材が前記流入パイプの流入口を覆うと共に、複数の流入穴を具備することから、流入パイプの流入口及び第一濾過部材の流入穴を経由し、ディーゼル燃料を反応タンクの内部に流入させることができる。
また、本考案に係る前処理装置における第二濾過部材が前記流入パイプの流出口を覆うと共に、複数の流出穴を具備することから、流出パイプの流出口及び第二濾過部材の流出穴を経由し、ディーゼル燃料を反応タンクの内部から流出させることができる。
本考案に係る前処理装置における流入穴の穴径が20mm以下であり、10mmないし20mmであることが好ましい。
本考案に係る前処理装置における流出穴の穴径が20mm以下であり、10mmないし20mmであることが好ましい。
本考案に係る前処理装置における組成物の粒径が20mm以上であり、25mmないし60mmであることが好ましい。
本考案に係る前処理装置における組成物としての遠赤外線材料は、波長が6マイクロメートルないし14マイクロメートルの電磁波を発する、例えば無機化合物、微量金属及び天然鉱石による混合材料を含むが、それに限定されない高温焼結よりなる材料である。
本考案に係る前処理装置における組成物としての負イオン材料は、負イオンの放出量が3000個/立方センチメートル以上のものである。
本考案における、前記反応タンクの内部に充填されると共に、前記流入穴よりも前記流出穴よりも大径の組成物、前記流入パイプの流入口を覆う第一濾過部材、及び前記流出パイプの流出口を覆う第二濾過部材を有する構成によれば、ディーゼル燃料が流入パイプ及び第一濾過部材を経由し反応タンクの内部に前記組成物と混合、反応させられることが、炭化水素化合物の凝集現象を抑止するので、第二濾過部材を通して、前記組成物から分離され、流出パイプを通して継続的に流出するディーゼル燃料がディーゼルエンジンで燃焼されるとき、排気ガスの排出量を大幅に低減させることができる。故に、本考案に係る前処理装置は低コストで高効率処理を実現することができるといった産業上の利用可能性を有している。
また、本考案に係る前処理装置における、遠赤外線材料、負イオン材料、両者の組み合わせからなる群より選択される組成物が前記反応タンクの内部に充填される構成により、ディーゼル燃料が流入パイプ及び第一濾過部材を経由し反応タンクの内部に前記組成物と混合、反応させられることから、高分子量の炭化水素化合物の凝集現象が大幅に抑止され、分散された低分子量の炭化水素化合物の含量が増大する。第二濾過部材の流出穴の穴径は前記組成物の粒径より小径であるので、第二濾過部材の流出穴から前記流出パイプへ流出するディーゼル燃料は該組成物から分離される。この組成物から分離されたディーゼル燃料が大量の分散された低分子量の炭化水素化合物を有することにより、該ディーゼル燃料における空気と接触する表面積が大幅に増大されたので、ディーゼルエンジンで高効率の燃焼を行うことができる。
前記遠赤外線材料が酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化チタン、二酸化ケイ素、およびケイ酸塩を含有することが好ましい。
前記負イオン材料が電気石、麦飯石、カオリン、および長石を含有することが好ましい。
本願の請求項2の考案は、前記少なくとも一つの処理器はさらに、一つの磁性部材を具備し、該磁性部材は、前記流入パイプの表面における一部の周囲に設置されると共に、環状を呈することを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本願の請求項3の考案は、前記少なくとも一つの処理器はさらに、複数の磁性部材を具備し、該複数の磁性部材は、それぞれ、前記流入パイプの表面における一部の周囲に間隔をおいて設置されることを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
この構成によれば、前記第一濾過部材の流出穴を通ろうとするディーゼル燃料が本考案に係る前処理装置における流入パイプを通過する時、前記磁性部材が発する磁場が該磁場を通るディーゼル燃料を磁化させ、炭化水素化合物の凝集現象を低減させ、炭化水素化合物の分散率を向上させるので、細微化されたディーゼル燃料を得ることができる。この細微化されたディーゼル燃料が第一濾過部材の流入穴を通して、反応タンクの内部に前記組成物と混合されることが、さらに炭化水素化合物の凝集現象を低減させることから、大幅にディーゼル燃料の分子における空気と接触し得る表面積を増大させるので、燃焼効率をさらに向上させることができる。
前記磁性部材が希土類磁石永久磁石材料よりなるものであることが好ましい。
前記本考案に係る前処理装置における磁性部材を製造するための希土類永久磁石材料は、例えば、サマリウムコバルト永久磁石材料、ネオジム鉄ボロン永久磁石材料、アルニコ永久磁石材料を含むが、それに限定されないものである。該希土類永久磁石材料は、磁場が拡散しなく、導磁性を有しないと共に、磁場強度が6000ガウスないし12000ガウスのものである。
これにより、希土類永久磁石材料よりなる磁性部材は、外部電源を印加しなくても、永久磁場を発生させることができる。
本願の請求項4の考案は、前記流入パイプおよび流出パイプはそれぞれ前記反応タンクの対向側に配置され、
前記反応タンクの内部にさらに一つのプレートが設置され、該プレートは、前記流入パイプと前記流出パイプとを繋ぐ線と直交すると共に、前記流入パイプに面するストッパー面を具備し、該ストッパー面の面積は、前記反応タンクの内壁における前記流入パイプが設けられる箇所の面積より、やや小さいものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
前記プレートを有する構成によれば、本考案に係る前処理装置において、ディーゼル燃料が前記組成物と混合した状態にある時間を大幅に延長させるので、さらなる炭化水素化合物の分子量を下げる効果が得られる。
本願の請求項5の考案は、さらにケーシングを有し、該ケーシングは、少なくとも一つの処理器を収容し、前記少なくとも一つの処理器の流入パイプおよび流出パイプがそれぞれ該ケーシングを貫通するように配置されることを特徴とする請求項4に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本願の請求項6の考案は、該ケーシングは、第一側壁と、該第一側壁と対向する第二側壁とを有し、前記流入パイプは該第一側壁を貫通するように配置されると共に、前記流出パイプは該第二側壁を貫通するように配置されることを特徴とする請求項5に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本願の請求項7の考案は、さらに前記ケーシングおよび前記少なくとも一つの処理器に電気接続される電子コントローラを有し、該電子コントローラは、該ケーシングの表面に設置される表示パネルと、該ケーシングの表面に設置されると共に、前記少なくとも一つの処理器および該表示パネルに電気接続されるコントロールパネルとを具備することを特徴とする請求項6に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本願の請求項8の考案は、二つの処理器と、前記二つの処理器を接続させる転換手段とを有し、
前記転換手段は、
第一通路と、前記二つの処理器における一つの処理器の輸送パイプに接続される第二通路と、前記二つの処理器におけるもう一つの処理器の輸送パイプに接続される第三通路と、選択的前記第一通路、第二通路、及び第三通路を連通させるように、前記第一通路、第二通路、及び第三通路に接続される回転部材と、を備える三方バルブと、
前記第一通路に接続される輸送パイプと、
を具備することを特徴とする請求項7に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
前記二つの処理器と、前記二つの処理器を接続させる転換手段とを有する構成によれば、前記二つの処理器における一つの処理器が故障した時、前記転換手段の三方バルブを用い、ディーゼル燃料が輸送パイプからもう一つの処理器の流入パイプへ流入するように、処理器の流入パイプとの接続通路を切り替えることができる。故に、一つの処理器が故障しても、故障事故がもたらす影響を回避し、本考案に係る前処理装置を継続的に稼働させることができるので、産業上の利用可能性を有している。
本願の請求項9の考案は、前記二つの処理器の流入パイプが該第一側壁を貫通するように配置されると共に、前記二つの処理器の流出パイプが該第二側壁を貫通するように配置されることを特徴とする請求項8に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本願の請求項10の考案は、前記電子コントローラが前記ケーシングおよび前記二つの処理器に電気接続されると共に、前記コントロールパネルが前記二つの処理器に電気接続されることを特徴とする請求項9に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、ディーゼル燃料と前記組成物とを混合、反応させる。炭化水素化合物の凝集現象を抑止し、その分散率を向上させ、細微化されたディーゼル燃料を得ることから、ディーゼル燃料の分子における空気と接触し得る表面積を増大させ、燃焼効率を向上させるので、ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置を提供することができる。
本考案に係る前処理装置の第一実施例を示す斜視図である。 本考案に係る前処理装置の第一実施例を示す正面断面図である。 本考案に係る前処理装置の第二実施例を示す斜視図である。 本考案に係る前処理装置の第二実施例を示す側面図である。 本考案に係る前処理装置の第三実施例を示す斜視図である。 本考案に係る前処理装置の第三実施例を示す側面図である。 本考案に係る前処理装置の第四実施例を示す正面断面図である。 本考案に係る前処理装置の第五実施例を示す正面断面図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1および図2に示すように、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置における第一実施例は、処理器10と、ケーシング20と、電子コントローラ30とを有する。
前記処理器10は、反応タンク11と、第一濾過部材12と、第二濾過部材13と、組成物14とを具備する。
前記反応タンク11は、流入パイプ111と、該流入パイプ111と間隔を置いて配置される流出パイプ112とを備える。前記流入パイプ111は、前記反応タンク11における前記流入パイプ111が配置される箇所の内壁に形成される流入口1111を具備し、ディーゼル燃料の流入に供するものである。前記流出パイプ112は、前記反応タンク11における前記流入パイプ111の対向側に配置され、ディーゼルエンジンと接続される。この流出パイプ112は、前記反応タンク11における前記流出パイプ112が配置される箇所の内壁に形成される流出口1121を具備する。前記第一濾過部材12は、前記反応タンク11の内壁における前記流入パイプ111が設けられる箇所に設置され、前記流入パイプ111の流入口1111及びその周囲を覆うように、前記反応タンク11の内壁に被覆される。また、前記第一濾過部材12に、複数の流入穴が形成され、各流入穴の穴径は、20mm以下である。前記第二濾過部材13は、前記反応タンク11の内壁における前記流出パイプ112が設けられる箇所に設置され、前記流出パイプ112の流出口1121及びその周囲を覆うように、前記反応タンク11の内壁に被覆される。また、前記第二濾過部材13に、複数の流出穴が形成され、各流出穴の穴径は、20mm以下である。
前記組成物14は、前記反応タンク11の内部に充填され、前記流入穴1111よりも前記流出穴1121よりも大径の粒径を有する。前記組成物14の粒径は、例えば、25mmないし60mmであっても構わない。前記組成物14は、負イオン材料および遠赤外線材料を有する。該負イオン材料は、研磨された電気石、麦飯石、カオリン、および長石を混合させてなる混合物を、約セ氏1090度での焼結によるものである。該負イオン材料の総重量に基いて、それぞれ、電気石が15wt%ないし20wt%、麦飯石が10wt%ないし15wt%、カオリンが55wt%ないし60wt%、長石が15wt%ないし20wt%を占める。前記負イオン材料における負イオンの放出量は、3000個/立方センチメートル以上である。前記遠赤外線材料は、研磨された酸化アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化チタン、二酸化ケイ素、およびケイ酸塩を混合させてなる混合物を、約セ氏1300度での焼結によるものである。該遠赤外線材料の総重量に基いて、それぞれ、酸化アルミニウムが45wt%ないし55wt%、酸化カルシウムが10wt%ないし15wt%、酸化マンガンが15wt%ないし20wt%、酸化鉄が3wt%ないし8wt%、酸化チタンが15wt%ないし20wt%、二酸化ケイ素が5wt%ないし15wt%、ケイ酸塩が3wt%ないし8wt%を占める。前記遠赤外線材料は、波長が6マイクロメートルないし14マイクロメートルの電磁波を発するものである。
前記ケーシング20は、前記処理器10を収容すると共に、第一側壁21と、該第一側壁21と対向する第二側壁22とを有し、前記処理器10の流入パイプ111は該第一側壁21を貫通するように配置されると共に、前記処理器10の流出パイプ112は該第二側壁22を貫通するように配置される。
前記電子コントローラ30は、前記ケーシング20および前記処理器10に電気接続される。該電子コントローラ30は、表示パネル31と、コントロールパネル32とを具備する。前記表示パネル31は、該ケーシング20の表面に設置される。前記コントロールパネル32は、該ケーシング20の表面に設置されると共に、前記表示パネル31に電気接続される。前記コントロールパネル32は、ディーゼル燃料の供給量、反応タンク11の温度、圧力などを調節するために、さらに前記処理器10に電気接続される。
本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置を使用するとき、まずは前記コントロールパネル32により、ディーゼル燃料の供給量、反応タンク11の温度、圧力などを設定し、ディーゼル燃料を流入パイプ111より、第一濾過部材12の流入穴を通して、反応タンク11の内部に流入させると共に、前記組成物14と混合させる。この組成物14は負イオン材料および遠赤外線材料を含有するので、炭化水素化合物よりなるディーゼル燃料における凝集現象を低減させ、分散された炭化水素化合物の量を向上させる結果、凝集された高分子量の炭化水素化合物が減少し、低分子量の炭化水素化合物の含量が増大する。また、前記組成物14と混合されたディーゼル燃料を第二濾過部材13の流出穴を通して流出パイプ112へ流出させると、前記流出穴の穴径は前記組成物14の粒径より小径である故、この組成物14を第二濾過部材13で阻止し、ディーゼル燃料を該組成物14から分離させ、流出パイプ112を経由し、該流出パイプ112に接続されるディーゼルエンジンに流入させて燃焼を行うことができる。上述した処理が行われたディーゼル燃料における炭化水素化合物の凝集現象が低減され、該ディーゼル燃料においてよく分散された低分子量の炭化水素化合物の比率が向上されたので、空気と接触し得る表面積が大幅に増大されることから、このディーゼル燃料の燃焼効率を高くすることができる。
図3および図4に示すように、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置における第二実施例は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、前記処理器10がさらに一つの磁性部材15を具備し、該磁性部材15は、前記流入パイプ111の表面における一部の周囲に設置されると共に、環状を呈する点で異なる。前記磁性部材15は、希土類磁石永久磁石材料よりなるものである。前記の希土類永久磁石材料は、磁場強度が9000ガウス(Gauss)のアルニコ永久磁石材料である。
本実施例において、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置の使用状態は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、前記第一濾過部材12の流出穴を通ろうとするディーゼル燃料が本考案に係る前処理装置における流入パイプ111を通過する時、前記磁性部材15が発する磁場が該磁場を通るディーゼル燃料を磁化させる点で異なる。これにより、該ディーゼル燃料における炭化水素化合物の凝集現象が低減させられ、その分散率が向上させられるので、高分子量の炭化水素化合物の凝集現象が抑止され、分散された低分子量の炭化水素化合物の含量が増大することによる細微化されたディーゼル燃料を得ることができる。この細微化されたディーゼル燃料が第一濾過部材12の流入穴を通して、反応タンク11の内部に前記組成物14と混合されること、ならびにその後のステップは、既述された通りであるので、説明を省ける。
図5および図6に示すように、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置における第三実施例は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、前記処理器10がさらに複数の磁性部材15を具備し、該複数の磁性部材15は、前記流入パイプ111の表面における一部の周囲に設置され、また、隣同士の磁性部材15の間に間隔が置かれている点で異なる。前記磁性部材15は、希土類磁石永久磁石材料よりなるものである。前記の希土類永久磁石材料は、磁場強度が9000ガウスのアルニコ永久磁石材料である。
図7に示すように、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置における第四実施例は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、前記反応タンク11の内部にさらに複数のプレート113が設置される点で異なる。前記複数のプレート113における隣同士のプレート113の間には、間隔が置かれている。前記複数のプレート113において形成される複数の間隔の距離が一致したことが好ましいが、この態様に限定されない。また、各プレート113は、前記流入パイプ111と前記流出パイプ112とを繋ぐ線と直交すると共に、前記流入パイプ111に面するストッパー面1131を具備し、該ストッパー面1131の面積は、前記反応タンク11の内壁における前記流入パイプ111が設けられる箇所の面積より、やや小さいものである。
本実施例におけるディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置の使用状態は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、後述の点で異なる。ディーゼル燃料を流出パイプ111を経由して反応タンク11の内部に流入させる際、該反応タンク11の内部に前記流入パイプ111と前記流出パイプ112とを繋ぐ線と直交する前記複数のプレート113が設けられると共に、各プレート113のストッパー面1131の面積が前記反応タンク11の内壁における前記流入パイプ111が設けられる箇所の面積よりやや小さいことから、ディーゼル燃料が前記組成物14と混合した状態にある時間を大幅に延長させ、さらなる炭化水素化合物の凝集現象を低減させる効果を得ることができる。
図8に示すように、本考案に係るディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置における第五実施例は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、第一処理器10aと、第二処理器10bと、前記第一処理器10aと第二処理器10bとを接続させる転換手段40とを有する点で異なる。前記転換手段40は、三方バルブ41と、該転換手段40と接続される輸送パイプ42とを具備する。前記三方バルブ41は、回転部材411と、第一通路412と、第二通路413と、第三通路414とを備える。前記第一通路412、第二通路413、および第三通路414が前記回転部材411に接続される。前記輸送パイプ42が前記第一通路412に接続される。前記第一処理器10aの流出パイプ111aが前記第二通路413に接続される。前記第二処理器10bの流出パイプ111bが前記第三通路414に接続される。該回転部材411は回転可能なものであるので、選択的前記第一通路412、第二通路413、及び第三通路414を連通させることができる。
前記ケーシング20は、前記第一処理器10aおよび前記第二処理器10bを収容すると共に、第一側壁21と、該第一側壁21と対向する第二側壁22とを有し、前記第一処理器10aの流入パイプ111aおよび前記第二処理器10bの流入パイプ111bは該第一側壁21を貫通するように配置されると共に、前記第一処理器10aの流出パイプ112aおよび前記第二処理器10bの流出パイプ112bは該第二側壁22を貫通するように配置される。
本実施例におけるディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置の使用状態は、前記第一実施例とほぼ同様であるが、後述の点で異なる。前記第一処理器10aおよび前記第二処理器10bを同時に使用する場合、前記回転部材411が前記第一通路412、第二通路413、および第三通路414を互いに連通させる位置に切り替えられた状態で、前記輸送パイプ42からディーゼル燃料を前記三方バルブ41を通して、前記第一処理器10aの流出パイプ111aおよび前記第二処理器10bの流出パイプ111bに流入させ、それぞれその後の既述された処理を受ける。該既述された処理に関する詳細は省ける。また、第一処理器10aが故障した場合、前記回転部材411が前記第一通路412と第三通路414とを連通させる位置に切り替えられた状態で、ディーゼル燃料を前記第二処理器10bの流出パイプ111bに流入させ、既述されたその後の処理を受ける。また、第二処理器10bが故障した場合、前記回転部材411が前記第二通路413と第一通路412とを連通させる位置に切り替えられた状態で、ディーゼル燃料を前記第一処理器10aの流出パイプ111aに流入させ、既述されたその後の処理を受ける。
上述した通り、前記遠赤外線材料、負イオン材料、両者の組み合わせからなる群より選択される組成物は、ディーゼル燃料が前記流入パイプを経由して流入する前記反応タンクの内部に充填されると共に、前記流入パイプの流入口を覆う第一濾過部材の流入穴よりも大径である。該組成物は、炭化水素化合物からなるディーゼル燃料における凝集現象を低減させる。また、該組成物は、前記流出パイプの流出口を覆う第二濾過部材の流出穴よりも大径であるので、前記第二濾過部材を経由して前記組成物と混合されたディーゼル燃料を第二濾過部材の流出穴を通して流出パイプへ流出させると、ディーゼル燃料を組成物から分離させることができる。上述した処理を受けることにより、ディーゼル燃料における炭化水素化合物の凝集現象が大幅に低減され、凝集された高分子量の炭化水素化合物が減少すると共に、よく分散された低分子量の炭化水素化合物が増加したので、空気と接触する表面積が大幅に増大されることから、前記流出パイプからディーゼルエンジンにおいて、前記処理を受けたディーゼル燃料の燃焼効率を向上させることができる。
本考案は上記の構成を有するので、ディーゼル燃料が流出パイプ及び第一濾過部材を経由し反応タンクの内部に前記組成物と混合、反応させられることが、炭化水素化合物の凝集現象が抑止するので、第二濾過部材を通して、前記組成物と分離し、流出パイプを通して継続的に流出するディーゼル燃料がディーゼルエンジンで燃焼されるとき、排気ガスの排出量を大幅に低減させることができる。故に、本考案に係る前処理装置は低コストで高効率処理を実現することができるといった産業上の利用可能性を有している。
10 処理器
10a 第一処理器
10b 第二処理器
11 反応タンク
12 第一過濾器
13 第二過濾器
14 組成物
15 磁性部材
15a 磁性部材
111 流入パイプ
1111 流入口
111a 流入パイプ
111b 流入パイプ
112 流出パイプ
1121 流出口
112a 流出パイプ
112b 流出パイプ
113 プレート
20 ケーシング
21 第一側壁
22 第二側壁
30 電子コントローラ
31 表示パネル
32 コントロールパネル
40 転換手段
41 三方バルブ
42 輸送パイプ
411 回転部材
412 第一通路
413 第二通路
414 第三通路

Claims (10)

  1. 少なくとも一つの処理器を有し、
    各処理器は:
    流入口を具備する流入パイプと、該流入パイプと間隔を置いて配置されると共に、流出口を具備する流出パイプとを備える反応タンクと、
    前記反応タンクの内壁における前記流入パイプが設けられる箇所に設置され、前記流入パイプの流入口を覆うと共に、複数の流入穴が形成される第一濾過部材と、
    前記反応タンクの内壁における前記流出パイプが設けられる箇所に設置され、前記流出パイプの流出口を覆うと共に、複数の流出穴が形成される第二濾過部材と、
    前記反応タンクの内部に充填され、前記流入穴よりも前記流出穴よりも大径の粒径を有すると共に、遠赤外線材料、負イオン材料、両者の組み合わせからなる群より選択される組成物と、
    を具備することを特徴とするディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  2. 前記少なくとも一つの処理器はさらに、一つの磁性部材を具備し、該磁性部材は、前記流入パイプの表面における一部の周囲に設置されると共に、環状を呈することを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  3. 前記少なくとも一つの処理器はさらに、複数の磁性部材を具備し、該複数の磁性部材は、それぞれ、前記流入パイプの表面における一部の周囲に間隔をおいて設置されることを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  4. 前記流入パイプおよび流出パイプはそれぞれ前記反応タンクの対向側に配置され、
    前記反応タンクの内部にさらに一つのプレートが設置され、該プレートは、前記流入パイプと前記流出パイプとを繋ぐ線と直交すると共に、前記流入パイプに面するストッパー面を具備し、該ストッパー面の面積は、前記反応タンクの内壁における前記流入パイプが設けられる箇所の面積より、やや小さいものであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  5. さらにケーシングを有し、該ケーシングは、少なくとも一つの処理器を収容し、前記少なくとも一つの処理器の流入パイプおよび流出パイプがそれぞれ該ケーシングを貫通するように配置されることを特徴とする請求項4に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  6. 該ケーシングは、第一側壁と、該第一側壁と対向する第二側壁とを有し、前記流入パイプは該第一側壁を貫通するように配置されると共に、前記流出パイプは該第二側壁を貫通するように配置されることを特徴とする請求項5に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  7. さらに前記ケーシングおよび前記少なくとも一つの処理器に電気接続される電子コントローラを有し、該電子コントローラは、該ケーシングの表面に設置される表示パネルと、該ケーシングの表面に設置されると共に、前記少なくとも一つの処理器および該表示パネルに電気接続されるコントロールパネルとを具備することを特徴とする請求項6に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  8. 二つの処理器と、前記二つの処理器を接続させる転換手段とを有し、
    前記転換手段は、
    第一通路と、前記二つの処理器における一つの処理器の輸送パイプに接続される第二通路と、前記二つの処理器におけるもう一つの処理器の輸送パイプに接続される第三通路と、選択的前記第一通路、第二通路、及び第三通路を連通させるように、前記第一通路、第二通路、及び第三通路に接続される回転部材と、を備える三方バルブと、
    前記第一通路に接続される輸送パイプと、
    を具備することを特徴とする請求項7に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  9. 前記二つの処理器の流入パイプが該第一側壁を貫通するように配置されると共に、前記二つの処理器の流出パイプが該第二側壁を貫通するように配置されることを特徴とする請求項8に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
  10. 前記電子コントローラが前記ケーシングおよび前記二つの処理器に電気接続されると共に、前記コントロールパネルが前記二つの処理器に電気接続されることを特徴とする請求項9に記載のディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置。
JP2013006131U 2012-11-13 2013-10-25 ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置 Expired - Fee Related JP3188214U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW101221913U TWM448562U (zh) 2012-11-13 2012-11-13 降低柴油機之廢氣排放的預處理裝置
TW101221913 2012-11-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3188214U true JP3188214U (ja) 2014-01-09

Family

ID=48472058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013006131U Expired - Fee Related JP3188214U (ja) 2012-11-13 2013-10-25 ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3188214U (ja)
KR (1) KR200478496Y1 (ja)
CN (1) CN203175719U (ja)
TW (1) TWM448562U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101959684B1 (ko) 2018-09-05 2019-03-18 김근수 역기류가스 역류방지 장치
KR102194439B1 (ko) 2019-03-05 2020-12-23 김근수 역기류가스 역류방지 장치

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1302409B1 (it) * 1998-07-27 2000-09-05 Riccobono Claudio Dispositivo ad immersione per la riduzione delle emissioni inquinantie per il risparmio energetico nei veicoli a combustione di idrocarburi

Also Published As

Publication number Publication date
CN203175719U (zh) 2013-09-04
KR200478496Y1 (ko) 2015-10-13
TWM448562U (zh) 2013-03-11
KR20140003000U (ko) 2014-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8375703B2 (en) Exhaust gas purification device
EP3470642A1 (en) Asynchronous reductant insertion in aftertreatment systems
JP3188214U (ja) ディーゼルエンジンの排気ガス排出量を低減させる前処理装置
CN204275811U (zh) 一种带催化剂的等离子体脱硝装置
CN106979101A (zh) 具有至少一个排气再循环处理装置的发动机排气再循环系统
JP2011032970A (ja) エンジンの排気浄化装置
JP2014510867A (ja) Egr回路内にアンモニアスリップ触媒を有する排気システム
CN102019188A (zh) 一种用于nh3-scr烟气脱硝的磁性材料催化剂及其应用
GB2518360A (en) Exhaust treatment apparatus and method
CN105797679A (zh) 一种同步去除废水氨氮和磷酸根的沸石改性方法
CN104781516A (zh) 内燃机的排气净化装置
JP2008115796A (ja) 内燃機関の還元剤分散装置
CN104368240B (zh) 一种磁助气固相反应净化烟气的方法及装置
CN105771997A (zh) 一种脱碱赤泥的制备方法及其用途
Hu et al. Heterogeneous photo-Fenton catalyst α-Fe2O3@ g-C3N4@ NH2-MIL-101 (Fe) with dual Z-Scheme heterojunction for degradation of tetracycline
CN202039923U (zh) 带废气后处理系统的排气装置
JP2018076801A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化システム
CN203374344U (zh) 一种柴油车尾气净化用poc金属载体后处理器
KR101784492B1 (ko) 선박용 후처리 장치
US11571655B2 (en) Activated carbon adsorption tower and gas purification device
JP2016121547A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化システム及び内燃機関の排気ガス浄化方法
CN206229180U (zh) 一种高效能的脱硝设备
JP4287115B2 (ja) 給送燃料油改質装置
CN204716360U (zh) 一种催化消声器
CN206474000U (zh) 高效率的脱硝设备

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3188214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees