JP3188168B2 - Cmos半導体装置 - Google Patents

Cmos半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMOS半導体装
置において、特にP型、N型ウエハ基板にかかわらず機
能するキャパシタを提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CMOS半導体装置は、要求され
る回路特性、デバイス特性、その他の目的に応じて、P
型ウエハ基板とN型ウエハ基板を使い分けていた。ま
た、キャパシタは、ゲート酸化膜形成とゲート酸化膜工
程のプロセスモニター及び完成品の質を検査するため
に、必須のデバイスである。
【0003】そして、現行ではP型ウエハ基板とN型ウ
エハ基板とでは、キャパシタ形状を変えなければならな
かった。以下、P型ウエハ基板とN型ウエハ基板の各キ
ャパシタ形状について、図6乃至図9に基づき説明す
る。尚、図6及び図7はP型ウエハ基板で、図7は図6
のA−A断面図で、図8及び図9はN型ウエハ基板で、
図9は図8のB−B断面図である。
【0004】先ず、P型ウエハ基板51を使用する場合
には、図6及び図7に示すように当該基板51上にP型
ウエル52及びN型ウエル53が形成され、該P型ウエ
ル52上にNチャネル型キャパシタ55が形成され、ま
たN型ウエル53上にPチャネル型キャパシタ56が形
成されている。そして、周知な方法によりゲート酸化膜
の膜質評価を行う際に、Nチャネル型キャパシタ55側
では、電荷が基板表面からP型ウエル52、そしてP型
基板51を通って直接基板裏面に抜け、Pチャネル型キ
ャパシタ56側では、電荷が基板表面からN型ウエル5
3を通って、N+ 型拡散層58、金属配線59、P+ 型
拡散層60、そしてP型基板51を通って基板裏面に抜
けるように形成されている。62はP型ウエル52内に
形成されたP+ 型拡散層である。尚、該拡散層62は、
P型ウエル52の電位固定に有効である。
【0005】更に、N型ウエハ基板71を使用する場合
には、図8及び図9に示すように当該基板71上にP型
ウエル72及びN型ウエル73が形成され、該P型ウエ
ル72上にNチャネル型キャパシタ75が形成され、ま
たN型ウエル73上にPチャネル型キャパシタ76が形
成されている。そして、ゲート酸化膜の膜質評価を行う
際に、Nチャネル型キャパシタ75側では、電荷が基板
表面からP型ウエル72を通って、P+ 型拡散層78、
金属配線79、N+ 型拡散層80、そしてN型基板71
を通って基板裏面に抜け、Pチャネル型キャパシタ側7
6では、電荷が基板表面からN型ウエル73、そしてN
型基板71を通って直接基板裏面に抜けるように形成さ
れている。82はN型ウエル73内に形成されたN+ 型
拡散層である。尚、該拡散層82は、N型ウエル73の
電位固定に有効である。
【0006】しかし、マスク設計をする際に、ウエハ基
板をP型あるいはN型に区別してキャパシタを設置する
のは、非常にわずらわしかった。また、キャパシタを誤
って使用すると、モニターできないとか、マスクを多数
枚修正しなければならず、不便であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はP型
あるいはN型ウエハ基板にかかわらず、使用できるキャ
パシタを有するCMOS半導体装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のCMO
S半導体装置は、ウエハ基板上に形成された一導電型及
び逆導電型ウエル上の素子形成領域上に、それぞれ前記
ウエルを一方の電極として形成されたMOS型キャパシ
タと、前記一導電型ウエル内の周辺部を囲むように形成
された一導電型拡散層と、前記一導電型拡散層を囲むよ
うに前記一導電型ウエルの外側に形成された逆導電型拡
散層と、前記逆導電型ウエル内の周辺部を囲むように形
成された逆導電型拡散層と、前記逆導電型拡散層を囲む
ように前記逆導電型ウエルの外側に形成された一導電型
拡散層と、前記隣り合った一導電型拡散層及び逆導電型
拡散層を跨ぐ形で接続された金属配線とから成ることを
特徴とする。また、本発明のCMOS半導体装置は、ウ
エハ基板上に隣り合うように形成された一導電型及び逆
導電型ウエル上の素子形成領域上に、それぞれ前記ウエ
ルを一方の電極として形成されたMOS型キャパシタ
と、前記一導電型ウエル内及び逆導電型ウエル内のそれ
ぞれの周辺部を囲むように形成された一導電型拡散層及
び逆導電型拡散層と、前記隣り合った一導電型拡散層及
び逆導電型拡散層を跨ぐ形で接続された金属配線とから
成ることを特徴とする。
【0009】また、本発明はP型あるいはN型ウエハ基
板上に隣り合うように形成されたP型ウエル2及びN型
ウエル3上の素子形成領域上に形成されたキャパシタ
4、5と、前記P型ウエル2内あるいはN型ウエル3内
の周辺部を囲むように形成されたP+ 型拡散層20ある
いはN+ 型拡散層21と、前記隣り合ったP+ 型拡散層
20及びN+ 型拡散層21を跨ぐ形で接続された金属配
線16とから成るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のCMOS半導体装置の一
実施の形態について、図1乃至図3の図面に基づき説明
する。尚、図2及び図3は図1のC−C断面図であり、
図2はP型ウエハ基板1Aを使用し、図3はN型ウエハ
基板1Bを使用している。以下、便宜的にP型ウエハ基
板1Aに形成されたCMOS半導体装置について説明す
る。
【0011】先ず、図2に示すように1AはP型ウエハ
基板で、当該基板1A上にP型ウエハ2及びN型ウエハ
3が形成され、該P型ウエハ2上にNチャネル型MOS
キャパシタ4(以下、Nチャネル型キャパシタと略称す
る。)が形成され、N型ウエハ3上にPチャネル型MO
Sキャパシタ5(以下、Pチャネル型キャパシタと略称
する。)が形成されている。即ち、基板1A上に素子分
離用のLOCOS酸化膜8が形成された後に、該LOC
OS酸化膜8をマスクにして基板全面が熱酸化され、ゲ
ート酸化膜9が形成される。次に、全面にポリシリコン
膜が形成された後に、周知な方法によりパターニングさ
れて素子形成領域上にゲート電極10が形成されてい
る。
【0012】また、前記P型ウエル2内の周辺部を囲む
ようにP+ 型拡散層12Aが形成され、該P+ 型拡散層
12Aを囲むようにP型ウエル2の外側にN+ 型拡散層
13Aが形成されている。尚、前記拡散層12Aは、P
型ウエル2の電位固定に有効である。同様に、前記N型
ウエル3内の周辺部を囲むようにN+ 型拡散層13Bが
形成され、該N+ 型拡散層13Bを囲むようにN型ウエ
ル3の外側にP+ 型拡散層12Bが形成されている。
尚、前記拡散層13Bは、N型ウエル3の電位固定に有
効である。次に、全面に層間絶縁膜15が形成され(後
述するゲート酸化膜の膜質評価検査のため、ゲート電極
10の一部表面が露出している。)、該層間絶縁膜15
に隣り合う前記P+ 型拡散層12AとN+ 型拡散層13
A及びN+型拡散層13BとP+ 型拡散層12B上にコ
ンタクト孔が形成された後に、該コンタクト孔を介して
前記P+ 型拡散層12AとN+ 型拡散層13A及びN+
型拡散層13BとP+ 型拡散層12Bにコンタクトする
金属配線16が形成されている。同様にして、図3に示
すようにN型ウエル基板1BにもCMOS半導体装置が
形成される。
【0013】以下、このようにして形成されたCMOS
半導体装置のゲート酸化膜の膜質評価について説明す
る。先ず、図2に示すようにP型ウエハ基板1Aを使用
したCMOS半導体装置のゲート酸化膜の膜質評価にお
いては、Nチャネル型キャパシタ4側では、電荷が基板
表面からP型ウエル2、そしてP型基板1Aを通って直
接基板裏面に抜け、Pチャネル型キャパシタ5側では、
電荷が基板表面からN型ウエル3を通って、N+ 型拡散
層13B、金属配線16、P+ 型拡散層12B、そして
P型基板1Aを通って基板裏面に抜ける(図面中の一点
鎖線参照)。
【0014】また、図3に示すようにN型ウエハ基板1
Bを使用したCMOS半導体装置のゲート酸化膜の膜質
評価においては、Pチャネル型キャパシタ5側では、電
荷が基板表面からN型ウエル3、そしてN型基板1Bを
通って直接基板裏面に抜け、Nチャネル型キャパシタ4
側では、電荷が基板表面からP型ウエル2を通って、P
+ 型拡散層12A、金属配線16、N+ 型拡散層13
A、そしてN型基板1Bを通って基板裏面に抜ける(図
面中の一点鎖線参照)。
【0015】このように本発明では、キャパシタのデザ
イン・ルールを工夫することにより、P型、N型ウエハ
基板にかかわらず、どちらでも機能するキャパシタが得
られる。また、図4及び図5に示すように前述したCM
OS半導体装置の微細化をはかるようにしても良い。
尚、図5は図4のD−D断面図である。
【0016】即ち、図5に示すようにP型あるいはN型
ウエハ基板1上にP型ウエル2及びN型ウエル3を隣り
合わせに形成して微細化をはかった状態で、P型ウエル
2内の周辺部にP+ 型拡散層20を形成し、N型ウエル
3内の周辺部にN+ 型拡散層21を形成している。
【0017】
【発明の効果】以上、本発明のCMOS半導体装置によ
れば、マスク設計をする際に、ウエハ基板のP型、N型
にかかわらず、同じキャパシタを使用することができ、
作業性が向上する。また、キャパシタの選択を誤った場
合に、従来の検査ができないとか、マスクを修正しなけ
ればならないといった不都合が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCMOS半導体装置を示す平面図であ
る。
【図2】図1のC−C断面図である。
【図3】図1のC−C断面図である。
【図4】本発明の他のCMOS半導体装置を示す平面図
である。
【図5】図4のD−D断面図である。
【図6】従来のCMOS半導体装置を示す平面図であ
る。
【図7】図6のA−A断面図である。
【図8】従来のCMOS半導体装置を示す平面図であ
る。
【図9】図8のB−B断面図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ基板上に形成された一導電型及び
    逆導電型ウエル上の素子形成領域上に、それぞれ前記ウ
    エルを一方の電極として形成されたMOS型キャパシタ
    と、 前記一導電型ウエル内の周辺部を囲むように形成された
    一導電型拡散層と、 前記一導電型拡散層を囲むように前記一導電型ウエルの
    外側に形成された逆導電型拡散層と、 前記逆導電型ウエル内の周辺部を囲むように形成された
    逆導電型拡散層と、 前記逆導電型拡散層を囲むように前記逆導電型ウエルの
    外側に形成された一導電型拡散層と、 前記隣り合った一導電型拡散層及び逆導電型拡散層を跨
    ぐ形で接続された金属配線とから成ることを特徴とする
    CMOS半導体装置。
  2. 【請求項2】 ウエハ基板上に隣り合うように形成され
    た一導電型及び逆導電型ウエル上の素子形成領域上に
    それぞれ前記ウエルを一方の電極として形成されたMO
    S型キャパシタと、 前記一導電型ウエル内及び逆導電型ウエル内のそれぞれ
    周辺部を囲むように形成された一導電型拡散層及び
    導電型拡散層と、 前記隣り合った一導電型拡散層及び逆導電型拡散層を跨
    ぐ形で接続された金属配線とから成ることを特徴とする
    CMOS半導体装置。
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